JP2001154269A - 画像読取装置、画像処理システム、オートフォーカス制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像処理システム、オートフォーカス制御方法及び記憶媒体

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JP2001154269A
JP2001154269A JP34007999A JP34007999A JP2001154269A JP 2001154269 A JP2001154269 A JP 2001154269A JP 34007999 A JP34007999 A JP 34007999A JP 34007999 A JP34007999 A JP 34007999A JP 2001154269 A JP2001154269 A JP 2001154269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効な画像の存在する場所や有効な画像の存
在する確率の高い場所を探すことで、また、オートフォ
ーカスに悪影響を及ぼすデータを取り込まないようにす
ることで、オートフォーカスの成功する確率を高くする
ことを可能とした画像読取装置、画像処理システム、オ
ートフォーカス制御方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 予め指定されている画像範囲を元に画像
を読み取る位置を決定し、イメージセンサ13をスクリ
ーン9上の決定された位置へ移動させ、有効な画像が存
在している可能性の高い位置でオートフォーカスを行う
制御、オートフォーカスのために取得する画像データの
取得範囲を設定された範囲とする制御等を行う画像処理
部及び制御部22を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置、画
像処理システム、オートフォーカス制御方法及び記憶媒
体に関し、特に、紙原稿やマイクロフィルムを読み取る
場合に好適な画像読取装置、画像処理システム、オート
フォーカス制御方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロフィルムから画像を読み
取るマイクロフィルマや、紙原稿等から画像を読み取る
イメージスキャナなどの画像読取装置が存在する。従来
のマイクロフィルマやイメージスキャナなどの画像読取
装置においては、画像を読み取る際に紙原稿やマイクロ
フィルムからの反射光や透過光による画像を読取手段で
鮮明に読み取るために、フォーカスを調節する必要があ
る。原稿から読取手段までの距離が一定で倍率も一定な
どといった場合には一度調節するだけでよいが、例えば
倍率が複数種類使用可能な画像読取装置などの場合に
は、その都度フォーカスを再調整する必要がある。この
ようにフォーカスを調整する必要がある場合にオートフ
ォーカス機能が備わっている装置であれば、必要なとき
に自動的にフォーカスを調整することができる。
【0003】通常、オートフォーカスを行う画像読取装
置は、専用のイメージセンサを用意するか画像を読み取
るためのイメージセンサを兼用して画像の存在する位置
にイメージセンサを移動して読み取った原稿から所定の
演算を行い、その結果をフォーカス値としてレンズを上
下に動かしながら画像を読み取り、演算を行う。そし
て、演算結果として算出されたフォーカス値の最も適切
なときの位置にレンズを移動することによって、オート
フォーカスを実現している場合が多い。
【0004】例えば図11に示すようにオートフォーカ
スがONとなると、先ずオートフォーカスを行うための
画像を読み取るイメージセンサ(ラインセンサ)111
がフィルム画像を投影しているスクリーン112上の特
定の位置まで移動して停止する。そして、イメージセン
サ(ラインセンサ)111は固定したままでフォーカス
レンズを上下に移動しながら同じ位置の画像を連続して
読み取る。尚、図中113はズームモータを示す。こう
して読み取った画像は、フォーカスレンズのそれぞれの
位置でのフォーカス値を計算するために使用される。こ
の計算は、例えば隣り合う画素との差分の絶対値を2乗
してこれを1ライン分積算するなどといった、計算結果
によってどの程度フォーカスが合っているかを知ること
ができる計算を行う。
【0005】この計算をフォーカスレンズを上下に移動
させながら行い、フォーカスレンズがどの位置にある時
にどのような計算結果が得られるかを調べることによ
り、最もフォーカスの合っているフォーカスレンズの位
置を知ることができる。例えば上記の計算を行う場合
は、計算結果が高いほど隣り合う画素の濃度差がはっき
りしているため、フォーカスが合っていると考えること
ができる。従って、計算値が最も高くなった時のフォー
カスレンズの位置が最もフォーカスの合っている位置で
あると判断できる。従って、この計算結果が最も高い時
の位置にフォーカスレンズを移動させ、イメージセンサ
(ラインセンサ)111をホームポジションに戻すこと
によってオートフォーカスが完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、従来の画像読取装置ではオートフォーカスを行うた
めにフォーカスを変更すると、それに伴いスクリーン上
でのフィルム画像の拡大率が変化してしまう。これは、
図12に示すように、フォーカスレンズ121とフィル
ム122及びフォーカスレンズ121とスクリーン12
3で形成される三角形は相似となる関係を保っている
が、フォーカスを変化させるためにフォーカスレンズ1
21の位置を変化させることによりそれぞれの三角形の
大きさが変化してしまう。これにより画像の拡大率が変
化し、スクリーン123上に投影されるフィルム画像の
大きさも変化してしまう。即ち、オートフォーカスを行
うためにフォーカスレンズ121を上下させると、それ
と共にスクリーン123上の画像の大きさが変わってし
まい、イメージセンサで読み取っている画像の位置が変
わってしまう。
【0007】また、オートフォーカス時にはイメージセ
ンサを待機位置からスクリーン123上のフィルム画像
が投影されている位置に移動してオートフォーカスのた
めの画像を読み取るが、移動先に画像が存在していると
は限らないため、画像の存在しない部分に対してオート
フォーカスを行ってしまう可能性がある。そして、フィ
ルム画像を投影するスクリーン123上には、フィルム
画像の他にフィルムの表裏やフィルムを固定しているガ
ラス面などのゴミ・疵・汚れなども投影されている場合
もあり、これらのものとフィルム画像との区別がつか
ず、オートフォーカス時にはゴミなどに対してフォーカ
スを合わせてしまう場合もありうる。
【0008】更に、読取手段の感度などによっては、ス
クリーン123での閲覧時とイメージセンサによる画像
読み取り時でのフィルムを照射するランプの光量は異な
る場合が多く、スクリーン123で画像を閲覧している
時にランプの光量を変えずにオートフォーカスを行う
と、イメージセンサから出力される画像データの信号が
飽和してしまい正常なフォーカスデータを計算できなく
なってしまうという問題があった。
【0009】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、有効な画像の存在する場所や有効な画像の存在
する確率の高い場所を探すことで、また、オートフォー
カスに悪影響を及ぼすデータを取り込まないようにする
ことで、オートフォーカスの成功する確率を高くするこ
とを可能とした画像読取装置、画像処理システム、オー
トフォーカス制御方法及び記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、フィルム画像を読み取る読取手
段と、該読取手段を移動させる移動手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、前記読取手段で読み取
った画像データに基づき制御されるオートフォーカス機
構とを備える画像読取装置であって、オートフォーカス
中に前記移動手段を介して前記読取手段を移動させる制
御手段を具備したことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、フィルム画像を読み取る読取手段と、該読取手段を
移動させる移動手段と、前記フィルム画像が投影される
表示手段と、該表示手段に前記フィルム画像を投影する
際にズーム及びフォーカスを調整する光学手段と、前記
読取手段で読み取った画像データに基づき制御されるオ
ートフォーカス機構とを備える画像読取装置であって、
現在のフィルム画像の前記表示手段上での拡大率を検知
する拡大率検知手段と、該拡大率検知手段で検知した拡
大率及びオートフォーカス時に前記読取手段が前記表示
手段上で画像を読み取る位置に応じてオートフォーカス
中に前記移動手段を介して前記読取手段を移動させる制
御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィルム
画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィル
ム画像を投影する際にズーム及びフォーカスを調整する
光学手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基
づき制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読
取装置であって、現在のフィルム画像の前記表示手段上
での拡大率を検知する拡大率検知手段と、該拡大率検知
手段で検知した拡大率に応じてオートフォーカス中に拡
大率を変化させる制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0013】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、前記
フィルム画像が投影される表示手段と、前記読取手段で
読み取った画像データに基づきオートフォーカスを行う
オートフォーカス機構とを備える画像読取装置であっ
て、オートフォーカス用に取得する前記画像データの主
走査方向の取得範囲をフォーカスの変化に応じて変更す
る制御手段を具備したことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、該読
取手段で読み取った画像データに基づきオートフォーカ
スを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置
であって、オートフォーカス用に取得する前記画像デー
タの主走査方向の取得範囲を有効な画像領域の指定に基
づき設定する制御手段を具備したことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、前記
フィルム画像が投影される表示手段と、前記読取手段で
読み取った画像データに基づきオートフォーカスを行う
オートフォーカス機構とを備える画像読取装置であっ
て、前記表示手段における有効な画像領域を指定する領
域指定手段と、オートフォーカス時に前記読取手段が前
記表示手段上で画像を読み取る位置を前記領域指定手段
で指定された画像領域に基づき設定する制御手段とを具
備したことを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、該読
取手段で読み取った画像データに基づきオートフォーカ
スを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置
であって、オートフォーカス開始時に前記読取手段で予
め画像を読み取るよう制御すると共に、前記読取手段で
読み取った画像データのうち最もコントラストの高いラ
インでオートフォーカスを行うよう制御する制御手段を
具備したことを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィルム
画像が投影される表示手段と、該表示手段上でのフォー
カスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段で
読み取った画像データに基づき前記フォーカス調整手段
でフォーカスを調整することでオートフォーカスを行う
オートフォーカス機構とを備える画像読取装置であっ
て、前記表示手段における有効な画像領域を指定する領
域指定手段と、オートフォーカス時に前記読取手段によ
り前記領域指定手段で指定された画像を読み取るよう制
御すると共に、前記読取手段で読み取った画像からオー
トフォーカスを行う場所を決定する制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィルム
画像が投影される表示手段と、該表示手段上でのフォー
カスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段で
読み取った画像データに基づき前記フォーカス調整手段
でフォーカスを調整することでオートフォーカスを行う
オートフォーカス機構とを備える画像読取装置であっ
て、オートフォーカス開始時に前記フォーカス調整手段
をフォーカス調整範囲のうちの特定の場所に設定した
後、前記読取手段で予め画像を読み取るよう制御すると
共に、前記読取手段で読み取った画像からオートフォー
カスを行う場所を決定する制御手段を具備したことを特
徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、フォーカス
を調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段で読み
取った画像データに基づき前記フォーカス調整手段でフ
ォーカスを調整することでオートフォーカスを行うオー
トフォーカス機構とを備える画像読取装置であって、前
記フォーカス調整手段の位置を判別する位置判別手段
と、前記フォーカス調整手段のフォーカス調整範囲に対
する画像データ取得範囲を指定する範囲指定手段と、オ
ートフォーカス時に前記フォーカス調整手段を前記フォ
ーカス調整範囲全てにわたって動作させると共に、オー
トフォーカスに使用する画像データを前記範囲指定手段
の指定に基づき決定する制御手段とを具備したことを特
徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明
手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置であって、オートフォーカス時に前記照明手段の光量
を切り替えてオートフォーカスを行うよう制御する制御
手段を具備したことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明
手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置であって、前記フィルム画像を拡大する光学手段の種
類とその拡大率に応じてオートフォーカス時に前記照明
手段の光量を切り替えてオートフォーカスを行うよう制
御する制御手段を具備したことを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、該読取手段を
移動させる移動手段、前記フィルム画像が投影される表
示手段、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構を備える画像読取装置
と、該画像読取装置から転送された画像を処理する情報
処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画
像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理シス
テムであって、前記画像読取装置は、オートフォーカス
中に前記移動手段を介して前記読取手段を移動させる制
御手段を具備したことを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、該読取手段を
移動させる移動手段、前記フィルム画像が投影される表
示手段、該表示手段に前記フィルム画像を投影する際に
ズーム及びフォーカスを調整する光学手段、前記読取手
段で読み取った画像データに基づき制御されるオートフ
ォーカス機構を備える画像読取装置と、該画像読取装置
から転送された画像を処理する情報処理装置や前記転送
された画像を記録媒体に印刷する画像形成装置等の外部
装置とから構成される画像処理システムであって、前記
画像読取装置は、現在のフィルム画像の前記表示手段上
での拡大率を検知する拡大率検知手段と、該拡大率検知
手段で検知した拡大率及びオートフォーカス時に前記読
取手段が前記表示手段上で画像を読み取る位置に応じて
オートフォーカス中に前記移動手段を介して前記読取手
段を移動させる制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0024】上記目的を達成するため、請求項15の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、前記フィルム
画像が投影される表示手段、該表示手段に前記フィルム
画像を投影する際にズーム及びフォーカスを調整する光
学手段、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構を備える画像読取装置
と、該画像読取装置から転送された画像を処理する情報
処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画
像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理シス
テムであって、前記画像読取装置は、現在のフィルム画
像の前記表示手段上での拡大率を検知する拡大率検知手
段と、該拡大率検知手段で検知した拡大率に応じてオー
トフォーカス中に拡大率を変化させる制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項16の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段、前記
フィルム画像が投影される表示手段、前記読取手段で読
み取った画像データに基づきオートフォーカスを行うオ
ートフォーカス機構を備える画像読取装置と、該画像読
取装置から転送された画像を処理する情報処理装置や前
記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形成装置等
の外部装置とから構成される画像処理システムであっ
て、前記画像読取装置は、オートフォーカス用に取得す
る前記画像データの主走査方向の取得範囲をフォーカス
の変化に応じて変更する制御手段を具備したことを特徴
とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項17の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段、該読
取手段で読み取った画像データに基づきオートフォーカ
スを行うオートフォーカス機構を備える画像読取装置
と、該画像読取装置から転送された画像を処理する情報
処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画
像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理シス
テムであって、前記画像読取装置は、オートフォーカス
用に取得する前記画像データの主走査方向の取得範囲を
有効な画像領域の指定に基づき設定する制御手段を具備
したことを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段、前記
フィルム画像が投影される表示手段、前記読取手段で読
み取った画像データに基づきオートフォーカスを行うオ
ートフォーカス機構を備える画像読取装置と、該画像読
取装置から転送された画像を処理する情報処理装置や前
記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形成装置等
の外部装置とから構成される画像処理システムであっ
て、前記画像読取装置は、前記表示手段における有効な
画像領域を指定する領域指定手段と、オートフォーカス
時に前記読取手段が前記表示手段上で画像を読み取る位
置を前記領域指定手段で指定された画像領域に基づき設
定する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項19の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段、該読
取手段で読み取った画像データに基づきオートフォーカ
スを行うオートフォーカス機構を備える画像読取装置
と、該画像読取装置から転送された画像を処理する情報
処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画
像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理シス
テムであって、前記画像読取装置は、オートフォーカス
開始時に前記読取手段で予め画像を読み取るよう制御す
ると共に、前記読取手段で読み取った画像データのうち
最もコントラストの高いラインでオートフォーカスを行
うよう制御する制御手段を具備したことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項20の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、前記フィルム
画像が投影される表示手段、該表示手段上でのフォーカ
スを調整するフォーカス調整手段、前記読取手段で読み
取った画像データに基づき前記フォーカス調整手段でフ
ォーカスを調整することでオートフォーカスを行うオー
トフォーカス機構を備える画像読取装置と、該画像読取
装置から転送された画像を処理する情報処理装置や前記
転送された画像を記録媒体に印刷する画像形成装置等の
外部装置とから構成される画像処理システムであって、
前記画像読取装置は、前記表示手段における有効な画像
領域を指定する領域指定手段と、オートフォーカス時に
前記読取手段により前記領域指定手段で指定された画像
を読み取るよう制御すると共に、前記読取手段で読み取
った画像からオートフォーカスを行う場所を決定する制
御手段とを具備したことを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項21の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、前記フィルム
画像が投影される表示手段、該表示手段上でのフォーカ
スを調整するフォーカス調整手段、前記読取手段で読み
取った画像データに基づき前記フォーカス調整手段でフ
ォーカスを調整することでオートフォーカスを行うオー
トフォーカス機構を備える画像読取装置と、該画像読取
装置から転送された画像を処理する情報処理装置や前記
転送された画像を記録媒体に印刷する画像形成装置等の
外部装置とから構成される画像処理システムであって、
前記画像読取装置は、オートフォーカス開始時に前記フ
ォーカス調整手段をフォーカス調整範囲のうちの特定の
場所に設定した後、前記読取手段で予め画像を読み取る
よう制御すると共に、前記読取手段で読み取った画像か
らオートフォーカスを行う場所を決定する制御手段を具
備したことを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項22の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、フォーカスを
調整するフォーカス調整手段、前記読取手段で読み取っ
た画像データに基づき前記フォーカス調整手段でフォー
カスを調整することでオートフォーカスを行うオートフ
ォーカス機構を備える画像読取装置と、該画像読取装置
から転送された画像を処理する情報処理装置や前記転送
された画像を記録媒体に印刷する画像形成装置等の外部
装置とから構成される画像処理システムであって、前記
画像読取装置は、前記フォーカス調整手段の位置を判別
する位置判別手段と、前記フォーカス調整手段のフォー
カス調整範囲に対する画像データ取得範囲を指定する範
囲指定手段と、オートフォーカス時に前記フォーカス調
整手段を前記フォーカス調整範囲全てにわたって動作さ
せると共に、オートフォーカスに使用する画像データを
前記範囲指定手段の指定に基づき決定する制御手段とを
具備したことを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項23の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、前記フィルム
画像が投影される表示手段、該表示手段に前記フィルム
画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明手
段、前記読取手段で読み取った画像データに基づき制御
されるオートフォーカス機構を備える画像読取装置と、
該画像読取装置から転送された画像を処理する情報処理
装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形
成装置等の外部装置とから構成される画像処理システム
であって、前記画像読取装置は、オートフォーカス時に
前記照明手段の光量を切り替えてオートフォーカスを行
うよう制御する制御手段を具備したことを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項24の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段、前記フィルム
画像が投影される表示手段、該表示手段に前記フィルム
画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明手
段、前記読取手段で読み取った画像データに基づき制御
されるオートフォーカス機構を備える画像読取装置と、
該画像読取装置から転送された画像を処理する情報処理
装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形
成装置等の外部装置とから構成される画像処理システム
であって、前記画像読取装置は、前記フィルム画像を拡
大する光学手段の種類とその拡大率に応じてオートフォ
ーカス時に前記照明手段の光量を切り替えてオートフォ
ーカスを行うよう制御する制御手段を具備したことを特
徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項25の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、該読取手段
を移動させる移動手段と、前記フィルム画像が投影され
る表示手段と、前記読取手段で読み取った画像データに
基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える画像
読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法であっ
て、オートフォーカス中に前記移動手段を介して前記読
取手段を移動させる制御工程を有することを特徴とす
る。
【0035】上記目的を達成するため、請求項26の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、該読取手段
を移動させる移動手段と、前記フィルム画像が投影され
る表示手段と、該表示手段に前記フィルム画像を投影す
る際にズーム及びフォーカスを調整する光学手段と、前
記読取手段で読み取った画像データに基づき制御される
オートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用さ
れるオートフォーカス制御方法であって、現在のフィル
ム画像の前記表示手段上での拡大率を検知する拡大率検
知工程と、該拡大率検知工程で検知した拡大率及びオー
トフォーカス時に前記読取手段が前記表示手段上で画像
を読み取る位置に応じてオートフォーカス中に前記移動
手段を介して前記読取手段を移動させる制御工程とを有
することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項27の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影する際にズーム及びフォーカスを調整す
る光学手段と、前記読取手段で読み取った画像データに
基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える画像
読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法であっ
て、現在のフィルム画像の前記表示手段上での拡大率を
検知する拡大率検知工程と、該拡大率検知工程で検知し
た拡大率に応じてオートフォーカス中に拡大率を変化さ
せる制御工程とを有することを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項28の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、前
記フィルム画像が投影される表示手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づきオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法であって、オートフォ
ーカス用に取得する前記画像データの主走査方向の取得
範囲をフォーカスの変化に応じて変更する制御工程を有
することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項29の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、該
読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォー
カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、オ
ートフォーカス用に取得する前記画像データの主走査方
向の取得範囲を有効な画像領域の指定に基づき設定する
制御工程を有することを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項30の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、前
記フィルム画像が投影される表示手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づきオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法であって、前記表示手
段における有効な画像領域を指定する領域指定工程と、
オートフォーカス時に前記読取手段が前記表示手段上で
画像を読み取る位置を前記領域指定工程で指定された画
像領域に基づき設定する制御工程とを有することを特徴
とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項31の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、該
読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォー
カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、オ
ートフォーカス開始時に前記読取手段で予め画像を読み
取るよう制御すると共に、前記読取手段で読み取った画
像データのうち最もコントラストの高いラインでオート
フォーカスを行うよう制御する制御工程を有することを
特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項32の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段上でのフォ
ーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調整手
段でフォーカスを調整することでオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法であって、前記表示手
段における有効な画像領域を指定する領域指定工程と、
オートフォーカス時に前記読取手段により前記領域指定
工程で指定された画像を読み取るよう制御すると共に、
前記読取手段で読み取った画像からオートフォーカスを
行う場所を決定する制御工程とを有することを特徴とす
る。
【0042】上記目的を達成するため、請求項33の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段上でのフォ
ーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調整手
段でフォーカスを調整することでオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法であって、オートフォ
ーカス開始時に前記フォーカス調整手段をフォーカス調
整範囲のうちの特定の場所に設定した後、前記読取手段
で予め画像を読み取るよう制御すると共に、前記読取手
段で読み取った画像からオートフォーカスを行う場所を
決定する制御工程を有することを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項34の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、フォーカス
を調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段で読み
取った画像データに基づき前記フォーカス調整手段でフ
ォーカスを調整することでオートフォーカスを行うオー
トフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用される
オートフォーカス制御方法であって、前記フォーカス調
整手段の位置を判別する位置判別工程と、前記フォーカ
ス調整手段のフォーカス調整範囲に対する画像データ取
得範囲を指定する範囲指定工程と、オートフォーカス時
に前記フォーカス調整手段を前記フォーカス調整範囲全
てにわたって動作させると共に、オートフォーカスに使
用する画像データを前記範囲指定工程の指定に基づき決
定する制御工程とを有することを特徴とする。
【0044】上記目的を達成するため、請求項35の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明
手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、オ
ートフォーカス時に前記照明手段の光量を切り替えてオ
ートフォーカスを行うよう制御する制御工程を有するこ
とを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項36の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明
手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、前
記フィルム画像を拡大する光学手段の種類とその拡大率
に応じてオートフォーカス時に前記照明手段の光量を切
り替えてオートフォーカスを行うよう制御する制御工程
を有することを特徴とする。
【0046】上記目的を達成するため、請求項37の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、該読取手段
を移動させる移動手段と、前記フィルム画像が投影され
る表示手段と、前記読取手段で読み取った画像データに
基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える画像
読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行
するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し
可能な記憶媒体であって、前記オートフォーカス制御方
法は、オートフォーカス中に前記移動手段を介して前記
読取手段を移動させるように制御する制御ステップを有
することを特徴とする。
【0047】上記目的を達成するため、請求項38の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、該読取手段
を移動させる移動手段と、前記フィルム画像が投影され
る表示手段と、該表示手段に前記フィルム画像を投影す
る際にズーム及びフォーカスを調整する光学手段と、前
記読取手段で読み取った画像データに基づき制御される
オートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用さ
れるオートフォーカス制御方法を実行するプログラムを
記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
あって、前記オートフォーカス制御方法は、現在のフィ
ルム画像の前記表示手段上での拡大率を検知するように
制御する拡大率検知ステップと、該拡大率検知ステップ
で検知した拡大率及びオートフォーカス時に前記読取手
段が前記表示手段上で画像を読み取る位置に応じてオー
トフォーカス中に前記移動手段を介して前記読取手段を
移動させるように制御する制御ステップとを有すること
を特徴とする。
【0048】上記目的を達成するため、請求項39の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影する際にズーム及びフォーカスを調整す
る光学手段と、前記読取手段で読み取った画像データに
基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える画像
読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行
するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し
可能な記憶媒体であって、前記オートフォーカス制御方
法は、現在のフィルム画像の前記表示手段上での拡大率
を検知するように制御する拡大率検知ステップと、該拡
大率検知ステップで検知した拡大率に応じてオートフォ
ーカス中に拡大率を変化させるように制御する制御ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0049】上記目的を達成するため、請求項40の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、前
記フィルム画像が投影される表示手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づきオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法を実行するプログラム
を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
であって、前記オートフォーカス制御方法は、オートフ
ォーカス用に取得する前記画像データの主走査方向の取
得範囲をフォーカスの変化に応じて変更するように制御
する制御ステップを有することを特徴とする。
【0050】上記目的を達成するため、請求項41の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、該
読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォー
カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記オートフォーカス制御方法は、
オートフォーカス用に取得する前記画像データの主走査
方向の取得範囲を有効な画像領域の指定に基づき設定す
るように制御する制御ステップを有することを特徴とす
る。
【0051】上記目的を達成するため、請求項42の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、前
記フィルム画像が投影される表示手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づきオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法を実行するプログラム
を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
であって、前記オートフォーカス制御方法は、前記表示
手段における有効な画像領域を指定するように制御する
領域指定ステップと、オートフォーカス時に前記読取手
段が前記表示手段上で画像を読み取る位置を前記領域指
定ステップで指定された画像領域に基づき設定するよう
に制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0052】上記目的を達成するため、請求項43の発
明は、フィルム画像を1次元で読み取る読取手段と、該
読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォー
カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記オートフォーカス制御方法は、
オートフォーカス開始時に前記読取手段で予め画像を読
み取るように制御すると共に、前記読取手段で読み取っ
た画像データのうち最もコントラストの高いラインでオ
ートフォーカスを行うように制御する制御ステップを有
することを特徴とする。
【0053】上記目的を達成するため、請求項44の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段上でのフォ
ーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調整手
段でフォーカスを調整することでオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法を実行するプログラム
を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
であって、前記オートフォーカス制御方法は、前記表示
手段における有効な画像領域を指定するように制御する
領域指定ステップと、オートフォーカス時に前記読取手
段により前記領域指定ステップで指定された画像を読み
取るように制御すると共に、前記読取手段で読み取った
画像からオートフォーカスを行う場所を決定するように
制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0054】上記目的を達成するため、請求項45の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段上でのフォ
ーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段
で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調整手
段でフォーカスを調整することでオートフォーカスを行
うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用
されるオートフォーカス制御方法を実行するプログラム
を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
であって、前記オートフォーカス制御方法は、オートフ
ォーカス開始時に前記フォーカス調整手段をフォーカス
調整範囲のうちの特定の場所に設定した後、前記読取手
段で予め画像を読み取るように制御すると共に、前記読
取手段で読み取った画像からオートフォーカスを行う場
所を決定するように制御する制御ステップを有すること
を特徴とする。
【0055】上記目的を達成するため、請求項46の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、フォーカス
を調整するフォーカス調整手段と、前記読取手段で読み
取った画像データに基づき前記フォーカス調整手段でフ
ォーカスを調整することでオートフォーカスを行うオー
トフォーカス機構とを備える画像読取装置に適用される
オートフォーカス制御方法を実行するプログラムを記憶
したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記オートフォーカス制御方法は、前記フォーカス
調整手段の位置を判別するように制御する位置判別ステ
ップと、前記フォーカス調整手段のフォーカス調整範囲
に対する画像データ取得範囲を指定するように制御する
範囲指定ステップと、オートフォーカス時に前記フォー
カス調整手段を前記フォーカス調整範囲全てにわたって
動作させるように制御すると共に、オートフォーカスに
使用する画像データを前記範囲指定ステップの指定に基
づき決定するように制御する制御ステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0056】上記目的を達成するため、請求項47の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明
手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記オートフォーカス制御方法は、
オートフォーカス時に前記照明手段の光量を切り替えて
オートフォーカスを行うように制御する制御ステップを
有することを特徴とする。
【0057】上記目的を達成するため、請求項48の発
明は、フィルム画像を読み取る読取手段と、前記フィル
ム画像が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィ
ルム画像を投影するためにフィルムに光を照射する照明
手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記オートフォーカス制御方法は、
前記フィルム画像を拡大する光学手段の種類とその拡大
率に応じてオートフォーカス時に前記照明手段の光量を
切り替えてオートフォーカスを行うように制御する制御
ステップを有することを特徴とする。
【0058】上記請求項1、13、25、37の作用と
しては、オートフォーカス動作中の光学手段(レンズ)
の上下移動に伴う画像の拡大率が変化しても、読取手段
が読み取る表示手段上の画像が常に同じになるようにす
ることができる。
【0059】上記請求項2、14、26、38の作用と
しては、オートフォーカス動作中の光学手段(レンズ)
の上下移動に伴う画像の拡大率が変化しても、読取手段
が読み取る表示手段上の画像が常に同じになるようにす
ることができる。
【0060】上記請求項3、15、27、39の作用と
しては、オートフォーカス動作中の光学手段(レンズ)
の上下移動に伴う画像の拡大率が変化しても、読取手段
が読み取る表示手段上の画像が常に同じになるようにす
ることができる。
【0061】上記請求項4、16、28、40の作用と
しては、オートフォーカス動作中の光学手段(レンズ)
の上下移動に伴う画像の拡大率が変化しても、読取手段
が読み取る表示手段上の画像の範囲を常に同じになるよ
うにすることができる。
【0062】上記請求項5、17、29、41の作用と
しては、読取手段がオートフォーカス時に画像を読み取
る時に、フィルムの枠などといったオートフォーカスを
行うのに適していない領域を含まずにオートフォーカス
を行うことができる。
【0063】上記請求項6、18、30、42の作用と
しては、表示手段上に投影されているフィルム画像のう
ち注目する画像のみを取り出して、これを元にオートフ
ォーカスを行うことができる。
【0064】上記請求項7、19、31、43の作用と
しては、確実に画像の存在する位置でオートフォーカス
を行うことができる。
【0065】上記請求項8、20、32、44の作用と
しては、オートフォーカス時にオートフォーカスに適し
た画像を探す処理をより高速に行うことができる。
【0066】上記請求項9、21、33、45の作用と
しては、オートフォーカスを行う前に画像を探す時はフ
ォーカスがある程度一定の状態となるため、オートフォ
ーカスに適した画像の存在する位置を探しやすくするこ
とができる。
【0067】上記請求項10、22、34、46の作用
としては、フィルムを固定するガラス面などのゴミ・疵
・汚れなどの影響を低減させることができる。
【0068】上記請求項11、23、35、47の作用
としては、オートフォーカスに適した光量で画像を読み
取ることができる。
【0069】上記請求項12、24、36、48の作用
としては、オートフォーカスに適した光量で画像を読み
取ることができる。
【0070】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0071】図2は本発明の実施の形態に係る画像読取
装置の内部構造を示す構成図である。本発明の実施の形
態に係る画像読取装置は、光源1と、リフレクタ2と、
ミラー3と、コンデンサレンズ4と、レンズユニット6
と、ミラー7と、ミラー8と、スクリーン9と、ミラー
11・スリット12・イメージセンサ13を有する読み
取りユニット10と、画像処理部及び制御部22とを具
備する構成となっている。
【0072】上記各部の構成を詳述すると、光源1は、
画像撮影済みのフィルム5に光を照射する。この光源1
による光が画像撮影済みのフィルム5を透過し、フィル
ム画像をスクリーン9に投影したりイメージセンサ13
で読み取ったりする。リフレクタ2は、光源1から発射
した光を一方向に向ける。ミラー3、7、8は、光源1
による光が画像撮影済みのフィルム5を透過してスクリ
ーン9に投影されるまで投影光を反射させるために使用
する。コンデンサレンズ4は、光源1から発射して拡散
する光を集光させる。レンズユニット6は、フィルム5
に撮影されている画像のフォーカス・ズームなどの調整
を行う。スクリーン9には、フィルム5の画像が投影さ
れる。
【0073】読み取りユニット10は、図2の紙面奥行
き方向に伸びており、上下方向に移動可能となってい
る。スキャン時にはこの読み取りユニット10を上下に
移動させることによりフィルム5の画像を読み取ること
ができる。この読み取りユニット10内にミラー11・
スリット12・イメージセンサ13が含まれている。ミ
ラー11は、フィルム5からスクリーン9までの距離と
スキャン時のフィルム5からイメージセンサ13までの
距離が同一になるように使用されている。スリット12
は、外光の影響を低減させる。イメージセンサ13は、
スキャン時に画像を読み取ると共に、オートフォーカス
時にオートフォーカス用の画像を読み取る。画像処理部
及び制御部22は、イメージセンサ13で読み取った画
像に基づき様々な処理を行ったり、後述のズームモー
タ、フォーカスモータの制御などを行ったりする。
【0074】図1は本発明の実施の形態に係る画像読取
装置の制御系の構成を示すブロック図である。本発明の
実施の形態に係る画像読取装置は、光源1と、レンズユ
ニット6と、イメージセンサ13と、ズームモータ19
と、フォーカスモータ20と、センサ駆動部21と、A
/D変換器14・演算器15・基準電圧制御部16・光
源制御部17・制御部18・増幅器23・増幅器制御部
24を有する画像処理部及び制御部22とを具備する構
成となっている。
【0075】上記要部の構成を詳述すると、画像処理部
及び制御部22において、増幅器23は、イメージセン
サ13で読み取った画像信号を増幅する。増幅器制御部
24は、増幅器23の増幅率を制御する。A/D変換器
14は、イメージセンサ13で読み取った画像データの
A/D変換を行う。演算器15は、A/D変換された画
像データに対してフォーカス値を算出する。基準電圧制
御部16は、制御部18からの信号によりA/D変換器
14がA/D変換を行うために使用する基準電圧の調節
を行う。光源制御部17は、制御部18からの信号によ
り光源1の光量調節を行う。制御部18は、オートフォ
ーカス時にはレンズユニット6内のフォーカスレンズを
駆動しながら演算器15によるフォーカス値を取得し、
最もフォーカス値のよい値であるときの位置にフォーカ
スレンズを移動させる。また、制御部18は、オートフ
ォーカスの最初の動作として光源1の光量やA/D変換
器14の基準電圧のコントロールを行う。
【0076】ズームモータ19は、レンズユニット6内
のフォーカスレンズを動かすことにより、スクリーン9
に投影するフィルム5の画像の倍率を変更する。フォー
カスモータ20は、レンズユニット6を上下させること
により、スクリーン9に投影されている画像のフォーカ
スを調整する。センサ駆動部21は、画像処理部及び制
御部22の制御部18からの信号によりイメージセンサ
13を移動させる。
【0077】図9は本発明のプログラム及び関連データ
が記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図で
ある。本発明のプログラム及び関連データは、フロッピ
ディスクやCD−ROM等の記憶媒体91を装置92に
装備された記憶媒体ドライブ挿入口93に挿入すること
で供給される。その後、本発明のプログラム及び関連デ
ータを記憶媒体91から一旦ハードディスクにインスト
ールしハードディスクからRAMにロードするか、或い
はハードディスクにインストールせずに直接RAMにロ
ードすることで、本発明のプログラム及び関連データを
実行することが可能となる。
【0078】この場合、本発明の実施の形態に係る画像
読取装置において本発明のプログラムを実行する場合
は、例えば上記図9に示したようなコンピュータ等の装
置を介して画像読取装置に本発明のプログラム及び関連
データを供給するか、或いは画像読取装置に予め本発明
のプログラム及び関連データを格納しておくことで、プ
ログラム実行が可能となる。
【0079】図8は本発明のプログラム及び関連データ
を記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図で
ある。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報8
1、ディレクトリ情報82、プログラム実行ファイル8
3、プログラム関連データファイル84等の記憶内容で
構成される。本発明のプログラムは、後述する制御手順
に基づきプログラムコード化されたものである。
【0080】尚、本発明の特許請求の範囲の読取手段は
イメージセンサ13に対応し、移動手段はセンサ駆動部
21に対応し、表示手段はスクリーン9に対応し、オー
トフォーカス機構はレンズユニット6、フォーカスモー
タ20に対応し、制御手段、拡大率検知手段は制御部1
8に対応し、光学手段はレンズユニット6に対応し、フ
ォーカス調整手段はフォーカスモータ20に対応し、位
置判別手段はフォーカスモータ用位置センサ及び制御部
18に対応し、照明手段は光源1に対応する。
【0081】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係る画像読取装置におけるオートフォーカスの
動作を上記図1〜図2並びに図3〜図7に基づき、特許
請求の範囲の各請求項に対応させながら詳細に説明す
る。
【0082】画像読取装置に装備された不図示のスイッ
チ操作によりオートフォーカスがONになると、先ず請
求項11に対応させて説明すれば、制御部18から光源
制御部17に信号を出力し、オートフォーカス時には最
小光量に変更する。これは、通常スクリーン9に投影さ
れているフィルム画像を閲覧する場合はイメージセンサ
13で画像を読み取る時とは別の光量となっている場合
が多く、また通常の画像読み取りの場合でもイメージセ
ンサ13や増幅器23の出力が飽和するような光量とな
っている場合もある。
【0083】オートフォーカスはイメージセンサ13か
ら増幅器23を通って得られた画像データに対する演算
結果を元に合焦位置を判断するため、イメージセンサ1
3や増幅器23の出力が飽和していると正しい演算結果
を得ることができなくなってしまうことがある。従っ
て、オートフォーカス時には画像閲覧時などの場合とは
異なる光量として、例えば設定可能な最小光量に変更し
てイメージセンサ13や増幅器23の出力が飽和するこ
とのないようにすることで、オートフォーカスが確実に
できるようにする。
【0084】また、請求項12に対応させて説明すれ
ば、レンズユニット6の種類やその拡大率によってイメ
ージセンサ13の出力が飽和しない最大光量が異なるの
で、レンズユニット6の種類やその倍率によってイメー
ジセンサ13や増幅器23が飽和しないようなできるだ
け高い光量にすることによって、コントラストを高くす
ることもできる。
【0085】次に、オートフォーカスを行うためにイメ
ージセンサ13を画像を読み取る位置に移動する。ここ
で請求項6に対応させて説明すれば、不図示の画像読み
取り範囲指定手段により予め指定されている画像範囲を
元にして画像を読み取る位置を決定し、制御部18によ
りセンサ駆動部21に信号が出力され、これによりイメ
ージセンサ13がスクリーン9上の決定された位置へ移
動することにより、有効な画像が存在している可能性の
高い位置でオートフォーカスを行う。
【0086】例えばスクリーン9の右半分を有効な画像
領域として指定されている場合は、スクリーン右半分を
横方向に3等分するラインの中心よりのラインにイメー
ジセンサ13を移動してオートフォーカスを行い、スク
リーン9全体を有効な画像領域として指定されている場
合は、スクリーン9全体を横方向に3等分するラインの
うちイメージセンサ13のホームポジション側のライン
にイメージセンサ13を移動してオートフォーカスを行
う。このように、指定された領域内を選択し、更に指定
された領域内の端や中心部分を避けることで、有効な画
像の存在する可能性の高い場所内を選択し、また段組な
どで画像の存在しない可能性の高い場所を避けること
で、オートフォーカスが可能な画像の存在する可能性の
高い領域を選択することができる。
【0087】請求項7に対応させて説明すれば、先ず画
像のある位置を探すために制御部18によりセンサ駆動
部21に信号が出力され、イメージセンサ13がスクリ
ーン9に投影されている画像をプリスキャンし、最もコ
ントラストの高い位置を探し、その位置をオートフォー
カスを行う場所としてイメージセンサ13を移動する。
これにより、例えば1ライン毎にヒストグラムをとるな
どの方法によって行う場合のように膨大な演算を行う必
要がなく、またフォーカスがずれた状態でも画像のある
位置は画像のない位置よりもコントラストが高くなって
いるため、有効画像のある位置を確実に捜し出すことが
できる。
【0088】請求項8に対応させて説明すれば、画像読
取装置がコンピュータやプリンタに接続されている場合
には必要な領域を指定し、指定された領域の画像のみを
イメージセンサ13が読み取ってコンピュータに出力し
たりプリンタで印刷したりする場合があり、このような
時は必要な領域を指定する手段として例えばコンピュー
タ上での設定やスクリーン9上のカーソルなどがある。
この指定手段で指定されている領域内にはオートフォー
カスに有効な画像が存在しているため、図5(b)のよ
うに、オートフォーカス時にはこの指定されている領域
の中からオートフォーカスに適した画像をプリスキャン
により探し出すことで、スクリーン9上の全ての画像の
中からオートフォーカスのための画像を探し出すよりも
高速に行うことができる。
【0089】請求項9に対応させて説明すれば、図5
(c)のように、先ず制御部18からフォーカスモータ
20に信号が出力されてフォーカス調整範囲の特定位置
にレンズユニット6を調整した後に、制御部18からセ
ンサ駆動部21に信号が出力され、イメージセンサ13
がスクリーン9に投影されている画像をプリスキャンし
て最もコントラストの高い位置を探し、その位置にイメ
ージセンサ13を移動する。これは、通常ではレンズユ
ニット6によって理論的な合焦位置が決まるため、レン
ズユニット6の種類や倍率などで理論的に導き出される
合焦位置に予めフォーカスモータ20によってレンズユ
ニット6の位置を調整してから、プリスキャンを行って
オートフォーカスに適した画像の位置を探すことによ
り、より確実にオートフォーカスに適した画像を探し出
すことができる。これらは、例えばフォーカス調整範囲
の特定位置にフォーカスを設定してから指定された領域
内をプリスキャンしてオートフォーカスに適した画像を
探すといったように、組み合わせで行うこともできる。
【0090】そして、制御部18からフォーカスモータ
20に信号を出力してレンズユニット6をフォーカス調
整範囲の端にあるホームポジションに移動してから、フ
ォーカス調整範囲の逆端まで移動しながら画像を読み取
り、読み取った画像を元に合焦位置を判断する。この
時、図6(a)のようにフォーカスの変化に伴いスクリ
ーン9に表示されている画像の拡大率が微妙に変化して
しまうため、イメージセンサ13の読み取っている画像
は次々と変化してしまう。
【0091】これに対して、請求項1に対応させて説明
すれば、図6(b)のように制御部18からセンサ駆動
部21に信号を出力してイメージセンサ13を移動させ
ることにより、拡大率の変化による影響を低減させる。
これにより、フォーカスを変化させることによって拡大
率の変化が起こって注目すべき画像が移動しても、イメ
ージセンサ13も同時に移動するために、その影響を低
減することができる。また、拡大率が固定の場合は、拡
大率の変化に伴う注目画像の移動量も固定となるため、
それに合わせてイメージセンサ13を移動させること
で、常に同じ画像を読み取ることができる。
【0092】請求項2に対応させて説明すれば、請求項
1の場合と同様にフォーカス動作中にイメージセンサ1
3を移動させるが、このフォーカスを変化させることに
影響する拡大率の変化による注目画像の移動量は、レン
ズユニット6の種類や拡大率・スクリーン9上のどの位
置で画像を読み取るかによって求めることができる。従
って、注目している画像の移動距離を計算して、これを
元に制御部18からセンサ駆動部21に信号を出力して
イメージセンサ13をフォーカス変化中に移動させるこ
とで、常に同じ画像を読み取ることができるようにす
る。
【0093】請求項3に対応させて説明すれば、図6
(c)のようにレンズユニット6の種類・スクリーン9
上の画像を読み取る位置を元にフォーカスの変化による
拡大率の変化を計算し、これを元にズームモータ19を
どのように動作させればフォーカスの変化による拡大率
の変化を相殺できるかを導くことができる。そして、こ
れを元にオートフォーカス時に拡大率が一定となるよう
に制御部18からズームモータ19に信号を出力し、レ
ンズユニット6を動作させることによって、オートフォ
ーカス中にイメージセンサ13が常に同じ画像を読み取
ることができる。
【0094】また、拡大率の変化に伴う影響が副走査方
向だけではなく主走査方向にも影響するため、フォーカ
スの変化に従ってイメージセンサ13の読み取る画像の
範囲も変化してしまう。
【0095】請求項4に対応させて説明すれば、図6
(d)のようにイメージセンサ13が読み取った画像デ
ータからオートフォーカスのために画像データを取り込
む範囲をフォーカスの変化に合わせて変更していくこと
によって、フォーカスの変化に伴って拡大率が変化して
も、常に同じ領域の画像を取り込むようにすることがで
きる。これらは、例えばフォーカスを変化させながら同
時にイメージセンサ13を移動させ、更に同時に画像デ
ータを取り込む範囲を変更するといったように、組み合
わせで行うこともできる。
【0096】また、スクリーン9に表示されている画像
は有効な画像だけではなく、フィルムの枠などのような
ものもあり、このようなものにフォーカスが合ってしま
うと本来フォーカスを調整する対象である有効な画像が
ボケてしまうこともあり、また主走査方向の画像中に有
効な画像が一部分しかない場合もある。これらのような
場合では、画像以外のものにフォーカスを合わせてしま
うとオートフォーカスとしては失敗であり、またオート
フォーカスに使用する画像データ中に有効な画像が一部
分しかない場合はオートフォーカスの精度に影響してし
まう。
【0097】請求項5に対応させて説明すれば、有効な
画像のみを取り込めるように、図7(b)や(c)のよ
うに不図示の領域指定手段によって指定された領域を元
に、例えば指定領域内や指定領域の少し内側の画像を取
り込んでオートフォーカスを行うことにより、必要なデ
ータのみを使用しオートフォーカスの精度を高めること
ができる。
【0098】そして、フィルム5は通常ガラスなどに固
定されているが、このガラスなどにゴミや疵や汚れなど
があると、このようなものもスクリーン9に投影される
ため、これによる影響により正しくオートフォーカスを
行えない場合がある。このゴミなどはフィルム5を固定
しているガラス面などに存在していることが多く、従っ
てフォーカスの調整範囲の両端付近でこれらにフォーカ
スが合うことが多い。
【0099】このため、請求項10に対応させて説明す
れば、オートフォーカス時はフォーカスモータ20によ
りレンズユニット6をフォーカス調整範囲の端から端ま
で移動させるが、オートフォーカスのために取得する画
像データの取得範囲は不図示のデータ取得範囲設定手段
によって設定された範囲とすることによって、フィルム
5を固定しているガラス面に付着したゴミなどの影響を
低減することができる。
【0100】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る画像読取装置によれば、フィルムに光を照射する
光源1と、フィルム画像を読み取るイメージセンサ13
と、イメージセンサ13を移動させるセンサ駆動部21
と、フィルム画像が投影されるスクリーン9と、スクリ
ーン9にフィルム画像を投影する際にズーム及びフォー
カスを調整するレンズユニット6と、スクリーン9に投
影されている画像のフォーカスを調整するフォーカスモ
ータ20と、上記各部を制御する画像処理部及び制御部
22とを備えているため、下記のような作用及び効果を
奏する。
【0101】上記構成において、画像読取装置において
は、オートフォーカス中にセンサ駆動部21を介してイ
メージセンサ13を移動させる。また、現在のフィルム
画像のスクリーン9上での拡大率を検知し、検知した拡
大率及びオートフォーカス時にイメージセンサ13がス
クリーン9上で画像を読み取る位置に応じてオートフォ
ーカス中にセンサ駆動部21を介してイメージセンサ1
3を移動させる。また、現在のフィルム画像のスクリー
ン9上での拡大率を検知し、検知した拡大率に応じてオ
ートフォーカス中に拡大率を変化させる。
【0102】また、オートフォーカス用に取得する画像
データの主走査方向の取得範囲をフォーカスの変化に応
じて変更する。また、オートフォーカス用に取得する画
像データの主走査方向の取得範囲を有効な画像領域の指
定に基づき設定する。
【0103】また、オートフォーカス時にイメージセン
サ13がスクリーン9上で画像を読み取る位置を指定さ
れた画像領域に基づき設定する。また、オートフォーカ
ス開始時にイメージセンサ13で予め画像を読み取り、
読み取った画像データのうち最もコントラストの高いラ
インでオートフォーカスを行う。また、オートフォーカ
ス時にイメージセンサ13により指定画像を読み取り、
読み取った画像からオートフォーカスを行う場所を決定
する。
【0104】また、オートフォーカス開始時にフォーカ
スモータ20をフォーカス調整範囲のうちの特定の場所
に設定した後、イメージセンサ13で予め画像を読み取
り、読み取った画像からオートフォーカスを行う場所を
決定する。また、オートフォーカス時にフォーカスモー
タ20をフォーカス調整範囲全てにわたって動作させ、
オートフォーカスに使用する画像データを指定に基づき
決定する。
【0105】また、オートフォーカス時に光源1の光量
を切り替えてオートフォーカスを行う。また、フィルム
画像を拡大するレンズユニット6の種類とその拡大率に
応じてオートフォーカス時に光源1の光量を切り替えて
オートフォーカスを行う。
【0106】上記の制御により、オートフォーカス時の
レンズユニット6の上下移動に伴う画像の拡大率の変化
によるイメージセンサ13の読取位置の変化に対応し、
オートフォーカス時にスクリーン9上の画像が存在する
位置でイメージセンサ13が画像を読み取ることがで
き、スクリーン9上の投影されているフィルム画像以外
のゴミ・疵・汚れなどのオートフォーカスへの影響を低
減させ、オートフォーカスに悪影響を及ぼさない光量の
設定を行い、オートフォーカスの確実性を高めることが
できる。
【0107】即ち、本発明の実施の形態においては、先
ず光量を変更することでオートフォーカスに適した画像
の状態にすることができ、次に有効な画像の存在する場
所や有効な画像の存在する確率の高い場所を探すこと
で、オートフォーカスの成功する確率を高め、そして画
像データ取得時にはフォーカスの変化に伴う拡大率の変
化による読み取る画像の移動に対応し、更にスクリーン
上の画像を読み取る範囲を変更したフォーカス調節範囲
よりも画像を取り込む範囲を狭くし、オートフォーカス
に悪影響を及ぼすデータを取り込まないようにすること
で、オートフォーカスの成功する確率を高くすることが
できるという効果を奏する。
【0108】[他の実施の形態]上述した本発明の実施
の形態においては、画像読取装置単体の場合を例に上げ
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば図10に示す如く、本発明の画像読取装置と、画
像読取装置から転送された画像を処理する情報処理装置
(コンピュータ)と、画像読取装置から転送された画像
を記録紙に印刷する画像形成装置(プリンタ)とを接続
した画像処理システムに適用することも可能である。
【0109】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0110】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0111】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0112】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜12記
載の画像読取装置によれば、先ず光量を変更することで
オートフォーカスに適した画像の状態にすることがで
き、次に有効な画像の存在する場所や有効な画像の存在
する確率の高い場所を探すことで、オートフォーカスの
成功する確率を高め、そして画像データ取得時にはフォ
ーカスの変化に伴う拡大率の変化による読み取る画像の
移動に対応し、更にスクリーン上の画像を読み取る範囲
を変更したフォーカス調節範囲よりも画像を取り込む範
囲を狭くし、オートフォーカスに悪影響を及ぼすデータ
を取り込まないようにすることで、オートフォーカスの
成功する確率を高くすることができるという効果を奏す
る。
【0114】また、請求項13〜24記載の画像処理シ
ステムによれば、本発明の画像処理システムを画像読取
装置と情報処理装置や画像形成装置等の外部装置とから
構成することで、画像処理システムを構成する画像読取
装置において、上記と同様に、オートフォーカスの成功
する確率を高くすることができるという効果を奏する。
【0115】また、請求項25〜36記載のオートフォ
ーカス制御方法によれば、本発明のオートフォーカス制
御方法を画像読取装置で実行することで、上記と同様
に、オートフォーカスの成功する確率を高くすることが
できるという効果を奏する。
【0116】また、請求項37〜48記載の記憶媒体に
よれば、本発明の記憶媒体からオートフォーカス制御方
法を読み出して画像読取装置で実行することで、上記と
同様に、オートフォーカスの成功する確率を高くするこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の制御
系の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の内部
構造を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取装置のオー
トフォーカスの各段階における動作を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像読取装置のオー
トフォーカスの各段階における動作を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像読取装置のオー
トフォーカス時のプリスキャン動作(a)〜(c)を示
す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像読取装置のフォ
ーカス変更に伴う拡大率変化への対応(a)〜(d)を
示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の画像
取り込み範囲の変更(b)〜(c)を示す説明図であ
る。
【図8】本発明のプログラム及び関連データを記憶した
記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図9】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒体
から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る画像読取装
置、情報処理装置、画像形成装置からなる画像読取画像
形成システムの構成例を示す概念図である。
【図11】一般的なオートフォーカス動作(a)〜
(d)を示す説明図である。
【図12】フォーカス変更に伴う拡大率の変化(a)〜
(b)を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光源 5 フィルム 6 レンズユニット 9 スクリーン 13 イメージセンサ 18 制御部 20 フォーカスモータ 21 センサ駆動部 22 画像処理部及び制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 105 G06F 15/64 325F Fターム(参考) 2H011 AA04 AA06 BA33 2H051 AA00 BA43 BA47 BA48 BA68 5B047 AA05 BC05 BC09 BC11 CA12 CA14 CA17 CA19 CB10 DC09 5C051 AA01 DB22 DB24 DB28 DE26 FA04 5C072 AA01 BA13 CA14 DA02 DA04 DA23 VA03

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム画像を読み取る読取手段と、該
    読取手段を移動させる移動手段と、前記フィルム画像が
    投影される表示手段と、前記読取手段で読み取った画像
    データに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備
    える画像読取装置であって、 オートフォーカス中に前記移動手段を介して前記読取手
    段を移動させる制御手段を具備したことを特徴とする画
    像読取装置。
  2. 【請求項2】 フィルム画像を読み取る読取手段と、該
    読取手段を移動させる移動手段と、前記フィルム画像が
    投影される表示手段と、該表示手段に前記フィルム画像
    を投影する際にズーム及びフォーカスを調整する光学手
    段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき制
    御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装置
    であって、 現在のフィルム画像の前記表示手段上での拡大率を検知
    する拡大率検知手段と、該拡大率検知手段で検知した拡
    大率及びオートフォーカス時に前記読取手段が前記表示
    手段上で画像を読み取る位置に応じてオートフォーカス
    中に前記移動手段を介して前記読取手段を移動させる制
    御手段とを具備したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 フィルム画像を読み取る読取手段と、前
    記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段に
    前記フィルム画像を投影する際にズーム及びフォーカス
    を調整する光学手段と、前記読取手段で読み取った画像
    データに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備
    える画像読取装置であって、 現在のフィルム画像の前記表示手段上での拡大率を検知
    する拡大率検知手段と、該拡大率検知手段で検知した拡
    大率に応じてオートフォーカス中に拡大率を変化させる
    制御手段とを具備したことを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 フィルム画像を1次元で読み取る読取手
    段と、前記フィルム画像が投影される表示手段と、前記
    読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォー
    カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
    置であって、 オートフォーカス用に取得する前記画像データの主走査
    方向の取得範囲をフォーカスの変化に応じて変更する制
    御手段を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 フィルム画像を1次元で読み取る読取手
    段と、該読取手段で読み取った画像データに基づきオー
    トフォーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画
    像読取装置であって、 オートフォーカス用に取得する前記画像データの主走査
    方向の取得範囲を有効な画像領域の指定に基づき設定す
    る制御手段を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 フィルム画像を1次元で読み取る読取手
    段と、前記フィルム画像が投影される表示手段と、前記
    読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォー
    カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
    置であって、 前記表示手段における有効な画像領域を指定する領域指
    定手段と、オートフォーカス時に前記読取手段が前記表
    示手段上で画像を読み取る位置を前記領域指定手段で指
    定された画像領域に基づき設定する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする画像読取装置。
  7. 【請求項7】 フィルム画像を1次元で読み取る読取手
    段と、該読取手段で読み取った画像データに基づきオー
    トフォーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画
    像読取装置であって、 オートフォーカス開始時に前記読取手段で予め画像を読
    み取るよう制御すると共に、前記読取手段で読み取った
    画像データのうち最もコントラストの高いラインでオー
    トフォーカスを行うよう制御する制御手段を具備したこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 フィルム画像を読み取る読取手段と、前
    記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段上
    でのフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記
    読取手段で読み取った画像データに基づき前記フォーカ
    ス調整手段でフォーカスを調整することでオートフォー
    カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
    置であって、 前記表示手段における有効な画像領域を指定する領域指
    定手段と、オートフォーカス時に前記読取手段により前
    記領域指定手段で指定された画像を読み取るよう制御す
    ると共に、前記読取手段で読み取った画像からオートフ
    ォーカスを行う場所を決定する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  9. 【請求項9】 フィルム画像を読み取る読取手段と、前
    記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段上
    でのフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記
    読取手段で読み取った画像データに基づき前記フォーカ
    ス調整手段でフォーカスを調整することでオートフォー
    カスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装
    置であって、 オートフォーカス開始時に前記フォーカス調整手段をフ
    ォーカス調整範囲のうちの特定の場所に設定した後、前
    記読取手段で予め画像を読み取るよう制御すると共に、
    前記読取手段で読み取った画像からオートフォーカスを
    行う場所を決定する制御手段を具備したことを特徴とす
    る画像読取装置。
  10. 【請求項10】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    フォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取
    手段で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調
    整手段でフォーカスを調整することでオートフォーカス
    を行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置で
    あって、 前記フォーカス調整手段の位置を判別する位置判別手段
    と、前記フォーカス調整手段のフォーカス調整範囲に対
    する画像データ取得範囲を指定する範囲指定手段と、オ
    ートフォーカス時に前記フォーカス調整手段を前記フォ
    ーカス調整範囲全てにわたって動作させると共に、オー
    トフォーカスに使用する画像データを前記範囲指定手段
    の指定に基づき決定する制御手段とを具備したことを特
    徴とする画像読取装置。
  11. 【請求項11】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照
    射する照明手段と、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置であって、 オートフォーカス時に前記照明手段の光量を切り替えて
    オートフォーカスを行うよう制御する制御手段を具備し
    たことを特徴とする画像読取装置。
  12. 【請求項12】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照
    射する照明手段と、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置であって、 前記フィルム画像を拡大する光学手段の種類とその拡大
    率に応じてオートフォーカス時に前記照明手段の光量を
    切り替えてオートフォーカスを行うよう制御する制御手
    段を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  13. 【請求項13】 フィルム画像を読み取る読取手段、該
    読取手段を移動させる移動手段、前記フィルム画像が投
    影される表示手段、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構を備える画
    像読取装置と、該画像読取装置から転送された画像を処
    理する情報処理装置や前記転送された画像を記録媒体に
    印刷する画像形成装置等の外部装置とから構成される画
    像処理システムであって、 前記画像読取装置は、オートフォーカス中に前記移動手
    段を介して前記読取手段を移動させる制御手段を具備し
    たことを特徴とする画像処理システム。
  14. 【請求項14】 フィルム画像を読み取る読取手段、該
    読取手段を移動させる移動手段、前記フィルム画像が投
    影される表示手段、該表示手段に前記フィルム画像を投
    影する際にズーム及びフォーカスを調整する光学手段、
    前記読取手段で読み取った画像データに基づき制御され
    るオートフォーカス機構を備える画像読取装置と、該画
    像読取装置から転送された画像を処理する情報処理装置
    や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形成装
    置等の外部装置とから構成される画像処理システムであ
    って、 前記画像読取装置は、現在のフィルム画像の前記表示手
    段上での拡大率を検知する拡大率検知手段と、該拡大率
    検知手段で検知した拡大率及びオートフォーカス時に前
    記読取手段が前記表示手段上で画像を読み取る位置に応
    じてオートフォーカス中に前記移動手段を介して前記読
    取手段を移動させる制御手段とを具備したことを特徴と
    する画像処理システム。
  15. 【請求項15】 フィルム画像を読み取る読取手段、前
    記フィルム画像が投影される表示手段、該表示手段に前
    記フィルム画像を投影する際にズーム及びフォーカスを
    調整する光学手段、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構を備える画
    像読取装置と、該画像読取装置から転送された画像を処
    理する情報処理装置や前記転送された画像を記録媒体に
    印刷する画像形成装置等の外部装置とから構成される画
    像処理システムであって、 前記画像読取装置は、現在のフィルム画像の前記表示手
    段上での拡大率を検知する拡大率検知手段と、該拡大率
    検知手段で検知した拡大率に応じてオートフォーカス中
    に拡大率を変化させる制御手段とを具備したことを特徴
    とする画像処理システム。
  16. 【請求項16】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段、前記フィルム画像が投影される表示手段、前記読
    取手段で読み取った画像データに基づきオートフォーカ
    スを行うオートフォーカス機構を備える画像読取装置
    と、該画像読取装置から転送された画像を処理する情報
    処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画
    像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理シス
    テムであって、 前記画像読取装置は、オートフォーカス用に取得する前
    記画像データの主走査方向の取得範囲をフォーカスの変
    化に応じて変更する制御手段を具備したことを特徴とす
    る画像処理システム。
  17. 【請求項17】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段、該読取手段で読み取った画像データに基づきオー
    トフォーカスを行うオートフォーカス機構を備える画像
    読取装置と、該画像読取装置から転送された画像を処理
    する情報処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印
    刷する画像形成装置等の外部装置とから構成される画像
    処理システムであって、 前記画像読取装置は、オートフォーカス用に取得する前
    記画像データの主走査方向の取得範囲を有効な画像領域
    の指定に基づき設定する制御手段を具備したことを特徴
    とする画像処理システム。
  18. 【請求項18】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段、前記フィルム画像が投影される表示手段、前記読
    取手段で読み取った画像データに基づきオートフォーカ
    スを行うオートフォーカス機構を備える画像読取装置
    と、該画像読取装置から転送された画像を処理する情報
    処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画
    像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理シス
    テムであって、 前記画像読取装置は、前記表示手段における有効な画像
    領域を指定する領域指定手段と、オートフォーカス時に
    前記読取手段が前記表示手段上で画像を読み取る位置を
    前記領域指定手段で指定された画像領域に基づき設定す
    る制御手段とを具備したことを特徴とする画像処理シス
    テム。
  19. 【請求項19】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段、該読取手段で読み取った画像データに基づきオー
    トフォーカスを行うオートフォーカス機構を備える画像
    読取装置と、該画像読取装置から転送された画像を処理
    する情報処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印
    刷する画像形成装置等の外部装置とから構成される画像
    処理システムであって、 前記画像読取装置は、オートフォーカス開始時に前記読
    取手段で予め画像を読み取るよう制御すると共に、前記
    読取手段で読み取った画像データのうち最もコントラス
    トの高いラインでオートフォーカスを行うよう制御する
    制御手段を具備したことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  20. 【請求項20】 フィルム画像を読み取る読取手段、前
    記フィルム画像が投影される表示手段、該表示手段上で
    のフォーカスを調整するフォーカス調整手段、前記読取
    手段で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調
    整手段でフォーカスを調整することでオートフォーカス
    を行うオートフォーカス機構を備える画像読取装置と、
    該画像読取装置から転送された画像を処理する情報処理
    装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形
    成装置等の外部装置とから構成される画像処理システム
    であって、 前記画像読取装置は、前記表示手段における有効な画像
    領域を指定する領域指定手段と、オートフォーカス時に
    前記読取手段により前記領域指定手段で指定された画像
    を読み取るよう制御すると共に、前記読取手段で読み取
    った画像からオートフォーカスを行う場所を決定する制
    御手段とを具備したことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  21. 【請求項21】 フィルム画像を読み取る読取手段、前
    記フィルム画像が投影される表示手段、該表示手段上で
    のフォーカスを調整するフォーカス調整手段、前記読取
    手段で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調
    整手段でフォーカスを調整することでオートフォーカス
    を行うオートフォーカス機構を備える画像読取装置と、
    該画像読取装置から転送された画像を処理する情報処理
    装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形
    成装置等の外部装置とから構成される画像処理システム
    であって、 前記画像読取装置は、オートフォーカス開始時に前記フ
    ォーカス調整手段をフォーカス調整範囲のうちの特定の
    場所に設定した後、前記読取手段で予め画像を読み取る
    よう制御すると共に、前記読取手段で読み取った画像か
    らオートフォーカスを行う場所を決定する制御手段を具
    備したことを特徴とする画像処理システム。
  22. 【請求項22】 フィルム画像を読み取る読取手段、フ
    ォーカスを調整するフォーカス調整手段、前記読取手段
    で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調整手
    段でフォーカスを調整することでオートフォーカスを行
    うオートフォーカス機構を備える画像読取装置と、該画
    像読取装置から転送された画像を処理する情報処理装置
    や前記転送された画像を記録媒体に印刷する画像形成装
    置等の外部装置とから構成される画像処理システムであ
    って、 前記画像読取装置は、前記フォーカス調整手段の位置を
    判別する位置判別手段と、前記フォーカス調整手段のフ
    ォーカス調整範囲に対する画像データ取得範囲を指定す
    る範囲指定手段と、オートフォーカス時に前記フォーカ
    ス調整手段を前記フォーカス調整範囲全てにわたって動
    作させると共に、オートフォーカスに使用する画像デー
    タを前記範囲指定手段の指定に基づき決定する制御手段
    とを具備したことを特徴とする画像処理システム。
  23. 【請求項23】 フィルム画像を読み取る読取手段、前
    記フィルム画像が投影される表示手段、該表示手段に前
    記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照射す
    る照明手段、前記読取手段で読み取った画像データに基
    づき制御されるオートフォーカス機構を備える画像読取
    装置と、該画像読取装置から転送された画像を処理する
    情報処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷す
    る画像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理
    システムであって、 前記画像読取装置は、オートフォーカス時に前記照明手
    段の光量を切り替えてオートフォーカスを行うよう制御
    する制御手段を具備したことを特徴とする画像処理シス
    テム。
  24. 【請求項24】 フィルム画像を読み取る読取手段、前
    記フィルム画像が投影される表示手段、該表示手段に前
    記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照射す
    る照明手段、前記読取手段で読み取った画像データに基
    づき制御されるオートフォーカス機構を備える画像読取
    装置と、該画像読取装置から転送された画像を処理する
    情報処理装置や前記転送された画像を記録媒体に印刷す
    る画像形成装置等の外部装置とから構成される画像処理
    システムであって、 前記画像読取装置は、前記フィルム画像を拡大する光学
    手段の種類とその拡大率に応じてオートフォーカス時に
    前記照明手段の光量を切り替えてオートフォーカスを行
    うよう制御する制御手段を具備したことを特徴とする画
    像処理システム。
  25. 【請求項25】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    該読取手段を移動させる移動手段と、前記フィルム画像
    が投影される表示手段と、前記読取手段で読み取った画
    像データに基づき制御されるオートフォーカス機構とを
    備える画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御
    方法であって、 オートフォーカス中に前記移動手段を介して前記読取手
    段を移動させる制御工程を有することを特徴とするオー
    トフォーカス制御方法。
  26. 【請求項26】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    該読取手段を移動させる移動手段と、前記フィルム画像
    が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィルム画
    像を投影する際にズーム及びフォーカスを調整する光学
    手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
    制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
    置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、 現在のフィルム画像の前記表示手段上での拡大率を検知
    する拡大率検知工程と、該拡大率検知工程で検知した拡
    大率及びオートフォーカス時に前記読取手段が前記表示
    手段上で画像を読み取る位置に応じてオートフォーカス
    中に前記移動手段を介して前記読取手段を移動させる制
    御工程とを有することを特徴とするオートフォーカス制
    御方法。
  27. 【請求項27】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影する際にズーム及びフォーカ
    スを調整する光学手段と、前記読取手段で読み取った画
    像データに基づき制御されるオートフォーカス機構とを
    備える画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御
    方法であって、 現在のフィルム画像の前記表示手段上での拡大率を検知
    する拡大率検知工程と、該拡大率検知工程で検知した拡
    大率に応じてオートフォーカス中に拡大率を変化させる
    制御工程とを有することを特徴とするオートフォーカス
    制御方法。
  28. 【請求項28】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、前記フィルム画像が投影される表示手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、 オートフォーカス用に取得する前記画像データの主走査
    方向の取得範囲をフォーカスの変化に応じて変更する制
    御工程を有することを特徴とするオートフォーカス制御
    方法。
  29. 【請求項29】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、該読取手段で読み取った画像データに基づきオ
    ートフォーカスを行うオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法で
    あって、 オートフォーカス用に取得する前記画像データの主走査
    方向の取得範囲を有効な画像領域の指定に基づき設定す
    る制御工程を有することを特徴とするオートフォーカス
    制御方法。
  30. 【請求項30】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、前記フィルム画像が投影される表示手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、 前記表示手段における有効な画像領域を指定する領域指
    定工程と、オートフォーカス時に前記読取手段が前記表
    示手段上で画像を読み取る位置を前記領域指定工程で指
    定された画像領域に基づき設定する制御工程とを有する
    ことを特徴とするオートフォーカス制御方法。
  31. 【請求項31】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、該読取手段で読み取った画像データに基づきオ
    ートフォーカスを行うオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法で
    あって、 オートフォーカス開始時に前記読取手段で予め画像を読
    み取るよう制御すると共に、前記読取手段で読み取った
    画像データのうち最もコントラストの高いラインでオー
    トフォーカスを行うよう制御する制御工程を有すること
    を特徴とするオートフォーカス制御方法。
  32. 【請求項32】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    上でのフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づき前記フォー
    カス調整手段でフォーカスを調整することでオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、 前記表示手段における有効な画像領域を指定する領域指
    定工程と、オートフォーカス時に前記読取手段により前
    記領域指定工程で指定された画像を読み取るよう制御す
    ると共に、前記読取手段で読み取った画像からオートフ
    ォーカスを行う場所を決定する制御工程とを有すること
    を特徴とするオートフォーカス制御方法。
  33. 【請求項33】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    上でのフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づき前記フォー
    カス調整手段でフォーカスを調整することでオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法であって、 オートフォーカス開始時に前記フォーカス調整手段をフ
    ォーカス調整範囲のうちの特定の場所に設定した後、前
    記読取手段で予め画像を読み取るよう制御すると共に、
    前記読取手段で読み取った画像からオートフォーカスを
    行う場所を決定する制御工程を有することを特徴とする
    オートフォーカス制御方法。
  34. 【請求項34】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    フォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取
    手段で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調
    整手段でフォーカスを調整することでオートフォーカス
    を行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に
    適用されるオートフォーカス制御方法であって、 前記フォーカス調整手段の位置を判別する位置判別工程
    と、前記フォーカス調整手段のフォーカス調整範囲に対
    する画像データ取得範囲を指定する範囲指定工程と、オ
    ートフォーカス時に前記フォーカス調整手段を前記フォ
    ーカス調整範囲全てにわたって動作させると共に、オー
    トフォーカスに使用する画像データを前記範囲指定工程
    の指定に基づき決定する制御工程とを有することを特徴
    とするオートフォーカス制御方法。
  35. 【請求項35】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照
    射する照明手段と、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法で
    あって、 オートフォーカス時に前記照明手段の光量を切り替えて
    オートフォーカスを行うよう制御する制御工程を有する
    ことを特徴とするオートフォーカス制御方法。
  36. 【請求項36】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照
    射する照明手段と、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法で
    あって、 前記フィルム画像を拡大する光学手段の種類とその拡大
    率に応じてオートフォーカス時に前記照明手段の光量を
    切り替えてオートフォーカスを行うよう制御する制御工
    程を有することを特徴とするオートフォーカス制御方
    法。
  37. 【請求項37】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    該読取手段を移動させる移動手段と、前記フィルム画像
    が投影される表示手段と、前記読取手段で読み取った画
    像データに基づき制御されるオートフォーカス機構とを
    備える画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御
    方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータによ
    り読み出し可能な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、オートフォーカス中
    に前記移動手段を介して前記読取手段を移動させるよう
    に制御する制御ステップを有することを特徴とする記憶
    媒体。
  38. 【請求項38】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    該読取手段を移動させる移動手段と、前記フィルム画像
    が投影される表示手段と、該表示手段に前記フィルム画
    像を投影する際にズーム及びフォーカスを調整する光学
    手段と、前記読取手段で読み取った画像データに基づき
    制御されるオートフォーカス機構とを備える画像読取装
    置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行するプ
    ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
    記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、現在のフィルム画像
    の前記表示手段上での拡大率を検知するように制御する
    拡大率検知ステップと、該拡大率検知ステップで検知し
    た拡大率及びオートフォーカス時に前記読取手段が前記
    表示手段上で画像を読み取る位置に応じてオートフォー
    カス中に前記移動手段を介して前記読取手段を移動させ
    るように制御する制御ステップとを有することを特徴と
    する記憶媒体。
  39. 【請求項39】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影する際にズーム及びフォーカ
    スを調整する光学手段と、前記読取手段で読み取った画
    像データに基づき制御されるオートフォーカス機構とを
    備える画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御
    方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータによ
    り読み出し可能な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、現在のフィルム画像
    の前記表示手段上での拡大率を検知するように制御する
    拡大率検知ステップと、該拡大率検知ステップで検知し
    た拡大率に応じてオートフォーカス中に拡大率を変化さ
    せるように制御する制御ステップとを有することを特徴
    とする記憶媒体。
  40. 【請求項40】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、前記フィルム画像が投影される表示手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行する
    プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
    な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、オートフォーカス用
    に取得する前記画像データの主走査方向の取得範囲をフ
    ォーカスの変化に応じて変更するように制御する制御ス
    テップを有することを特徴とする記憶媒体。
  41. 【請求項41】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、該読取手段で読み取った画像データに基づきオ
    ートフォーカスを行うオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法を
    実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、オートフォーカス用
    に取得する前記画像データの主走査方向の取得範囲を有
    効な画像領域の指定に基づき設定するように制御する制
    御ステップを有することを特徴とする記憶媒体。
  42. 【請求項42】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、前記フィルム画像が投影される表示手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づきオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行する
    プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
    な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、前記表示手段におけ
    る有効な画像領域を指定するように制御する領域指定ス
    テップと、オートフォーカス時に前記読取手段が前記表
    示手段上で画像を読み取る位置を前記領域指定ステップ
    で指定された画像領域に基づき設定するように制御する
    制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  43. 【請求項43】 フィルム画像を1次元で読み取る読取
    手段と、該読取手段で読み取った画像データに基づきオ
    ートフォーカスを行うオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法を
    実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、オートフォーカス開
    始時に前記読取手段で予め画像を読み取るように制御す
    ると共に、前記読取手段で読み取った画像データのうち
    最もコントラストの高いラインでオートフォーカスを行
    うように制御する制御ステップを有することを特徴とす
    る記憶媒体。
  44. 【請求項44】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    上でのフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づき前記フォー
    カス調整手段でフォーカスを調整することでオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行する
    プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
    な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、前記表示手段におけ
    る有効な画像領域を指定するように制御する領域指定ス
    テップと、オートフォーカス時に前記読取手段により前
    記領域指定ステップで指定された画像を読み取るように
    制御すると共に、前記読取手段で読み取った画像からオ
    ートフォーカスを行う場所を決定するように制御する制
    御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  45. 【請求項45】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    上でのフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前
    記読取手段で読み取った画像データに基づき前記フォー
    カス調整手段でフォーカスを調整することでオートフォ
    ーカスを行うオートフォーカス機構とを備える画像読取
    装置に適用されるオートフォーカス制御方法を実行する
    プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
    な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、オートフォーカス開
    始時に前記フォーカス調整手段をフォーカス調整範囲の
    うちの特定の場所に設定した後、前記読取手段で予め画
    像を読み取るように制御すると共に、前記読取手段で読
    み取った画像からオートフォーカスを行う場所を決定す
    るように制御する制御ステップを有することを特徴とす
    る記憶媒体。
  46. 【請求項46】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    フォーカスを調整するフォーカス調整手段と、前記読取
    手段で読み取った画像データに基づき前記フォーカス調
    整手段でフォーカスを調整することでオートフォーカス
    を行うオートフォーカス機構とを備える画像読取装置に
    適用されるオートフォーカス制御方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、前記フォーカス調整
    手段の位置を判別するように制御する位置判別ステップ
    と、前記フォーカス調整手段のフォーカス調整範囲に対
    する画像データ取得範囲を指定するように制御する範囲
    指定ステップと、オートフォーカス時に前記フォーカス
    調整手段を前記フォーカス調整範囲全てにわたって動作
    させるように制御すると共に、オートフォーカスに使用
    する画像データを前記範囲指定ステップの指定に基づき
    決定するように制御する制御ステップとを有することを
    特徴とする記憶媒体。
  47. 【請求項47】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照
    射する照明手段と、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法を
    実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、オートフォーカス時
    に前記照明手段の光量を切り替えてオートフォーカスを
    行うように制御する制御ステップを有することを特徴と
    する記憶媒体。
  48. 【請求項48】 フィルム画像を読み取る読取手段と、
    前記フィルム画像が投影される表示手段と、該表示手段
    に前記フィルム画像を投影するためにフィルムに光を照
    射する照明手段と、前記読取手段で読み取った画像デー
    タに基づき制御されるオートフォーカス機構とを備える
    画像読取装置に適用されるオートフォーカス制御方法を
    実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体であって、 前記オートフォーカス制御方法は、前記フィルム画像を
    拡大する光学手段の種類とその拡大率に応じてオートフ
    ォーカス時に前記照明手段の光量を切り替えてオートフ
    ォーカスを行うように制御する制御ステップを有するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
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