JPH11266388A - デジタルカメラ及び撮影方法並びに記憶媒体 - Google Patents

デジタルカメラ及び撮影方法並びに記憶媒体

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JPH11266388A
JPH11266388A JP10066742A JP6674298A JPH11266388A JP H11266388 A JPH11266388 A JP H11266388A JP 10066742 A JP10066742 A JP 10066742A JP 6674298 A JP6674298 A JP 6674298A JP H11266388 A JPH11266388 A JP H11266388A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦点距離が短く、絞り径の小さなレンズを用
いても、主被写体の位置に影響されず、主被写体以外の
ピントの合っていない部分を主被写体との距離に応じて
自然にぼかした画像が得られるようにする。 【解決手段】 撮影面における複数の被写体までの距離
に基づいて主被写体を検出する検出手段4と、上記検出
された主被写体が存在する部分以外の撮影面を撮影して
得た画像データを、上記主被写体との間の距離に応じて
ぼかす画像処理を行う画像処理手段とを設け、主被写体
から離れるに従ってぼけるようにすることにより、主被
写体以外のピントの合っていない部分がぼけるようにし
て、焦点距離が短く、絞り径の小さなレンズを用いて撮
影しても、主被写体以外の被写体についてはぼかす効果
を演出できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ及び
撮影方法並びに記憶媒体に関し、特に、デジタルカメラ
を用いてぼけ処理を行うために用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀塩写真では、ポートレート
撮影などで、主被写体にピントを合わせ、絞りを調節し
て焦点深度を浅くし、主被写体以外のピントの合ってい
ない部分をぼかすようにする手法が用いられている。
【0003】上記ピントの合っていない部分のぼけの量
は、レンズの焦点距離、レンズの絞り径、ピントのあっ
ている部分との距離等によって決まる。したがって、ぼ
けの量はレンズの焦点距離が長くなるほど、レンズの絞
り径が大きくなるほど、ピントのあっている部分との距
離は大きくなるほど大きくなる。
【0004】ところで、デジタルカメラは、光学的に生
成した被写体像を電気信号に変換する撮像手段としてC
CD等の撮像素子を便用している。これらの撮像素子
は、対角の長さが3分の1インチ程度の大きさなので、
135銀塩フィルムに比べて著しく小さい。
【0005】したがって、135銀塩フィルムを使用す
るカメラと同じ画角を得ようとすると、135銀塩フィ
ルムを使用するカメラに比べてレンズの焦点距離は短く
なる。また、絞り径の大きいレンズは大型になり、かつ
高価となるため、一般のデジタルカメラでは絞り径の小
さいレンズを使用している。
【0006】以上説明したように、一般のデジタルカメ
ラは、焦点距離が短く、絞り径が小さなレンズで撮影さ
れる場合が多いために、主被写体以外のピントの合って
いない部分のぼけの量は小さくなり、主被写体以外のピ
ントが合っていない部分をぼかす効果を演出することは
困難であった。
【0007】この問題を解決するために、特開平4−8
1176号では、画像データの被写体像の周囲を画像処
理でぼかすようにすることを提案している。そして、上
記公報では、画面の外側に行く程空間周波数の高い成分
を弱めるようなフィルターを選択して、画面の外側に行
く程ぼかす量を大きくする画像処理を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平4−811
76号に提案されている技術では、画像の外側に行く程
ばかす量を大きくする画像処理を行っているために、以
下に述べる問題点を生じている。
【0009】すなわち、(イ)主被写体が画面の中央に
ない場合には、主被写体に画像処理が施され、主被写体
がぼけてしまう可能性がある。 (ロ)主被写体が画面の中央にある場合でも、主被写体
迄の距離と、その周囲の被写体迄の距離との関係は、外
側に行く程被写体迄の距離が遠くなるとは限らず、画面
の外側に行く程ぼかす量を大きくする画像処理を行う
と、実際のレンズの効果のぼけの量とは異なり、不自然
になることがある。 (ハ)画面の中央から外側に行く程ぼかす量を大きくす
る画像処理を行う際に、ぼけの変化の度合いが一定であ
り、レンズの絞り後や、焦点距離を変えた時のボケの変
化を再現できない問題があった。
【0010】本発明は上述の問題点にかんがみ、焦点距
離が短く、絞り径の小さなレンズを用いても、主被写体
の位置に影響されず、主被写体以外のピントの合ってい
ない部分を、主被写体との距離に応じて自然にぼかした
画像が得られるようにすることを目的とする。また、ボ
ケのレベルを任意に設定できるようにすることを第2の
目的とする。また、レンズの絞り径を変えた時のボケの
変化を再現できるようにすることを第3の目的とする。
また、焦点距離を変えた時のボケの変化を再現できるよ
うにすることを第4の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルカメラ
は、撮影面における複数の被写体までの距離を測定し、
上記各被写体までの距離に基づいて主被写体を検出する
主被写体検出手段と、上記主被写体以外の被写体が存在
する撮影面を撮影して得た画像データを、上記主被写体
迄の距離と他の被写体迄の距離との違いに応じて、上記
他の被写体を含む所定の範囲についてぼかすようにする
画像処理を行う画像処理手段とを具備することを特徴と
している。また、本発明のデジタルカメラの他の特徴と
するところは、撮影面を複数の撮影領域に分割し、各撮
影領域における被写体までの距離を測定する測距手段
と、上記複数の撮影領域の中で、主被写体が存在する主
領域を検出する主領域検出手段と、上記領域検出手段に
よって検出された主被写体が存在する主領域以外の撮影
領域を撮影して得た画像データを、各撮影領域の被写体
と上記主被写体との間の距離に応じてぼかすようにする
画像処理を行う画像処理手段とを具備することを特徴と
している。また、本発明のデジタルカメラの他の特徴と
するところは、上記主領域検出手段は、上記測距手段が
測定した各領域の被写体までの距離の内、最も近い領域
の被写体を主被写体として主領域を検出することを特徴
としている。また、本発明のデジタルカメラの他の特徴
とするところは、ぼけのレベルを設定するレベル設定手
段と、上記主被写体が存在する主領域以外の撮影領域を
撮影して得た画像データを、各撮影領域の主被写体及び
被写体迄の距離と、上記レベル設定手段により設定され
たレベルに応じてぼかすようにする画像処理を行う画像
処理手段とを具備することを特徴としている。また、本
発明のデジタルカメラの他の特徴とするところは、上記
レベル設定手段は、レンズの絞り径に関連する値を設定
することを特徴としている。また、本発明のデジタルカ
メラの他の特徴とするところは、上記レベル設定手段
は、レンズの焦点距離に関連する値を設定することを特
徴としている。
【0012】本発明の撮影方法は、撮影面における複数
の被写体までの距離を測定し、上記各被写体までの距離
に基づいて主被写体を検出する主被写体検出処理と、上
記主被写体以外の被写体が存在する撮影面を撮影して得
た画像データを、上記主被写体迄の距離と他の被写体迄
の距離との違いに応じて、上記他の被写体を含む所定の
範囲についてぼかすようにする画像処理を行う画像処理
とを行うことを特徴としている。また、本発明の撮影方
法は、撮影面を複数の撮影領域に分割し、各撮影領域に
おける被写体までの距離を測定する測距処理と、上記複
数の撮影領域の中で、主被写体が存在する主領域を検出
する主領域検出処理と、上記領域検出処理によって検出
された主被写体が存在する主領域以外の撮影領域を撮影
して得た画像データを、各撮影領域の被写体と上記主被
写体との間の距離に応じてぼかすようにする画像処理と
を行うことを特徴としている。また、本発明の撮影方法
の他の特徴とするところは、上記主領域検出処理は、上
記測距処理が測定した各領域の被写体までの距離の内、
最も近い領域の被写体を主被写体とする処理であること
を特徴としている。また、本発明の撮影方法のその他の
特徴とするところは、ぼけのレベルを設定するレベル設
定処理と、上記主被写体が存在する撮影領域以外の撮影
領域を撮影して得た画像データを、各撮影領域の主被写
体及び被写体迄の距離と、上記設定処理により設定され
たレベルとに応じてぼかす画像処理とを行うことを特徴
としている。また、本発明の撮影方法のその他の特徴と
するところは、上記レベル設定処理は、レンズの絞り径
に関連する値を設定することを特徴としている。また、
本発明の撮影方法のその他の特徴とするところは、上記
レベル設定処理は、レンズの焦点距離に関連する値を設
定することを特徴とことを特徴としている。
【0013】本発明の記憶媒体は、上記各手段としてコ
ンピュータを機能させるためのプログラムを格納したこ
とを特徴としている。本発明の記憶媒体の他の特徴とす
ることろは、上記撮影方法を行う手順をコンピュータに
実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とし
ている。
【0014】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、撮影面に
おける複数の被写体までの距離に基づいて主被写体が検
出されるとともに、上記検出された主被写体が存在する
部分以外の撮影面を撮影して得た画像が、上記主被写体
との間の距離に応じてぼかす画像処理が行われるので、
焦点距離が短く、絞り径の小さなレンズを用いて撮影し
ても、主被写体以外のピントの合っていない部分は、主
被写体が画面のどの位置にあるかに係わらず、主被写体
との距離に応じて自然にぼかした画像が得られるように
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
すブロック図である。図1において、1は結像された光
学像を電気信号に変換するCCD撮像素子等の撮像手
段、2は撮像手段1からの電気信号をデジタル画像デー
タに変換する信号処理手段、3は撮影面を複数の領域に
分割し、各領域の被写体までの距離を測定する測距手段
である。
【0016】4は上記複数の領域の中で主被写体が存在
する領域を検出する主領域検出手段であり、たとえば測
距手段3が測定した各領域の被写体までの距離が最も近
い領域の被写体を主被写体とする処理を行う。5は各領
域の被写体と主被写体との間の距離を演算する演算手段
である。
【0017】6はボケのレベルを設定するレベル設定手
段、7は主被写体が存在する撮影面以外の撮影面を撮影
して得た画像の画像データを、各領域の被写体と主被写
体との間の距離とレベル設定手段6の設定値に応じてぼ
かすようにする画像処理を行う画像処理手段、8は記録
媒体であり、例えば磁気テープ、磁気ディスク、または
半導体メモリ等の記録媒体、あるいはこれらの組み合わ
せからなる記録媒体、9は画像を表示する液晶、CRT
等からなる表示手段である。
【0018】図2で、本実施の形態の測距手段3の概略
構成を説明する。図2において、20は撮影面で、複数
の領域、例えば、5つの領域20a〜20eに分割され
ている。図2中で1点鎖線で示される不図示の撮影レン
ズの光軸を中心にして、これを上下に挟むように、投光
部22と受光部25とが配置されている。
【0019】投光部22は、複数列、たとえば5列のス
ポット光源22a〜22eを備えている。これらのスポ
ット光源22a〜22eは、周知のように近赤外光を発
生するLEDとレンズとから構成されていて、撮影面2
0の5つの領域20a〜20eに向けて5つのスポット
光21a〜21eをそれぞれ照射する。
【0020】なお、不図示の撮影レンズから撮影面20
までの距離は、撮影レンズと投光部22との距離に比べ
てかなり大きいため、スポット光21a〜21eは、不
図示の撮影レンズの中心から、撮影面20に投光されて
いるとみなすことができる。
【0021】また、5個のスポット光源22a〜22e
は順次駆動され、撮影面20の中央を横方向に一定角度
で走査し、5つの領域20a〜20eを順次スポット走
査する。受光部25は、レンズ23とイメージエリアセ
ンサー24からなる。イメージエリアセンサー24は2
4a〜24eの5列のセンサーからなり、それぞれの撮
影面の領域20a〜20eの被写体からの反射光を検出
する。この反射光の入射位置とスポット光源との関係か
ら、光学的三角測量方式によって各領域の被写体までの
距離を測定する。
【0022】次に、画像処理手段7について説明する。
図3はピントの合っていない部分とピントのあっている
主被写体との距離とピントの合っていない部分のボケの
大きさを示す図である。
【0023】図3で、縦軸はピントの合っていない部分
のボケの大きさを示し、横軸はピントの合っていない部
分とピントがあっている主被写体との距離である。ま
た、図3において、A、B、Cはぼけのレベルの違いを
表す図であり、ボケのレベルはA、B、Cの順に大きく
なる。図3から分かるように、主被写体からの距離が大
きくなるほどぼけ量は大きくなる。
【0024】また、主被写体からの距離が同じであって
も、ボケのレベルによって、ボケの大きさが異なる。例
えば、主被写体からの距離がdの時、ボケの大きさは
A、B、Cの順に大きくなる。すなわち、ぼけの大きさ
はボケのレベルが大きいほど大きくなる。
【0025】また、ぼけのレベルはレンズの絞り径及び
焦点距離によって異なり、絞り径が大きい程ぼけのレベ
ルは大きく、レンズの焦点距離が大きい程ぼけのレベル
は大きくなる。
【0026】画像処理手段7は、信号処理手段2からの
画像データを、主領域検出手段4が検出した主被写体が
存在する撮影面以外の領域を撮影して得た画像データに
ついて、演算手段5からの各領域の主被写体からの距離
と、レベル設定手段6からのぼけのレベルの設定値、例
えばA、B、Cに応じて、図3に示すぼけの大きさとな
るようにする画像処理を施す。
【0027】この画像処理は、例えばある1つの画像デ
ータを周囲のいくつかの画像データの平均値に置き換え
ることによってなされる。この平均に用いるデータの数
が多い程ぼけの量は大きくなる。
【0028】また、図4はピントの合っていない部分と
ピントのあっている主被写体の距離と平均に用いるデー
タの数を表す図であり、縦軸は平均に用いられるデータ
数であり、横軸はピントの合っていない部分とピントの
あっている主被写体の距離であり、A、B、Cはぼけの
レベルである。図4に従って、平均に用いるデータ数を
決めると、図3に示したぼけの大きさとなるように画像
処理を施すことができる。
【0029】次に、図5のフローチャートを用いて本発
明のデジタルカメラの動作を説明する。最初のステップ
S1で処理がスタートし、次に、ステップ2において、
レベル設定手段6によりぼけのレベルを設定する。
【0030】次に、ステップ3に進み、不図示のレリー
ズスイッチが押されたか否かを判断し、レリーズスイッ
チが押された場合には撮影を開始する。撮影を開始する
と、先ず、ステップ4において、測距手段3により画面
の各領域における被写体までの距離を測定する。
【0031】次に、ステップ5では、主被写体の存在す
る領域を検出する処理を行う。これは、例えば、最も近
い被写体を主被写体として検出する処理である。次に、
ステップ6では、不図示の撮影レンズを駆動し、ステッ
プS5で検出した主被写体にピントを合わせる。
【0032】次のステップ7では、撮像手段1に結像さ
れた光学像を電気信号に変換し、この変換した電気信号
を信号処理手段2に出力する。信号処理手段2は撮像手
段1から入力された電気信号をデジタル画像データに変
換する。次のステップ8では、測距手段3及び主領域検
出手段4から入力される信号に基づいて、演算手段5が
各領域の被写体と主被写体との間の距離を演算する。
【0033】次のステップ9では、画像処理手段7が、
上述した方法により、主被写体が存在する撮影面以外の
撮影面を撮影して得た画像の画像データを、各領域の被
写体と主被写体との間の距離とレベル設定手段6のぼけ
のレベルの設定値に応じてぼかすようにする画像処理を
行う。
【0034】次のステップ10では、主被写体及び画像
処理したデータを表示装置9に表示する処理を行う。次
のステップ11では、主被写体及び画像処理したデータ
を記録媒体8に記録する処理を行う。
【0035】なお、本実施の形態では、ぼけのレベルを
A、B、Cとしたが、これを絞り径と関連する値、ある
いはレンズの焦点距離と関連する値とすると、レンズの
絞り後や、焦点距離を変えた時のぼけの変化を再現でき
る。
【0036】また、本実施の形態では、撮影面の領域を
領域20a〜20eのように、撮影面を横方向に分割し
た例を示したが、縦方向について分割するようにしても
よい。この場合は、投光部22及び受光部25を構成す
る各素子を縦方向に配列するとともに、撮影レンズの光
軸を中心にして、これを左右に挟むように、上記投光部
22と受光部25とを配置する。
【0037】また、上記実施の形態においては、撮影面
を複数の領域に分割したが、必ずしも複数の領域に分割
しなくてもよく、測距を行った複数のポイント迄の距離
と、主被写体迄の距離に応じて、各ポイントを含む所定
の範囲をぼかすようにすればよい。
【0038】(本発明の他の実施の形態)本発明は複数
の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに
適用しても1つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ
装置)からなる装置に適用しても良い。
【0039】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するための
ソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明の範
疇に含まれる。
【0040】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体
は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶す
る記録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0041】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の
共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にも
かかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれ
ることは言うまでもない。
【0042】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明によれ
ば、撮影面における複数の被写体までの距離に基づいて
主被写体を検出し、上記検出した主被写体が存在する撮
影面以外の撮影面を撮影して得た画像データを、上記主
被写体との間の距離に応じてぼかすようにする画像処理
を行ううようにしたので、焦点距離が短く、絞り径の小
さなレンズを用いて撮影しても、主被写体以外のピント
の合っていない部分を、主被写体が画面のどの位置にあ
るかに係わらず、主被写体との距離に応じて自然にぼか
した画像が得られるようにすることができる。
【0044】また、本発明の他の特徴によれば、撮影面
を複数の撮影領域に分割し、各撮影領域における被写体
までの距離を測定するとともに、上記複数の撮影領域の
中で、主被写体が存在する主領域を検出し、上記検出し
た主被写体が存在する主領域以外の撮影領域を撮影して
得た画像データを、各撮影領域の被写体と上記主被写体
との間の距離に応じてぼかすようにしたので、デジタル
カメラにおいて焦点距離が短く、絞り径の小さなレンズ
を用いても、主被写体の位置に影響されず、主被写体以
外のピントの合っていない領域の被写体を上記主被写体
との距離に応じて自然にぼかした画像を得ることができ
る。また、本発明のその他の特徴によれば、ぼけのレベ
ルを設定するようにしたので、ぼけのレベルを任意に設
定した撮影を行うことができる。また、本発明のその他
の特徴によれば、レンズの絞り径を変えた時のぼけの変
化を再現することができる。また、本発明のその他の特
徴によれば、焦点距離を変えた時のぼけの変化を再現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の測距手段の図である。
【図3】主被写体との距離とピントの合っていない部分
のぼけの大きさを示す図である。
【図4】主被写体との距離と平均に用いるデータの数を
表す図である。
【図5】実施の形態の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 撮像手段 2 信号処理手段 3 測距手段 4 主領域検出手段 5 演算手段 6 レベル設定手段 7 画像処理手段 8 記録媒体 9 表示装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影面における複数の被写体までの距離
    を測定し、上記各被写体までの距離に基づいて主被写体
    を検出する主被写体検出手段と、 上記主被写体以外の被写体が存在する撮影面を撮影して
    得た画像データを、上記主被写体迄の距離と他の被写体
    迄の距離との違いに応じて、上記他の被写体を含む所定
    の範囲についてぼかすようにする画像処理を行う画像処
    理手段とを具備することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影面を複数の撮影領域に分割し、各撮
    影領域における被写体までの距離を測定する測距手段
    と、 上記複数の撮影領域の中で、主被写体が存在する主領域
    を検出する主領域検出手段と、 上記領域検出手段によって検出された主被写体が存在す
    る主領域以外の撮影領域を撮影して得た画像データを、
    各撮影領域の被写体と上記主被写体との間の距離に応じ
    てぼかすようにする画像処理を行う画像処理手段とを具
    備することを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 上記主領域検出手段は、上記測距手段が
    測定した各領域の被写体までの距離の内、最も近い領域
    の被写体を主被写体として主領域を検出することを特徴
    とする請求項2に記載のデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のデジタルカメ
    ラにおいて、 ぼけのレベルを設定するレベル設定手段と、 上記主被写体が存在する主領域以外の撮影領域を撮影し
    て得た画像データを、各撮影領域の主被写体及び被写体
    迄の距離と、上記レベル設定手段により設定されたレベ
    ルに応じてぼかすようにする画像処理を行う画像処理手
    段とを具備することを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 上記レベル設定手段は、レンズの絞り径
    に関連する値を設定することを特徴とする請求項4に記
    載のデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 上記レベル設定手段は、レンズの焦点距
    離に関連する値を設定することを特徴とする請求項4に
    記載のデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 撮影面における複数の被写体までの距離
    を測定し、上記各被写体までの距離に基づいて主被写体
    を検出する主被写体検出処理と、 上記主被写体以外の被写体が存在する撮影面を撮影して
    得た画像データを、上記主被写体迄の距離と他の被写体
    迄の距離との違いに応じて、上記他の被写体を含む所定
    の範囲についてぼかすようにする画像処理を行う画像処
    理とを行うことを特徴とする撮影方法。
  8. 【請求項8】 撮影面を複数の撮影領域に分割し、各撮
    影領域における被写体までの距離を測定する測距処理
    と、 上記複数の撮影領域の中で、主被写体が存在する主領域
    を検出する主領域検出処理と、 上記領域検出処理によって検出された主被写体が存在す
    る主領域以外の撮影領域を撮影して得た画像データを、
    各撮影領域の被写体と上記主被写体との間の距離に応じ
    てぼかすようにする画像処理とを行うことを特徴とする
    撮影方法。
  9. 【請求項9】 上記主領域検出処理は、上記測距処理が
    測定した各領域の被写体までの距離の内、最も近い領域
    の被写体を主被写体とする処理であることを特徴とする
    請求項8に記載の撮影方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の撮影方法に
    おいて、 ぼけのレベルを設定するレベル設定処理と、 上記主被写体が存在する撮影領域以外の撮影領域を撮影
    して得た画像データを、各撮影領域の主被写体及び被写
    体迄の距離と、上記設定処理により設定されたレベルと
    に応じてぼかす画像処理とを行うことを特徴とする撮影
    方法。
  11. 【請求項11】 上記レベル設定処理は、レンズの絞り
    径に関連する値を設定することを特徴とする請求項10
    に記載の撮影方法。
  12. 【請求項12】 上記レベル設定処理は、レンズの焦点
    距離に関連する値を設定することを特徴とする請求項1
    0に記載の撮影方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜6の何れか1項に記載の各
    手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム
    を格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項7〜12の何れか1項に記載の
    撮影方法を行う手順をコンピュータに実行させるための
    プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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