JP2000004334A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

Info

Publication number
JP2000004334A
JP2000004334A JP10167428A JP16742898A JP2000004334A JP 2000004334 A JP2000004334 A JP 2000004334A JP 10167428 A JP10167428 A JP 10167428A JP 16742898 A JP16742898 A JP 16742898A JP 2000004334 A JP2000004334 A JP 2000004334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image
height
platen
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10167428A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yoneyama
剛 米山
Masahide Wakayama
雅英 若山
Kuniaki Obayashi
邦明 大林
Atsushi Shirata
敦 白田
Hajime Otsuki
肇 大月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10167428A priority Critical patent/JP2000004334A/ja
Publication of JP2000004334A publication Critical patent/JP2000004334A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り装置において、原稿の高さが所
定値以上である場合でも、画像の読み取りを行うことが
できるようにして、読み取り対象となるブック原稿の厚
みの制約を低減する。 【解決手段】 検出された原稿の高さデータを所定値と
比較し、高さデータが所定値以上の場合に(S15でY
ES)、原稿台を下方に移動させる(S16)。さら
に、原稿の高さデータ検出を行い、高さデータが所定値
内に入っていれば(S15でNO)、本スキャンを開始
する(S18)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に係わり、特に、書籍などのブック原稿を原稿台上に上
向きに載置して撮影を行う画像読み取り装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿上向きセット型の画像読
み取り装置では、湾曲したブック原稿を読み取る場合
に、プレスキャン時に検出された原稿の高さデータに基
づいて原稿の画像補正を行うことにより、画像の再現性
の向上が図られている。この際、ブック原稿の厚みが所
定値以上で、原稿台上に原稿を見開いた状態で載置した
時の原稿の高さデータが所定値(例えば、50mm)以
上であると判別された場合には、高さデータに基づく画
像補正が不可能であるため、画像読み取り装置は、その
旨をユーザに警告していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像読み取り装置では、原稿の高さデータ
を所定値以内にするという制約は、読み取られる対象で
あるブック原稿の厚みに対する制約につながり、所定値
以上の厚みのあるブック原稿については画像読み取りが
できないという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、原稿の高さが所定値以上である
場合でも、画像の読み取りを行うことができるようにし
て、読み取り対象となるブック原稿の厚みの制約を低減
することが可能な画像読み取り装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、原稿台上に載置された上向き原稿を上方か
ら光学的に読み取る画像読み取り装置において、原稿を
載置する原稿台と、原稿台上に載置された原稿の像を読
み取る撮像手段と、原稿台上に載置された原稿の高さデ
ータを検出する高さ検出手段と、高さ検出手段により検
出された高さデータを所定値と比較する比較手段と、比
較手段による比較の結果、高さデータが所定値以上の場
合に、原稿台を下方に移動させる原稿台移動手段とを備
えたものである。
【0006】上記構成においては、高さ検出手段により
検出された原稿の高さデータを所定値と比較し、高さデ
ータが所定値以上の場合に、原稿台移動手段により原稿
台を下方に移動させる。さらに、原稿の高さデータを再
び検出して、高さデータが所定値内に入っていれば、原
稿画像を読み取る。こうして、原稿高さが所定値以上あ
る場合でも、原稿の画像読み取りが可能となる。
【0007】また、上記において、原稿台移動手段によ
り原稿台を下方に移動させた後、再度、高さ検出手段に
より原稿の高さデータを検出するようにすればよい。こ
れにより、再度、検出した原稿の高さデータに基づいて
適切な画像補正を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
画像読み取り装置について図面を参照して説明する。図
1は、第1の実施形態による画像読み取り装置の外観図
である。画像読み取り装置1は、基板2を有し、この基
板2上には原稿台3が設置されている。この原稿台3上
には、書籍やファイル等の複数頁の原稿(以下、この様
な原稿をブック原稿と称する)が読み取る所望の頁を見
開いた状態で上向きに載置される。この原稿台3は、下
方向(図1の矢印方向)に移動可能である。この原稿台
3の駆動機構については後述する。原稿台3の上方には
光学的走査により原稿を読み取る撮像部7が配されてお
り、本体ハウジング5の上面から上方に延びた支柱6に
よって片持ち形式で支持されている。原稿台3と撮像部
7の間には所定の間隔があり、この間隔により作業空間
が形成されている。
【0009】また、画像読み取り装置1には、原稿台3
の奥側上方に配置され、原稿を照明する照明部8と、本
体ハウジング5の前面に配置され、画像読み取り条件等
の設定を行うための操作部と操作状態を表示する表示部
が一体となった操作表示パネル4と、原稿台3の奥側に
原稿台長手方向に沿って配置され、原稿台3に載置され
た原稿の奥側の側面を写すミラー9と、制御部100
(図3参照)とが設けられている。さらにまた、原稿台
3の左右両側部には、ユーザが読み取り開始を指示する
ためのスタートキー12が1つずつ設けられており、ま
た、原稿台3の前面側には、ブック原稿を押さえる際の
ひじ掛けとして用いられるアームレスト11が配設され
ている。撮像部7によって撮影された画像データは、制
御部100により各種処理を受けて、所望の出力装置
(プリンタ、コンピュータ)等に出力される。
【0010】図2は、画像読み取り装置1による画像読
み取りの様子を示す図である。撮像部7は、複数の撮像
素子(図面の手前から奥側に向かう方向:主走査方向)
にライン状に配列したCCDラインセンサ10(撮像手
段:以下、ラインセンサという)と、原稿台3に載置さ
れた原稿画像をラインセンサ10上に結像する撮影レン
ズLとを備える。ラインセンサ10は、原稿画像が結像
される結像面において、主走査方向と直交する副走査方
向(図2の矢印Sで示す方向)に移動され、副走査方向
の各読み取り位置においてライン毎に画像を読み取る。
また、撮影レンズLは、レンズ駆動部35(図3参照)
によって、光軸方向に移動可能に設けられており、後述
する高さ検出によって得られる原稿の高さに応じて移動
され、ラインセンサ10上に常に合焦状態で原稿面の像
を結像する。
【0011】ブック原稿BDは、表紙の上部をミラー9
に押し当てて原稿台3上に載置することで、基準位置に
表紙の上端エッジを一致させて位置決めする。このミラ
ー9は、原稿台3の原稿載置面に対して45度の角度で
傾斜して載置されており、このミラー9には、原稿台3
に載置されたブック原稿BDの側面が写される。ミラー
9に写されたブック原稿BDの側面像は、原稿面と共
に、撮影レンズLによってラインセンサ10上に投影さ
れる。ラインセンサ10は、投影された原稿面及び側面
像を読み取るだけの充分な長さを有しており、走査移動
によって、原稿面及び側面像を同時に読み取る。なお、
本実施形態では、ラインセンサ10を用いたものを示し
たが、これに代えてエリアセンサを用いてもよい。
【0012】次に、本画像読み取り装置1の制御部10
0について図3のブロック図を参照して説明する。ライ
ンセンサ10は、実際の画像読み取り動作である本スキ
ャン動作前に、後述する原稿面の高さ検出、及び濃度制
御用の画像データをサンプリングするために予備スキャ
ンを実行する。撮影レンズLにより集められた原稿面か
らの反射光は、ラインセンサ10上に結像されて、ライ
ンセンサ10の撮像素子によってその受光量に応じた電
気信号に変換されて、撮像素子の配列順にA/D変換器
102に出力される。
【0013】まず、プレスキャン時のデータの流れを説
明すると、A/D変換器102に入力された電気信号
は、一時メモリ104に一旦格納され、CPU101を
介して輝度検出部112に転送される。輝度検出部11
2では、副走査方向の所定ライン毎に各画素の輝度を集
計して輝度ヒストグラムを作成し、下地輝度及び画像の
有無の判定のための閾値を算出する。計数部113で
は、輝度検出部112で作成された輝度ヒストグラムに
基づいて、輝度が閾値以下の画素の個数をカウントす
る。位置検出部114では、原稿の撮像面の走査された
位置(副走査方向の走査位置)を検出する。CPU10
1は、輝度検出部112で検出された下地輝度、計数部
113でカウントされた画素数、位置検出部114で検
出された位置情報に基づいて、原稿面の高さデータを演
算する(高さデータの検出処理については後述する)。
また、CPU101は、この演算された高さデータに基
づいてAF制御をするためのデータの生成も行う。即
ち、レンズ駆動部35に制御信号を出力し、ラインセン
サ10の読み取り位置に応じて、撮影レンズLを移動さ
せて、ラインセンサ10上に常に原稿面の画像が合焦状
態で結像するようにする。また、CPU101は、ラン
プ駆動部45に制御信号を出力し、照明部8のランプの
点灯/消灯を制御する。
【0014】一方、本スキャン時には、A/D変換器1
02から画像処理部103にデータが転送される。この
画像処理部103は、CPU101から送られた高さデ
ータに基づいて、原稿面の歪みの補正、濃度補正等の処
理を行い、画像処理後の信号を外部装置に出力する。こ
の際、画像処理部103において、原稿面を押さえるユ
ーザの手(指)の像を消去する処理を行えばさらによ
い。また、CPU101は、検出した高さデータが所定
値以上である場合には、原稿台駆動用のパルスモータ5
5に制御信号を出力して、原稿台3を下方向に移動す
る。
【0015】次に、原稿面の高さデータの検出につい
て、詳細に説明する。図4は、画像読み取り装置1で用
いる高さ検出処理の原理を示す図である。ブック原稿B
Dの上端をミラー9に押し当てて所定位置に載置するこ
とで、ミラー9には、ブック原稿BDの側面像が写され
る。この側面像をラインセンサ10で読み取ることによ
って、原稿高さの分布を求めることができる。図4で
は、ラインセンサ10の読み取り範囲を一点鎖線Aで示
し、ラインセンサ10の撮像素子のアドレスを紙面左よ
り順に1〜nで示している。
【0016】図5は、撮像部7によって読み取った画像
データの様子を示す図である。図中のaは原稿面の像、
bは原稿台3の像、cはミラー9に写った背景部の像、
dはミラー9に写ったブック原稿BDの側面像を示す。
原稿面の像aと原稿側面の像dは、主走査方向に湾曲し
たように読み取られる。原稿面と原稿側面は、一般に白
色に近い紙であるので、これらの像a,dは白く読み取
られる。一方、原稿地肌より濃く着色されている原稿台
3とミラー9に写る背景部は、反射光量が少ないので、
これらの像b,cは黒く読み取られる。
【0017】図6は、図5の点線で示した位置の画像を
ラインセンサ10で読み取った時の主走査方向1ライン
分の出力の様子を示す図である。横軸をラインセンサ1
0の撮像素子のアドレス、縦軸を各撮像素子の出力像の
濃度と規定する。ここで、(1)はミラー9上に写った
背景部の像c、(2)はミラー9上に写った原稿側面の
像d、(3)は原稿面の像a、(4)は原稿台3の像b
の各像の撮像素子上での領域を示す。Dthは、原稿像
か否かを判別するための所定の閾値である。n1は、閾
値Dthを越える出力の撮像素子の最小アドレス値、即
ち、原稿側面の像dにおける原稿面の上部エッジが結像
される位置を示す値である。ここで、n1の値は、ライ
ンセンサ10の副走査方向の走査移動により、原稿面の
高さに応じて変化する。一方、n2はミラー9の下端、
即ち、ミラー9と原稿台3との境界位置であり、原稿側
面を読み取る撮像素子の中の最小アドレス値であって固
定の値である。即ち、n2−n1が各走査位置における
高さ検出で用いる原稿の高さに相当する画素数であり、
この画素数が高さデータに換算される。このようにし
て、原稿台3に載置されている原稿の高さが検出でき
る。
【0018】上記図6において、n2−n1=n2であ
る場合、すなわち、n1=0である場合は、ミラー9に
原稿側面の像が写りきらない状態であり、正確な高さデ
ータが検出されず、ひいてはこの高さデータに基づいた
画像処理もできない可能性があるため、上述したよう
に、CPU101が原稿台3を下方向に移動する制御信
号をパルスモータ55に出力し、原稿台3を下方向に移
動させる。
【0019】次に、画像読み取り装置1の画像読み取り
時の制御について図7のフローチャートを参照して説明
する。まず、ユーザによりスタートボタン12が押下さ
れて、画像読み取り装置1の読み取りの開始が指示され
ると(S11でYES)、CPU101は、ランプ制御
部45に制御信号を出力して照明部8のランプを点灯さ
せ、原稿を照明するとともに、ラインセンサ10を移動
させて予備スキャン動作を行う(S12)。そして、読
み取られた画像データ(ミラー9に写った原稿側面の画
像データ)に基づいて前述した原稿高さ検出を行う(S
13)。この高さ検出は、予備スキャンが完了するまで
各ライン毎に行われる。
【0020】そして、予備スキャンが終了すると(S1
4でYES)、検出された各ラインの高さデータの内で
所定値以上のものがあるか否かが検出される(S1
5)。高さデータが所定値以上のラインが1ラインでも
ある場合(S15でYES)には、原稿台3を下降させ
る制御を行う(S16)。そして、S12に戻り、再度
予備スキャンを行って、原稿の高さデータを読み取り直
す。
【0021】一方、各ラインの高さデータの内で所定値
以上のものがない場合には(S15でNO)、読み取っ
た高さデータに基づいた画像処理を行うための設定をし
た後(S17)、本スキャンを開始する(S18)。本
スキャン時には、この設定された条件に基づいて、画像
の読み取りが行われる。そして、本スキャンが終了する
と(S19でYES)、照明部8のランプを消灯して画
像読み取り動作を終える。本スキャンの終了時に原稿台
3が下降している場合には、本スキャンが終了した時点
で原稿台3を元の位置(初期位置)に戻す制御をする。
【0022】ここで、原稿台3の駆動機構について図8
及び図9を参照して説明する。図8は画像読み取り装置
1を後方から見た場合の原稿台3の駆動機構を示す図、
図9は装置本体斜め下方向から見た原稿台3の駆動機構
の拡大図である。図9の破線で示される原稿台3は、原
稿台設置板60に片側支持されて固定されている。そし
て、この原稿台設置板60は、ネジ部材61と螺合して
いる。このネジ部材61には、パルスモータ55の駆動
力(回転)がベルト62を介して伝達される構造であ
る。原稿の高さデータが所定値以上(50mm以上)で
あると判断されると、原稿台3を下降させる信号がCP
U101からパルスモータ55に出力され、この信号に
基づいてパルスモータ55が回転し、その駆動力がベル
ト62を介してネジ部材61を回転させ、このネジ部材
61の回転に伴い、原稿台設置板60及びこれに固定さ
れている原稿台3がガイド部材63に沿って下方向に移
動する。原稿台3を図1に示される初期位置に位置付け
るために、原稿台設置板60の初期位置を原稿台3の初
期位置に対応するホームセンサ64の位置とする。
【0023】このような処理を行うことにより、原稿の
高さデータが所定値以上である場合でも、原稿台3を下
方に移動させて、原稿の高さを所定値内にすることがで
きるので、原稿台移動後の原稿高さデータに基づいて適
切な画像補正を行うことができる。
【0024】次に、第2の実施形態による画像読み取り
装置1について図10を参照して説明する。第1の実施
形態では、ミラー9の撮像データから検出した高さデー
タに基づいて原稿の高さデータが所定値以上(50mm
以上)であるか否かを検出する方法を用いたが、第2の
実施形態では、図10に示されるように、ミラー9の上
側にミラー9に沿って配設された複数ペアの発光素子8
0、受光素子81を用いて、原稿の高さデータが所定値
以上であるか否かを検出する。発光素子80及び受光素
子81は、原稿台3より高さ50mmの位置に配置され
る。発光素子80は、装置手前側に向かって原稿台3と
平行な光を発し、受光素子81は、原稿側面の高さが5
0mm以上の場合に、原稿側面からの反射光を受光す
る。CPU101は、発光素子80が発した光の原稿側
面からの反射光を受光素子81が検出すると、原稿台3
に載置された原稿の高さが所定値以上であり、その高さ
データに基づく画像処理が不可能であると判断して、原
稿台3を下げる制御を行う。
【0025】また、図11に示されるように、上記の発
光素子80、受光素子81を、装置手前側のストッパ1
1の上側で原稿台3からの高さが50mmの位置に設け
てもよい。さらにまた、図12に示されるように、発光
素子80をミラー9の上側(原稿台3からの高さ50m
mの位置)に設け、受光素子81を装置手前側のストッ
パ11の上側(原稿台3からの高さ50mmの位置)に
設けてもよい。但し、この場合には、CPU101は、
受光素子81が発光素子80からの光を受光しないとき
に、原稿の高さが所定値以上であると判断して、原稿台
3を下げる。
【0026】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の2つ
の実施形態では、原稿の高さが所定値以上であると判断
された場合に、原稿台3を下降させるようにしたが、ブ
ック原稿の読み取り時に予め原稿台を下げておいて、ブ
ック原稿の厚みに応じて原稿台を上昇させるようにして
もよい。また、見開いた原稿の左右ページを同じ高さ
(水平)にするために、左右の原稿台を独立して上下移
動できるようにした原稿台に対しても本発明が適用でき
ることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像読み
取りの対象が所定値以上の厚みのブック原稿であった場
合、原稿台を下方に移動させて、原稿の高さデータを所
定値内とすることができるので、この高さデータに基づ
いて適切な画像補正を行うことができる。これにより、
従来の画像読み取り装置に比べて、読み取り対象となる
ブック原稿の厚みに対する制約が低減され、装置の使い
勝手が良くなる。
【0028】また、上記のような場合において、原稿台
を下方に移動させた後、再度、原稿の高さデータを検出
することにより、この原稿の高さデータを用いて、読み
取り画像の補正処理などを的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像読み取り装
置の外観図である。
【図2】上記画像読み取り装置による画像読み取りの様
子を示す図である。
【図3】上記画像読み取り装置の制御部のブロック図で
ある。
【図4】上記画像読み取り装置で用いる高さ検出処理の
原理を示す図である。
【図5】上記画像読み取り装置の撮像部によって読み取
った画像データの様子を示す図である。
【図6】図5の点線で示した位置の画像をラインセンサ
で読み取った時の主走査方向1ライン分の出力の様子を
示す図である。
【図7】画像読み取り時の制御を示すフローチャートで
ある。
【図8】画像読み取り装置を後方から見た場合の原稿台
の駆動機構を示す図である。
【図9】装置本体斜め下方向から見た原稿台の駆動機構
の拡大図である。
【図10】本発明の第2の実施形態による画像読み取り
装置の外観図である。
【図11】上記画像読み取り装置の変形例を示す図であ
る。
【図12】上記画像読み取り装置の変形例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 画像読み取り装置 3 原稿台 9 ミラー(高さ検出手段) 10 ラインセンサ(撮像手段) 55 パルスモータ(原稿台移動手段) 80 発光素子(高さ検出手段) 81 受光素子(高さ検出手段) 101 CPU(高さ検出手段、比較手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大林 邦明 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 白田 敦 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 大月 肇 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H012 CA22 5C072 AA01 DA04 EA05 LA02 LA12 MA01 MB04 MB06 MB08 UA13 VA06 WA04 XA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に載置された上向き原稿を上方
    から光学的に読み取る画像読み取り装置において、 原稿を載置する原稿台と、 前記原稿台上に載置された原稿の像を読み取る撮像手段
    と、 前記原稿台上に載置された原稿の高さデータを検出する
    高さ検出手段と、 前記高さ検出手段により検出された高さデータを所定値
    と比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、高さデータが所定値以
    上の場合に、前記原稿台を下方に移動させる原稿台移動
    手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿台移動手段により前記原稿台を
    下方に移動させた後、再度、前記高さ検出手段により原
    稿の高さデータを検出するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の画像読み取り装置。
JP10167428A 1998-06-15 1998-06-15 画像読み取り装置 Withdrawn JP2000004334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10167428A JP2000004334A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10167428A JP2000004334A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000004334A true JP2000004334A (ja) 2000-01-07

Family

ID=15849532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10167428A Withdrawn JP2000004334A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000004334A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017061044A1 (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 株式会社Pfu 綴じ媒体載置装置及び綴じ媒体読取装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017061044A1 (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 株式会社Pfu 綴じ媒体載置装置及び綴じ媒体読取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10190972A (ja) 画像読取り装置
JPH08154154A (ja) 画像読み取り装置
JPH10210266A (ja) 画像読み取り装置
JP2000004334A (ja) 画像読み取り装置
JPH09149256A (ja) 画像読取装置
JPH10327301A (ja) 画像読取装置
JPH10262147A (ja) 画像読取り装置
JPH09200445A (ja) 画像読取り装置
JP3888308B2 (ja) フィルムホルダおよび画像読み取り制御装置
JP3125522B2 (ja) 画像読取装置
JPH10341319A (ja) 画像読取装置
JP2001069332A (ja) 画像読み取り装置
JP2000224390A (ja) 画像読み取り装置
JP2003037712A (ja) 画像読取装置
JPH10233901A (ja) 撮像装置
JPH08242347A (ja) 画像読み取り装置
JPH10322523A (ja) 画像読取装置
JPH1093778A (ja) 画像読取り装置
JPH10285334A (ja) 画像読取り装置
JPH11341283A (ja) 画像読み取り装置
JPH10257323A (ja) 画像読取り装置
JP2001309132A (ja) 読み取り装置
JPH11298686A (ja) 画像読み取り装置
JPH10210231A (ja) 画像読取り装置
JP2000353232A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906