JP2001154242A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2001154242A
JP2001154242A JP33563299A JP33563299A JP2001154242A JP 2001154242 A JP2001154242 A JP 2001154242A JP 33563299 A JP33563299 A JP 33563299A JP 33563299 A JP33563299 A JP 33563299A JP 2001154242 A JP2001154242 A JP 2001154242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
mode
state
photographing
photographer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33563299A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kakita
剛 垣田
Sadahito Katagiri
禎人 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP33563299A priority Critical patent/JP2001154242A/ja
Publication of JP2001154242A publication Critical patent/JP2001154242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自身を適正に撮影画面にとらえ、かつ被写体以
外に容易にピントを合わせてとることのできるカメラを
提供する。 【解決手段】ミラーMを反射状態にして、カメラのレン
ズ103を、撮影者自身を撮影するに適したピント位置
へレンズを駆動するセルフポートレート撮影モードを設
定したところ、さらに良い被写体が別に見つかったよう
な場合には、メインスイッチ10を操作して一旦セルフ
ポートレート撮影モード解除を行うことにより、シャッ
タチャンスを逃すことなく所望の被写体にピントを合わ
せることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラを担持した撮影
者自身を被写体として撮影できるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラを用いた通常の撮影においては、
撮影者がカメラのファインダを覗いて所望の被写体を選
択し、最適なシャッタチャンスでシャッタレリーズを行
うようになっている。カメラはこのような撮影に適した
構成を有しており、より具体的には、カメラを構えた撮
影者の目で覗けるような位置にファインダが設けられ、
カメラを担持した右手の人差し指が丁度のるような位置
にレリーズボタンが設けられている。従って、カメラ
は、本来的に撮影者自身を撮影するように構成されては
いないと言える。
【0003】これに対し、撮影者は自らが被写体となる
ことを所望する場合がある。かかる場合、撮影者はカメ
ラを三脚にセットし、セルフタイマ機構もしくは遠隔操
作式のレリーズ機構を用いて撮影を行うか、撮影者以外
の者に依頼して撮影を行うか、状況に応じていずれかの
撮影態様を適宜選択するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、三脚は
カメラに比し重量がありかつ嵩張るものであるため、撮
影者が常時携帯するには不便であり、撮影者が自身の撮
影を所望するとき、常に三脚を使えるとは限らない。ま
た、セルフタイマ機構を用いた撮影では、最適なシャッ
タチャンスをとらえて撮影を行うことが困難であるとい
う問題がある。更に、撮影を所望する場所において撮影
者のみしか存在しない場合もあり、かかる場合には、撮
影者以外の者に撮影を依頼することは不可能である。
【0005】これに対し、従来技術のカメラを左手のみ
で担持しつつ撮影者自身に相対させ、その状態で腕をい
っぱいに伸ばすことにより、撮影者自らを撮影すること
は可能である。そこで、このような状態において、カメ
ラの前方およそ0.4m乃至1.0mの位置に存在する
撮影者が、被写体としてより良好に撮影できるようにす
るために、所定の撮影条件を設定するセルフポートレー
ト撮影モードを選択可能なカメラが開発されている。こ
のようなセルフポートレート撮影モードを設定したカメ
ラを用いれば、かかるカメラを担持した撮影者自身を適
切に撮影することが可能となる。
【0006】ところが、このようなカメラでは、カメラ
を担持した撮影者にピントが合うように、ピント位置が
固定されるため、意図して撮影者をぼかして撮影者以外
(例えば背景)にピントを合わせることが困難となり、
それにより撮影の機会が限定されてしまうという問題が
ある。
【0007】一方、セルフポートレート撮影モードを設
定可能なカメラにミラーを設けて、このミラーを介して
自身の像を撮影者が観察できるようにすることも考えら
れる。このようなミラー付きのカメラにおいて、撮影者
が自身を撮影するために、ミラーを反射できる状態に設
定すると、自動的にセルフポートレート撮影モードが設
定されて、撮影レンズが撮影者自身を撮るのに適した位
置へ駆動されるようになっていれば便利である。
【0008】ところが、例えば撮影者が自身を撮影しよ
うとして、ミラーを反射できる状態にしたところ、さら
に良い被写体が別に見つかったため、かかる別な被写体
にカメラを向けてレリーズボタンを押したところ、実は
セルフポートレート撮影モードが設定されたままで、得
られた写真では被写体にピントが合っていなかったとい
う恐れもある。かかる場合、撮影を所望する被写体にピ
ントを合わせようとすると、一旦ミラーを反射できない
状態に戻さなくてはならず、それによりシャッタチャン
スを失う恐れがある。
【0009】更に、近年におけるカメラの多機能化によ
り、強制ストロボモードや、赤目モードなど、多種の撮
影モードが標準的に設けられており、撮影に応じて適切
な撮影モードを選択する必要がある。ここで、撮影モー
ドの切り替えは、単一の操作ボタンを1回もしくは2回
以上押圧することに行うことが多く、シャッタチャンス
を逃すまいと焦るあまり、操作ボタンの押圧回数を誤っ
た結果、撮影モードの選択を誤る恐れがある。例えば赤
目モードが誤って設定されたような場合には、撮影前に
ランプが一度点灯するだけであるから、特に大きな問題
は生じない。ところが、セルフポートレート撮影モード
が誤って設定されると、ピントが固定されてしまうた
め、そのまま撮影を行うと、被写体にピントが合ってい
ない不適切な写真が得られる恐れがある。
【0010】又、セルフポートレート撮影モードを設定
して、カメラを担持した撮影者のみならず、その周囲に
いる友人なども交えて撮影したい場合もある。ところ
が、撮影したい被写体となる人間が増えると、カメラの
撮影画角内に全員を収めることが困難な場合も生じる。
特に、セルフポートレート撮影モードで撮影する場合、
被写体がカメラに接近している状況が多いため、かかる
問題は顕著に表れる。
【0011】本発明は、以上の問題に鑑みて成されたも
のであり、自身を適正に撮影画面にとらえ、かつ被写体
以外に容易にピントを合わせてとることのできるカメラ
を提供することを目的とする。
【0012】更に本発明は、セルフポートレート撮影モ
ードが誤って設定されないようにしたカメラを提供する
ことを目的とする。
【0013】更に本発明は、セルフポートレート撮影モ
ード時に撮影画枠内に被写体を収めやすくしたカメラを
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、第1の本発明のカメラは、カメラを担持した撮影者
自身を自ら被写体とする際に、該被写体を確認可能な反
射部材と、前記反射部材が所定の状態にあることを検知
する検知手段と、を有し、前記検知手段による検知に従
って、前記カメラのレンズを前記撮影者自身を撮影する
に適したピント位置へレンズを駆動するモードを設定可
能なカメラにおいて、前記モードが設定されているとき
に、前記モードを解除可能な操作部材を備えたことを特
徴とする。
【0015】第2の本発明のカメラは、カメラを担持し
た撮影者自身を自ら被写体とする際に使用され、第1状
態と第2状態とに設定可能な反射部材を有し、前記カメ
ラのレンズを前記撮影者自身を撮影するに適したピント
位置へレンズを駆動するモードを設定可能なカメラにお
いて、前記反射部材が、前記第2状態に設定されている
ときは、前記モードへの設定を禁止する制御手段を有す
ることを特徴とする。
【0016】第3の本発明のカメラは、所定の焦点距離
を変更可能ズームレンズと前記ズームレンズの焦点距離
範囲を越えてさらに広角側の特定の焦点距離を設定し、
かつ、撮影画角をパノラマサイズに切り替えるワイドパ
ノラマモードと、前記カメラのレンズを前記撮影者自身
を撮影するに適したピント位置へレンズを設定するセル
フポートレート撮影モードとを設定可能なカメラにおい
て、前記セルフポートレート撮影モードが設定された場
合には、前記ワイドパノラマモードを設定することを特
徴とする。
【0017】第4の本発明のカメラは、所定の焦点距離
を変更可能ズームレンズと、カメラを担持した撮影者自
身を自ら被写体とする際に使用され、第1状態と第2状
態とに設定可能な反射部材と、を有し、前記ズームレン
ズの焦点距離範囲を越えてさらに広角側の特定の焦点距
離を設定し、かつ、撮影画角をパノラマサイズに切り替
えるワイドパノラマモードを設定可能であり、前記反射
部材が前記第1状態に設定された場合には、前記ワイド
パノラマモードを設定することを特徴とする。
【0018】
【作用】第1の本発明のカメラによれば、カメラを担持
した撮影者自身を自ら被写体とする際に、該被写体を確
認可能な反射部材と、前記反射部材が所定の状態にある
ことを検知する検知手段と、を有し、前記検知手段によ
る検知に従って、前記カメラのレンズを前記撮影者自身
を撮影するに適したピント位置へレンズを駆動するモー
ドを設定可能なカメラにおいて、前記モードが設定され
ているときに、前記モードを解除可能な操作部材を備え
ているので、ミラーを前記所定の状態(例えば、反射で
きる状態)にして、前記カメラのレンズを前記撮影者自
身を撮影するに適したピント位置へレンズを駆動するモ
ード(例えばセルフポートレート撮影モード)を設定し
たところ、さらに良い被写体が別に見つかったような場
合には、前記操作部材を用いてモード解除を行うことに
より、シャッタチャンスを逃すことなくかかる被写体に
ピントを合わせることが可能となる。
【0019】前記操作部材が、遠景撮影モードの設定部
材であれば好ましい。
【0020】前記所定の状態が、前記反射部材によりカ
メラを担持した撮影自身を確認できる状態である、例え
ばセルフポートレート撮影モードであると好ましい。
【0021】前記反射部材が、前記カメラの本体に対し
て着脱可能であれば好ましいが、前記反射部材が前記本
体に備え付けられていても良い。
【0022】第2の本発明のカメラによれば、カメラを
担持した撮影者自身を自ら被写体とする際に使用され、
第1状態と第2状態とに設定可能な反射部材を有し、前
記カメラのレンズを前記撮影者自身を撮影するに適した
ピント位置へレンズを駆動するモードを設定可能なカメ
ラにおいて、前記反射部材が、前記第2状態に設定され
ているときは、前記モードへの設定を禁止する制御手段
を有する。すなわち、前記反射部材が、前記第2状態
(例えばカメラを担持した撮影者が、反射部材を介して
自身の像を視認できない状態)に設定されているとき
は、カメラを担持した撮影者自身を撮影することはない
として、前記モード(例えばセルフポートレート撮影モ
ード)への設定を禁止することにより、モードを誤った
まま撮影することを抑止できる。
【0023】前記第1状態が、前記撮影者自身が前記反
射部材により該被写体を確認できる状態でありかつ、前
記第2状態が、前記撮影者自身が前記反射部材により該
被写体を確認できない状態であれば好ましい。
【0024】前記カメラが、操作スイッチを有し、該操
作スイッチの操作により前記モードが設定されれば好ま
しい。
【0025】前記操作スイッチが、少なくとも1つ以上
の撮影モードの設定と兼用されていれば、操作スイッチ
の数を増やさなくて済むため好ましい。
【0026】第3の本発明のカメラによれば、所定の焦
点距離を変更可能ズームレンズと前記ズームレンズの焦
点距離範囲を越えてさらに広角側の特定の焦点距離を設
定し、かつ、撮影画角をパノラマサイズに切り替えるワ
イドパノラマモードと、前記カメラのレンズを前記撮影
者自身を撮影するに適したピント位置へレンズを設定す
るセルフポートレート撮影モードとを設定可能なカメラ
において、前記セルフポートレート撮影モードが設定さ
れた場合には、前記ワイドパノラマモードを設定するの
で、イメージサークルの差を利用して、より撮影画角を
大きく設定できるため、多人数を被写体とする撮影など
が可能となる。
【0027】第4の本発明のカメラによれば、所定の焦
点距離を変更可能ズームレンズと、カメラを担持した撮
影者自身を自ら被写体とする際に使用され、第1状態と
第2状態とに設定可能な反射部材と、を有し、前記ズー
ムレンズの焦点距離範囲を越えてさらに広角側の特定の
焦点距離を設定し、かつ、撮影画角をパノラマサイズに
切り替えるワイドパノラマモードを設定可能であり、前
記反射部材が前記第1状態に設定された場合には、前記
ワイドパノラマモードを設定するので、イメージサーク
ルの差を利用して、より撮影画角を大きく設定できるた
め、多人数を被写体とする撮影などが可能となる。
【0028】前記第1状態が、前記撮影者自身が前記反
射部材により該被写体を確認できる状態でありかつ、前
記第2状態が前記撮影者自身が前記反射部材により該被
写体を確認できない状態であると好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明するが、本明細書中において説
明に用いる「セルフポートレート撮影モード」とは、三
脚やセルフタイマーを用いることなく、カメラの前方
0.4m〜1.0m程度の近接距離に存在しカメラを担
持した撮影者自身を撮影するのに適した撮影モードをい
うものとする。従って、セルフポートレート撮影モード
設定時には、被写体距離が0.5m又はその近傍である
被写体が被写界深度内に含まれるような位置を予め合焦
位置として定めれば良く、それにより測距動作を不要と
することができる。
【0030】尚、セルフポートレート撮影モードの設定
時に、以下の撮影条件が設定されると好ましい。 (1) ズーム機能を備えたカメラにおいては、ズーム
位置をワイド端側に設定し、撮影画枠と、後述する視認
用ミラーの反射範囲とを略一致させるか、又はミラーの
反射範囲で撮影画枠をカバーするようにする。 (2) 撮影レンズの合焦位置を、被写体距離が0.5
ないし0.6m(本実施の形態では0.5m)の被写体
が被写界深度内に含まれる位置に設定する。これにより
測距を不要とすることができる。 (3) 絞り兼用シャッタを小絞り側に強制的に設定
し、被写界深度を増大させる。より具体的には、カメラ
に装填されたフィルムの感度に応じ、フィルムのISO
感度が400以上ならF22とし、フィルムのISO感
度が400未満ならF16とする。 (4) シャッタレリーズに応動してストロボ発光(い
わゆる日中シンクロ)を行い、小絞り設定に応じて低下
した露光量を補う。
【0031】一方、「通常撮影モード」とは、カメラの
前方にいる被写体を測距して、測距結果に応じて撮影レ
ンズの合焦動作を行わしめるため、比較的遠方にいる被
写体を撮影するのに適した撮影モードであるが、これに
限られない。本実施の形態においては、セルフポートレ
ート撮影モードと通常撮影モードとは、選択的に設定さ
れる。
【0032】図1は、第1の実施の形態にかかるカメラ
のブロック図である。図1において、制御手段としての
カメラのCPU1は、電源2から電力を供給され、パノ
ラマ切替駆動機構3と、測光及び露出回路4と、ズーム
レンズ駆動回路5と、フォーカスレンズ駆動回路6と、
測距回路7と、LCD8と、撮影モードスイッチ9、メ
インスイッチ10と、レリーズスイッチ11と、パノラ
マ切り替えスイッチ12と、ミラー検知スイッチ13
と、ズーム切替スイッチ14とに接続されている。RO
M,RAM、入出力回路、タイマ回路等を含むワンチッ
プマイコンであるCPU1は、メインスイッチ10のオ
ン操作に基づき、撮影に関する後述の制御を開始するこ
とができる。撮影モードスイッチ(操作スイッチ)9
は、押圧する毎に通常撮影モード(AUTOモード)、
セルフポートレート撮影モード、遠景にピントを合わせ
ることが可能な遠景撮影モード、セルフタイマを用いて
撮影を行うためのセルフタイマ撮影モード、レリーズス
イッチ11がオンとなっている間連写を行う連写撮影モ
ードをこの順で選択できるようになっている。尚、撮影
モードスイッチ9により選択された撮影モードは、それ
を示すアイコンなどの形態でLCD8に表示される。
【0033】図2は、本実施の形態にかかるカメラの斜
視図である。図3は、図2の構成をIII-III線で切断し
て矢印方向に見た図である。図2において、カメラ本体
101の上面左方には、レリーズスイッチ11をオン操
作させるためのレリーズボタン107及びメインスイッ
チ10が配置され、上面中央には、ミラー蓋102が後
縁を中心として回動可能に取り付けられている。図2に
示す反射位置においてミラー蓋102の前面には、凸面
鏡であるミラーMが取り付けられている。ミラーMの曲
率及び大きさは、反射位置において、カメラを担持する
撮影者が観察したときに、ミラーMの範囲とカメラの撮
影画枠とが略一致するか、又はミラーMが撮影画枠全体
をカバーできるように設定されている。本実施の形態に
おいては、ミラーMは樹脂材に金属膜を蒸着して形成さ
れている。
【0034】図3において、ミラー蓋102の下端に
は、カメラ本体101に対して枢動可能に取り付けられ
た支持部102aが形成されている。図2の矢印に示す
ように、撮影者が、ミラー蓋102を把持して手動で枢
動させることにより、ミラー蓋102をアップさせ、又
はダウンさせることができるようになっている。
【0035】カメラ本体101の内部には、ミラー検知
スイッチ13を構成するミラーダウンスイッチ120と
ミラーアップスイッチ121とが設けられている。ミラ
ー蓋102が図3の点線で示す収納位置(第2状態)に
ダウンしたときは、ミラー蓋102の一部がミラーダウ
ンスイッチ120を押圧して、それによりミラーダウン
を検出できるようになっている。ミラー蓋102が図3
の実線で示す反射位置(第1状態)にアップしたとき
は、ミラー蓋102の下端が、梃子103を介してミラ
ーアップスイッチ121を押圧して、それによりミラー
アップを検出できるようになっている。
【0036】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。まず、通常の撮影モードで撮影を行うことを所望す
る場合には、撮影者が撮影モードスイッチ9を切り替え
て通常撮影モードを選択すると、CPU1が通常撮影モ
ードを設定する。
【0037】その後、レリーズボタン107の半押しに
基づくレリーズスイッチ11の信号に応動して、CPU
1は、測光及び露出回路4により被写体輝度を測定する
と共に、測距回路7により被写体までの距離を測定し、
測定された被写体までの距離に基づき、合焦位置へと撮
影レンズ103を駆動するように、フォーカスレンズ駆
動回路6を制御する。
【0038】更にCPU1は、レリーズボタン107の
全押しに基づくレリーズスイッチ12の信号に応動し
て、測光及び露出回路4からの測光結果に基づき決定さ
れたシャッタ速度及び絞り値で絞り兼用シャッタ(不図
示)を駆動するので撮影が行われることとなる。このと
き、撮影モードスイッチ9により、連写撮影モードの設
定が成されていれば、レリーズボタン107を押してい
る期間は、フィルムの巻き上げと撮影とが繰り返し行わ
れるようになっている。又、セルフタイマモードが設定
されれば、赤目・セルフタイマ兼用ランプ104がシャ
ッタレリーズ前10秒間だけ点滅するようになってい
る。更に、遠景撮影モードが設定されれば、遠くの山な
ど遠方の被写体に対してピントを合わせた撮影が可能と
なる。
【0039】これに対し、セルフポートレート撮影モー
ドが設定された後は、以下のような制御を行う。図4
は、セルフポートレート撮影モード設定に関わるカメラ
の制御ルーチンを示すフローチャートである。かかる制
御ルーチンは、撮影モードスイッチ9でセルフポートレ
ート撮影モードが選択され、かつレリーズボタン107
の半押しにより開始されるものである。尚、スタート時
点では、CPU1はまだセルフポートレート撮影モード
を設定しない。
【0040】図4のステップS101において、まずC
PU1は、ミラーアップスイッチ121がオンとなって
いるか否か判断する。ミラーアップスイッチ121がオ
ンとなっていなければ、CPU1は、ミラー蓋102が
反射位置にないので、撮影者がセルフポートレート撮影
モードでの撮影を意図していないと判断し、更にステッ
プS117で測光及び測距を行って、続くステップS1
18でレリーズボタン10の全押しを待ったのち、ステ
ップS119で撮影動作及びフィルム巻き上げ動作を行
ってリターンするようになっている。
【0041】一方、ステップS101において、ミラー
アップスイッチ121がオンとなっていれば、CPU1
は、ミラー蓋102が反射位置にあるので、撮影者がセ
ルフポートレート撮影モードでの撮影を意図していると
判断し、続くステップS102において、セルフポート
レート撮影モードを設定し、LCD8にセルフポートレ
ート撮影モードが設定された旨のアイコン表示を行う。
【0042】尚、反射位置においては、カメラを担持す
る撮影者自身を撮影する時に、撮影者がミラーMを視認
することにより、撮影画枠内に自分が収まるか否か判断
することができるようになっている。
【0043】セルフポートレート撮影モードで撮影され
る被写体は、カメラを担持した撮影者自身であるから、
CPU1は、測距回路7に測距動作を行わせることな
く、被写界深度を考慮して被写体距離が0.5mまたは
この近傍の被写体にピントが合うように、撮影レンズ1
03を合焦駆動させる。尚、被写界深度を高めるべく、
絞り値は小絞り側に設定することが好ましい。更に、カ
メラを片手で担持することにより手振れが生じやすくな
ることに対処すべく、シャッタ速度を速めることが好ま
しい。尚、シャッタ速度を速めることにより低下する露
光量を補うべく、被写界輝度に関わらずストロボ発光さ
せることが好ましい。
【0044】ところで、セルフポートレート撮影モード
が設定されているときでも、ミラー蓋102が反射位置
にある状態で、撮影画枠内に自身を収め且つ遠景にピン
トを合わせたい場合や、通常のオートフォーカス撮影を
行いたい場合がある。本来的には、ミラー蓋102を収
納位置へと移動させれば、セルフポートレート撮影モー
ドが解除されるが、1枚だけ通常撮影を行いたい場合な
ど、わざわざミラー蓋102を閉じるのは面倒である。
【0045】そこで、以下のように制御を行う。ステッ
プS103において、CPU1は、メインスイッチ10
がオン操作されていないか判断する。メインスイッチ1
0がオン操作されていれば、CPU1は、撮影者が一旦
セルフポートレート撮影モードを解除して、通常撮影モ
ードでの撮影を所望していると判断し、ステップS11
3でセルフポートレート撮影モードを解除し、かつLC
D8のセルフポートレート撮影モードが設定されている
旨のアイコン表示を中止する。
【0046】更に、ステップS114において、CPU
1は、撮影レンズ103を、オートフォーカス動作を行
う際の基準となる初期位置へ駆動し、ステップS115
においてレリーズボタン10の全押しを待った上で、ス
テップS116で撮影とフィルムの巻き上げとを行う。
その後、制御フローはステップS102へと戻り、再度
セルフポートレート撮影モードを設定し、LCD8にセ
ルフポートレート撮影モードが設定された旨のアイコン
表示を行う。
【0047】ステップS103において、メインスイッ
チ10がオン操作されていないと判断すれば、CPU1
は、かかる時点で、撮影モードスイッチ9が操作されて
いるか否か判断する(ステップS104)。撮影モード
スイッチ9が操作されれば、CPU1は、撮影者が一旦
セルフポートレート撮影モードを解除して、遠景撮影モ
ードなどを用いて背景にピントが合う撮影を所望してい
ると判断し、ステップS109でセルフポートレート撮
影モードを解除し、かつLCD8のセルフポートレート
撮影モードが設定されている旨のアイコン表示を中止す
る。
【0048】更に、ステップS110において、CPU
1は、例えば遠景撮影モードを設定して、通常撮影(オ
ートフォーカス)モードの状態で、撮影画枠のうち中心
以外の背景を測距対象としたりして、遠景又は背景にピ
ントが合う位置に撮影レンズ103を駆動し、更にステ
ップS111においてレリーズボタン10の全押しを待
った上で、ステップS112で撮影とフィルムの巻き上
げとを行う。その後、制御フローはステップS102へ
と戻り、再度セルフポートレート撮影モードを設定し、
LCD8にセルフポートレート撮影モードが設定された
旨のアイコン表示を行う。
【0049】ステップS104において、撮影モードス
イッチ9が操作されないと判断すれば、CPU1は、撮
影者がセルフポートレート撮影モード下での撮影を所望
すると判断して、セルフポートレート撮影モードの設定
を維持しつつ、ステップS111においてレリーズボタ
ン10の全押しを待った上で、ステップS112で撮影
とフィルムの巻き上げとを行う。その後、ステップS1
07で、CPU1は、ミラーダウンスイッチ120がオ
ンになっているか否か判断し、オンになっていないと判
断すれば、フローをステップS103へと戻して、再撮
影のため同様の動作を繰り返す。
【0050】一方、CPU1が、ミラーダウンスイッチ
120がオンになっていると判断すれば、ステップS1
08でセルフポートレート撮影モードを解除し、かつL
CD8のセルフポートレート撮影モードが設定されてい
る旨のアイコン表示を中止した後、フローを抜けるよう
になっている。
【0051】本実施の形態によれば、セルフポートレー
ト撮影モードが設定された後にも、操作部材としてのメ
インスイッチ10もしくは撮影モードスイッチ9の操作
によって、セルフポートレート撮影モードを一旦解除し
て、所望の撮影を行うことができるため、シャッタチャ
ンスなどを逃すことなく撮影を行うことができる。
【0052】尚、セルフポートレート撮影モードを解除
する操作部材は、撮影モードスイッチ9、メインスイッ
チ10に限られない。
【0053】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図5は、本実施の形態の制御を示すフローチャート
であり、図4のフローチャートに対し、異なる部分のみ
を示している。
【0054】図5のステップS201において、まずC
PU1は、ミラーアップスイッチ121がオンとなって
いるか否か判断する。ミラーアップスイッチ121がオ
ンとなっていなければ、CPU1は、ミラー蓋102が
反射位置にないので、撮影者がセルフポートレート撮影
モードでの撮影を意図していないと判断し、更にステッ
プS205で、セルフポートレート撮影モードを選択を
禁止する。
【0055】かかる禁止動作をより具体的に説明する。
通常、撮影モードスイッチ9を繰り返し押す度に、セル
フポートレート撮影モードを含む全ての選択可能な撮影
モードに対応するアイコンが、順繰りにLCD8に表示
されるようになっている。ところが、ミラーアップスイ
ッチ121がオンとなっていなければ、CPU1は、撮
影モードスイッチ9を何度押しても、セルフポートレー
ト撮影モードに対応するアイコンが、LCD8に表示さ
れないようにするのである。従って、かかる状態で撮影
者は、セルフポートレート撮影モードの設定ができず、
その設定を所望する場合にはミラー蓋102を反射位置
へと移動させなくてはならない。
【0056】一方、ミラーアップスイッチ121がオン
となっていると判断すれば、CPU1は、ステップS2
02において、選択可能な撮影モードに、セルフポート
レート撮影モードを加える。従って、撮影モードスイッ
チ9の操作に応じて、LCD8にセルフポートレート撮
影モードに対応するアイコンが表示され、撮影者は、セ
ルフポートレート撮影モードを選択できることとなる。
【0057】ステップS203で、CPU1は、セルフ
ポートレート撮影モードが選択されているか否か判断す
る。セルフポートレート撮影モードが選択されていない
と判断すれば、制御フローはステップS201へと戻
る。一方、セルフポートレート撮影モードが選択されて
いると判断すれば、CPU1は、ステップS102にお
いて、セルフポートレート撮影モードを設定し、LCD
8にセルフポートレート撮影モードが設定された旨のア
イコン表示を行い、更に図4のステップS103以降の
制御を行うようになっている。
【0058】本実施の形態によれば、ミラーアップスイ
ッチ121がオンとなっていなければ、選択できる撮影
モードからセルフポートレート撮影モードを除くことに
より、セルフポートレート撮影モードの設定を禁止する
ため、誤って撮影モードを選択することがなくなるとい
う効果が得られる。尚、例えばLCD8にセルフポート
レート撮影モードに対応するアイコンが点滅して表示さ
れるようにして、撮影者にセルフポートレート撮影モー
ドの設定が禁止されていることを知らせるようにしても
良い。
【0059】ところで、パーティ会場など三脚を使用す
ることが困難な条件下で、カメラを担持した撮影者のみ
ならず、その周囲にいる友人なども交えて撮影したい場
合もある。かかる場合、被写体の人数が多いと撮影画枠
内に収まりきらない場合も生じる。以下に述べる第3の
実施の形態によれば、より多くの被写体を撮影画枠内に
収めることが可能となる。
【0060】第3の実施の形態について図1,6を参照
して説明する。本実施の形態のカメラは、ズームレンズ
を有し、且つ図1に示すパノラマ切替スイッチ12によ
り、いわゆるワイドパノラマモードを設定可能となって
いる。
【0061】まず、ワイドパノラマモードの原理につい
て説明する。周知のようにズームレンズは、焦点距離変
化によりイメージサークルが変化する。長焦点側ではイ
メージサークルは大きくなり、短焦点側では小さくな
る。そこで、本実施の形態においては、パノラマサイズ
の画面に必要とされるイメージサークルがフルサイズの
画面に必要とされるイメージサークルより小さいことに
着日し、パノラマサイズの画面のイメージサークルを、
フルサイズの画面のイメージサークルの画面に一致させ
るようにする。つまり、ある焦点距離変化をもつズーム
レンズのー番ワイド側の焦点距離ではフルサイズで必要
とされるイメージサークルは満足しないが、パノラマサ
イズで必要とされるイメージサークルは満足するように
設定するのである。従って、ワイドパノラマモードと
は、ズームレンズの焦点距離範囲を越えてさらに広角側
の特定の焦点距離を設定し、かつ撮影画角をパノラマサ
イズに切り替えるモードであると定義できる。尚、ワイ
ドパノラマモード時における撮影画枠を設定する構成
(パノラマ切替駆動機構3)については、例えば特開平
6−230467号に開示されているように公知である
ため、以下に詳細は記載しない。
【0062】図6は、ワイドパノラマモードを具体的に
説明するための図である。図6において、2重円の外側
円Aは、コンベンショナルサイズにかかる撮影画枠C
(一点鎖線)の画像を形成するために必要なイメージサ
ークルを示している。このとき、本実施の形態のカメラ
のズーム可能範囲は、28〜56mmであるとする。一
方、内側円Bは、パノラマサイズにかかる撮影画枠P
(点線)の画像を形成するために必要なイメージサーク
ルを示しており、かかるカメラのズーム可能範囲は、2
5〜56mmであるとする。
【0063】図6から明らかなように、パノラマサイズ
にかかる撮影画枠Pは、イメージサークルを有効に使っ
ていない。そこで、本実施の形態においては、セルフポ
ートレート撮影モードの設定に応じて、自動的にワイド
パノラマモードの設定を行う。より具体的には、ズーム
レンズの焦点距離範囲28mmを越えてさらに広角側の
特定の焦点距離(本実施の形態では25mm)を設定
し、かつ、撮影画角をパノラマサイズに切り替えて、パ
ノラマサイズにかかる撮影画枠P(点線)と相似形状だ
がより大きく、外側円Aに内接した撮影画枠WPが得ら
れるようにする。本実施の形態によれば、イメージサー
クルの差を利用して、より撮影画角を大きく設定できる
ため、多人数を被写体とする撮影などが可能となり、ま
たフィルムの使用範囲を拡大することによって画質の向
上も期待できる。
【0064】本実施の形態の変形例として、図2に示す
ように、反射部材としてのミラーMが反射位置(第1状
態)になったことに応動して、CPU1(図1)が、セ
ルフポートレート撮影モードを設定し、かつワイドパノ
ラマモードの設定を行うようにしても良い。かかる場
合、ミラーMが収納位置(第2の状態)になったことに
応動して、CPU1(図1)が、セルフポートレート撮
影モードを解除し、かつワイドパノラマモードの設定を
解除しうる。
【0065】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、反射部材であるミラーMをカ
メラより着脱可能な構成として、その着脱をミラー検知
スイッチ13で検知することより、上述した制御をCP
U1に行わせるようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、自身を適正に撮影画面
にとらえ、かつ被写体以外に容易にピントを合わせるこ
とのできるカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかるカメラのブロック図
である。
【図2】本実施の形態にかかるカメラの斜視図である。
【図3】図2の構成をIII-III線で切断して矢印方向に
見た図である。
【図4】セルフポートレート撮影モード設定に関わるカ
メラの制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態にかかるフローチャートであ
る。
【図6】ワイドパノラマモードを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 電源 3 パノラマ切替駆動機構 4 測光及び露出回路 5 ズームレンズ駆動回路 6 フォーカスレンズ駆動回路 7 測距回路 8 LCD 9 撮影モードスイッチ 10 メインスイッチ 11 レリーズスイッチ 12 パノラマ切替スイッチ 13 ミラー検知スイッチ M ミラー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラを担持した撮影者自身を自ら被写
    体とする際に、該被写体を確認可能な反射部材と、 前記反射部材が所定の状態にあることを検知する検知手
    段と、を有し、 前記検知手段による検知に従って、前記カメラのレンズ
    を前記撮影者自身を撮影するに適したピント位置へレン
    ズを駆動するモードを設定可能なカメラにおいて、 前記モードが設定されているときに、前記モードを解除
    可能な操作部材を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は、遠景撮影モードの設定
    部材であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記所定の状態は、前記反射部材により
    カメラを担持した撮影自身を確認できる状態であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記反射部材は、前記カメラの本体に対
    して着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 カメラを担持した撮影者自身を自ら被写
    体とする際に使用され、第1状態と第2状態とに設定可
    能な反射部材を有し、 前記カメラのレンズを前記撮影者自身を撮影するに適し
    たピント位置へレンズを駆動するモードを設定可能なカ
    メラにおいて、 前記反射部材が、前記第2状態に設定されているとき
    は、前記モードへの設定を禁止する制御手段を有するこ
    とを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 前記第1状態は、前記撮影者自身が前記
    反射部材により該被写体を確認できる状態でありかつ、
    前記第2状態は、前記撮影者自身が前記反射部材により
    該被写体を確認できない状態であることを特徴とする請
    求項5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記カメラは、操作スイッチを有し、該
    操作スイッチの操作により前記モードが設定されること
    を特徴とする請求項5又は6に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記操作スイッチは、少なくとも1つ以
    上の撮影モードの設定と兼用されていることを特徴とす
    る請求項5乃至7のいずれかに記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 所定の焦点距離を変更可能ズームレンズ
    と前記ズームレンズの焦点距離範囲を越えてさらに広角
    側の特定の焦点距離を設定し、かつ、撮影画角をパノラ
    マサイズに切り替えるワイドパノラマモードと、 前記カメラのレンズを前記撮影者自身を撮影するに適し
    たピント位置へレンズを設定するセルフポートレート撮
    影モードとを設定可能なカメラにおいて、 前記セルフポートレート撮影モードが設定された場合に
    は、前記ワイドパノラマモードを設定することを特徴と
    するカメラ。
  10. 【請求項10】 所定の焦点距離を変更可能ズームレン
    ズと、 カメラを担持した撮影者自身を自ら被写体とする際に使
    用され、第1状態と第2状態とに設定可能な反射部材
    と、を有し、 前記ズームレンズの焦点距離範囲を越えてさらに広角側
    の特定の焦点距離を設定し、かつ、撮影画角をパノラマ
    サイズに切り替えるワイドパノラマモードを設定可能で
    あり、 前記反射部材が前記第1状態に設定された場合には、前
    記ワイドパノラマモードを設定することを特徴とするカ
    メラ。
  11. 【請求項11】 前記第1状態は、前記撮影者自身が前
    記反射部材により該被写体を確認できる状態でありか
    つ、前記第2状態は前記撮影者自身が前記反射部材によ
    り該被写体を確認できない状態であることを特徴とする
    請求項10に記載のカメラ。
JP33563299A 1999-11-26 1999-11-26 カメラ Pending JP2001154242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33563299A JP2001154242A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33563299A JP2001154242A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001154242A true JP2001154242A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18290776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33563299A Pending JP2001154242A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001154242A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217221A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Panasonic Corp 撮像装置、及び撮像システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217221A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Panasonic Corp 撮像装置、及び撮像システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4499271B2 (ja) カメラ
JP2002023042A (ja) 多点自動焦点検出装置
US6496657B2 (en) Camera
JP2004053686A (ja) カメラ及び合焦装置の制御方法
JP2998285B2 (ja) カメラ
JPH0854558A (ja) 自動焦点カメラ
JPH08146512A (ja) プロジェクター付き複合カメラ
JP4497698B2 (ja) カメラ
JP2001154242A (ja) カメラ
JP2006098676A (ja) オートフォーカスカメラ
JP3092323B2 (ja) カメラの撮影制御モード表示装置
JP4296612B2 (ja) 対面撮影可能なカメラ
JP2000305133A (ja) カメラ
JP2882347B2 (ja) カメラ
JP3970676B2 (ja) カメラ
KR20090072503A (ko) 카메라 시스템 및 그 제어 방법
JP2007088679A (ja) 撮影装置
JP2639592B2 (ja) オートフォーカス装置付きカメラの遠景撮影表示装置
JP2839002B2 (ja) カメラ
JPH10186442A (ja) 自動焦点調節モード付きカメラ
JP2004061784A (ja) オートフォーカス機能とスナップモード機能の双方を備えたカメラ
JP4390015B2 (ja) 対面撮影可能なカメラ
JP5603106B2 (ja) 自動焦点調節機構を備えた撮像装置
JPH1090779A (ja) カメラ
JP2615801B2 (ja) カメラの動作制御装置