JP2001154213A - 液晶封孔装置並びに液晶パネルの製造装置及び製造方法 - Google Patents

液晶封孔装置並びに液晶パネルの製造装置及び製造方法

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JP2001154213A
JP2001154213A JP2000277176A JP2000277176A JP2001154213A JP 2001154213 A JP2001154213 A JP 2001154213A JP 2000277176 A JP2000277176 A JP 2000277176A JP 2000277176 A JP2000277176 A JP 2000277176A JP 2001154213 A JP2001154213 A JP 2001154213A
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crystal panel
sealing
injection hole
sealing agent
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Hideki Yoshizawa
英樹 吉沢
Daisuke Kodaira
大輔 小平
Hidehiko Ide
秀彦 井出
Momoko Oba
桃子 大庭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、封孔工程をカセット単位で行うこ
とにより処理時間の短縮化を図り、全体として液晶パネ
ルの生産性を向上させるとともに、表示性能に優れた液
晶パネルの製造可能な液晶封孔装置並びに液晶パネルの
製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 液晶パネルの下側に配設され、その円周
面に封孔剤を保持し注入孔を塞ぐに十分な長さを有する
塗布ローラと、塗布ローラを液晶パネルに対し相対的に
移動させる手段と、を有し、塗布ローラの回転軸方向を
液晶パネル面及び下端面と平行となるように配置し、こ
の配置を保ちながら塗布ローラ若しくは液晶パネルを移
動させ、塗布ローラの円周面に保持された封孔剤を注入
孔に塗布する構成とし、液晶パネル下端面の注入孔から
液晶を注入した後、そのままの配置状態で注入孔を封孔
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶封孔装置並びに
液晶パネルの製造装置及び製造方法に係り、特に、液晶
パネルの表示性能及び生産性を向上させる液晶封孔装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶パネルの製造工程を図5を参
照して説明する。図5は、液晶パネルの製造工程の内、
液晶パネルに液晶を注入した後、液晶の注入孔を塞ぐ工
程(封孔工程)を示した模式図である。液晶パネル1は
カセット2に入れられ、液晶注入工程では液晶の注入孔
3を下向きにした状態で、液晶パネル1の内部を真空に
排気する。一般的な方法では、液晶パネル1をカセット
2ごと真空室(図示せず)に入れ、真空室を排気すると
液晶パネル1の外側も、内側も真空になる。その状態
で、液晶を皿状の容器に入れ、液晶パネルの液晶注入孔
を液晶に接触させ、液晶自身で液晶注入孔を封じ液晶パ
ネル1の内部と外部を遮断する。その後、真空室を徐々
に大気庄に戻すと液晶パネル1の内部は真空のままであ
るから、液晶パネル1の内外圧力差によって液晶は液晶
パネル1の中に注入される。液晶パネル1の内部が液晶
で満たされると液晶パネル1とその内外圧力差はなくな
り注入工程は完了する。
【0003】次に、封孔工程に移り、液晶パネル1の液
晶注入孔3を例えば紫外線硬化樹脂等で封孔する。ここ
で、液晶パネル1はカセット2に入れた状態で反転さ
れ、液晶注入孔3を上側(即ち、封孔剤塗布ロボット2
2側)に向けられてから封孔処理を行う。
【0004】封孔工程は、図5に示すように、まず、液
晶拭き取りロボット21により、液晶注入孔3の付近に
付着している液晶を拭き取り、次いで、塗布ロボット2
2により注入孔部に封孔剤を塗布し、紫外線照射ロボッ
ト23により封孔剤に紫外線を照射して硬化させるもの
である。図6は液晶注入孔の付近と各ロボットとを詳細
に示したものであり、この場合、液晶拭き取りは拭き取
りロボット21に取り付けられた液晶拭き取りバキュー
ム装置21−1による吸い取り方式を用いている。な
お、このバキューム方式の他、布や刷毛状のもので拭き
取ってもよい。
【0005】塗布ロボット22により液晶注入孔部に封
孔剤を塗布する場合、ロボットに設けられたセンサ(不
図示)により、液晶パネルの位置を認識し、ずれがある
場合はそれを修正して、封孔剤が入ったシリンジ22−
1を液晶注入孔に沿って移動させながら封孔剤を塗布す
る。次に、封孔剤の硬化のためにUV硬化ロボット23
に取り付けられた紫外線照射装置23−1を移動させな
がら、塗布した封孔剤の長さ全体にわたり紫外線を照射
し、封孔剤を硬化させる。なお、図5の例では、封孔剤
として、紫外線硬化樹脂を用いる場合について説明した
が、熱硬化性樹脂を用いることもできる。その場合は、
紫外線照射の代わりに封孔剤を加熱する構成となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課穎】液晶パネルの注入工程
は長時間を要し、数時間乃至十数時間を要するものもあ
るため、生産性を確保するには、できるだけ多数の液晶
パネルを同時に真空室に入れて、液晶注入を行うのが望
ましい。
【0007】一方、液晶注入前の液晶パネルは、2枚の
基板を貼り付けるために用いるシール剤や、基板に形成
された透明導電膜、a−Si膜等の応力により、中心部
のギャップが周辺部よりも大きく、膨れた形状となる。
液晶パネルを真空容器に入れ液晶を注入する段階ではギ
ャップはフラットとなるが、上述した内外圧力差により
液晶を注入し続けると最後には元の膨らんだ状態にまで
液晶が注入されることになる。このふくれは、パネル中
心部と周辺部で輝度ムラや色ムラ等の表示ムラを起こ
し、特に高精細表示装置や大型表示装置においては大き
な問題となる。
【0008】従って、パネルのギャップがフラットとに
なった時点で液晶の注入を停止し、封孔剤を塗布、硬化
させる必要がある。しかし、このように、液晶注入を最
適な状態(即ち、ギャップがフラットな状態)で終了し
ても、封孔剤を硬化させるまでに長時間を要すると、パ
ネル中央部のギャップがふくれ、所望の値よりも大きく
なってしまい、同様に表示ムラが起こることになる。ま
た、封孔剤塗布後にその硬化が遅れると、ギャップが大
きくなるとともに塗布した封孔剤がパネル内部まで入り
込んでしまい、その部分の画素が表示不良を起こすこと
になる。従って、液晶注入後は短時間で封孔処理を行う
必要がある。
【0009】しかしながら、従来の塗布ロボットを用い
て封孔剤を塗布する方法では、液晶パネルの配置ずれの
検出及び修正、並びに封孔剤塗布に時間がかかるため、
一度に液晶注入できるパネルの数は、結果的に封孔処理
能力によって制限されることになっていた。これを避け
るためには、多数の塗布ロボットを配設する必要がある
が、設備コスト、装置の大型化を招かざるを得ないとい
う問題があった。
【0010】また、従来の封孔処理においては、上述し
たように、封孔剤塗布のため、液晶注入工程と注入孔の
封孔工程との間でカセットを反転しなければならず、反
転の際に高価なパネルが破損する場合もあり、また破損
しやすいパネルを収納した数10kgのカセットを反転
させる治具は大掛かりかつ複雑となるため、装置全体の
大型化、コスト増大の原因となっていた。以上の問題
は、液晶パネルの大型化、高精細化により、一層顕在化
するため、より生産性、信頼性の高い封孔処理方法及び
装置の開発が望まれていた。
【0011】かかる状況に鑑み、本発明者らが、以上の
知見を基に、液晶注入、液晶拭き取り、封孔剤塗布及び
封孔剤硬化の一連の処理方法並びにそれに必要な各装置
の構造、配置等と生産性及びパネルの表示性能との関係
を鋭意検討した結果、本発明を完成するに至ったもので
ある。
【0012】即ち、本発明は、封孔工程の短縮化を図る
ことにより、注入工程で一度に処理できるパネル数を増
加させ、全体として液晶パネルの生産性を向上できる液
晶封孔装置並びに液晶パネルの製造装置及び製造方法を
提供することを目的とする。また、高精細表示装置、大
型表示装置など今後要求されるより高品位な液晶表示装
置を製造可能な液晶封孔装置並びに液晶パネルの製造装
置及び製造方法を提供することを目的とする。さらに、
小型化、低コスト化が可能な液晶パネルの製造装置、並
びに液晶パネルの低コスト化を実現する製造方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】従来の液晶封孔装置の課
題を解決し、上記目的を達成すべく完成された本発明の
液晶封孔装置は、液晶パネル下端面の注入孔から液晶を
注入した後、そのままの配置状態で前記注入孔を封孔す
る液晶封孔装置であって、前記液晶パネルの下側に配設
され、その円周面に封孔剤を保持し前記注入孔の長さを
塞ぐのに十分な長さを有する回転式塗布ローラと、前記
塗布ローラを前記液晶パネルに対し相対的に移動させる
手段と、を有し、前記塗布ローラの回転軸方向を前記液
晶パネル面及び下端面と平行となるように配置し、この
配置を保ちながら前記塗布ローラ若しくは前記液晶パネ
ルを移動させ、前記塗布ローラの円周面に保持された封
孔剤を注入孔に塗布する構成としたことを特徴とする。
かかる構成とすることにより、液晶パネルの反転及び封
孔剤塗布工程に要する時間を省略・短縮することがで
き、表示特性の優れた液晶パネルを安定して製造するこ
とが可能となるとともに、生産性が大幅に向上する。さ
らに、カセット反転用の治具等が不要となり、装置の小
型化、低コスト化が実現できることになる。
【0014】また、前記塗布ローラは、その円周面に複
数の溝若しくは凹部を設けるのが好ましく、さらに、前
記塗布ローラの円周面の周りに、封孔剤の入った容器と
封孔剤のならし板とを設け、前記塗布ローラを回転させ
ながら前記容器内の封孔剤と接触させて封孔剤を塗布ロ
ーラの円周面に保持させるとともに、保持された封孔剤
を前記ならし板により所望の厚さに制御するのがより好
ましい。これにより、封孔剤の塗布量、塗布形状はパネ
ル間、及びパネル内で一層均一となり、より安定した封
孔性能を得ることができる。
【0015】さらに、前記液晶パネル下端面と前記塗布
ローラ円周面との鉛直方向の位置決め機構を有し、該位
置決め機構を、液晶パネル下端面を所定の高さまで持ち
上げる手段と、前記塗布ローラを上下に移動させ、前記
塗布ローラ最上部と前記所定の高さとの間隔を所望の値
に設定する手段と、により構成するのが好ましい。かか
る構成とすることにより、カセット内で液晶パネルに配
置ずれがあっても、カセット内のパネル全体について一
括して修正することができ、塗布工程全体の処理時間を
大幅に短縮することができ、生産性が向上する。また、
液晶注入孔と塗布ローラの距離が正確に設定されるた
め、塗布量、塗布形状は一層均一となる。
【0016】本発明の液晶封孔装置において、長手のガ
ス吹出しスリット若しくは一次元に配列した複数のガス
吹出し口から放出されるガスを前記液晶パネル下端面に
吹きつけ前記注入孔付近に付着した液晶を除去するブロ
ー機構を設けるのが好ましく、このブロー機構を、前記
スリットの長手方向又は吹出し口の配列方向を液晶パネ
ル面及び下端面に対し垂直に配設し、ブロー機構又は液
晶パネルを移動させながら、複数の液晶パネルを一括し
て処理するのが好ましい。また、ブロー機構の代わり
に、長手の吸い込みスリット若しくは一次元に配列した
複数の吸い込み口を有し、前記液晶パネル下端面の前記
注入孔付近に付着した液晶を吸引除去するバキューム機
構を設けても良い。これにより、液晶パネル下端面の注
入孔付近に付着した液晶を効果的に短時間で除去するこ
とが可能となり、封孔処理の安定化と工程の時間短縮を
一層進めることができる。
【0017】本発明の液晶パネル製造装置は、上記本発
明の液晶封孔装置を有し、液晶パネルへの液晶注入と封
孔剤塗布処理とを、液晶注入口を下に向けた状態で行う
構成としたものである。即ち、液晶をパネル下端面の注
入口から注入した後、そのままの配置状態で、下方から
封孔処理を行う構成としたため、液晶パネルの反転用装
置、落下防止治具等が不要となり、製造装置全体が簡単
かつ小型化させることができ、大幅なコストダウンを図
ることができる。さらに、封孔処理をカセット単位で一
括処理することができるため、生産性をより一層向上さ
せることが可能となる。
【0018】また、本発明の液晶パネルの製造方法は、
液晶パネル下端面の注入孔から液晶を注入する工程と、
そのままの配置状態で前記注入孔を封孔する工程とから
なる液晶パネル製造方法であって、前記注入孔を封孔す
る工程は、その円周面に封孔剤を保持し前記注入孔の長
さを塞ぐのに十分な長さを有する回転式塗布ローラを前
記液晶パネルの下側で、前記塗布ローラの回転軸方向を
前記液晶パネル面及び下端面と平行となるように配置
し、この配置を保ちながら前記塗布ローラ若しくは前記
液晶パネルを移動させ、前記塗布ローラの円周面に保持
された封孔剤を注入孔に塗布することを特徴とする。本
発明により、液晶パネルの反転に要する時間を省略で
き、しかも液晶パネルの封孔剤塗布時間を短縮すること
ができるため、表示特性の優れた液晶パネルを安定して
製造することが可能となるとともに、生産性が大幅に向
上し、液晶パネルの低コスト化に資することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。本発明の液晶パネル製造装置の一構
成例を図1に示す。液晶パネル製造装置100は、加熱
室102、排気室103及び液晶注入室104からなる
液晶注入部と、液晶拭き取り室106、封孔剤塗布室1
07及び紫外線照射室108からなる封孔処理部とから
構成され、装置の両側にカセットのロード室101及び
アンロード室109、中央部に中間室105が設けられ
ている。なお、各室には、搬送用のレールが敷設されて
いる。
【0020】液晶注入部において、まず、ロード室10
1で、数十枚の液晶パネルを収納したカセット2がトレ
イ9上に複数個載置され、このトレイ9が各室へ順次搬
送されて所定の処理が行われる。加熱室102で液晶パ
ネルは所定の温度に加熱された後、排気室103で液晶
パネル内の空気が排気される。次に、減圧状態にある液
晶注入室104に搬送され、そこで、液晶パネルの下端
面の注入口を液晶皿中の液晶と接触させた後、室内に大
気圧又はそれ以上のN ガスを導入して液晶を加圧し、
液晶パネル内に液晶を注入する。監視装置(不図示)に
より液晶の注入状態をモニタし、液晶がパネル内を充満
した時点で、液晶皿から液晶パネル下端面を離し、中間
室105に送り出す。中間室105ではカセットとトレ
イが分離され、カセット2は次の封孔処理部に送られ、
一方、空のトレイ9はロード室101に戻される。な
お、液晶注入室104には、液晶皿に液晶を補給すると
ともに、液晶に含まれる空気を脱気する室が併設されて
いる。
【0021】封孔処理部においては、カセット単位で各
室に順次搬送され、各処理が施される。即ち、中間室1
05から拭き取り室106に送られてきたカセットは、
ブロー機構又はバキューム機構の上を移動し、液晶パネ
ル注入口付近に付着した液晶がカセット単位で除去され
る。続いて、カセットは封孔剤塗布室107に送られ、
塗布ローラと液晶パネル下端面との高さ調整がなされた
後、封孔剤を保持した塗布ローラ上を移動して、注入口
部に封孔剤が塗布される。塗布後、紫外線照射室108
で、紫外線が照射され、封孔剤は硬化する。これにより
液晶注入口は封止され、全ての工程が終了したカセット
はアンロード室109で取り出される。
【0022】以上述べたように、本発明の液晶パネル製
造装置においては、液晶拭き取り手段、封孔剤塗布手
段、封孔剤硬化手段のいずれもが、液晶パネルが収納さ
れたカセットの下側に配置されており、液晶注入部にお
ける液晶パネル配置と同じであるため、液晶注入部から
封孔処理部へ移動する際に液晶パネルを反転することな
く、そのままの配置状態で注入孔の封孔を行うことが可
能な構成となっている。すなわち、カセットに収納され
た液晶パネルは液晶注入工程を完了後、そのままの配置
で封孔処理部に送られるため、カセットの反転に必要な
複雑な機構、治具を省略でき、装置全体の小型化、低コ
スト化が達成できる。また、反転に伴う液晶パネル破損
の問題もなくなる上、注入後の封孔処理完了までの時間
も短縮されるため、パネル間、パネル内の表示性能ばら
つきが抑えられることになる。さらに、封孔処理をカセ
ット単位で行うため、さらに処理時間は短縮され、極め
て高い生産性を実現することができる。なお、図1の液
晶パネル製造装置を構成する各室は、いずれも1つの場
合について示したが、各処理のタクトタイム等に応じて
複数個配置する構成としても良いことは言うまでもな
い。
【0023】次に、封孔処理部の構成をより詳細に説明
する。図2は本発明にかかる液晶封孔装置の構成例を示
す模式図である。以下、図2に示した手順に従って、封
孔処理の各工程ごとに、処理方法及びその装置、部材等
について説明する。
【0024】(液晶拭き取り工程)液晶パネル1の下側
から液晶パネル1に液晶を供給していた液晶皿4が外さ
れる。その後、カセット2に入った液晶パネル1は液晶
注入孔3の付近に付着している液晶を拭い去るために、
ブロー機構5により液晶を吹き飛ばす。このブロー機構
には、カセット幅程度の長さを有するスリットが形成さ
れており、ガスがこのスリットからパネル下端部に向か
って放出される。この際、付着液晶の除去が完全に行
え、かつガスが注入孔内部に入り込まないように、液晶
の種類に応じてガス流量、圧力、吹出し角度を調節す
る。なお、スリットの代わりに、多数のガス吹出し口が
一次元に配列され、各々の吹出し口からガスが放出され
る構造のブロー機構であってもよい。
【0025】カセット内の液晶パネル1とブロー機構5
との配置は、特に制限はないが、スリット長手方向をパ
ネル面及び下端面に垂直になるように配置し(即ち、図
2におけるブロー機構の配置を水平面内で90゜回転し
た配置)、該垂直方向にブロー機構若しくはカセットを
所定の速度で移動させながら、所望の流量、圧、吹出し
角度でガスを放出し、注入孔付近に付着した液晶を吹き
飛ばすのが好ましい。このような構成とすることによ
り、種々の濡れ性、粘性を有する液晶に対して付着液晶
の除去がより均一かつ安定して行うことが可能となると
ともに、カセット内の液晶パネルを一括して処理するこ
とが可能となり、封孔処理の時間短縮を図ることができ
る。なお、ブロー機構により液晶を吹き飛ばす場合、液
晶が周辺に飛び散らない条件を選択するのが好ましい
が、たとえ飛び散った場合であっても、後工程で行われ
るパネル洗浄作業の際に取り除くことができるため特に
問題はない。
【0026】また、本発明においては、上記ブロー機構
の代わりにバキューム機構を用いることができる。この
場合の液晶拭き取り方式は、例えばカセット幅の吸い込
みスリットを有する吸い込み部と排気装置とをチューブ
等で連結した構成とし、液晶注入口周辺の空気を吸い込
むことにより、液晶注入口付近に付着した液晶を吸引除
去する方式である。この排気装置としては、例えば富士
電機製リングブロー(VFC808A)等が用いられ、
また、チューブの途中に液晶溜を設けることにより液晶
を回収することもできる。この方式は、ブロー機構を用
いた場合と比べて、液晶の飛び散りがなく、後工程の洗
浄が容易になるとともに、液晶を回収できるという利点
がある。
【0027】液晶拭き取り方式としては、以上の他に、
例えば、図4に示すように、拭き取りローラ11を回転
させ、液晶注入孔付近を拭き取るようにしてもよい。こ
の場合、ローラに付着した液晶はローラの回転と共にク
リーナ機構12により取り除かれ、再度拭き取ることが
できるように再生される。
【0028】(塗布工程)次に、封孔剤の塗布工程であ
るが、塗布に用いられる装置は、回転式塗布ローラ6と
封孔剤を入れた容器とからなり、塗布ローラはその円周
面下部が容器7の中の封孔剤に触れながら回転し、ロー
ラ円周面に保持された封孔剤がその上部で液晶パネル下
端面の注入孔と接して、封孔剤を塗りつけるように配設
されている。
【0029】ここで、塗布ローラと液晶パネルとは、ロ
ーラの回転軸が液晶パネル面及び下端面と平行になるよ
うに配置され、塗布ローラ若しくはカセットを所定の速
度でパネル面に垂直な方向に移動させながら、カセット
内の液晶パネル一枚ずつ順に封孔剤を塗布する。また、
ローラの長さは注入孔を塞ぎ、封孔剤が硬化した際に封
孔が完全に行える十分な長さであり、通常、注入孔の長
さ又はそれ以上に定められる。例えば、注入孔の長さが
40mmの場合には、ローラの封孔剤保持部長さは43
mm程度である。
【0030】回転式塗布ローラーの円周面上部と液晶パ
ネル下端面との鉛直方向の間隔は、塗布量及び塗布形状
を均一とするためには重要な因子であり、精度よく定め
るのが好ましい。特に、大型パネルの場合には、パネル
の重量によりカセット内のパネル支持シャフトが撓んで
しまうことがあり、パネル間あるいは一枚のパネルの中
でもローラとパネル下端面との距離が異なってしまう場
合があり、その程度によっては、パネル間、また一枚の
パネルにおいても塗布形状にばらつきが生じてしまう場
合がある。
【0031】この間隔を精度よく定める方策として、例
えば、液晶パネル下端面とローラ円周面との鉛直方向の
位置決め機構を設けるのが好ましい。この位置決め機構
としては、例えば、カセット内の複数の液晶パネル全体
を所定の高さまで持ち上げる手段と、塗布ローラを上下
に移動させて、塗布ローラ円周面の最上部と液晶パネル
下端面との距離を所望の値に設定する手段とで構成すれ
ばよい。具体的には、例えば、剛性を有する2本の棒状
部材を複数の液晶パネル下端面に押し当て、所定の高さ
まで持ち上げる。このように全パネルの下端面を同一の
高さとして、その後、塗布ローラ円周面上部とパネル下
端面との間隔が所定の値になるように、上記高さ塗布ロ
ーラを上下に移動させる。なお、上記の所定の高さ、及
び塗布ローラを移動させる距離は、任意の高さ(例え
ば、封孔剤容器)を基準に定めればよい。上記位置決め
機構のうち、塗布ローラを上下に移動させる手段は省略
することもできる。この場合、塗布ローラは、その円周
面上部を液晶パネル下端面よりも高い位置に予め設置し
ておき、液晶パネルを上記間隔となる位置まで持ち上げ
る構成となる。このように設定した後、ローラを回転
し、移動させながら(又は、カセットを移動させなが
ら)封孔剤の塗布を行えばよい。このような簡単な構成
により、ローラ円周面と液晶パネルとの位置決めを正確
に行うことが可能となり、大型パネルであっても、連続
して極めて均一な塗布量、塗布形状の封孔剤塗布処理を
行うことができる。
【0032】なお、従来例で示したようにロボットで封
孔剤を塗布する場合には、液晶パネルがカセット内で少
しでもずれていると封孔剤の塗布不良が起こるため、一
枚ずつパネルの位置ずれを検出し、ずれを修正しながら
塗布を行っていたが、本発明により、ずれの修正はカセ
ット単位でできるため、配置ずれの修正に伴う時間が大
幅に減少される。また、配置ずれで実際上問題となるの
はパネルの鉛直方向のずれだけであって、水平面内でパ
ネルが角度を持ってずれている場合はほとんど問題にな
らない。この点でも本発明の封孔処理方法は極めて優れ
ていることが分かる。
【0033】本発明の回転式塗布ローラの一例を図3の
断面概念図に示す。図3において、6が塗布ローラ、6
−1は回転軸、6−2は円周方向に切削した溝である。
塗布ローラの形状は種々のものが用いられるが、回転時
に、回転軸方向の全長にわたって、円周面に保持される
封孔剤がほぼ平坦に近くなるようにするのが好ましく、
例えば、図3(b)示すように溝を形成するのが好まし
い。図3(b)に示す塗布ローラは、所定のピッチで所定
の深さの溝を長手方向に複数形成したものである。この
ような形状とすることにより、回転時にローラ長さ全体
で均一に封孔剤を保持することが可能となり、均一な塗
布形状の封孔処理を連続して行うことができる。なお、
塗布ローラー両端(凸部)の幅が大きいと、両端が盛り
上がった塗布形状となるため、他の部分の凸部と同等又
はそれよりも狭くするのが好ましく、例えば、図3
(c)に示したようにテーパ形状とするのがよい。ここ
で、凹凸のピッチ、凸部の幅、凹部の幅及び深さ等は、
ローラと封孔剤の塗れ性、封孔剤粘度等に応じて、設計
し、適正化すればよい。
【0034】図3(b)、(c)の例では、溝のピッチ
はローラ幅全体にわたり一定としたが、これに限ること
はなく、例えば、中心部で密にし端部にいくほど疎にな
るように形成してもよい。また、溝の幅も同様であり、
溝の深さも位置により変化させてもよい。さらに、溝の
代わりに、所定の深さの穴等の凹部を形成してもよく、
円、四角等種々の形状の凹部を2次元的に配置すればよ
い。凹部のピッチ、大きさ、深さは、溝の場合と同様に
その位置により変化させてもよい。なお、本発明におい
て、凹部の意味には、穴とは逆に、ローラ円周面に凹部
を形成すべく切削して、円柱、四角柱等が飛び出た形状
となるものも含まれる。
【0035】本発明において、塗布ローラは回転しなが
ら、カセットに対して移動し、カセット内の液晶パネル
の封孔処理を順次行うが、回転と移動方向の関係は、塗
布ローラと液晶パネル下端面との近接部で、両者の相対
速度を減ずる方向にローラを回転、移動させるのが好ま
しい。これにより、パネル面側への封孔剤の回り込みが
抑制され、パネル間で塗布均一性が一層容易に得られる
ととも、塗布形状も均一となる。
【0036】ローラの回転速度及びパネルに対するロー
ラの送り速度は、所望の塗布形状、塗布量と封孔剤の粘
度、ローラへの濡れ性、ローラ径等と、に応じて適正化
されるが、例えば、ぞれぞれ0.1〜5rpm、1〜1
0mm/sec程度が用いられる。例えば、図3(c)
の外径67mmのローラを用いた場合、0.83rp
m,5mm/secでは50枚パネルのカセットを70
秒で塗布することができ、従来に比べて7倍以上の高速
処理を行うことができる。塗布ローラには、金属、樹脂
等種々の材質のものが用いられるが、清浄性、加工精度
の点からアルミニウム材が好適に用いられる。
【0037】さらに、本発明においては、図2には示し
ていないが、塗布ローラの回転軸と平行に、ローラ円周
面と所定の間隔を設けて、ドクターブレードのような封
孔剤のならし板を配置するのが好ましい。これにより、
ローラが保持する封孔剤の波打が抑えられ、かつ封孔剤
保持量が一定の高さに制御されるため、より均一な塗布
を行うことが可能となる。なお、ならし板とローラー面
との間隔は、例えばならし板に取り付けられたマイクロ
メータにより正確に制御することができる。
【0038】液晶パネルが大型化すると、注入時間を短
くするため、複数の注入孔を設ける場合があるが、その
場合は、同一の回転軸に塗布ローラを複数箇所設けるよ
うにすればよい。また、複数列の液晶パネルがカセット
内に収納されている場合も同様に塗布ローラ部を複数設
ければよい。また、複数のカセットを同時に封孔剤塗布
処理を行う場合には、少なくともカセットと同じ数の塗
布ローラを配設すればよく、その場合、各塗布ローラの
回転軸はそれぞれ別個としても、あるいは一つの回転軸
を共用してもよい。このようにすることにより、液晶パ
ネルの生産性をさらに向上させることができる。なお、
カセットには、種々の収納ピッチや収納枚数のもの、複
数列に収納するタイプのもの等、様々な形態のカセット
があるが、本発明はどのようなタイプのカセットにも適
用できるものである。
【0039】なお、本発明において、塗布ローラ及び封
孔剤容器は光が当たらないように、遮光板を設けるのが
好ましい。
【0040】(封孔剤硬化工程)封孔剤塗布工程終了
後、カセットは封孔剤の硬化処理工程に送られる。ここ
で、液晶パネルの封孔剤塗布部にUVランプ8を用い紫
外線を照射して封孔剤を硬化させる。UVランプ又はカ
セットを移動させながら、カセット内の最初のパネルか
ら順次硬化処理を行ってもよいし、カセット内の液晶パ
ネル全体に一度に紫外線を照射してもよい。以上は封孔
剤に紫外線硬化樹脂を用いた場合であるが、熱硬化性樹
脂を用いる場合には、ヒータ、赤外線ランプ等により封
孔剤を硬化するようにすればよい。
【0041】本発明において、装置構成としては、例え
ば、カセットを液晶拭き取り、封孔剤塗布及び封孔剤硬
化の各装置に順次搬送しながら処理するインライン方
式、カセットは静止しておき、各装置をカセットまで移
動させて処理する方式、あるいはカセットを各装置に個
別に搬送して処理する方式等、どのようなものであって
もよい。
【0042】
【発明の効果】本発明により、封孔処理時間を大幅に短
縮することが可能となり、その結果液晶注入工程の液晶
パネル数を増やすことができ、液晶パネルの生産性を大
幅に向上させることが可能となる。また、液晶パネルの
ギャップをフラットに近い状態で封孔処理を完了できる
ことから、輝度ムラ、色ムラ等の表示性能の劣化を防止
できるため、高精細表示装置、大型表示装置の量産化が
可能となる。
【0043】さらに、本発明により、液晶パネルを収納
したカセットを反転する必要が無くなることから、その
ための機構やスペースが不要になり、液晶パネル製造装
置の小型化及び低コスト化をはかることができる。ま
た、反転の際にパネルがカセットから脱落するのを防ぐ
ための機構も不要になり、カセットその物も簡単にな
り、取り扱い上及びコスト的にも多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネル製造装置の一例を示す模式
図である。
【図2】本発明の液晶封孔装置の構成例を示す模式図で
ある。
【図3】本発明の回転塗布ローラの一例を示す断面概念
図である。
【図4】本発明の液晶封孔装置の他の構成例を示す模式
図である。
【図5】従来の液晶封孔装置の構成を示す模式図であ
る。
【図6】従来の封孔装置の詳細を示す模式図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル、 2 カセット、 3 液晶注入孔、 4 液晶皿、 5 ブロー機構、 6 回転式塗布ローラ、 6−1 回転軸、 6−2 溝、 7 封孔剤容器、 8 UVランプ、 9 トレイ、 11 拭き取りローラ、 12 クリーナ機構、 21 拭き取りロボット、 21−1 液晶拭き取りバキューム、 22 塗布ロボット、 22−1 封孔剤塗布シリンジ、 23 UV硬化ロボット、 23−1 UV照射装置、 100 液晶パネル製造装置、 101 ロード室、 102 加熱室、 103 排気室、 104 注入室、 105 中間室、 106 拭き取り室、 107 封孔剤塗布室、 108 紫外線照射室、 109 アンロード室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井出 秀彦 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 大庭 桃子 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネル下端面の注入孔から液晶を注
    入した後、そのままの配置状態で前記注入孔を封孔する
    液晶封孔装置であって、 前記液晶パネルの下側に配設され、その円周面に封孔剤
    を保持し前記注入孔の長さを塞ぐのに十分な長さを有す
    る回転式塗布ローラと、前記塗布ローラを前記液晶パネ
    ルに対し相対的に移動させる手段と、を有し、 前記塗布ローラの回転軸方向を前記液晶パネル面及び下
    端面と平行となるように配置し、この配置を保ちながら
    前記塗布ローラ若しくは前記液晶パネルを移動させ、前
    記塗布ローラの円周面に保持された封孔剤を注入孔に塗
    布する構成としたことを特徴とする液晶封孔装置。
  2. 【請求項2】 前記塗布ローラは、その円周面に複数の
    溝若しくは凹部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の液晶封孔装置。
  3. 【請求項3】 前記塗布ローラの円周面の周りに、封孔
    剤の入った容器と封孔剤のならし板とを設け、前記塗布
    ローラを回転させながら前記容器内の封孔剤と接触させ
    て封孔剤を塗布ローラの円周面に保持させるとともに、
    保持された封孔剤を前記ならし板により所望の厚さに制
    御する構成としたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の液晶封孔装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶パネル下端面と前記塗布ローラ
    円周面との鉛直方向の位置決め機構を有し、該位置決め
    機構を、液晶パネル下端面を所定の高さまで持ち上げる
    手段と、前記塗布ローラを上下に移動させ、前記塗布ロ
    ーラ最上部と前記所定の高さとの間隔を所望の値に設定
    する手段と、により構成したことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の液晶封孔装置。
  5. 【請求項5】 長手のガス吹出しスリット若しくは一次
    元に配列した複数のガス吹出し口から放出されるガスを
    前記液晶パネル下端面に吹きつけ前記注入孔付近に付着
    した液晶を除去するブロー機構であって、前記スリット
    の長手方向又は吹出し口の配列方向を液晶パネル面及び
    下端面に対し垂直に配設し、前記ブロー機構又は前記液
    晶パネルを移動させながら、複数の液晶パネルを一括し
    て処理する構成としたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の液晶封孔装置。
  6. 【請求項6】 長手の吸い込みスリット若しくは一次元
    に配列した複数の吸い込み口を有し、前記液晶パネル下
    端面の前記注入孔付近に付着した液晶を吸引除去するバ
    キューム機構であって、前記スリットの長手方向又は吸
    い込み口の配列方向を液晶パネル面及び下端面に対し垂
    直に配設し、前記バキューム機構又は前記液晶パネルを
    移動させながら、複数の液晶パネルを一括して処理する
    構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の液晶封孔装置。
  7. 【請求項7】 液晶パネル下端面の注入孔から液晶を注
    入する注入装置と、前記注入孔を封孔する封孔装置とを
    有し、該封孔装置として、請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の封孔装置を用いて、液晶注入後連続して封孔処
    理を行う構成としたことを特徴とする液晶パネル製造装
    置。
  8. 【請求項8】 液晶パネル下端面の注入孔から液晶を注
    入する工程と、そのままの配置状態で前記注入孔を封孔
    する工程とからなる液晶パネルの製造方法であって、前
    記注入孔を封孔する工程は、その円周面に封孔剤を保持
    し前記注入孔の長さを塞ぐのに十分な長さを有する回転
    式塗布ローラを前記液晶パネルの下側で、前記塗布ロー
    ラの回転軸方向を前記液晶パネル面及び下端面と平行と
    なるように配置し、この配置を保ちながら前記塗布ロー
    ラ若しくは前記液晶パネルを移動させ、前記塗布ローラ
    の円周面に保持された封孔剤を注入孔に塗布することを
    特徴とする液晶パネル製造方法。
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