JP2001152768A - シャッターのロック機構 - Google Patents

シャッターのロック機構

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JP2001152768A
JP2001152768A JP33314199A JP33314199A JP2001152768A JP 2001152768 A JP2001152768 A JP 2001152768A JP 33314199 A JP33314199 A JP 33314199A JP 33314199 A JP33314199 A JP 33314199A JP 2001152768 A JP2001152768 A JP 2001152768A
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Kazuyoshi Yokoyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテンを下ろし閉鎖した状態で、カーテン
を下から持ち上げようとしても、カーテンがロック状態
となり、上昇させることができないようにするシャッタ
ーのロック機構を提供する。 【解決手段】 一対の上下横杆9A,9Bをリンク11
Aによって互いに連結してなるグリル部を有するシャッ
ターにおいて、ガイドレール7内に位置して下部横杆9
Bにロック爪15を枢支する。このロック爪15に対応
してガイドレール7側に係止部19を設ける。ロック爪
15を枢支した下部横杆9Bと上部横杆9Aとの間を結
ぶリンク11Aの連結孔13の少なくとも一方を長孔1
3aに形成する。上下両横杆9A,9Bの間隔が狭くな
った時にロック爪15を係止部19側へ傾動する案内面
17を、ロック爪15に形成する。上下両横杆9A,9
Bの間隔が拡がった時にロック爪15を係止部19から
離反させるガイド片23をリンク11Aとロック爪15
とに亘って設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一部に
開閉方向のストロークが発生するグリルシャッター部分
を有するシャッターのロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の例えばグリルシャッターは、パ
イプ状の横杆をリンクによって互いに連結してカーテン
を構成し、この横杆の端部をガイドレールに沿って昇降
することで、カーテンの開閉を行なうようになってい
る。また、カーテンを閉鎖状態に保つためにロック機構
が設けられている。手動式シャッターの場合は手のとど
く高さに施錠手段が設けられ、電動式シャッターの場合
には、シャッター巻上げ手段のモータに対してブレーキ
機構を設けて制動によってカーテンの上昇を阻止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動式
グリルシャッターの場合、手動式シャッターで採用する
ような施錠手段を用いると、誤って施錠状態でモータを
駆動し、カーテンを上昇させようとすると、施錠手段お
よびシャッターを破壊する危険がある。そこで、上述の
ようなブレーキ機構を採用し、電気的にシャッターのロ
ックを行なっている。
【0004】ところが、この場合、シャッターケース内
であるカーテンの上方においてロックがなされるため、
下方の横杆に手をかけて持ち上げると、ガイドレール内
における横杆の遊びやシャッターケース内の遊びによ
り、リンクが屈折して或る程度カーテンが上昇し、防犯
上問題となるおそれがある。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、カーテンを下ろした状態で、カーテンを下から持ち
上げようとしても、カーテンがロック状態となり、上昇
させることができないようにするとともに、正規にカー
テンを上方から引き上げる時には自動的にロック状態が
解除されるようにしたシャッターのロック機構を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の請求項1記載のシャッターのロ
ック機構は、少なくともカーテン5の一部分に、少なく
とも上下一対の横杆9A,9Bをリンク11Aによって
互いに連結してなるグリル部を有し、該横杆9A,9B
の端部をガイドレール7に沿って昇降することで、前記
カーテン5の開閉を行なうシャッターに備えられるロッ
ク機構において、前記ガイドレール7内に位置して前記
一対の横杆9A,9Bの下部横杆9Bにロック爪15の
下端を枢支し、該ロック爪15に対応してガイドレール
7の内側面に係止部19を設け、前記ロック爪15を枢
支した下部横杆9Bと上部横杆9Aとを連結するリンク
11Aの連結孔13の少なくとも一方を上下両横杆間の
方向に遊びを持つ長孔13aに形成し、該長孔13a内
での横杆の移動で上下両横杆9A,9Bの間隔が狭くな
った時にロック爪15を前記係止部19側へ傾動するよ
うに、上部横杆9Aと接する前記ロック爪15の側壁面
に、該ロック爪15の先端から枢支部分側に向けて傾斜
した案内面17を形成し、前記上下両横杆9A,9Bの
間隔が拡がった時に前記ロック爪15を前記係止部19
から離反させるように、前記ロック爪15の傾動状態を
復元させるガイド手段を前記上部横杆9A側に設けたこ
とを特徴とする。
【0007】このシャッターのロック機構では、カーテ
ン5の下部に手をかけて持ち上げようとすると、長孔1
3aを持ったリンク11Aの個所で、上下横杆9A,9
B相互の間隔が狭くなり、ロック爪15が傾動して係止
部19に係止されることとなって、ロック状態となり、
カーテン5の上昇が阻止される。また、正規にカーテン
5の上方から引上げが行なわれる時には、リンク11A
は上部横杆9Aに吊下げ状態となるので、上下両横杆9
A,9Bの間隔が大きくなり、ロック爪15がガイド手
段に案内されて、起立するように動作するので、ロック
爪15が係止部19に係合することなく、カーテン5は
スムーズに上昇することになる。
【0008】請求項2記載のシャッターのロック機構
は、前記ガイド手段が、前記ロック爪15を傾動方向の
前後で挟むように、前記横杆9A,9Bの軸線方向と同
方向で前記リンク11Aに突設した一対のガイド片23
であることを特徴とする。
【0009】このシャッターのロック機構では、上下両
横杆9A,9Bの間隔が拡がると、下部横杆9Bに枢支
されたロック爪15の基端側が一対のガイド片23の間
に進入し、ロック爪15が一対のガイド片23に挟まれ
て起立状態で収納され、係止部19から離反して、ロッ
ク爪15の係止部19への係合が確実に解除される。
【0010】請求項3記載のシャッターのロック機構
は、前記ガイド手段が、前記横杆9の軸線方向と同方向
に突設される突設部31と、該突設部31の摺動をガイ
ドするスリット33とで構成され、これら突設部31と
スリット33とが前記ロック爪15と前記上部横杆9A
側とにそれぞれ配設されることを特徴とする。
【0011】このシャッターのロック機構では、上下両
横杆9A,9Bの間隔が拡がると、下部横杆9Bに枢支
されたロック爪15と、上部横杆9A側とに配設される
例えばピンなどよりなる突設部31とスリット33とに
より、ロック爪15が係止部19から離反して、ロック
爪15の係止部19への係合が解除される。
【0012】請求項4記載のシャッターのロック機構
は、前記係止部19が、まぐさ21近傍の前記ガイドレ
ール7内に設けられていることを特徴とする。
【0013】このシャッターのロック機構では、係止部
19がまぐさ21近傍の高所に設けられることで、ロッ
ク爪15の係止部19への係止が容易に手のとどかない
所で行われ、不正な係止解除が困難となって、防犯性が
高められる。
【0014】請求項5記載のシャッターのロック機構
は、前記係止部19が、前記ガイドレール7に対して着
脱自在に設けられていることを特徴とする。
【0015】このシャッターのロック機構では、係止部
19がガイドレール7から脱着されることにより、傾動
したロック爪15が係止部19に係止しなくなり、手動
による正規なカーテン5の持ち上げが可能になる。
【0016】請求項6記載のシャッターのロック機構
は、前記横杆9と、前記上側の横杆9との間に、該両横
杆9の間隔の狭まることを阻止する挟入部材が、着脱自
在に備えられていることを特徴とする。
【0017】このシャッターのロック機構では、横杆9
と、上側の横杆9との間に、挟入部材が挟み入れられる
ことで、両横杆9の間隔の狭まることが阻止され、ロッ
ク爪15が傾動しなくなる。これにより、ロック爪15
が係止部19に係止しなくなり、手動による正規なカー
テン5の持ち上げが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシャッターの
ロック機構の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明に係るシャッターのロック機構
を示す正面図、図2は図1のA−A矢視図、図3は図2
の要部拡大図、図4は図3のB−B矢視図、図5は本発
明に係るロック機構のロック状態を示した動作説明図で
ある。
【0019】本実施の形態にて説明を行うシャッター
は、電動式グリルシャッターであって、建物開口の上部
に配設されるシャッターケース1内には、駆動源である
モータ(図示せず)によってカーテン5を巻上げ,巻戻
しする巻取手段(図示せず)が設けられており、このシ
ャッターケース1から導出されたカーテン5は断面略コ
字形状の左右一対で構成されるガイドレール7に両端を
案内されて閉鎖状態まで降下できる。
【0020】カーテン5は、略水平なパイプなどよりな
る複数の横杆9を、略板状のリンク11を介して垂直方
向に互いに連結してグリル状に構成されており、各横杆
9の両端はガイドレール7内に挿入されていて、カーテ
ン5の昇降の案内役を果している。
【0021】本実施の形態では、カーテン5が建物開口
を閉鎖し降下した状態におけるシャッターケース1の近
傍となるカーテン5の上方の上下一対の横杆9A,9B
に本発明のロック機構を配置しており、これら上下横杆
9A,9B間を結ぶ複数のリンク11Aには、これら上
下の横杆9A,9Bの相互間隔を拡縮できるストローク
を備えている。
【0022】すなわち、横杆を通すリンク11Aの上下
の連結穴13の少なくとも一方の連結孔13、本実施の
形態では、図3に示すように、下部横杆9Bが挿通され
るリンク11A下部の連結孔がリンク11Aの長手方向
に沿う長孔13aになっている。
【0023】このリンク11Aで結ばれる上下横杆9
A,9Bの下部横杆9Bには、ガイドレール7内に位置
する端部近傍にロック爪15が傾動自在に枢支されてい
る。
【0024】このロック爪15は、略くさび状に形成さ
れ、下端が下部横杆9Bに枢支され、略鋭角に形成され
る先端に係合部15aを有している。また、先端の係合
部15aからロック爪15下端の枢支部分側に向けての
一側には、傾斜した案内面17が形成されている。
【0025】また、ガイドレール7内側面には、カーテ
ン5を全閉した状態でのロック爪15の係合部15aに
対応した位置におけるやや上方に位置して、係止部19
を突設している。この係止部19は、本実施の形態で
は、やや厚みのある矩形板状に形成されており、図1及
び図2に示すようにシャッターケース1の下方に位置す
るまぐさ21の近傍となるように配設されている。
【0026】板状のリンク11Aと板状のロック爪15
とは、図4に示すように、厚さ方向に重ねられた状態と
される。この実施の形態では、図1に示すように、カー
テン5の幅方向外側、すなわち横杆9A,9Bの端部側
にリンク11Aが配設され、カーテン5の幅方向中央側
にロック爪15が配置されている。
【0027】リンク11Aの両側端縁には、ガイド手段
としての一対のガイド片23が横杆9軸線方向と同方向
でカーテン5の幅方向中央方向に突設され、各ガイド片
23はロック爪15の基端を傾動方向の前後で挟むよう
に配置されている。なお、本実施の形態では、ロック爪
15の先端の係合部15aを挟む案内面17とは反対の
縁部分に、段部16が形成されており、この段部16が
一方のガイド片23に当接される。
【0028】一対のガイド片23は、下部横杆9Bがリ
ンク11Aの長孔13aの下部に移動している時、すな
わち、ロック爪15が下方へ移動している図3の状態の
時に、ロック爪15を傾動方向の前後で挟み、かつ、段
部16が一方のガイド片23に当接されることで起立状
態を保持する。この状態で、ロック爪15の係合部15
aは、リンク11の外形の内側にほぼ収められて重なり
合うようになっている。すなわち、上部横杆9Aにリン
ク11Aが配設される構造であり、この上部横杆9Aに
対しリンク11Aを介して下部横杆9Bが吊り下げられ
る状態となることで、ロック爪15はリンク11Aに対
して下方に降下状態であり、かつ傾動方向にガイド片2
3と段部16とが当接して、リンク11Aに対してロッ
ク爪15が収容され、ロック爪15は傾動を規制される
状態となり、従って、この状態でカーテン5が昇降動作
されても、ロック爪15は係止部19に干渉することが
ない。
【0029】次に、このように構成されたシャッターの
ロック機構の作用を説明する。カーテン5を降下して全
閉状態にした時、建物開口部の床面にカーテン5最下端
の座板25が当るなどして反力でロック爪15のある下
部横杆9Bに押し上げ力が加えられる。また、もし、こ
のカーテン5の全閉でその下部横杆9Bに反力が働かな
い状態(座板25が床面に接する程度)の時でも、例え
ば、ロック爪15を備えた下部横杆9B若しくはそれ以
下の横杆9に手をかけて、カーテン5を引き上げようと
すると、リンク11Aを介してロック爪15のある下部
横杆9Bに対して押し上げ力が加わる。
【0030】この時、図5に示すように、リンク11A
のストローク、すなわち、長孔13a内で下部横杆9B
が上昇移動し、上下横杆9A,9B相互間隔が縮小す
る。そして、ロック爪15が上部横杆9Aに接近する方
向に浮き上り、案内面17が上部横杆9Aに摺接してロ
ック爪15を係止部19側へ傾動させる。これによっ
て、ロック爪15がリンク11Aの外形から大きく突出
し、係合部15aが係止部19の下側に入り込み、さら
なる上昇時に互いに係合してカーテン5の上昇を阻止す
るのである。
【0031】これに対し、もし、正規の手段で、カーテ
ン5の上方(シャッター巻き上げ時)からカーテン5を
上昇させようとすると、長孔13a内で下部横杆9Bが
スライドし、ロック爪15に対応する下部横杆9Bと上
部横杆9Aとの間隔が拡がり、ガイド片23によりロッ
ク爪15が案内されて、傾動方向と反対方向へロック爪
15を復元して起立させるから、係合部15aが係止部
19との係合状態から外れ、カーテン5はスムーズに引
き上げられることになる(図2参照)。
【0032】このように、上述のシャッターのロック機
構によれば、カーテン5の任意の横杆9に手をかけて持
ち上げようとしても、ロック爪15が突出され、ガイド
レール7内にある係止部19に係合してカーテン5の引
き上げを阻止することができる。
【0033】また、ロック爪15の先端(係合部15
a)を案内面17に連続する先細形状としたので、ロッ
ク解除時には、他部材と干渉し難くして、確実にリンク
11Aの外形内に復元させることができる。このため、
ロック爪15の先端が他部材と干渉することによるロッ
ク解除の不能や、通常昇降時に、ロック爪15が突出し
てカーテン5の昇降を妨げるような事態を確実に防止す
ることができる。
【0034】なお、上述の実施の形態では、シャッター
を電動式グリルシャッターとし、カーテン5を横杆9と
リンク11とで構成するグリル状のカーテンを例として
説明したが、本発明に係るロック機構は、カーテンの一
部分のみに横杆9とリンク11よりなるグリル部分が採
用されるシャッターに用いても同様の効果を奏するもの
である。すなわち、グリル部分を一部分に有する構成の
カーテンの、このグリル部分以外のカーテン部分は、例
えば短冊板状のスラットやパネルを連接したもの、或い
は1枚のパネル、さらには、シートやネット状のカーテ
ンとしてもよく、また、これらの複合的組み合わせ構造
としてもよく、このような複合構造のカーテンに対して
も有効である。
【0035】また、上述の実施の形態では、ロック爪1
5がリンク11Aに対して一枚設けられる例を説明した
が、本発明に係るロック機構は、リンク11Aに対し、
図6に示すように、上述したロック爪15と同形状の二
枚のロック爪15,15を設け、両ロック爪15,15
をカーテン5の表裏面方向に突出させる構成としてもよ
い。このような構成によれば、係合箇所が増え、防犯性
をより確実に高めることができる。
【0036】また、上述の実施の形態では、ガイド手段
であるガイド片23がリンク11Aに設けられる場合を
例に説明したが、このガイド手段は、これ以外に、例え
ばピンなどの突設部と、このピンの摺動をガイドするス
リットとの組み合わせによる構成としてもよく、これら
ピンとスリットとをロック爪15と上部横杆9A側に配
設させる構成としてもよい。
【0037】このピン31とスリット33とによるガイ
ド手段としては、ロック爪15にスリット33を設け、
上部横杆9A側にピン31を設ける構成とし、これらピ
ン31とスリット33とを具備する、図7〜図10に示
す例のロック機構、及び図11〜図14に示す例のロッ
ク機構などとする。
【0038】このロック機構を詳述すると、まず、図7
〜図10に示す例の構成では、下部横杆9Bに垂直上方
向に延出するブラケット35を設け、このブラケット3
5に下部横杆9Aの軸線方向と同方向の枢軸36を設け
て、この枢軸36にロック爪15の下端を枢支させる。
また、上部横杆9Aに略垂直下方向に延出するブラケッ
ト37を設け、このブラケット37の板面にピン31を
植設する。そして、このピン31をロック爪15のスリ
ット33に挿通させる。なお、ピン31の軸芯線は、上
下横杆及び枢軸の軸芯線を結ぶ線上よりロック爪の傾動
方向へやや偏心した位置とする(図8中矢印d)。
【0039】また、この上下横杆9A,9Bを連結する
リンク11Aは、上述のリンク11Aと同様に、下側横
杆9Bが挿通される連結孔13を長孔13aとし、リン
ク11Aに対して下側横杆9Bが移動するようになって
いる。
【0040】このような構成により、カーテン5を引き
上げようとすると、下部横杆9Bがリンク11Aの長孔
13a内で上昇移動し、上下横杆9A,9B間が縮小
し、これによりロック爪15の案内面17が上部横杆9
Aに摺接してロック爪15を係止部側へ傾動させる。そ
して、ロック爪15がリンク11Aの幅(外形)より突
出して、先端の係合部15aが係止部19の下側に入り
込み、互いに係合し合うことでカーテン5の上昇が阻止
される(図9参照)。
【0041】また、正規の手段で、カーテン5が上昇と
なると、上部横杆9Aと下部横杆9Bとの間隔が拡が
り、ロック爪15は、上部横杆9Aにブラケット37を
介して設けられるピン31に対し、スリット33にてガ
イドされて、傾動方向と反対方向へ起立させられること
となり、係合部15aが係止部19との係合状態から外
れ、これによりカーテン5は引き上げられることとなる
(図8参照)。
【0042】なお、このピン31とスリット33とによ
るガイド手段を備えたロック機構では、図10に示すよ
うに、それぞれのブラケット35,37をパイプ状の支
持体41,43に延設する構成を採用することが可能で
あり、このような構造とすることで、上下横杆9A,9
Bの端部に対し、容易にロック機構を具備させることが
可能となる。この構造では、例えば、各パイプ状支持体
41,43と各横杆9A,9Bとをリベットやネジ,ボ
ルトなどの固定手段にて固定し、また、各横杆9A,9
Bの端部にキャップ45を装着させるとよい。
【0043】また、図11〜図14に示す例のロック機
構では、上記したロック機構と相似する構成とされる
が、図7,8に示す下部横杆9Bに設けられるブラケッ
ト35と略同形状のブラケット46、すなわち、図13
に示すように大径なパイプ部46aと小径なパイプ部4
6bを備え、各パイプ部46a,46bとが延出板46
cで連結される略8字状のブラケット46を対で用い
て、これらブラケット46を、互いに近接する方向に小
径パイプ部46bが延出するように大径パイプ部46a
を上下横杆9A,9Bに装着して設け、各小径パイプ部
46bにカラーパイプ47をそれぞれ嵌入し、各カラー
パイプ47にそれぞれピン48,49を挿通させる。下
部のブラケット46に設けられる下部ピン49は枢軸と
され、この下部ピン49にロック爪15の下端を枢支さ
せる。また、上部のブラケット46に設けられる上部ピ
ン48は、ロック爪15のスリット33に挿通させる。
なお、上部のピン48の軸芯線は、上下横杆9A,9b
及び下部ピン49の軸芯線を結ぶ線上よりロック爪15
の傾動方向へやや偏心した位置とされ(図12中矢印
d)、また、上下の各ブラケット46,46は、図1
2,13に示すように、上下に対称な状態で取り付け
る。
【0044】このような構成によれば、上記同様、カー
テン5を引き上げようとすると、下部横杆9Bがリンク
11Aの長孔13a内で上昇移動し、上下横杆9A,9
B間が縮小し、これによりロック爪15の案内面17が
上部横杆9Aに摺接してロック爪15を係止部側へ傾動
させる。そして、ロック爪15が図14に示すようにリ
ンク11Aの幅(外形)より突出して、先端の係合部1
5aが係止部19の下側に入り込み、互いに係合し合う
ことでカーテン5の上昇が阻止される。
【0045】また、正規の手段で、カーテン5が上昇と
なると、上部横杆9Aと下部横杆9Bとの間隔が拡が
り、ロック爪15は、上部横杆9Aにブラケット46を
介して設けられるピン48に対し、スリット33にてガ
イドされて、傾動方向と反対方向へ起立させられること
となり、係合部15aが係止部19との係合状態から外
れ、これによりカーテン5は引き上げられることとなる
(図12参照)。
【0046】なお、このピン48とスリット33とによ
るガイド手段を備えたロック機構では、前述したピン3
1とスリット33とによるガイド手段を備えたロック機
構の例(図10参照)と同様に、図13に示すように、
上下のブラケット46,46とカラーパイプ47、上下
ピン48,49及びロック爪15とで構成されるユニッ
ト状の構造とすることが可能となり、上下横杆9A,9
Bの端部に対し、容易にロック機構を具備させることが
可能となる。この構造では、例えば、上下のブラケット
46,46の大径パイプ部46a,46aと各横杆9
A,9Bとをリベットやネジ,ボルトなどの固定手段に
て固定し、また、各横杆9A,9Bの端部にキャップ4
5を装着させる構成とする。
【0047】なお、このロック機構では、上下のブラケ
ット46,46が同形状に形成されていることから、部
品の共通化を図ることができ安価に構成することが可能
となるとともに、同形状であることから意匠性も良好と
なる。
【0048】また、このロック機構を構成するピン3
1,48とスリット33とは、上記したように、ピン3
1,48を上部横杆9A側に設け、スリット33をロッ
ク爪15に設ける構成としたが、上部横杆9A側にスリ
ットを構成させ、ロック爪にピンなどの突設部を設ける
構成としもよい。
【0049】また、本発明に係るロック機構は、リンク
11Aで連結される下部横杆9Bと、上部横杆9Aとの
間に、上下両横杆9A,9Bの間隔の狭まることを阻止
する挟入部材(図示せず)が、着脱自在に備えられるも
のであってもよい。このような構成によれば、下部横杆
9Bと、上部横杆9Aとの間に、挟入部材が挟み入れら
れることで、上下両横杆9A,9Bの間隔の狭まること
が阻止され、ロック爪15が傾動しなくなる。これによ
り、ロック爪15が係止部19に係合しなくなり、手動
による正規なカーテンの持ち上げを可能にすることがで
き、すなわち、本発明のロック機構を、電動シャッター
に限らず、手動のシャッター装置にも適用可能となる。
【0050】また、この挟入部材によれば、通常のカー
テンの開閉時などにおいては、この挟入部材を装着状態
とし、リンク11Aで連結される下部横杆9Bと上部横
杆9Aとの間隔を狭まらないこととし、カーテンを全閉
鎖とした状態の際にのみ、下部横杆9Bと上部横杆9A
との間から挟入部材を取り外すことで、前述したように
カーテン下上両横杆9A,9Bの間隔が狭まることを可
能とする構成を得ることができ、これにより、カーテン
閉鎖時の際にのみ、ロック爪15が傾動して、カーテン
の上昇が阻止され、すなわち、適切な防犯性能を確保さ
せることができる。
【0051】また、上述した実施の形態においては、係
止部19の設けられる位置について、シャッターケース
下方のまぐさ21の近傍に配設される例として説明した
が、この係止部19の設けられる位置についてはこれに
限定されることはなく、好ましくは人等の手の届きにく
い位置、或いは触れることが容易でない位置に設けられ
ることとする。さらに、この係止部19とこれに係合す
るロック爪15との配設される位置は、左右両方のガイ
ドレール7及びこれに対応するカーテン5の左右両端に
それぞれ設けられるとともに、各高さ位置が略同じ高さ
位置とされることが好ましいが、左右のいずれか一方の
ガイドレール7とこのガイドレール7に対応するカーテ
ン5の一方の端縁に係止部19とロック爪15とが配設
される構成としてもよく、あるいは、左右それぞれに構
成される係止部19とロック爪15との組み合わせが、
互いに高さ位置の異なる構造としてもよい。また、係止
部19とロック爪15とは、ガイドレール7の長手方向
に1つの構成としてもよく、また、複数の構成としても
よい。
【0052】さらに、本発明に係るロック機構は、係止
部19を、ガイドレール7に対して着脱自在に取り付け
るものであってもよい。このような構成とすれば、係止
部19を取り外すことで、傾動したロック爪15が係止
部19に係合しなくなり、手動による正規なカーテンの
持ち上げを可能にすることができ、すなわち手動により
カーテンの開閉を行う手動のシャッターにも、この発明
のロック機構を適用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るシャッターのロック機構は、カーテンを降下した閉鎖
状態で、カーテン自体にに手をかけて持ち上げようとし
ても、そのカーテンを構成する少なくとも上下一対の横
杆及びこれら横杆を連結するリンクよりなるグリル部分
において、ロック爪が働き、これがガイドレールの内側
面にある係止部に係合されてカーテンの引き上げを阻止
することができる。しかも、正規の開閉作動でカーテン
を上方から引き上げ開放する際には、自動的にロック爪
と係止部との係合状態が解除され、何ら、シャッターの
通常開閉操作に支障をもたらさない。このようにして、
シャッターにおける防犯を確保することができる。
【0054】また、ロック爪と係止部とが係合されてい
る状態では、上部横杆がロック爪の案内面を押動するこ
ととなり、ロック爪の傾動状態を維持してロック状態と
するところから、ロック爪と係止部との係合状態が確実
で信頼性に富むという優れた効果がある。
【0055】さらに、カーテンの伸長状態においては、
ロック爪がガイド手段によって傾動が規制されることと
なり、カーテンの昇降動作中にロック爪が前後に揺動
し、騒音や故障の原因となったり、カーテンの巻き上げ
位置においてロック爪が外方に立ち上がってカーテン巻
き上げの支障になるということがない。
【0056】また、係止部を、まぐさ近傍の前記ガイド
レール内に設ける構成とすることで、係止部が高所な位
置となり、ロック爪の係止部への係合が容易に手のとど
かない位置で行われ、不正な係止解除が困難となって、
防犯性を高めることを可能とする。
【0057】さらに、係止部を、ガイドレールに対して
着脱自在に設ける構成とすることで、傾動するロック爪
が係止部に係合しなくなり、手動による正規なカーテン
の持ち上げが可能になる。
【0058】また、上部横杆と、下部横杆との間に、こ
れら両横杆の間隔の狭まることを阻止する挟入部材を、
着脱自在に備える構成とすることで、上記したロック爪
が傾動しなくなる構成とすることが可能となる。これに
より、ロック爪は係止部に係合しなくなり、手動による
正規なカーテンの持ち上げが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシャッターのロック機構を示す正
面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】本発明に係るロック機構のロック状態を示した
動作説明図である。
【図6】本発明に係るロック機構の変形例を示す要部拡
大図である。
【図7】本発明に係るロック機構の他の例を示す正面図
である。
【図8】同ロック機構の側面図である。
【図9】同ロック機構のロック状態を示した動作説明図
である。
【図10】同ロック機構の分解正面図である。
【図11】本発明に係るロック機構の他の例を示す正面
図である。
【図12】同ロック機構の側面図である。
【図13】同ロック機構の分解斜視図である。
【図14】同ロック機構のロック状態を示した動作説明
図である。
【符号の説明】
5…カーテン 7…ガイドレール 9A…上部横杆 9B…下部横杆 11A…リンク 13…連結孔 13a…長孔 15…ロック爪 17…案内面 19…係止部 21…まぐさ 31,48…突設部(ピン) 33…スリット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともカーテンの一部分に、少なく
    とも上下一対の横杆をリンクによって互いに連結してな
    るグリル部を有し、該横杆の端部をガイドレールに沿っ
    て昇降することで、前記カーテンの開閉を行なうシャッ
    ターに備えられるロック機構において、 前記ガイドレール内に位置して前記一対の横杆の下部横
    杆にロック爪の下端を枢支し、該ロック爪に対応してガ
    イドレールの内側面に係止部を設け、前記ロック爪を枢
    支した下部横杆と上部横杆とを連結するリンクの連結孔
    の少なくとも一方を上下両横杆間の方向に遊びを持つ長
    孔に形成し、 該長孔内での横杆の移動で上下両横杆の間隔が狭くなっ
    た時に前記ロック爪を前記係止部側へ傾動するように、
    上部横杆と接する前記ロック爪の側壁面に、該ロック爪
    の先端から枢支部分側に向けて傾斜した案内面を形成
    し、 前記上下両横杆の間隔が拡がった時に前記ロック爪を前
    記係止部から離反させるように、前記ロック爪の傾動状
    態を復元させるガイド手段を前記上部横杆側に設けたこ
    とを特徴とするシャッターのロック機構。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段は、前記ロック爪を傾動
    方向の前後で挟むように、前記横杆の軸線方向と同方向
    で前記リンクに突設した一対のガイド片であることを特
    徴とする請求項1記載のシャッターのロック機構。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段は、前記横杆の軸線方向
    と同方向に突設される突設部と、該突設部の摺動をガイ
    ドするスリットとで構成され、これら突設部とスリット
    とが前記ロック爪と前記上部横杆側とにそれぞれ配設さ
    れることを特徴とする請求項1記載のシャッターのロッ
    ク機構。
  4. 【請求項4】 前記係止部が、まぐさ近傍の前記ガイド
    レール内に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2又は3のいずれか1つに記載のシャッターのロック
    機構。
  5. 【請求項5】 前記係止部が、前記ガイドレールに対し
    て着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2又は3又は4のいずれか1つに記載のシャッター
    のロック機構。
  6. 【請求項6】 前記上部横杆と、前記下部横杆との間
    に、該両横杆の間隔が狭まることを阻止する挟入部材を
    着脱自在に備えていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5のいずれか1つに記載のシャッターのロック
    機構。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009074335A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Sanwa Shutter Corp シャッターカーテンを構成するパイプの端部構造

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