JP2001152692A - 機械式駐車装置 - Google Patents

機械式駐車装置

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JP2001152692A
JP2001152692A JP33981499A JP33981499A JP2001152692A JP 2001152692 A JP2001152692 A JP 2001152692A JP 33981499 A JP33981499 A JP 33981499A JP 33981499 A JP33981499 A JP 33981499A JP 2001152692 A JP2001152692 A JP 2001152692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械式駐車装置の構成要素の単一化を促進す
る。 【解決手段】 駐車フロア40は、車両搬送路41と駐車ま
す42とで構成される。車両搬送路41は複数に区分されて
おり、各区分毎にスパイラルコンベアを備える。また、
駐車ます42は、車両搬送路41の両側に隣接して複数設け
られている。図中の矢印は、車両搬送路41の各区分と各
駐車ます42の、車両を移動させることが可能な方向を示
している。車両搬送路41の一区分毎に設けたスパイラル
コンベアを、車両搬送路41の延びる方向へ車両を搬送す
るように同期作動させ、走行台車を用いることなく、車
両を車両搬送路に沿って移動させる。また、車両搬送路
41と、駐車ます42との間の車両の受渡しは、該当する駐
車ますに隣接するスパイラルコンベアを、車両搬送路41
と直交する方向へ車両を受け渡すように作動させ、か
つ、駐車ます42のコンベアも同期作動させることで行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面往復方式およ
び水平循環方式の機械式駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図11には、従来の機械式駐車装置
の一例として、バースと所定の格納位置との間の車両の
受渡しに、コンベアを用いる機械式駐車装置を示してい
る。この機械式駐車装置は、オフィスビル、店舗、倉庫
等の建築物1の地下部分に設置されている。また、駐車
装置全体は、並設されたユニット2,3等の複数のユニ
ットに分割され、かつ、これらユニットを組み合わせる
ことで形成している。各ユニット2,3の内部には、互
いに平行をなす走行路4,5と、走行台車6と、各走行
路4,5に敷設された走行レール7と、走行路の左右両
側に縦列配置した複数の駐車室8とを有している。各駐
車室8は、多段(例えば2段)の駐車棚9(図11参照)
によって区画形成されている。
【0003】一方、建築物1の一階部分等には入出庫通
路11を設定し、その途中には入庫専用のバースを備える
入庫室12と、出庫専用のバースを備える出庫室13とを設
けている。さらに、入庫室12および出庫室13と、前記ユ
ニット3との間の連絡手段として、リフト14を備えてい
る。また、走行台車6、駐車室8、入庫室12、出庫室13
およびリフト14には、各々、走行路4,5と直交する方
向にコンベアが設けられている。さらに、リフト14を持
たないユニット2と、ユニット3との間で車両の受渡し
を行うために、リフト14に隣接する部位に、移載コンベ
ア室51を設けている。なお、説明の都合上、走行台車6
のコンベアには符号15を、駐車室8のコンベアには符号
16を付す(図12参照)。また、図11に示すように、バー
ス26のコンベアには符号27を、リフト14のコンベアには
符号28を付す。さらに、移載コンベア室51のコンベアに
は符号52を付す。
【0004】走行台車は、図12に示すような構造をなし
ている。走行台車6のメインフレーム17には、前コンベ
ア15aと後コンベア15bとが設けられている。また、メ
インフレーム17には、走行路4と直交する方向に移動す
る可動フレーム18が設けられている。さらに、可動フレ
ーム18の、駐車室8と対向する側面部には、動力伝達ロ
ーラ19が回転可能に設けられている。この動力伝達ロー
ラ19および走行台車6のコンベア15の動力源は、共に走
行台車6の駆動モータ20である。また、メインフレーム
17には可動フレーム18を走行路4と直交する方向、すな
わち、駐車室8に近接する方向に移動させる駆動手段21
が設けられている。また、駐車室8の内部に設けられた
コンベア16も、走行台車6と同様に前コンベア16aと後
コンベア16bとから構成されている。そして、駐車室8
の走行路4側には前・後コンベア16a,16bに動力を伝
達するための、従動ローラ22が設けられている。
【0005】さて、車両10を入庫する場合には、車両を
載置した走行台車6は、走行モータ23により駆動される
車輪24で走行レール7上を移動し、目標の駐車室8で停
止する。そして、駆動手段21により可動フレーム18を目
標の駐車室8の方向に移動させる。この動作によって、
可動フレーム18の側端部に設けた動力伝達ローラ19が、
駐車室8の従動ローラ22に圧接する。次に、駆動モータ
20を作動させることにより、走行台車6のコンベア15と
動力伝達ローラ19とを回転させる。動力伝達ローラ19は
従動ローラ22を駆動し、該従動ローラ22の回転は伝達部
材25により駐車室8のコンベア16に伝達される。よっ
て、コンベア15,16は同期回転し、走行台車6上の車両
は目標の駐車室に搬入される。このように、走行台車6
のコンベア15と駐車室8のコンベア16とは、動力伝達ロ
ーラ19および従動ローラ22を有する同期手段によって、
走行台車6の駆動モータ20を動力源として同期回転する
ことができる。
【0006】また、図13には、バース26と所定の格納位
置との間の車両の受渡し手段として、コンベアや走行台
車を使用せず、代わりにパレット29を用いる機械式駐車
装置を示している。当該駐車装置は水平循環方式と称さ
れるものであり、駐車フロア30がマトリックス状に区分
されている。また、当該区分の数より少ないパレット29
を備えている。各パレット29は、図示しない制御装置に
よって現在位置が識別されており、自ら備えるリニアモ
ータ等によって、駐車フロア30の床面に格子状に設けら
れたレール上を走行するものである。そして、空いた区
分に順次パレットを移動させることで、入出庫を行う車
両が載置されたパレット29を、バース26(入庫用)から
駐車フロア30内部へ、また、駐車フロア30内部からバー
ス26(出庫用)へと移動させることにより、車両10の入
出庫を行うものである。かかる従来例は、特開平2-3004
73号公報等に詳細が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来の、バース
と所定の格納位置との間の車両の受渡しに、コンベアを
用いる機械式駐車装置は、車両の受渡し手段として走行
路4,5を走行する走行台車6を用いることから、走行
台車6、駐車室8、入庫室12、出庫室13およびリフト14
に設けたコンベアの作動制御の他に、走行台車6の作動
に関する制御や、走行台車6の構造等に関する技術が要
求され、機械式駐車装置としての構成要素が増大すると
いう課題があった。また、車両の入出庫に際し、走行台
車6と駐車室8との間で、車両10の受渡しを行う必要が
あること、入出庫の円滑性を確保すること等の理由か
ら、一本の走行路4,5の側方に配置することが可能な
駐車室8の数が、一側につき二台分に制限されるという
課題があった。
【0008】これに対し、図13に示すパレット29を用い
る機械式駐車装置の場合には、入庫時にパレット29上に
車両10を載置すると、その車両は出庫まで同じパレット
上に載置されるので、車両10の入出庫の際に、各パレッ
トの移動に関する制御のみを行えば良い。また、特定の
搬送路を持たないため、一本の走行路4,5あたりの駐
車室の数が制限される等の問題がなく、制御可能な範囲
内で、駐車フロア30の区分の数を増加させることが可能
である。しかしながら、特定のパレットを駐車フロア30
内部から入、出庫バース26へと送り出す場合に、他のパ
レットを順次移動させる必要があり、入出庫時間に多く
の時間を要し、かつ、出庫室12で空になったパレットを
入庫室12へと回送する必要がある等、作動手順に無駄が
多いという欠点があった。
【0009】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、機械式駐車装置の構成
要素の単一化を促進すると共に、駐車装置の構成の自由
度を高め、さまざまな設置環境に適応可能な駐車装置を
提供することにある。同時に、入出庫に関する円滑性を
向上させ、かつ、収容台数の増加を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の請求項1に係る機械式駐車装置は、バース
と所定の格納位置との間の車両の受渡しにコンベアを用
いる機械式駐車装置であって、スパイラルコンベアを複
数連結して形成した車両搬送路と、該車両搬送路の側方
に隣接する複数の駐車ますとを備え、該駐車ますに、前
記車両搬送路と直交する方向へと車両を受け渡すことが
可能なコンベアを設けた駐車フロアを有することを特徴
とする。
【0011】本発明では、車両搬送路をスパイラルコン
ベアで構成しているが、該スパイラルコンベアは、ロー
ラコンベアの一種であり、ローラの軸方向に対し平行な
方向にも、ローラの軸方向と垂直な方向にも車両を搬送
することが可能である。よって、車両搬送路に沿って車
両を移動させる際には、複数のスパイラルコンベアを車
両搬送路の延びる方向へと車両を搬送するように作動さ
せる。また、車両搬送路と、駐車ますとの間で車両の受
渡しを行うときには、該当する駐車ますに隣接するスパ
イラルコンベアを、車両搬送路と直交する方向へと車両
を受け渡すように作動させ、かつ、駐車ますのコンベア
も車両搬送路と直交する方向へと同期作動させる。
【0012】また、本発明の請求項2に係る機械式駐車
装置は、前記駐車ますを、前記車両搬送路と同一構造と
している。すなわち、前記駐車ますもスパイラルコンベ
アを複数連結して形成することにより、前記車両搬送路
に隣接する前記複数の駐車ますの間でも、車両の受渡し
が可能となる。したがって、駐車ますも車両の搬送に用
いることで、駐車フロアの全体を、駐車ますとしても車
両搬送路としても用いることが可能となる。また、各駐
車ますと車両搬送路のスパイラルコンベアを順次移動さ
せることで、駐車フロアの所望の位置への車両の入庫お
よび所望の車両の出庫が可能となる。
【0013】さらに、本発明の請求項3に係る機械式駐
車装置は、前記車両搬送路および前記駐車ますを、スパ
イラルコンベアのみで構成し、かつ、隣接するスパイラ
ルコンベア同士を隙間なく連続的に配置している。この
構成によれば、隣接するスパイラルコンベアを同期させ
て、スパイラルコンベアのローラの軸方向に対し平行な
方向と、垂直な方向への搬送動作を交互に繰り返すこと
で、車両をローラの軸方向に対し斜めに移動させる。そ
して、駐車フロアの所望の格納位置と、入、出庫バース
との間の車両搬送経路を、可能な限り短縮する。
【0014】また、本発明の請求項4に係る機械式駐車
装置では、前記バースには、スパイラルコンベアを含む
複数のコンベアを、前後左右の少なくとも一方向に隣接
して配置している。この構成によると、前記バース内で
の車両の移動が可能となり、複数の車両を前記バース内
の異なる場所に停止させて、各々の車両に対する乗降作
業を平行して行う。また、いずれかの停止場所を、入庫
車両の人の降車スペースとして、他の停止場所を出庫車
両の人の乗車スペースとして用いれば、当該駐車装置を
利用する人の流れを整理することができる。
【0015】また、本発明の請求項5に係る機械式駐車
装置は、前記バースの、隣接して配置された複数のコン
ベアは、環状のコンベア列を形成するものである。本発
明にでは、別体のターンテーブルを用いることなく、前
記バースにおいて車両の進行方向の転回を行い、バース
に対する車両の入出庫方向の自由度を高める。
【0016】また、本発明の請求項6に係る機械式駐車
装置は、前記駐車フロアを多層に設け、各駐車フロア間
をリフトで連絡している。この構成により、駐車フロア
を上下方向にも拡大する。
【0017】さらに、本発明の請求項7に係る機械式駐
車装置は、前記バースの、隣接して配置された複数のコ
ンベアの一部は、前記リフトのコンベアで構成されてい
る。本発明では、前記リフトにもスパイラルコンベアを
設け、前記リフトが前記バースを設けた階層へ来たとき
に、前記リフトのコンベアを含めて、前記バースの複数
のコンベアを構成する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、従来技術と同一部分
若しくは相当する部分については同一符号で示し、詳し
い説明は省略する。
【0019】図1には、本発明の第1の実施の形態に係
る機械式駐車装置の、駐車フロア40を摸式的に示してい
る。駐車フロア40は、図9〜図11で説明したユニット
2,3の一階層に該当するものであり、車両搬送路41と
駐車ます42とで構成されている。車両搬送路41は複数に
区分されており、各区分毎にスパイラルコンベアを備え
ている。また、駐車ます42は、車両搬送路41の両側に隣
接して複数設けられている。駐車ます42は、図9〜図11
で説明した駐車室8と同様に、車両搬送路と直交する方
向へと車両を受け渡すことが可能なコンベア16を備えて
いる。図1には、車両搬送路41の各区分と各駐車ます42
の、車両を移動させることが可能な方向を矢印で示して
いる。なお、車両搬送路41、駐車ます42の各区分のいず
れか一つがリフトとなっており、バースや他の階層の駐
車フロアと連絡して、車両の受渡しを行うことが可能と
なっている。この構成により、駐車フロアを上下方向に
も拡大し、収容台数の増加を図っている。
【0020】図2には、車両搬送路41の一区分を示して
いる。図示のごとく、車両搬送路41の一区分は、二つの
スパイラルコンベア31と、その前後に設けたローラコン
ベア32とで構成されている。なお、本説明において、単
に「コンベア」と称するときには、一般的なローラコン
ベア、ベルトコンベア等、一方向にのみ物品を搬送する
ことが可能なコンベアを意味するものとする。
【0021】スパイラルコンベア31は、図3に示すよう
に、表面に右巻きおよび左巻きの2種類の螺旋状溝を形
成したローラ33、34を用い、かつ、隣り合うローラ同士
での螺旋状溝の巻き方向が逆となるように各ローラを配
列したものである。以下の説明においては、33の符号を
付したローラを右巻きローラ、34の符号を付したローラ
を左巻きローラとする。また、右巻きローラ33および左
巻きローラ34は、一般的なローラコンベア(表面に螺旋
溝を持たないローラを用いたローラコンベア)と同様
に、その両端部が図示しないコンベアフレームよって、
回動自在に支持されている。また、右巻きローラ(Rロ
ーラ)33、左巻きローラ(Lローラ)34は、同一方向若
しくは互いに逆方向に自在に駆動することが可能となっ
ている。
【0022】このように構成したスパイラルコンベア31
によれば、Rローラ33およびLローラ34の回転方向が、
同一方向であるか若しくは互いに逆方向であるかによっ
て、車両の搬送方向を前後または左右に変えることがで
きる。具体的には、Rローラ33、Lローラ34を互いに逆
方向に回転させた場合には、ローラの軸方向(図3の矢
印C方向)に対し平行に、車両を搬送することができ
る。また、Rローラ33、Lローラ34を同一方向に回転さ
せると、これらローラの軸方向と直交する方向(図3の
矢印D方向)に、車両を搬送することができる。ここ
で、その仕組みについて、図4を参照しながら説明す
る。
【0023】図4には、Rローラ33とLローラ34とが夫
々逆方向に回転したときの様子を示している。このと
き、Rローラ33及びLローラ34の上に載置された車両の
タイヤは、実際には、螺旋状溝33a、34aによって形成
される螺旋状の突出部33b、34bと接触している。この
接触面には、Rローラ33とLローラ34の回転方向への摩
擦力が生ずるが、隣接するローラ同士で逆回転をしてい
る為に、夫々の摩擦力は互いに打ち消され、タイヤはロ
ーラ上で、各ローラの回転方向に対しては静止した状態
となる。
【0024】また、Rローラ33及びLローラ34を図示の
方向に回転させると、螺旋状溝33a、34aの端面33c、
34cはタイヤ表面を横切る。ところで、タイヤは車両の
荷重を受けてその表面を変形させ、表面の一部を螺旋状
溝33a、34aに食い込ませている。したがって、端面33
c、34cがタイヤ表面を横切る際に、螺旋状溝33a、34
aに食い込んだタイヤの一部分を、端面33c、34cによ
り順に押し出す。このようにして、タイヤは矢印F1
2 の方向の力を受ける。そして、タイヤは螺旋状溝33
a、34aに係合するナットのごとく案内されて、車両を
図4の上方に移動させることができる。なお、Rローラ
33及びLローラ34を夫々図4とは逆方向に回転させる
と、同様の作用がタイヤを図4の下方に移動させるよう
に働く。
【0025】また、Rローラ33、Lローラ34を同一方向
に回転させた場合には、タイヤと螺旋状の突出部33b、
34bとの接触面に生ずる摩擦力により、螺旋溝33a、34
aを持たない一般的なローラコンベアと同様に、車両を
各ローラの回転方向すなわちローラの軸方向と直交する
方向へと移動させることができる。以上のごとく、Rロ
ーラ33、Lローラ34からタイヤへと加えられる摩擦力を
制御することで、前後方向又は左右方向への物品の運搬
を可能としたものである。
【0026】図2の例では、スパイラルコンベア31の軸
方向を車両搬送路41の延びる方向に配置しているので、
Rローラ33とLローラ34を夫々逆方向に回転させ、かつ
コンベア32も回転させることで、車両10を車両搬送路41
に沿って移動させることが可能となる。また、車両10の
前後の車輪が二つのスパイラルコンベア31に載った状態
で、Rローラ33、Lローラ34を同一方向に回転させた場
合には、車両10を車両搬送路41に対し直交する方向へと
移動させることが可能となる。
【0027】本発明の第1の実施の形態によれば、車両
搬送路41の一区分毎に設けた複数のスパイラルコンベア
31とコンベア32とを、車両搬送路41の延びる方向へ車両
10を搬送するように同期作動させることで、車両10を車
両搬送路41に沿って移動させることが可能となる。よっ
て、従来の走行台車6、走行レール7が不要となる。ま
た、車両搬送路41と、駐車ます42との間で車両の受渡し
は、該当する駐車ますに隣接するスパイラルコンベア
を、車両搬送路と直交する方向へ車両を受け渡すように
作動させ、かつ、駐車ますのコンベアも同期作動させる
ことで行う。
【0028】よって、本発明の第1の実施の形態によれ
ば、車両の入出庫の際に、車両搬送路41の各区分のスパ
イラルコンベア31、コンベア32、リフト14のコンベア28
およびバース26のコンベア27の制御のみ行えば良く、コ
ンベア(スパイラルコンベアを含む。)以外の走行台車
等の制御が不要となるので、制御内容が多岐に渡る事が
ない。また、駐車装置の構造も、従来のように走行レー
ル7を敷設する走行路4,5と、車両を格納するための
駐車室8というように異なる構造を組み合わせる必要が
無く、全て、コンベア又はスパイラルコンベアを配置す
るための構造とすることが可能となり、機械式駐車装置
の駆体構造の単一化を図ることができる。
【0029】続いて、図5、図6を参照しながら、本発
明の第2の実施の形態に係る機械式駐車装置についての
説明を行う。ここで、第1の実施の形態と同一部分若し
くは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説
明は省略する。
【0030】本発明の第2の実施の形態に係る駐車フロ
ア43は、駐車ます42を、車両搬送路41と同一構造とした
ものである。すなわち、各駐車ます42も、図2に示す車
両搬送路41の一区分と同様に二つのスパイラルコンベア
31と、その前後に設けたローラコンベア32とで構成する
ことにより、図5に矢印で示すように、車両搬送路41と
各駐車ます42の全ての区分において、車両搬送路に対し
平行な方向にも直交する方向にも車両の移動を可能とし
たものである。かかる構造によると、車両搬送路41と各
駐車ます42との構造上の違いが無くなるので、機械式駐
車装置の駆体構造の単一化をさらに促進することができ
る。
【0031】また、車両搬送路41と各駐車ます42の全て
の区分において、車両搬送路に平行な方向とこれに直交
する方向の二方向へと車両を移動させる事が可能となる
ので、隣接する駐車ますの間でも車両の受渡しが可能と
なり、駐車フロア43の全体を、駐車ます42としても車両
搬送路41としても用いることが可能となる。そして、従
来のマトリックス状に区分された駐車フロア30を有する
水平循環方式の駐車装置と同様に、各区分上に載置され
た車両を順次移動させる事で、所望の車両の入出庫を行
う事が可能となる。しかも、本実施の形態では、各区分
間の車両の移動を、スパイラルコンベア31およびローラ
コンベア32を作動させる事で行い、パレットを使用しな
いので、パレットの回送のごとき無駄な作動手順が不要
となる。
【0032】また、駐車ます42が車両搬送路41としても
機能するので、図6に示すように、車両搬送路41の区分
の1つが柱44でふさがれているような場合でも、柱44を
避けるようにして柱44の裏側へも車両を搬送する事が可
能となる。また、区分の1つが部分的に柱45等でふさが
れているような場合でも、かかる区分にローラコンベア
を設ける事で、軽自動車等、車体の小さな車両を対象と
した駐車ます46として用いる事が可能となる。その他、
本発明の第1の実施の形態と同様の作用効果について
は、説明を省略する。
【0033】続いて、図7を参照しながら、本発明の第
3の実施の形態に係る機械式駐車装置についての説明を
行う。ここで、第1、第2の実施の形態と同一部分若し
くは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説
明は省略する。
【0034】本発明の第3の実施の形態に係る駐車フロ
ア47は、車両搬送路41および駐車ます42の全面を、スパ
イラルコンベア31のみで構成し(ローラコンベア32は用
いない。)、かつ、隣接するスパイラルコンベア31同士
を隙間なく連続的に配置したものである。この構成によ
っても、全ての区分を車両搬送路41としても駐車ます42
としても使用することができるので、従来のように一本
の走行路4,5あたりの駐車室の数が制限される等の問
題がなくなる。よって、図7に示すように、駐車ます42
の数を増やし収容台数の増加を図ることも可能となる。
【0035】また、本実施の形態では、スパイラルコン
ベアの、Rローラ33とLローラ34を夫々逆方向に回転さ
せる操作と、Rローラ33とLローラ34とを同一方向に回
転させる操作とを、短時間で交互に繰り返す事で、図7
に矢印Eで示すように、車両をローラの軸方向に対し斜
めに移動させることが可能となる。
【0036】ここで、便宜上、図7の各区分を(i)〜
(v)列、(a)〜(f)行で表す。そして、例えば、
区分(i,a)がリフトであった場合に、所定の格納位
置である区分(v,e)からリフト(i,a)へ、矢印
Eで示す経路で車両を移動させる際の手順は、以下の通
りである。
【0037】まず、区分(v,e)から区分(iv,d)
へと斜めに車両を移動させる際に、車両の一部が区分
(v,d)、(iv,e)も通過する。そこで、区分
(v,e)、(iv,d)と共に、区分(v,d)、(i
v,e)も車両を斜めに移動させる方向に同期作動させ
る。続いて、区分(iv,d)から区分(iii ,c)へと
車両を移動させる際にも、同様の理由から、区分(iv,
d)、(iii ,c)と共に、(iv,c)、(iii ,d)
も車両を斜めに移動させる方向に同期作動させる。さら
に、区分(iii ,c)から区分(ii,b)へと車両を移
動させる際にも、区分(iii ,c)、(ii,b)と共
に、(iii ,b)、(ii,c)も車両を斜めに移動させ
る方向に同期作動させる。最後に、区分(ii,b)から
区分(i,a)へと移動させる際に、区分(ii,b)、
(i,a)と共に、区分(ii,a)、(i,b)も車両
を斜めに移動させる方向に同期作動させることで、車両
を円滑に移動させることができる。
【0038】以上のごとく、本発明の第3の実施の形態
によれば、進行方向に隣接する四つの区分を斜め方向へ
と移動させるように同期作動させることで、車両の移動
距離を最短にすることができる。なお、以上の車両の斜
め移動に関しては、駐車フロア47の入庫台数が比較的少
ないときに実施するものとする。かかる場合には、空き
区分が多いことから、斜め移動に関連する区分に格納さ
れた車両を、斜め移動と無関係な区分へと移動させるこ
とで、斜め移動が可能な距離を延ばし、入出庫の所要時
間を可能な限り短縮することができる。よって、駐車ま
す42の増加による、入出庫に関する円滑性の低下を防ぐ
ことが可能となる。
【0039】また、スパイラルコンベア31を隙間なく連
続的に配置して駐車フロア43を構成したことから、例え
ば複数の区分にまたがって車両を載置すれば、従来は駐
車室やパレットの大きさに制限されて入庫対象外であっ
た、大型車両の入庫も可能となる。なお、かかる大型車
両の移動は、隣接するスパイラルコンベアを同期作動さ
せることで円滑に行うことが可能となる。よって、本実
施の第3の形態によれば、入庫対象車両を拡大すること
も可能となる。さらに、駐車フロア43で使用するコンベ
アの種類が、スパイラルコンベア一種類となるので、車
両搬送のための機械的構造および制御内容の単一化をさ
らに進めることができる。その他、本発明の第1、第2
の実施の形態と同様の作用効果については、説明を省略
する。
【0040】続いて、図8を参照しながら、本発明の第
4の実施の形態に係る機械式駐車装置についての説明を
行う。ここで、上記第1から第3の実施の形態と同一部
分若しくは相当する部分については同一符号で示し、詳
しい説明は省略する。
【0041】図8には、上記第1から第3の実施の形態
に係る機械式駐車装置と組み合わせて用いることが可能
なバース26を示している。バース26にはリフト14が配置
されており、駐車フロア40,43,47へと連絡している。
リフト14には、図2で説明した車両搬送路41の一区分と
同様に、二つのスパイラルコンベア31(31a,31b)
と、その前後に設けたローラコンベア32(32a,32c)
とが備えられている。
【0042】また、リフト14の前後左右に隣接する位置
に、車両10に対する乗降を行うための乗降スペース48,
49が設けられている。乗降スペース48には、スパイラル
コンベア31(31c,31d)を設けている。また、スパイ
ラルコンベア31c,31dを挟むようにして、車両を左右
方向に送るコンベア50(50a,50b,50c,50d)を設
け、かつ、パイラルコンベア31c,31dの間には、車両
10を前後に送るコンベア32(32b)を設けている。これ
ら、乗降スペース48およびリフト14の各コンベアによっ
て、環状のコンベア列を形成している。加えて、乗降ス
ペース48には、車両10の進入を規制するためのゲート53
と、人の往来用のドア54を設けている。また、乗降スペ
ース49には、リフト14のローラコンベア32cと隣接する
ように、車両10を前後に送るコンベア55を設けている。
なお、図8には、各コンベアおよびスパイラルコンベア
により搬送可能な方向が、矢印で示されている。
【0043】ここで、図8に示すバースにより、車両の
入出庫を行う手順を簡単に説明する。車両10は、自走に
より乗降スペース48のゲート53の前まで走行し、停止す
る。符号10a〜10dで示す部分は、車両10の四つのタイ
ヤの接地面である。また、車両10の車体前方に符号F
を、車体後方には符号Rを付している。ゲート53が開く
と、車両10は乗降スペース48へと進入し、スパイラルコ
ンベア31c,31dを跨ぐようにして、四つのコンベア50
a〜50dの各々に車輪10a〜10dを載置した状態で停止
する。ここで、車両10の乗員は降車し、ドア54からバー
ス26の外へと退出する。
【0044】続いて、四つのスパイラルコンベア31a〜
31dおよび四つのコンベア47a〜47dを同期作動させ、
車両10をリフト14の方向へと移動させる。そして、乗降
スペース48およびリフト14の各コンベアの搬送方向を、
適宜変更することで、環状のコンベア列上で車両10の向
きを、図8とは反対方向(車体前方Fが図8の右側、車
体後方Rが図8の左側。)へと反転させる。この状態で
車両10の全体をリフト14上に載置して、駐車フロア40
(図1等参照)へと車両を送る。なお、環状のコンベア
列上で車両10の向きを反転させるための、各コンベアの
作動手順については、本出願人による特許2887755 号公
報にその詳細が開示されている。
【0045】このように、車両10の方向を乗降スペース
48への進入方向と逆向きとした後に、駐車フロアへと車
両10を送り、所望の駐車ます42へと入庫することができ
る。よって、駐車フロアからリフト14によってバース26
へと上昇してくる車両10は、予め車体前方Fを乗降スペ
ース49へと向けた状態となっている。そして、リフト14
のスパイラルコンベア31a,31bおよびコンベア32a,
32cと、乗降スペース49のコンベア55とを同期させるこ
とにより、車両10を、乗降スペース49へと前進方向で移
載させることが可能となる。そして、乗降スペース49へ
と送り出された車両に運転者が乗車した後、車両10の方
向転換をする必要もなく、迅速にバース26から出ること
ができる。
【0046】また、乗降スペース48では車両10の乗員の
降車を行い、乗降スペース49では車両10への乗車を行う
ことから、当該駐車装置を利用する人の流れを整理し、
かつ、人の乗降という比較的時間を要する手順を各乗降
スペース48,49で平行して行うことで、一つのリフト14
の回転効率を向上させることができる。その結果、機械
式駐車装置全体としての回転効率を高め、入出庫に関す
る円滑性を向上させることができる。
【0047】なお、乗降スペース49を入庫車両からの乗
員の降車スペースとし、乗降スペース48を出庫車両への
乗車スペースとして用い、出庫時に車両10の方向転換を
行うことも可能である。また、乗降スペース48,49の役
割を予め決めることなく、必要に応じて用いることとす
れば、一つのリフト14に対する車両の出し入れの方向に
自由度を増すことができる。
【0048】また、乗降スペース48,49のいずれか一方
のみ設けることや、乗降スペース48をリフト14を挟んだ
左右位置に設けること、乗降スペース49をリフト14を挟
んだ前後位置に設けることも可能である。さらに、図
9、図10と同様に二つのリフト14を有する場合には、各
リフト毎に図8に示すバース26を設ければ、各リフトを
入庫用としても出庫用としても活用することが可能とな
り、入出庫に関する円滑性をさらに向上させることが可
能となる。
【0049】また、応用例として、図8に示すバース26
を、上記第1から第3の実施の形態の駐車フロア40,4
3,47と同一階層に設けることも可能である。この場合
には、図8でリフト14として示されている部分まで、車
両搬送路41(図1、図5、図6、図7参照)が引き込ま
れた状態となる。更なる応用例として、駐車フロア40,
43,47の車両搬送路41の最端部に位置する区分を、車両
10が自走によって直接乗り入れるバースとして用いるこ
とも可能である。
【0050】さらに、上記第2、第3の実施の形態の駐
車フロア43,47の場合には、各車両搬送路41および各駐
車ます42がスパイラルコンベア31を備えることから、隣
接する各車両搬送路41および各駐車ます42とで、環状の
コンベア列を形成することができる。したがって、駐車
フロア43,47においても、車両10の反転を行うことも可
能である。
【0051】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
発明によれば、車両の入出庫手段の制御内容の単一化、
および、機械式駐車装置の構成要素の単一化を促進する
ことが可能となる。
【0052】また、本発明の請求項2に係る発明によれ
ば、機械式駐車装置の構成要素の単一化をさらに促進す
ることができる。また、空のパレットの回送等作動手順
の無駄を無くし、入出庫に関する円滑性を向上させ、収
容台数の増加を図ると共に、駐車装置の構成の自由度を
高めて、さまざまな設置環境に適応可能な駐車装置を提
供することが可能となる。
【0053】さらに、本発明の請求項3に係る発明によ
れば、そして、駐車フロアの所望の格納位置と、入、出
庫バースとの間の車両搬送経路を可能な限り短縮し、入
出庫に関する円滑性を向上させ、収容台数の増加を図る
ことができる。
【0054】また、本発明の請求項4に係る発明によれ
ば、人の乗降という比較的時間を要する作業を、前記バ
ース内の異なる場所で平行して行うことが辛なり、か
つ、前記バース内における当該駐車装置を利用する人
の、流れを整理することができるので、入出庫に関する
円滑性を向上させることができる。
【0055】また、本発明の請求項5に係る発明によれ
ば、別体のターンテーブルを用いることなく、前記バー
スにおいて車両の進行方向の転回を行い、車両の入出庫
を容易とし、かつ、バースに対する車両の入出庫方向の
自由度を高め、機械式駐車装置の回転効率の向上を図る
ことができる。
【0056】加えて、本発明の請求項6に係る発明によ
れば、限られた敷地内での収容台数の増加を図ることが
できる。
【0057】さらに、本発明の請求項7に係る発明によ
れば、前記リフトのコンベアも利用して前記バースにお
いる車両の進行方向の転回を行い、車両の入出庫を容易
とし、かつ、バースに対する車両の入出庫方向の自由度
を高め、機械式駐車装置の回転効率の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る機械式駐車装
置の駐車フロアを示す摸式図である。
【図2】図1に示す駐車フロアの、車両搬送路の一区分
を示す斜視図である。
【図3】図2に示すローラコンベアの詳細図である。
【図4】図3に示すローラが回転することで、ローラコ
ンベア上に載置されたタイヤに及ぼす作用を示す摸式図
である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る機械式駐車装
置の駐車フロアを示す摸式図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る機械式駐車装
置の駐車フロアの応用例を示す摸式図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る機械式駐車装
置の駐車フロアを示す摸式図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る機械式駐車装
置のバースを示す平面図である。
【図9】従来の機械式駐車装置を示す摸式図である。
【図10】図9のA−A線における縦断面図である。
【図11】図9のB−B線における縦断面図である。
【図12】図9に示す機械式駐車装置の走行台車を示す
平面図である。
【図13】従来のパレットを用いる機械式駐車装置を示
す平面図である。
【符号の説明】
40 駐車フロア 41 車両搬送路 42 駐車ます

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バースと所定の格納位置との間の車両の
    受渡しにコンベアを用いる機械式駐車装置であって、ス
    パイラルコンベアを複数連結して形成した車両搬送路
    と、該車両搬送路の側方に隣接する複数の駐車ますとを
    備え、該駐車ますに、前記車両搬送路と直交する方向へ
    と車両を受け渡すことが可能なコンベアを設けた駐車フ
    ロアを有することを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 【請求項2】 前記駐車ますを、前記車両搬送路と同一
    構造とすることを特徴とする請求項1記載の機械式駐車
    装置。
  3. 【請求項3】 前記車両搬送路および前記駐車ますを、
    スパイラルコンベアのみで構成し、かつ、隣接する各ス
    パイラルコンベアを隙間なく連続的に配置したことを特
    徴とする請求項1または2記載の機械式駐車装置。
  4. 【請求項4】 前記バースには、スパイラルコンベアを
    含む複数のコンベアを、前後左右の少なくとも一方向に
    隣接して配置していることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項記載の機械式駐車装置。
  5. 【請求項5】 前記バースの、隣接して配置された複数
    のコンベアは、環状のコンベア列を形成することを特徴
    とする請求項4記載の機械式駐車装置。
  6. 【請求項6】 前記駐車フロアを多層に設け、各駐車フ
    ロア間をリフトで連絡したことを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれか1項記載の機械式駐車装置。
  7. 【請求項7】 前記バースの、隣接して配置された複数
    のコンベアの一部は、前記リフトのコンベアで構成され
    ていることを特徴とする請求項6項記載の機械式駐車装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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