JP2001152493A - 給水管ボックス - Google Patents
給水管ボックスInfo
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- E03C1/00—Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
- E03C1/02—Plumbing installations for fresh water
- E03C1/04—Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths
- E03C1/042—Arrangements on taps for wash-basins or baths for connecting to the wall
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
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Abstract
業性を損なうことなく、鞘管内への給水管の挿通作業を
円滑に行うことができる給水管ボックスを提供する。 【解決手段】 給水管ボックス3のボックス本体4は、
浴室の壁1の一方の面1b側において、二本の給水管
2、2がそれぞれ挿通される二本の鞘管6、6の一端部
が接続される、鞘管接続部4aを備える。さらに、ボッ
クス本体4は、壁1に穿設された貫通部1aを介して壁
1の他方の面1c側に開口する開口部4bを備えるとと
もに、前記二本の鞘管6、6の一端部から出た二本の給
水管2、2が並設状態となって開口部4bに臨むように
形成されている。
Description
壁の貫通部に貫通させるための、給水管ボックスに関す
るものである。
供給したり、浴槽内の湯を追い焚きするために、構築壁
である、ユニットバスの壁に、可撓性を有する合成樹脂
製の二本の給水管11、11を貫通させるための給水管
ボックス12として、図9に示されるものがあった。か
かる給水管ボックス12は、ユニットバスの壁裏に取り
付けられるボックス本体13と、壁表からボックス本体
13に取り付けられるカバー部材14とからなってい
た。そして、ボックス本体13には、下方から一本の鞘
管15が接続され、その一本の鞘管15内に挿通された
二本の給水管11、11が、ボックス本体13およびカ
バー部材14を通ってユニットバス内に引き出され、か
つ、配管されて、浴槽回りの水栓に接続された。なお、
前記給水管ボックス12は、給水管11を二本並設状態
にまとめて、ユニットバス壁の一つの貫通部に貫通させ
るようになっていたため、独立した二つの貫通部を設け
て各々の給水管を貫通させる場合と比べて、給水管1
1、11の壁貫通作業が簡単に行え、さらに水漏れ原因
となるユニットバス壁の貫通部を、極力少なくし得える
という利点があった。
水管ボックス12にあっては、一本の鞘管15内に二本
の給水管11、11を挿通しなければならず、以下のよ
うな問題があった。
に鞘管15内に挿通する場合には、通管抵抗が極めて大
きく、挿通作業が困難であった。また、鞘管15の湾曲
配管部等において、外側の給水管11が先に鞘管15に
当接して屈曲しようとした際、内側の給水管11が障害
となって前記外側の給水管11の屈曲を妨げる場合があ
り、給水管11、11の挿通作業に極めて大きな力が必
要であった。さらに、前記内側の給水管11を避けて外
側の給水管11を屈曲させた結果、外側の給水管11の
先端が鞘管15の湾曲方向とは異なる方向を向いてしま
い、給水管11の挿通作業に一層大きな力を要すること
があった。
鞘管15内に挿通する場合には、先に挿通された給水管
11が障害となって、後の給水管11の挿通が困難とな
った。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、給水管を構築壁の貫通部に貫通させる際の作業性を
損なうことなく、鞘管内への給水管の挿通作業を円滑に
行うことができる給水管ボックスを提供することにあ
る。
ックスは、前記目的を達成するために、次の構成からな
る。すなわち、請求項1に記載の発明に係る給水管ボッ
クスは、構築壁の一つの貫通部を可撓性を有する二本の
給水管が貫通するように、前記二本の給水管を案内する
ものである。この給水管ボックスは、前記二本の給水管
が通るボックス本体を有し、そのボックス本体は、前記
構築壁の一方の面側において前記二本の給水管がそれぞ
れ挿通される二本の鞘管の一端部が接続される鞘管接続
部と、前記貫通部を介して前記構築壁の他方の面側に開
口する開口部とを備えるとともに、前記二本の鞘管の一
端部から出た前記二本の給水管が並設状態となって前記
開口部に臨むように形成されている。
ボックス本体の鞘管接続部に、二本の鞘管の一端部が接
続される。そして、これら二本の鞘管に、二本の給水管
がそれぞれ挿通される。それら二本の給水管は、鞘管の
一端部から出ると、並設状態となって、ボックス本体
の、一つの貫通部を介して構築壁の他方の面側に開口す
る開口部に臨むこととなる。このようにして、二本の給
水管は、二本の鞘管にそれぞれ挿通されて、ボックス本
体を通り、そのボックス本体によって構築壁の一つの貫
通部を貫通するように案内される。
ボックスのように、前記ボックス本体は、そのボックス
本体内に、前記二本の鞘管の一端部から出た前記二本の
給水管を互いに近接させる近接手段を備えてもよい。こ
うして、鞘管接続部に接続された二本の鞘管の一端部か
ら出た二本の給水管は、近接手段によって互いに近接し
て、開口部に臨む。
ボックスのように、前記近接手段は、前記二本の鞘管の
一端部から出た前記二本の給水管を前記ボックス本体の
中心側に寄せるよう、前記給水管と当接する当接壁面か
らなってもよい。これにより、二本の給水管は、鞘管接
続部に接続された二本の鞘管の一端部から出ると、当接
壁面に当接して、ボックス本体の中心側に寄せられる。
その結果、二本の給水管は、互いに近接して開口部に臨
むこととなる。
ボックスのように、前記鞘管接続部は、前記二本の鞘管
が並設状態となって接続されるように形成されていても
よい。こうして、二本の鞘管は、並設状態となって、つ
まり互いに並んだ状態で、鞘管接続部に接続される。
ボックスのように、前記ボックス本体は、前記鞘管接続
部に取り付けられて前記二本の鞘管を抜け止めする抜止
部材を備え、そして、前記鞘管接続部には、その鞘管接
続部に接続される前記二本の鞘管の並ぶ方向の略中央に
係合部が設けられ、前記抜止部材には、その抜止部材が
少なくとも前記鞘管の長手方向に位置決めされるよう、
前記係合部と係合する被係合部が設けられてもよい。こ
うして、鞘管接続部に抜止部材が取り付けられること
で、鞘管接続部に接続される二本の鞘管は、抜け止めさ
れる。そして、この抜止部材は、被係合部が、鞘管接続
部の前記略中央に設けられた係合部と係合して、少なく
とも前記鞘管の長手方向に位置決めされる。従って、抜
止部材の、鞘管接続部への取り付けを容易に行うことが
できるとともに、取り付けられた後には、被係合部と係
合部との係合によって、前記鞘管を引っ張ったときの、
抜止部材の変形が抑えられる。
ボックスのように、前記係合部は、前記抜止部材側に突
出する係合突起からなり、前記被係合部は、前記係合突
起が挿入される被係合孔からなってもよい。こうして、
鞘管接続部に設けられた係合突起が、抜止部材に設けら
れた被係合孔に挿入されて、抜止部材は位置決めされ
る。
クスの実施の形態を図面に基づいて説明する。
ックスの一実施の形態を示す。図中符号1は、構築壁と
しての、ユニットバス等の浴室の壁である。2は、可撓
性を有する給水管である。3は、給水管ボックスであ
り、壁1に穿設された一つの貫通部1aを二本の給水管
2、2が貫通するように、それら二本の給水管2、2を
案内するものである。
それぞれ通り、前記貫通部1aを貫通して、浴室内に導
かれて、例えば、浴槽回りに備えられた給水栓に接続さ
れる。そして、給水管ボックス3は、前記二本の給水管
2、2が通るボックス本体4と、同じく前記二本の給水
管2、2が通るカバー部材5とから構成されている。
において、壁1に沿って延びる二本の鞘管6、6の一端
部が接続される鞘管接続部4aと、貫通部1aを介して
壁1の他方の面1c側に開口する開口部4bとを備え
る。そして、ボックス本体4の本体部4cは、中空状に
形成されるとともに、鞘管接続部4aから延設されて壁
1側に向かって徐々に湾曲して壁1に穿設された貫通部
1aに挿入されるよう形成されており、この本体部4c
の先端部分の内側が、前記開口部4bとなっている。こ
うして、ボックス本体4の本体部4cは、二本の鞘管
6、6にそれぞれ挿通されてその二本の鞘管6、6の一
端部から出た前記二本の給水管2、2が、並設状態とな
って、この本体部4cを通って開口部4bに臨むように
形成されている。
右に並設状態となって接続されるように、鞘管6、6の
各一端部が挿入される筒部4d、4dが、中央の隔壁4
eでつながるようにして、左右に並んで形成されてい
る。そして、鞘管接続部4aの筒部4d、4d内部の奥
方であって、二つ並ぶ筒部4d、4dの互いに離れた側
には、リブ4f、4fがそれぞれ設けられている。これ
らリブ4f、4fの先端面は、鞘管接続部4a側から前
記開口部4b側に行くに連れて漸次ボックス本体4の中
心側に向かうように傾斜する傾斜壁面4g、4gとなっ
ている。そして、これら傾斜壁面4g、4gが、前記二
本の鞘管6、6の一端部から出た前記二本の給水管2、
2をボックス本体4の中心側に寄せるよう、給水管2、
2と当接することで、二本の給水管2、2を互いに近接
させる近接手段としての、当接壁面となっている。ま
た、リブ4f、4fの、鞘管接続部4a側の端面は、筒
部4d、4dの内壁面と直交しており、この鞘管接続部
4aに接続される鞘管6、6の先端を止めるストッパー
として機能している。
いて、背面側にあたるほぼ半分が切り欠かれた切欠き4
hが形成されており(図5参照)、残った前面側の左右
の各側端部には、前後方向に貫通する孔4iが形成され
た固定部4jが設けられている(図6参照)。そして、
ボックス本体4は、前記二本の鞘管6、6を抜け止めす
る抜止部材4kを備えている。この抜止部材4kは、鞘
管接続部4aの前記切欠き4hに嵌まるように、そして
両鞘管6、6の背面側を覆うように着脱自在に取り付け
られるものであり、二つの鞘管6、6を挟む左右の各側
には、前記固定部4jと相対するようにして、前記孔4
iと連通するねじ孔4mが形成された、被固定部4nが
設けられている。こうして、抜止部材4kは、その被固
定部4n、4nが、固定部4j、4jの孔4i、4iに
挿通されて被固定部4n、4nのねじ孔4m、4mにね
じ込まれる固着具としてのネジ7、7によって固定部4
j、4jに固定されることで、鞘管接続部4aの切欠き
4hに取り付けられる。そして、抜止部材4kの内面に
は、周方向に沿って延びる係止凸部4p、4pが設けら
れており、この係止凸部4p、4pが、鞘管6、6に形
成された凹溝6a、6a(図1参照)と係合すること
で、鞘管6、6が抜け止めされる構造となっている。
その鞘管接続部4aに接続される前記二本の鞘管6、6
の並ぶ方向の略中央、つまり、隔壁4eの背面に、抜止
部材4k側に突出する棒状の、係合部としての係合突起
4qが設けられている。一方、抜止部材4kには、その
抜止部材4kが、接続される前記鞘管6、6の長手方向
および鞘管6、6の並ぶ方向に位置決めされるよう、前
記係合突起4qが挿入されるようにして、その係合突起
4qと係合する、被係合部としての被係合孔4rが設け
られている(図6参照)。
先端部分の上方および左右の両側を間隔をおいて覆う円
弧壁4sが形成されており、この円弧壁4sは、本体部
4cの先端部分の下部4tと連続して、その下部4tと
ともに、壁1に穿設された貫通部1aに嵌まる嵌合筒部
4uとなっている。また、嵌合筒部4uの周面からは、
鍔部4vが、略正方形状となるように延設されており、
この鍔部4vの前面が、壁1の一方の面1bに当接する
こととなる。そして、鍔部4vの各コーナー部には、こ
のボックス本体4を、壁1に取り付けるための、固着具
としてのネジ9を通す孔4wが形成されている。
部分4xは、他の部分とは別体に形成されており、これ
らは、その一方に設けられた、爪部Z1を備えた被掛合
片Z2と、他方に設けられた掛合孔Z3とが掛かり合う
ようにして組み付けられる(図7参照)。
ら、ボックス本体4の開口部4bを覆うように、そのボ
ックス本体4に、ネジ8、8によって取り付けられるも
のであり、貫通部1aの径よりも一回り大きな径の円盤
形状をした本体部5aを備えている。そして、本体部5
aの前面には、ボックス本体4の開口部4bを通る各給
水管2が挿通される挿通部5bが、左右に並んで二つ設
けられている。これら挿通部5b、5bは、本体部5a
の前面から、上方に向かって傾斜するとともに、先細の
筒形状となるよう延設されており、先端部分の内径は、
給水管2、2の外径とほぼ同一となっている。
3の作用効果を、壁1への取付手順とともに説明する。
始めに、壁1の一方の面1b側において、ボックス本体
4における鞘管接続部4aの筒部4d、4dに、二本の
鞘管6、6の一端部をそれぞれ挿入するようにして接続
する。このとき、鞘管接続部4aの切欠き4hに抜止部
材4kをネジ7、7により取り付ける。こうすること
で、抜止部材4kの係止凸部4p、4pが、鞘管6、6
の凹溝6a、6aと係合して、二本の鞘管6、6は抜け
止めされる。そして、この抜止部材4kは、被係合孔4
rが、鞘管接続部4aの、前記二本の鞘管6、6の並ぶ
方向の略中央に設けられた係合突起4qと係合して、少
なくとも前記鞘管6、6の長手方向に位置決めされる。
従って、抜止部材4kの、鞘管接続部4aへの取り付け
を容易に行うことができるとともに、取り付けられた後
には、被係合孔4rと係合突起4qとの係合によって、
前記鞘管6、6を引っ張ったときの、抜止部材4kの変
形が抑えられ、鞘管6、6の抜け止めを確実に行うこと
ができる。さらに、二本の鞘管6、6は、並設状態とな
って、つまり互いに並んだ状態で、鞘管接続部4aに接
続されるので、鞘管接続部4aをコンパクトにすること
ができる。
6、6が接続されたボックス本体4を、壁1の一方の面
1bに取り付ける。この取付にあたっては、ボックス本
体4の嵌合筒部4uを、壁1の一方の面1b側から貫通
部1aに挿入するとともに、ボックス本体4の鍔部4v
を一方の面1bに当接させ、そして、固着具としての取
付用のネジ9、9を鍔部4vの孔4w、4wに挿通させ
て壁1にねじ込む。こうして、ボックス本体4の開口部
4bは、貫通部1aを介して壁1の他方の面1c側に開
口することとなる。
鞘管6、6の他端部側から、二本の給水管2、2をそれ
ぞれ挿通させる。そして、それら二本の給水管2、2
は、鞘管6、6の一端部から出ると、並設状態となっ
て、一つの貫通部1aを介して壁1の他方の面1c側に
開口する、開口部4bに臨むこととなる。このようにし
て、二本の鞘管6、6にそれぞれ挿通された二本の給水
管2、2は、このボックス本体4によって、壁1の一つ
の貫通部1aを貫通するように案内される。従って、給
水管2を二本まとめて壁1の貫通部1aを貫通させるこ
とができ、給水管2、2を貫通部1aを貫通させる際の
作業性を損なうことがない。また、浴室からの水漏れ原
因となる貫通部1aを一つにすることで、貫通部1aが
各給水管2に対応して二つ設けられる場合に比べて、そ
の水漏れを減少させることができる。しかも、二本の給
水管2、2は、二本の鞘管6、6にそれぞれ挿通される
ので、鞘管6内への給水管2の挿通作業を円滑に行うこ
とができるとともに、二本の給水管2、2どうしの熱移
行を防止することができる。
鞘管6、6の一端部から出た二本の給水管2、2は、近
接手段でありまた当接壁面でもある傾斜壁面4g、4g
に当接して、ボックス本体4kの中心側に寄せられるこ
とで、互いに近接して開口部4bに臨む。従って、この
開口部4bを小さくすることができ、さらには、壁1の
貫通部1aを小さくすることができる。
出た給水管2、2の先端部を、壁1の他方の面1c側に
おいて、カバー部材5の挿通部5b、5bに挿通し、そ
の挿通とともに、カバー部材5を、ネジ8、8によりボ
ックス本体4に取り付ける。そして、最後に、ボックス
本体4およびカバー部材5を通って、つまり給水管ボッ
クス3を通って、浴室内に導かれた給水管2、2を、浴
槽回りに備えられた給水栓に接続する。
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、ボックス本体4が取り付けられる壁は、浴
室の壁1でなくとも、建物の外壁や内壁等であってもよ
い。また、二本の給水管2、2は、一方が水、もう一方
が湯が通るものでなくとも、例えば、追い焚き用の湯の
往復管等であってもよい。
取り付けにあたって、位置決めのために、鞘管接続部4
aに係合突起4qが設けられ、抜止部材4kに被係合孔
4rが設けられているが、逆に、鞘管接続部4aに係合
孔を設け、抜止部材4kに前記係合孔と係合する被係合
突起を設けてもよい。
6、6を、ボックス本体4の鞘管接続部4aに接続した
後に、ボックス本体4を壁1に取り付けているが、逆
に、ボックス本体4を壁1に取り付けた後に、鞘管6、
6を鞘管接続部4aに接続してもよい。
gは、鞘管接続部4aの筒部4d、4d内部の奥方に設
けられているが、本体部4cに設けられてもよい。ま
た、本体部4c内に、二つの給水管2、2が当接しない
ように仕切る仕切壁を設けてもよい。
付けにあたって、また、カバー部材5の、ボックス本体
4への取り付けにあたって、ボックス本体4の鍔部4v
と壁1との間や、カバー部材5の本体部5aと壁1との
間に、水漏れを防ぐためのパッキンを介在させてもよ
い。
に、この発明に係る給水管ボックスによれば、次の効果
がある。
れば、二本の給水管は、ボックス本体によって構築壁の
一つの貫通部を貫通するように案内されるので、給水管
を二本まとめて構築壁の貫通部に貫通させることがで
き、給水管を貫通部に貫通させる際の作業性を損なうこ
とがない。しかも、二本の給水管は、二本の鞘管にそれ
ぞれ挿通されるので、鞘管内への給水管の挿通作業を円
滑に行うことができる。
管ボックスによれば、加えて、二本の給水管は、近接手
段によって互いに近接して開口部に臨むので、開口部を
小さくすることができ、さらには、構築壁の貫通部を小
さくすることができる。
スによれば、二本の鞘管は、並設状態となって鞘管接続
部に接続されるので、鞘管接続部をコンパクトにするこ
とができる。
管ボックスによれば、加えて、被係合部と係合部との係
合によって、抜止部材の、鞘管接続部への取り付けを容
易に行うことができるとともに、鞘管を引っ張ったとき
の抜け止め部材の変形が抑えられ、鞘管の抜け止めを確
実に行うことができる。
の、壁への取り付け過程を示す断面図である。
接手段、当接壁面) 4k 抜止部材 4q 係合突起(係
合部) 4r 被係合孔(被係合部) 6 鞘管
Claims (6)
- 【請求項1】 構築壁の一つの貫通部を可撓性を有する
二本の給水管が貫通するように、前記二本の給水管を案
内する給水管ボックスであって、 前記二本の給水管が通るボックス本体を有し、 前記ボックス本体は、前記構築壁の一方の面側において
前記二本の給水管がそれぞれ挿通される二本の鞘管の一
端部が接続される鞘管接続部と、前記貫通部を介して前
記構築壁の他方の面側に開口する開口部とを備えるとと
もに、前記二本の鞘管の一端部から出た前記二本の給水
管が並設状態となって前記開口部に臨むように形成され
てなることを特徴とする給水管ボックス。 - 【請求項2】 前記ボックス本体は、そのボックス本体
内に、前記二本の鞘管の一端部から出た前記二本の給水
管を互いに近接させる近接手段を備えることを特徴とす
る請求項1に記載の給水管ボックス。 - 【請求項3】 前記近接手段は、前記二本の鞘管の一端
部から出た前記二本の給水管を前記ボックス本体の中心
側に寄せるよう、前記給水管と当接する当接壁面からな
ることを特徴とする請求項2に記載の給水管ボックス。 - 【請求項4】 前記鞘管接続部は、前記二本の鞘管が並
設状態となって接続されるように形成されていることを
特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の給
水管ボックス。 - 【請求項5】 前記ボックス本体は、前記鞘管接続部に
取り付けられて前記二本の鞘管を抜け止めする抜止部材
を備え、 前記鞘管接続部には、その鞘管接続部に接続される前記
二本の鞘管の並ぶ方向の略中央に係合部が設けられ、 前記抜止部材には、その抜止部材が少なくとも前記鞘管
の長手方向に位置決めされるよう、前記係合部と係合す
る被係合部が設けられていることを特徴とする請求項4
に記載の給水管ボックス。 - 【請求項6】 前記係合部は、前記抜止部材側に突出す
る係合突起からなり、前記被係合部は、前記係合突起が
挿入される被係合孔からなることを特徴とする請求項5
に記載の給水管ボックス。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33760899A JP3643510B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 給水管ボックス |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33760899A JP3643510B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 給水管ボックス |
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JP3643510B2 JP3643510B2 (ja) | 2005-04-27 |
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JP33760899A Expired - Fee Related JP3643510B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 給水管ボックス |
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JP (1) | JP3643510B2 (ja) |
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