JP2001151923A - ゴム系発泡体 - Google Patents

ゴム系発泡体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性能等を低下させることなく高温下の
揮発昇華物質でガラス等の曇りを生じにくいゴム系発泡
体の開発。 【解決手段】 エチレン・プロピレン系ゴム、アゾジカ
ルボンアミド及び亜鉛系発泡助剤を少なくとも成分とす
る混和物の加硫発泡体からなるゴム系発泡体。 【効果】 亜鉛系発泡助剤の使用による尿素系発泡助剤
の使用回避下にアゾジカルボンアミドの分解温度を低下
させて加硫処理でき、エチレン・プロピレン系ゴム発泡
体による良好なクッション性や圧縮性等により高いシー
ル性能を示して、かつ高温下においても揮発昇華による
汚染物質を発生しにくくてフォギングを生じにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、自動車ガラス等の高温揮
発昇華物の付着による曇り防止などに好適なゴム系発泡
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴム系発泡体としてはエチレン・
プロピレン系ゴムをアゾジカルボンアミドと尿素系発泡
助剤とで発泡処理したものが知られていた。かかる発泡
体は、その優れた軽量性や柔軟性、クッション性や圧縮
性等に基づいてクッション材やパッド材、気密や止水等
のシール材、断熱材や防音材などとして家電等の室内用
品や自動車等の屋外用品、住宅等の建築物などの各種の
分野で広く使用されている。
【0003】しかしながら、前記のゴム系発泡体を例え
ば自動車のフロントやリアやウィンド等の各種ガラス板
の周辺、住宅用複合ガラス窓の周辺、プラズマディスプ
レーの周辺、太陽電池パネルの周辺等におけるシール材
などとして用いた場合に、ガラス板に汚染による曇りが
生じる問題点があった。
【0004】
【発明の技術的課題】本発明者らは、前記の汚染問題を
解決するために鋭意研究を重ねる中で、その主汚染物質
がアゾジカルボンアミドの分解温度を下げるために併用
した尿素系発泡助剤に基づく尿素であることを究明し
た。これは、直射日光や装置の稼動で自動車内や窓、デ
ィスプレーや太陽電池パネルが温度上昇した際にその尿
素が揮発昇華しガラス板に付着して曇りを生じるもので
ある。従って本発明は、シール性能等を低下させること
なく高温下の揮発昇華物質でガラス等の曇りを生じにく
いゴム系発泡体の開発を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は、エチレン・プロピレン系
ゴム、アゾジカルボンアミド及び亜鉛系発泡助剤を少な
くとも成分とする混和物の加硫発泡体からなることを特
徴とするゴム系発泡体を提供するものである。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、亜鉛系発泡助剤の使用
による尿素系発泡助剤の使用回避下にアゾジカルボンア
ミドの分解温度を低下させて加硫処理でき、エチレン・
プロピレン系ゴム発泡体による良好なクッション性や圧
縮性等により高いシール性能を示して、かつ高温下にお
いても揮発昇華による汚染物質を発生しにくくてフォギ
ングを生じにくくガラス板等の光透過率が低下しにくい
ゴム系発泡体を得ることができる。
【0007】
【発明の実施形態】本発明によるゴム系発泡体は、エチ
レン・プロピレン系ゴム、アゾジカルボンアミド及び亜
鉛系発泡助剤を少なくとも成分とする混和物の加硫発泡
体からなる。エチレン・プロピレン系ゴムとしては、例
えばエチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)や
エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレンター
ポリマーなどの適宜なものを1種又は2種以上用いるこ
とができ、特に限定はない。加硫発泡処理性やシール性
能等の実用性の点よりはEPDM、就中ムーニー粘度が
(ML1+4、100℃、以下同じ)5〜100、特に
10〜70のものが好ましく用いうる。
【0008】加硫処理は、電子線照射等による加硫剤を
用いない方式にても行いうるが、一般には加硫処理の容
易性などの点より加硫剤が用いられる。その加硫剤につ
いては特に限定はなく、従来に準じた適宜なものを用い
うる。ちなみにその例としては、硫黄や硫黄化合物類、
セレンや酸化マグネシウム、一酸化鉛や酸化亜鉛、有機
過酸化物類やポリアミン類、オキシム類やニトロソ化合
物類、アルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、メ
ラミン・ホルムアルデヒド縮合物の如き樹脂類やアンモ
ニウム塩類などがあげられる。
【0009】得られる発泡体の加硫性や発泡性による耐
久性等の物性などの点よりは、硫黄や硫黄化合物類、特
に硫黄が好ましく用いうる。加硫剤の使用量は、その種
類に基づく加硫効率などに応じて適宜に決定することが
できる。ちなみに硫黄系の場合、エチレン・プロピレン
系ゴム100重量部あたり通例、0.1〜10重量部、
就中0.5〜5重量部が用いられる。また有機過酸化物
の場合には、エチレン・プロピレン系ゴム100重量部
あたり50重量部以下、就中1〜40重量部、特に5〜
30重量部が用いられる。
【0010】なお加硫処理に際しては必要に応じて、例
えばエチレンジメタクリレートやエチレングリコールア
クリレート、トリアリルイソシアヌレートやトリメチロ
ールプロパントリメタクリレート、N,N'−m−フェ
ニレンビスマレイミドなどの適宜な加硫助剤を併用する
こともできる。
【0011】アゾジカルボンアミド(ADCA)は、発
泡剤として用いられ、これにより自己消火性による安全
性や無毒性などを達成することができる。ADCAの使
用量は、発泡倍率等による目的とする発泡体の物性など
に応じて適宜に決定でき、一般にはエチレン・プロピレ
ン系ゴム100重量部あたり1〜50重量部、就中5〜
40重量部、特に10〜30重量部が用いられる。なお
ADCA以外の有機系や無機系の発泡剤を併用すること
もできる。
【0012】一方、本発明においてはADCAの分解温
度を下げることを目的に発泡助剤が用いられ、その発泡
助剤として亜鉛系発泡助剤が用いられる。これによりA
DCAの分解温度を有効に降下して高発泡倍率の加硫発
泡処理を達成でき、かつ尿素系発泡助剤の使用回避でそ
れに基づく尿素の発生を防止してそれが温度の上昇で揮
発昇華してフォギングの原因物質となることを予防する
ことができる。
【0013】亜鉛系発泡助剤としては、例えばベンゼン
スルホン酸亜鉛や酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛や酢酸亜
鉛などの適宜なものを1種又は2種以上用いることがで
き、就中ベンゼンスルホン酸亜鉛がADCAの分解温度
降下性や無臭性などの点より好ましく用いうる。亜鉛系
発泡助剤の使用量は、目的とする発泡体の物性等に応じ
て適宜に決定でき、一般にはADCAに対し1〜100
重量%、就中5〜50重量%、特に10〜30重量%が
用いられる。
【0014】混和物の調製は、エチレン・プロピレン系
ゴムやADCAや亜鉛系発泡助剤等の配合成分を、例え
ばニーダやミキシングロール、バンバリーミキサ等の混
練機を介し混合する方式などの適宜な方式で混合するこ
とにより行うことができる。その際、加硫が進行する程
度に温度上昇する混合方式は好ましくない。混和物の調
製に際しては成形性や粘度や加硫性の調節、得られる発
泡体の強度等の物性の調節などを目的に、必要に応じて
従来に準じた適宜な配合剤を1種又は2種以上添加する
ことができる。
【0015】ちなみにフォギングの原因となる揮発昇華
物質をトラップすることを目的にフォギング抑制剤を配
合することができる。そのフォギング抑制剤としては、
トラップ能を示す適宜なものを1種又は2種以上用いう
る。尿素発生の原因となりうるADCA等に基づくアン
モニアをトラップする点よりは、ゼオライトが好ましく
用いうる。
【0016】フォギング抑制剤の使用量は、トラップ効
果や混和物のシート等への加工成形性などに応じて適宜
に決定しうるが一般には、エチレン・プロピレン系ゴム
100重量部あたり1〜200重量部、就中5〜150
重量部、特に10〜100重量部とされる。特にゼオラ
イトの場合にはADCAの3〜5倍量が好ましい。
【0017】また混和物には、成形性の調節等を目的と
したプロセスオイルの如き軟化剤、炭酸カルシウムや炭
酸マグネシウム、ケイ酸やその塩類、酸化カルシウムや
タルク、クレーや雲母粉、酸化亜鉛やベントナイト、カ
ーボンブラックやシリカ、水酸化アルミニウムや水酸化
マグネシウム、アルミナやアルミニウムシリケート、ア
セチレンブラックやアルミニウム粉、ステアリン酸やそ
のエステル類の如き充填剤、老化防止剤や酸化防止剤、
顔料や着色剤、防カビ剤なども配合することができる。
【0018】なお前記の酸化カルシウムは吸湿剤とし
て、酸化亜鉛は安定剤として、カーボンブラックは補強
剤として、ステアリン酸やそのエステル類は滑剤などと
しても有用であり、従って各種の吸湿剤や安定剤、補強
剤や滑剤も配合しうる成分の例としてあげられる。
【0019】さらに混和物には、得られる発泡体の強度
等の物性の調節を目的に、非ゴム系ポリマーやエチレン
・プロピレン系ゴム以外のゴム系ポリマーを1種又は2
種以上配合することもできる。その非ゴム系ポリマーや
ゴム系ポリマーについては適宜なものを用いることがで
き、特に限定はない。
【0020】ちなみに前記した非ゴム系ポリマーの例と
しては、ポリ(メタ)アクリル酸アルキルエステルの如
きアクリル系ポリマーやポリ塩化ビニル、ポリエチレン
やポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体やポ
リ酢酸ビニル、ポリアミドやポリエステル、塩素化ポリ
エチレンやウレタン系ポリマー、スチレン系ポリマーや
シリコーン系ポリマー、エポキシ系樹脂などがあげられ
る。
【0021】また当該ゴム系ポリマーの例としては、ブ
テン−1の如きα−オレフィン・ジシクロペンタジエン
やエチリデンノルボルネンの如き非共役二重結合を有す
る環状又は非環状のポリエンを成分とするゴム系共重合
体やシリコーン系ゴム、フッ素系ゴムやアクリル系ゴ
ム、ポリウレタン系ゴムやポリアミド系ゴム、天然ゴム
やポリイソブチレンがあげられる。
【0022】さらにポリイソプレンやクロロプレンゴ
ム、ブチルゴムやニトリルブチルゴム、スチレン・ブタ
ジエンゴムやスチレン・ブタジエン・スチレンゴム、ス
チレン・イソプレン・スチレンゴムやスチレン・エチレ
ン・ブタジエンゴム、スチレン・エチレン・ブチレン・
スチレンゴムやスチレン・イソプレン・プロピレン・ス
チレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンなども当該
ゴム系ポリマーの例としてあげられる。
【0023】前記した非ゴム系ポリマーやエチレン・プ
ロピレン系ゴム以外のゴム系ポリマーの使用量は、発泡
体のエチレン・プロピレン系ゴムによるゴム的性質を維
持する点などよりエチレン・プロピレン系ゴムの50重
量%以下、就中30重量%以下、特に15重量%以下が
好ましい。なお上記した混和物に必要に応じて添加する
配合剤については、揮発昇華しにくいもの、特に高温に
おいて揮発昇華しにくいものであることが好ましい。
【0024】本発明によるゴム系発泡体の形成は、上記
した混和物を加熱して加硫発泡処理することにより行い
うるが、その形成に際しては必要に応じ混和物を例えば
シート等の所定の形態に成形して、その成形体を加熱処
理して加硫発泡体とすることもできる。その場合、成形
体は、適宜な方式にて任意な形態に成形したものであっ
てよく、その形態について特に限定はない。
【0025】従って加硫発泡処理の対象物は、混和物を
例えばミキシングロールやカレンダーロールや押出成形
等による適宜な方式でシート状やその他の形態に成形し
たものであってもよいし、所定の型を介して射出成形や
プレス成形等による適宜な方式で凹凸等を有する所定の
形態に成形したものなどであってもよい。
【0026】前記において、凹凸形状を有する発泡体の
形成では、未加硫シートを凹凸を有する型の上に配置し
て加熱し、その型の凹凸に前記未加硫シートを形成する
混和物を流動侵入させて加硫発泡処理する方式なども採
ることができる。かかる方式は、ヒダ構造を有する複雑
で深い凹凸構造を有する型の場合にもその凹凸形状を精
度よく形成できる利点などを有している。よって成形体
の寸法は任意であり、目的とする加硫発泡体の形態など
に応じて適宜に決定することができる。シート等の場
合、その厚さは100mm以下、就中1μm〜80mm、特
に10μm〜50mmが一般的である。
【0027】上記した加硫発泡処理は、ADCAや必要
に応じての加硫剤などによる発泡温度や加硫開始温度等
により従来に準じた適宜な条件で行うことができる。一
般的な加硫発泡温度は、約200℃以下、就中120〜
180℃である。かかる加硫発泡処理で通例、混和物が
軟化してADCAが分解し発泡構造を形成しつつ加硫が
進行して目的の加硫発泡体が形成される。加硫発泡処理
は、発泡倍率の調節等を目的に加圧下で行うこともで
き、その加圧条件は従来に準じうる。
【0028】前記において本発明では、高発泡倍率下に
加硫処理して柔軟性(変形性)や圧縮性に優れて各種目
的のシール箇所に適用して高精度なシール処理を達成し
うる密度が0.2g/cm以下のゴム系発泡体とするこ
ともできる。適用性やシール性能などの点より発泡体の
特に好ましい密度は、0.18g/cm以下、就中0.
05〜0.16g/cm、特に0.1〜0.15g/cm
である。
【0029】なお発泡体の密度は、前記に限定されず
0.2g/cmを超える発泡体とすることもできる。発
泡倍率は、ADCAの配合量、加硫発泡の処理時間や温
度などにより制御でき、発泡倍率の調節等を介して加硫
発泡体の独立や連続、それらの混在等の発泡構造を制御
することができる。
【0030】本発明によるゴム系発泡体は、例えばクッ
ション材やパッド材、気密や防水等の各種目的のシール
材、断熱材、防音や制振等の振動低減材などの従来に準
じた各種の用途に用いることができる。特に耐フォギン
グ性に優れることより、例えば直射日光で温度上昇する
自動車や住宅等の建築物における窓等の各種ガラス板や
太陽電池パネル等の周辺におけるシール材、プラズマデ
ィスプレー等の装置の稼動で温度上昇する表示パネルに
おけるシール材などとして好ましく用いることができ
る。
【0031】
【実施例】実施例1 EPDM100部(重量部、以下同じ)、プロセスオイ
ル40部、重質炭酸カルシウム150部、カーボンブラ
ック10部、酸化亜鉛5部及び粉末ステアリン酸3部を
バンバリーミキサーにて混練後、それに硫黄1.5部、
ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤2部、チアゾール系
加硫促進剤1部、ADCA20部及びベンゼンスルホン
酸亜鉛10部の予備混合物を添加しミキシングロールで
混練して混和物を得、それを45mmファイベント式一軸
押出し機で成形して厚さ4.5mm、幅150mmの未加硫
シートを得、それを160℃のオーブン中で30分間加
熱し加硫発泡処理して、発泡シートを得た。なお発泡シ
ートは、形成した発泡体より表層のスキン層をスライス
して除去したものである(以下同じ)。
【0032】実施例2 ゼオライト10部を追加配合した混和物を用いたほかは
実施例1に準じて発泡シートを得た。
【0033】実施例3 ゼオライト20部を追加配合した混和物を用いたほかは
実施例1に準じて発泡シートを得た。
【0034】実施例4 ゼオライト80部を追加配合した混和物を用いたほかは
実施例1に準じて発泡シートを得た。
【0035】比較例 ベンゼンスルホン酸亜鉛に代えて、尿素系発泡助剤5部
を配合した混和物を用いたほかは実施例1に準じて発泡
シートを得た。
【0036】評価試験 実施例、比較例で得た縦100mm、横50mm、厚さ10
mmの発泡シートを開口部内径40mm、底部内径70mm、
高さ170mm(内径70mm部の高さ140mm)のガラス
瓶の底上に配置し100℃のシリコーンオイルバス(オ
イル深さ110mm)に開口部を上にして入れ、その開口
を厚さ3mm、47mm角のガラス板で蓋をして20時間放
置した後、開口部に配置したガラス板のヘイズ値を調べ
た。なおヘイズ値(霞度)は、拡散透過光/全透過光に
て定義される。
【0037】前記の結果を次表に示した。 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 比 較 例 ヘイズ値(%) 25 21 23 8 72
【0038】表より、尿素系発泡助剤に代えてベンゼン
スルホン酸亜鉛を用いることによりヘイズを約1/3に
低下させることができ、フォギング抑制剤の併用で更に
ヘイズを低下できてADCAの4倍量を用いるとヘイズ
を8にまで低下させうることがわかる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F074 AA25 AC32 BA13 BB05 BB06 BB27 CA29 CC04Y CC06Y DA24 DA32 DA33 DA39 DA40 DA57 4J002 BB151 DE107 DJ008 EG047 EQ016 EV257 FD018 FD020 FD136 FD137 FD140 FD150

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン・プロピレン系ゴム、アゾジカ
    ルボンアミド及び亜鉛系発泡助剤を少なくとも成分とす
    る混和物の加硫発泡体からなることを特徴とするゴム系
    発泡体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ゼオライトも含有す
    るゴム系発泡体。
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