JP2001151451A - 乗客コンベヤーの踏板案内装置 - Google Patents
乗客コンベヤーの踏板案内装置Info
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- JP2001151451A JP2001151451A JP34017599A JP34017599A JP2001151451A JP 2001151451 A JP2001151451 A JP 2001151451A JP 34017599 A JP34017599 A JP 34017599A JP 34017599 A JP34017599 A JP 34017599A JP 2001151451 A JP2001151451 A JP 2001151451A
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- plate
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転輪用のレールから踏板への潤滑油の滴下を
簡易な構成によって防止し、少ない費用で製作、保守で
きる乗客コンベヤーの踏板装置を得る。 【解決手段】 多数の踏板5を踏板鎖6により連結して
主枠1内を循環する搬送帯4を形成する。そして、搬送
帯4の移動経路に沿って踏板レール24を配置して水平
の案内面25により踏板5転輪8を案内する。また、排
油板26を設けて踏板レール24に沿って配置し、踏板
5の水平投影面内に配置された案内面25の下側に配置
する。そして、排油板26の幅方向における一縁部27
を対応した案内面25縁部より踏板5の中心寄りに突出
し、他縁部28を一縁部27より下方の踏板5の水平投
影面外に配置して、案内面25から滴下する潤滑油を踏
板5外へ排除する。
簡易な構成によって防止し、少ない費用で製作、保守で
きる乗客コンベヤーの踏板装置を得る。 【解決手段】 多数の踏板5を踏板鎖6により連結して
主枠1内を循環する搬送帯4を形成する。そして、搬送
帯4の移動経路に沿って踏板レール24を配置して水平
の案内面25により踏板5転輪8を案内する。また、排
油板26を設けて踏板レール24に沿って配置し、踏板
5の水平投影面内に配置された案内面25の下側に配置
する。そして、排油板26の幅方向における一縁部27
を対応した案内面25縁部より踏板5の中心寄りに突出
し、他縁部28を一縁部27より下方の踏板5の水平投
影面外に配置して、案内面25から滴下する潤滑油を踏
板5外へ排除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数の踏板が無
端状に連結されてなり主枠内を循環移動する搬送帯を有
するエスカレーター、移動歩道等の乗客コンベヤーの踏
板案内装置に関する。
端状に連結されてなり主枠内を循環移動する搬送帯を有
するエスカレーター、移動歩道等の乗客コンベヤーの踏
板案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14〜図17は、例えば特開平7−2
57864号公報に示された従来の乗客コンベヤーの踏
板装置を示す図で、図14はエスカレーターを概念的に
示す側面図、図15は図14のA−A線断面拡大図、図
16は図15のB部拡大図、図17は図15のC部拡大
図である。図において、1はエスカレーターからなる乗
客コンベヤーの主枠で、トラスによって構成されてい
る。2は主枠1内の上部に配置された上鎖歯車、3は主
枠1内の下部に配置された下鎖歯車である。
57864号公報に示された従来の乗客コンベヤーの踏
板装置を示す図で、図14はエスカレーターを概念的に
示す側面図、図15は図14のA−A線断面拡大図、図
16は図15のB部拡大図、図17は図15のC部拡大
図である。図において、1はエスカレーターからなる乗
客コンベヤーの主枠で、トラスによって構成されてい
る。2は主枠1内の上部に配置された上鎖歯車、3は主
枠1内の下部に配置された下鎖歯車である。
【0003】4は搬送帯で、多数の踏段からなる踏板5
が踏板鎖6により連結されて無端状をなし、上鎖歯車2
及び下鎖歯車3に巻掛けられて往路側及び帰路側を形成
して主枠内を循環移動する。7は踏板5に設けられて踏
板5に装着された軸が踏板鎖6に連結された主転輪、8
は踏板5に設けられて踏板5の幅方向の端部よりも中心
寄りに配置された従転輪、9は主枠1を構成するトラス
の横材で、主枠1内に設けられて主枠1の長手に沿い互
いに離れて多数が配置されている。
が踏板鎖6により連結されて無端状をなし、上鎖歯車2
及び下鎖歯車3に巻掛けられて往路側及び帰路側を形成
して主枠内を循環移動する。7は踏板5に設けられて踏
板5に装着された軸が踏板鎖6に連結された主転輪、8
は踏板5に設けられて踏板5の幅方向の端部よりも中心
寄りに配置された従転輪、9は主枠1を構成するトラス
の横材で、主枠1内に設けられて主枠1の長手に沿い互
いに離れて多数が配置されている。
【0004】10は図15における右側の主転輪7を案
内する右主転輪踏板レールで、横断面溝形をなし、底面
幅の中央に転動案内面11が、また転動案内面11幅の
両側に油溝12が設けられて、主枠1の上下端部に反転
部を形成し横材9に装着されて主枠1内に無端状に設け
られている。13は従転輪8を案内する従転輪踏板レー
ルで、横断面L字状をなし水平に配置されたL字の一辺
に転動案内面14が形成され、L字の一辺の先端寄りに
油溝16が設けられ、主枠1の上下端部に反転部を形成
し横材9に装着されて主枠1内に無端状に設けられてい
る。
内する右主転輪踏板レールで、横断面溝形をなし、底面
幅の中央に転動案内面11が、また転動案内面11幅の
両側に油溝12が設けられて、主枠1の上下端部に反転
部を形成し横材9に装着されて主枠1内に無端状に設け
られている。13は従転輪8を案内する従転輪踏板レー
ルで、横断面L字状をなし水平に配置されたL字の一辺
に転動案内面14が形成され、L字の一辺の先端寄りに
油溝16が設けられ、主枠1の上下端部に反転部を形成
し横材9に装着されて主枠1内に無端状に設けられてい
る。
【0005】なお、従転輪踏板レール13の油溝16側
が踏板5の間口方向の中心寄りに配置されている。ま
た、17は図15における左側の主転輪7を案内する左
主転輪踏板レールで、横断面L字状をなし従転輪踏板レ
ール13と同様に構成されて主枠1内に無端状に設けら
れている。
が踏板5の間口方向の中心寄りに配置されている。ま
た、17は図15における左側の主転輪7を案内する左
主転輪踏板レールで、横断面L字状をなし従転輪踏板レ
ール13と同様に構成されて主枠1内に無端状に設けら
れている。
【0006】18は主枠1に設けられて油溝16に対応
して配置された導油体、19は主枠1の上端部に設けら
れた駆動装置で、巻掛伝動機構により上鎖歯車2を介し
て搬送帯4を駆動する。20は手摺駆動機構で、駆動装
置19の動力が伝動されるローラーチェーン機構からな
り、主枠1内に設けられて欄干21の移動手摺(図示し
ない)を駆動する。
して配置された導油体、19は主枠1の上端部に設けら
れた駆動装置で、巻掛伝動機構により上鎖歯車2を介し
て搬送帯4を駆動する。20は手摺駆動機構で、駆動装
置19の動力が伝動されるローラーチェーン機構からな
り、主枠1内に設けられて欄干21の移動手摺(図示し
ない)を駆動する。
【0007】従来の乗客コンベヤーの踏板装置は上記の
ように構成され、踏板鎖6により連結されて無端状の搬
送帯4を形成する踏板5が設けられる。そして、駆動装
置19が付勢されると、主転輪7等が右主転輪踏板レー
ル10等に案内されて踏板5が主枠1内を循環移動す
る。このような乗客コンベヤーの運転時に、踏板鎖6、
手摺駆動機構20から滴下する潤滑油が横材9を伝って
左主転輪踏板レール17、従転輪踏板レール13に流下
する。
ように構成され、踏板鎖6により連結されて無端状の搬
送帯4を形成する踏板5が設けられる。そして、駆動装
置19が付勢されると、主転輪7等が右主転輪踏板レー
ル10等に案内されて踏板5が主枠1内を循環移動す
る。このような乗客コンベヤーの運転時に、踏板鎖6、
手摺駆動機構20から滴下する潤滑油が横材9を伝って
左主転輪踏板レール17、従転輪踏板レール13に流下
する。
【0008】そして、従転輪踏板レール13が踏板5の
踏面の水平投影面内に配置されている。このため、従転
輪踏板レール13に流下した潤滑油が、循環移動する搬
送帯4の帰路側を移動する踏板5に滴下し、踏板5の踏
み面に流出して付着し美観が損なわれたり、踏板5に乗
る乗客が滑り易くなったりすることが予想される。
踏面の水平投影面内に配置されている。このため、従転
輪踏板レール13に流下した潤滑油が、循環移動する搬
送帯4の帰路側を移動する踏板5に滴下し、踏板5の踏
み面に流出して付着し美観が損なわれたり、踏板5に乗
る乗客が滑り易くなったりすることが予想される。
【0009】そして、このような不具合の発生を未然に
防ぐために、右主転輪踏板レール10に油溝12が、ま
た左主転輪踏板レール17、従転輪踏板レール13に油
溝16が設けられる。これにより、レール面の潤滑油が
油溝12、油溝16、導油体18を介して適所に誘導さ
れて踏板5に滴下しないようになっている。
防ぐために、右主転輪踏板レール10に油溝12が、ま
た左主転輪踏板レール17、従転輪踏板レール13に油
溝16が設けられる。これにより、レール面の潤滑油が
油溝12、油溝16、導油体18を介して適所に誘導さ
れて踏板5に滴下しないようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベヤーの踏板装置において、右主転輪踏板レール
10の油溝12等の加工に煩雑な手数が掛かって費用が
嵩み、また油溝12等における潤滑油、付着した異物の
清掃が困難であるという問題点があった。さらに、導油
体18による潤滑油の誘導のための部材の製作、取付の
ために手数と費用が掛かるという問題点があった。
客コンベヤーの踏板装置において、右主転輪踏板レール
10の油溝12等の加工に煩雑な手数が掛かって費用が
嵩み、また油溝12等における潤滑油、付着した異物の
清掃が困難であるという問題点があった。さらに、導油
体18による潤滑油の誘導のための部材の製作、取付の
ために手数と費用が掛かるという問題点があった。
【0011】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、転輪用の踏板レールから踏板へ
の潤滑油の滴下を、簡易な構成によって防止する乗客コ
ンベヤーの踏板装置を得ることを目的とする。
になされたものであり、転輪用の踏板レールから踏板へ
の潤滑油の滴下を、簡易な構成によって防止する乗客コ
ンベヤーの踏板装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤーの踏板装置においては、踏板鎖によって多数が連
結されて無端状をなし、主枠内を循環移動する搬送帯を
形成する踏板、鉛直方向断面において水平に配置された
案内面が形成されて、主枠内に無端状に設けられ搬送帯
の移動経路に沿って配置されて案内面によって踏板の転
輪を案内する踏板レールと、長手が踏板レールの長手に
沿って配置されて、踏板の踏面の水平投影面内に配置さ
れた踏板レールの案内面の下側に空隙を形成して重合状
態に設けられ、鉛直方向断面における一縁部が対応した
踏板レールの案内面縁部よりも踏板の踏面の中心寄りに
突出して配置され、他縁部は上記一縁部よりも下方に配
置されると共に踏板の踏面の水平投影面外に配置された
排油板とが設けられる。
ベヤーの踏板装置においては、踏板鎖によって多数が連
結されて無端状をなし、主枠内を循環移動する搬送帯を
形成する踏板、鉛直方向断面において水平に配置された
案内面が形成されて、主枠内に無端状に設けられ搬送帯
の移動経路に沿って配置されて案内面によって踏板の転
輪を案内する踏板レールと、長手が踏板レールの長手に
沿って配置されて、踏板の踏面の水平投影面内に配置さ
れた踏板レールの案内面の下側に空隙を形成して重合状
態に設けられ、鉛直方向断面における一縁部が対応した
踏板レールの案内面縁部よりも踏板の踏面の中心寄りに
突出して配置され、他縁部は上記一縁部よりも下方に配
置されると共に踏板の踏面の水平投影面外に配置された
排油板とが設けられる。
【0013】また、この発明に係る乗客コンベヤーの踏
板装置においては、所定長さにユニット化されて、互い
に隣接した長手端部を相互に重合して踏板レールに装備
された排油板が設けられる。
板装置においては、所定長さにユニット化されて、互い
に隣接した長手端部を相互に重合して踏板レールに装備
された排油板が設けられる。
【0014】また、この発明に係る乗客コンベヤーの踏
板装置においては、板材からなり板材をプレス加工して
形成されて表面から裏面側に凹んで、端部に向かって凹
みが次第に深くなる凹所を長手両端部にそれぞれ有する
排油板が設けられて、傾斜した踏板レールに装備され傾
斜の上方側に配置された排油板の端部の裏面に、傾斜の
下方側に配置された他の排油板の端部の表面が重合され
て配置される。
板装置においては、板材からなり板材をプレス加工して
形成されて表面から裏面側に凹んで、端部に向かって凹
みが次第に深くなる凹所を長手両端部にそれぞれ有する
排油板が設けられて、傾斜した踏板レールに装備され傾
斜の上方側に配置された排油板の端部の裏面に、傾斜の
下方側に配置された他の排油板の端部の表面が重合され
て配置される。
【0015】また、この発明に係る乗客コンベヤーの踏
板装置においては、傾斜した踏板レールに装備されて傾
斜の下端部の表面に設けられて、鉛直方向断面における
一縁部の下端部寄りに設けられて傾斜の下端面に沿って
屈折し、鉛直方向断面において一縁部よりも下方に配置
された他縁部に向かって装備された堰を有する排油板が
設けられる。
板装置においては、傾斜した踏板レールに装備されて傾
斜の下端部の表面に設けられて、鉛直方向断面における
一縁部の下端部寄りに設けられて傾斜の下端面に沿って
屈折し、鉛直方向断面において一縁部よりも下方に配置
された他縁部に向かって装備された堰を有する排油板が
設けられる。
【0016】また、この発明に係る乗客コンベヤーの踏
板装置においては、潤滑油を吸着する吸着板が表面に装
着された排油板が設けられる。
板装置においては、潤滑油を吸着する吸着板が表面に装
着された排油板が設けられる。
【0017】また、この発明に係る乗客コンベヤーの踏
板装置においては、U字状をなし下端が排油板に固定さ
れて、排油板の上側に配置された踏板レールにU字の開
口部が嵌合され、U字の側壁にねじ込まれた取付ねじを
介して踏板レールを挟圧し、踏板レールに排油板を装着
する取付金具が設けられる。
板装置においては、U字状をなし下端が排油板に固定さ
れて、排油板の上側に配置された踏板レールにU字の開
口部が嵌合され、U字の側壁にねじ込まれた取付ねじを
介して踏板レールを挟圧し、踏板レールに排油板を装着
する取付金具が設けられる。
【0018】また、この発明に係る乗客コンベヤーの踏
板装置においては、U字状をなし下端が排油板に固定さ
れて、排油板の上側に配置された踏板レールの係止部
に、U字の開口部に設けられた嵌合部を弾性変形させて
嵌着され、踏板レールに排油板を装着する取付金具が設
けられる。
板装置においては、U字状をなし下端が排油板に固定さ
れて、排油板の上側に配置された踏板レールの係止部
に、U字の開口部に設けられた嵌合部を弾性変形させて
嵌着され、踏板レールに排油板を装着する取付金具が設
けられる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は前述の図
15の要部を拡大して示す図15相当図、図2は図1の
排油板箇所の拡大斜視図、図3は図2の拡大縦断面図で
ある。なお、図1〜図3の他は前述の図14及び図15
と同様に乗客コンベヤーが構成されている。図におい
て、1はエスカレーターからなる乗客コンベヤーの主枠
で、トラスによって構成されている。
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は前述の図
15の要部を拡大して示す図15相当図、図2は図1の
排油板箇所の拡大斜視図、図3は図2の拡大縦断面図で
ある。なお、図1〜図3の他は前述の図14及び図15
と同様に乗客コンベヤーが構成されている。図におい
て、1はエスカレーターからなる乗客コンベヤーの主枠
で、トラスによって構成されている。
【0020】4は搬送帯で、多数の踏段からなる踏板5
が踏板鎖6により連結されて無端状をなし、往路側及び
帰路側を形成して主枠1内を循環移動する。7は踏板5
に設けられて踏板5に装着された軸が踏板鎖6に連結さ
れた主転輪、8は踏板5に設けられて踏板5の幅方向の
端部よりも中心寄りに配置された従転輪である。
が踏板鎖6により連結されて無端状をなし、往路側及び
帰路側を形成して主枠1内を循環移動する。7は踏板5
に設けられて踏板5に装着された軸が踏板鎖6に連結さ
れた主転輪、8は踏板5に設けられて踏板5の幅方向の
端部よりも中心寄りに配置された従転輪である。
【0021】9は主枠1を構成するトラスの横材で、主
枠1内に設けられて主枠1の長手に沿い互いに離れて多
数が配置されている。22は主転輪7を案内する主転輪
踏板レールで、横断面L字状をなし水平に配置されて先
端が踏板5の間口方向の中心寄りに配置されたL字の一
辺に案内面23が形成され、主枠1の上下端部に反転部
を形成し横材9に装着されて主枠1内に無端状に設けら
れている。
枠1内に設けられて主枠1の長手に沿い互いに離れて多
数が配置されている。22は主転輪7を案内する主転輪
踏板レールで、横断面L字状をなし水平に配置されて先
端が踏板5の間口方向の中心寄りに配置されたL字の一
辺に案内面23が形成され、主枠1の上下端部に反転部
を形成し横材9に装着されて主枠1内に無端状に設けら
れている。
【0022】24は従転輪8を案内する従転輪踏板レー
ルで、横断面L字状をなし水平に配置されて先端が踏板
5の間口方向の中心寄りに配置されたL字の一辺に案内
面25が形成され、主枠1の上下端部に反転部を形成し
横材9に装着されて主枠1内に無端状に設けられる。な
お、案内面25の踏板5の間口方向の中心寄り縁部は、
踏板5の踏面の水平投影面内に配置されている。
ルで、横断面L字状をなし水平に配置されて先端が踏板
5の間口方向の中心寄りに配置されたL字の一辺に案内
面25が形成され、主枠1の上下端部に反転部を形成し
横材9に装着されて主枠1内に無端状に設けられる。な
お、案内面25の踏板5の間口方向の中心寄り縁部は、
踏板5の踏面の水平投影面内に配置されている。
【0023】26は排油板で、長手が従転輪踏板レール
24の長手に沿って配置されて、踏板5の踏面の水平投
影面内に配置された従転輪踏板レール24の案内面25
の下側に空隙を形成して重合状態に設けられ、鉛直方向
断面における一縁部27が対応した従転輪踏板レール2
4の案内面24の縁部よりも踏板5踏面の中心寄りに突
出して配置され、他縁部28は図1に示すように一縁部
27よりも下方に配置されると共に踏板5踏面の水平投
影面外に配置されている。
24の長手に沿って配置されて、踏板5の踏面の水平投
影面内に配置された従転輪踏板レール24の案内面25
の下側に空隙を形成して重合状態に設けられ、鉛直方向
断面における一縁部27が対応した従転輪踏板レール2
4の案内面24の縁部よりも踏板5踏面の中心寄りに突
出して配置され、他縁部28は図1に示すように一縁部
27よりも下方に配置されると共に踏板5踏面の水平投
影面外に配置されている。
【0024】29は取付金具で、排油板26の長手に沿
って互いに離れて複数個が配置され、下端は排油板26
の上面に溶接によって固定され、上端には板ばね30が
固定されて下方に開口した嵌着溝が構成されている。そ
して、この嵌着溝が従転輪踏板レール24の鉛直方向に
配置されたL字の他辺に嵌合されて、板ばね30が弾性
変形することによって排油板26が従転輪踏板レール2
4に吊下状態に装着される。
って互いに離れて複数個が配置され、下端は排油板26
の上面に溶接によって固定され、上端には板ばね30が
固定されて下方に開口した嵌着溝が構成されている。そ
して、この嵌着溝が従転輪踏板レール24の鉛直方向に
配置されたL字の他辺に嵌合されて、板ばね30が弾性
変形することによって排油板26が従転輪踏板レール2
4に吊下状態に装着される。
【0025】上記のように構成された乗客コンベヤーの
踏板装置において、踏板鎖6により連結されて無端状の
搬送帯4を形成する踏板5が設けられる。そして、駆動
装置19が付勢されると、主転輪7等が主転輪踏板レー
ル22等に案内されて踏板5が主枠1内を循環移動す
る。このような乗客コンベヤーの運転時に、踏板鎖6、
手摺駆動機構20から滴下する潤滑油が横材9を伝って
主転輪踏板レール22等に流下する。
踏板装置において、踏板鎖6により連結されて無端状の
搬送帯4を形成する踏板5が設けられる。そして、駆動
装置19が付勢されると、主転輪7等が主転輪踏板レー
ル22等に案内されて踏板5が主枠1内を循環移動す
る。このような乗客コンベヤーの運転時に、踏板鎖6、
手摺駆動機構20から滴下する潤滑油が横材9を伝って
主転輪踏板レール22等に流下する。
【0026】そして、従転輪踏板レール24の案内面2
5における踏板5の間口方向の中心寄り縁部が、踏板5
の踏面の水平投影面内に配置されている。このため、従
転輪踏板レール24に流下した潤滑油は、上方から帰路
側を移動する踏板5に滴下する。しかし、排油板26が
案内面25の踏板5の間口方向の中心寄り縁部に対向
し、この縁部よりも突出して設けられている。
5における踏板5の間口方向の中心寄り縁部が、踏板5
の踏面の水平投影面内に配置されている。このため、従
転輪踏板レール24に流下した潤滑油は、上方から帰路
側を移動する踏板5に滴下する。しかし、排油板26が
案内面25の踏板5の間口方向の中心寄り縁部に対向
し、この縁部よりも突出して設けられている。
【0027】これによって、従転輪踏板レール24の案
内面25縁部から滴下した潤滑油は、排油板26によっ
て踏板5踏面の水平投影面外に排除される。したがっ
て、循環移動する搬送帯4の帰路側を移動する踏板5に
潤滑油が滴下し、踏板5の踏み面に付着して美観が損な
われたり、踏板5に乗る乗客が滑り易くなったりする不
具合の発生を未然に防止することができる。また、踏板
5に滴下した潤滑油除去のために清掃する手数を省くこ
とができる。
内面25縁部から滴下した潤滑油は、排油板26によっ
て踏板5踏面の水平投影面外に排除される。したがっ
て、循環移動する搬送帯4の帰路側を移動する踏板5に
潤滑油が滴下し、踏板5の踏み面に付着して美観が損な
われたり、踏板5に乗る乗客が滑り易くなったりする不
具合の発生を未然に防止することができる。また、踏板
5に滴下した潤滑油除去のために清掃する手数を省くこ
とができる。
【0028】また、このような不具合の発生を未然に防
ぐために、主転輪踏板レール22、従転輪踏板レール2
4に前述の油溝12等の煩雑な加工、油溝12から潤滑
油を適所に誘導する部材の設置を要しない。したがっ
て、従転輪踏板レール24等から踏板5への潤滑油の滴
下を簡易な構成によって防止でき、踏板5に潤滑油が滴
下して生じる不具合を少ない費用によって防ぐことがで
きる。
ぐために、主転輪踏板レール22、従転輪踏板レール2
4に前述の油溝12等の煩雑な加工、油溝12から潤滑
油を適所に誘導する部材の設置を要しない。したがっ
て、従転輪踏板レール24等から踏板5への潤滑油の滴
下を簡易な構成によって防止でき、踏板5に潤滑油が滴
下して生じる不具合を少ない費用によって防ぐことがで
きる。
【0029】実施の形態2.図4は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す排油板箇所の拡大斜視図で、前述
の図2相当図である。なお、図4の他は乗客コンベヤー
の踏板案内装置が前述の図1〜図3と同様に構成されて
いる。図において、前述の図1〜図3と同符号は相当部
分を示し、261は所定長さにユニット化された排油板
で、互いに隣接した長手端部が相互に重合されて従転輪
踏板レール24に装備されている。なお、排油板261
相互の重合箇所は要すれば、適宜なシーリング剤によっ
てシーリングされる。
施の形態の一例を示す排油板箇所の拡大斜視図で、前述
の図2相当図である。なお、図4の他は乗客コンベヤー
の踏板案内装置が前述の図1〜図3と同様に構成されて
いる。図において、前述の図1〜図3と同符号は相当部
分を示し、261は所定長さにユニット化された排油板
で、互いに隣接した長手端部が相互に重合されて従転輪
踏板レール24に装備されている。なお、排油板261
相互の重合箇所は要すれば、適宜なシーリング剤によっ
てシーリングされる。
【0030】上記のように構成された乗客コンベヤーの
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向して排油板261が配置される。し
たがって、詳細な説明を省略するが図4の実施の形態に
おいても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られ
る。
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向して排油板261が配置される。し
たがって、詳細な説明を省略するが図4の実施の形態に
おいても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られ
る。
【0031】また、従転輪踏板レール24等の踏板レー
ルの全長寸法に関わらず、ユニット化されて予め準備さ
れた排油板261を長手端部を重合して、多数装備する
ことによって容易に排油板261を装備することができ
る。このため、排油板261装備のための費用を節減す
ることができる。また、前述の主枠1内の手摺駆動機構
20設置部等の潤滑油の滴下が多い箇所に、重点的に排
油板を設ける場合に排油板261を容易に装着すること
ができるので便利である。
ルの全長寸法に関わらず、ユニット化されて予め準備さ
れた排油板261を長手端部を重合して、多数装備する
ことによって容易に排油板261を装備することができ
る。このため、排油板261装備のための費用を節減す
ることができる。また、前述の主枠1内の手摺駆動機構
20設置部等の潤滑油の滴下が多い箇所に、重点的に排
油板を設ける場合に排油板261を容易に装着すること
ができるので便利である。
【0032】実施の形態3.図5〜図7も、この発明の
他の実施の形態の一例を示す図で、図5は排油板箇所の
拡大斜視図であり前述の図2相当図、図6は図5の拡大
縦断面図、図7は図5の排油板の重合部の拡大側面図で
ある。なお、図5〜図7の他は乗客コンベヤーの踏板案
内装置が前述の図1〜図3と同様に構成されている。図
において、前述の図1〜図3と同符号は相当部分を示
す。
他の実施の形態の一例を示す図で、図5は排油板箇所の
拡大斜視図であり前述の図2相当図、図6は図5の拡大
縦断面図、図7は図5の排油板の重合部の拡大側面図で
ある。なお、図5〜図7の他は乗客コンベヤーの踏板案
内装置が前述の図1〜図3と同様に構成されている。図
において、前述の図1〜図3と同符号は相当部分を示
す。
【0033】262は板材からなり所定長さにユニット
化された排油板で、板材がプレス加工されて表面から裏
面側に凹んで、端部に向かって凹みが次第に深くなる凹
所31が長手両端部にそれぞれ設けられ、傾斜して設け
られた従転輪踏板レール24に装備される。そして、傾
斜の上方側に配置された排油板262の端部の裏面に、
傾斜の下方側に配置された他の排油板262の端部の表
面が重合されて配置されている。
化された排油板で、板材がプレス加工されて表面から裏
面側に凹んで、端部に向かって凹みが次第に深くなる凹
所31が長手両端部にそれぞれ設けられ、傾斜して設け
られた従転輪踏板レール24に装備される。そして、傾
斜の上方側に配置された排油板262の端部の裏面に、
傾斜の下方側に配置された他の排油板262の端部の表
面が重合されて配置されている。
【0034】上記のように構成された乗客コンベヤーの
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向してユニット化された排油板262
が配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図
5〜図7の実施の形態においても図4の実施の形態と同
様な作用が得られる。
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向してユニット化された排油板262
が配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図
5〜図7の実施の形態においても図4の実施の形態と同
様な作用が得られる。
【0035】また、排油板262の長手端部に凹所31
が設けられるので、図7に示すように排油板262相互
の重合部に凹所31による空間を介して傾斜面が形成さ
れる。したがって、前述の排油板261相互の重合部に
生じる微細な隙間のために生じる毛細管現象によって、
排油板261表面に滴下した潤滑油が排油板261裏面
に回り込み踏板5に滴下することによる不具合の発生を
未然に防止することができる。
が設けられるので、図7に示すように排油板262相互
の重合部に凹所31による空間を介して傾斜面が形成さ
れる。したがって、前述の排油板261相互の重合部に
生じる微細な隙間のために生じる毛細管現象によって、
排油板261表面に滴下した潤滑油が排油板261裏面
に回り込み踏板5に滴下することによる不具合の発生を
未然に防止することができる。
【0036】実施の形態4.図8も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、排油板と取付金具の拡大斜
視図であり前述の図2相当図である。なお、図8の他は
乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3と同
様に構成されている。図において、前述の図4と同符号
は相当部分を示す。
施の形態の一例を示す図で、排油板と取付金具の拡大斜
視図であり前述の図2相当図である。なお、図8の他は
乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3と同
様に構成されている。図において、前述の図4と同符号
は相当部分を示す。
【0037】32は堰で、軟質合成樹脂材等のシーリン
グ剤が盛り上げられて形成され、従転輪踏板レール24
に傾斜して装備された排油板261の下端部の表面に設
けられて、図8に示すように前述の一縁部27の下端部
寄りに設けられて、傾斜の下端面に沿って設けられて屈
折し他縁部28に向かって配置されている。
グ剤が盛り上げられて形成され、従転輪踏板レール24
に傾斜して装備された排油板261の下端部の表面に設
けられて、図8に示すように前述の一縁部27の下端部
寄りに設けられて、傾斜の下端面に沿って設けられて屈
折し他縁部28に向かって配置されている。
【0038】上記のように構成された乗客コンベヤーの
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向してユニット化された排油板261
が配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図
8の実施の形態においても図4の実施の形態と同様な作
用が得られる。
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向してユニット化された排油板261
が配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図
8の実施の形態においても図4の実施の形態と同様な作
用が得られる。
【0039】また、傾斜して装備された排油板261の
長手下端部に堰32が設けられるので、排油板261表
面にに滴下した潤滑油が排油板261の長手下端部にお
いて、他縁部28側へ誘導される。したがって、排油板
261表面に滴下した潤滑油が排油板261裏面に回り
込んで、踏板5に滴下することによる不具合の発生を未
然に防止することができる。
長手下端部に堰32が設けられるので、排油板261表
面にに滴下した潤滑油が排油板261の長手下端部にお
いて、他縁部28側へ誘導される。したがって、排油板
261表面に滴下した潤滑油が排油板261裏面に回り
込んで、踏板5に滴下することによる不具合の発生を未
然に防止することができる。
【0040】実施の形態5.図9も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、排油板と取付金具の拡大斜
視図であり前述の図2相当図である。なお、図9の他は
乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3と同
様に構成されている。図において、前述の図4と同符号
は相当部分を示し、33は潤滑油の吸着板で、連泡スポ
ンジ状であって板状をなす合成樹脂材料等からなり排油
板261の表面から下方に屈折された他縁部28にわた
って装着されている。
施の形態の一例を示す図で、排油板と取付金具の拡大斜
視図であり前述の図2相当図である。なお、図9の他は
乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3と同
様に構成されている。図において、前述の図4と同符号
は相当部分を示し、33は潤滑油の吸着板で、連泡スポ
ンジ状であって板状をなす合成樹脂材料等からなり排油
板261の表面から下方に屈折された他縁部28にわた
って装着されている。
【0041】上記のように構成された乗客コンベヤーの
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向してユニット化された排油板261
が配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図
9の実施の形態においても図4の実施の形態と同様な作
用が得られる。
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール24の案内
面25の縁部に対向してユニット化された排油板261
が配置される。したがって、詳細な説明を省略するが図
9の実施の形態においても図4の実施の形態と同様な作
用が得られる。
【0042】また、排油板261の表面に吸着板33が
設けられるので、排油板261表面に滴下した潤滑油が
吸着板33に吸着される。これにより、排油板261表
面に滴下した潤滑油が排油板261裏面に回り込んで、
踏板5に滴下することによる不具合の発生を未然に防止
することができる。また、乗客コンベヤーの保守点検時
に吸着板33を新しいものに交換することによって、主
枠1内底面に設けられたオイルパン(図示しない)に滴
下する潤滑油を少なくすることができる。このため、主
枠1内底面の清掃作業を容易化することができる。
設けられるので、排油板261表面に滴下した潤滑油が
吸着板33に吸着される。これにより、排油板261表
面に滴下した潤滑油が排油板261裏面に回り込んで、
踏板5に滴下することによる不具合の発生を未然に防止
することができる。また、乗客コンベヤーの保守点検時
に吸着板33を新しいものに交換することによって、主
枠1内底面に設けられたオイルパン(図示しない)に滴
下する潤滑油を少なくすることができる。このため、主
枠1内底面の清掃作業を容易化することができる。
【0043】実施の形態6.図10及び図11も、この
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図10は排油
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図、図11は
図10の拡大正面図である。なお、図10及び図11の
他は乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3
と同様に構成されている。図において、前述の図1〜図
3と同符号は相当部分を示す。
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図10は排油
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図、図11は
図10の拡大正面図である。なお、図10及び図11の
他は乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3
と同様に構成されている。図において、前述の図1〜図
3と同符号は相当部分を示す。
【0044】34は横断面U字状をなし従転輪8を案内
する従転輪踏板レール、35はU字状をなす取付金具
で、排油板26の長手に沿って互いに離れて複数個が配
置され、下側が排油板26の上面に溶接によって固定さ
れてU字の開口部が従転輪踏板レール34に嵌合状態に
配置されている。36は滑り止め片で、取付金具35の
側壁における排油板26の一縁部27側の内面に固定さ
れている。37はボルトからなる取付ねじで、排油板2
6の他縁部28側の取付金具35の側壁に外側からねじ
込まれて従転輪踏板レール34の外面を押圧する。
する従転輪踏板レール、35はU字状をなす取付金具
で、排油板26の長手に沿って互いに離れて複数個が配
置され、下側が排油板26の上面に溶接によって固定さ
れてU字の開口部が従転輪踏板レール34に嵌合状態に
配置されている。36は滑り止め片で、取付金具35の
側壁における排油板26の一縁部27側の内面に固定さ
れている。37はボルトからなる取付ねじで、排油板2
6の他縁部28側の取付金具35の側壁に外側からねじ
込まれて従転輪踏板レール34の外面を押圧する。
【0045】上記のように構成された乗客コンベヤーの
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール34の下側
に排油板26が配置される。したがって、詳細な説明を
省略するが図10及び図11の実施の形態においても図
1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール34の下側
に排油板26が配置される。したがって、詳細な説明を
省略するが図10及び図11の実施の形態においても図
1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0046】また、図10及び図11の実施の形態にお
いて、従転輪踏板レール34の外側に嵌合状態に配置さ
れた取付金具35を介して、排油板26が装着される。
このため、従転輪踏板レール34と排油板26の間の上
下方向の空隙が少ない場合であっても、容易に排油板2
6を装備することができる。
いて、従転輪踏板レール34の外側に嵌合状態に配置さ
れた取付金具35を介して、排油板26が装着される。
このため、従転輪踏板レール34と排油板26の間の上
下方向の空隙が少ない場合であっても、容易に排油板2
6を装備することができる。
【0047】実施の形態7.図12及び図13も、この
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図12は排油
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図、図13は
図12の拡大正面図である。なお、図12及び図13の
他は乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3
と同様に構成されている。図において、前述の図1〜図
3と同符号は相当部分を示す。
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図12は排油
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図、図13は
図12の拡大正面図である。なお、図12及び図13の
他は乗客コンベヤーの踏板案内装置が前述の図1〜図3
と同様に構成されている。図において、前述の図1〜図
3と同符号は相当部分を示す。
【0048】38は横断面U字状をなし従転輪8を案内
する従転輪踏板レールで、U字の側壁がそれぞれ下方に
延長されて互いに内側に屈折され、相互間に空所を形成
した屈折部からなる係止部39が設けられている。40
はU字状をなす取付金具で、排油板26の長手に沿って
互いに離れて複数個が配置されて、下側が排油板26の
上面に溶接によって固定され、U字の開口部がそれぞれ
外側に屈折されて嵌合部41が構成されている。
する従転輪踏板レールで、U字の側壁がそれぞれ下方に
延長されて互いに内側に屈折され、相互間に空所を形成
した屈折部からなる係止部39が設けられている。40
はU字状をなす取付金具で、排油板26の長手に沿って
互いに離れて複数個が配置されて、下側が排油板26の
上面に溶接によって固定され、U字の開口部がそれぞれ
外側に屈折されて嵌合部41が構成されている。
【0049】上記のように構成された乗客コンベヤーの
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール38の下側
に排油板26が配置される。そして、取付金具40の嵌
合部41側を弾性変形させて挟幅し、従転輪踏板レール
38の係止部39の相互間に挿入して、図12に示すよ
うに係止部39に嵌合部41を嵌着させることにより従
転輪踏板レール38に排油板26が装着される。したが
って、詳細な説明を省略するが図12及び図13の実施
の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用
が得られる。
踏板案内装置においても、従転輪踏板レール38の下側
に排油板26が配置される。そして、取付金具40の嵌
合部41側を弾性変形させて挟幅し、従転輪踏板レール
38の係止部39の相互間に挿入して、図12に示すよ
うに係止部39に嵌合部41を嵌着させることにより従
転輪踏板レール38に排油板26が装着される。したが
って、詳細な説明を省略するが図12及び図13の実施
の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用
が得られる。
【0050】また、図12及び図13の実施の形態にお
いて、従転輪踏板レール38の下側に配置された取付金
具40を介して、排油板26が装着される。このため、
従転輪踏板レール38と排油板26の間の上下方向の空
隙が少ない場合であっても、容易に排油板26を装備す
ることができる。
いて、従転輪踏板レール38の下側に配置された取付金
具40を介して、排油板26が装着される。このため、
従転輪踏板レール38と排油板26の間の上下方向の空
隙が少ない場合であっても、容易に排油板26を装備す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、踏板鎖
によって多数が連結されて無端状をなし、主枠内を循環
移動する搬送帯を形成する踏板、鉛直方向断面において
水平に配置された案内面が形成されて、主枠内に無端状
に設けられ搬送帯の移動経路に沿って配置されて案内面
によって踏板の転輪を案内する踏板レールと、長手が踏
板レールの長手に沿って配置されて、踏板の踏面の水平
投影面内に配置された踏板レールの案内面の下側に空隙
を形成して重合状態に設けられ、鉛直方向断面における
一縁部が対応した踏板レールの案内面縁部よりも踏板の
踏面の中心寄りに突出して配置され、他縁部は上記一縁
部よりも下方に配置されると共に踏板の踏面の水平投影
面外に配置された排油板とを設けたものである。
によって多数が連結されて無端状をなし、主枠内を循環
移動する搬送帯を形成する踏板、鉛直方向断面において
水平に配置された案内面が形成されて、主枠内に無端状
に設けられ搬送帯の移動経路に沿って配置されて案内面
によって踏板の転輪を案内する踏板レールと、長手が踏
板レールの長手に沿って配置されて、踏板の踏面の水平
投影面内に配置された踏板レールの案内面の下側に空隙
を形成して重合状態に設けられ、鉛直方向断面における
一縁部が対応した踏板レールの案内面縁部よりも踏板の
踏面の中心寄りに突出して配置され、他縁部は上記一縁
部よりも下方に配置されると共に踏板の踏面の水平投影
面外に配置された排油板とを設けたものである。
【0052】これによって、踏板レールの案内面縁部か
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。
【0053】また、この発明は以上説明したように、所
定長さにユニット化されて、互いに隣接した長手端部を
相互に重合して踏板レールに装備された排油板を設けた
ものである。
定長さにユニット化されて、互いに隣接した長手端部を
相互に重合して踏板レールに装備された排油板を設けた
ものである。
【0054】これによって、踏板レールの案内面縁部か
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、踏板レールの全長寸法に関わら
ず、ユニット化されて予め準備された排油板を長手端部
を相互に重合して装備することによって容易に装着する
ことができるので、排油板装備のための費用を節減する
効果がある。
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、踏板レールの全長寸法に関わら
ず、ユニット化されて予め準備された排油板を長手端部
を相互に重合して装備することによって容易に装着する
ことができるので、排油板装備のための費用を節減する
効果がある。
【0055】また、この発明は以上説明したように、板
材からなり板材をプレス加工して形成されて表面から裏
面側に凹んで、端部に向かって凹みが次第に深くなる凹
所を長手両端部にそれぞれ有する排油板が設けられて、
傾斜した踏板レールに装備され傾斜の上方側に配置され
た排油板の端部の裏面に、傾斜の下方側に配置された他
の排油板の端部の表面を重合して配置したものである。
材からなり板材をプレス加工して形成されて表面から裏
面側に凹んで、端部に向かって凹みが次第に深くなる凹
所を長手両端部にそれぞれ有する排油板が設けられて、
傾斜した踏板レールに装備され傾斜の上方側に配置され
た排油板の端部の裏面に、傾斜の下方側に配置された他
の排油板の端部の表面を重合して配置したものである。
【0056】これによって、踏板レールの案内面縁部か
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、排油板の凹所により空所を有する
傾斜面が排油板相互の重合部に形成されるので、排油板
表面に滴下した潤滑油が排油板相互の重合部に生じる微
細な隙間のために生じる毛細管現象によって、排油板裏
面に回り込み踏板に滴下することによる不具合の発生を
未然に防止する効果がある。
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、排油板の凹所により空所を有する
傾斜面が排油板相互の重合部に形成されるので、排油板
表面に滴下した潤滑油が排油板相互の重合部に生じる微
細な隙間のために生じる毛細管現象によって、排油板裏
面に回り込み踏板に滴下することによる不具合の発生を
未然に防止する効果がある。
【0057】また、この発明は以上説明したように、傾
斜した踏板レールに装備されて傾斜の下端部の表面に設
けられ、鉛直方向断面における一縁部の下端部寄りに設
けられ傾斜の下端面に沿って屈折して、鉛直方向断面に
おいて一縁部よりも下方に配置された他縁部に向かって
装備された堰を有する排油板を設けたものである。
斜した踏板レールに装備されて傾斜の下端部の表面に設
けられ、鉛直方向断面における一縁部の下端部寄りに設
けられ傾斜の下端面に沿って屈折して、鉛直方向断面に
おいて一縁部よりも下方に配置された他縁部に向かって
装備された堰を有する排油板を設けたものである。
【0058】これによって、踏板レールの案内面縁部か
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、傾斜の下端部の表面に堰が設けら
れるので、排油板表面に滴下した潤滑油が排油板の長手
下端部において他縁部側へ誘導される。したがって、排
油板表面に滴下した潤滑油が排油板裏面に回り込み踏板
に滴下することによる不具合の発生を未然に防止する効
果がある。
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、傾斜の下端部の表面に堰が設けら
れるので、排油板表面に滴下した潤滑油が排油板の長手
下端部において他縁部側へ誘導される。したがって、排
油板表面に滴下した潤滑油が排油板裏面に回り込み踏板
に滴下することによる不具合の発生を未然に防止する効
果がある。
【0059】また、この発明は以上説明したように、潤
滑油を吸着する吸着板が表面に装着された排油板を設け
たものである。
滑油を吸着する吸着板が表面に装着された排油板を設け
たものである。
【0060】これによって、踏板レールの案内面縁部か
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、排油板表面の吸着板により滴下し
た潤滑油が吸着される。したがって、排油板表面に滴下
した潤滑油が排油板裏面に回り込んで、踏板に滴下する
ことによる不具合の発生を未然に防止する効果がある。
また、適時に吸着板を新しいものに交換することによっ
て、主枠内底面のオイルパンに滴下する潤滑油を少なく
することができるので、主枠内底面の清掃作業を容易化
する効果がある。
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、排油板表面の吸着板により滴下し
た潤滑油が吸着される。したがって、排油板表面に滴下
した潤滑油が排油板裏面に回り込んで、踏板に滴下する
ことによる不具合の発生を未然に防止する効果がある。
また、適時に吸着板を新しいものに交換することによっ
て、主枠内底面のオイルパンに滴下する潤滑油を少なく
することができるので、主枠内底面の清掃作業を容易化
する効果がある。
【0061】また、この発明は以上説明したように、U
字状をなし下端が排油板に固定されて、排油板の上側に
配置された踏板レールにU字の開口部が嵌合され、U字
の側壁にねじ込まれた取付ねじを介して踏板レールを挟
圧し、踏板レールに排油板を装着する取付金具を設けた
ものである。
字状をなし下端が排油板に固定されて、排油板の上側に
配置された踏板レールにU字の開口部が嵌合され、U字
の側壁にねじ込まれた取付ねじを介して踏板レールを挟
圧し、踏板レールに排油板を装着する取付金具を設けた
ものである。
【0062】これによって、踏板レールの案内面縁部か
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、踏板レールの外側に取付金具が嵌
合状態に配置されるので、踏板レールと排油板の間の上
下方向の空隙が少ない場合における排油板の装着を容易
化する効果がある。
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、踏板レールの外側に取付金具が嵌
合状態に配置されるので、踏板レールと排油板の間の上
下方向の空隙が少ない場合における排油板の装着を容易
化する効果がある。
【0063】また、この発明は以上説明したように、U
字状をなし下端が排油板に固定されて、排油板の上側に
配置された踏板レールの係止部に、U字の開口部に設け
られた嵌合部を弾性変形させて嵌着され、踏板レールに
排油板を装着する取付金具を設けたものである。
字状をなし下端が排油板に固定されて、排油板の上側に
配置された踏板レールの係止部に、U字の開口部に設け
られた嵌合部を弾性変形させて嵌着され、踏板レールに
排油板を装着する取付金具を設けたものである。
【0064】これによって、踏板レールの案内面縁部か
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、踏板レールの係止部に取付金具の
嵌合部が嵌着されるので、踏板レールと排油板の間の上
下方向の空隙が少ない場合における排油板の装着を容易
化する効果がある。
ら滴下した潤滑油は、排油板によって踏板踏面の水平投
影面外に排除される。このため、循環移動する搬送帯の
帰路側を移動する踏板に潤滑油が滴下し、踏板の踏み面
に付着して美観が損なわれたり、踏板に乗る乗客が滑り
易くなったりする不具合の発生を簡易な装置構成によっ
て未然に防止することができ、製作費、保守費を低減す
る効果がある。また、踏板レールの係止部に取付金具の
嵌合部が嵌着されるので、踏板レールと排油板の間の上
下方向の空隙が少ない場合における排油板の装着を容易
化する効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、後述す
る図15の要部を拡大して示す図15相当図。
る図15の要部を拡大して示す図15相当図。
【図2】 図1の排油板箇所の拡大斜視図。
【図3】 図2の拡大縦断面図。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の
図2相当図。
図2相当図。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す図で、排油板
箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
【図6】 図5の拡大縦断面図。
【図7】 図5の排油板の重合部の拡大側面図。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す図で、排油板
と取付金具の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
と取付金具の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
【図9】 この発明の実施の形態5を示す図で、排油板
と取付金具の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
と取付金具の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
【図10】 この発明の実施の形態6を示す図で、排油
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
【図11】 図10の拡大正面図。
【図12】 この発明の実施の形態7を示す図で、排油
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
板箇所の拡大斜視図であり前述の図2相当図。
【図13】 図12の拡大正面図。
【図14】 従来の乗客コンベヤーの踏板装置を示す図
で、エスカレーターを概念的に示す側面図。
で、エスカレーターを概念的に示す側面図。
【図15】 図14のA−A線断面拡大図。
【図16】 図15のB部拡大図。
【図17】 図15のC部拡大図。
1 主枠、4 搬送帯、5 踏板、6 踏板鎖、7 主
転輪(転輪)、8 従転輪(転輪)、22 主転輪踏板
レール(踏板レール)、23 案内面、24従転輪踏板
レール(踏板レール)、25 案内面、26 排油板、
261 排油板、262 排油板、27 一縁部、28
他縁部、31 凹所、32 堰、33 吸着板、34
従転輪踏板レール(踏板レール)、35 取付金具、
37取付ねじ、38 従転輪踏板レール(踏板レー
ル)、39 係止部、40 取付金具、41 嵌合部。
転輪(転輪)、8 従転輪(転輪)、22 主転輪踏板
レール(踏板レール)、23 案内面、24従転輪踏板
レール(踏板レール)、25 案内面、26 排油板、
261 排油板、262 排油板、27 一縁部、28
他縁部、31 凹所、32 堰、33 吸着板、34
従転輪踏板レール(踏板レール)、35 取付金具、
37取付ねじ、38 従転輪踏板レール(踏板レー
ル)、39 係止部、40 取付金具、41 嵌合部。
Claims (7)
- 【請求項1】 踏板鎖により多数が連結されて無端状を
なし、主枠内を循環移動する搬送帯を形成する踏板、鉛
直方向断面において水平に配置された案内面が形成され
て、上記主枠内に無端状に設けられ上記搬送帯の移動経
路に沿って配置されて上記案内面によって上記踏板の転
輪を案内する踏板レールと、長手が上記踏板レールの長
手に沿って配置されて、上記踏板の踏面の水平投影面内
に配置された上記踏板レールの案内面の下側に空隙を形
成して重合状態に設けられ、鉛直方向断面における一縁
部が対応した上記踏板レールの案内面縁部よりも上記踏
面の中心寄りに突出して配置され、他縁部は上記一縁部
よりも下方に配置されると共に上記踏面の水平投影面外
に配置された排油板とを備えた乗客コンベヤーの踏板案
内装置。 - 【請求項2】 排油板を、所定長さにユニット化し、互
いに隣接した長手端部を相互に重合して踏板レールに装
備したことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤー
の踏板案内装置。 - 【請求項3】 排油板を、板材からなるものとし上記板
材をプレス加工して形成されて表面から裏面側に凹ん
で、端部に向かって凹みが次第に深くなる凹所が長手両
端部にそれぞれ設けて、傾斜した踏板レールに装備され
て、傾斜の上方側に配置された上記排油板の端部の裏面
に、傾斜の下方側に配置された他の排油板の端部の表面
が重合されて配置したことを特徴とする請求項2記載の
乗客コンベヤーの踏板案内装置。 - 【請求項4】 排油板を、傾斜した踏板レールに装備さ
れて傾斜の下端部の表面に設けられて、鉛直方向断面に
おける一縁部の下端部寄りに設けられて傾斜の下端面に
沿って屈折し、鉛直方向断面において上記一縁部よりも
下方に配置された他縁部に向かって装備された堰を設け
たことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベヤーの踏
板案内装置。 - 【請求項5】 排油板を、潤滑油を吸着する吸着板が表
面に装着されたものとしたことを特徴とする請求項2記
載の乗客コンベヤーの踏板案内装置。 - 【請求項6】 U字状をなし下端が排油板に固定され
て、上記排油板の上側に配置された踏板レールに上記U
字の開口部が嵌合され、上記U字の側壁にねじ込まれた
取付ねじを介して上記踏板レールを挟圧し、上記踏板レ
ールに上記排油板を装着した取付金具を備えたことを特
徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の乗
客コンベヤーの踏板案内装置。 - 【請求項7】 U字状をなし下端が排油板に固定され
て、上記排油板の上側に配置された踏板レールの係止部
に上記U字の開口部に設けられた嵌合部を弾性変形させ
て嵌着され、上記踏板レールに上記排油板を装着した取
付金具を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5の
いずれか一つに記載の乗客コンベヤーの踏板案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34017599A JP2001151451A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 乗客コンベヤーの踏板案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34017599A JP2001151451A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 乗客コンベヤーの踏板案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001151451A true JP2001151451A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18334453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34017599A Pending JP2001151451A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 乗客コンベヤーの踏板案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001151451A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073837A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
CN102190236A (zh) * | 2010-03-09 | 2011-09-21 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
JP2011190046A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
JP2013173606A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの油切り装置 |
JP2013241250A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア |
WO2015033637A1 (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | 三菱電機株式会社 | エスカレータ |
JP2015093782A (ja) * | 2013-11-14 | 2015-05-18 | 株式会社日立製作所 | エスカレータ |
WO2020165968A1 (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-20 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベア |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP34017599A patent/JP2001151451A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073837A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
CN102030250A (zh) * | 2009-09-30 | 2011-04-27 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
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JP2011190046A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
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JP2013241250A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア |
WO2015033637A1 (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | 三菱電機株式会社 | エスカレータ |
CN105517942A (zh) * | 2013-09-09 | 2016-04-20 | 三菱电机株式会社 | 自动扶梯 |
JP6033450B2 (ja) * | 2013-09-09 | 2016-11-30 | 三菱電機株式会社 | エスカレータ |
JP2015093782A (ja) * | 2013-11-14 | 2015-05-18 | 株式会社日立製作所 | エスカレータ |
CN104627804A (zh) * | 2013-11-14 | 2015-05-20 | 株式会社日立制作所 | 自动扶梯 |
CN104627804B (zh) * | 2013-11-14 | 2017-04-12 | 株式会社日立制作所 | 自动扶梯 |
WO2020165968A1 (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-20 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベア |
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