JP2011073837A - 乗客コンベア - Google Patents

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【課題】油誘導板を必要最小限に設けるようにすることで、油誘導板の設置作業時間を短縮でき、かつ材料費を低減することができる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】建築構造物に設置され長手方向両端部に前記建築構造物の床面と面一に形成された乗降床を備えた枠体と、踏段鎖により無端状に連結されて前記枠体内を循環移動する複数の踏段と、枠体に設けられ踏段を案内する案内レールとを備えた乗客コンベアにおいて、踏段鎖から案内レールに滴下し、案内レールから滴下する潤滑油を帰路側の踏段の外側に滴下させる油誘導板を、往路側の案内レールを前記枠体に固定する固定部の下側に設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、乗客を搬送する複数の踏段が傾斜区間において段差を生じるエスカレーターや隣接踏段に段差のない動く歩道等の乗客コンベアに関する。
乗客コンベアの一種であるエスカレーターは、建築構造物の上階床と下階床との間に跨って設置された枠体と、この枠体内を循環移動する複数の踏段とを備える。踏段は、枠体内に設けられる踏段鎖と車輪によって循環移動し、車輪は案内レールによってガイドされる。踏段鎖には潤滑油が給油されており、潤滑油が踏段に滴下して踏段を汚損しないような排油構造を具備するエスカレーターがある。
例えば、特許文献1には、排油板が踏段の案内レールの長手方向に沿って配置されて、踏段の水平投影面内に配置された帰路側踏段の案内レールの案内面下側に空隙を形成して重合状態に設けられ、鉛直方向断面における一縁部が対応した案内レールの案内面縁部よりも踏板の中心寄りに突出して配置され、他縁部は上述の一縁部よりも下方に配置されると共に踏段の水平投影面外に配置された構成としたものが開示されている。
特開2001−151451号公報
従来の乗客コンベアでは、排油板を帰路側の案内レールの長手方向に沿って配置させるために帰路側の案内レール同等の長さの排油板が必要となる。このため、排油板の設備作業時間が長くなることや材料費が高くなるなどの課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、案内レールから滴下する潤滑油を踏段に付着しないように誘導する油誘導板を必要最小限に設けるようにすることで、油誘導板の設置作業時間を短縮でき、かつ材料費の低減することができる乗客コンベアを提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明に係る乗客コンベアは、建築構造物に設置され長手方向両端部に前記建築構造物の床面と面一に形成された乗降床を備えた枠体と、踏段鎖により無端状に連結されて前記枠体内を循環移動する複数の踏段と、前記枠体に設けられ前記踏段を案内する案内レールとを備えた乗客コンベアにおいて、前記踏段鎖から前記案内レールに滴下し、該案内レールから滴下する潤滑油を帰路側の踏段の外側に滴下させる油誘導板を、往路側の案内レールを前記枠体に固定する固定部の下側に設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、誘導板を必要最小限に設けるようにすることで、油誘導板の設置作業時間を短縮でき、かつ材料費を低減することができる。
本発明に係る乗客コンベアの第一の実施形態であるエスカレーターの例を示す概略側面図 図1の2A−2A線矢視図である。 油誘導板が設けられていない往路側の案内レールを示す斜視図である。 第一の実施形態のエスカレーターにおける、油誘導板を取り付けた往路側の案内レールを示す斜視図である。 図4の5A−5A線矢視図である。 図4の接続部S1付近を示す上面図である。 第二の実施形態のエスカレーターにおける油誘導板の取り付け例を示す上面図である。 第三の実施形態のエスカレーターにおける油誘導板の取り付け例を示す上面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
[第一の実施形態]
図1は乗客コンベアの一種であるエスカレーターの一実施形態の全体構成を示す概略側面図を示す。図2は図1の2A−2A線矢視図(ただし、欄干6は図示せず)である。
エスカレーター1は、建築構造物の上階床2と下階床3との間に跨って設置された枠体4と、この枠体4内を循環移動する複数の踏段5と、枠体4の幅方向両側に踏段5の走行方向に沿って立設された左右一対の欄干6と、この欄干6の周縁に案内され踏段5の移動速度に同期して移動する移動手摺7とを備える。枠体4は、上階床2側の水平部である上部水平部4Aと、下階床3側の水平部である下部水平部4Bと、上部水平部4Aと下部水平部4Bとの間の傾斜部4Cとで構成される。
枠体4の上端部には上部機械室10が設けられ、枠体4の下端部には下部機械室12が設けられる。上部機械室10には駆動装置8や駆動スプロケット9が設置される。下部機械室12には従動スプロケット11や踏段鎖緊張装置(図示せず)などが設置される。上部機械室10及び下部機械室12の上面には、それぞれ上階床2及び下階床3と面一となる乗降床16A,16Bが取り付けられる。
各踏段5については、踏段5の前側は、踏段鎖17に取り付けた鎖軸17Aに支持され、その端部には前輪5Aが取り付けられ、踏段5の後側は、踏段5に取り付けている後輪5Bにより乗客荷重を支持する。往路側の踏段5aは往路側の案内レール22(図1、図2上側)上を走行し、帰路側の踏段5bは帰路側の案内レール20,21(図1、図2下側)上を走行する。
踏段鎖17は駆動スプロケット9と従動スプロケット11に巻き掛け、前記駆動装置8で駆動スプロケット9を駆動することで、無端状に循環移動させている。
図3は、往路側の案内レールと、往路側を循環移動する踏段5aの1つと、踏段鎖17とを示す斜視図である。図3に示すように、往路側の案内レールは、上部水平部4Aにおいて前輪5Aと後輪5Bとをそれぞれ案内する別々の案内レール18A,19Aと、下部水平部4Bにおいて前輪5Aと後輪5Bとをそれぞれ案内する別々の案内レール18B,19Bと、傾斜部4Cにおいて、前輪5Aと後輪5Bとを案内するレールが一体に形成され、両端が上部の案内レール18A,19A及び下部の案内レール18B,19Bに接続される傾斜部前後輪案内レール22とで構成される。具体的には、上部側の案内レール18A,19Aは、前輪5Aを案内する上部前輪案内レール18Aと、上部前輪案内レール18Aの内側に平行に配置され後輪5Bを案内する上部後輪案内レール19Aとで構成される。下部側の案内レール18B,19Bも同様に、前輪5Aを案内する下部前輪案内レール18Bと、下部前輪案内レール18Bの内側に平行に配置され後輪5Bを案内する下部後輪案内レール19Bとで構成される。なお、図2に示すように、帰路側では案内レール上を走行する前輪5Aと後輪5Bと高低差が大きく、前輪側の案内レール21と後輪側の案内レール20は、終始互いに別々に(離間して)構成されている。
図3に示すように、上部前輪案内レール18A、上部後輪案内レール19A、下部前輪案内レール18B、下部後輪案内レール19B及び傾斜部前後輪案内レール22は、1つ又は複数のレールユニットが互いに接続されて構成される。特に、傾斜部前後輪案内レール22は、長尺であるため、適当な長さ(例えば、1〜3m)のレールユニットを複数接続して構成される。案内レール18A,18B,19A,19B,22は、枠体4にボルト等によって固定されており、その固定部S1,S2において、案内レールを構成するレールユニット同士が接続されている。
図3に示した構成により、踏段鎖17は前輪案内レール18A,18B上を通過するため、踏段鎖17に給油されている潤滑油は、前輪案内レール18A,18B及び後輪案内レール19A,19B上に飛散或いは滴下する。具体的には、上部水平部4Aにおいては、潤滑油は、上部前輪案内レール18A及び下部後輪案内レール19Aに滴下してレール上を流下し、その油は傾斜部前後輪案内レール22が接続される固定部S1において滴下する。往路側の案内レール18A,19Aの直下方向には帰路側の踏段5bが配置されており、固定部S1から滴下した油は踏段5bに付着し、踏段5bを汚損してしまう。同様に、下部前輪案内レール18B及び下部後輪案内レール19Bと傾斜部前後輪案内レール22とが接続される固定部S2においても、傾斜部前後輪案内レール22から流下する油が帰路側の踏段5b上に滴下してしまう。
本実施形態では、往路側の案内レール18A,18B,19A,19B,22の固定部S1,S2の下側に、案内レール18A,18B,19A,19B,22から流下する潤滑油を帰路側の踏段5bの外側に滴下させるよう誘導する油誘導板が設けられている。図4は、油誘導板を取り付けた本実施形態のエスカレーターを示す斜視図である。図5は、図4の5A−5A線矢視図である。図6は、図4の固定部S1付近の上面図である。
図4に示すように、油誘導板は、上側の固定部S1と下側の固定部S2に取り付けられ、上部前輪案内レール18A側に取り付けられる上部前輪案内レール用油誘導板23Aと、上部後輪案内レール19A側に取り付けられる上部後輪案内レール用油誘導板23Bと、下部前輪案内レール18B側に取り付けられる下部前輪案内レール用油誘導板24Aと、下部後輪案内レール19B側に取り付けられる下部後輪案内レール用油誘導板24Bとで構成される。
図5及び図6に示すように、各油誘導板23A,23Bは、面板を切削、折り曲げ加工して形成されたものである。油誘導板23A,23Bの案内レール18A,19Aと平行方向の左右端部25a,25b,26a,26bは、上方に折り曲げられている。また、油誘導板23A,23Bは外側の辺(左端部)25a,26aが内側の辺(右端部)25b,26bよりも下方に長く形成されている。油誘導板23A,23Bの下端部はV字状に折り曲げられている。V字状の折り曲げとは、下端部を一度下側(裏側)に折り曲げてから、上側(表側)に折り返してV字状の溝25c,26cが形成されたものである。油誘導板23A,23Bは、上部前輪案内レール18A及び上部後輪案内レール19Aの下面(裏面)から所定の間隔を空けて配置されるが、V字状の溝25c、26cに折り曲げた下端部の上縁は案内レールの下面(裏面)に当接されている。油誘導板23A,23Bの外側の辺(左端部)25a,26aの位置は、帰路側の踏段5bの側端よりも外側(図中、帰路側の踏段5bの幅Wよりも外側)に位置する。
この構成により、固定部S1で上部の案内レール18A,19Aから滴下した潤滑油は、油誘導板23A,23Bで受け止められる。油誘導板23A,23Bは左右端部25a,25b,26a,26bが上方に折り曲げられているので、油誘導板上の油は、左右端部25a,25b,26a,26bから滴下することなく下端部側へ流下する。下端部にはV字状の溝25c,26cが形成されているため、流下してきた潤滑油を集油する。V字状の溝25c,26cで集油された油は、油誘導板23A,23Bの外側の辺(左端部)25a,26aが内側の辺(右端部)25b,26bよりも下方に長く形成されているため、V字状の溝25c,26cにおいて内側が外側よりも高い位置となり、重力に従って外側へ流下する。その左端部25a,26aは帰路側の踏段5bの側端よりも外側に配置されているため、V字状の溝25c,26cから滴下する油は、帰路側の踏段5b上に滴下させることなく、踏段5bの外側に滴下される。なお、油誘導板23A,23Bから滴下した油は、油誘導板23A,23Bの下方に設けられたオイルパン28に集油される。
本実施形態では、後輪案内レール用油誘導板23Bの左端部26aが、帰路側の踏段鎖17の上方に位置するように配置されている。これにより、後輪案内レール用油誘導板23Bから滴下した油が、帰路側の踏段鎖17に給油され、再び踏段鎖17の潤滑油として使用することがきる。すなわち、往路側の踏段鎖17で余剰になった潤滑油を帰路側の踏段鎖17の潤滑油として有効利用することができる。
また、下側の固定部S2に設けられた下部前輪案内レール用油誘導板24A及び下部後輪案内レール用油誘導板24Bについても、上部前輪案内レール用油誘導板23A及び上部後輪案内レール用油誘導板23Bと同様の構成及び作用効果を有する。
本実施形態のエスカレーター1によれば、往路側の案内レール18A,19A,22の固定部S1の下側に、油誘導板23A,23Bを設けたことにより、案内レール18A,19Aから流下する潤滑油を帰路側の踏段5bの外側に滴下させて、踏段5bの汚損を防止することができる。特に、踏段鎖17から案内レール18A,19Aに滴下した油は、固定部S1において滴下してしまうので、本実施形態では、その固定部S1にのみに必要最小限の面積に形成した小型の油誘導板23A,23Bを配置することにより、踏段5bの汚損を防止することができる。従って、従来の案内レールと同様の長さを有する排油板に比べて小型であるため、油誘導板の設置作業時間を短縮することができると共に、製作に掛かる材料費を少なくすることができる。
[第二の実施形態]
図7は、本発明の第二の実施形態のエスカレーターの油誘導板付近の構成を示す断面図である。本実施形態のエスカレーターは、図4〜図6で説明した油誘導板23A,23B,24A,24Bと基本的には同様の構成を有するが、図4の油誘導板23A,23Bは、上部前輪案内レール18A及び上部後輪案内レール19Aと傾斜部前後輪案内レール22とを接続する固定部S1に設けられたのに対し、本実施形態では、油誘導板は往路側の上部前輪案内レール18及び上部後輪案内レール19Aの固定部(図4のT1)に設けられる。
図7に示すように、固定部S1よりも上部乗降床16A側では、上部前輪案内レール18Aと上部後輪案内レール19Aとの間で平行に、踏段鎖17をガイドする踏段鎖ガイドレール31が設けられている。その踏み段鎖ガイドレール31の下端部付近において、上部前輪案内レール18A及び上部後輪案内レール19Aが枠体4に固定される固定部T1に、油誘導板32A,32Bが設けられている。上部前輪案内レール18Aは、上部後輪案内レール19Aに対して高い位置に配置されているため、上部前輪案内レール18Aに取り付けられる上部前輪案内レール用油誘導板32Aは、上部後輪案内レール用油誘導板32Bよりも上部乗降床16A側(図中、上方向)に配置される。
上部前輪案内レール用油誘導板32Aは、固定部T1において上部前輪案内レール18A及び踏段鎖ガイドレール31から滴下する油を受け止め、その油を帰路側の踏段5bよりも外側または上部後輪案内レール用油誘導板32Bに滴下させる。上部後輪案内レール用油誘導板33Bは、上部後輪案内レール19A,踏段鎖ガイドレール31及び上部前輪案内レール用誘導板32Aから滴下する油を受け止め、その油を帰路側の踏段鎖17に滴下するよう誘導する。
[第三の実施形態]
図8は、本発明の第三の実施形態のエスカレーターの油誘導板付近の構成を示す断面図である。本実施形態のエスカレーターは、図7で説明した油誘導板32A,32Bと基本的には同様の構成を有するが、図7の油誘導板32A,32Bは固定部T1に設けられたのに対し、本実施形態では、油誘導板は往路側の下部前輪案内レール18B及び下部後輪案内レール19Bの固定部(図4のT2)に設けられる。
図8に示すように、下部前輪案内レール用油誘導板33Aは、固定部T2において下部前輪案内レール18Bから滴下する油を受け止め、その油を帰路側の踏段5bよりも外側または下部後輪案内レール用油誘導板33Bに誘導する。下部後輪案内レール用油誘導板33Bは、下部後輪案内レール19B及び下部前輪案内レール用誘導板33Aから滴下する油を受け止め、その油を帰路側の踏段鎖17に滴下するよう誘導する。
第一〜第三の実施形態では、各固定部S1,S2,T1,T2に配置される油誘導板の各々について説明したが、図4に示す全て固定部S1,S2,T1,T2に同時に油誘導板を設けてもよい。さらには、傾斜部4Cの往路側の傾斜部前後輪案内レール22を構成するレールユニット同士の接続する固定部に油誘導板を設けてもよい。
上述の実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレーターを一例に説明したが、上記の傾斜部4Cに相当する部分が水平に構成された動く歩道等でも同様の作用効果を得ることができる。
1…エスカレーター 4…枠体 5…踏段 5A…前輪 5B…後輪 16A,16B…乗降床 18A…往路側の上部前輪案内レール 18B…往路側の下部前輪案内レール 19A…往路側の上部後輪案内レール 19B…往路側の下部部前輪案内レール 22…往路側の傾斜部前後輪案内レール 23A…上部前輪案内レール用油誘導板 23B…上部後輪案内レール用油誘導板 24A…下部前輪案内レール用油誘導板 24B…下部後輪案内レール用油誘導板 25a,25b,26a,26b…左右端部 25c,26c…V字状の溝 S1,S2,T1,T2…固定部

Claims (7)

  1. 建築構造物に設置され長手方向両端部に前記建築構造物の床面と面一に形成された乗降床を備えた枠体と、踏段鎖により無端状に連結されて前記枠体内を循環移動する複数の踏段と、前記枠体に設けられ前記踏段を案内する案内レールとを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記踏段鎖から前記案内レールに滴下し、該案内レールから滴下する潤滑油を帰路側の踏段の外側に滴下させる油誘導板を、往路側の案内レールを前記枠体に固定する固定部の下側に設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1記載の乗客コンベアにおいて、前記油誘導板は、前記案内レールと平行方向の左右端部が上方に折り曲げられ、その折曲部は外側の辺が内側の辺より下方に長く形成され、下端部がV字状に折曲げられてV字状の溝を有し、油誘導板上の油は前記V字状の溝から外側に滴下させる構成としたことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1又は2記載の乗客コンベアにおいて、前記V字状の折り曲げられた下端部の上縁が前記案内レールの裏面に当接していることを特徴とする乗客コンベア。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の乗客コンベアにおいて、前記往路側の案内レールは、複数のレールユニットを長手方向に接続して構成され、その接続は前記固定部でされていることを特徴とする乗客コンベア。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の乗客コンベアにおいて、前記油誘導板は、前記踏段鎖に取り付けられた鎖軸に取り付けられて前記踏段を支持する前輪の下方に配置される前輪案内レール用油誘導板と、前記前輪案内レールよりも内側に配置され、前記踏段を支持する鎖軸に設けられた後輪の下方に配置される後輪案内レール用油誘導板とを備えることを特徴とする乗客コンベア。
  6. 請求項5記載の乗客コンベアにおいて、前記V字状の溝により誘導される潤滑油が帰路側の踏段鎖の上に滴下させるべく、前記後輪案内レール用油誘導板は、その外側の辺が前記帰路側の踏段鎖の上方に位置するように配置されていることを特徴とする乗客コンベア。
  7. 請求項5又は6記載の乗客コンベアにおいて、前記往路側の案内レールは、前記乗降床付近に配置される前記前輪を案内する前輪案内レールと、その前輪案内レールの内側に平行に配置される前記後輪を案内する後輪案内レールと、前記前輪案内レール及び前記後輪案内レールに両端が接続され、前記前輪を案内するレールと後輪を案内するレールとが一体に形成された前後輪案内レールとで構成されることを特徴とする乗客コンベア。
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