JP2008184237A - マンコンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減させると共に、据付時や保守時に作業者の安全を確保した上で、据付時には、踏段を安定して走行させるための調整に時間を要しないマンコンベアの提供を目的とする。
【解決手段】少なくとも前後左右に各1個の踏段ローラが取り付けられ、無端状に連結されて循環移動する多数の踏段2と、踏段2の往路側に設けられ、踏段ローラを構成する駆動ローラ4と追従ローラ5の各々を支持案内する複数の踏段レール10a,10b、11a,11bと、踏段2の帰路側に設けられ、駆動ローラ4を支持案内する踏段レール10c,10dを備え、踏段2の移動方向における前後にそれぞれ突出部2a,2bを形成すると共に、踏段2の帰路側において一方の突出部2aを隣接する踏段2の他方の突出部2bに当接させ、踏段2の重量を隣接する踏段2の駆動ローラ4により支持する。
【選択図】図3

Description

この発明は、マンコンベアに関し、特にその踏段の移動を案内する踏段レールの構造に関するものである。
一般に、マンコンベア、例えばエスカレータにおいては、各踏段レールのローラ接触面を滑らかに仕上げるために、レール材料として高価な磨きアングルが用いられ、また塗装に際しては、マスキングをしてローラ接触面に塗料が付着しないようにする必要がある。このため、エスカレータにおいては、踏段レールの製造にかなりの手間がかかるという課題がある。
この課題を解決するために、エスカレータの踏段の移動を案内する踏段レールの構造に、踏段の循環経路における帰路側の傾斜部及び上下曲部で、一方の追従側レールを追従ローラに対して間隔をおいて配置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−187556号公報(要約の欄、図1)
上記特許文献1に開示された従来のエスカレータは、追従側レールを追従ローラに対して間隔をおいて配置することにより、その部分を非接触とすることができるので、踏段レールの非接触部分の仕上げを簡単にして製造コストを低減できる利点がある。また、据付時や保守時に作業者が帰路側の踏段に乗り、その重心位置により踏段が傾いても、通常運転時に非接触だった追従側レールに追従ローラが当接し荷重を受ける利点もある。しかし、踏段の循環経路における帰路側の傾斜部及び上下曲部で、一方の追従側レールを追従ローラに対して間隔をおいて配置する構造は、据付時に、踏段を安定して走行させるための調整に多大な時間を要する課題がある。
この発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、従来技術の利点を生かしつつ、据付時には、踏段を安定して走行させるための調整に時間を要しないマンコンベアの提供を目的とするものである。
この発明に係るマンコンベアは、少なくとも前後左右に各1個の踏段ローラが取り付けられ、無端状に連結されて循環移動する多数の踏段と、上記踏段の往路側に設けられ、上記踏段ローラを構成する駆動ローラと追従ローラの各々を支持案内する複数の踏段レールと、上記踏段の帰路側に設けられ、上記駆動ローラを支持案内する踏段レールと、を備え、上記踏段の移動方向における前後にそれぞれ突出部を形成すると共に、上記踏段の帰路側において上記一方の突出部を隣接する踏段の他方の突出部に当接させ、上記踏段の重量を隣接する踏段の駆動ローラにより支持することを特徴とするものである。
この発明によれば、踏段レールの仕上げを簡単にして製造コストを低減すると共に、据付・保守時に作業者が帰路側の踏段に乗った場合にも、踏段に形成された突出部が隣接する踏段間で当接し荷重を受けることができる。更に、据付時に踏段を安定して走行させるための調整に時間を要しないマンコンベアを提供することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るマンコンベアについて好適な実施の形態を説明する。なお、マンコンベアとしてエスカレータを例に挙げて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータの構成図で、この図において、トラス1内には、多数の踏段2がチェーン3により無端状に連結されて配設されている。各踏段2の幅方向両側には、それぞれ踏段ローラである一対の駆動ローラ4及び一対の追従ローラ5が設けられており、各踏段2は、駆動装置6を駆動源とするこれら4個のローラ4,5の走行により循環移動する。踏段2の両側のトラス1上には、それぞれ欄干7が立設されている。欄干7には、踏段2に同期して循環移動する移動手摺8が設けられている。なお、駆動装置6は、エスカレータの上部と下部に配設されている。
図2は図1のA−A線に沿う矢視断面図である。図において、トラス1に設けられた縦部材9には、一対の駆動ローラ4を往路側および帰路側にて支持し案内する踏段レールである駆動側レール10a,10b,10c,10dと、一対の追従ローラ5を往路側にて支持し案内する踏段レールである2本の追従側レール11a,11bとがそれぞれ溶接固定されている。これらの踏段レール10a,10b,10c,10d,11a,11bは、踏段ローラ4,5による繰り返し荷重を支持するため、通常剛性の高い材料で製作され、かつ振動,騒音等を防止するため、そのローラ接触面が滑らかな状態に仕上げられている。なお、一対の追従ローラ5を帰路側にて支持し案内する踏段レールである2本の追従側レールは設けられていない。
次に、図3は踏段部分の側面を断面で示す側部断面図で、図3(a)は往路側を示し、図3(b)は帰路側を示している。図3から理解されるように、各踏段2の移動方向における前後に突出部2a,2bが形成されており、移動方向における前方の突出部2aがその前方に位置する踏段2の移動方向における後方の突出部2bと対向するように構成されている。この突出部2a,2bは、往路側では図3(a)に示すように、一定傾斜部分で僅かに隙間を介して対向して移動すると共に、隣接する踏段2間において上側の踏段2が浮き上がった際の浮き上がりを阻止する構成となっている。
また、帰路側では図3(b)に示すように、突出部2a,2bは、一定傾斜部分で隣接する踏段2間において互いに当接するように構成されている。即ち、図3(b)において、踏段2は踏段軸12を回転中心として矢印方向に回転(Gは重心を示している)するが、往路側において踏段2の浮き上がり阻止用として機能する突出部2a,2bが帰路側においては当接することにより、踏段2の回転が阻止され、図3(b)のような踏段2の姿勢が保たれた状態となる。この構成により据付・保守時に作業者が帰路側の踏段2に乗った場合にも、踏段2に形成された突出部2a,2bが隣接する踏段間で当接し荷重を受けることができ、従って、帰路側の2本の追従側レールを削除することができる。
実施の形態1に係るエスカレータは上記のように構成されており、帰路側の踏段レールで、従動ローラ5を案内する踏段レールが省略できて製造コストを低減すると共に、据付・保守時に作業者が帰路側の踏段に乗った場合にも、踏段に形成された突出部が隣接する踏段間で当接し荷重を受けることができる。更に、据付時には、踏段を安定して走行させるための調整に時間を要しないエスカレータが提供できる。
実施の形態2.
次に実施の形態2について説明する。実施の形態1に係るエスカレータは、駆動装置をエスカレータの上部と下部に設けた実施の形態について説明したが、実施の形態2は、駆動装置をエスカレータの一定傾斜部分に配設した実施の形態を説明するものである。
図4は実施の形態2に係るエスカレータの構成図である。図4において、駆動装置40は、エスカレータの一定傾斜部分に配設されており、各踏段2は駆動装置40を駆動源とする4個のローラ4,5の走行により循環移動するように構成されている。なお、その他の部分については実施の形態1と同様であり、同一符号を付すことにより説明を省略する。
実施の形態2に係るエスカレータは、上記のように駆動装置をエスカレータの一定傾斜部分に配設するものであるが、この実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
以上のように、この発明に係るマンコンベアは、帰路側の追従側レールを削除するマンコンベアに有用である。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータの構成図である。 図1のA−A線に沿う矢視断面図である。 踏段部分の側断面図である。 この発明の実施の形態2に係るエスカレータの構成図である。
符号の説明
1 トラス
2 踏段
3 チェーン
4 駆動ローラ
5 追従ローラ
6、40 駆動装置
7 欄干
8 移動手摺
9 縦部材
10a,10b,10c,10d 駆動側レール
11a,11b 追従側レール
12 踏段軸

Claims (1)

  1. 少なくとも前後左右に各1個の踏段ローラが取り付けられ、無端状に連結されて循環移動する多数の踏段と、
    上記踏段の往路側に設けられ、上記踏段ローラを構成する駆動ローラと追従ローラの各々を支持案内する複数の踏段レールと、
    上記踏段の帰路側に設けられ、上記駆動ローラを支持案内する踏段レールと、
    を備え、
    上記踏段の移動方向における前後にそれぞれ突出部を形成すると共に、上記踏段の帰路側において上記一方の突出部を隣接する踏段の他方の突出部に当接させ、上記踏段の重量を隣接する踏段の駆動ローラにより支持することを特徴とするマンコンベア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102363494A (zh) * 2011-06-29 2012-02-29 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种带槽口的自动扶梯滑轨槽
CN102363492A (zh) * 2011-06-29 2012-02-29 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种自动扶梯滑轨槽
JP2013126912A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア

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