JP2001151318A - 加工用送り装置 - Google Patents

加工用送り装置

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JP2001151318A
JP2001151318A JP2000200729A JP2000200729A JP2001151318A JP 2001151318 A JP2001151318 A JP 2001151318A JP 2000200729 A JP2000200729 A JP 2000200729A JP 2000200729 A JP2000200729 A JP 2000200729A JP 2001151318 A JP2001151318 A JP 2001151318A
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Kazuo Hamada
浜田  一男
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PRESS GIKEN Inc
Kataken Seiko Co Ltd
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PRESS GIKEN Inc
Kataken Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工材料を加工装置に送る送り装置の場
合、送り部分に空回りが生じやすいことや、送りと停止
の繰り返しなどにより傷が付く問題が生じる。また、フ
レキシブルプリント配線基板などでは、ローラの挟み付
けによる送り方法が適用できない問題があった。 【解決手段】 表面がフラットな搬送面を有するコンベ
ヤと、該コンベヤの搬送面に対向させた気流押圧装置と
によって構成する。或いは、表面がフラットな搬送面を
有するコンベヤと、該コンベヤの搬送面に対向させた押
圧ベルトと、該押圧ベルトの内部に設けたもので該押圧
ベルトを該コンベヤの搬送面に向かって押圧させる気流
押圧装置とによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工材料を加工装置
に供給する送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレスやシャーリングなどの機械加工装
置で加工する場合における被加工材料の送り装置として
は、サーボモータなどで回転駆動されるローラで挟持し
て送る装置や被加工材を把持しながら送るグリッパなど
が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
送り装置では、送りと停止の繰り返しによって被加工材
料に傷が付きやすい問題が生じる。反対に傷が付かない
ようにすると送り部分に空回りが生じ、精確な送りがで
きないことになる。また、ローラの場合には被加工材料
を挟み付けて送る構造であるため、紙類やフィルム状の
フレキシブルプリント配線基板などには利用できないこ
とや、幅広の被加工材料には対応しにくい欠点があっ
た。さらに、切り欠き、抜き欠き、立体加工などの一次
加工が施された材料を供給する場合なども、送りのため
の挟み部分の位置が一定でなく、その面積が少なかった
り強度的に弱いことが多く自動送りができない欠点があ
った。この他、グリッパは構造が複雑で高価であること
や、種々の被加工材の幅に応じて対処しにくい問題を有
していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は上記
問題に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものであ
り、その特徴とするところは、加工装置に被加工材料を
供給するための装置であって、該被加工材料を載置搬送
するもので表面がフラットな搬送面を有するコンベヤ
と、該被加工材料を該コンベヤの搬送面に押圧させる気
流押圧装置とによって構成したこと。或いは、加工装置
に被加工材料を供給するための装置であって、該被加工
材料を載置搬送するもので表面がフラットな搬送面を有
するコンベヤと、該コンベヤの搬送面に対向させたもの
で複数のローラで回動可能に支持した無端状の押圧ベル
トと、該押圧ベルトの内部に設けたもので該押圧ベルト
を該コンベヤの搬送面に向かって押圧させる気流押圧装
置とによって構成したことにある。
【0005】ここで、本明細書中でいう「被加工材料」
とは、プレスやシャーリングなどの機械加工装置で加工
するもので、本発明装置によってこれらの加工装置に供
給する材料をいう。本発明装置で送る被加工材料として
は、別段限定するものではないが、特に精密電子部品、
美麗な表面状態を要する部品、油脂を嫌う部品、帯状材
料、円断面・多角形断面・異形断面の棒状材料、金属の
薄板や箔、プラスチックフィルム、紙、布、不織布など
のシートやフィルム状のものなども有効に供給すること
が可能となる。
【0006】「コンベヤ」とは、被加工材料を載置搬送
するもので、駆動装置で駆動される表面がフラットな搬
送面を有する装置をいう。一般的には金属ベルトコンベ
ヤを利用するが、スラットコンベヤやフラットトップチ
ェンコンベヤなどでもよい。また、ベルトコンベヤの場
合は、ステンレスなどの金属の他、皮革、合成皮革、ゴ
ム、織布などのベルトでもよい。
【0007】ベルトコンベヤは、一般的にはベルトの搬
送面が複数のローラで支持されている。このため、本発
明のように被加工材料を気流押圧装置でベルトの搬送面
に押圧させると、被加工材料が薄い場合支持ローラ間で
撓みが生じる問題がある。これを防止するには、ベルト
の搬送面を平板状の受板で支持させるようにする。この
場合、硬質クロームメッキなどの表面処理した鋼板、熱
処理硬化させた鋼材、ガラス板、セラミックス板などで
受板を形成したり、超硬合金の部分的若しくは全面的使
用、セラミックコーティング、テフロン(登録商標)な
どの硬質耐摩耗性樹脂の焼付塗布、エナメル(ホーロ
ー)焼き付けなどの処理を施して、耐摩耗性を高めたり
摩擦係数を低くするのが好ましい。また、この他受板に
気流噴出口を設け、ベルトの裏面との間に気流圧を生じ
させて、これらの間の摩擦抵抗を軽減させることも可能
である。
【0008】「気流押圧装置」とは、搬送駆動されるコ
ンベヤの搬送面に載置させた被加工材料を、該コンベヤ
の搬送面に空気やガスの圧力を利用して押し付ける装置
をいう。構造としては、コンベヤの搬送面に対向させた
状態に気流押圧装置を1乃至複数配し、コンベヤ上の被
加工材料に向かって圧縮された空気やガスを噴出させる
ことによって、該被加工材料をコンベヤの搬送面に押し
付けるものであればよい。
【0009】気流押圧装置は、コンベヤの搬送面に対向
させた状態に支持して作動させる。一般的には、該コン
ベヤに対し回動可能やスライド可能に支持して、被加工
材料のコンベヤへの装填や、コンベヤ及び気流押圧装置
のメンテナンスが容易になるようにする。気流押圧装置
としては、複数の孔やスリットから圧縮空気や圧縮ガス
を被加工材料に向かって噴出させるが、本体をトレーを
伏せた形状やドーム状などの形状にして、本体の開口部
全体から噴出させる構造としてもよい。この場合、周縁
部にゴム、ポリウレタン、フェルト、ブラシなどの軟性
体で形成したスカートを設けるようにしてもよい。スカ
ートは、被加工材料と離反させてもよく、或いは接触さ
せても実質的に問題はない。
【0010】通常、気流押圧装置には気流流路を設け
て、該気流流路に備えた複数の孔やスリットから気流を
噴出させるようにする。気流流路は、複数設けてもよ
い。この場合、コンベヤの搬送方向に沿って複数列設
け、各気流流路をバルブなどの開閉手段で気流の噴出を
切り替えるようにしてもよい。例えば、被加工材料の幅
に応じて気流流路からの気流の噴出・停止を行う場合に
有用である。
【0011】気流押圧装置は、被加工材料をコンベヤに
押圧することによって、該コンベヤの駆動力を該被加工
材料に伝達させるものであることから、これのON・O
FFで該被加工材料の送りと停止を切り替えることもで
きる。従って、気流押圧装置の作動を加工装置のストロ
ークのタイミングに連動させることで、被加工材料をリ
リーシングさせることができる。リリーシングとは、送
り装置で被加工材料を加工装置に供給する場合におい
て、該加工装置の稼働ストローク毎に送りが終了した時
点で、該送り装置による被加工材料の拘束を開放して、
該被加工材料位置を自由にすることをいう。
【0012】精密部品の順送金型による多工程加工など
では、送り装置の送り精度以上にピッチ間移動精度が必
要となるため、例えば金型にサイドカットやパイロット
パンチなどを設置して、ピッチ間移送精度を高めてい
る。このような場合に、被加工材料の加工位置の基準を
加工装置側に置くようして、これに送り装置が影響しな
いようにするためである。
【0013】本発明においては、気流押圧装置でコンベ
ヤに押圧させて被加工材料を移送させる構造であるた
め、該気流押圧装置の気流噴出を完全に遮断させること
なく、気流の圧を減圧するだけでもリリーシングするこ
とが可能となる。本発明ではリリーシング機構として、
気流押圧装置の気流を通気・遮断(減圧の場合も含む)
するバルブの切り替えで行う。バルブは、加工装置のス
トローク部分や回転軸などの稼働部分に、機械的若しく
は電気的に連動させることで切り替えする。
【0014】本発明に係る加工用送り装置は、気流押圧
装置による圧縮空気やガスの噴出によって、被加工材料
をコンベヤの搬送面に押圧させることで、コンベヤの搬
送力を該被加工材料に伝達させることを目的としたもの
である。このことは、必ずしも被加工材料の幅全体に渡
ってコンベヤと気流押圧装置で押圧しながら送ることだ
けではなく、被加工材料の一部をコンベヤと気流押圧装
置で押圧して送るだけでも、全体を搬送させることが可
能となる。この場合、残りの部分は他のコンベヤや滑り
やすくした面に載置させるようにすればよい。
【0015】「押圧ベルト」とは、複数のローラで回動
可能に支持した無端ベルト状のもので、コンベヤの搬送
面に対向させて設けるものをいう。つまり、押圧ベルト
の内部に気流押圧装置を設けて、コンベヤの搬送面に押
圧させるものである。従って、被加工材料は押圧ベルト
を介してコンベヤに押し付けられて搬送され、より搬送
効率を高めることができる。特に、被加工材料が一次加
工によって抜け欠け部分が大きい場合や、立体形状の場
合でも確実に搬送させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す発明の
実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1(a)(b)は、本発明の第一発明に
係る加工用送り装置1の実施の形態の一例を示すもの
で、ベルトコンベヤ2のベルト3に対向させた状態に固
定した気流押圧装置4を設けたものである。これは、被
加工材料5として金属の帯状材料などを孔開けや切断な
どの加工装置に送るための装置であって、ベルトコンベ
ヤ2の搬送駆動されるベルト3に、該気流押圧装置4か
らの気流圧で該被加工材料5を押し付けて搬送させるも
のである。このように、被加工材を気流の圧力で搬送装
置に押圧させて送る構造としていることから、ベルト3
以外に接触部分がなく、送り・停止を繰り返してもロー
ラ痕などの傷が全く付かない利点がある。
【0018】本例に示すベルト3は、軟質プラスチック
製の樹脂ベルトであり、サーボモータ6で送り・停止を
行わせる。気流押圧装置4は、多数の噴出孔を備えた気
流噴出板7を設けたもので、各噴出孔から圧縮した気流
を噴出させる。噴出孔の径は、通常φ0.5mm〜φ5.
0mm程度である。本例の加工用送り装置1では、気流噴
出板7を上下動させることによって、被加工部材5との
ギャップを調整するための調整装置8を設けている。
【0019】図2(a)(b)は、気流押圧装置4の実
施の形態の他の例であり、気流押圧装置4本体をトレー
を伏せた形状にして、開口部全体から気流を噴出させる
構造である。本例では、気流押圧装置4本体の周縁にフ
ェルト14を設け、被加工材料5との隙間が無しの状態
から1.0mm程度の隙間が開く範囲に調整可能に設けて
いる。
【0020】ベルトコンベヤ2は、図3(a)のように
搬送部分を複数のローラ9で支持する構造のものでもよ
い。ただ、フレキシブルプリント基板など被加工材料5
が薄い場合には、気流の圧力によって該被加工材料5が
各ローラ9間に嵌まり込む可能性があるため、同図
(b)のようにベルト3の搬送部分を受板10で支持す
るようにすればよい。受板10はベルト3の裏面と面接
触するため、前述したように鏡面仕上げするなどの方法
で摩擦係数を小さくする他、同図(c)のように受板1
0側にも気流押圧装置4を設けて、該受板10の表面か
ら気流を噴出させ、ベルト3との間の摩擦抵抗をより少
なくするようにしてもよい。
【0021】図4(a)は、本発明の第二発明に係る加
工用送り装置21の実施の形態の一例であり、ベルトコ
ンベヤ2のベルト3に対向させて無端状の押圧ベルト2
2を設けたものである。この加工用送り装置21は、気
流押圧装置4を押圧ベルト22の内部に設けることによ
って、該押圧ベルト22をベルトコンベヤ2のベルト3
に押圧する構造のもので、該押圧ベルト22とベルト3
との間で被加工材料5を挟持しながら搬送する。このた
め、搬送する被加工材料5が一次加工による抜け欠け部
分が多い場合などでも確実に搬送させることが可能とな
る。また、同図(b)のように押圧ベルト22を緩めて
設けることにより、立体形状の被加工材料5も、その表
面形状に沿わせることが可能となる。
【0022】気流押圧装置4としては、種々の被加工材
料5の幅に対応させるため、図5に示すように材料の送
り方向に設けた複数列の気流噴出部を、ねじ式の気流封
止バルブ11で開閉させるようにしている。従って、図
のように被加工材料5の幅が狭いときには、両側の気流
噴出部を該バルブ11で閉じ、中央の気流噴出部のみを
開いて気流を噴出させる。
【0023】精密部品の順送金型による多工程加工など
では、送り装置の送り精度以上に被加工材料5のピッチ
間移動精度を必要とする。従って、この場合には金型に
サイドカットやパイロットパンチなどを設置して、送り
装置の送りピッチの位置精度の補正を行うが、この時に
は毎ストロークごとに送り作動が終わった直後に被加工
材料を自由にするため、リリース或いはリリーシングと
いう送り装置からの拘束を開放する操作を行う。
【0024】本発明においては、このリリーシング機構
として気流押圧装置4からの気流の噴出を遮断させるこ
とで行う。例えば、図6に示すようにプレス装置のクラ
ンク軸31を同期回転原軸とし、これをタイミングベル
ト32で気流押圧装置4の回転式バルブ33を1/2の
回転比で伝達して気流の通気・遮断を繰り返す。回転式
バルブ33の作動は、タイミングベルト32の他、タイ
ミングギアや伝導連結軸などで伝達したり、サーボモー
タなどで直接作動させてもよい。
【0025】また、図7(a)(b)に示すように揺動
往復回動式バルブ34を利用してリリーシングさせても
よい。本例では、プレス装置の往復ストローク運動する
ラムにレバー35を設け、該レバー35で作動アーム3
6を上下動させることによって該往復回動式バルブ34
を駆動している。気流噴出のオン・オフによるリリーシ
ング時における残留圧力瘤の問題が生じる場合は、図8
(a)(b)に示すようにバルブ34に大気開放流路3
7を設け、気流の遮断と瞬時に気流噴出装置4内の気流
を大気に放出させることで対処できる。
【0026】本発明のリリーシング機構の場合、気流の
噴出を完全に遮断することなく、気流圧を加減すること
でもリリーシングさせることが可能である。また、バル
ブの作動は前述した機械式の他、電磁弁などを利用して
電気的に制御させても同様に可能である。
【0027】図9(a)(b)(c)は第一発明に係る
加工用送り装置1の実施の形態の他の例を示すもので、
気流押圧装置4を備えたベルトコンベヤ2の両側に、被
加工材料5の送りを支持するローラコンベヤ12を設け
たものである。このように、加工用送り装置1は、広幅
(本例では1300mm)の被加工材料5でもその一部を
フラットな搬送面を有するコンベヤに気流押圧装置4で
押圧させるだけで、全体を送ることが可能となる。尚、
本例ではコンベヤの側部に、気流押圧装置4に圧縮空気
を供給するためのバルブ13と、ベルトコンベヤ2の駆
動用サーボモータ6を配している。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の第一発明に係る加
工用送り装置は、加工装置に被加工材料を供給するため
の装置であって、該被加工材料を載置搬送するもので表
面がフラットな搬送面を有するコンベヤと、該被加工材
料を該コンベヤの搬送面に押圧させる気流押圧装置とに
よって構成したことにより、金属箔、布地、プラスチッ
クフィルムなどのように剛性のないものでも、確実に搬
送させることが可能となる。特に、非接触で送りをかけ
ることができるため、製品に全く傷を付けることがない
という大きな効果がある。また、他のローラコンベヤ等
を併用すれば、広幅の被加工材料でも送ることが可能と
なる。
【0029】本発明の第二発明に係る加工用送り装置
は、加工装置に被加工材料を供給するための装置であっ
て、該被加工材料を載置搬送するもので表面がフラット
な搬送面を有するコンベヤと、該コンベヤの搬送面に対
向させたもので複数のローラで回動可能に支持した無端
状の押圧ベルトと、該押圧ベルトの内部に設けたもので
該押圧ベルトを該コンベヤの搬送面に向かって押圧させ
る気流押圧装置とによって構成したことから、コンベヤ
のベルトと押圧ベルトの間で被加工材料を挟持した状態
で搬送するため、強度的に弱いものや気流押圧装置によ
る気流の押圧面積が小さいもの、或いは立体的な形状の
被加工材料でも確実に搬送できるなど実用上極めて有益
な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一発明に係る加工用送り装置の実施
の形態の一例を示すもので、(a)は正面図、(b)は
側面図である。
【図2】気流押圧装置の実施の形態の他の例を示すもの
で、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【図3】(a)(b)(c)は、夫々本発明の第一発明
に係る加工用送り装置の実施の形態の他の例を示す正面
図である。
【図4】(a)(b)は、夫々本発明の第二発明に係る
加工用送り装置の実施の形態の一例を示す正面図であ
る。
【図5】気流押圧装置の実施の形態のさらに他の例を示
す側面図である。
【図6】(a)(b)は夫々気流押圧装置の実施の形態
の他の例を示す概略正面図である。
【図7】(a)(b)は夫々気流押圧装置の実施の形態
のさらに他の例を示す概略正面図である。
【図8】(a)(b)は夫々気流押圧装置の実施の形態
のさらに他の例を示す概略正面図である。
【図9】本発明の第一発明に係る加工用送り装置の実施
の形態のさらに他の例を示すもので、(a)は平面図、
(b)はベルトコンベヤ部分の正面図、(c)は(a)
の側面図である。
【符号の説明】
1 第一発明に係る加工用送り装置 2 ベルトコンベヤ 3 ベルト 4 気流押圧装置 5 被加工材料 6 サーボモータ 7 気流噴出板 8 調整装置 9 ローラ 10 受板 11 気流封止バルブ 12 ローラコンベヤ 13 バルブ 14 フェルト 21 第二発明に係る加工用送り装置 22 押圧ベルト 31 クランク軸 32 タイミングベルト 33 回転式バルブ 34 往復回動式バルブ 35 レバー 36 作動アーム 37 大気開放流路
フロントページの続き Fターム(参考) 3C021 CA02 CA03 3F023 AA03 BA02 BB01 BC01 EA03 3F049 AA01 FA03 LA01 LB01 LB08 LB11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工装置に被加工材料を供給するための
    装置であって、該被加工材料を載置搬送するもので表面
    がフラットな搬送面を有するコンベヤと、該被加工材料
    を該コンベヤの搬送面に押圧させる気流押圧装置とによ
    って構成したことを特徴とする加工用送り装置。
  2. 【請求項2】 気流押圧装置は、コンベヤの搬送方向に
    沿って複数列の気流流路を備えたものである請求項1記
    載の加工用送り装置。
  3. 【請求項3】 気流押圧装置の複数列の気流流路は、少
    なくとも一部の流路に開閉手段を設けたものである請求
    項2記載の加工用送り装置。
  4. 【請求項4】 気流押圧装置は、その作動を加工装置の
    ストロークのタイミングに連動させたものである請求項
    1記載の加工用送り装置。
  5. 【請求項5】 気流押圧装置を対向させるコンベヤと、
    被加工材料を支持する他のコンベヤを並設させたもので
    ある請求項1記載の加工用送り装置。
  6. 【請求項6】 コンベヤはベルトコンベヤであり、該ベ
    ルトの搬送面を平板状の受板で支持したものである請求
    項1記載の加工用送り装置。
  7. 【請求項7】 受板は、気流噴出口を備えたものである
    請求項6記載の加工用送り装置。
  8. 【請求項8】 加工装置に被加工材料を供給するための
    装置であって、該被加工材料を載置搬送するもので表面
    がフラットな搬送面を有するコンベヤと、該コンベヤの
    搬送面に対向させたもので複数のローラで回動可能に支
    持した無端状の押圧ベルトと、該押圧ベルトの内部に設
    けたもので該押圧ベルトを該コンベヤの搬送面に向かっ
    て押圧させる気流押圧装置とによって構成したことを特
    徴とする加工用送り装置。
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