JP2001150737A - 印刷システム、印刷方法、および記録媒体 - Google Patents

印刷システム、印刷方法、および記録媒体

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JP2001150737A
JP2001150737A JP33259799A JP33259799A JP2001150737A JP 2001150737 A JP2001150737 A JP 2001150737A JP 33259799 A JP33259799 A JP 33259799A JP 33259799 A JP33259799 A JP 33259799A JP 2001150737 A JP2001150737 A JP 2001150737A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 与えられた色情報を正確に反映させることが
可能な印刷システムおよびそれに関連する技術、および
色情報を一元管理することによりデータの保守等を容易
にする技術を提供する。 【解決手段】 印刷システムは、色情報が登録された色
情報データベースDBを有する。この色情報は、「色
名」、「インキ名」、「刷り順」、「スクリーン角
度」、「プロセスカラー化指示」、「疑似色」、および
「インキタイプ」の各項目を有する。印刷処理時におい
ては、印刷対象となるデジタルデータ内の所定領域の色
として指定された色名を取得し、それに対応する色情報
を色情報データベースDBに登録された色情報の中から
検索して抽出する。そして、抽出された色情報に基づい
てラスタライズ処理を行って印刷処理を行う。また、確
認用出力時にも、一元管理された色情報データベースD
Bを用いて同様の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色情報を用いて印
刷処理や校正出力処理などを行う技術に関し、特に色情
報のデジタルデータ化(電子データ化)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル印刷装置においては、デ
ジタルデータに基づく印刷処理を行うにあたって、特定
の色に関する情報については、紙媒体に書かれたメモな
どを用いて後工程に伝えられるなどの手法が採られてい
る。
【0003】また、このようなデジタル印刷装置による
印刷作業においても印刷物の仕上がりを確認するためな
どの用途のために校正出力などが行われるが、この校正
出力における色情報は、最終的な印刷物に関する色情報
とは別個に管理がなされているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなメモなどを用いた情報伝達による手法では、ミス
の発生を防止することが困難であり、またミスを防止す
るために確認作業などの工程が余分に必要になるなどの
問題がある。
【0005】また、上記のように印刷処理と校正処理と
の間の二重管理ともいえる状況は、データ管理の効率化
という点から問題がある。
【0006】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、与え
られた色情報を正確に反映させることが可能な印刷シス
テムおよびそれに関連する技術を提供することを第1の
目的とする。
【0007】また、色情報を一元管理することにより、
データの保守等を容易にする技術を提供することを第2
の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の印刷システムは、デジタルデータ
に基づいて印刷を行う印刷システムにおいて、色情報を
管理する印刷制御装置であって、色名と当該色名に関連
する所定の情報とを含む色情報を登録する登録手段と、
印刷対象となるデジタルデータ内において所定領域の色
として指定された色名を取得する指定色名取得手段と、
前記登録手段に登録された色情報の中から、前記取得さ
れた色名に対応する色情報を検索して抽出する色情報抽
出手段と、前記抽出された色情報に基づいてラスタライ
ズ処理を行うラスタライズ処理手段と、を有する印刷制
御装置と、前記ラスタライズ処理されたデータに基づい
て印刷処理を行う印刷手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0009】請求項2に記載の印刷システムは、請求項
1に記載の印刷システムにおいて、前記色情報は、色版
としての情報を含み、前記印刷手段は、前記色情報抽出
手段により抽出された色情報に含まれる色版としての情
報に基づいて前記印刷処理を行うことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の印刷システムは、請求項
2に記載の印刷システムにおいて、前記印刷制御装置
は、前記印刷手段に装填されたインキに関する確認処理
を行う確認手段をさらに有し、前記色情報は、前記印刷
手段に装填されるべきインキのインキ名を含み、前記確
認手段は、前記印刷手段に実装されたインキのインキ名
と前記色情報抽出手段により抽出された色情報に含まれ
る印刷手段に装填されるべきインキのインキ名とを比較
することによりインキの確認処理を行うことを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の印刷システムは、請求項
2または請求項3に記載の印刷システムにおいて、前記
印刷処理は、版のもぐり込みの方向を決定するトラップ
処理を含み、当該トラップ処理は、前記色情報抽出手段
により抽出された色情報に含まれる刷り順に関する情報
に基づいて行われることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の印刷システムは、請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載の印刷システムにお
いて、前記印刷システムは、印刷物の確認用出力を行う
確認用出力手段、をさらに備え、前記色情報は、前記色
名に対応する色を表現するための疑似色に関する情報を
含み、前記確認用出力手段は、前記抽出された色情報に
含まれる前記疑似色に関する情報に基づいて確認用出力
処理を行うことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の印刷システムは、請求項
1ないし請求項5のいずれかに記載の印刷システムにお
いて、前記登録手段は、デジタルデータ内に含まれる色
情報を検索抽出して登録することを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の印刷システムは、請求項
1ないし請求項6のいずれかに記載の印刷システムにお
いて、通信系を通じて前記印刷制御装置に対して接続さ
れるクライアント、をさらに備え、前記クライアント
は、前記登録手段によって登録された色情報に対して前
記通信系を通じてアクセスすることができることを特徴
とする。
【0015】請求項8に記載の印刷方法は、デジタルデ
ータに基づいて印刷を行う印刷方法であって、色名と当
該色名に関連する所定の情報とを含む色情報を登録する
工程と、印刷対象となるデジタルデータ内において印刷
対象領域の色として指定された色名を取得する工程と、
前記登録された色情報の中から、前記取得された色名に
対応する色情報を検索して抽出する工程と、前記抽出さ
れた色情報に基づいてラスタライズ処理を行う工程と、
前記ラスタライズ処理されたデータに基づいて印刷処理
を行う工程と、を含むことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の記録媒体は、コンピュー
タを、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の印刷
システムにおける印刷制御装置として機能させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であることを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の記録媒体は、コンピュ
ータを、請求項7に記載の印刷システムにおけるクライ
アントとして機能させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴と
する。
【0018】
【発明の実施の形態】<A.システム構成> <概要>図1は、本発明の実施形態である印刷システム
1のシステム構成の概要を示す図である。
【0019】図1に示すように、この印刷システム1
は、デジタルデータに基づき少なくとも1つの版(図1
では5つの版)を用いて印刷を行う印刷機40と、印刷
対象となるデジタルデータをラスタライズし、ラスタラ
イズされたデジタルデータを印刷機40に対して供給す
る印刷制御装置(以下、「コントローラ」と称する)2
0とを備える。これらのコントローラ20と印刷機40
とは通信線CLを介して互いに接続されており、相互に
各種の情報を送受信することが可能である。
【0020】この印刷システム1は、コントローラ20
により複数色刷り(例えばYMCKの4色刷り)の文書
や画像等のドキュメントを各版に対応する色データに分
解し、印刷機40内の各版により複数色の印刷を分担し
て行う印刷システムである。
【0021】<印刷機40>上記の印刷機40はデジタ
ル印刷装置であり、複数の印刷色のそれぞれについて、
内部に刷版の露光を行う露光ヘッド44a〜44eおよ
びそれらの露光ヘッド44a〜44eにより得られた刷
版により印刷を行う印刷機構45a〜45eが直列に連
結され、最も上流側には自動的に給紙を行う給紙部42
が取り付けられ、最も下流側には排出された印刷物を自
動的に仕分けたり、蓄積したりする排紙部43が取り付
けられている。
【0022】<コントローラ20>図2は、コントロー
ラ20のハードウエア構成を表す概念図である。コント
ローラ20は、CPU2、半導体メモリおよびハードデ
ィスクなどを含む記憶部3、各種の記録媒体から情報を
読み出すメディアドライブ4、モニタなどを含む表示部
5、キーボートおよびマウスなどを含む入力部6を備え
るコンピュータシステムである。CPU2は、バスライ
ンBLおよび入出力インターフェースIFを介して、記
憶部3、メディアドライブ4、表示部5、入力部6など
に接続されている。また、メディアドライブ4は、CD
−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキ
シブルディスクなどの可搬性の記録媒体9からその中に
記録されている情報を読み出す。このコンピュータシス
テムは、プログラムを記録した可搬性記録媒体9からそ
のプログラムを読み込むことによって、後述するような
色情報に関する色情報データベース機能や印刷ジョブの
登録機能などの各種機能を持つようになる。
【0023】図3は、コントローラ20の機能ブロック
図である。以下、図3を用いてコントローラ20の機能
について説明する。
【0024】データ受信部20aにおいて、フロントエ
ンドに配置された後述するクライアント10(図1参
照)から送られてくるドキュメントデータを受信する。
【0025】制御部20bは、各部とデータのやり取り
を行いつつ後述するタイミング制御を含む印刷ジョブの
実行の管理であるジョブ管理機能、印刷ジョブの進捗状
況の管理である進捗管理機能、ラスタライズの実行状況
の管理であるラスタライズ管理機能、オペレーターによ
って入力される指示の管理である指示データ管理機能、
後述する色情報に関するデータベースの管理を行う色情
報データベース管理機能を有する。
【0026】ユーザインタフェース部20cではGUI
(Graphical User Interface)による表示の制御であるG
UI制御機能、入力制御機能、後述する色情報データベ
ースにおける色情報の追加や変更といったデータベース
の編集機能(登録機能)を有している。
【0027】印刷演算処理部20dにおいては、印刷対
象となるデジタルデータに対してラスタライズ処理を行
う。これにより、ドキュメントデータを印刷機40の各
版に対応する色データに分解して、各版毎の出力用デー
タが生成される。このラスタライズ処理において、記憶
部3の色情報データベースDBの情報が用いられる。
【0028】また、出力部20eは、印刷機40、校正
プリンタ30(後述)とのインターフェイスとして機能
し、外部へのデータ転送などを行う。
【0029】さらに、記憶部3(図2も参照)は、読み
込まれたプログラムの全部または一部を記憶するプログ
ラム記憶部3aと、印刷処理等の対象となるデジタルデ
ータとしてのドキュメントデータおよび当該ドキュメン
トデータデータをラスタライズしたラスタライズ後のデ
ータなど記憶するデータ記憶部3bと、データベース
(色情報データベース)DBとして登録された色情報を
記憶する色情報記憶部3cとを有している。この色情報
記憶部3cに記憶された色情報データベースDBを通じ
て色情報が管理される。
【0030】この色情報データベースDBは、所定の色
名(カラーネーム)と当該色名に関連する所定の情報と
を含む色情報(図4参照)を登録する登録機能を有して
いる。この登録は、ユーザインタフェース部20cを介
して行われる。なお、後述するように、データ受信部2
0aにおいて受信される各種のドキュメントデータ内か
らあらかじめ自動的に検索抽出して登録することも可能
である。
【0031】また、印刷演算処理部20dは、印刷対象
となるドキュメントデータ内において所定領域の色とし
て指定された色名を取得し、取得された色名に対応する
色情報を色情報データベースに登録された色情報の中か
ら検索して抽出する。そして、印刷演算処理部20d
は、抽出された色情報に基づいて、印刷対象となるドキ
ュメントデータに関するラスタライズ処理を行う。
【0032】さらに、生成されたラスタライズ処理後の
データは、出力部20eを介して印刷機40に対して出
力され、印刷機40において印刷処理が行われる。
【0033】なお、印刷演算処理部20dは、印刷機4
0における出力処理のためのデータを生成するだけでな
く、後述するように、コントローラ20の表示部5とし
てのカラーディスプレイ上においてシミュレーション画
像を表示させる場合や参照用の粗画像(サムネイル画
像)などを表示させる場合にも同様の動作を行う。
【0034】<クライアント10>また、印刷システム
1(図1参照)は、コントローラ20に対して通信線C
Lを通じて接続された複数の外部端末装置(以下、「ク
ライアントコンピュータ」あるいは単に「クライアン
ト」と称する)10をフロントエンドに備えている。以
下では、このクライアント10について説明する。
【0035】クライアント10は、上述したコントロー
ラ20と同様のハードウエア構成を有するコンピュータ
システムであり、CPU、メモリ、ハードディスク等の
内部構成と表示部としてのカラーディスプレイと入力部
としてのキーボード等の周辺機器を備えている。
【0036】ここで、クライアント10は、コントロー
ラ20と類似の機能を有するが、このうち色情報を記憶
しておく色情報データベースDBはクライアント10に
は構築されていない。色情報データベースはコントロー
ラ20にのみ構築されており、印刷システム1に係る色
情報は一元管理されている。
【0037】そして、クライアント10は、通信線CL
を通じて、コントローラ20内の記憶部3に構築されて
いる色情報データベースDBに対してアクセス(読み出
しおよび/または書き込み)すること、すなわち、色情
報データベースDB内の色情報を読み出したり、色情報
を書き込んだりすることが可能である。したがって、コ
ントローラ20において一元管理された色情報につい
て、クライアント10によってもその色情報を読み出し
たり書き込んだりすることにより色情報の管理を行うこ
とが可能となるので、データの保守が容易になる。
【0038】さらに、各クライアント10は、ページ記
述言語によるデータ,PDFデータ等のドキュメントデ
ータ(電子ぺージデータ)を作成、編集し、それを内部
のハードディスクに保存したり、コントローラ20に対
してそれらのデータを送ったり後述の印刷ジョブの登録
等の操作が行うことも可能である。
【0039】また、クライアント10においても、コン
トローラ20と同様、クライアント10の表示部として
のカラーディスプレイ上においてシミュレーション表示
することが可能である。これにより、印刷機40による
印刷処理に先立って、印刷物の出力状態をクライアント
10のカラーディスプレイ上で確認することができる。
この場合にも、コントローラ20の記憶部3において構
築された色情報データベースDBの情報に基づいて、ラ
スタライズ処理が行われ、シミュレーション画像の生成
を行うことになる。この場合において、当該ラスタライ
ズ処理は、コントローラ20側で行ってもよく、あるい
は、クライアント10側で行ってもよい。
【0040】さらに、シミュレーション表示だけでな
く、クライアント10の表示部としてのカラーディスプ
レイにおいて、参照用の粗画像(サムネイル画像)など
を表示させることも可能である。これにより、印刷機4
0による印刷処理に先立って、印刷物の内容をカラーデ
ィスプレイ上で確認することができる。
【0041】<校正出力>また、印刷システム1は、校
正用に試験的に印刷出力を行うための校正プリンタ30
(図1参照)をも備えている。この校正プリンタ30
は、通信線CLでコントローラ20に対して接続されて
おり、コントローラ20からの出力指令に基づいて出力
処理が行われる。これにより、印刷機40による本印刷
に先立って、印刷物の最終出力状態を確認することがで
きる。後述するように、この校正プリンタ30における
校正用の印刷出力時においてもコントローラ20に登録
されている色情報を用いて印刷処理が行われる。
【0042】ここで、本明細書においては、校正プリン
タ30による校正出力(校正印刷出力)の他、コントロ
ーラ20およびクライアント10のカラーディスプレイ
などの表示部におけるシミュレーション表示や参照用粗
画像の表示などの表示出力をも含めた概念を、印刷物の
確認用出力を行う「確認用出力」として定義する。
【0043】<色情報>つぎに、色情報データベースD
B内に登録される「色情報」について説明する。図4
は、「色情報」の内容を表す図である。ここでは、版
(色版)として用いられる色の色情報を指定する場合に
ついて説明する。版としては、たとえば、Y(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)
の4つの基本色を用いる場合の他、「ゴールド」などの
特色と呼ばれる色を直接的に「版」として用いる場合が
ある。このような版(色版)として用いられる各色につ
いての色情報は、具体的には、次のような情報を含むも
のとして登録される。
【0044】図4に示すように、色情報は、「色名」、
「インキ名」、「刷り順」、「スクリーン角度」、「プ
ロセスカラー化指示」、「疑似色」、および「インキタ
イプ」の各項目を有する。以下において、各項目につい
て順次説明する。
【0045】まず、「色名」は、その色の名称を意味す
る。印刷対象となる文書等のデザイナーは、この「色
名」を用いて、印刷対象物の各領域における「色」の指
定を行うことができる。そして、ドキュメントデータに
おいて、各領域における色がこの色名で指定されて保存
されることになる。
【0046】また、「インキ名」は、版に対応する色を
表現するものとして印刷機40に装填されるべきインキ
の名称であり、具体的なインキの商品名称など、インキ
を特定することが可能な名称を記載しておくことができ
る。これにより、「色名」に対応して実際に印刷に用い
るべきインキを特定することが可能になる。たとえば、
色名としての「イエロー」に対応して、インキ名として
の商品名称「イエロー123」を登録しておくことがで
きる。また、特色に対しても同様に定めることができ、
たとえば、色名としての「ゴールド」に対応して、イン
キ名としての商品名称「ゴールド456」を登録してお
くことができる。なお、この「イエロー123」および
「ゴールド456」は、商品名称として例示するもので
ある。
【0047】さらに、「刷り順」は、複数の版が存在す
る場合に各版の印刷を行う処理順序を定める際に用いら
れる指標である。具体的には、所定の数値が絶対的な値
として各色名に対して与えられており、これらの数値が
小さい順、若しくは大きい順に従って各版の印刷処理が
行われる。これは、複数の色版を用いた印刷処理におい
て、印刷順序が異なると刷り上がった状態において全く
異なる色として認識されてしまうことに対応して、その
ような事態を防止し、適切な色版の印刷順序を定める必
要があることに基づく。各版に対応して、各色の透過率
の大小(あるいは色の濃度の大小)に応じた値が、刷り
順を表す指標として設定される。
【0048】また、「スクリーン角度」は、各色版毎に
設定されるスクリーン角度である。モアレの発生を防止
するため、好ましくは、各版に対して互いに異なる値が
設定される。
【0049】さらに、「プロセスカラー化指示」は、Y
MCK以外の特色に対して与えられる指示であり、当該
特色を表現するにあたって、印刷機40に装填された特
色用のインキを用いて印刷するか、あるいはプロセスカ
ラー(すなわちYMCKの4色のいずれかの色)のみを
用いて印刷するか、についての指定を行う設定であり、
オンおよびオフのいずれかの値が設定される。
【0050】たとえば、プロセスカラー化指示が「オ
フ」の場合には、特色を表現するに際して、特色の色名
に対応するインキ名で表されるインキ、すなわち特色用
の専用インキを用いるものとしてラスタライズ処理が行
われた後、当該専用インキを用いて印刷処理が行われ
る。一方、プロセスカラー化指示が「オン」の場合に
は、特色用の専用インキを用いずに、プロセスカラーに
対応する版に対する色分解を行うラスタライズ処理を行
い、プロセスカラーのみを用いた印刷処理が行われる。
【0051】つぎに、「疑似色」について説明する。
「疑似色」は、色名を表現するにあたって、その色本来
の色ではなく、擬似的な色で表現する場合に用いる色に
関する情報である。
【0052】たとえば、カラーディスプレイ上でのシミ
ュレーションを行うにあたって、その「色名」に対応す
るRGB表現を規定しておくことができる。このRGB
表現は、具体的には、各色成分R(レッド)、G(グリ
ーン)、B(ブルー)の濃度値(輝度値)の組合せで与
えられる。
【0053】また、校正プリンタ30に対する出力に用
いる際のYMCK表現を規定しておくことも可能であ
る。YMCK表現は、具体的には、各色成分の濃度値
(輝度値)の組合せ(Y,M,C,K)で与えることが
できる。
【0054】さらには、「ゴールド」などの特色に対す
るYMCK表現を規定しておくことも可能であり、上記
の「プロセスカラー化指示」と連動して、プロセスカラ
ー化指示がオンの場合に、プロセスカラーによる特色表
現を行う際のYMCKの各色成分の具体的な値を決定す
ることができる。
【0055】このように、「疑似色」としての情報に
は、(1)カラーディスプレイ上でのシミュレーション
表示に用いるRGB表現による情報と、(2)校正印刷
出力に用いる際のYMCK表現による情報と、(3)特
色あるいは中間色(後述)に対して設定される本印刷時
のYMCK表現による情報とが含まれる。このうち、
(2)および(3)の情報については、以下の説明にお
いては同一の情報を共用するものとしているが、より柔
軟な対応を可能にするため別個に定めるようにしてもよ
い。
【0056】また、「インキタイプ」は、インキの種類
を定義するパラメータであり、このパラメータに応じて
トラップ処理(後述)における処理の内容が決定され
る。具体的には、複数のパラメータ(Normal/Transpare
nt/Opaque/OpaqueIgnore)のいずれかが設定され、設定
されたパラメータに対応して、どのような状況におい
て、どのような内容のトラップ処理を行うかが決定され
る。
【0057】ところで、上記においては、版として用い
る色に関する色情報についての登録について説明した
が、色情報はこれに限定されず、たとえば、版として用
られる色(ここではYMCK)以外の中間色に対する疑
似色を色情報の一部として定義しておくことができる。
たとえば、赤色、緑色、青色、レモン色、橙色、黄緑色
などの各中間色に対応するYMCK表現をあらかじめ疑
似色として定義しておくことができる。これによれば、
デザイナーが指定した中間色を印刷時において正確に再
現することが可能になる。図5は、その一例を示す図で
あり、「色名:××××」に対して、疑似色のYMCK
表現およびRGB表現が指定される場合を示している。
【0058】なお、このように色情報が中間色に関する
色情報を表す場合であっても、版としての色情報を表す
場合と同様のテンプレートを用いることができ、必要な
項目のみを記載しておけばよい。たとえば、中間色に関
する色情報については、項目「疑似色」に関する情報が
登録されていれば、その登録情報をその後の印刷処理に
おいて利用することができる。
【0059】<B.動作> <概要>図6ないし図8は、印刷システム1の動作を表
すフローチャートである。図6は、全体的な流れを表す
フローチャートであり、図7および図8は、そのうちの
一部(ステップS40およびステップS30)に関する
流れを表すフローチャートである。以下では、これらの
図を参照しながら、印刷システム1の動作について説明
する。
【0060】図6に示すように、この印刷システム1に
おいては、ステップS10で色情報の登録が行われた
後、ステップS20において、印刷対象となるドキュメ
ントデータのジョブ登録を行い、当該ドキュメントデー
タについて、色情報データベースDBにおいて登録され
た色情報を用いて、確認用出力処理(ステップS30)
や印刷処理(ステップS40)が行われる。以下では、
各動作について詳細に説明する。
【0061】<色情報の登録>まず、ステップS10に
おいて、色情報の登録を行う。この色情報は、上述した
ように、色名と当該色名に関連する所定の情報とを含む
色情報である。この色情報の登録は、コントローラ20
の入力部6などを用いて行われる。
【0062】ここでは、印刷システム1において、
「Y」、「M」、「C」、「K」の各色に関する4つの
版と特色(ここでは「ゴールド」、以下「GD」と略記
する)に関する1つの版との合計5つの版について、各
色版に関する色情報の登録を行う場合について説明す
る。
【0063】各色版の設定は、図9に示すような色情報
の設定用画面G1を用いて行うことができる。以下で
は、「GD」版に関する色情報の設定について説明す
る。
【0064】まず、色名として「ゴールド」を欄A1に
入力する。そして、インキ名として「ゴールド456」
を欄A2に入力し、刷り順として「015」を欄A3に
入力し、スクリーン角度として「30」(度)を欄A4
に入力する。ここにおいて、インキ名は、欄A2に直接
入力するほか、あらかじめ登録された複数のインキ名の
中から選択して入力することもできる。さらに、プロセ
スカラー化指示に関して欄A6を選択してオフの指示を
与える。なお、欄A5と欄A6とはいずれか一方が選択
されるようになっており、一方が選択状態になると他方
は非選択状態となる。また、疑似色1(YMCK表現)
および疑似色2(RGB表現)について、各欄A7〜A
13に各値を入力することにより、図に示すような各値
を入力する。なお、疑似色1および疑似色2のそれぞれ
について、各ボタンA14およびA15のいずれかを押
すことにより、色見本台帳画面を呼び出し、その色見本
台帳に付随して定められた各YMCK値およびRGB値
のそれぞれを設定することも可能である。そして、イン
キタイプを設定する。この設定は、4つの選択肢A16
〜A19の中から1つを選択することにより行われる。
ここでは、「Normal」が選択された場合を示している。
【0065】このようにして、特色「ゴールド」に関す
る入力が行われる。なお、上記の各欄を必ずしも最初の
登録の時点で全てを入力してしまう必要はない。すなわ
ち、必要な事項のみを設定しておくようにしておいても
良い。たとえば、校正プリンタ30による校正印刷処理
のみを行う場合にはその校正印刷処理に必要な情報(上
記の「疑似色1」に関する情報)のみが設定されていれ
ばよく、その他の情報は、後に行われる印刷処理前まで
に設定されていればよい。また、印刷処理時において未
設定の項目の入力を促すことも可能である。
【0066】そして、その他の「Y」、「M」、
「C」、「K」の各色版についても、同様にして、色情
報を登録する。また、色版以外の色、すなわち中間色に
関する色情報についても、適宜必要に応じて入力を行
う。
【0067】なお、上記においては、コントローラ20
の入力部6などを用いて色情報の登録動作を行う場合に
ついて説明したが、クライアント10の入力部などを用
いても色情報の登録動作を行うことも可能である。ま
た、色情報の入力に関して、上記のように作業者が入力
を行う他、後述する自動登録機能を用いて行うことも可
能である。
【0068】<ジョブ登録>つぎに、ステップS20
(図6)において、印刷対象となるドキュメントデータ
を特定して、実行すべき印刷ジョブを登録するジョブ登
録が行われる。
【0069】たとえば、クライアント10(図1)にお
いて作成および/または編集されたドキュメントデータ
を操作者が特定しクライアント10からコントローラ2
0に対してジョブ内容データと共に送信する。コントロ
ーラ20は、送付されてきたドキュメントデータを受信
する(ステップS21)。そして、これらの受信データ
を登録することにより、ジョブ登録を行う(ステップS
22)。上述したように、コントローラ20の制御部2
0bは、複数のクライアント10から送付されてくる印
刷ジョブの実行の管理を行う。このように、この制御部
20bによるジョブ管理機能により、印刷すべきドキュ
メントデータが特定される。
【0070】この後、特定されたドキュメントデータに
対して、確認用出力処理(ステップS30)や印刷処理
(ステップS40)が行われる。ここでは、まず、印刷
処理(ステップS40)について説明する。
【0071】<印刷出力>ステップS40において、ス
テップS20において印刷対象として特定されたドキュ
メントデータに対して、印刷処理が行われる。図7は、
ステップS40の詳細動作を説明するフローチャートで
あり、この図7を参照しながら、各動作について説明す
る。
【0072】まず、ステップS41において、コントロ
ーラ20の印刷演算処理部20d(図3)は、印刷対象
となるドキュメントデータ内において所定領域の色とし
て指定された色名を取得する。より具体的には、ドキュ
メントデータ内の当該所定領域に対応するオブジェクト
データに含まれる指定色名を取得することになる。
【0073】つぎに、ステップS42において、印刷演
算処理部20dは、ステップS41において取得された
色名に対応する色情報を、ステップS10において色情
報データベースDBに登録された色情報の中から検索し
て抽出する。
【0074】さらに、ステップS43において、印刷演
算処理部20dは、ステップS42において抽出された
色情報に基づいて、印刷対象となるドキュメントデータ
に関するラスタライズ処理を行う。
【0075】このラスタライズ処理にあたっては、各色
版に対応して登録されている「スクリーン角度」の値が
用いられる。
【0076】また、特色である色名「ゴールド」が所定
領域の色として指定されていた場合には、抽出された対
応色情報に含まれる「プロセスカラー化指示」がオンで
あるかオフであるかに応じて、ラスタライズ処理の色分
解の仕方を区別する。「プロセスカラー化指示」がオン
の場合には、当該色情報に含まれる疑似色のYMCK表
現を用いてラスタライズ処理が行われる。一方、「プロ
セスカラー化指示」がオフの場合には、当該色情報に含
まれる疑似色の情報を用いずに、「GD」版による出力
を伴うものとしてラスタライズ処理が行われる。
【0077】さらに、上記のラスタライズ処理にあたっ
ては、必要に応じて、トラップ処理が行われる。トラッ
プ処理とは、異なる版において生成された2つの領域で
あって最終印刷時において隣接した領域となる2つの領
域における「版ずれ」を防止するために、一方の領域を
他方の領域にもぐり込ませる処理、いわゆる「版のもぐ
り込み処理」をいう。具体的には、隣接する2つの領域
に重なり部分を設けて「版ずれ」現象を防止する。
【0078】たとえば、隣接する両領域の濃度が同程度
の場合、透過性の大きな色(いわゆる薄い色)の領域を
所定の幅だけ拡張し、比較的透過性の小さな色(いわゆ
る濃い色)を有する他方の領域にもぐり込ませることに
より、「版ずれ」を防止することができる。ここにおい
て、上記の色情報のうち「刷り順」は、版の透過性を反
映させた情報であるので、この「刷り順」に関する情報
を用い、その値の大小に応じて、いずれの領域を拡張す
べきかを決定することが可能になる。すなわち、上記の
色情報のうち「刷り順」に関する情報を用いてトラップ
処理を行うことができる。
【0079】また、隣接する両領域の濃度が異なる場合
であって、透過性の小さな色(いわゆる濃い色)の方が
透過性の大きな色(いわゆる薄い色)に比べて、当該領
域の「濃度」(たとえば網パーセント)が小さいときに
は、逆に、透過性の小さな色の領域を所定の幅だけ拡張
して他方の領域にもぐり込ませることが好ましいことが
ある。このときには、各領域に対応したオブジェクトデ
ータに含まれる「濃度」に関する情報をさらに用いて、
トラップ処理が行われる。すなわち、上記の色情報のう
ち「刷り順」に関する情報と、ドキュメントデータ内に
おいて隣接する両領域に対応したオブジェクトデータに
含まれる「濃度」に関する情報とを用いて、トラップ処
理が行われる。
【0080】このトラップ処理においては、上記の色情
報のうちの「インキタイプ」に関する情報をさらに用い
ることができる。この「インキタイプ」の設定値に応じ
てトラップ処理の内容を決定することが可能である。こ
の情報を利用することにより、トラップ処理を行うべき
か否かを各種の状況に応じて区別して処理することがで
きる。
【0081】つぎに、ステップS44において、印刷演
算処理部20d(図3)によりインキの確認処理が行わ
れる。ここでは、合計5つの色版に関する確認処理が行
われる。具体的には、印刷機40の5つの各印刷機構4
5a〜45eのそれぞれにおいて、印刷すべき各色版に
対応する正しいインキが正しい順序で装填されているか
否かを確認する。
【0082】色版の配置順序(印刷順序)は、「刷り
順」の情報に基づいて定められる。これらの「Y」、
「M」、「C」、「K」、「GD」の5つの版は、その
「刷り順」の指標値の大きさに従って昇順あるいは降順
にソートされて並べられる。これにより、適正な印刷順
序が決定され、その印刷順序に従って、各印刷機構45
a〜45eにおいて配置されるべきものとして定められ
る。たとえば、「Y」、「M」、「C」、「GD」、
「K」の順序が適正な印刷順序として定められた場合に
は、それぞれ、印刷機構45aに「Y」版、印刷機構4
5bに「M」版、印刷機構45cに「C」版、印刷機構
45dに「GD」版、印刷機構45eに「K」版に対応
するインキが装着されるべきものとして定められる。
【0083】そして、この際に各印刷機構45a〜45
eに実装された(実際に装填された)インキのインキ名
が、各色に対応する抽出された色情報に含まれる印刷機
構に装填されるべきインキのインキ名と同一であること
を確認することにより、インキの確認処理を行う。な
お、各印刷機構45a〜45eに実装されたインキのイ
ンキ名は、実装されたインキの容器表面に設けられるバ
ーコードなどの識別符号を読み取ること、あるいは、イ
ンキの実装時において装着したインキ名を装着者等が入
力して登録しておくことなどにより得ることができる。
【0084】この確認処理において、正しいインキが正
しい位置に配置されていない場合には、注意信号が発せ
られ、作業者は、その注意信号を受けて、これらのイン
キを正しく配置し直す。そして、正しいインキが正しい
位置に配置されたことが確認された後に、次のステップ
S45に進む。
【0085】そして、ステップS45において、印刷機
40への出力処理(印刷出力処理)を行う。上述のステ
ップS43においてラスタライズされたデータは、出力
部20e(図3参照)により印刷機40に対して出力さ
れる。印刷機40は、受け取ったデータに基づいて各版
毎の印刷機構45a〜45eなどを用いて印刷処理を行
う。
【0086】ここにおいて、印刷システム1は、色名と
当該色名に関連する所定の情報とを含む色情報を色情報
データベースDBに登録した上で、印刷対象となるデジ
タルデータ内において所定領域の色として指定された色
名を取得し、取得された色名に対応する色情報を色情報
データベースDBに登録された色情報の中から検索して
抽出し、抽出された色情報に基づいてラスタライズ処理
を行い、ラスタライズ処理されたデータに基づいて印刷
処理を行うので、印刷対象となるデジタルデータ内にお
いて所定領域の色として指定された色名に対応する色情
報を正確に抽出して、当該抽出された色情報に基づいて
印刷処理を行うことができる。すなわち、従来のように
メモなどにより受け渡された色情報を印刷毎に設定する
必要がなく、印刷対象となるデジタルデータにおいて与
えられた色情報を正確に反映させた印刷処理が可能にな
る。
【0087】特に、色情報に含まれる色版としての情報
に基づいて印刷処理が行われるので、色版に関する情報
を正確に反映させて印刷処理を行うことが可能である。
【0088】また、この色情報は、印刷機40の各印刷
機構に装填されるべきインキのインキ名を含んでおり、
コントローラ20は、抽出された色情報に含まれる装填
されるべきインキのインキ名と印刷機40に実装された
インキのインキ名とを比較することによりインキの確認
処理を行うので、インキの設定が正しいか否かを自動的
に確認することができる。
【0089】さらに、色情報データベースDBから当該
領域に対応するとして抽出された色情報に含まれる刷り
順に基づいて、版のもぐり込みの方向を決定するトラッ
プ処理を行うので、与えられた色情報を正確に反映させ
て当該トラップ処理を行うことが可能である。
【0090】<確認用出力>つぎに、ステップS30
(図6)について説明する。ステップS30は、印刷機
40による印刷処理に先立って行われる確認用出力を行
うものである。
【0091】確認用出力としては、上述したように、校
正プリンタ30による校正印刷出力や、カラーディスプ
レイ上へのシミュレーション表示および参照用粗画像表
示などの出力が存在する。
【0092】図8は、ステップS30の詳細動作を説明
するフローチャートである。ここでは、この図8を参照
しながら、カラーディスプレイ上へのシミュレーション
表示における各動作について説明する。
【0093】カラーディスプレイ上へのシミュレーショ
ン表示においては、色情報のうち「疑似色」に関する情
報を用いてラスタライズ処理を行うことなどにより、色
情報を正確に反映した出力処理が可能になる。そのた
め、ステップS40における各動作とほぼ同様の動作を
行う。
【0094】まず、ステップS31において、コントロ
ーラ20の印刷演算処理部20dは、印刷対象となるド
キュメントデータ内において所定領域の色として指定さ
れた色名を取得する。
【0095】つぎに、ステップS32において、ステッ
プS31において取得された色名に対応する色情報を、
ステップS10において色情報データベースに登録され
た色情報の中から検索して抽出する。
【0096】さらに、ステップS33において、印刷演
算処理部20dは、ステップS32において抽出された
色情報に基づいて、印刷対象となるドキュメントデータ
に関するラスタライズ処理を行いシミュレーション画像
を生成する。ここでは、各色の色情報に含まれる疑似色
のRGB表現に関する情報を用いてラスタライズ処理を
行う。また、シミュレーション表示においては、「プロ
セスカラー化指示」の情報は用いる必要がなく、たとえ
ば、特色「ゴールド」に関しても、その疑似色に関する
情報を用いれば、色に関する適切なシミュレーション画
像を生成することができる。
【0097】そして、ステップS35において、得られ
たシミュレーション画像のカラーディスプレイへの出力
処理(確認用出力処理)が行われる。これにより、上述
のステップS33においてラスタライズされたデータ
が、コントローラ20またはクライアント10の表示部
であるカラーディスプレイに対して出力され、シミュレ
ーション画像がそのカラーディスプレイにおいて表示さ
れる。
【0098】上記においては、カラーディスプレイ上へ
のシミュレーション表示について説明したが、カラーデ
ィスプレイ上への参照用粗画像表示(サムネイル表示)
などの出力も同様の動作により実現することが可能であ
る。
【0099】さらに、校正プリンタ30による校正印刷
出力についても、ステップS33において、各色の色情
報に含まれる疑似色のYMCK表現に関する情報を用い
てラスタライズ処理を行う点で異なるものの、上記と同
様の処理により確認用出力処理を行うことが可能であ
る。
【0100】ここにおいて、色情報は、色名に対応する
色を表現するための疑似色に関する情報を含んでおり、
印刷システム1は、印刷対象となるデジタルデータ内に
おいて所定領域の色に対応する色情報を色情報データベ
ースDBに登録された色情報の中から検索して抽出し、
抽出された色情報に含まれる疑似色に関する情報に基づ
いて確認用出力処理を行うので、正確な情報に基づいて
シミュレーション表示を行うことができる。また、印刷
に用いられる色版に関する種々の情報に関連づけられて
疑似色に関する色情報が登録されており、色情報が一元
管理されているので、データの保守等が容易になる。
【0101】<C.その他>上記実施形態においては、
色情報データベースDBに対して、設定画面(図9参
照)を通じて手動入力により色情報を登録したが、これ
に限定されず、ドキュメントデータに含まれる色情報を
自動的に検索抽出して登録してもよい。具体的には、印
刷処理に先立って、ドキュメントデータ内の色情報(た
とえば色名およびその色名に対応する疑似色に関する情
報)を検索して抽出し、未登録の色情報を追加登録す
る。この追加登録は、色名自体が未登録の色情報に対し
ても行われるが、色名は登録済みであるものの色名以外
の色情報の全部または一部が未登録の色情報に対しても
行われる。このような色情報の自動登録機能により、登
録作業の効率化を図ることが可能である。また、既に登
録された情報が存在する場合には、自動的に上書きする
かあるいは操作者に対して上書きしてもよいか否かを確
認するなどの措置を講じることにより、データの整合性
を取ることができる。
【0102】また、この印刷システム1においては、コ
ントローラ20および/またはクライアント10を通じ
て、色情報データベースDBにアクセスし、色情報デー
タベースDBの追加、変更、削除などの保守作業(登録
作業)を行うことができる。そして、この色情報データ
ベースDBの保守作業においては、各種の編集機能を用
いてその保守作業の効率化を図ることが可能である。こ
の編集機能としては、たとえば、入力順、刷り順、50
音順などの各種ソート機能や、同一スクリーン角度グル
ープ表示、同一使用インキ名グループ表示などの各種グ
ループ表示機能などがある。また、色情報に関して、上
述した登録項目(「色名」、「刷り順」、「インキ名」
など)以外の登録項目を追加することなどにより、色情
報を拡張することもできる。
【0103】また、上記実施形態においては、印刷機4
0は複数の印刷機構を備える単一の印刷装置として例示
したが、印刷機40は、1または複数の印刷機構を1単
位とする印刷ユニットを複数備えた形態のものでもよ
い。
【0104】さらに、上記実施形態においては、印刷機
40は、各版毎に露光ヘッドを有する方式のものを例示
したが、色分解して各色(版)毎の印刷処理を行うもの
で有ればよく、露光ヘッドを有しないその他の方式(た
とえばインクジェット方式)でも良い。
【0105】また、上記実施形態においては、クライア
ント10は、通信線CLを通じてコントローラ20と接
続され、有線による通信系を用いた通信が可能となるよ
うに構成されていたが、無線による通信系を用いて通信
可能となるように構成されていてもよい。この場合に
も、クライアント10は、無線による通信系を通じてコ
ントローラ20内の色情報データベースDBにアクセス
することが可能となる。
【0106】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項7
に記載の印刷システムによれば、色情報を管理する印刷
制御装置であって、色名と当該色名に関連する所定の情
報とを含む色情報を登録する登録手段と、印刷対象とな
るデジタルデータ内において所定領域の色として指定さ
れた色名を取得する指定色名取得手段と、登録手段に登
録された色情報の中から、取得された色名に対応する色
情報を検索して抽出する色情報抽出手段と、前記抽出さ
れた色情報に基づいてラスタライズ処理を行うラスタラ
イズ処理手段とを有する印刷制御装置と、ラスタライズ
処理されたデータに基づいて印刷処理を行う印刷手段
と、を備えるので、印刷対象となるデジタルデータ内に
おいて所定領域の色として指定された色名に対応する色
情報を正確に抽出して、当該抽出された色情報に基づい
て印刷処理を行うことができる。すなわち、従来のよう
にメモなどにより受け渡された色情報を印刷毎に設定す
る必要がなく、印刷対象となるデジタルデータにおいて
与えられた色情報を正確に反映させた印刷処理が可能に
なる。
【0107】特に、請求項2に記載の印刷システムによ
れば、印刷手段は、印刷制御装置の色情報抽出手段によ
り抽出された色情報に含まれる色版としての情報に基づ
いて印刷処理を行うので、色版に関する情報を正確に反
映させて印刷処理を行うことが可能である。
【0108】請求項3に記載の印刷システムによれば、
印刷手段に実装されたインキのインキ名と色情報抽出手
段により抽出された色情報に含まれる印刷手段に装填さ
れるべきインキのインキ名とを比較することによりイン
キの確認処理を行うので、インキの設定が正しいか否か
を自動的に確認することが可能である。
【0109】請求項4に記載の印刷システムによれば、
版のもぐり込みの方向を決定するトラップ処理を、色情
報抽出手段により抽出された色情報に含まれる刷り順に
基づいて行うので、与えられた色情報を正確に反映させ
て当該トラップ処理を行うことができる。
【0110】請求項5に記載の印刷システムによれば、
色情報は、色名に対応する色を表現するための疑似色に
関する情報を含んでおり、印刷システムは、登録された
色情報の中から印刷対象となるデジタルデータ内におい
て所定領域の色に対応する色情報を検索して抽出し、抽
出された色情報に含まれる疑似色に関する情報に基づい
て確認用出力処理を行うので、正確な情報に基づいてシ
ミュレーション表示を行うことができる。また、印刷に
用いられる色版に関する種々の情報に関連づけられて疑
似色に関する色情報が登録されており、色情報が一元管
理されているので、データの保守等が容易である。
【0111】請求項6に記載の印刷システムによれば、
登録手段は、デジタルデータ内に含まれる色情報を検索
抽出して登録するので、登録作業を効率的に行うことが
できる。
【0112】請求項7に記載の印刷システムによれば、
前記登録された色情報に対して通信線を通じてアクセス
することができるクライアントを備える。したがって、
印刷制御装置において一元管理された色情報について、
当該クライアントによっても印刷制御装置内に登録され
たその色情報を読み出したり書き込んだりすることによ
り色情報の管理を行うことが可能となり、さらに、デー
タの保守が容易になる。
【0113】また、請求項8に記載の印刷方法によれ
ば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることがで
きる。
【0114】さらに、請求項9に記載の記録媒体によれ
ば、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の発明と
同様の効果を得ることができる。
【0115】請求項10に記載の記録媒体によれば、請
求項7に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システム1のシステム構成の
概要を示す図である。
【図2】コントローラ20のハードウエア構成を表す概
念図である。
【図3】コントローラ20の機能ブロック図である。
【図4】色情報の内容を表す図である。
【図5】中間色に関する色情報の内容を表す図である。
【図6】印刷システム1の動作を表すフローチャートで
ある。
【図7】ステップS40に関する流れを表すフローチャ
ートである。
【図8】ステップS30に関する流れを表すフローチャ
ートである。
【図9】色情報の設定用画面G1を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷システム 10 クライアント 20 コントローラ 30 校正プリンタ 40 印刷機 44a〜44e 露光ヘッド 45a〜45e 印刷機構 CL 通信線 DB 色情報データベース G1 設定用画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠山 文博 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA09 AA15 AC07 AC08 BA07 BC07 BD31 5B021 EE01 LG07 5C074 AA20 BB16 DD16 DD22 DD24 DD28 FF15 HH04 5C079 HA02 HB01 HB03 KA12 LA12 LA21 LC01 LC14 MA01 MA04 MA17 NA27 NA29 PA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータに基づいて印刷を行う印
    刷システムにおいて、 色情報を管理する印刷制御装置であって、 色名と当該色名に関連する所定の情報とを含む色情報を
    登録する登録手段と、 印刷対象となるデジタルデータ内において所定領域の色
    として指定された色名を取得する指定色名取得手段と、 前記登録手段に登録された色情報の中から、前記取得さ
    れた色名に対応する色情報を検索して抽出する色情報抽
    出手段と、 前記抽出された色情報に基づいてラスタライズ処理を行
    うラスタライズ処理手段と、 を有する印刷制御装置と、 前記ラスタライズ処理されたデータに基づいて印刷処理
    を行う印刷手段と、を備えることを特徴とする印刷シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷システムにおい
    て、 前記色情報は、色版としての情報を含み、 前記印刷手段は、前記色情報抽出手段により抽出された
    色情報に含まれる色版としての情報に基づいて前記印刷
    処理を行うことを特徴とする印刷システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の印刷システムにおい
    て、 前記印刷制御装置は、前記印刷手段に装填されたインキ
    に関する確認処理を行う確認手段をさらに有し、 前記色情報は、前記印刷手段に装填されるべきインキの
    インキ名を含み、 前記確認手段は、前記印刷手段に実装されたインキのイ
    ンキ名と前記色情報抽出手段により抽出された色情報に
    含まれる印刷手段に装填されるべきインキのインキ名と
    を比較することによりインキの確認処理を行うことを特
    徴とする印刷システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の印刷シ
    ステムにおいて、 前記印刷処理は、版のもぐり込みの方向を決定するトラ
    ップ処理を含み、当該トラップ処理は、前記色情報抽出
    手段により抽出された色情報に含まれる刷り順に関する
    情報に基づいて行われることを特徴とする印刷システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の印刷システムにおいて、 前記印刷システムは、印刷物の確認用出力を行う確認用
    出力手段、をさらに備え、 前記色情報は、前記色名に対応する色を表現するための
    疑似色に関する情報を含み、 前記確認用出力手段は、前記抽出された色情報に含まれ
    る前記疑似色に関する情報に基づいて確認用出力処理を
    行うことを特徴とする印刷システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の印刷システムにおいて、 前記登録手段は、デジタルデータ内に含まれる色情報を
    検索抽出して登録することを特徴とする印刷システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の印刷システムにおいて、 通信系を通じて前記印刷制御装置に対して接続されるク
    ライアント、をさらに備え、 前記クライアントは、前記登録手段によって登録された
    色情報に対して前記通信系を通じてアクセスすることが
    できることを特徴とする印刷システム。
  8. 【請求項8】 デジタルデータに基づいて印刷を行う印
    刷方法であって、 色名と当該色名に関連する所定の情報とを含む色情報を
    登録する工程と、 印刷対象となるデジタルデータ内において印刷対象領域
    の色として指定された色名を取得する工程と、 前記登録された色情報の中から、前記取得された色名に
    対応する色情報を検索して抽出する工程と、 前記抽出された色情報に基づいてラスタライズ処理を行
    う工程と、 前記ラスタライズ処理されたデータに基づいて印刷処理
    を行う工程と、を含むことを特徴とする印刷方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載の印刷システムにおける印刷制御装
    置として機能させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、請求項7に記載の印
    刷システムにおけるクライアントとして機能させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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