JP2002300414A - カラープルーフ作成システム、情報処理方法、情報処理装置、及び情報記録媒体 - Google Patents

カラープルーフ作成システム、情報処理方法、情報処理装置、及び情報記録媒体

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JP2002300414A
JP2002300414A JP2001095409A JP2001095409A JP2002300414A JP 2002300414 A JP2002300414 A JP 2002300414A JP 2001095409 A JP2001095409 A JP 2001095409A JP 2001095409 A JP2001095409 A JP 2001095409A JP 2002300414 A JP2002300414 A JP 2002300414A
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JP2001095409A
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Atsushi Kido
淳 木戸
Hiroshi Nakamori
洋 中森
Tatsuro Yamamuro
達郎 山室
Tsuyoshi Sugita
剛志 杉田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特色を含むカラープルーフを出力する出力装置
のコントローラ側において色版データの設定が必要がな
く、色版データが抜けたりした場合にも容易に正しくカ
ラープルーフの作成を行う。 【解決手段】 複数色よりなる少なくとも一つの画像デ
ータを展開分版して少なくとも1組の各色版データと
し、この各色版データを面順次で出力装置に転送し、各
色版データに基づき出力装置からカラープルーフを出力
する。各色版データを識別する色版識別用文字列を、各
色版データに対して各々割り当てる第1の割当手段を有
する。前記一つの画像データと他の画像データを識別す
るために、各色版データに共通する共通文字列を、1組
の各色版データに対して割り当てる第2の割当手段を有
する。前記色版識別用文字列と、共通文字列と、に基づ
き、各色版データを検出する検出手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープルーフ作
成システム、情報処理方法、情報処理装置、及び情報記
録媒体に関し、特に、印刷製版業の色校正工程で使用さ
れる特色の出力が可能なDCPを作成する出力装置を制
御するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、Desk Top Publishing等の普
及により、スキャナから入力した画像をコンピュータの
ソフトウェア上で画像編集,ページ面付けする作業が一
般化し、フルデジタルでの編集も珍しくなくなってきて
いる。
【0003】このような工程では、さらなる効率化を目
指して、フィルムにページ編集済みの画像データを直接
出力するイメージセッター出力や、印刷版に直接画像記
録を行うCTP(Computer to Plate)出力、さらには印
刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を
行うCTC(Computer to Cylinder)が行われる。
【0004】この場合、校正確認の為だけに一端フィル
ム出力や印刷版出力を行い、印刷校正や、その他の校正
材料による校正を行うことは、フィルム、印刷版のムダ
や余計な作業が多くなる問題がある。
【0005】その為、特に、このようなコンピュータに
よるフルデジタルの画像作成、編集を行う工程では、D
DCP(Direct Digital Color Proof)と呼ばれる直接カ
ラー画像出力を行うシステムが求められている。
【0006】このようなDDCPは、コンピュータ上で
加工されたデジタル画像データからイメージセッタなど
で製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷版
を作成する最終的な印刷作業を行なったり、CTCで印
刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を
行ったりなどする前に、コンピュータ上で加工されたデ
ジタル画像が示す出力対象を再現するカラープルーフを
作成し、その絵柄、色調、文章文字等の確認を行なうも
のである。
【0007】すなわち、印刷製版工程においては、最終
的な印刷作業を行なう前に、出力対象の絵柄、色調、文
章文字等の確認を行なうカラープルーフ(校正用サンプ
ル)を作成するのが一般的である。
【0008】このようなプルーフ作成システムでは、画
像データを情報処理装置で網点画像処理して画像データ
を生成し、この画像データが出力装置に転送されて出力
装置で印刷用紙に出力されることでカラープルーフが作
成される。
【0009】この場合、画像データは、K(黒)、Y
(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンダ)の4色の
カラー画像データ(色版データ)として順次に出力装置
に転送され、出力装置側でカラー画像をカラープルーフ
として出力する。
【0010】また、このような印刷工程における校正の
プロセスでは、1)作業現場内部のミスの確認、すなわち
内校、2)発注主、デザイナーへの仕上がり確認用に提出
される外校、3)印刷機の操作者に対して、最終印刷物の
見本として提供される印刷見本、の、主として3つの用
途にカラープルーフが作成、使用される。
【0011】デジタルカラープリンターと校正刷または
本機刷、即ちオフセット印刷またはグラビア印刷では、
用いられるプロセスカラーの各色の色相、用紙、発色メ
カニズム等の相違から、色再現が異なってくるので、元
になる製版データに対して適当なカラーマッチング処理
を施してDDCP用出力データを作成して、使用するの
が通例である。
【0012】しかしながら、包装印刷の分野では、従来
から、再現色の安定化を目的として、または商品の消費
者へのアピールを意図してプロセスカラー以外の特色と
呼ばれるインキを使用することが普通である。一般に特
色は、高明度かつ高彩度の色が用いられることが多く、
CMYKのプロセスカラーで色再現するDDCPでは、
忠実に色再現できないという問題があった。
【0013】そこで、ごく最近、色再現域を拡大するた
め、プロセスカラーに加えて特色を用いた、5色以上の
色材を使う多色DDCP(出力装置)も見られるように
なってきている。
【0014】そして、この出力装置を制御するコントロ
ーラ(通常は出力装置に接続されたコンピュータ等の情
報処理装置)では、画像編集された画像編集ファイル
(画像データ)を例えばY、M、C、K各色版データに
分版して、コントローラから出力装置に対しては、分版
された順番に順次各色版データのデータ転送を行ってい
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特色には、
多数の種類があるため、例えばある画像データでは、プ
ロセスカラーと特色1色を加えた5色、また他のある画
像データでは、プロセスカラーと特色2色を加えた6色
という具合に、画像データ内にいくつの特色が含まれて
いるかについては、描画しようとする画像によって不定
である。
【0016】このため、従来のDDCPでは、コントロ
ーラ上で、DCP作成用データを構成する1組の画像デ
ータ(CMYK+特色の色版データ群)を、1つのカラ
ープルーフを作成する度に、ユーザーが個別に指定する
ことで、出力装置の制御を行う必要があった。
【0017】また、各色版デ゛―タは、4色であるとい
う前提で処理されていたために、プロセスカラーに特色
が加わると、1つのカラープルーフを作成するために、
いくつの色版データにて構成すればよいかというのをコ
ントローラ側で識別するのが困難となっていた。
【0018】さらに加えて、転送する色版データをコン
トローラで指定した上で出力装置に転送したり、色版別
の制御を行うことが多い場合、即ち、連続的に画像デー
タがコントローラに受け付けられる工程の中で、例えば
ある色版データ1版だけを手直しして、ある色版データ
版が出たり入ったりする場合には、上述のように単に分
版された順番に各色版データを転送させるのみでは、あ
る特定の色版データが抜けたまま、以後の各色版データ
がずれた状態で転送される恐れがあった。
【0019】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、特色を含むカラープ
ルーフを出力する出力装置のコントローラ側において、
カラープルーフに必要な各色版デーダの設定を指定する
ことを要せず、しかも、色版データが抜けたりした場合
にも容易に正しくカラープルーフの作成を行うことので
きるカラープルーフ作成システム、情報処理方法、情報
処理装置、及び情報記録媒体を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、複数色よりなる少なくと
も一つの画像データを展開分版して少なくとも1組の各
色版データとし、この各色版データを面順次で出力装置
に転送し、各前記色版データに基づき前記出力装置から
カラープルーフを出力するカラープルーフ作成システム
であって、各前記色版データを識別する色版識別用文字
列を、各前記色版データに対して各々割り当てる色版文
字列割当手段と、前記色版文字列割当手段にて割り当て
られた前記色版識別用文字列に基づき、各前記色版デー
タを検出する検出手段と、を含むことを特徴としている
ものである。
【0021】また、請求項2に記載の発明は、複数色よ
りなる少なくとも一つの画像データを展開分版して少な
くとも1組の各色版データとし、この各色版データを面
順次で出力装置に転送し、各前記色版データに基づき前
記出力装置からカラープルーフを出力するカラープルー
フ作成システムであって、各前記色版データを識別する
色版識別用文字列を、各前記色版データに対して各々割
り当てる第1の割当手段と、前記一つの画像データと他
の画像データを識別するために、各前記色版データに共
通する共通文字列を、1組の各色版データに対して割り
当てる第2の割当手段と、前記第1の割当手段にて割り
当てられた前記色版識別用文字列と、前記第2の割当手
段にて割り当てられた前記共通文字列と、に基づき、各
前記色版データを検出する検出手段と、を含むことを特
徴としている。
【0022】また、請求項3に記載の発明は、複数色よ
りなる少なくとも一つの画像データを展開分版して少な
くとも1組の各色版データとし、この各色版データを面
順次で出力装置に転送し、各前記色版データに基づき前
記出力装置からカラープルーフを出力するカラープルー
フ作成システムであって、前記一つの画像データと他の
画像データを識別するために、各前記色版データに共通
する共通文字列を、1組の前記各色版データに対して割
り当てる共通文字列割当手段と、前記共通文字列割当手
段にて割り当てられた前記共通文字列に基づき、各前記
色版データを検出する検出手段と、を含むことを特徴と
している。
【0023】また、請求項14に記載の発明は、画像を
編集する画像編集用の複数の端末と、各前記端末からネ
ットワークを介して通信可能とされ、各前記端末にて編
集された各画像編集ファイルを各々受信し、各前記画像
編集ファイルの複数色よりなる各画像データを各々展開
分版して各組の各色版データとし、この各色版データを
面順次で送信するサーバーと、前記サーバーと前記ネッ
トワークを介して通信可能とされ、前記各色版データに
基づいて、カラープルーフを出力する複数の出力装置
と、を含み、前記サーバーは、各々の前記端末からの各
々の各前記色版データを各々識別する各色版識別用文字
列を、各々の各前記色版データに対して各々割り当てる
色版文字列割当手段と、前記色版文字列割当手段にて各
々割り当てられた各前記色版識別用文字列に基づき、各
前記色版データを検出する検出手段と、を含むことを特
徴としている。
【0024】また、請求項15に記載の発明は、画像を
編集する画像編集用の複数の端末と、各前記端末からネ
ットワークを介して通信可能とされ、各前記端末にて編
集された各画像編集ファイルを各々受信し、各前記画像
編集ファイルの複数色よりなる各画像データを各々展開
分版して各組の各色版データとし、この各色版データを
面順次で送信するサーバーと、前記サーバーと前記ネッ
トワークを介して通信可能とされ、前記各色版データに
基づいて、カラープルーフを出力する複数の出力装置
と、を含み、前記サーバーは、各々の前記端末からの前
記一つの画像データと他の画像データを識別するため
に、各前記色版データに共通する各共通文字列を、各組
の前記各色版データに対して各々割り当てる共通文字列
割当手段と、前記共通文字列割当手段にて各々割り当て
られた各前記共通文字列に基づき、各前記色版データを
検出する検出手段と、を含むことを特徴としている。
【0025】また、請求項16に記載の発明は、複数色
よりなる少なくとも一つの画像データを展開分版して少
なくとも1組の各色版データとし、この各色版データを
面順次で、カラープルーフを出力する出力装置に転送処
理する情報処理方法であって、各前記色版データを識別
する固有の文字列を、各前記色版データに対して各々割
り当てるステップと、前記一つの画像データと他の画像
データを識別するために、各前記色版データに共通する
共通文字列を、1組の各色版データに対して割り当てる
ステップと、を含むことを特徴としている。
【0026】また、請求項18に記載の発明は、複数色
よりなる少なくとも一つの画像データを展開分版して少
なくとも1組の各色版データとし、この各色版データを
面順次で、カラープルーフを出力する出力装置に転送処
理する情報処理装置であって、各前記色版データを識別
する色版識別用文字列を、各前記色版データに対して各
々割り当てる第1の割当手段と、前記一つの画像データ
と他の画像データを識別するために、各前記色版データ
に共通する共通文字列を、1組の各色版データに対して
割り当てる第2の割当手段と、前記第1の割当手段にて
割り当てられた前記色版識別用文字列と、前記第2の割
当手段にて割り当てられた前記共通文字列と、に基づ
き、各前記色版データを検出する検出手段と、を含むこ
とを特徴としている。
【0027】また、請求項19に記載の発明は、複数色
よりなる少なくとも一つの画像データを展開分版して少
なくとも1組の各色版データとし、この各色版データを
面順次で、カラープルーフを出力する出力装置に転送処
理するプログラムを記録した情報記録媒体であって、各
前記色版データを識別する固有の文字列を、各前記色版
データに対して各々割り当てる処理を行う情報と、前記
一つの画像データと他の画像データを識別するために、
各前記色版データに共通する共通文字列を、1組の各色
版データに対して割り当てる処理を行う情報と、割り当
てられた固有の文字列と、前記共通文字列とに基づき、
各前記色版データを検出する処理を行う情報と、を含む
ことを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0029】[第1の実施の形態] (概略説明)先ず、本発明の特徴は、ネットワークを介
して連続的に送られてくる画像編集ファイル(画像デー
タ)を受け付ける中で、分版された各色版データを個別
に識別することができる点にあり、例えばアプリケーシ
ョンのUI(ユーザーインターフェース)として、1組
のDCP作成用データ群(画像データ)を構成する各色
版データの名称の共通部分は、共通文字列を指定し、各
色版データに固有の部分は、色版文字列(色版識別用文
字列)を指定し、連続するデータ群の中で共通のものを
1セットで扱うことにより、どこからどこまでが1組の
データ群であるのかを認識するための手法に関するもの
である。なお、この割り当てには、以下に述べるよう
に、予め指定する方式と、一意に割り当てる方式があ
る。
【0030】この、本発明の特徴である色版データに文
字列を指定して1組のDCP作成用データを検出する構
成の説明に先立って、デスクトップパブリッシング分野
におけるカラープルーフ作成システムの全体の概略構成
について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本
発明の実施の形態によるカラープルーフ作成システムの
全体構成の概略を示す機能ブロック図である。
【0031】本例のカラープルーフ作成システム(情報
処理システム)1は、印刷物の仕上がりを事前に確認す
る校正物を得るためのカラープルーフをデジタル画像信
号から得るためのシステムであり、図1に示すように、
ユーザーによって所望の画像が編集される複数の端末で
あるPC(パーソナルコンピュータ)2と、この複数台
のPC2とイーサネット(登録商標)等のLANなどに
よるネットワーク3を介して接続されて情報処理装置
(又は出力装置を制御するコントローラである制御装
置)として機能するサーバー10と、このサーバー10
の出力I/Fである各出力部13、・・13に各々接続
された複数台のフィルム出力機である各出力装置60、
・・、60と、を含んで構成されている。
【0032】サーバー10は、図2に示すように、PC
2にて編集された画像編集ファイルの画像データを、ネ
ットワーク3を通じて、もしくは、FDD等の外部入出
力装置を通じて、RIP(Raster image Processor)等
によってラスターデータに展開するとともに、分版して
各色版データ(網点画像データ)を生成する分版処理を
行い、また複数の出力装置60、60を選択的に切り替
え、各色版データを選択された出力装置60に転送して
画像を出力するようになっている。
【0033】出力装置60は、サーバー10から転送さ
れた色版データにより印刷用紙に画像を形成しカラープ
ルーフを作成する。なお、出力装置60は、インクジェ
ット方式、レーザー露光方式または熱転写方式等を用い
たカラープルーファーやイメージセッター、プレートセ
ッター等の画像形成装置から構成することができる。
【0034】従って、サーバー10は、印刷製版工程で
最終的な印刷作業を行う前に、出力対象の絵柄、色調、
文章、文字等の確認を行うためのプルーフ(校正用サン
プル)を作成するカラープルーフ作成システムを構成で
き、また、フィルムやプレートに画像を作成し出力でき
る。
【0035】編集用のPC2およびサーバー10は、シ
ステム構成に応じて種々のハードウエア構成を採りうる
ことが可能であり、この本例では、繁雑になるので図示
していないが、CPUとROM、RAM等を有するコン
ピュータ本体と、これに接続されるCRT等のディスプ
レイ、マウス、キーボード、デジタイザ、FDD装置、
およびハードディスク等を有する。なお、この発明を理
解する上では繁雑になるので図示はしていないが、サー
バー10には、画像原稿を読み取るカラースキャナ、台
紙の情報を読み取る台紙入力機、また必要に応じて、比
較的低画質のゲラ印刷を行うゲラプリンタ等を接続して
もよい。
【0036】(サーバー、出力装置について)図3に
は、サーバー10の具体的構成の一例が開示されてい
る。
【0037】情報処理装置であるサーバー10は、出力
装置60を制御するコントローラとして機能し、図3に
示すように、外部から編集された画像編集ファイルの画
像データが入力される入力インターフェースである入力
部11と、入力部11にて入力された画像データをラス
タイメージデータなどに展開するとともに分版して各色
版データを生成する処理や、後述するステータス表示に
必要な処理などを行うデータ処理部12と、画像データ
やパラメータの設定条件などを記憶するハードディスク
等の記憶部16と、データ処理部12からの色版データ
を特1、C、M、Y、K等の面順序で出力し、出力装置
60、60に転送する出力インターフェースである出力
部13と、データ処理部12で処理する際に必要なパラ
メータを複数の異なる出力装置60、60毎に設定条件
として設定したりするために操作入力を行う操作部15
と、設定されたパラメータや共通文字列及び色版文字列
などを設定する画面などを表示するCRTや液晶からな
る表示部17と、FDなどの外部入出力装置18と、デ
ータ処理部12、出力部13、操作部15、記憶部1
6、表示部17、及び外部入出力装置18をそれぞれ制
御するための制御部であるCPU14と、を含んで構成
される。
【0038】入力部11には、文字、絵柄等の画像を総
合的に統合して編集する編集用のPC2からの画像編集
ファイルのカラー情報を含む例えばページ記述言語(P
DL)等の画像データが入力される。
【0039】この画像データとしては、例えば、上述し
たPS・EPS・PDF等のページ記述言語で構成され
たデータ以外にも、TIFF、TIFF/IT等の汎用
フォーマットデータ、主要メーカーが自社専用フォーマ
ットとして取り扱っているデータ、その他これに類する
種々のデータなども含む。
【0040】データ処理部12は、スプール用バッファ
を含む記憶部16などを利用して、入力されたデータ例
えばPDLデータを所定の画像出力条件(例えば、網点
の形状、網角度、スクリーン線数、フィルム原版に塗布
されている感光材料のガンマ特性、現像機の特性等)に
応じて2値画像データであるラスタイメージデータに展
開するとともに、分版を行い画像データを生成する画像
データ展開分版処理(12a)と、この展開分版された
画像データを出力装置60に対して転送制御を行う動作
転送制御処理(12b)などの処理を行う。これによ
り、電子製版の元になる電子製版用画像データからラス
ターイメージフォーマットのY,M,C,Kの画像デー
タを、各色毎に順番(面順次)に生成する。
【0041】そして、電子製版用画像データから印刷物
と同じスクリーン線数の網点の集合によって再現し、画
素ゲイン量を印刷物のそれと近似させて再現する。これ
により、印刷網点画像を忠実に再現するだけでなく、電
子製版用画像データのトラブルとしてありがちなトーン
ジャンプ、モアレ、画像の欠陥を正確に再現でき、校正
できるメリットがある。もちろん、概略の校正には、そ
こまでの忠実な再現は不要で、網点画像であれば、概略
の校正は可能である。
【0042】網点とは、連続階調のある写真やイラスト
を印刷物として再現するためのスクリーンをかけた製版
で作られる微細な点をいい、細かい点の集合によって視
覚的に濃淡を感じることを利用したものである。網点の
形状は50%が白と黒の市松模様となる。網点の種類と
して、例えばラウンドドット、スクエアドット、チェー
ンドット等がある。
【0043】記憶部16には、特定のディレクトリに設
定情報を記述したファイルがあり、出力装置60毎の設
定条件の記憶・保存時に、そのときに切り替えられて選
択されている出力装置60の設定条件を更新することが
できるようになっている。
【0044】また、記憶部16は、全体の制御プログラ
ム及びフォントデータ、並びに色別分版処理(特色分
版)のための制御プログラム、処理の途中経過などを一
時的に記憶するワークメモリ、例えばポストスクリプト
(PS)等のページ記述言語(PDLデータ)で記載さ
れた色データを含む図形ファイルデータ等を記憶するP
Sファイルメモリ、そのPSファイルメモリの色命令を
解析するために、一般的に用いられている色命令を保存
する色命令保存テーブルメモリ、PSファイルメモリの
ファイル中から全ての色のデータを抽出して記憶する色
テーブルメモリ、特色分版された各色の分版ファイルを
それぞれ記憶する色別分版ファイルメモリ等、各種メモ
リ領域を含む。
【0045】CPU14は、記憶部16から出力装置6
0について設定されて記憶された各パラメータを読み出
してデータ処理部12に設定するとともに、表示部17
に表示させ、各パラメータに基づいて、データ処理部1
2を制御する。
【0046】操作部15は、表示部17と兼用になって
おり、それぞれ入力手段としての入力キー等から入力し
て設定でき、次に、保存ボタンを押下することにより設
定したパラメータを記憶部16に記憶させることができ
る。
【0047】表示部17は、出力装置60の状況や各種
情報を表示する表示手段であるとともに、各種設定や操
作のための情報を入力する表示操作手段でもある。操作
部15及び表示部17にて設定されるパラメータには、
例えば解像度・線数・網形状・網角度・ポジ/ネガ・L
UTファイル等がある。
【0048】出力装置60は、図4に示すように、サー
バー10から例えば特1(特色1)、C、M、Y、Kの
順に転送された色版データに基づいて、特1、C、M、
Y、Kの面順序で1色ずつ各版のインクシート(感光材
料が塗布されたフィルム原版)によりレーザ露光を順々
に行い、5色の画像形成が終了した受像シートを出力す
る露光部63と、露光部63からの受像シートを印刷用
紙に加圧しながら搬送し、カラー画像が形成された印刷
用紙をカラープルーフとして出力する出力部64と、デ
ータバッファ61と露光部63と出力部64とを制御す
る制御部62と、を備える。
【0049】出力装置60の制御部62は、例えば出力
装置60におけるエラーをそのエラーの種類とともに検
知する。この制御部62からの信号によりCPU14
は、そのエラーの種類を検知し、これらの検知に基づい
て出力部13からの画像データの転送の順序を変更す
る。
【0050】通常のカラー画像の印刷には、加法混色の
3原色であるY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)と、K(ブラック)の4色のインクが用いられ
る。また、印刷物によっては、色再現性を高めるため
に、YMCK以外の特別な色のインク、いわゆる「特
色」インクが用いられることがある。また、特色インク
の版は「特色版」と呼ばれる。特色インクとしては、緑
色、オレンジ色などのインクの他に、金色、銀色その他
のメタリックカラーのインク等の各種のインクが用いら
れる。さらに特色インクは、濃度が均一でない場合があ
り、ラメや金粉の混ざったものなどが用いられることも
ある。特色版は、ロゴのように予め特色であることが指
定されている画像部品を再現する場合や、特色インクで
刷ることによってカラー画像の色再現性を高めたい場合
などに用いられることが多い。
【0051】このように、カラー印刷物を作成するに当
たって、様々な形式で記述されたデジタル画像データか
らラスターイメージフォーマットの画像データを作成し
印刷版を作成する前に、データ処理部12でデジタル画
像データからラスターイメージフォーマットの画像デー
タを生成し、記憶部16を利用して、生成されたラスタ
ーイメージフォーマットの画像データから出力装置60
に適合するフォーマットの画像データに並び替え、この
並び替えられた画像データに基づいて画像を記憶するこ
とにより、様々な形式で記述されたデジタル画像データ
から作成される印刷版で印刷されて得られる画像をシミ
ュレーションするカラープルーフを作成し、デジタル画
像データが示す画像にレイアウト、色、文字等の誤りが
あるか否かなどの誤りの有無を検査し、印刷物の仕上が
りを事前に確認できる。
【0052】なお、編集用のPC2から出力されたカラ
ー情報を含むPDLデータ等が、C、M、Y、K、(も
しくは特1)とからなる4(5)ページのすでに分版さ
れているデータ(以下、必要に応じて既分版データとも
いう)である場合には、データ処理部12では、処理モ
ードを分版しないモード(非分版モード)としてラスタ
イメージ処理を行ってCMYK特1、5版分のラスタイ
メージデータを出力することもできる。
【0053】一方、編集用のPC2から出力されたカラ
ー情報を含むPDLデータ等が1ページの記述である、
未だ分版されていないデータ(以下、必要に応じて未分
版データともいう。)である場合、データ処理部12で
は、処理モードを分版するモード(分版モード)として
ラスタイメージ処理を行ってラスタイメージデータを出
力する。
【0054】このように、YMCKが混在している画像
データを、各々のデータに分版(分解)する分版処理
は、編集用のPC2により実行されても、データ処理部
12にて実行されてもよい。すなわち、画像データは、
プロセスカラー(CMYK)や特色が混在した1つのデ
ータファイルであることが一般的であるが、場合によっ
ては、各々の色版を別個のデータとして渡したり、特色
データのみを別個のデータファイルとして渡すこともあ
り、各々の色版を別個のデータとして渡されている場合
には、データ処理部12での分版処理は省略される。
【0055】(表示画面について)次に、本例の特徴で
ある文字列による指定を行うための構成について、図6
を参照して説明する。図6には、各色版データに対し
て、共有文字列及び色版文字列(色版識別用文字列)を
予め指定する場合の表示画面の画面レイアウトの一例が
開示されている。
【0056】表示部17に表示される文字列指定画面1
00には、図6に示すように、共通文字列を指定するた
めの共通文字列指定入力欄102と、色版識別用文字列
(色版文字列)を指定するための色版識別用文字列指定
入力欄104と、これらの入力された情報に基づき生成
される色別分版ファイルに割り当てられる文字列(ファ
イル名称)を表示した文字列表示欄106と、各欄を設
定を登録するための設定ボタン107、各欄の設定を解
除するためのキャンセルボタン108などが形成され
る。
【0057】例えば、ユーザーが予め、共通文字列指定
入力欄102に、DATA1と入力し、色版識別用文字
列指定入力欄104に、特色1に対応する文字列として
S1と入力し、設定登録を行うと、DATA1の画像編
集ファイルが分版された場合には、各色版データのうち
特色1の色版データは、DATA1.S1という名称の
文字列が割り当てられて、この文字列によって各色版デ
ータが識別されることとなる。
【0058】なお、例えば、DATA1の他の色版CM
YKや、他の1組のデータ群(DATA2等)も上記と
同様の手法によって、各文字列指定画面を利用すること
によって予め設定を行うことができる。
【0059】ユーザーの操作入力に基づき、CPU14
は、表示部17を、不図示の出力装置60の設定表示画
面から図6のような文字列指定画面100の表示モード
とし、表示された文字列指定画面110で、上述のよう
な各文字列を入力し、設定ボタン等を押下すると、文字
列に関する設定情報は、記憶部16に記憶される。
【0060】以上のようにして、文字列の設定を終了さ
せる。そして、編集された画像編集ファイル(画像デー
タ)がサーバー10に受付られて、分版されると、文字
列の設定情報を記憶部16から読み出され、この読み出
された文字列の設定情報に基づいてデータ処理部12で
は、各色版データを作成する。
【0061】ユーザーが予めこれらの設定を行いつつ、
編集された画像編集ファイル(画像データ)がサーバー
10に受付られて、当該画像編集ファイルが各色版デー
タに分版され、出力装置60へのデータ転送が行われる
段階になると、図7に示すような表示画面が表示される
こととなる。
【0062】図7は、転送される前の分版された各色版
データに対して各々文字列を割り当て、これら文字列を
検出した場合の表示画面の表示レイアウトの一例を示す
説明図である。
【0063】表示部17に表示される文字列検出表示画
面110では、図7に示すように、例えば、1つの画像
編集ファイルのうち分版された1組のDCP作成用デー
タ群112aに対しては、各分版ファイルは、Cに対応
する色版データであるDATA1.C、Mに対する色版
データであるDATA1.M、Yに対する色版データで
あるDATA1.Y、Kに対する色版データであるDA
TA1.K、ある特色に対する色版データであるDAT
A1.Pantone、などの文字列(共通文字列、色
版文字列)が割り当てられる。なお、これらは出力装置
60に対してデータが転送される順番に並んで表示され
ることが好ましい。
【0064】さらに、他の1組のDCP作成用データ群
112bに対しては、各分版ファイルは、Cに対応する
色版データであるDATA2.C、Mに対する色版デー
タであるDATA2.M、Yに対する色版データである
DATA2.Y、Kに対する色版データであるDATA
2.K、ある特色1に対する色版データであるDATA
2.S1、ある特色2に対する色版データであるDAT
A2.S2などの文字列(共通文字列、色版文字列)が
割り当てられる。これらの各文字列の配列順序も、1組
のDCP作成用データ群の配列順序も、出力装置60に
対してデータが転送される順番に従って配列表示される
ことが好ましい。
【0065】これによって、データ転送前に、分版され
た各色版データを検出して転送されるデータのチェック
を行うことができる。
【0066】(サーバーの機能)次に、上述の表示画面
による設定や、画像データを受け付けて、分版された後
に文字列を割り当てるための具体的な原理について、上
述のカラープルーフ作成システム1におけるサーバー1
0の処理機能の詳細とともに、図5を参照しつつ説明す
る。
【0067】図5は、本例のサーバーの構成を、便宜上
機能的に示した機能ブロック図である。
【0068】サーバー10は、PC2から転送されてき
た画像データを展開するとともに未だ分版されていない
場合には当該画像データに基づき分版処理を行い、か
つ、各々の画像データに対して個別の識別子を割り当て
る画像データ展開分版手段20と、この画像データ展開
分版手段20にて分版された各データを出力装置60に
向けて転送制御動作を行う動作転送制御手段40と、前
記画像データ分版手段20並びに動作転送制御手段40
の各部の設定の操作入力を行うための表示操作手段50
と、を含んで構成される。
【0069】画像データ展開分版手段20は、編集画像
ファイルをラスターデータ等の画像データに展開すると
ともに、画像データを所定の色Y、M、C、K及び特色
に分版して画像データを生成する展開分版手段21と、
当該画像データよりファイル情報(ファイル名称情報、
ファイル内部情報、色情報、その他他各種情報)を抽出
するための情報抽出手段22と、前記画像データに対し
て例えば分版されたY色の色版データに対してはY、分
版されたM色の色版データに対してはM、分版されたC
色の色版データに対してはC、分版されたK色の色版デ
ータに対してはK、分版された特色1、2の色版データ
に対してはS1、S2という具合に各色の色版に対して
色版を識別するための色版文字列を割り当てる色版文字
列割当手段24(第1の割当手段)と、例えば1枚にて
印刷される1組の色版データ、(Y、M、C、K、S
1、S2)に対しては、DATA1.Y、DATA1.
M、DATA1.C、DATA1.K、DATA1.S
1、DATA1.S2という具合に1組の色版データ
を、他の組の色版データと識別するための共通の文字列
(DATA1)を割り当てる共通文字列割当手段23
(第2の割当手段)と、これら共通文字列割当手段23
並びに色版文字列割当手段24にて割当られた色版文字
列及び共有文字列に基づいて、前記各々の分版ファイル
の色版データの文字列(ファイル名称)を生成するファ
イル名称生成手段25と、を含んで構成されている。
【0070】さらに、画像データ展開分版手段20は、
指定された共通文字列の指定入力に基づき、共通文字列
の入力制御を行う共通文字列指定入力制御手段27と、
指定された色版文字列の入力制御を行う色版文字列指定
入力制御手段28と、指定入力された共通文字例の情報
を格納しておく共通文字列情報格納手段30と、指定入
力された色版文字列の情報を格納する色版文字列情報格
納手段31と、前記共通文字列情報格納手段30に、指
定により格納された共通文字列情報もしくは予め格納さ
れた共通文字列情報に基づき、指定された場合には当該
指定操作制御信号により、指定されていない場合には情
報抽出手段22からの情報抽出動作に基づき共通文字列
を生成する共通文字列生成手段33と、前記色版文字列
情報格納手段31に、指定により格納された色版文字列
情報もしくは予め格納された色版文字列情報に基づき、
指定された場合には当該指定操作制御信号により、指定
されていない場合には情報抽出手段22からの情報抽出
動作に基づき色版文字列を生成する色版文字列生成手段
34と、を含んで構成される。
【0071】さらに、画像データ展開分版手段20は、
情報抽出手段22にて抽出されたファイル情報と共通文
字列との相関関係を示した第1相関テーブル、前記ファ
イル情報と色版文字列との相関関係を示した第2相関テ
ーブルなどを格納したファイル情報格納手段36と、共
通文字列情報格納手段30の共通文字列情報や、色版文
字列情報格納手段31の色版文字列情報などに基づき、
前記ファイル情報格納手段36の共通文字列情報や色版
文字列情報を、最新の情報(好ましくは共通文字列情報
格納手段30、色版文字列情報格納手段31内の情報と
一致させる)となるように、常時更新処理を行う更新手
段37と、これらの共通文字列情報格納手段30、色版
文字列情報格納手段31に各々格納された共通文字列情
報、色版文字列情報などを前記UI上に表示するように
表示制御する表示制御手段39と、を含んで構成され
る。
【0072】動作転送制御手段40は、ファイル名称生
成手段25にて生成されたデータ、すなわち、上記文字
列が割り当てわれた少なくとも1組のデータ群を一時格
納する情報一時格納手段41と、この情報一時格納手段
41にて格納された情報を出力装置へ転送させるための
転送手段42と、情報一時格納手段41にて格納された
各色版データ(例えばDATA1.Y、DATA1.
M、DATA1.C、DATA1.K、DATA1.S
1、DATA1.S2)を検出するための検出手段45
と、これらの検出データをリアルタイムで前記表示制御
手段39を介して表示操作手段50に表示させるように
制御する検出データ制御手段46と、を含んで構成され
ている。ここで、検出手段45は、割り当てられた色版
識別用文字列と、割り当てられた共通文字列とに基づ
き、各色版データを検出する。
【0073】また、動作転送制御手段40は、検出手段
45での検出結果によって確認された情報一時格納手段
41に格納された各データが、例えば(DATA1.
Y、DATA1.S1、DATA1.M、DATA1.
C、DATA1.K、DATA1.S2)などのように
配列されていた場合には、所定の操作指示に基づき、
(DATA1.Y、DATA1.M、DATA1.C、
DATA1.K、DATA1.S1、DATA1.S
2)のように各データを並べ替える並替手段44と、表
示操作手段50からの操作入力に基づき、前記並替手段
44を制御する並替制御手段43と、を含んで構成され
ている。
【0074】表示操作手段50は、表示手段としても機
能し、前記共通文字列情報格納手段30の共有文字列情
報、色版文字列情報格納手段31の色版文字列情報、情
報一時格納手段41内の各データの検出結果、並べ替え
(ソーティング)並びに修正あるいは指定が必要とされ
た場合にはその並べ替え等の結果の情報などを表示する
ための情報表示部51(表示手段)と、共通文字列を指
定するための共通文字列指定手段52と、色版文字列を
指定するための色版文字列指定手段53と、並び替えを
指定するための並替指定手段55と、を含んで構成され
ている。この表示操作手段50は、図3の表示部17及
び操作部15により構成することができる。
【0075】共通文字列指定手段52は、ユーザーの操
作入力に基づき、前記共通文字列を指定入力するもので
あり、複数種の共通文字列を指定可能としている。ま
た、出力装置60の設定を、少なくとも一つのカラープ
ルーフを出力する毎に行う出力設定画面(出力設定手
段)有する場合には、共通文字列指定手段52は、前記
出力設定画面での設定毎に指定可能である。
【0076】色版文字列指定手段53は、ユーザーの操
作入力に基づき、色版識別用文字列を指定入力するもの
であり、複数色のうち特色に対応する色版データに対し
て、前記色版識別用文字列を指定可能としている。さら
に、複数種の色版識別用文字列を指定可能としている。
また、出力装置60の設定を、少なくとも一つのカラー
プルーフを出力する毎に行う出力設定画面(出力設定手
段)有する場合には、出力設定画面での設定毎に指定可
能である。
【0077】なお、これらの「各手段」は、種々のソフ
トウエア及びハードウエアの組み合わせにより実現でき
る。
【0078】このような構成を有するサーバー10にお
いて、先ず、共通文字列、色版文字列を設定する場合に
ついて説明する。
【0079】まず、ユーザーは、サーバー10に対し、
マウス、キーボード等の手段を利用して表示操作手段5
0において、ユーザーが共通文字列指定手段52にて共
通文字列を指定すると、共通文字列指定入力制御手段2
7は、指定入力された共通文字列情報を共通文字列情報
格納手段30に格納する。
【0080】同様にして、表示操作手段50において、
ユーザーが色版文字列指定手段53にて色版文字列を指
定すると、色版文字列指定入力制御手段28は、指定入
力された色版文字列情報を色版文字列情報格納手段31
に格納する。
【0081】なお、これらの指定入力された共通文字列
情報、色版文字列情報は、共通文字列情報格納手段3
0、色版文字列情報格納手段31より表示制御手段39
を介して表示操作手段50の不図示の所定エリアに表示
されることとなる。この際に、当該各情報は、情報表示
部51のUI上に表示されることとなる。
【0082】一方、ファイル情報格納手段36には、画
像ファイルのファイル情報と、このファイル情報に対応
する共通文字列情報との相関関係を示した第1相関テー
ブル、及び、前記ファイル情報と色版文字列情報との相
関関係を示した第2相関テーブルが格納されている。当
該テーブルの共通文字列情報及び色版文字列情報は、予
め設定されていたものであるから、上述のように新たに
ユーザーが共通文字列情報、色版文字列情報を指定入力
した場合には、共通文字列情報格納手段30、色版文字
列情報格納手段31内の、新たに指定入力された共通文
字列情報、色版文字列情報に基づき、更新手段37は、
ファイル情報格納手段36の第1、第2の各相関テーブ
ルの情報を更新する。これによって、ファイル情報格納
手段36には、最新の共通文字列情報、色版文字列情報
が格納されることとなる。
【0083】なお、予め設定されていた共通文字列、色
版文字列を、強制的に変更することもできる。この場合
には、共通文字列指定手段52での指定により共通文字
列指定入力制御手段27は、共通文字列生成手段33に
対して、共通文字列を生成するよう促す。
【0084】次に、共通文字列生成手段33は、共通文
字列割当手段23に対し、共通文字列を割り当てるよう
促す。
【0085】同様に、色版文字列指定手段53での指定
により色版文字列指定入力制御手段28は、色版文字列
生成手段34に対して、色版文字列を生成するよう促
す。
【0086】次に、色版文字列生成手段34は、色版文
字列割当手段24に対し、色版文字列を割り当てるよう
促す。
【0087】これにより、予め一意に定められたファイ
ル情報格納手段36のテーブルを利用する場合には、フ
ァイル情報格納手段36からの情報に基づき、共通文字
列、色版文字列が割り当てられ、共有文字列指定手段5
2、色版文字列指定手段53にて指定された場合には、
共通文字列生成手段33、色版文字列生成手段34にて
共有文字列、色版文字列が割り当てられる。
【0088】次に、このような準備のもとに、入力部1
1を介してPC2からカラー情報を含むPDLデータの
取り込みを開始し、PDLデータの供給が終了したかど
うかを判別する。この際、PDLデータの供給の終了
は、ファイル中に挿入されているEOF(end of file
)命令の確認等により行われる。
【0089】そして、外部のPC2で編集加工が行われ
て転送されてきた各種ページ記述言語などで記述された
多値階調データである画像データは、データ処理部12
の展開分版手段21などによって展開分版され、1枚の
カラープルーフを作成するのに必要な色別分版ファイル
(色版データ)が生成される。
【0090】すなわち、画像データは、印刷で再現でき
るデータであるから、当然色に関する情報は、印刷に使
う色で記述されている。従って、印刷色がプロセス色
Y、M、C、Kと特色の特1、特2である場合、画像デ
ータの色に関する記述はこれらの6色のみで記述されて
おり、これから得られるラスター画像データは、これら
6色の色情報を持っている。
【0091】尚、通常RIP処理は、各色版毎の単色の
ラスター形式階調データを色数分出力するが、画素毎に
各色階調値を並べた形式のデータであってもよい。いず
れの形式においても、入力されたラスター画像データの
ある画素の色の値は、ベクトル値として、階調値=
(C、M、Y、K、特1、特2)のように表現すること
が好ましい。各ベクトル成分はベタを100、白を0と
した0〜100の数値(網点%)とする。
【0092】このとき、制御部であるCPU14は、他
の指示がない場合には、デフォルトとして、データ処理
部を分版処理モードに設定する。
【0093】データ処理部12は、PDLデータ中、例
えばDSC(DocumentStructure Convention )コメン
トデータ等を抽出する。この際に、DSCコメントデー
タが「%% Title:タイトル名」で、タイトル名をチェ
ックし、そのタイトル名が色版名、例えば、ABC.
C、等のように、CMYKの文字、色版名に依存してい
た場合、 DSCコメントデータが「%% PlateColor
:」で、刷版に関する色の情報を示している場合、D
SCコメントデータが「%% BeginSeparation:」で、
分版されたデータの開始を意味する、等の場合には、既
分版データであると判断される。
【0094】なお、これらのいずれにも該当しなかった
場合には、DSCコメントデータを含むPDLデータ
は、データ処理部12により直ちに分版処理を開始し、
分版処理後のPDLデータに対して2値化データにする
ためのラスタイメージ処理等の分版展開処理を行う。
【0095】一方、転送されてきたPDLデータが分版
されているデータであれば、データ処理部12の処理モ
ードを分版モードに設定しているので、判別時点で処理
を中止または終了し、処理モードを非分版モードに設定
し直した後、PDLデータの最初の部分から処理する。
【0096】このように、PDLデータが分版されてい
るデータかどうかを、DSCコメントデータに基づいて
判別し、転送されてきたカラー情報を含むPDLデータ
が分版されているデータの場合には、データ処理部12
を予め分版モードに設定してラスタイメージ処理を開始
し、分版されていないデータである場合には、データ処
理部を非分版モードに設定して、カラー情報を含むPD
Lデータを、データ処理部で分版処理でのラスタイメー
ジ処理を行うようにしている。
【0097】このように制御することにより、転送され
てきたPDLデータが分版されていないデータであれ
ば、データ処理部12を分版モードに設定し、そのまま
処理を継続することで、結果として、所望の4版分のラ
スタイメージデータが得られる。
【0098】これにより、結果として、編集用のPC2
における分版・非分版処理モードと、データ処理部にお
ける分版・非分版処理モードが適切に選択され、分版処
理は、編集用のPC2またはデータ処理部12のいずれ
か一方にて実行される。
【0099】ページ記述言語で書かれたファイル(以
下、PSファイルともいう)は、文字、写真、図形等が
混在するデータを統一して取り扱うことができ、出力装
置との共通インターフェース言語といえる。そして、こ
のようなページ記述言語で書かれたグラフィックデータ
等を多色刷りで印刷する場合は、各色ごとの分版ファイ
ル(特色分版を含む)が必要となる。
【0100】例えば、図形を表記したページ記述言語の
ファイル(PSファイル)を想定したとき、ポストスク
リプトによるCMYKの色指定方式の色記述(色デー
タ)を含む場合がある。つまり、C:シアン、M:マゼ
ンタ、Y:イエロー、K:ブラックの組み合せでできた
色記述と図形データが合わせて記述されている場合であ
る。この場合は、PSファイル内のすべての色ごとにこ
のPSファイルを分版(特色分版)して、印刷用の各色
の版が得られる。
【0101】具体的には、展開分版手段21は、ページ
記述言語で書かれた図形データ等を含むPSファイルの
中から、使用されている全ての色のデータを解析する。
この際、予めファイル情報格納手段36の例えば色命令
保存テーブルに記憶されている色命令と、ページ記述言
語によるファイルの命令とが一致するかどうかで、色デ
ータの存在を把握することができる。
【0102】さらに、ファイル情報格納手段36では、
得られた全ての色データについて色テーブルを作成し、
このデータを格納する。
【0103】展開分版手段21は、例えばファイル情報
格納手段36を参照して、その中の抽出された色データ
に基づき、それぞれ色別分版ファイルの色版データを生
成する。
【0104】この詳細を更に具体的に説明すると、例え
ばPSファイルがあったとして、ページ記述ファイル
(ページ記述言語ファイル)より1命令をGETする
(読み込む)。ここで、ページ記述言語は、色の指定コ
マンドや図形の指定コマンドが入っているのが普通であ
る。例えばポストスクリプト言語で言えば、「setcmykc
olor 1000」等が色データ(この場合はシアンにセ
ットせよという指定コマンド)を含む命令になる。これ
らの一般に想定される色データを含む命令は、色命令保
存テーブルとして登録されている。
【0105】命令データが色命令保存テーブルにあるも
のと一致すれば、色データを含むと判断し、その色デー
タを抽出して、当該色データが色テーブルに登録されて
いなければ、色データを色テーブルに登録する。
【0106】出力色と一致する色データは、命令の色部
分(例えばcmykの「1000」等)を一の基準色(例え
ば黒)に、一致しない色データは他の基準色(例えば
白)に変更し、そのように変更された命令を新しいファ
イル(色別分版ファイル) に出力する。そして、ペー
ジ記述ファイルの全体について、そのような色データの
変更処理をし、ページ記述ファイルに存在する全ての色
データについて処理を行い、色別の分版ファイル(色版
データ)を得る。
【0107】このように、PSファイル内のすべての色
ごとにこのPSファイルを分版(特色分版)して、印刷
用の各色の版が得られる。
【0108】次に、画像データファイルから情報抽出手
段22は、共通文字や色版文字などの割り当てに必要な
情報の取得を行う。
【0109】取得された情報は、ファイル情報格納手段
36に格納される。この取得情報に基づき、所定の共通
文字列とファイル情報との相関関係を示した第1の相関
テーブルによって、対応する共通文字列が抽出される。
【0110】あるいは、所定の色版文字列とファイル情
報との相関関係を示した第2の相関テーブルによって、
対応する色版文字列が抽出される。
【0111】抽出されたファイル情報格納手段36の共
通文字列は、展開分版された一つのデータに対して共通
文字列割当手段23にて割り当てられる。同様に、抽出
されたファイル情報格納手段36の色版文字列は、前記
一つのデータに対して色版文字列割当手段24にて割り
当てられる。
【0112】共通文字列割当手段23、色版文字列割当
手段24にて割当られた共通文字列、色版文字列は、フ
ァイル名称生成手段25にて例えばDATA1.Y等の
データファイルが生成される。
【0113】次に、色版データ群は、情報一時格納手段
41に格納される。この情報一時格納手段41に格納さ
れたデータ群、例えば、DATA1.Y、DATA1.
M、DATA1.C、DATA1.K、DATA1.S
1、DATA1.S2を検出手段45により検出し、検
出データ制御手段46は、表示制御手段39を介して表
示操作手段50に表示させることとなる。この際に、表
示操作手段50に表示されたデータが、仮にDATA
1.Y、DATA1.S1、DATA1.M、DATA
1.C、DATA1.K、DATA1.S2と表示され
たものとすると、ユーザーは、表示操作手段50の並替
指定手段55によって、該当箇所をクリック等の操作を
行うことにより、これらの配列を任意に並べ替えること
ができ、例えばDATA1.Y、DATA1.M、DA
TA1.C、DATA1.K、DATA1.S1、DA
TA1.S2のようにすることができる。
【0114】これらの情報は、検出データ制御手段46
によって、表示制御手段39を介して、情報表示部51
などにリアルタイムで表示される。
【0115】そして、転送手段42が出力装置60に対
してデータを転送をし、出力装置60は、サーバー10
から所定の順序に従って、面順次に色版データを受付、
露光部63でこの転送された各色版データによる露光を
行う。
【0116】(処理手順について)次に、上述のような
構成を有するカラープルーフ作成システムのサーバーに
おける処理手順について、図8を参照しつつ説明する。
【0117】先ず、予め、ユーザーは、上述の共通文字
列指定手段52や色版文字列指定手段53などを用い
て、1組のDCP作成用データ群のファイル名称に共通
な共通文字列と、個々の各色版データの名称に固有の色
版文字列(色版識別用文字列)などを、予め指定してお
く。
【0118】PC2等により上流工程にて画像編集され
た画像編集ファイルが、PC2より送信され、ネットワ
ークを介してサーバー10にて受信される、もしくはF
Dなどの記録媒体に格納された画像編集ファイルを外部
入出力装置18よりデータの取り込みが行われると、当
該画像編集ファイルに含まれるファイル情報(ファイル
名称、ファイル内部情報、色情報等)に基づき、ファイ
ル情報を取得する処理を行う(ステップ、以下「S」1
01)。
【0119】次に、予め設定された色版文字列を抽出し
(S102)、分版された各データに割り当てる処理を
行う(S103)。同様にして、共通文字列について
も、予め設定された共通文字列を抽出し(S104)、
前記各データの各々に対して少なくとも1組のデータ群
に相当する分に当該共通文字列を割り当てる処理を行う
(S105)。
【0120】さらに、色版データ数に関してもその抽出
処理を行う(S106)。ここにおいて、例えば、予め
設定された色版データ数が6である場合には、色版が、
例えばY、M、C、K、S1、S2に分版されているこ
とを意味し、この際に、色版文字列としては、各分版デ
ータに、Y、M、C、K、S1、S2などを割り当てる
ことが好ましい、さらに、これら6つのデータで1組の
データ群を構成することから、これらの6つのデータの
各々に対して、予め設定された共有文字列情報、例えば
DATA1を割り当てる処理を行うことが好ましい。
【0121】このようにして、DCP作成用データ群が
生成される(S107)。例えば、上述の例においてD
CP作成用データ群が生成されると、DATA1.Y、
DATA1.M、DATA1.C、DATA1.K、D
ATA1.S1、DATA1.S2のようになる。
【0122】次に、これらのデータ群に関する情報は、
一時格納される(S108)。格納されると、生成結
果、すなわち、色版文字列と共有文字列によりファイル
名が検出される(S109)。
【0123】そして、色版文字列と共通文字列によるフ
ァイル名が表示操作手段50に表示されることとなる
(S110)。これにより、ユーザーは、各データファ
イルを、色版文字列と共通文字列からなるファイル名に
よってデータの識別を行うことができる。
【0124】この際に、表示されたデータファイルに対
して変更が行われたか否かの判断処理が行われる(S1
11)。この判断処理において、変更が行われたものと
判断されると、並替処理が行われる(S112)。一
方、この判断処理において、変更が行われていないもの
と判断されると、後述のS113に進む。
【0125】すなわち、表示されたデータファイルが、
例えばDATA1.Y、DATA1.S1、DATA
1.M、DATA1.C、DATA1.K、DATA
1.S2のようである場合には、ユーザーは、並替指定
手段55などを用いることにより、DATA1.Y、D
ATA1.M、DATA1.C、DATA1.K、DA
TA1.S1、DATA1.S2のようにユーザーが所
望する順序もしくは予め定まったルールに基づき、並べ
替えを行うことができる。
【0126】あるいは、他に修正、削除等があれば、不
図示の修正手段等により、共通文字列、色版文字列の修
正などを行うこともできる。
【0127】以上のように本実施の形態によれば、転送
に先立って、出力装置に転送される色版データ(転送デ
ータ)の色版を、色版文字列(色版識別用文字列)にて
識別できる。また、各組のDCP作成用データ(ユニッ
ト)を、共通文字列によって認識できるので、1組のD
CP作成用データに、他のDCP作成用データの一部が
混在することを防止できる。
【0128】これにより、特色を含む場合や、転送する
色版データを指定した上で転送したり、色版別の動作制
御を行うことが多くても、色版データを正確に正しい順
序で転送されるかを検出手段にてチェックし、出力装置
に正しい順序でデータを転送することができる。
【0129】これによって、プロセスカラーに相当する
各色版データと、特色に相当する色版データを、各々に
付与された名称によって1組のDCP作成用データとし
て自動認識できるので、ユーザーがカラープルーフ作成
の度に、DCP作成用データを構成する1組の各色版デ
ータを指定する必要がなくなり、自動出力が可能となる
為、工程の省力化と生産性の向上におおきく貢献でき
る。
【0130】また、各色版データは、色版文字列指定手
段の指定によって色版文字列を指定することで識別で
き、さらに、各組のDCP作成データは、共通文字列指
定手段の指定によって共通文字列を指定することで識別
でき、4色データはもとより特色の出力まで、自動化す
ることができる。
【0131】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図9づいて説明する。な
お、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に同様の
構成に関してはその詳細な説明を省略し、異なる部分に
ついてのみ述べる。図9は、本例のカラープリント作成
システムに関する説明図である。
【0132】上述の第1の実施の形態におけるカラープ
リント作成システムでは、共通文字列及び色版文字列を
ユーザーインターフェースを用いてユーザーが設定する
構成を開示したが、本例においては、特色以外の色版に
ついてはユーザーがこれらの設定を行うことなく、画像
データが受付られると、一義的に共通文字列及び色版文
字列が割り当てられる例を開示している。
【0133】具体的には、図9に示すように、本例のカ
ラープリント作成システムにおけるデータ処理部210
は、上記第1の実施の形態同様、画像データ展開分版手
段220、動作転送制御手段240、表示操作手段25
0を含む。
【0134】画像データ展開分版手段220は、上記第
1の実施の形態同様、展開分版手段221、抽出手段2
22、共通文字列割当手段223、色版文字列割当手段
224、ファイル名称生成手段225、共通文字列情報
格納手段230、色版文字列情報格納手段231、表示
制御手段239、を含む。
【0135】動作転送制御手段240は、上記第1の実
施の形態同様、情報一時格納手段241、転送手段24
2、検出手段245、検出データ制御手段246、並替
手段244、並替制御手段243、を含む。
【0136】表示操作手段250は、情報表示部251
と並替指定手段255のみを有する。
【0137】上記のような構成のデータ処理部210に
おいて、上記第1の実施の形態と異なるのは、表示操作
手段250において、共通文字列並びに色版文字列を指
定する必要がない点にある。このため、受付られた画像
データが展開分版手段221において各色版データに分
版されると、抽出手段222は当該各色版データからフ
ァイル情報、色情報等を抽出し、この抽出結果(ファイ
ル情報)に基づき、共通文字列生成手段233は、共通
文字列情報格納手段230に格納されたファイル情報と
共通文字列との相関関係を定義した相関テーブルなどか
ら対応する共通文字列を生成する。
【0138】さらに、前記抽出手段222からの抽出結
果(色情報、特色等の情報を含む)に基づき、色版文字
列生成手段234は、色版文字列情報格納手段231に
格納された色情報と色版文字列との相関関係を定義した
相関テーブルなどから対応する色版文字列を生成する。
【0139】そして、共通文字列生成手段233、色版
文字列生成手段234にて、各々共通文字列、色版文字
列が生成されると、これらが、共通文字例割当手段22
3、色版文字列割当手段224にて当該色版データに対
して割り当てられ、後は、上記第1の実施の形態同様、
例えばDATA1.Cなどの色版データ(色別分版ファ
イル)のファイル名称が生成される。なお、この際に、
色版文字列情報格納手段231に、複数種の特色に各々
対応する色版文字列を各々用意することにより、特色を
含む場合にも容易に対応できる。
【0140】その後の処理手順や検出結果として情報表
示部251に表示される表示態様等は、上記第1の実施
の形態同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0141】なお、特に明記はしないが、特色に関して
は、本例のように一義的に設定される場合、ユーザーイ
ンタフェースを用いて設定する場合のいずれの場合でも
よいが、特色データに関しては、当該色版データが多数
の種類(数百から数千)におよび制限がない為、色版文
字列情報格納手段231に用意された特色の色版文字列
のみでは対応できないケースが生じる可能性があるた
め、予めユーザーインターフェースを用いて指定する場
合の方が、特に有効である。
【0142】以上にように本実施の形態によれば、上記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、上
流工程から渡された画像編集ファイル(画像データ)の
ファイル名称、ファイル内部情報、色情報などから、展
開分版された順番から共通文字列、色版文字列(色版識
別用文字列)が一意的に決定されるように構成されてい
るので、予めの指定を要しない。
【0143】特に、固有な色版文字列CMYKは、予め
指定しなくても、分版されるときに一意に大文字のCM
YKとつくケースが多く、共通文字列指定手段というU
Iを設けなくても、一意的にこの処理を行った段階で、
CMYKの文字列が追加されるケースもある。このよう
な場合には、専用のUIを特に設けることなく、同じ効
果が得られる。
【0144】このように、文字列を指定する必要がない
ため、操作が簡単となり、設定ミスを確実に防止でき、
ユーザーの軽減及び設定ミスによるプリントミス発生率
の低減を実現でき、画像処理の生産性を向上できる。
【0145】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図10に基づいて説明す
る。図10は、本例のカラープルーフ作成システムの実
施の形態の一例を示す説明図である。
【0146】上述の第1の実施の形態では、文字列検出
表示画面において、1組のDCP作成用データ群の各分
版ファイルを単に一覧表示する構成としたが、本例で
は、これらの一覧を表示させるまでに検索や並び順の入
れかえ等が容易となるように文字列検出用のメニュー画
面を設けている。
【0147】具体的には、図10に示すように、メニュ
ー画面300では、1組のDCP作成用データ群の共通
文字列のみを表示し、複数組、例えばDATA1、DA
TA2、DATA3、DATA4、・・・が一覧表示さ
れている。これらは、転送順もしくは、緊急度の高いも
のから順に配列表示されることが好ましい。
【0148】あるいは、他の種々の検索手段を用いるこ
とにより、メニュー画面300に表示される共通文字列
を、例えば会社別等にグループ分けすることもできるよ
う構成することが好ましい。この場合、例えばある不図
示の釦を押下して検索にA社を指定すると、DATA
5、DATA6が先頭から表示されるように構成され
る。あるいは、TESTに関係のあるものを検索キーと
して指定すると、TEST1、TEST2などの共通文
字列が先頭から表示される。これによって、大量のデー
タを要する場合などにグループ分けを行うことができ
る。
【0149】その場合、ユーザーは、文字列検出のメニ
ュー画面300において、これらの各DATA1、DA
TA2、・・と表示された共通文字列を、ユーザーが所
望する順番、例えばDATA3、DATA1、・・とい
う具合に並べ換えることもできる。
【0150】そして、メニュー画面200において、い
ずれか例えばDATA3の共通文字列302aを選択す
ると、文字列検出表示画面320が表示されることとな
る。
【0151】この文字列検出表示画面320において
は、色版データ322aとして、DATA3.Cを1回
修正した色版データであるDATA.C1、2回修正し
た場合の色版データであるDATA.C2をも表示可能
としている。なお、これらを識別するためには、修正回
数に関する修正回数情報と修正回数用色版文字列との相
関関係を定義したテーブルなどを用意すればよい。
【0152】また、これらのC、C1、C2の全てを表
示せずに、Cに関してのみ最新のもの(この例ではC
2)をCとして表示する構成としてもよい。
【0153】以上にように本実施の形態によれば、グル
ープ毎に分類して表示させたりして、表示部において転
送するデータの確認を行うことができる。
【0154】また、工程の中である色版データ、1版だ
けを手直しして、ある色版データ版が出たり入ったりし
て乱れている可能性がある場合にも、最終段階で、文字
列の確認をしてチェックを行うことができる。
【0155】[第4の実施の形態]次に、本発明にかか
る第4の実施の形態について、図11に基づいて説明す
る。図11は、本例のカラープルーフ作成システムにお
ける実施の形態を示す説明図である。
【0156】上述の第1の実施の形態では、文字列を指
定する文字列指定画面を、各分版ファイル毎に設定する
構成としたが、本例では、文字列指定画面を、各組のD
CP作成用データ群に対して一括して設定できる構成と
している。
【0157】具体的には、文字列指定画面400は、図
11に示すように、少なくとも1組のDCP作成用デー
タ群の文字列を指定するための第1の文字列指定部41
0、他の1組のDCP作成用データ群の文字列を指定す
るための第2の文字列指定部420、・・が形成されて
いる。これらの第1〜第Nの各文字列指定部の表示レイ
アウトは共通するので、その中の一つの文字列指定部に
ついて説明する。
【0158】第1の文字列指定部410には、共通文字
を指定する共通文字列指定入力欄411と、色版識別用
文字列(色版文字列)を指定するための色版文字列指定
部412と、これらに指定された文字列を参考として参
照するための文字列参照部414と、これらの各部の設
定もしくは指定を登録するためのOKボタン416、各
部の設定もしくは指定をキャンセルするためのキャンセ
ルボタン418と、が形成されている。
【0159】色版文字列指定部412は、YMCKの各
版の項目に加えて、新たに特1(特色1)、特2(特色
2)や任意の項目を追加するための項目追加欄412
d、412e、412fなどが形成されるとともに、例
えば各YMCK特1特2の各版に各々対応する固有の色
版文字列を各々指定する各色版文字列指定入力欄412
a、1回修正した場合に前記色版文字列と識別するため
の1回修正色版文字列を各々指定するための1回修正色
版文字列指定入力欄412b、2回修正した場合に前記
色版文字列と識別するための2回修正色版文字列を各々
指定するための2回修正色版文字列指定入力欄412c
なども形成されている。
【0160】このような構成の文字列指定画面400に
おいて、例えば第1の文字列指定部412の共通文字列
指定入力欄411に、DATA1を入力する。そして、
例えば、特色は最大でも2種類しか使用しないものと分
かっている場合には、項目追加欄412d、412eに
おいて、特1、特2の項目を追加する。なお、この場合
に、仮に分版された各色版データが特1のみの場合であ
っても、特1に対応する色版文字列のみ表示され、特2
の対応する色版データはないので当該色版文字列は表示
されず問題はない。
【0161】さらに、各YMCK特1特2の各々につい
て、各色版文字列指定入力欄412aに例えばY、M、
C、K、S1、S2などの色版文字列を、各1回修正色
版文字列指定入力欄412bに例えばY1、M1、C
1、K1、S1―1、S2―1などの色版文字列を、各
2回修正色版文字列指定入力欄412cのYに対応する
欄に例えばY2などの色版文字列を入力する。
【0162】この際、文字列参照部414には、検出後
における文字列表示のレイアウト、例えばDATA1.
Y等がプレビューできるようになっている。
【0163】なお、これらの各欄は全て埋める必要はな
く、空欄があっても構わない。但し、空欄となっている
箇所に対応する色版データが生成されたとしても、検出
されないか、もしくは、共通文字列のみ(例えばDAT
A1.Y2に対応する色版データがあるにもかかわら
ず、Y2の色版文字列が設定されていない場合には、D
ATA.)が表示される。
【0164】このようにして設定入力された状態におい
て、OKボタン416を押下することによって、ある1
組のDCP作成用データ群についても文字列の指定を行
うことができる。
【0165】以降、第2の文字列指定部420などにつ
いても同様にして、他の1組のDCP作成用データ群に
ついての文字列の指定を行うことができる。
【0166】なお、上述のメニュー画面は、出力装置6
0の設定を行う出力設定画面(出力設定手段)の下位の
階層に形成することが好ましい。この場合、出力設定
は、1つのカラープルーフ毎に行うために、出力設定画
面での設定毎に共通文字列、色版文字列を指定する共通
文字列指定手段、色版文字列指定手段を設けることが好
ましい。
【0167】また、メニュー画面に表示においても、並
替指定手段にて指定を行うと、緊急度に応じて並替手段
が緊急度順に並び替えをするように構成することが好ま
しい。
【0168】以上のように本実施の形態によれば、複数
組のDCP作成用データ群に対して、共通文字列及び色
版文字列の指定を一括して行うことができる。さらに、
各色版データに対しては、特色については複数種、ま
た、版を1回修正した場合、2回修正した場合などで異
なる色版文字列を指定できるので、文字列検出時におけ
るユーザーの利便性が向上する。
【0169】また、上記の色版識別用の色版文字列は、
複数指定可能であるよう構成することにより、複数の特
色の出力が可能な装置において特に有効である。
【0170】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
当業者は本発明の主旨および範囲から逸脱することなく
本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形
が可能である。
【0171】例えば、上述の各実施の形態のカラープル
ーフ作成システム、それに用いるサーバー、PC、出力
装置において処理される処理プログラム、説明された処
理、データ(例えば、編集画像ファイル、ラスタデー
タ、網点画像データ、分版された各データ、各種テーブ
ル等)の全体もしくは各部を情報記録媒体に記録した構
成であってもよい。さらに、上述の処理プログラムを、
一般のパソコンや携帯端末で動作可能な電子メールソフ
トに組み込んだもの、あるいは組み込んだ電子メールソ
フトを記録した情報記録媒体も含む。
【0172】この情報記録媒体としては、例えばRO
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディス
ク、CD―R、CD―RW、FD、DVDRAM、DV
DROM、MO、ZIP、磁気カード、磁気テープ、不
揮発性メモリカード、ICカード等に記録して構成して
用いてよい。
【0173】さらにまた、媒体の例としては、コンピュ
ータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネ
ル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMC
IAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデ
バイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウ
ェブサイトその他に記録された情報を含むインターネッ
トやイントラネットが挙げられる。
【0174】この情報記録媒体を上記各実施の形態によ
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができる。
【0175】また、コンピュータ上で稼働しているO
S、画像形成装置、出力装置上のRTOS等が処理の一
部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み出さ
れたプログラムコードが、コンピュータ、画像形成装
置、出力装置、情報処理装置に挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータ、画像形成装置、出力装置に接続され
た拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能
ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一
部又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の
機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ
る。
【0176】具体的には、情報記録媒体は、複数色より
なる少なくとも一つの画像データを展開分版して少なく
とも1組の各色版データとし、この各色版データを面順
次で出力装置に転送し、各前記色版データに基づき前記
出力装置からカラープルーフを出力する処理を記録した
ものである。
【0177】この情報記録媒体は、各前記色版データを
識別する色版識別用文字列を、各前記色版データに対し
て各々割り当てる処理を行う情報と、前記一つの画像デ
ータと他の画像データを識別するために、各前記色版デ
ータに共通する共通文字列を、1組の各色版データに対
して割り当てる処理を行う情報と、前記第1の割当手段
にて割り当てられた前記色版識別用文字列と、前記第2
の割当手段にて割り当てられた前記共通文字列と、に基
づき、各前記色版データを検出する処理を行う情報と、
を含む。
【0178】また、情報記録媒体は、各前記色版データ
を識別する色版識別用文字列を、各前記色版データに対
して各々割り当てる処理を行う情報と、前記色版文字列
割当手段にて割り当てられた前記色版識別用文字列に基
づき、各前記色版データを検出する処理を行う情報と、
を含む。
【0179】さらに、情報記録媒体は、前記一つの画像
データと他の画像データを識別するために、各前記色版
データに共通する共通文字列を、1組の前記各色版デー
タに対して割り当てる処理を行う情報と、前記共通文字
列割当手段にて割り当てられた前記共通文字列に基づ
き、各前記色版データを検出する処理を行う情報と、を
含む。
【0180】また、情報記録媒体は、ユーザーの操作入
力に基づき、前記色版識別用文字列を指定入力する処理
を行う情報と、ユーザーの操作入力に基づき、前記共通
文字列を指定入力する処理を行う情報と、複数色のうち
特色に対応する色版データに対して、前記色版識別用文
字列を指定可能とする処理を行う情報と、複数種の共通
文字列を指定可能とする処理を行う情報と、複数種の色
版識別用文字列を指定可能とする処理を行う情報と、前
記出力装置の設定を、少なくとも一つの前記カラープル
ーフを出力する毎に行う情報と、前記出力設定手段での
設定毎に指定可能とする処理を行う情報と、を含む。
【0181】さらに、情報記録媒体は、前記共通文字列
及び前記色版識別用文字列を有する各前記色版データを
一時格納する処理を行う情報と、前記情報一時格納手段
に格納された各前記色版データを検出して、前記共通文
字列及び前記色版識別用文字列の一覧を表示する処理を
行う情報と、前記表示手段にて表示される各前記色版デ
ータの配列順序を並べ替えるよう指定する処理を行う情
報と、前記並替指定手段の並替指定に基づき、各前記色
版データのデータ転送順序を並べ替える処理を行う情報
と、前記カラープルーフを出力する際の緊急度に基づい
て並べ替えるように指定可能とする処理を行う情報と、
前記緊急度に基づいて各前記色版データを並べ替える処
理を行う情報と、を含む。
【0182】また、情報記録媒体は、各々の前記端末か
らの各々の各前記色版データを各々識別する各色版識別
用文字列を、各々の各前記色版データに対して各々割り
当てる処理を行う情報と、前記色版文字列割当手段にて
各々割り当てられた各前記色版識別用文字列に基づき、
各前記色版データを検出する処理を行う情報と、各々の
前記端末からの前記一つの画像データと他の画像データ
を識別するために、各前記色版データに共通する各共通
文字列を、各組の前記各色版データに対して各々割り当
てる処理を行う情報と、前記共通文字列割当手段にて各
々割り当てられた各前記共通文字列に基づき、各前記色
版データを検出する処理を行う情報と、を含む。
【0183】また、サーバーを構成する情報処理装置
は、共通文字列指定手段と、色版文字列指定手段とを、
機能別に別々の情報処理装置(第1の情報処理装置、第
2の情報処理装置)に構成してもよい。即ち、サーバー
における上述の処理を複数のサーバーにて分散処理させ
る構成としてもいっこうに構わない。
【0184】さらに、上述の各実施の形態において開示
された各種の表示画面を表示するための処理プログラム
あるいはアプリケーションソフトウエアを構成する処理
プログラム等は、一又は複数の端末に備えてもよく、さ
らには、各種の表示画面をサーバー並びに一又は複数の
端末に表示できるように構成してもよい。
【0185】また、少なくとも一つのサーバーに対して
複数の出力装置を設け、これらを選択的にあるいは同時
に切り替え出力できるように構成していももちろん構わ
ない。この場合において、複数の出力装置と接続された
サーバーを複数設けたり、これらの各サーバーに対して
一又は複数の端末がネットワークを介して接続されるこ
ととなる。あるいは、逆に、一つの出力装置に対して一
つのサーバーを接続したものを、複数設ける構成として
もよい。この場合にこれらの各サーバーを管理するセン
ターサーバーを設け、このセンターサーバーに上述の処
理プログラムのUIを構成してもよい。もちろん、各サ
ーバーに各々上述の処理プログラムが配備されることと
なる。
【0186】なお、複数の端末並びに複数の出力装置を
要するシステムにおいては、サーバーの色版文字列割当
手段は、各々の前記端末からの各々の各前記色版データ
を各々識別する各色版識別用文字列を、各々の各前記色
版データに対して各々割り当てる。また、検出手段は、
色版文字列割当手段にて各々割り当てられた各前記色版
識別用文字列に基づき、各前記色版データを検出する。
【0187】さらに、前記サーバーの共通文字列割当手
段は、各々の前記端末からの前記一つの画像データと他
の画像データを識別するために、各前記色版データに共
通する各共通文字列を、各組の前記各色版データに対し
て各々割り当てる。また、検出手段は、前記共通文字列
割当手段にて各々割り当てられた各前記共通文字列に基
づき、各前記色版データを検出する。
【0188】さらにまた、出力装置は、インクシート方
式のもの、例えば出力装置側がサーバーからの4色分の
画像データを一時的に記憶するデータバッファを有し、
カラーペーパーに露光する方式のもの等でもよい。
【0189】さらに、出力装置としては、全色同時に露
光できる装置であってもよい。この場合には、サーバー
からの各色(Y、M、C、K)の画像データを、例えば
データバッファに一時的に記憶するようにして、データ
バッファで転送速度の変動をアキュームしながら、ドッ
トクロック生成部で生成したドットクロックでデータを
全色同時に読み出し、全色同時露光を行う。
【0190】また、ページ記述言語としては、ポストス
クリプトタイプに限らず、例えばインタプレス等のペー
ジ記述言語でも同様に適用できる。また、本発明は、プ
リンタ等の出力装置と一体的なものとして、印刷用の色
別分版シートを作成する装置としても適用できる。
【0191】またさらに、複数の出力装置が接続される
場合に、出力装置に応じて異なる共通文字列、色版文字
列を構成してもよい。
【0192】さらに、上述の各実施の形態同士、及びそ
れらのいずれかと変形例との組み合わせによる例をも含
むことは言うまでもない。この場合において、本実施形
態において特に記載しなくとも、各実施の形態及び変形
例に開示した各構成の組み合わせによって生じ得る自明
な作用効果については、特に明記しなくとも、当然のこ
とながら本例においても当該作用効果を奏することがで
きる。
【0193】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ロセスカラーに相当する各色版データと、特色に相当す
る色版データを、各々に付与された名称によって1組の
DCP作成用データとして自動認識できるので、ユーザ
ーがカラープルーフ作成の度に、DCP作成用データを
構成する1組の各色版データを指定する必要がなくな
り、自動出力が可能となる為、工程の省力化と生産性の
向上におおきく貢献できる。
【0194】また、各色版データは、色版文字列指定手
段の指定によって色版文字列を指定することで識別で
き、さらに、各組のDCP作成データは、共通文字列指
定手段の指定によって共通文字列を指定することで識別
でき、4色データはもとより特色の出力まで、自動化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラープルーフ作成システムの全体の
概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1のカラープルーフ作成システムの一部を示
す機能ブロック図である。
【図3】図1のカラープルーフ作成システムにおけるサ
ーバーの概略構成を示した機能ブロック図である。
【図4】図1のカラープルーフ作成システムにおける出
力装置の概略構成を示した機能ブロック図である。
【図5】 図1のカラープルーフ作成システムにおける
サーバーのさらに詳細な構成を示した機能ブロック図で
ある。
【図6】共通文字列、色版識別用文字列を指定する文字
列指定画面を表示した表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図7】検出された文字列を表示した表示画面の一例を
示す説明図である。
【図8】本発明のカラープルーフ作成システムにおける
サーバーの処理手順の一例を示したフローチャートであ
る。
【図9】本発明のカラープルーフ作成システムにおける
サーバー他の態様の詳細な構成を示した機能ブロック図
である。
【図10】検出された文字列を表示した表示画面の一例
を示す説明図である。
【図11】共通文字列、色版識別用文字列を指定する文
字列指定画面を表示した表示画面の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 カラープルーフ作成システム 2 PC(端末) 10 サーバー(情報処理装置) 20 画像データ展開分版手段 23 共通文字列割当手段 24 色版文字列割当手段 40 動作転送制御手段 41 情報一時格納手段 44 並替手段 45 検出手段 50 表示操作手段 52 共通文字列指定手段 53 色版文字列指定手段 55 並替指定手段 60 出力装置(DCP作成装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z (72)発明者 杉田 剛志 東京都新宿区下宮比町2−26共同ビル コ ニカ株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA15 AB01 AB05 AC05 AC07 AC08 BB02 BD32 BD52 CB04 CB16 DA02 2H113 AA01 AA04 BA17 FA21 FA24 FA51 FA56 5B021 AA01 LG07 LG08 NN23 5C077 LL16 MP02 MP08 NN04 PP33 PP43 PP66 PQ08 PQ23 TT08 5C079 HA09 HB03 KA04 KA15 LA31 LC01 MA04 NA03 NA18 NA19 PA07

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色よりなる少なくとも一つの画像デ
    ータを展開分版して少なくとも1組の各色版データと
    し、この各色版データを面順次で出力装置に転送し、各
    前記色版データに基づき前記出力装置からカラープルー
    フを出力するカラープルーフ作成システムであって、 各前記色版データを識別する色版識別用文字列を、各前
    記色版データに対して各々割り当てる色版文字列割当手
    段と、 前記色版文字列割当手段にて割り当てられた前記色版識
    別用文字列に基づき、各前記色版データを検出する検出
    手段と、 を含むことを特徴とするカラープルーフ作成システム。
  2. 【請求項2】 複数色よりなる少なくとも一つの画像デ
    ータを展開分版して少なくとも1組の各色版データと
    し、この各色版データを面順次で出力装置に転送し、各
    前記色版データに基づき前記出力装置からカラープルー
    フを出力するカラープルーフ作成システムであって、 各前記色版データを識別する色版識別用文字列を、各前
    記色版データに対して各々割り当てる第1の割当手段
    と、 前記一つの画像データと他の画像データを識別するため
    に、各前記色版データに共通する共通文字列を、1組の
    各色版データに対して割り当てる第2の割当手段と、 前記第1の割当手段にて割り当てられた前記色版識別用
    文字列と、前記第2の割当手段にて割り当てられた前記
    共通文字列と、に基づき、各前記色版データを検出する
    検出手段と、 を含むことを特徴とするカラープルーフ作成システム。
  3. 【請求項3】 複数色よりなる少なくとも一つの画像デ
    ータを展開分版して少なくとも1組の各色版データと
    し、この各色版データを面順次で出力装置に転送し、各
    前記色版データに基づき前記出力装置からカラープルー
    フを出力するカラープルーフ作成システムであって、 前記一つの画像データと他の画像データを識別するため
    に、各前記色版データに共通する共通文字列を、1組の
    前記各色版データに対して割り当てる共通文字列割当手
    段と、 前記共通文字列割当手段にて割り当てられた前記共通文
    字列に基づき、各前記色版データを検出する検出手段
    と、 を含むことを特徴とするカラープルーフ作成システム。
  4. 【請求項4】 ユーザーの操作入力に基づき、前記色版
    識別用文字列を指定入力する色版文字列指定手段をさら
    に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のカラープルーフ作成システム。
  5. 【請求項5】 ユーザーの操作入力に基づき、前記共通
    文字列を指定入力する共通文字列指定手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のカラ
    ープルーフ作成システム。
  6. 【請求項6】 前記色版文字列指定手段は、複数色のう
    ち特色に対応する色版データに対して、前記色版識別用
    文字列を指定可能とすることを特徴とする請求項4に記
    載のカラープルーフ作成システム。
  7. 【請求項7】 前記共通文字列指定手段は、複数種の共
    通文字列を指定可能とすることを特徴とする請求項5に
    記載のカラープルーフ作成システム。
  8. 【請求項8】 前記色版文字列指定手段は、複数種の色
    版識別用文字列を指定可能とすることを特徴とする請求
    項4又は請求項6に記載のカラープルーフ作成システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記出力装置の設定を、少なくとも一つ
    の前記カラープルーフを出力する毎に行う出力設定手段
    をさらに有し、 前記共通文字列指定手段は、前記出力設定手段での設定
    毎に指定可能であることを特徴とする請求項5又は請求
    項7に記載のカラープルーフ作成システム。
  10. 【請求項10】 前記出力装置の設定を、少なくとも一
    つの前記カラープルーフを出力する毎に行う出力設定手
    段をさらに有し、 前記色版文字列指定手段は、前記出力設定手段での設定
    毎に指定可能であることを特徴とする請求項4、請求項
    6、請求項8のいずれか一項に記載のカラープルーフ作
    成システム。
  11. 【請求項11】 前記共通文字列及び前記色版識別用文
    字列を有する各前記色版データを一時格納する情報一時
    格納手段と、 前記情報一時格納手段に格納された各前記色版データを
    検出して、前記共通文字列及び前記色版識別用文字列の
    一覧を表示する表示手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項2、請求項4乃
    至請求項10のいずれか一項に記載のカラープルーフ作
    成システム。
  12. 【請求項12】 前記表示手段にて表示される各前記色
    版データの配列順序を並べ替えるよう指定する並替指定
    手段と、 前記並替指定手段の並替指定に基づき、各前記色版デー
    タのデータ転送順序を並べ替える並替手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項11に記載のカラープルーフ
    作成システム。
  13. 【請求項13】 前記並替指定手段は、前記カラープル
    ーフを出力する際の緊急度に基づいて並べ替えるように
    指定可能とし、 前記並替手段は、前記緊急度に基づいて各前記色版デー
    タを並べ替えることを特徴とする請求項12に記載のカ
    ラープルーフ作成システム。
  14. 【請求項14】 画像を編集する画像編集用の複数の端
    末と、 各前記端末からネットワークを介して通信可能とされ、
    各前記端末にて編集された各画像編集ファイルを各々受
    信し、各前記画像編集ファイルの複数色よりなる各画像
    データを各々展開分版して各組の各色版データとし、こ
    の各色版データを面順次で送信するサーバーと、 前記サーバーと前記ネットワークを介して通信可能とさ
    れ、前記各色版データに基づいて、カラープルーフを出
    力する複数の出力装置と、 を含み、 前記サーバーは、 各々の前記端末からの各々の各前記色版データを各々識
    別する各色版識別用文字列を、各々の各前記色版データ
    に対して各々割り当てる色版文字列割当手段と、 前記色版文字列割当手段にて各々割り当てられた各前記
    色版識別用文字列に基づき、各前記色版データを検出す
    る検出手段と、 を含むことを特徴とするカラープルーフ作成システム。
  15. 【請求項15】 画像を編集する画像編集用の複数の端
    末と、 各前記端末からネットワークを介して通信可能とされ、
    各前記端末にて編集された各画像編集ファイルを各々受
    信し、各前記画像編集ファイルの複数色よりなる各画像
    データを各々展開分版して各組の各色版データとし、こ
    の各色版データを面順次で送信するサーバーと、 前記サーバーと前記ネットワークを介して通信可能とさ
    れ、前記各色版データに基づいて、カラープルーフを出
    力する複数の出力装置と、 を含み、 前記サーバーは、 各々の前記端末からの前記一つの画像データと他の画像
    データを識別するために、各前記色版データに共通する
    各共通文字列を、各組の前記各色版データに対して各々
    割り当てる共通文字列割当手段と、 前記共通文字列割当手段にて各々割り当てられた各前記
    共通文字列に基づき、各前記色版データを検出する検出
    手段と、 を含むことを特徴とするカラープルーフ作成システム。
  16. 【請求項16】 複数色よりなる少なくとも一つの画像
    データを展開分版して少なくとも1組の各色版データと
    し、この各色版データを面順次で、カラープルーフを出
    力する出力装置に転送処理する情報処理方法であって、 各前記色版データを識別する固有の文字列を、各前記色
    版データに対して各々割り当てるステップと、 前記一つの画像データと他の画像データを識別するため
    に、各前記色版データに共通する共通文字列を、1組の
    各色版データに対して割り当てるステップと、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 各文字列の割り当てられた各前記色版
    データを検出して、一覧を表示するステップをさらに有
    することを特徴とする請求項16に記載の情報処理方
    法。
  18. 【請求項18】 複数色よりなる少なくとも一つの画像
    データを展開分版して少なくとも1組の各色版データと
    し、この各色版データを面順次で、カラープルーフを出
    力する出力装置に転送処理する情報処理装置であって、 各前記色版データを識別する色版識別用文字列を、各前
    記色版データに対して各々割り当てる第1の割当手段
    と、 前記一つの画像データと他の画像データを識別するため
    に、各前記色版データに共通する共通文字列を、1組の
    各色版データに対して割り当てる第2の割当手段と、 前記第1の割当手段にて割り当てられた前記色版識別用
    文字列と、前記第2の割当手段にて割り当てられた前記
    共通文字列と、に基づき、各前記色版データを検出する
    検出手段と、 を含むことを特徴とする情報処理装置。
  19. 【請求項19】 複数色よりなる少なくとも一つの画像
    データを展開分版して少なくとも1組の各色版データと
    し、この各色版データを面順次で、カラープルーフを出
    力する出力装置に転送処理するプログラムを記録した情
    報記録媒体であって、 各前記色版データを識別する固有の文字列を、各前記色
    版データに対して各々割り当てる処理を行う情報と、 前記一つの画像データと他の画像データを識別するため
    に、各前記色版データに共通する共通文字列を、1組の
    各色版データに対して割り当てる処理を行う情報と、 割り当てられた固有の文字列と、前記共通文字列とに基
    づき、各前記色版データを検出する処理を行う情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
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