JP2006146314A - セキュリティ設定付ファイルの作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子ファイルを他形式フォーマットでExportする際に、Exportファイルを作成後にもう一度セキュリティ設定をし直すことなしに、オリジナルの電子ファイルに設定されている編集不可・印刷不可・コピー不可のセキュリティ情報をExportファイルに反映することを容易にする。
【解決手段】 データを他フォーマットでExportする際に、元ファイルである電子文書ファイルに設定されているセキュリティをExportファイルにも反映させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子文書を作成、編集、印刷、保存、他形式で保存、セキュリティを付けて保存、再印刷する電子文書印刷システムに関する。
従来この種の電子文書ファイルは、その電子文書ファイルに編集不可セキュリティを設定したり、印刷不可セキュリティを設定したり、コピー不可セキュリティを設定したりした場合には、他のフォーマット形式でのファイルのExport処理は、マスクされて機能しなかったりセキュリティ設定を反映しないでファイルが作成されたりしていた。
又、別の従来例としては、複数の電子文書を格納する電子バインダ(アーカイブファイル)のセキュリティの向上および取り扱いを容易にすることを目的とする情報処理方法の発明(例えば特許文献1)をあげることが出来る。
特開2004−265319号公報
従って、従来の電子文書印刷システムでは、編集不可・印刷不可・コピー不可のセキュリティ設定がなされている電子文書ファイルを他の形式のフォーマットにExportしようとすると、セキュリティが設定されているのでExportできないという問題点があった。
また一方、ある電子文書印刷システムでは、セキュリティ設定がなされている電子ファイルを他の形式のフォーマットにExportしようとすると、セキュリティの設定されていない電子文書ファイルが作成され、他のユーザが編集したり、印刷したり、データのコピーを行うことが可能になり、セキュリティ面でのガードが弱くなってしまうという問題点があった。
本発明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、少なくとも一つ以上のファイルを1つのファイルに結合するファイルアーカイブ手段と、1ファイルに結合されたファイルを元のファイルに復元するアンアーカイブ手段と、文字・図形・画像データ等から構成される印刷元データを印刷する処理方法を記述した印刷処理手順記述ファイルを作成する印刷処理手順記述ファイル作成手段と、上記印刷処理手順記述ファイル作成手段で作成した印刷処理手順記述ファイルの内容を解析する印刷処理手順記述ファイル解析手段と、印刷処理手順記述ファイル解析手段に印刷処理手順記述ファイルを与えて処理内容を解析し、その記述指示内容にしたがって印刷処理を行う印刷手段と、上記ファイルアーカイブ手段に少なくとも上記印刷手段で印刷する上記印刷元データと上記印刷処理手順記述ファイルを与えて電子文書ファイルを作成する電子文書作成手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
上記電子文書ファイルを上記アーカイブ手段で元のファイルに復元して上記印刷処理手順記述ファイルを取り出し、取り出した印刷処理手順記述ファイルを、上記印刷処理手順記述ファイル解析手段によって解析し上記印刷手段によって印刷する時に作成された印刷ジョブデータを上記電子文書ファイルに記録する印刷ジョブデータ記録手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
上記電子文書作成手段と上記印刷ジョブデータ作成手段を用いて作成された電子文書ファイルを上記ファイルアーカイブ手段に与えて電子文書ファイルを作成する第二の電子文書作成手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
上記電子文書ファイルを検索する為の検索キーワードを上記電子文書ファイルに記録する検索キーワード記録手段と、上記検索キーワード記録手段で記録された検索キーワードを読み出す検索キーワードの読み出し手段と、上記検索キーワード読み出し手段で読み出された検索キーワードを編集する検索キーワード編集手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
上記電子文書作成手段と上記検索キーワード記録手段を用いて作成された電子文書ファイルを上記ファイルアーカイブ手段に与えて電子文書ファイルを作成する第三の電子文書作成手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
少なくともコピー不可のセキュリティ情報を設定するコピー不可セキュリティ設定手段と、上記コピー不可セキュリティ設定手段で設定されたセキュリティ情報を電子文書ファイルに記録するコピー不可セキュリティ記録手段と、上記電子文書ファイルを他のファイルフォーマットに変換出力するファイル変換出力手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
上記ファイル変換出力手段は、コピー不可セキュリティを付けて出力ファイルを作成することができる第二のファイル変換出力手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
また少なくとも上記ファイル変換出力手段は、文字データを画像データに変換する文字データto画像データ変換手段と、図形データを画像データに変換する図形データto画像データ変換手段とを所有することによって他の形式で出力するファイルに対してコピー不可セキュリティ設定が可能な、またはオリジナルのデータ形式としてはコピー不可なデータ形式に変換したファイルを出力することが可能な電子文書印刷装置を提供しようとするものである。
以上説明したように本発明によれば、電子ファイルを他形式フォーマットでExportする際に、Exportファイルを作成後にもう一度セキュリティ設定をし直すことなしに、オリジナルの電子ファイルに設定されている編集不可・印刷不可・コピー不可のセキュリティ情報をExportファイルに反映することが容易になる。
以下、添付図面に従って本発明に係わる実施例を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を説明する電子文書印刷装置のシステム・ブロック図である。1はシステム・バスであり、これから説明する各構成ブロックはこのシステム・バスに接続されている。2はCPU(Central Processing Unit)である。3はプログラム・メモリ(以下PMEMと称す)で、編集・読み取り機器制御・印刷処理手順記述ファイルの解析・その解析に基いた印刷処理など各種処理のためのプログラムを適宜ハード・ディスク15から選択/読み込みし、2のCPUにて実行する。又、作成されたデータや印刷処理用のデータはデータ格納用メモリでもあるPMEMに格納されるし、ユーザがキーボード9より入力したテキストデータや各種指示情報の一時格納用としてもPMEMが用いられる。4は、通信制御部であり、18の通信ポートに於ける入出力データの制御を行う。通信ポート18から出力された信号は、通信回線19を経由して、ネットワーク上の他の装置の通信ポートに伝えられる。20は通信回線19を介してつながっている他の電子文書印刷装置を示す。ネットワーク上で共有されているプリンタや、他の電子文書印刷装置との電子文書ファイルの送受信処理は、この通信制御部4を介して行われる。
また、本実施例ではLANなどのネットワークに関して記述するが、この通信制御部に接続される通信ポート及び通信回線が一般の公衆回線など他の通信手段であっても本発明が適応されることは言うまでもない。
5はデジタルカメラ、6は画像入出力制御部、7と17はプリンタであり、デジタルカメラ5から読み込まれた画像データは、3のPMEMに展開されたのちVRAM11上に展開され、CRT13に表示される。8は入力制御部であり、9のキーボード、10のPD(ポインティングデバイスのこと。以下PDと称す。)等の入力装置が接続される。操作者はこのキーボード9を操作することによりシステムの動作指令等を行う。またPD10は13のCRT上で画像情報や文字データや数値データを選択、加工指示したり、電子文書ファイルの印刷パラメータの設定をするためのもので本実施例ではマウスを使用している。これによりCRT13上のマウスカーソルをX,Y方向に任意に移動して、メニューの選択、画像データ、図形データ、文字データ、数値データ、印刷パラメータの選択、編集を行なう。11はビデオ・イメージ・メモリ(以下VRAMと称す)、12は表示出力制御部、13はCRTである。13のCRTに表示されるデータは11のVRAM上にビットマップデータとして展開されている。例えば図形データであれば、その位置、描画属性情報に対応した図形パターンがVRAM上に展開されており、また、ソフト制御によりVRAMの表示エリアに直接カーソルを発生し表示が可能である。14は外部記憶装置制御部、15、16は電子文書ファイルや画像データや図形データや文字データや数値データなどを記録しておくデータファイル用のディスクで、例えば15はハード・ディスク(以下HDと称す)であり、16は、フロッピー(登録商標)・ディスク(以下FDと称す)である。本実施例ではHD15に複数のファイルを一つのファイルに統合するアーカイブ機能や電子文書ファイルの印刷機能などのプログラムが記録されるが、これらのプログラムを格納する記録媒体としては、ROMや、フロッピー(登録商標)ディスク16や、CD−ROM、メモリカード、光磁気ディスクなどのデバイスを用いることができる。
図2は本発明の電子文書印刷装置の外観図である。23はシステム・バス1やCPU2やPMEM3や通信制御部4を内蔵した電子文書印刷装置の本体部である。13はCRTで、9はキーボード、10はPD、21はFDドライブでありFD22がセットされて電子文書ファイルや画像データや図形データや文字データや数値データをFD22に書き込んだり、またFD22に記録されている電子文書ファイルや図形データや文字データや数値データを読み込んだりする。
また本発明は各種プログラムをHD15に記録した電子文書印刷装置において実現されるのはもちろんである。が、本発明を実現可能なプログラムを記録された記録媒体を他のシステムあるいは電子文書印刷装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが、記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明は達成される。例えば複数ファイルを一つのファイルに統合するアーカイブ機能や電子文書ファイルを印刷する機能プログラムが記録されたFD22を他の電子文書印刷装置のFDドライブ21にセットし、そのプログラムをハードディスク15へロードし、そのロードしたプログラムを実行する。こうすることによって本発明は他の電子文書印刷装置においても実現可能である。
以下では、本実施例を各種の図を用いながら詳細に説明していく。
まず本実施例では、電子文書ファイルは各情報を記録した複数のファイルから構成されるとする。
また、電子文書ファイルは複数のファイルを一つのファイルに統合したアーカイブファイルであるとする。
図3に、本実施例の電子文書ファイルを構成するファイル一覧の例を示す。
30は、電子文書管理ファイルであり電子文書ファイル内にどのようなファイルが記録されているかを管理する情報が記録されている。31は、印刷処理手順記録ファイルであり、電子文書ファイルを、どのプリンタに、XページからYページまでを、原稿のどの位置に、等倍か変倍するのか、回転するのかしないのか、どのように配置して、何部印刷し、印刷された用紙をステイプルするかどうか等の電子文書ファイルの印刷に関する全指示が記録されている。32は、印刷元ファイルであり印刷処理手順記録ファイルに記録されている指示に従って印刷を行う画像ファイルそのものである。本画像ファイルのフォーマットは、一般に知られているBMPフォーマットやPDFフォーマットであっても構わないし、独自の画像フォーマットであっても構わず、本発明を実現できる。33は、プリンタ情報ファイルでありプリンタ個々に固有の情報を記録している。例えばWindows(登録商標)におけるDEVMODE構造体情報である。電子文書ファイルを前回の印刷時にプリンタドライバに設定したDEVMODE情報を記録しておくことによって、再印刷時に前回においてプリンタドライバに設定した同じ内容を設定することができる。34は、編集情報ファイルであり、電子文書ファイルを編集時に必要な情報が記録される。例えば、前回の編集時に電子文書ファイルを表示していた倍率やページ番号などである。電子文書ファイルの編集に関しては本発明に関係しない為に、本実施例では省略する。35は、バリアブル編集情報ファイルであり、電子文書ファイルをバリアブル印刷する為の情報が記録されている(バリアブル印刷とは、ある原稿の一部を顧客名称等に変更して複数部数印刷するような印刷部単位で変更されるような領域を持った印刷)。電子文書ファイルのどのページをどのように変更しながら印刷していくか等の情報が記録されている。バリアブル印刷に関しても本発明に関係しない為に、本実施例ではその詳細な説明までは省略する。36は、バリアブルデータベースファイルであり、バリアブル印刷にて使用する印刷データである。各印刷部ごとに印刷内容を変えるためのデータとしては、テキストでも構わないし画像でも構わないしその他のデータでも構わない。37は、検索キーワード情報ファイルであり、電子文書ファイルがデータベースに記録された時にどのようなキーワードをデータベースに登録し検索可能にするかを記録している。38は印刷ジョブデータファイルであり本電子文書ファイルを印刷する時にプリンタドライバによって作成された印刷用のジョブファイルそのものであり、同一プリンタへの再印刷時に使用される。電子文書ファイルを記録するデータベースは何でも構わない。電子文書ファイルのデータベースへの登録に関しては本発明に関係しない為に、本実施例では省略する。
図4に各種ファイルが一つの文書に統合されて電子文書ファイルがアーカイブされた場合の構成例を示す。
40は電子文書ファイルのヘッダ情報であり、一つの文書に統合した場合にアーカイブされた電子文書ファイルを管理する為の情報が記録されている。この電子文書ファイルヘッダ情報を用いることによって、統合されたアーカイブ電子文書ファイルを元のファイルの状態に復元することができる。30から38までは電子文書ファイルを構成する各種ファイルを示し、41は電子文書ファイルヘッダ情報と各種ファイルが統合されたアーカイブ電子文書ファイルを示す。
図5に41の電子文書ファイルヘッダ情報の詳細な構成例を示す。
50は、トータルファイル数であり、電子文書ファイルに記録されているファイルの総数を示す。このファイル数をみれば、41の電子文書ファイルヘッダ情報内に、幾つのファイルに関する情報が記録されているかも判断することができる。51は、電子文書ファイルサイズであり、アーカイブ電子文書ファイルのサイズを示す。52は、第一番目のファイル情報領域へのファイルの先頭からのオフセット値であり、53のデータ領域がアーカイブ電子文書ファイル内でどの領域に存在するかを示す。53から59まではアーカイブ電子文書ファイル内に記録されている、それぞれのファイルの情報を示す。53は、ファイル名であり、アーカイブ電子文書ファイルから個々のファイルが取り出された時に付けられるファイル名を示す。54は、ファイルサイズであり、アーカイブ電子文書ファイル内でどれだけの領域を占有しているかを示す。具体的には、ファイルが圧縮されているかいないかによってそのサイズは変わってくる。55は、ファイルの実体へのオフセット値であり、このファイルがアーカイブ電子文書ファイル内で占める領域のファイルの先頭からのオフセット値が記録されている。56は、圧縮フラグであり、このファイルが圧縮されてアーカイブ電子文書ファイルに記録されているのか、圧縮されていないのかを示す。57は、圧縮方式であり、56の圧縮フラグで圧縮されていると記録されていた場合のみ意味を持ち、MMR等の圧縮方式が記録されている。圧縮方式の詳細に関しては、本発明と関係しないのでその説明を省略する。58は、ファイル属性であり、このファイルが元々所有していたRead Only等のファイル属性を記録し、アンアーカイブ機能によってファイルが復元された時にどのような属性を持たせるかを記録する。59は、次のファイル情報領域へのオフセット値であり、アーカイブ電子文書ファイルの先頭からのオフセット値が記録されている。以降のファイルに関しては図では省略されているが、53から59の項目がファイル数分だけ繰り返し記録されている。
図6に、電子文書管理ファイル30の構成例を示す。
電子文書管理ファイルは、アーカイブ電子文書ファイルがアンアーカイブ機能によって個別のファイルに復元された時に、電子文書ファイルを構成する個々のファイルを管理する為の情報を記録している。
60は、トータルファイル数であり、電子文書ファイルを構成する各要素であるところのファイル数を示す。本実施例では図3における31の印刷処理手順記述ファイルから38の印刷ジョブデータファイルまでがそれにあたり、ファイル数は8である。61は、第一番目のファイル情報領域へのオフセット値であり、電子文書管理ファイルの先頭から第一番目のファイル情報が記録されている領域までのオフセット値である。本実施例では、62の項目までの電子文書管理ファイルの先頭からのオフセット値が記録されている。62から66までは、電子文書ファイルを構成する個々のファイルの情報が記録されている。62は、ファイル名であり、電子文書ファイルを構成する要素としてのファイルの名称を示す。31の印刷処理手順記述ファイルの名称等がそれに当たる。63は、ファイルサイズであり、例えば31の印刷処理手順記述ファイルのサイズが記録されている。64は、ファイルへのPathであり、ファイルがどのディレクトリに作成されているかを示す。65は、ファイルグループ種であり、31の印刷処理手順記述ファイルから38の印刷ジョブデータファイルまでの種類を記録することが可能で、例えば31の印刷処理手順記述ファイルが複数存在した場合には、それらのファイルが同一種類のファイルであることをこれで判定できる。66は、次のファイル情報領域へのオフセット値であり、電子文書管理ファイルの先頭からのオフセット値を示す。以降のファイルに関しては図では省略されているが、62から66の項目がファイル数分だけ繰り返し記録されている。
図7に、印刷処理手順記述ファイル31の構成例を示す。
印刷処理手順記述ファイルは、先にも述べたように電子文書ファイルをどのように印刷するかの処理内容と手順を記述している。このように印刷処理手順を記述する方式にJDFが知られている。本実施例ではこのJDFを用いた例を記述する。図7には、「JDF Specification Spiral 6.0 Candidate for Release Version 1.0」より抜粋したJDFによる記述例である。本発明には、印刷処理手順記述ファイルのフォーマットやその記述方法は関係ない。JDF等の表現で、印刷に使用する複数のプリンタが選択でき、それぞれのプリンタにどのように印刷するかを表現できる。更に、その印刷処理手順記述ファイルを作成し解析する機能が存在するものとして本実施例を進める。
図8に、編集情報ファイル34の構成例を示す。
編集情報ファイルとは、電子文書ファイルを作成・編集処理を行う上での編集に必要な情報を記録しておく領域である。本実施例では以下のような情報を記録することとする。
80は、前回の表示倍率であり、電子文書ファイルを前回の編集処理時にウインドウ上に表示していた時の倍率を示している。81は、前回の表示ページ番号であり、電子文書ファイルの表示していたページ数を示す。82は、前回のウインドウ表示位置であり、電子文書ファイルの編集用のウインドウを表示していたポジションを示す。83は、前回のウインドウ表示サイズであり、電子文書ファイルの編集用のウインドウサイズを示す。
図9に、バリアブル編集情報ファイル35の構成例を示す。
90は、ページ番号であり、電子文書ファイルの印刷時の何ページ目にバリアブル印刷用の領域があるのかを示す。91は、ポジションであり、90で示されたページのどの位置にバリアブル印刷用の領域があるのかを示す。92は、領域サイズであり、91で示されたポジションを領域の左上側の原点として、どれだけの矩形サイズ領域を占めているかを示す。93は、バリアブルデータ数であり、36のバリアブルデータベースファイルにどれだけのデータが記録されているかを示す。
本実施例では、一つの電子文書ファイル内に一つのバリアブル印刷用のフィールドしか設定できないように記述されているが、バリアブル編集情報ファイル35内に複数のフィールドを記録できてもいいことは言うまでもない。
図10に、検索キーワード情報ファイル37の構成例を示す。
100から103は検索キーワードであり、電子文書ファイルがデータベースに記録された時に、そのデータベース上で検索する為のキーワード文字列である。この検索用のキーワードをデータベースに検索用のキーとして登録するわけである。
本実施例では、検索キーワードの項目数を4つとして記述したが、4つ以上でも以下でも、またキーワード数を可変にしてもいいことは言うまでもない。
図11に、印刷ジョブデータファイル38の構成例を示す。
110はこの印刷ジョブデータが記録された日時を示し、111はこの印刷ジョブデータがどのプリンタ用に作成されたのかを示すプリンタ名称が記録され、112は印刷時にプリンタドライバによって作成された全印刷ジョブデータそのものである。
図12に、本実施例において印刷ジョブデータファイルがどのように電子文書ファイルに記録処理なされるかの一例を説明するフローチャートである。
ステップS1にて電子文書ファイルをキーボード9やPD10等にて選択する。そしてステップS2にてステップS1で選択された電子文書ファイルの印刷をキーボード9やPD10等にて指示されたかどうかを判定し、指示されていなければステップS2を繰り返し、指示されていればステップS3へ進む。ステップS3では、印刷するプリンタを選択し、印刷するページ番号や部数や変倍率や各種の印刷モードを設定する。そしてステップS4にて印刷開始が指示されたかどうかを判定し、印刷開始を指示されていなければステップS4を繰り返し、指示されていればステップS5へ進む。ステップS5では、ステップS3で設定された設定と印刷処理手順記述ファイル31に記録されている印刷指示に従って印刷処理を行なう。その際にプリンタドライバによって作成される印刷ジョブデータのコピーを作成しておく。そしてステップS6にてステップS5にてコピーされた印刷ジョブデータを電子文書ファイルに記録する。
以下では、上記実施例を元にして、本発明の実施例を各種の図を用いながら詳細に説明していく。
図13に、本実施例の電子文書ファイルが編集不可セキュリティ設定、印刷不可セキュリティ設定、コピー不可セキュリティ設定がなされている場合の各種セキュリティ設定された電子文書ファイルの一例を示す。本実施例では電子文書ファイルのセキュリティ設定は印刷元ファイル32に記録されているものとする。またページ単位で設定できるものとする。
32は印刷元ファイル全体を示し、131は印刷元ファイル32が構成されるトータルページ数を示し、132は印刷元ファイル32のファイルサイズを示し、133は印刷元ファイル32の第一ページ目を構成するコンテンツ情報領域を指すオフセット値を示している。130、134、135、136、137は、ある第M番目のページを構成するコンテンツ情報を示し、130は第Mページに設定されているセキュリティ情報を示し、134は第Mページを構成するテキストデータ情報領域であり、135は第Mページを構成するグラフィックデータ情報領域であり、136は第Mページを構成するイメージデータ情報領域である。137は次ページを構成するコンテンツ情報領域を指すオフセット値を示している。
図14は、セキュリティ情報130の構成例を示す。140は編集不可セキュリティ設定情報のFLAG領域を示し、FLAGがONならば編集不可セキュリティが設定されていることを示す。本実施例では、bitのon/offによって示すこととする。同様に141は印刷不可セキュリティ設定情報のFLAG領域を示し、142はコピー不可セキュリティ設定情報のFLAG領域を示し、143はその他のセキュリティ設定情報を記録するための領域を示す。本実施例では、143はReserve領域として使用しないものとする。
図15は、電子文書ファイル41を他のファイルフォーマットでExportした場合の構成例を示す。図15では、Exportファイルフォーマットが、印刷元ファイル32と同様に編集不可セキュリティに印刷不可セキュリティにコピー不可セキュリティの設定が可能な構成を持つ場合を説明する。158はExportファイル全体を示し、151はExportファイルのトータルページ数を示し、152はExportファイルのファイルサイズを示し、153はExportファイルの第一ページを構成するデータ領域を指し占めすオフセット値を示す。また、150はExportファイルの第Mページ目に設定されているセキュリティ情報を記録している領域を示し、本実施例ではセキュリティ情報130と同様の構成とする。154は第Mページ目を構成するテキストデータ情報領域であり、155は第Mページを構成するグラフィックデータ情報領域であり、156は第Mページを構成するイメージデータ情報領域である。157は次ページを構成するコンテンツ情報領域を指すオフセット値を示している。
図16も、電子文書ファイル41を他のファイルフォーマットでExportした場合の構成例を示す。図16では、印刷元ファイル32を構成するテキストデータとグラフィックデータがイメージデータに変換されてExportファイルが作成された場合の構成例を示す。168はExportファイル全体を示し、151から153は図15と同様であり、164は印刷元ファイル32のテキストデータ部134がイメージデータに変換されて作成されたイメージデータ情報領域を示し、165は印刷元ファイル32のグラフィックデータ部135がイメージデータに変換されて作成されたイメージデータ情報領域を示し、166は印刷元ファイル32のイメージデータ部136がイメージデータのまま作成されたイメージデータ情報領域を示し、157は図15と同様である。
図17も、電子文書ファイル41を他のファイルフォーマットでExportした場合の構成例を示す。図17では、印刷元ファイル32を構成するすべてのコンテンツであるテキストデータとグラフィックデータとイメージデータが削除されてExportファイルが作成された場合の構成例を示す。178はExportファイル全体を示し、151から153は図15と同様であり、157も図15と同様である。この場合には、第Mページ目を構成するコンテンツ情報には、次のページへのオフセット情報しか記録されていない。
図18も、電子文書ファイル41を他のファイルフォーマットでExportした場合の構成例を示す。図18では、印刷元ファイル32を構成する全コンテンツデータであるテキストデータとグラフィックデータとイメージデータが、低解像度のイメージデータに変換されてExportファイルが作成された場合の構成例を示す。188はExportファイル全体を示し、151から153は図15と同様であり、184は印刷元ファイル32のテキストデータ部134が低解像度イメージデータに変換されて作成された低解像度イメージデータ情報領域を示し、185は印刷元ファイル32のグラフィックデータ部135が低解像度イメージデータに変換されて作成された低解像度イメージデータ情報領域を示し、186は印刷元ファイル32のイメージデータ部136が低解像度イメージデータに変換されて作成された低解像度イメージデータ情報領域を示し、157は図15と同様である。
図19から図32までフローチャートを用いて、本実施例を説明する。
図19と図20は、Exportファイルフォーマットが編集不可セキュリティ設定情報を記録することが可能であり、Exportファイルに編集不可セキュリティ設定を行うことにより、電子文書ファイル41の編集不可セキュリティ設定情報をExportファイルに反映させる例を説明するフローチャートである。この場合を説明したのが、図15である。
まず図19において、ステップS10でファイルのExportの実行がキーボード9やPD10等にて指示されたかどうかを判定し、指示されていなければステップS10を繰り返し、指示されていればステップS11へ進む。ステップS11では予め電子文書印刷装置に登録されているExport可能なファイルフォーマットリストの中から、Exportするファイルフォーマットをキーボード9やPD10等にて選択する。そしてステップS12にてキーボード9やPD10等からExport開始が指示されたかどうかを判定し、支持されていなければステップS12を繰り返し、指示されていればステップS13に進む。ステップS13ではステップS11で選択されたExportファイルフォーマットが、編集不可セキュリティ設定を持つことが可能なフォーマットかどうかを判定し、設定が不可な場合にはステップS14へ進み、編集不可セキュリティ設定を行う方法以外でExportファイルの作成を行う。ステップS14へ進む場合に関しては以降で説明する。また、編集不可セキュリティ設定が可能な場合には、ステップS15へ進み、編集不可セキュリティを付けながらファイルのExportを行う。ステップS15処理の詳細に関しては、図20で説明する。
次に図20において、ステップS20で電子文書ファイル41の先頭ページデータ(印刷元ファイル32の先頭ページデータやバリアブル等の先頭ページの印刷に関連するデータ)を読み込む。そしてステップS21にて、Export処理を行う本ページにおいて編集不可セキュリティが設定されているかどうかを判定し、設定されていない場合にはステップS22へ進み、設定されている場合にはステップS23へ進む。ステップS22では、本ページにはセキュリティ設定情報がないので、本ページに対して通常のExportデータ作成処理を実行し、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておき、ステップS23では本ページに対して編集不可セキュリティを反映させてExportデータ作成処理を行って、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておいてから、ステップS24へ進む。ステップS24では、ステップS22またはステップS23で処理したページが最終ページかどうかを判断し、最終ページでない場合にはステップS25へ進み、次ページデータを読み込んでステップS21へ戻る。最終ページである場合には、ステップS26へ進み、ステップS22やステップS23で作成し蓄えておいたExport後のページデータを用いてExportファイルを作成する。
図21と図22は、Exportファイルフォーマットが編集不可セキュリティ設定情報を記録することが不可である場合に、編集不可セキュリティ設定がなされているデータをイメージデータに変換してExportファイルを作成することにより、テキストの一文字一文字やグラフィックの線や四角形データを編集できなくすることにより、電子文書ファイル41の編集不可セキュリティ設定情報をExportファイルに反映させる例を説明するフローチャートである。この場合を説明したのが、図16である。
まず図21において、ステップS10・ステップS11・ステップS12・ステップS13・ステップS15の処理に関しては、以前の説明と同様である。本実施例ではステップS13でステップS11で選択されたExportファイルフォーマットが、編集不可セキュリティ設定を持つことが不可な場合に進む、ステップS30に関して説明する。ステップS30では、編集不可セキュリティが設定されているページのデータをイメージデータに変換してExportを行う。ステップS30処理の詳細に関しては、図22で説明する。
次に図22のフローチャートに関して説明する。ステップS20・ステップS21・ステップS22に関しては、以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS21にて、Export処理を行う本ページにおいて編集不可セキュリティが設定されているかどうかを判定し、設定されている場合に進むステップS31に関して説明する。ステップS31では、本ページに記録されている全データ(テキスト・グラフィック)をイメージデータに変換することによりExportデータ作成処理を行い、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておいてから、ステップS24へ進む。以降の処理であるステップS24・ステップS25・ステップS26に関しても、以前の説明と同様である。
図23と図24は、Exportファイルフォーマットが印刷不可セキュリティ設定情報を記録することが可能であり、Exportファイルに印刷不可セキュリティ設定を行うことにより、電子文書ファイル41の印刷不可セキュリティ設定情報をExportファイルに反映させる例を説明するフローチャートである。この場合を説明したのが、図15である。
図23のフローチャートに関して説明する。ステップS10・ステップS11・ステップS12に関しては以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS12にてキーボード9やPD10等からExport開始が指示され、ステップS32へ進んだ処理から説明する。ステップS32では、ステップS11で選択されたExportファイルフォーマットが、印刷不可セキュリティ設定を持つことが可能なフォーマットかどうかを判定し、設定が不可な場合にはステップS14へ進み、印刷不可セキュリティ設定を行う方法以外でExportファイルの作成を行う。ステップS14へ進む場合に関しては以降で説明する。また、印刷不可セキュリティ設定が可能な場合には、ステップS33へ進み、印刷不可セキュリティを付けながらファイルのExportを行う。ステップS33処理の詳細に関しては、図24で説明する。
次に図24のフローチャートに関して説明する。ステップS20に関しては、以前の説明と同様である。そしてステップS34でExport処理を行う本ページにおいて印刷不可セキュリティが設定されているかどうかを判定し、設定されていない場合にはステップS22へ進み、設定されている場合にはステップS35へ進む。ステップS22は、以前の説明と同様であり、ステップS35では本ページに対して印刷不可セキュリティを反映させてExportデータ作成処理を行って、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておいてから、ステップS24へ進む。ステップS24・ステップS25・ステップS26に関しては、以前の説明と同様である。
図25と図26は、Exportファイルフォーマットが印刷不可セキュリティ設定情報を記録することが不可である場合に、印刷不可セキュリティ設定がなされているデータを削除してExportファイルを作成することにより、テキストやグラフィックやイメージデータを印刷できなくすることにより、電子文書ファイル41の印刷不可セキュリティ設定情報をExportファイルに反映させる例を説明するフローチャートである。この場合を説明したのが、図17である。
まず、図25のフローチャートに関して説明する。ステップS10・ステップS11・ステップS12・ステップS32までに関しては以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS32にて、ステップS11で選択されたExportファイルフォーマットが、印刷不可セキュリティ設定を持つことが不可な場合に進むステップS36に関して説明する。ステップS36では、印刷不可セキュリティ設定がなされているページの全データ(テキスト・グラフィック・イメージデータ)を削除してExportを行う。ステップS36処理の詳細に関しては、図26で説明する。また、ステップS33に関しては、以前の説明と同様である。
次に図26のフローチャートに関して説明する。ステップS20・ステップS34・ステップS22に関しては、以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS34でExport処理を行う本ページにおいて印刷不可セキュリティが設定されている場合に進むステップS37に関して説明する。ステップS37では、本ページに記録されている全データを削除することによりExportデータ作成処理を行って、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておいてから、ステップS24へ進む。ステップS24・ステップS25・ステップS26に関しては、以前の説明と同様である。
図27と図28は、Exportファイルフォーマットが印刷不可セキュリティ設定情報を記録することが不可である場合に、印刷不可セキュリティ設定がなされているデータを印刷しても判読が難しい低解像度イメージデータに変換してExportファイルを作成することにより、電子文書ファイル41の印刷不可セキュリティ設定情報をExportファイルに反映させる例を説明するフローチャートである。この場合を説明したのが、図18である。
まず、図27のフローチャートに関して説明する。ステップS10・ステップS11・ステップS12・ステップS32までに関しては以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS32にて、ステップS11で選択されたExportファイルフォーマットが、印刷不可セキュリティ設定を持つことが不可な場合に進むステップS38に関して説明する。ステップS38では、印刷不可セキュリティ設定がなされているページの全データ(テキスト・グラフィック・イメージデータ)を低解像度イメージデータに変換してExportを行う。ステップS38処理の詳細に関しては、図28で説明する。また、ステップS33に関しては、以前の説明と同様である。
次に図28のフローチャートに関して説明する。ステップS20・ステップS34・ステップS22に関しては、以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS34でExport処理を行う本ページにおいて印刷不可セキュリティが設定されている場合に進むステップS39に関して説明する。ステップS39では、本ページに記録されている全データを低解像度イメージデータに変換することによりExportデータ作成処理を行って、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておいてから、ステップS24へ進む。ステップS24・ステップS25・ステップS26に関しては、以前の説明と同様である。
図29と図30は、Exportファイルフォーマットがコピー不可セキュリティ設定情報を記録することが可能であり、Exportファイルにコピー不可セキュリティ設定を行うことにより、電子文書ファイル41のコピー不可セキュリティ設定情報をExportファイルに反映させる例を説明するフローチャートである。この場合を説明したのが、図15である。
まず、図29のフローチャートに関して説明する。ステップS10・ステップS11・ステップS12に関しては以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS12にてキーボード9やPD10等からExport開始が指示され、ステップS40へ進んだ処理から説明する。ステップS40では、ステップS11で選択されたExportファイルフォーマットが、コピー不可セキュリティ設定を持つことが可能なフォーマットかどうかを判定し、設定が不可な場合にはステップS14へ進み、コピー不可セキュリティ設定を行う方法以外でExportファイルの作成を行う。ステップS14へ進む場合に関しては以降で説明する。また、コピー不可セキュリティ設定が可能な場合には、ステップS41へ進み、コピー不可セキュリティを付けながらファイルのExportを行う。ステップS41処理の詳細に関しては、図30で説明する。
次に図30のフローチャートに関して説明する。ステップS20に関しては、以前の説明と同様である。そしてステップS42でExport処理を行う本ページにおいてコピー不可セキュリティが設定されているかどうかを判定し、設定されていない場合にはステップS22へ進み、設定されている場合にはステップS43へ進む。ステップS22は、以前の説明と同様であり、ステップS43では本ページに対してコピー不可セキュリティを反映させてExportデータ作成処理を行って、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておいてから、ステップS24へ進む。ステップS24・ステップS25・ステップS26に関しては、以前の説明と同様である。
図31と図32は、Exportファイルフォーマットがコピー不可セキュリティ設定情報を記録することが不可である場合に、コピー不可セキュリティ設定がなされているデータをイメージデータに変換してExportファイルを作成することにより、テキストの一文字一文字やグラフィックの線や四角形データをコピーできなくすることにより、電子文書ファイル41のコピー不可セキュリティ設定情報をExportファイルに反映させる例を説明するフローチャートである。この場合を説明したのが、図16である。
まず、図31のフローチャートに関して説明する。ステップS10・ステップS11・ステップS12・ステップS40までに関しては以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS40にて、ステップS11で選択されたExportファイルフォーマットが、コピー不可セキュリティ設定を持つことが不可な場合に進むステップS44に関して説明する。ステップS44では、コピー不可セキュリティが設定されているページのデータをイメージデータに変換してExportを行う。ステップS44処理の詳細に関しては、図32で説明する。また、ステップS41に関しては、以前の説明と同様である。
次に図32のフローチャートに関して説明する。ステップS20・ステップS42・ステップS22に関しては、以前の説明と同様である。本実施例では、ステップS42でExport処理を行う本ページにおいてコピー不可セキュリティが設定されている場合に進むステップS45に関して説明する。ステップS45では、本ページに記録されている全データ(テキスト・グラフィック)をイメージデータに変換することによりExportデータ作成処理を行い、作成したExport後のページデータはPMEM3等に蓄えておいてから、ステップS24へ進む。ステップS24・ステップS25・ステップS26に関しては、以前の説明と同様である。
上記の実施例では、セキュリティ情報がページ単位で設定されるものとして説明したが、ファイル全体に設定できても、個々のコンテンツ毎に設定できても構わない。
また、上記の実施例では印刷元ファイル32にセキュリティ方法が記録されているものとして説明したが、同様の情報が電子文書ファイルヘッダ情報40や電子文書管理ファイル41やその他のファイルに記録されていても構わない。
また、上記の実施例では印刷元ファイル32は電子文書ファイルに必須のデータであるとして、常に電子文書ファイルに記録されるものとして説明した。が、印刷ジョブデータファイル38の場合には、このファイルを電子文書ファイルに記録するかどうかをユーザが判定&指示できるようにしても構わないことは言うまでもない。
以上のように、データを他フォーマットでExportする際に、元ファイルである電子文書ファイルに設定されているセキュリティがExportファイルにも反映されるので、電子ファイルにおけるセキュリティ管理が容易になる。
実施例におけるプログラムを起動する電子文書印刷装置のシステムブロック図。 実施例におけるプログラムを起動する電子文書印刷装置の外観図。 電子文書ファイルを構成するファイルの一覧図。 電子文書ファイルのフォーマットを説明する図。 電子文書ファイルヘッダ情報のフォーマットを説明する図。 電子文書管理ファイルのフォーマットを説明する図。 印刷処理手順記述ファイルのフォーマットを説明する図。 編集情報ファイルのフォーマットを説明する図。 バリアブル編集情報ファイルのフォーマットを説明する図。 検索キーワード情報ファイルのフォーマットを説明する図。 印刷ジョブデータファイルのフォーマットを説明する図。 本発明の実施例を説明するフローチャート。 本発明の印刷元ファイルにセキュリティ設定がなされていることを説明する図。 本発明の印刷元ファイルのセキュリティ情報を説明する図。 本発明のExportファイルを説明する図。 本発明のExportファイルを説明する第二の図。 本発明のExportファイルを説明する第三の図。 本発明のExportファイルを説明する第四の図。 本発明の第一の実施例を説明する第一のフローチャート。 本発明の第一の実施例を説明する第二のフローチャート。 本発明の第二の実施例を説明する第一のフローチャート。 本発明の第二の実施例を説明する第二のフローチャート。 本発明の第三の実施例を説明する第一のフローチャート。 本発明の第三の実施例を説明する第二のフローチャート。 本発明の第四の実施例を説明する第一のフローチャート。 本発明の第四の実施例を説明する第二のフローチャート。 本発明の第五の実施例を説明する第一のフローチャート。 本発明の第五の実施例を説明する第二のフローチャート。 本発明の第六の実施例を説明する第一のフローチャート。 本発明の第六の実施例を説明する第二のフローチャート。 本発明の第七の実施例を説明する第一のフローチャート。 本発明の第七の実施例を説明する第二のフローチャート。
符号の説明
1 システム・バス
2 CPU
3 PMEM
4 通信制御部
5 デジタルカメラ
6 画像入出力制御部
7,17 プリンタ
8 入力制御部
9 キーボード
10 マウス
11 VRAM
12 表示出力制御部
13 CRT
14 外部記憶制御部
15 ハード・ディスク
16 フロッピー(登録商標)・ディスク

Claims (8)

  1. 少なくとも一つ以上のファイルを1つのファイルに結合するファイルアーカイブ手段と、
    1ファイルに結合されたファイルを元のファイルに復元するアンアーカイブ手段と、
    文字・図形・画像データ等から構成される印刷元データを印刷する処理方法を記述した印刷処理手順記述ファイルを作成する印刷処理手順記述ファイル作成手段と、
    上記印刷処理手順記述ファイル作成手段で作成した印刷処理手順記述ファイルの内容を解析する印刷処理手順記述ファイル解析手段と、
    印刷処理手順記述ファイル解析手段に印刷処理手順記述ファイルを与えて処理内容を解析し、その記述指示内容にしたがって印刷処理を行う印刷手段と、
    上記ファイルアーカイブ手段に少なくとも上記印刷手段で印刷する上記印刷元データと上記印刷処理手順記述ファイルを与えて電子文書ファイルを作成する電子文書作成手段とを所有することを特徴とする電子文書印刷装置。
  2. 上記電子文書ファイルを上記アーカイブ手段で元のファイルに復元して上記印刷処理手順記述ファイルを取り出し、
    取り出した印刷処理手順記述ファイルを、上記印刷処理手順記述ファイル解析手段によって解析し上記印刷手段によって印刷する時に作成された印刷ジョブデータを上記電子文書ファイルに記録する印刷ジョブデータ記録手段とを所有することを特徴とする請求項1記載の電子文書印刷装置。
  3. 上記電子文書作成手段と上記印刷ジョブデータ作成手段を用いて作成された電子文書ファイルを上記ファイルアーカイブ手段に与えて電子文書ファイルを作成する第二の電子文書作成手段とを所有することを特徴とする請求項1記載の電子文書印刷装置。
  4. 上記電子文書ファイルを検索する為の検索キーワードを上記電子文書ファイルに記録する検索キーワード記録手段と、
    上記検索キーワード記録手段で記録された検索キーワードを読み出す検索キーワードの読み出し手段と、
    上記検索キーワード読み出し手段で読み出された検索キーワードを編集する検索キーワード編集手段とを所有することを特徴とする請求項1記載の電子文書印刷装置。
  5. 上記電子文書作成手段と上記検索キーワード記録手段を用いて作成された電子文書ファイルを上記ファイルアーカイブ手段に与えて電子文書ファイルを作成する第三の電子文書作成手段とを所有することを特徴とする請求項1記載の電子文書印刷装置。
  6. 少なくともコピー不可のセキュリティ情報を設定するコピー不可セキュリティ設定手段と、
    上記コピー不可セキュリティ設定手段で設定されたセキュリティ情報を電子文書ファイルに記録するコピー不可セキュリティ記録手段と、
    上記電子文書ファイルを他のファイルフォーマットに変換出力するファイル変換出力手段とを所有することを特徴とする請求項1記載の電子文書印刷装置。
  7. 上記ファイル変換出力手段は、コピー不可セキュリティを付けて出力ファイルを作成することができる第二のファイル変換出力手段とを所有することを特徴とする請求項1記載の電子文書印刷装置。
  8. また少なくとも上記ファイル変換出力手段は、文字データを画像データに変換する文字データto画像データ変換手段と、
    図形データを画像データに変換する図形データto画像データ変換手段とを所有することを特徴とする請求項1記載の電子文書印刷装置。
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