JP2001150630A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2001150630A
JP2001150630A JP33613899A JP33613899A JP2001150630A JP 2001150630 A JP2001150630 A JP 2001150630A JP 33613899 A JP33613899 A JP 33613899A JP 33613899 A JP33613899 A JP 33613899A JP 2001150630 A JP2001150630 A JP 2001150630A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷胴を往復駆動する場合に、その回転方向が
常に同じ方向で回転し続けるような機構を提案して、印
刷の乱れを防止するとともに、印刷速度の改善をするこ
と。 【解決手段】ブランケット胴1の両側部に設けられたピ
ニオン11は上下一対のラック3A,3Bを備えたラッ
ク機構12にかみ合うように配設され、リンク機構3の
縦腕31を上下動させることによってラック3A,3B
は択一的にピニオン11とかみ合うように制御される構
成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷装
置や凸版印刷等のあらゆる印刷装置における印刷胴の往
復機構の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、オフセット印刷装置等の印刷
装置において、ブランケット胴等の印刷胴を往復駆動す
る場合には、例えば、往動のときは、印刷胴は印刷対象
面上を転動しながら移動するが、復動のときは、印刷胴
は印刷対象面から離れた状態で移動する。このような復
動の状態では印刷胴は回転を停止しているか、往動状態
の回転方向とは逆の方向に回転している。従って、少な
くとも往動と復動との切り替わり時点において印刷胴と
版胴の回転が一時停止せざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、往動
と復動との切り替わり時点において印刷胴と版胴の回転
が一時停止すると、その状態における印刷胴と版胴との
接触部分の転写状況が他の部分とは異なる状態となるの
で、印刷された面に、線状の印刷乱れが発生するという
問題があった。また、印刷胴を往復駆動する関係上なか
なか印刷速度を上げることができなかった。
【0004】そこで、本発明は、印刷胴を往復駆動する
場合に、その回転方向が常に同じ方向で回転し続けるよ
うな機構を提案して、印刷の乱れを防止するとともに、
印刷速度の改善を目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の印刷装置は、
版胴に形成された像を印刷胴に転写し、印刷胴に転写さ
れた像を印刷対象面に転写するように構成された印刷装
置において、印刷胴を所定の幅で往復駆動する駆動手段
と、往動状態の印刷胴の回転方向と復動状態の印刷胴の
回転方向とを同じ回転方向とする回転駆動機構と、を備
えるという手段を講じた。
【0006】請求項2においては、回転駆動機構は、印
刷胴の側部に固定れたピニオンと、このピニオンに下か
らかみ合い得る下ラックと、このピニオンに上からかみ
合い得る上ラックと、駆動手段による印刷胴の往復駆動
の往動もしくは復動の何れかに同期して、ピニオンが両
ラックの何れか一方に択一的にかみ合うように切り替え
制御する切り替え機構とから構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる印刷装置
を、その実施の形態を示した図面に基づいて詳細に説明
する。
【0008】オフセット印刷装置の要部の正面(シート
の移動方向から見た正面)図を示した図1において、1
はブランケット胴であり、印刷対象のシートSの表面を
転動することにより、版胴2から転写された像をシート
Sに印刷するように構成されている。シートSは、印刷
時には所定の印刷位置に停止し、印刷後には所定長さだ
け送られるように、搬送機構(図示せず)によって搬送
される。
【0009】ブランケット胴1を含む胴ユニット10
は、往復動機構20によって往復動するように構成され
ている。この往復動機構20の構造を以下に説明する。
ブランケット胴1の両側部にはピニオン11が設けられ
ている。このピニオン11は上下一対のラック3A,3
Bを備えたラック機構12にかみ合うように配設されて
いる。
【0010】3は前記一対のラック3A,3Bを択一的
に前記ピニオン11とかみ合わせるように制御するリン
ク機構である。要部の側面を示した図2に示されている
ように、リンク機構3の縦腕31を実線の位置に下げる
と、回動軸32Aによって回動自在に支持されている横
腕33Aは破線の位置から実線の位置に下がる。従っ
て、横腕33Aに固定されている下ラック3Aは、ピニ
オン11とかみ合っていた破線の状態から実線の状態に
回動するのでかみ合いが外れる。このとき、回動軸32
Bによって回動自在に支持されている横腕33Bは破線
の位置から実線の位置に下がる。従って、横腕33Bに
固定されている上ラック3Bは、破線の状態から実線の
状態に回動して、ピニオン11とかみ合うようになる。
このときの状態を図3と図4に示した。
【0011】次に、リンク機構3の縦腕31を破線の位
置に上げると、回動軸32Aによって回動自在に支持さ
れている横腕33Aは実線の位置から破線の位置に上が
る。従って、横腕33Aに固定されている下ラック3A
は、ピニオン11とかみあう状態になる。このとき、回
動軸32Bによって回動自在に支持されている横腕33
Bは実線の位置から破線の位置に上がる。従って、横腕
33Bに固定されている上ラック3Bは、実線の状態か
ら破線の状態に回動して、ピニオン11とのかみ合いが
外れる。このときの状態を図5と図6に示した。このよ
うにして、リンク機構3の縦腕31を上下動させること
によって、ピニオン11がかみ合う相手を上下一対のラ
ック3A,3Bの何れかに択一的に選択することができ
る。
【0012】従って、図1,図3,図5において、ピニ
オン11が下ラック3Aとかみ合って右方向へ転動する
ときはブランケット胴は時計方向へ回転し、上ラック3
Bとかみ合って左方向へ戻るときもブランケット胴は時
計方向へ回転するのである。このようにして、何れのラ
ックにかみ合って往復動する場合でも、ブランケット胴
1の回転方向は同じく時計回り方向となるのである。よ
って、ブランケット胴1と版胴2とは停止することなく
常時回転し続けているので、従来の印刷装置において停
止状態で発生していいた筋状の印刷乱れが発生しなくな
るのである。
【0013】また、図7に示したように、リンク機構3
の縦腕31に代えて、ラックギアが形成された縦腕31
Cを設けるとともに、横腕33A,33Bに代えて、回
動軸32A,32Bに同軸連結されたピニオンギア33
C,33Dを設けてもよい。図7の構成では、前記縦腕
31Cを上下駆動することによって、上下のラック3
A,3Bを交互にピニオン11とかみ合わせるのであ
る。なお、前記縦腕31Cを上下駆動する機構は往復動
機構20に連動させると動作が協同するので好ましい。
また、前記往復動機構20を構成する往復ロッド4は、
モータ等の動力源の回転運動を往復運動に変換する機構
(図示せず)等によって矢印方向に往復駆動される。
【0014】なお、往動状態のブランケット胴の回転方
向と復動状態のブランケット胴の回転方向とを同じ回転
方向とする回転駆動機構は、図示した例に限定されるも
のではなく、上下のラックを回動させることに代えて、
例えば、上下動させることによって、択一的に切り替え
るように構成してもよい。このような構成に限らず種々
の択一的な切り替え機構を採用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の印刷装置によれば、回転駆動機
構によって、往動状態の印刷胴の回転方向と復動状態の
印刷胴の回転方向とを同じ回転方向とするので、版胴と
印刷胴との接触面に不連続な部分が発生せず、印刷面へ
の線状の印刷乱れの発生を防止することができるのであ
る。従って、印刷速度を上げることが可能となった。特
に、請求項2においては、回転駆動機構を、印刷胴の側
部に固定れたピニオンと、このピニオンに上下両方から
かみ合い得る上下一対のラックとによって実現したの
で、簡単な機構で請求項1の印刷装置を実現できるので
ある。従って、印刷装置の容積も小さくすることが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるオフセット印刷装置の実施の形
態の構成を示した要部の正面図である。
【図2】同印刷装置の要部の側面図である。
【図3】同印刷装置の要部の正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】同印刷装置の要部の正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】別の実施形態の要部の側面図である。
【符号の説明】
1 ブランケット胴、印刷胴 2 版胴 10 胴ユニット 20 往復動機構 11 ピニオン 12 ラック機構 3A 下ラック 3B 上ラック 3 リンク機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】版胴に形成された像を印刷胴に転写し、印
    刷胴に転写された像を印刷対象面に転写するように構成
    された印刷装置において、印刷胴を所定の幅で往復駆動
    する駆動手段と、往動状態の印刷胴の回転方向と復動状
    態の印刷胴の回転方向とを同じ回転方向とする回転駆動
    機構と、を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】回転駆動機構は、印刷胴の側部に固定れた
    ピニオンと、このピニオンに下からかみ合い得る下ラッ
    クと、このピニオンに上からかみ合い得る上ラックと、
    駆動手段による印刷胴の往復駆動の往動もしくは復動の
    何れかに同期して、ピニオンが両ラックの何れか一方に
    択一的にかみ合うように切り替え制御する切り替え機構
    とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の印刷装置。
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