JP2001150009A - 圧延機のロール組替装置 - Google Patents

圧延機のロール組替装置

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JP2001150009A
JP2001150009A JP33967099A JP33967099A JP2001150009A JP 2001150009 A JP2001150009 A JP 2001150009A JP 33967099 A JP33967099 A JP 33967099A JP 33967099 A JP33967099 A JP 33967099A JP 2001150009 A JP2001150009 A JP 2001150009A
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rail
roll
shift
work
rolling mill
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Hiroshi Araya
博史 荒谷
Hisao Matsushima
久夫 松島
Mikiaki Yamamoto
幹朗 山本
Yoshiaki Mito
良紀 三登
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts
    • B21B31/10Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts by horizontally displacing, i.e. horizontal roll changing
    • B21B31/103Manipulators or carriages therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
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  • Turning (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大がかりな基礎構造を用いることなく簡単に
新旧のワークロールアッセンブリを交換することができ
るようにする。 【解決手段】 圧延機21の作業側前面に定置型のロー
ル組替用テーブル24を設け、ロール組替用テーブル2
4上に引出用軌条33と昇降可能なシフト軌条34を設
け、引き出されたワークロールアッセンブリ27に着脱
結合してワークロールアッセンブリ27をサイドシフト
移動させるシフトブロック38を備え、引出したワーク
ロールアッセンブリ27だけを簡単容易にシフト移動さ
せ、大がかりな基礎構造を用いることなく簡単に新旧の
ワークロールアッセンブリ27を交換することができる
ようにし、ワークロールの組替を迅速に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧延機のロール組替
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4段ロール式圧延機における従来のロー
ル組替装置の概略を図11に基づいて説明する。図11
には従来のスリーロールクラスタ方式と呼ばれているロ
ール組替装置の概念状況を示してある。
【0003】図に示すように、チョック付の上ワークロ
ール1及び下ワークロール2からなるワークロールアッ
センブリ3は、上下のバックアップロール4,5に支え
られている。上下のバックアップロール4,5及びワー
クロールアッセンブリ3はスレッドライナ6に載置さ
れ、スレッドライナ6は一対のレール7に支持されて圧
延機8に対して作業側に出し入れ自在となっている。圧
延機8における床面は下ワークロール2の位置であり、
圧延機8の作業側の床下にはスレッドライナ6及び下バ
ックアップロール5が移動するスペースが掘割状に形成
されている。
【0004】上ワークロール1及び下ワークロール2の
組替は、圧延機8内でスレッドライナ6の上に下バック
アップロール5とワークロールアッセンブリ3を一括し
て載せた状態で、上バックアップロール4を外すかもし
くは吊り上げると共に、スレッドライナ6を出し入れす
るための駆動手段(図示省略)によりスレッドライナ6
を作業側に引き出す。引き出した位置で下バックアップ
ロール4上のワークロールアッセンブリ3をクレーン等
により取り外し撤去し、代わりに用意された新しいまた
は補修済のワークロールアッセンブリ3を下バックアッ
プロール4上に載せ、スレッドライナ6を圧延機8内に
引き入れる。
【0005】スリーロールクラスタ方式のロール組替装
置は、作業側の床下の掘割の幅(通板方向の幅)は略圧
延機8の幅と同等で、圧延機8の間の幅を拡げることな
く狭い幅でワークロールアッセンブリ3の組替ができ
る。しかし、上ワークロール1及び下ワークロール2の
組替を行なう度にスレッドライナ6により下バックアッ
プロール5を圧延機8から引き出すことになり、また、
ワークロールアッセンブリ3の組替にクレーン等を使用
するため、ロール組替に長時間を要するといった問題が
あった。
【0006】そこで、図12に示したターンテーブル方
式と呼ばれるロール組替装置や、図13に示したサイド
シフト方式と呼ばれるロール組替装置が従来から使用さ
れている。図12にはターンテーブル方式のロール組替
装置の概念状況、図13にはサイドシフト方式のロール
組替装置の概念状況を示してある。尚、図11に示した
圧延機8に関する部材には同一符号を付して重複する説
明は省略してある。
【0007】図12に示すように、圧延機8の作業側に
はターンテーブル11を装着した矢印A方向に移動可能
な移動架台14が備えられ、ターンテーブル11上の回
転中心の両側位置にワークロールアッセンブリ3の引き
込みレール12,13が2列に平行に設けられている。
そして、一方の引き込みレールにワークロールアッセン
ブリ3を圧延機8に対して出入り搭載可能に配置した構
成になっている。
【0008】ターンテーブル方式のロール組替装置によ
る上ワークロール1及び下ワークロール2の組替は、ワ
ークロールアッセンブリ3と同軸線上に停止したターン
テーブル11上の一方の引き込みレール12に、圧延機
8から摩耗した古いワークロールアッセンブリ3を一括
して引き出し搭載する。他方の引き込みレール13に、
矢印Bで示す作業側から新しいまたは補修済のワークロ
ールアッセンブリ3aを搭載する。この状態で、ターンテ
ーブル11を180 度水平回動させることで引き込みレー
ル12,13の位置を入れ替え、引き込みレール13上
の新しいまたは補修済のワークロールアッセンブリ3aを
圧延機8内に引き込み、引き込みレール12上の古いワ
ークロールアッセンブリ3を矢印Bで示す作業側に取り
出す。
【0009】下バックアップロール5の組替は、ターン
テーブル11を装着した移動架台14を矢印A方向に移
動させ、圧延機8との間に下バックアップロール5の組
替用の引き込みテーブル(図示省略)を露出させ、下バ
ックアップロール5の組替を行なう。
【0010】ターンテーブル方式のロール組替装置で
は、ターンテーブル11の操作でワークロールの組替を
迅速に行なうことが可能である。
【0011】図13に示すように、サイドシフト方式の
ロール組替装置は、圧延機8の作業側に通板方向と平行
に移動可能な複数台(図示例では2台)のサイドシフト
テーブル16,17を設けた構成である。
【0012】サイドシフト方式のロール組替装置による
上ワークロール1及び下ワークロール2の組替は、一つ
のサイドシフトテーブル16を圧延機8のワークロール
アッセンブリ3の位置に停止させ、サイドシフトテーブ
ル16上に摩耗した古いワークロールアッセンブリ3を
引き込み搭載し、隣接するサイドシフトテーブル17上
に新しいまたは補修済のワークロールアッセンブリ3aを
搭載しておく。サイドシフトテーブル16を圧延機8の
前位置から逃がし、その後サイドシフトテーブル17を
圧延機8の前位置に移動停止させる。この状態で、サイ
ドシフトテーブル17上の新しいまたは補修済のワーク
ロールアッセンブリ3aを圧延機8に引き込み、サイドシ
フトテーブル16上の古いワークロールアッセンブリ3
を作業側へ取り出す。
【0013】下バックアップロール5の組替は、サイド
シフトテーブル16,17の移動路の下に掘割基礎を形
成し、掘割基礎に下バックアップロール5の組替用のテ
ーブル(図示省略)を設け、サイドシフトテーブル1
6,17を圧延機8の位置から逃がして下バックアップ
ロール5の組替を行なう。
【0014】サイドシフト方式のロール組替装置では、
サイドシフトテーブル16,17の移動操作で、ターン
テーブル方式のロール組替装置と同様に、ワークロール
の組替を迅速に行なうことが可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ターンテーブル方式の
ロール組替装置は、ターンテーブル11の操作でワーク
ロールの組替を迅速に行なうことができるが、ターンテ
ーブル11及び移動架台14が大がかりな装置になり、
基礎も特別な設計が必要になり、設備コストが嵩んでい
た。サイドシフト方式のロール組替装置は、サイドシフ
トテーブル16,17の移動操作で、ワークロールの組
替を迅速に行なうことができるが、バックアップロール
の組替時にサイドシフトテーブル16,17を退避させ
るテーブルシフトスペースを考慮する必要があり、大が
かりな装置になり設備コストが嵩んでいた。
【0016】また、ターンテーブル方式及びサイドシフ
ト方式のロール組替装置は、スリーロールクラスタ方式
のロール組替装置に比べてワークロールの組替を迅速に
行なうことができるので、既存のスリーロールクラスタ
方式のロール組替装置からの改造の要望がある。しか
し、基礎の形状を大幅に大きくしたり大がかりな装置を
設置する必要がある等のため、既存のスリーロールクラ
スタ方式のロール組替装置の改造を行なうためには、多
大な労力と作業時間及びコストが必要になり、容易に改
造を行なうことができなかった。
【0017】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、大がかりな装置を用いることなくワークロールの組
替を迅速に行なうことができる圧延機のロール組替装置
を提供することを目的とする。特に、既存のスリーロー
ルクラスタ方式のロール組替装置に対して設備の大幅な
改造を必要とせずに設置することができる圧延機のロー
ル組替装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、圧延機の作業側前面にワークロール
アッセンブリを引き出すための引出用軌条を設ける一
方、前記引出用軌条に交差する方向に延びるシフト用軌
条を設け、前記引出用軌条に沿って前記シフト用軌条の
交差部まで引き出された前記ワークロールアッセンブリ
を前記シフト用軌条に沿ってシフト移動させるシフト駆
動手段を設けたことを特徴とする。
【0019】そして、前記引出用軌条と前記シフト用軌
条は同一平面で交差して設けられ、少なくとも前記シフ
ト用軌条にはワークロールアッセンブリを移動支持する
支持部材が備えられていることを特徴とする。また、前
記引出用軌条と前記シフト用軌条は上下方向に異なる平
面で交差して設けられ、前記引出用軌条と前記シフト用
軌条の平面方向の交差部における前記引出用軌条の部位
は、前記ワークロールアッセンブリが支持されると共に
前記シフト用軌条に沿って前記シフト駆動手段により移
動する移動台車で構成されていることを特徴とする。
【0020】また、上記目的を達成するための本発明の
構成は、圧延機の作業側前面にワークロールアッセンブ
リを引き出すための引出用軌条を設ける一方、引出用軌
条に交差する方向に延びるシフト用軌条を昇降自在に設
け、ワークロールアッセンブリの引出時にシフト用軌条
を下降させると共に引出用軌条に沿ってシフト用軌条の
交差部までワークロールアッセンブリが引き出された後
にシフト用軌条を上昇させる昇降駆動手段を備え、シフ
ト用軌条の交差部までワークロールアッセンブリが引き
出されシフト用軌条が上昇された時にワークロールアッ
センブリをシフト用軌条に沿ってシフト移動させるシフ
ト駆動手段を設けたことを特徴とする。
【0021】そして、前記圧延機には下側のワークロー
ルを支える下バックアップロールが備えられ、下バック
アップロールが引き出されるための掘割状の基礎が圧延
機の作業側前面に圧延機の幅に略対応して設けられ、前
記基礎にテーブル部材を取り外し自在に設け、前記テー
ブル部材にロール組替装置を装備したことを特徴とす
る。また、前記テーブル部材は前記下バックアップロー
ルの引き出し方向に沿って移動自在に支持され、前記テ
ーブル部材を移動させる移動手段を備えたことを特徴と
する。また、前記下バックアップロールを引き出すため
の下バックアップロール引出駆動手段が備えられ、前記
移動手段は下バックアップロール引出駆動手段が適用さ
れていることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の圧延
機のロール組替装置を説明する。本発明のロール組替装
置は、新設の場合は勿論のこと、図11に示した従来の
スリーロールクラスタ方式のロール組替装置を改造する
場合に特に容易に適用できる技術である。
【0023】図1には本発明の第1実施形態例に係るロ
ール組替装置の側断面状況、図2には図1中のII-II 線
矢視、図3には図1中のIII-III 線矢視におけるシフト
開始時の状況、図4には図1中のIV-IV 線矢視における
シフト終了時の状況を示してある。
【0024】図に示すように、圧延機21の作業側には
ロール中心22に面して掘割状基礎23が形成され、掘
割状基礎23の幅は圧延機21の幅と略同一幅に形成さ
れ、掘割状基礎23には圧延ラインと直角方向に延びる
断部23a が設けられている。因みに、掘割状基礎23の
幅は、図11に示した従来のスリーロールクラスタ方式
のロール組替装置における下バックアップロール組替用
の基礎と略同一の幅となっている。
【0025】掘割状基礎23には断部23a を支持面とし
てワークロール組替用テーブル(ロール組替用テーブ
ル)24が定置支持され、ロール組替用テーブル24に
はチョック25a,26a 付の上ワークロール25及び下ワー
クロール26からなるワークロールアッセンブリ27が
載置されるようになっている。図1の状態はワークロー
ルアッセンブリ27が引き出されて載置された状態を示
してある。尚、図示は省略してあるが、圧延機21には
従来と同様に上下のバックアップロールが備えられてい
る。
【0026】駆動側の下側のチョック26a の端部にはフ
ック28が設けられ、圧延機21側のロール押出用ロッ
ド29の端部にフック28を着脱しロール押出用ロッド
29の伸縮駆動により、ワークロールアッセンブリ27
はロール組替用テーブル24上に押出し(引出し)また
は反対に圧延機21側に引入れられる。
【0027】ワークロールアッセンブリ27の下側のチ
ョック26a の駆動側の両側にはロール軸線方向に回転す
る1組の引出・引込用車輪(引出用車輪)30が設けら
れ、また、下側のチョック26a の両側には引出用車輪3
0に隣接し引出用車輪30よりも若干高い位置でロール
軸線方向に直角な横方向に回転する1組のシフト用車輪
31が設けられている。ワークロールアッセンブリ27
の下側のチョック26aの作業側の両側にも、同様に、1
組の引出用車輪30と1組のシフト用車輪31が設けら
れている。
【0028】ロール組替用テーブル24の上面には圧延
機21内のワークロール引込用軌条32と整合し合う一
対の平行な引出用軌条33が固定配置され、引出用軌条
33は各引出用車輪30が乗るように設けられている。
シフト用車輪31は引出用軌条33と干渉しないでシフ
ト移動できる高さに設けられている。
【0029】ロール組替用テーブル24の上面には、所
定位置で下側のチョック26a のシフト用車輪31と着脱
接触する2組の昇降式のシフト用軌条としてのシフト軌
条34が設けられている。シフト軌条34は引出用軌条
33と直交して設けられ、ロール組替用テーブル24の
上面の孔35及び引出用軌条33を貫通して昇降自在と
なっている。ロール組替用テーブル24の上面及び掘割
状基礎23の上面にはシフト用軌条としての固定シフト
軌条34a,34b が設けられ、シフト軌条34が所定距離上
昇した高さでシフト軌条34と固定シフト軌条34a,34b
とが整合し合うようになっている。
【0030】昇降式のシフト軌条34はロール組替用テ
ーブル24の上面の孔35を通って上昇してチョック26
a のシフト用車輪31と接触し、更に、引出用車輪30
が引出用軌条33から離れる高さまでワークロールアッ
センブリ27を押し上げる。ワークロールアッセンブリ
27を押し上げた高さでシフト軌条34は固定シフト軌
条34a,34b と整合する。
【0031】2組のシフト軌条34はそれぞれL型のビ
ーム36に固定され、ロール組替用テーブル24の内部
にはL型のビーム36を昇降駆動する昇降駆動手段とし
ての2個の油圧シリンダ37が設けられている。L型の
ビーム36の水平部にはシフトブロック38がシフト軌
条34に沿って移動自在に設けられ、シフトブロック3
8はシフト軌条34と共に昇降するようになっている。
シフトブロック38は、上昇した位置で新旧のワークロ
ールアッセンブリ27のチョック26a に嵌合するように
なっている。
【0032】ロール組替用テーブル24の上面には、引
出用軌条33を超える横方向範囲でシフトブロック38
を昇降させるための孔39が設けられている。シフトブ
ロック38は4個の車輪によりL型のビーム36の水平
部上を移動可能とされ、シフトブロック38の一方側の
側面には水平に張り出し孔が設けられたアイプレート4
0が固定されている。
【0033】一方、ロール組替用テーブル24の内部に
はそれぞれのビーム36に対応してビーム36と平行に
延びるねじ軸41が回転自在に支持され、ねじ軸41の
端部にはスプロケット42がそれぞれ固定されている。
スプロケット42同士にはチェーン43が巻回され、チ
ェーン43には一つの駆動スプロケット44が噛み合っ
ている(図1参照)。駆動スプロケット44はモータ5
0により駆動され、モータ50の駆動により駆動スプロ
ケット44、チェーン43及び各スプロケット42を介
してそれぞれのねじ軸41が同調駆動回転される。
【0034】各ねじ軸41にはナット45がそれぞれ螺
合して設けられ、各ナット45には垂直ピン46が一体
に設けられている。垂直ピン46はアイプレート40の
孔に上下方向にのみ移動自在に挿通している。つまり、
モータ50の正逆駆動により各ねじ軸41が回転してナ
ット45が各ねじ軸41に沿って移動し、垂直ピン46
及びアイプレート40を介して各シフトブロック38が
同調してL型のビーム36上を往復移動する。各シフト
ブロック38の移動により、チョック26a を介して各シ
フトブロック38に嵌合されたワークロールアッセンブ
リ27がシフト軌条34及び固定シフト軌条34a,34b に
沿ってシフト移動する。L型のビーム36はシフト軌条
34とともに昇降するようになっているが、垂直ピン4
6はアイプレート40の孔から外れることなく挿通した
状態を維持する。
【0035】尚、シフトブロック38をビーム36に設
けず高さ方向は固定としてシフト軌条34に沿った方向
にのみ移動自在としてロール組替用テーブル24側に設
けることも可能である。この場合、垂直ピン46とシフ
トブロック38(アイプレート40)とは固定状態にさ
れ、ワークロールアッセンブリ27を引き出す際にシフ
トブロック38を所定位置に位置決めしその位置で引出
用車輪30が干渉しない切欠等を設けておく。
【0036】図示しない下バックアップロールのチョッ
クには下バックアップロールを引き出すための引出駆動
手段47が設けられている。
【0037】尚、上記実施形態例では、シフト軌条34
の昇降駆動を油圧シリンダ37を用いて行なったが、他
の駆動手段により実施することも可能である。また、シ
フト駆動手段としてシフトブロック38の移動を、モー
タ50、駆動スプロケット44、チェーン43、スプロ
ケット42、ねじ軸41、ナット45、垂直ピン46及
びアイプレート40を介して行なったが、シフト駆動手
段としては他の駆動手段により実施することも可能であ
る。
【0038】上述したロール組替装置によるワークロー
ルの組替について説明する。図3において、27は圧延
機21からロール組替用テーブル24上に引出されたチ
ョック25a,26a 付の古いワークロールアッセンブリであ
り、27a は新しいまたは補修済のチョック25a,26a 付の
ワークロールアッセンブリである。
【0039】ロール組替用テーブル24上に古いワーク
ロールアッセンブリ27を引出す作業と並行してまたは
事前に、ロール組替用テーブル24上の固定シフト軌条
34a,34b に新たなワークロールアッセンブリ27a を搭載
する。引出されたワークロールアッセンブリ27のチョ
ック26a と隣に搭載された新たなワークロールアッセン
ブリ27a のチョック26a に跨がる位置にシフトブロック
38を位置合わせし、油圧シリンダ37の伸長駆動でビ
ーム36を介して昇降式のシフト軌条34及びシフトブ
ロック38を所定高さに上昇させる。
【0040】この上昇で、古いワークロールアッセンブ
リ27の片側のチョック26a と新たなワークロールアッ
センブリ27a の片側のチョック26a と跨がってシフトブ
ロック38が嵌合する。且つ、シフト用車輪31がシフ
ト軌条34に乗って旧のワークロールアッセンブリ2
7,27a が上昇し、併せて引出用車輪30が引出用軌条
33から離れた高さに持ち上がる。(図3の状態)
【0041】モータ50の駆動により駆動スプロケット
44、チェーン43及びスプロケット42を介して2本
のねじ軸41を同調回転させ、シフトブロック38を図
3中左側に横送り移動させる。これにより、新旧のワー
クロールアッセンブリ27,27a が左方向へ移動され
る。
【0042】新たなワークロールアッセンブリ27a を圧
延機21のロール中心22の位置に位置合わせして停止
し、油圧シリンダ37の縮動駆動でビーム36を介して
昇降式のシフト軌条34及びシフトブロック38を下降
させる。この下降で、新たなワークロールアッセンブリ
27a の引出用車輪30が引出用軌条33に乗り、且つシ
フトブロック38が新旧のワークロールアッセンブリ2
7,27a のチョック26a から離れる。(図4の状態)
【0043】この状態で新たなワークロールアッセンブ
リ27a をロール組替用テーブル24上から圧延機21内
へ引込み、古いワークロールアッセンブリ27を作業側
へ取出す。これにより、ワークロールの組替が完了す
る。圧延機21の下バックアップロールを組替る場合
は、ロール組替用テーブル24を圧延機21から離れる
方向にクレーン等により移動させ、圧延機21の作業側
に下バックアップロールを臨む開放空間を作り、開放空
間を用いて下バックアップロールの組替を行なう。
【0044】上述したロール組替装置では、ターンテー
ブルを設けたりワークロールアッセンブリを乗せたテー
ブル自体をシフトさせることなく引出したワークロール
アッセンブリだけを簡単容易にシフト移動させることが
可能となる。このため、簡単な基礎構造でワークロール
アッセンブリの交換が可能となり、大がかりな基礎構造
を用いることなく簡単に新旧のワークロールアッセンブ
リを交換することができ、ワークロールの組替を迅速に
行なうことが可能となる。また、ターンテーブルやテー
ブル自体のシフトに必要な広い設備面積の占有と複雑な
基礎工事が不要なため、既設の圧延設備、特に、図11
に示したスリーロールクラスタ方式のロール組替装置に
対して設備の大幅な改造を必要とせずに設置することが
できる。
【0045】図5に基づいて本発明の第2実施形態例に
係るロール組替装置を説明する。図5には本発明の第2
実施形態例に係るロール組替装置の側面状況を示してあ
る。尚、図1乃至図4に示した装置の部材と同一部材に
は同一符号を付して重複する説明は省略してある。
【0046】図に示すように、掘割状基礎23の断部23
a には滑り材51が敷設され、ロール組替用テーブル2
4が滑り材51を介して断部23a の長手方向(図5中左
右方向)に摺動自在に定置されている。また、ロール組
替用テーブル24には接続部材52が設けられ、接続部
材52は下バックアップロール引出し用の引出駆動手段
47に接続されている。
【0047】第2実施形態例に係るロール組替装置で
は、ワークロールアッセンブリの組替は第1実施形態例
と同様に行う。組替え終了後、引出駆動手段47の駆動
により下バックアップロールを引出すと、接続部材52
を介して定置型のロール組替用テーブル24が滑り材5
1を介して掘割状基礎23の断部23a に沿って連動して
引出し方向に退避移動する。このため、下バックアップ
ロールの組替においてもロール組替作業が著しく容易に
迅速に行なわれる。
【0048】図6に基づいて本発明の第3実施形態例に
係るロール組替装置を説明する。図6には本発明の第3
実施形態例に係るロール組替装置の側面状況を示してあ
る。尚、図1乃至図5に示した装置の部材と同一部材に
は同一符号を付して重複する説明は省略してある。
【0049】図に示すように、掘割状基礎23の断部23
a には滑り材51が敷設され、ロール組替用テーブル2
4が滑り材51を介して断部23a の長手方向(図5中左
右方向)に摺動自在に定置されている。また、ロール組
替用テーブル24には専用の退避用駆動手段53が設け
られている。ロール組替用テーブル24は退避用駆動手
段53により圧延機21から離れる方向に移動される。
【0050】第3実施形態例に係るロール組替装置で
は、ワークロールアッセンブリの組替は第1実施形態例
と同様に行う。組替え終了後、引出駆動手段47と退避
用駆動手段53との同調駆動により下バックアップロー
ルを引出すと同時に、定置型のロール組替用テーブル2
4を滑り材51を介して掘割状基礎23の断部23a に沿
って連動して引出し方向に退避移動させる。
【0051】このため、ロール組替用テーブル24を下
バックアップロールと実質的に連動して退避させること
ができ、下バックアップロールの組替においてもロール
組替作業が著しく容易に迅速に行なわれる。また、上バ
ックアップロールの組替時や他のメンテナンス等に際し
て定置型のロール組替用テーブル24を退避させる必要
が生じた時に、ロール組替用テーブル24を単独で迅速
に退避させることが可能になる。
【0052】図7、図8に基づいて本発明の第4実施形
態例に係るロール組替装置を説明する。図7には本発明
の第4実施形態例に係るロール組替装置の平面状況、図
8には図7中のVIII-VIII 線矢視を示してある。尚、図
1乃至図4に示した装置の部材と同一部材には同一符号
を付して重複する説明は省略してある。
【0053】第4実施形態例に係るロール組替装置は、
第1実施形態例に対して、シフト軌条の構成が異なる。
即ち、図に示すように、ロール組替用テーブル24の上
面には引出用軌条33に直交してしてシフト軌条61が
設けられ、シフト軌条61は連続して引出用軌条33を
横切る状態に設けられている。シフト軌条61には支持
部材としてのコロ部材62が多数設けられ、引出用軌条
33とコロ部材62との高さが同一になるようにコロ部
材62が配されている。
【0054】第4実施形態例に係るロール組替装置で
は、引出用車輪30により引出用軌条33に沿ってワー
クロールアッセンブリを引出し、引出用車輪30がシフ
ト軌条61との交差部に位置すると、引出用車輪30が
シフト軌条61のコロ部材62上に乗る。この状態で、
図示しないシフト駆動手段によりワークロールアッセン
ブリをシフト軌条61に沿った方向に移動させると、引
出用車輪30がコロ部材62の転動によりシフト軌条6
1に沿って移動する。
【0055】このため、シフト軌条61を昇降させるこ
となく、また、チョックにシフト用車輪を設けることな
く、ワークロールアッセンブリをシフト移動させること
ができる。従って、簡素な構成でロール組替作業を迅速
に行うことが可能になる。
【0056】尚、ワークロールアッセンブリをシフト軌
条61に沿った方向に移動させる駆動手段は、適宜周知
の手段を適用することができる。また、引出用車輪30
がシフト軌条61のコロ部材62上に乗ったことを検出
し、自動的にワークロールアッセンブリをシフト軌条6
1に沿った方向に移動させるようにすることも可能であ
る。また、引出用軌条33にコロ部材を設け、引出用車
輪30を省略して引出し及びシフトをコロ部材の転動に
より行なうことも可能である。
【0057】図9、図10に基づいて本発明の第5実施
形態例に係るロール組替装置を説明する。図9には本発
明の第5実施形態例に係るロール組替装置の平面状況、
図10には図9中のX-X 線矢視を示してある。尚、図1
乃至図4に示した装置の部材と同一部材には同一符号を
付して重複する説明は省略してある。
【0058】第5実施形態例に係るロール組替装置は、
第1実施形態例に対して、シフト軌条の構成が異なる。
即ち、図に示すように、ロール組替用テーブル24の上
面には引出用軌条33に直交してして引出用軌条33横
切る溝71が形成され、溝71の下方におけるロール組
替用テーブル24には溝71に沿って延びるレール72
が設けられている。平面方向の引出用軌条33との交差
部(図中4箇所)におけるレール72には車輪73を介
して移動台車としての台車74が移動自在に支持され、
台車74の上面は引出用軌条33と同一高さ(引出用軌
条33と面一状態)になっている。
【0059】つまり、シフト軌条はレール72及び台車
74で構成され、引出用軌条33とシフト軌条の平面方
向の交差部における引出用軌条33の部位は、台車74
で構成された状態になっている。各台車74は図示しな
い駆動手段により同調して移動されるようになってい
る。
【0060】第5実施形態例に係るロール組替装置で
は、引出用車輪30により引出用軌条33に沿ってワー
クロールアッセンブリを引出し、引出用車輪30がシフ
ト軌条との交差部に位置すると、引出用車輪30が台車
74上に乗る。この状態で、図示しないシフト駆動手段
により台車74を同調してレール72に沿って移動させ
ると、引出用車輪30が台車74に乗ったままワークロ
ールアッセンブリがシフト移動する。
【0061】このため、シフト軌条を昇降させることな
く、また、チョックにシフト用車輪を設けることなく、
台車74の移動によりワークロールアッセンブリをシフ
ト移動させることができる。従って、簡素な構成でロー
ル組替作業を迅速に行うことが可能になる。
【0062】
【発明の効果】本発明の圧延機のロール組替装置は、圧
延機の作業側前面にワークロールアッセンブリを引き出
すための引出用軌条を設ける一方、前記引出用軌条に交
差する方向に延びるシフト用軌条を設け、前記引出用軌
条に沿って前記シフト用軌条の交差部まで引き出された
前記ワークロールアッセンブリを前記シフト用軌条に沿
ってシフト移動させるシフト駆動手段を設けたので、タ
ーンテーブルを設けたりワークロールアッセンブリを乗
せたテーブル自体をシフトさせることなく引出したワー
クロールアッセンブリだけを簡単容易にシフト移動させ
ることが可能となる。この結果、簡単な基礎構造でワー
クロールアッセンブリの交換が可能となり、大がかりな
基礎構造を用いることなく簡単に新旧のワークロールア
ッセンブリを交換することができ、ワークロールの組替
を迅速に行なうことが可能となる。
【0063】また、ターンテーブルやテーブル自体のシ
フトに必要な広い設備面積の占有と複雑な基礎工事が不
要なため、既設の圧延設備、特に、スリーロールクラス
タ方式のロール組替装置に対して設備の大幅な改造を必
要とせずに設置することができる。
【0064】そして、前記引出用軌条と前記シフト用軌
条は同一平面で交差して設けられ、少なくとも前記シフ
ト用軌条にはワークロールアッセンブリを移動支持する
支持部材が備えられているので、簡素な構成でロール組
替作業を迅速に行うことが可能になる。
【0065】また、前記引出用軌条と前記シフト用軌条
は上下方向に異なる平面で交差して設けられ、前記引出
用軌条と前記シフト用軌条の平面方向の交差部における
前記引出用軌条の部位は、前記ワークロールアッセンブ
リが支持されると共に前記シフト用軌条に沿って前記シ
フト駆動手段により移動する移動台車で構成されている
ので、移動台車の移動によりワークロールアッセンブリ
をシフト移動させることができ、簡素な構成でロール組
替作業を迅速に行うことが可能になる。
【0066】また、本発明の圧延機のロール組替装置
は、圧延機の作業側前面にワークロールアッセンブリを
引き出すための引出用軌条を設ける一方、引出用軌条に
交差する方向に延びるシフト用軌条を昇降自在に設け、
ワークロールアッセンブリの引出時にシフト用軌条を下
降させると共に引出用軌条に沿ってシフト用軌条の交差
部までワークロールアッセンブリが引き出された後にシ
フト用軌条を上昇させる昇降駆動手段を備え、シフト用
軌条の交差部までワークロールアッセンブリが引き出さ
れシフト用軌条が上昇された時にワークロールアッセン
ブリをシフト用軌条に沿ってシフト移動させるシフト駆
動手段を設け、ターンテーブルを設けたりワークロール
アッセンブリを乗せたテーブル自体をシフトさせること
なく引出したワークロールアッセンブリだけを簡単容易
にシフト移動させることが可能となる。この結果、簡単
な基礎構造でワークロールアッセンブリの交換が可能と
なり、大がかりな基礎構造を用いることなく簡単に新旧
のワークロールアッセンブリを交換することができ、ワ
ークロールの組替を迅速に行なうことが可能となる。
【0067】また、前記圧延機には下側のワークロール
を支える下バックアップロールが備えられ、下バックア
ップロールが引き出されるための掘割状の基礎が圧延機
の作業側前面に圧延機の幅に略対応して設けられ、前記
基礎にテーブル部材を取り外し自在に設け、前記テーブ
ル部材にロール組替装置を装備したので、テーブル部材
を取り外すことで下バックアップロールの交換も迅速に
かつ容易に行なうことが可能となる。
【0068】また、前記テーブル部材は前記下バックア
ップロールの引き出し方向に沿って移動自在に支持さ
れ、前記テーブル部材を移動させる移動手段を備えたの
で、テーブル部材の取り外しが迅速に行なえ、下バック
アップロールの交換を更に容易に行なうことが可能とな
る。また、前記下バックアップロールを引き出すための
下バックアップロール引出駆動手段が備えられ、前記移
動手段は下バックアップロール引出駆動手段が適用され
ているので、テーブル部材を下バックアップロールと連
動して退避させることができ、下バックアップロールの
交換を更に迅速にかつ容易に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例に係るロール組替装置
の側断面図。
【図2】図1中のII-II 線矢視図。
【図3】図1中のIII-III 線矢視図。
【図4】図1中のIV-IV 線矢視図。
【図5】本発明の第2実施形態例に係るロール組替装置
の側面図。
【図6】本発明の第3実施形態例に係るロール組替装置
の側面図。
【図7】本発明の第4実施形態例に係るロール組替装置
の平面図。
【図8】図7中のVIII-VIII 線矢視図。
【図9】本発明の第5実施形態例に係るロール組替装置
の平面図。
【図10】図9中のX-X 線矢視図。
【図11】従来のロール組替装置の概念図。
【図12】従来のロール組替装置の概念図。
【図13】従来のロール組替装置の概念図。
【符号の説明】
21 圧延機 22 ロール中心 23 掘割状基礎 24 ワークロール組替用テーブル(ロール組替用テー
ブル) 25 上ワークロール 26 下ワークロール 27 ワークロールアッセンブリ 30 引出・引込用車輪(引出用車輪) 31 シフト用車輪 32 ワークロール引込用軌条 33 引出用軌条 34,61 シフト軌条 37 油圧シリンダ 38 シフトブロック 40 アイプレート 41 ねじ軸 42 スプロケット 43 チェーン 44 駆動スプロケット 45 ナット 46 垂直ピン 47 引出駆動手段 50 モータ 51 滑り材 52 接続部材 53 退避用駆動手段 62 コロ部材 71 溝 72 レール 73 車輪 74 台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 幹朗 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 三登 良紀 広島県広島市西区観音六丁目4番31号 株 式会社リョーセンエンジニアズ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機の作業側前面にワークロールアッ
    センブリを引き出すための引出用軌条を設ける一方、前
    記引出用軌条に交差する方向に延びるシフト用軌条を設
    け、前記引出用軌条に沿って前記シフト用軌条の交差部
    まで引き出された前記ワークロールアッセンブリを前記
    シフト用軌条に沿ってシフト移動させるシフト駆動手段
    を設けたことを特徴とする圧延機のロール組替装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記引出用軌条と前
    記シフト用軌条は同一平面で交差して設けられ、少なく
    とも前記シフト用軌条にはワークロールアッセンブリを
    移動支持する支持部材が備えられていることを特徴とす
    る圧延機のロール組替装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記引出用軌条と前
    記シフト用軌条は上下方向に異なる平面で交差して設け
    られ、前記引出用軌条と前記シフト用軌条の平面方向の
    交差部における前記引出用軌条の部位は、前記ワークロ
    ールアッセンブリが支持されると共に前記シフト用軌条
    に沿って前記シフト駆動手段により移動する移動台車で
    構成されていることを特徴とする圧延機のロール組替装
    置。
  4. 【請求項4】 圧延機の作業側前面にワークロールアッ
    センブリを引き出すための引出用軌条を設ける一方、引
    出用軌条に交差する方向に延びるシフト用軌条を昇降自
    在に設け、ワークロールアッセンブリの引出時にシフト
    用軌条を下降させると共に引出用軌条に沿ってシフト用
    軌条の交差部までワークロールアッセンブリが引き出さ
    れた後にシフト用軌条を上昇させる昇降駆動手段を備
    え、シフト用軌条の交差部までワークロールアッセンブ
    リが引き出されシフト用軌条が上昇された時にワークロ
    ールアッセンブリをシフト用軌条に沿ってシフト移動さ
    せるシフト駆動手段を設けたことを特徴とする圧延機の
    ロール組替装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    おいて、前記圧延機には下側のワークロールを支える下
    バックアップロールが備えられ、下バックアップロール
    が引き出されるための掘割状の基礎が圧延機の作業側前
    面に圧延機の幅に略対応して設けられ、前記基礎にテー
    ブル部材を取り外し自在に設け、前記テーブル部材にロ
    ール組替装置を装備したことを特徴とする圧延機のロー
    ル組替装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記テーブル部材は
    前記下バックアップロールの引き出し方向に沿って移動
    自在に支持され、前記テーブル部材を移動させる移動手
    段を備えたことを特徴とする圧延機のロール組替装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記下バックアップ
    ロールを引き出すための下バックアップロール引出駆動
    手段が備えられ、前記移動手段は下バックアップロール
    引出駆動手段が適用されていることを特徴とする圧延機
    のロール組替装置。
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