JP2001149127A - 鞄の蓋の係止具 - Google Patents

鞄の蓋の係止具

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JP2001149127A
JP2001149127A JP33446599A JP33446599A JP2001149127A JP 2001149127 A JP2001149127 A JP 2001149127A JP 33446599 A JP33446599 A JP 33446599A JP 33446599 A JP33446599 A JP 33446599A JP 2001149127 A JP2001149127 A JP 2001149127A
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Hiroyuki Ikeda
浩之 池田
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IKEDAYA KABANTEN KK
Fuji Co Ltd
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IKEDAYA KABANTEN KK
Fuji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石の大きさをあまり変えることなく、磁着
力を増大させ、係止板の係止作用を向上させうる鞄の係
止具を提供する。 【解決手段】 ランドセルなどの鞄の垂れ蓋の先端に設
けたスリット6を有する金属性の係止板1と、鞄の本体
側に設けた、前記係止板1を磁着・係止するための磁石
Mを内蔵する基台11と、その基台に、前記係止板のス
リットと係止するように回動自在に設けた摘み子14と
を備えており、前記基台11が、磁石Mの表面を露出さ
せるように収容する、一端側が開放した断面台形状の凹
溝15を備えており、磁石Mがその凹溝15内に嵌合す
る形態を備えている鞄の係止具A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鞄の蓋の係止具、と
くにランドセルの垂れ蓋を本体の底面部に係止するため
の磁石付きの係止具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のランドセルの垂れ蓋の係止具は、
たとえば図7aに示すように、垂れ蓋101の先端に取
り付けた係止板102と、ランドセルの本体に固定した
係止体103とから構成されている(特開平10−29
5430号公報参照)。係止板102はめっき鋼板など
の磁石に吸着される金属板から形成され、中央に縦方向
あるいは横方向のスリット104が形成されている。前
述の係止体103は、その中央部に係止板102が係止
される基台105を備えており、その基台105に前記
スリット104が嵌合する長方形の座部106が突出さ
れ、その突起の中央に、スリット104を通す縦方向と
通さない横方向とで止まる摘み子107が回動自在に取
り付けられている。なお座部106の高さは係止板10
2の厚さとほぼ同じにしている。
【0003】さらに前記基台105の裏面側には、図7
bに示すように箱状の凹所108が設けられ、その凹所
108内に、左右または前後一対の角棒状の磁石10
9、109が収容されている。それらの磁石109は、
押さえ板110によって押さえられ、基台105の裏面
に密接している。そして押さえ板110は、押さえ板を
貫通させた軸111の端部をかしめることにより、基台
105の裏面に固定されている。
【0004】上記のように構成される係止具は、あらか
じめ摘み子107の方向をスリット104の方向に合わ
せた上で、係止板102を基台105の上面に密接させ
ると、基台105の内部の磁石109で吸着され、仮保
持される。ついで摘み子107を90度回動させること
により、係止板102を基台105上に係止させること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記係止体103は通
常は合成樹脂の成型品であり、基台105の表面の厚さ
は3mm程度である。そのため、磁石109は基台10
5の厚さ分だけ離れた位置から係止板102に作用する
ことになる。したがって磁石109の吸着作用が弱く、
ランドセルが新しいときや、乱暴に係止板102を基台
105に乗せた場合は、充分に基台105の表面に密着
せず、そのため摘み子107を回動させることができな
い事態が生ずる。
【0006】このような問題を解消するため、磁石を大
きくし、その磁着力を向上させることも考えられるが、
基台105を大きくしたり厚くすると、ランドセルが重
くなり、しかも生産コストが増加し、デザイン的にも好
ましくない。本発明は、磁石の大きさをあまり変えるこ
となく、磁着力を増大させ、係止板102の係止作用を
向上させうる鞄の係止具を提供することを技術課題とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の鞄の蓋の係止具
(請求項1)は、鞄の蓋の先端に設けたスリットを有す
る金属性の係止板と、鞄の本体側に設けた、前記係止板
を磁着・係止するための磁石を内蔵する基台と、その基
台に、前記係止板のスリットと係止するように回動自在
に設けた摘み子とを備えており、前記基台が、磁石の表
面を露出させる開口部と、その開口部から磁石の表面が
露出するように磁石を収容する収容部と、磁石が外に飛
び出さないように保持する保持手段とを備えていること
を特徴としている。
【0008】このような係止具では、前記収容部が基台
の表面側で開口する凹溝であるものが好ましい(請求項
2)。さらに前記凹溝が外側に向かって狭くなる傾斜壁
を備えると共に、前記磁石がその傾斜壁と嵌合する傾斜
面を備えており、凹溝の一端に磁石を挿入する開口端を
備えているものが一層好ましい(請求項3)。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明の係止具(請求項1)
では、磁石の表面が基台の開口部から露出しているの
で、係止板と磁石の表面の間には実質的に介在物がな
い。そのため、磁石が係止板を引きつける力が強く、ラ
ンドセルが新しいときや、係止板を乱暴に基台に乗せた
場合でも、係止板は基台の表面に直ちに密着し、安定す
る。また長期間使用して磁力が低下しても、吸着力は維
持される。そのため、その後に摘み子を回動させると
き、摘み子と係止板のスリットの内縁とが干渉せず、容
易に係止操作を完了することができる。また磁石は係止
板によって強く引かれるが、磁石は凹部内で保持手段に
よって保持されているので、外側に飛び出すことはな
い。
【0010】収容部を基台の表面側で開口する凹溝とし
た係止具(請求項2)では、磁石が凹溝の内壁によって
安全に保持され、基台が凹溝の内壁によりほぼ連続して
いるので、係止体の強度が維持される。また、凹溝が外
側に向かって狭くなる傾斜壁を備えると共に、前記磁石
がその傾斜壁と嵌合する傾斜面を備えており、凹溝の一
端に磁石を挿入する開口端を備えている係止具(請求項
3)では、磁石の飛び出しが傾斜面と傾斜壁の嵌合によ
り規制される。そのため、磁石の凹溝の長手方向の移動
を規制するだけで、磁石を固定しうる。磁石は凹溝の開
口端から挿入することができるので、表面側から容易に
取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の係止具の実施の形態を説明する。図1は本発明の係止
具の一実施形態を示す要部斜視図、図2はその係止具の
要部平面図、図3aおよび図3bはそれぞれ図2のIII
a-IIIa線断面図およびIII b-IIIb線断面図、図4は
その係止具の使用状態を示す一部断面側面図、図5およ
び図6はそれぞれ本発明の係止具の他の実施形態を示す
要部斜視図および要部断面図である。
【0012】図1はランドセルに用いられる係止具Aの
要部を示している。係止具Aはランドセルの垂れ蓋側に
固着される係止板1と、本体側に取り付ける係止体10
とからなる。係止板1は薄い金属板からなる長方形状の
部品であり、中間を係止体10の中央に突設した矩形状
の基台11に止着する平坦な止着部2としている。係止
板1はその基端側(右上側)に、可撓性を有するベルト
状の連結片3に取りつけるための取付部4を有し、先端
側には、係止板1を基台11に着脱するときに指を引っ
かける引っ掛け片5を設けている。
【0013】止着部2の中央部には長手方向に延びる矩
形の係合スリット6が穿設されており、両側縁には基台
11の幅Wよりわずかに広い内幅で下向きに折り曲げた
位置決め片7、7を備えている。それらの位置決め片7
の前後方向のほぼ中央には、それぞれ半円状の係合突片
8、8が設けられている。さらに係止板1は、止着部2
と取付部4の境界線4aで、取付部4側がいくらか持ち
上がるように屈曲している(図4参照)。このような係
止板1は一枚の金属板をプレス成形することにより製造
することができる。金属の種類は、磁石の作用を受ける
金属、たとえば軟鉄あるいは鋼などであればよい。係止
板1は従来のものと同じくめっき加工して、美麗にする
のが好ましい。
【0014】係止体10は、ランドセル本体の底部に取
り付ける幅が広いベース12と、そのベースの中央から
突出している基台11とを備えている。ベース12の全
体形状は図7に示す係止具とほぼ同じである。基台11
は箱状を呈しており、その基台11の中央には、係合ス
リット6内に嵌合する座部13が縦長に突設されてい
る。その座部13に、平面形状が座部と同一で、縦長に
配置された摘み子14が回転自在に設けられている。そ
の摘み子14は、図2に実線で示されている縦向き状態
と、それから90度回動した横向き状態(想像線参照)
とで止まるように構成されている。それらの位置で止め
る機構は、摘み子と共に回転するカム板を板バネなどで
抑える従来公知の機構などで構成しうる。前記座部13
の高さは係止板1の厚さとほぼ同一で、わずかに高くし
ている。
【0015】基台1の上面で座部13の両側には、図2
に示すように、一対の凹溝15がそれぞれ座部と平行に
形成されており、その中に磁石Mが収容されている。図
3aに示すように、凹溝15の断面形状は台形状で、傾
斜した左右の側壁16、16、底板17および奥側の端
壁(図2の符号18)とで四方を囲まれており、上面お
よび手前側では開放されている。開放された上面は、請
求項1における開口部である。磁石Mはその凹溝15内
に嵌合する断面形状と長さを有する棒状の形態を呈して
おり、凹溝15内に収容した状態では、図3aのように
磁石Mの上面が基台11の上面と実質的に面一になる寸
法にしている。ただし左右の磁石Mが揃っていくらか
(たとえば0.5mm以下)突出していたり、または凹
陥している程度であってもよい。磁石Mは凹溝15に接
着剤で固定してもよく、また手前側の開口端に蓋などを
取り付けて抜け出しを規制してもよい。
【0016】前記摘み子14は、ほぼ直方体状の形態を
備えている。摘み子14は、たとえば図3aに示すよう
に、基台11により回転自在に支持されている軸20の
端部に固着されている。なお図3aの符号21は軸20
に設けた平面形状が四角形の板カムであり、符号22は
その板カム21と協働して摘み子14を縦方向または横
方向を向いた状態で停止させるための板バネである。ま
た符号23は軸20の端部を支持する押さえプレートで
あり、符号24はワッシャである。軸20の下端はカシ
メにより拡げられて抜け止めとしている。
【0017】基台11の外側の両側には、図3bに詳細
に示すように、それぞれ係合突片(図1の符号8)と係
合する断面半円状の係合凹部26が3個ずつ形成されて
いる。係止板1の係合スリット6の長さは、摘み子14
の長さよりも係合凹部26の2ピッチ分だけ長くしてい
る。そのため、係合突片8はどの係合凹部26にも係合
させることができ、それによっていわば垂れ蓋の長さを
係合凹部26の数(この実施形態では3個)の段数で段
階的に調節することができる。基台11の側面は、前述
の位置決め片7が当接する当接面27である。その当接
面27と所定の間隔を開けて、前記位置決め片7を基台
11に向かってガイドする突条(図1の符号28)が設
けられている。
【0018】ベース12の両端部には、ランドセル本体
の底部にベース12を取り付けるための取り付け部29
が設けられている。この取り付け部29は、ランドセル
の背負い帯の下端を回動自在に連結する役割もある。
【0019】係止体10は合成樹脂による一体成形品で
あり、その表面に係止板1と同様の光輝性のめっきが施
されている。なお、アルミダイキャストなどの金属など
で形成してもよい。摘み子14、軸20、板カム21、
押さえプレート23などは、それぞれ金属で形成するの
が好ましい。
【0020】上記のように構成される係止具Aは、図4
に示すように係止体10をランドセルの本体32の底面
に取り付け、係止板1を垂れ蓋33の先端に縫着したベ
ルト状の連結片3に取り付けて用いる。そして垂れ蓋3
3を閉じた状態で連結片3を本体32の底部側に廻し、
摘み子14を係合スリット6に通すようにして、係止板
1を基台11に止着する。ところで連結片3は、可撓性
を有するが、永年の使用に耐え得るようにするため頑丈
に作られている。したがって使い始めたころの連結片3
は、底面方向の曲げに対しては矢印R方向に弾発力が生
じる。そのため従来の係止具では、一旦、係止板1が基
台11に磁石の作用で密接しても、弾発力が磁着作用よ
りも強く、基部側(図4では左側)が基台11から離れ
て不安定な止着状態になることがある。この状態では係
止板1が座部13に完全に嵌合しておらず、そのため摘
み子14は回転させることができない。
【0021】しかし上記の係止具Aでは、磁石Mの表面
が露出しているので、係止板1を吸着する作用が強く、
一旦係止板1が基台11に密着すると、係止板1が基台
11上に強く磁着される。さらに係止板1の連結部4側
をいくらか角度がつくように屈曲させているので、連結
片3の弾発力が緩和される。そのため弾発力で係止板1
が外れることがない。また磁石Mのテーパー状の側面と
凹溝15の側壁16とが嵌合しているので、強い磁着作
用に対して磁石Mが確実に保持され、抜けることがな
い。そして係止板1が基台1上に密着すると、係止板1
の上面と基台11の突起13とがほぼ同じ高さになる。
それにより摘み子14をスリット6に対して直角の方向
に容易に回転させることができ、垂れ蓋33を本体32
に対して係止させることができる。
【0022】また摘み子14が横向きになると、もはや
係止板1の係合スリット6から抜け出ることはなく、し
かも係合突片8と係合凹部26との係合作用で係止片1
が基台11上を滑ることもない。したがって使用者が走
ったときなどにランドセルの内容物が垂れ蓋33にぶつ
かっても、垂れ蓋33が開くことはない。また、磁石M
と係止板1とが直接密接するため、長期間の使用により
磁石の磁力が低下しても、係止板1を充分に磁着するこ
とができる。
【0023】また図1の係止具Aでは、基台11の凹溝
15の部分は傾斜した左右の側壁16、16、底板17
および奥側の端壁18により連続している。そのため、
切り欠きや貫通口などを設ける場合に比して、強度が高
い。さらに凹溝15の前面側は開口端で開放されている
ので、磁石Mを組み付ける作業が容易である。また凹溝
15の側壁16、16は、いわゆるアリ溝のように上面
側に向かって狭くなるテーパー状にされ、磁石Mの側面
はそれらの側壁16に嵌合しているので、磁石Mが係止
板1と磁着して外向きに引っ張られる力に対抗し、磁石
Mが外に抜けるのを規制する。他方、底壁17は磁石M
が下側に抜け落ちることを規制する。それらの側壁16
や底壁17は、磁石Mを基台11に保持する保持手段と
なっている。
【0024】図5に示す係止具Bは、摘み子14が通常
は横向きで、係止時に縦向きにするものである。係止板
1には、横方向に長い2本のスリット6を設けている。
それにより、ランドセルの垂れ蓋の長さを2段階で調節
することができる。また基台11の両側には、係止板1
をガイドするためのガイド壁40が設けられている。そ
のため、このものは磁石Mを縦方向に挿入するための開
口端を設けることができず、基台11の表面に、摘み子
14および座部13を挟んで上下に磁石Mの表面を露出
させるための開口窓41を貫通させている。
【0025】そして図6に示すように、磁石Mの上面と
側面の間の稜線に、段部42が形成されており、その段
部42が基台11の上面の裏面と係合して、磁石Mの上
方向への抜けを規制している。他方、磁石Mの下面は軸
20を支持する押さえプレート23によって保持されて
いる。したがってこの係止具Bにおける磁石の保持手段
は基台11の上面と磁石Mの段部41および押さえプレ
ート23などである。なお符号21は軸20に設けた平
面形状が四角形の板カムであり、符号22はその板カム
21と協働して摘み子14を縦方向または横方向を向い
た状態で停止させるための板バネである。また符号24
はワッシャである。軸20の下端はカシメにより拡げら
れて抜け止めとしている。
【0026】図6の係止具Bは、基台11に開口窓41
を設けているので、図1の場合に比して、強度が低下す
る。そのため、基台11の上面や側面の厚さを厚くして
強度を確保するのが好ましい。この係止具Bの使用方法
は前述の図1の係止具Aと実質的に同じである(図4参
照)。なおこの係止具Bでは、押さえプレート23が磁
石Mを挟み込むので、接着剤を設ける必要がない。また
押さえプレート23を磁石に吸着される金属とし、左右
の磁石MのN極とS極を逆にする場合は、係止板1と共
に閉磁路を形成するので、磁着力がいくらか大きくな
る。ただし図1の実施形態のように、押さえプレート2
3は必ずしも設ける必要はなく、また、N極を上下のい
ずれの側にしてもよい。
【0027】前述の係止具A、Bでは、磁石Mにテーパ
ー状の側面や、段部42を形成して基台11と係合さ
せ、それにより上方への抜け出しを防止する保持手段と
している。しかし本発明の係止具における保持手段はそ
れらに限定されるものではなく、たとえば平行な側壁を
備えた凹溝と、その凹溝と嵌合する磁石との間に介在さ
れる接着剤によっても保持手段を構成することができ
る。ただし長期間磁石Mを確実に保持するには、傾斜し
ている側壁16とそれに嵌合する磁石Mとを組み合わせ
た保持手段や、基台11の上面の裏面と係合する段部4
2を磁石Mに設けるなど、磁石Mが基台11に機械的に
係合する構造を設けるのが好ましい。
【0028】前記実施形態ではランドセルに用いる係止
具を説明したが、垂れ蓋を有する背負い鞄、手持ち鞄な
ど、種々の鞄に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の係止具の一実施形態を示す要部斜視
図である。
【図2】 図1の係止具の要部平面図である。
【図3】 図3aおよび図3bはそれぞれ図2のIII a
-IIIa線断面図およびIII b-IIIb線断面図である。
【図4】 図1の係止具の使用状態を示す一部断面側面
図である。
【図5】 本発明の係止具の他の実施形態を示す要部斜
視図である。
【図6】 図5の係止具のVI-VI 線断面図である。
【図7】 図7aは従来の係止具の一例を示す斜視図、
図7bはその係止具の要部断面図である。
【符号の説明】
A 係止具 1 係止板 2 係止体 3 取付部 5 引っ掛け片 6 スリット 7 位置決め片 8 係合突片 10 係止体 11 基台 12 ベース 13 座部 14 摘み子 15 凹溝 M 磁石 16 側壁 17 底壁 16 端壁 20 軸 21 板カム 22 板バネ 23 押さえプレート 24 ワッシャ 26 係合凹部 27 当接面 28 突条 29 取り付け部 32 本体 33 垂れ蓋 B 係止具 40 ガイド壁 41 開口窓 42 段部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月2日(1999.12.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞄の蓋の先端に設けたスリットを有する
    金属性の係止板と、鞄の本体側に設けた、前記係止板を
    磁着・係止するための磁石を内蔵する基台と、その基台
    に、前記係止板のスリットと係止するように回動自在に
    設けた摘み子とを備えており、前記基台が、磁石の表面
    を露出させる開口部と、その開口部から磁石の表面が露
    出するように磁石を収容する収容部と、磁石が外に飛び
    出さないように保持する保持手段とを備えている、鞄の
    蓋の係止具。
  2. 【請求項2】 前記収容部が基台の表面側で開口する凹
    溝である請求項1記載の係止具。
  3. 【請求項3】 前記凹溝が外側に向かって狭くなる傾斜
    壁を備えると共に、前記磁石がその傾斜壁と嵌合する傾
    斜面を備えており、凹溝の一端に磁石を挿入する開口端
    を備えている請求項2記載の係止具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254778A (ja) * 2008-03-18 2009-11-05 Morito Co Ltd カバンの蓋止め具
JP2010240143A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Seiban:Kk ランドセルの蓋止具用止板およびその止板の製作方法
JP2011062338A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Morito Co Ltd カバンの蓋止め具

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