JP2001148248A - 負極材料の製造方法および二次電池の製造方法 - Google Patents
負極材料の製造方法および二次電池の製造方法Info
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Abstract
サイクル特性を改善することができる負極材料の製造方
法および二次電池の製造方法を提供する。 【解決手段】 帯状の正極21と負極22とがセパレー
タ23を介して巻回された巻回電極体20を電池缶11
内に挿入する。負極22は、10Pa以上かつ空気の酸
素分圧よりも低い範囲内の酸素分圧雰囲気中において粉
砕したケイ素またはケイ素化合物を含む負極材料を用い
て作製する。このような酸素分圧雰囲気中においてケイ
素またはケイ素化合物を粉砕することにより、その表面
に形成される酸化膜を薄くすることができ、それらの粒
子間における電子伝導性を改善できる。よって、充放電
サイクル特性を改善できる。
Description
素化合物を含む負極材料の製造方法、およびケイ素また
はケイ素化合物を含む負極を備えた二次電池の製造方法
に関する。
器に使用する電源として、小型で高エネルギー密度を有
する二次電池の開発が要求されている。このような要求
に応える二次電池としては、例えば、負極材料にリチウ
ム(Li)金属を用いたリチウム二次電池が知られてい
る。しかし、リチウム二次電池は、充電過程において負
極にリチウム金属が樹枝状結晶(デンドライト)となっ
て析出しやすく、不活性化してしまうために、充放電サ
イクル寿命が短いという欠点を有している。
次電池として、例えば、負極にリチウムイオンを吸蔵・
離脱することが可能な負極材料を用いたリチウムイオン
二次電池が開発されている。この負極材料としては、従
来、層間へのリチウムイオンの挿入を利用した炭素質材
料や、あるいは細孔中におけるリチウムイオンの吸蔵・
離脱作用を応用した炭素質材料が用いられている。従っ
て、このリチウムイオン二次電池は、リチウム二次電池
のように負極にデンドライトが析出することがなく、充
放電サイクル寿命が長いという特徴を有している。ま
た、炭素質材料は空気中において安定であり、工業的な
生産が容易であるという利点も有している。
ウムイオンの挿入は、理論上、炭素6個に対してリチウ
ム1個の割合であるので、層間へのリチウムイオンの挿
入を利用する場合には負極の容量に上限が存在してしま
う。また、細孔中におけるリチウムイオンの吸蔵・離脱
を利用する場合には、細孔構造を制御することによりリ
チウムイオンの挿入可能なサイトを増加させることも考
えられるが、これは業的に困難であると共に、炭素質材
料の比重を低下もたらすため、単位体積当たりの負極容
量、更には、単位体積当たりの電池容量を向上させるた
めの有効な手段とはなり得ない。
1000mAh/gを越える負極放電容量を有するもの
が知られているが、この炭素質材料は対リチウム金属に
おいて0.8V以上の貴な電位で大きな容量を有するも
のであり、正極を金属酸化物などにより構成した場合に
は放電電圧が低下してしまい実用的ではない。よって、
現在用いられている負極材料では、今後、ポータブル電
子機器の連続使用時間が更に長時間化したり、電源の高
エネルギー密度化が図られると、それらに対応すること
が困難であると考えられる。
を吸蔵し、離脱させる能力が大きい負極材料として、ケ
イ素化合物を用いることが提案されている(例えば、特
開平10−83817号公報参照)。ケイ素化合物は、
炭素質材料と比べて密度が高く、その層間や微細な空隙
にリチウムイオンを多量に挿入することができる。っ
て、ケイ素化合物を負極に用いれば、大きな充放電容量
を実現することができると共に、単位体積当たりのエネ
ルギー密度を高くすることができる。また、ケイ素化合
物は、空気中においては酸化被膜が形成されるので安定
であり、工業的に生産する上でも好ましい材料である。
ケイ素化合物を用いると、大きな充放電容量を得ること
ができるものの、充放電を繰り返し行うと容量が著しく
低下してしまい、充放電サイクル寿命が短いという問題
があった。
ので、その目的は、大きな充放電容量を得ることできる
と共に、充放電サイクル特性を向上させることができる
負極材料の製造方法および二次電池の製造方法を提供す
ることにある。
製造方法は、ケイ素またはケイ素化合物を含む負極材料
を製造するものであって、ケイ素またはケイ素化合物
を、10Pa以上かつ空気の酸素分圧よりも低い範囲内
の酸素分圧雰囲気中において粉砕する工程を含むもので
ある。
素またはケイ素化合物を含む負極を備えた二次電池を製
造するものであって、10Pa以上かつ空気の酸素分圧
よりも低い範囲内の酸素分圧雰囲気中において粉砕した
ケイ素またはケイ素化合物を含む負極材料により負極を
形成する工程を含むものである。
イ素またはケイ素化合物が、10Pa以上かつ空気の酸
素分圧よりも低い範囲内の酸素分圧雰囲気中において粉
砕される。これにより得られた負極材料を用いて二次電
池を作製すれば、充放電サイクル特性が改善される。
て、図面を参照して詳細に説明する。
造方法は、ケイ素(Si)またはケイ素化合物を含む負
極材料を製造するものである。なお、この負極材料は、
ケイ素と1種または2種以上のケイ素化合物とを含んで
もよく、また、2種以上のケイ素化合物を含んでもよ
い。
イ素化合物のうちの少なくとも1種(以下、ケイ素化合
物などと言う)を用意する。ケイ素化合物としては、例
えば、CaSi2 ,CoSi2 ,CrSi2 ,Cu5 S
i,FeSi2 ,Mg2 Si,MnSi2 ,MoS
i2 ,NbSi2 ,NiSi2 ,TaSi2 ,TiSi
2,VSi2 ,WSi2 ,SiC,SiB4 ,Si
B6 ,Si3 N4 およびZnSi2 のうちの少なくとも
1種を用意する。これらケイ素化合物は、化学量論組成
のものでも非化学量論組成のものでもよい。
り作製するようにしてもよいが、例えばMg2 Siであ
れば、ケイ素粉末とマグネシウム(Mg)粉末とを混合
し加熱して、放冷することにより作製する。
Pa以上、かつ空気の酸素分圧よりも低い範囲内の酸素
分圧雰囲気中において粉砕し、微粉末状とする。このよ
うに、所定の酸素分圧雰囲気中において粉砕するのは、
ケイ素化合物などの表面に予め薄い酸化膜を形成するこ
とにより、空気中に曝しても表面に厚い酸化膜が形成さ
れることを防止するためである。これは、表面に形成さ
れる厚い酸化膜がケイ素化合物などを含む負極を用いた
二次電池のサイクル寿命を短くする一因であると考えら
れるからである。
気中に曝されることにより酸化膜が形成されるが、空気
の酸素分圧は約20000Paと高いので、表面には厚
い酸化膜が形成される。そのため、ケイ素化合物などの
粒子間における電子伝導性は低くなり、これを用いた二
次電池では充放電時の抵抗が大きくなって、充放電反応
が円滑に進みにくい。更に、ケイ素化合物などは充放電
に伴い膨張収縮するので、充放電を繰り返すに従って粒
子間の接触状態が徐々に弱くなり、接触抵抗が大きくな
っていく。これらにより、充放電に伴って粒子間の電子
伝導が円滑に進みにくくなり、次第に充放電に寄与しな
い粒子が増え、充放電容量が小さくなり、サイクル寿命
が短くなるものと考えられる。そこで、本方法では、ケ
イ素化合物などの表面に予め薄い酸化膜を形成し、厚い
酸化膜が形成されることを防止することにより、粒子間
の電子伝導性を改善し、サイクル特性を向上させるよう
にしている。
と空気中の酸素含有率とを掛け合わせた値のことを指
し、大気の圧力を1.01325×105 Pa(1at
m)、空気の酸素含有率を0.20948とすると、空
気の酸素分圧は約21226Paである。粉砕する際の
酸素分圧の調整は、例えば、不活性ガス雰囲気中または
窒素ガス(N2 )雰囲気中に、微量の酸素ガス(O2 )
を導入することにより行う。
上とするのは、酸素分圧を0Paとした場合には、後に
空気中に暴露した時点で厚い酸化被膜が形成されてしま
うと共に、0Paより高く10Pa未満とした場合に
は、酸化被膜は形成されるものの、その厚さが薄すぎて
不安定となってしまい、そののち空気中に暴露した時点
で当初から空気中で酸化被膜を形成する場合と同等の厚
さの酸化被膜が形成されてしまうからである。一方、酸
素分圧を空気の酸素分圧よりも低くするのは、酸化膜の
厚さを当初から空気中で形成する場合よりも薄くするた
めである。より酸化膜の厚さを薄く適切にするには、酸
素分圧を100Pa以上とすることが好ましく、また
は、10000Pa以下、特には5000Pa以下とす
ることが好ましい。
酸素分圧雰囲気中において酸化してから粉砕するので
は、本発明のように酸化膜の厚さを薄くすることはでき
ない。酸化処理後の粉砕により酸化膜で覆われていない
面ができるので、空気中においてその面に厚い酸化膜が
形成されてしまうからである。また、粉砕を行ったのち
にこのような酸素分圧雰囲気中において酸化処理を行う
ようにしても、本発明のように酸化膜の厚さを薄くする
ことはできない。粒子表面全体をこのような酸素分圧雰
囲気に曝すことは困難であり、酸化膜が薄すぎたり、酸
化膜で覆われていない面ができるので、空気中において
その面に厚い酸化膜が形成されてしまうからである。
合には、この粉砕処理をそれらについて個別に行うよう
にしてもよく、混合して同時に行うようにしてもよい。
これにより、負極材料が得られる。
料は、次のような二次電池に用いられる。ここでは、負
極においてリチウムイオンを吸蔵・離脱する二次電池の
例を挙げて説明する。
負極材料を用いた二次電池の断面構造を表すものであ
る。この二次電池は、いわゆる円筒型といわれるもので
あり、ほぼ中空円柱状の電池缶11の内部に、帯状の正
極21と負極22とがセパレータ23を介して巻回され
た巻回電極体20を有している。電池缶11の内部に
は、巻回電極体20を挟むように巻回周面に対して垂直
に一対の絶縁板12,13がそれぞれ配置されている。
と、この電池蓋14の内側に設けられた安全弁機構15
およびPTC(Positive Temperature Coefficient)素
子16とが、ガスケット17を介してかしめられること
により取り付けられており、電池缶11の内部は密閉さ
れている。安全弁機構15は、PTC素子16を介して
電池蓋14と電気的に接続されており、電池の内圧が一
定以上となった場合にディスク板15aが反転して電池
蓋14と巻回電極体20との電気的接続を切断するよう
になっている。PTC素子16は、温度が上昇すると抵
抗値の増大により電流を制限し、大電流による異常な発
熱を防止するものである。
4により固定されており、正極21からは正極リード2
6が引き出され、負極22からは負極リード27が引き
出されている。正極リード26は安全弁機構15に溶接
されることにより電池蓋14と電気的に接続されてお
り、負極リード27は電池缶11に溶接され電気的に接
続されている。
集電体層の両面に正極合剤層がそれぞれ設けられた構造
を有している。正極合剤層は、例えば、正極活物質と、
黒鉛などの導電剤と、ポリフッ化ビニリデンなどの結着
剤とを含有して構成されている。正極活物質としては、
例えば、リチウムを含有するリチウム複合酸化物もしく
はリチウム複合硫化物が好ましい。特に、エネルギー密
度を高くするには、Lix MO2 を主体とするリチウム
複合酸化物が好ましい。なお、Mは一種以上の遷移金属
が好ましく、具体的には、コバルト(Co),ニッケル
(Ni)およびマンガン(Mn)のうちの少なくとも1
種が好ましい。また、xは通常0.05≦x≦1.10
の範囲内の値である。
るという見地からいうと、定常状態(例えば5回程度充
放電を繰り返した後)において、負極材料1g当たり2
50mAh以上の充放電容量相当分のリチウムを含むこ
とが好ましい。なお、負極材料1g当たり300mAh
以上の充放電容量相当分のリチウムを含めばより好まし
く、350mAh以上の充放電容量相当分のリチウムを
含めば更に好ましい。但し、このリチウムは必ずしも正
極21から全て供給される必要はなく、電池全体におい
て存在するようにしてもよい。ちなみに、このリチウム
の量は電池の放電容量を測定することにより判断され
る。
金属箔よりなる負極集電体層の両面に負極合剤層22b
がそれぞれ設けられた構造を有している。負極合剤層
は、本実施の形態に係る負極材料の製造方法により製造
された負極材料と、ポリフッ化ビニリデンなどの結着剤
とを含んで構成されている。すなわち、負極材料の粒子
間における電子伝導性を改善し、充放電サイクル特性を
向上させることができるようになっている。また、負極
合剤層は、ケイ素化合物などに加えて、リチウム金属あ
るいはリチウム合金、またはリチウムイオンを吸蔵およ
び離脱することが可能な炭素質材料,酸化物あるいは高
分子材料などの他の負極材料を含んで構成されていても
よい。中でも炭素質材料は、充放電時に生じる結晶構造
の変化が非常に少ないので好ましい。なお、炭素質材料
としては、例えば、難黒鉛化性炭素,易黒鉛化性炭素,
黒鉛あるいはカーボンブラックなどが挙げられる。ま
た、酸化物としては酸化スズ(SnO2 )などが挙げら
れ、高分子材料としてはポリアセチレンやポリピロール
などが挙げられる。
ンあるいはポリエチレンなどのポリオレフィン系の材料
よりなる多孔質膜、またはセラミック性の不織布などの
無機材料よりなる多孔質膜により構成されており、これ
ら2種以上の多孔質膜を積層した構造とされていてもよ
い。
れている。電解液は、有機溶媒に電解質塩としてリチウ
ム塩を溶解させたものである。有機溶媒としては、例え
ば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、
ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、1,2
−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、γ−
ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、2−メチルテト
ラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−
1,3−ジオキソラン、ジエチルエーテル、スルホラ
ン、メチルスルホラン、アセトニトリル、プロピオニト
リル、アニソール、酢酸エステル、酪酸エステルあるい
はプロピオン酸ニトリルが適当であり、これらのうちの
2種以上を混合して使用してもよい。
4 、LiAsF6 、LiPF6 、LiBF4 、LiB
(C6 H5 )4 、CH3 SO3 Li、CF3 SO3 L
i、LiClあるいはLiBrが適当であり、これらの
うちの2種以上を混合して使用してもよい。
製造することができる。
合して正極合剤を調整し、N−メチルピロリドンなどの
溶剤に分散して正極合剤スラリーとしたのち、この正極
合剤スラリーを正極集電体層の両面に塗布し乾燥させ、
圧縮成型して正極合剤層を形成し、正極21を作製す
る。
した負極材料と、必要に応じて他の負極材料と、結着剤
とを混合し、N−メチルピロリドンなどの溶剤に分散し
て負極合剤スラリーとしたのち、この負極合剤スラリー
を負極集電体層の両面に塗布し乾燥させ、圧縮成型して
負極合剤層を形成し、負極22を作製する。
付けると共に、負極22に負極リード27を取り付け、
正極21と負極22とをセパレータ23を介して多数巻
回する。正極21と負極22とを巻回したのち、負極リ
ード27を電池缶11に溶接すると共に、正極リード2
6を安全弁機構15に溶接して、巻回した正極21およ
び負極22を絶縁板12,13で挟み電池缶11の内部
に収納する。そののち、電解液を電池缶11の内部に注
入してセパレータ23に含浸させ、電池缶11の開口端
部に電池蓋14,安全弁機構15およびPTC素子16
をガスケット17を介してかしめることにより固定す
る。これにより、図1に示した二次電池が形成される。
の製造方法によれば、10Pa以上かつ空気の酸素分圧
よりも低い範囲内の酸素分圧雰囲気中においてケイ素化
合物などを粉砕するようにしたので、負極材料の粒子間
における電子伝導性を改善することができる。よって、
この方法により得た負極材料を用いて二次電池を作製す
れば、大きな充放電容量を得ることができると共に、充
放電サイクル特性を向上させることができ、長寿命化を
図ることができる。
1を参照して詳細に説明する。
81gと粉末状のマグネシウム486gとを混合し、こ
れらの混合物を鉄製のボートに入れ、水素気流中におい
て1200℃で加熱したのち、室温まで放冷し、塊状の
物質を得た。次いで、得られた塊を、酸素ガスとアルゴ
ンガス(Ar)との混合雰囲気中においてボールミルに
より粉砕し、粉末を得た。その際、実施例1〜8で酸素
分圧を表1に示したようにそれぞれ変化させた。得られ
た実施例1〜8の粉末について走査型電子顕微鏡(Scan
ning Electron Microscope;SEM)により平均粒径を
観察したところ、それぞれ約5μmであった。また、X
線回折法により構造解析を行ったところ、得られた回折
ピークはJCPDSファイルに登録されているMg2 S
iの回折ピークとよく一致しており、得られた粉末はM
g2 Siであることがそれぞれ確認された。
いて1000℃で焼成することにより、ガラス状炭素に
近い性質を有する難黒鉛化性炭素材料を得た。得られた
難黒鉛化性炭素材料についてX線回折法により構造解析
を行ったところ、(002)面の面間隔は0.376n
mであった。また、JIS7212に定められた「ブタ
ノール法による真密度ρB 」に従って真密度を求めたと
ころ、1.58g/cm3 であった。そののち、得られ
た難黒鉛化性炭素材料を窒素雰囲気中においてボールミ
ルにより粉砕し、粉末状とした。得られた粉末について
SEMにより平均粒径を観察したところ、約50μmで
あった。
粉末をそれぞれ得たのち、Mg2 Si粉末を30重量
部、難黒鉛化性炭素材料粉末を60重量部、結着剤とし
てポリフッ化ビニリデンを10重量部の割合で混合して
負極合剤を調整し、溶剤であるN−メチル−2−ピロリ
ドンに分散して負極合剤スラリーとした。そののち、こ
の負極合剤スラリーを厚さ10μmの帯状の銅箔よりな
る負極集電体層の両面に塗布して乾燥させ、一定の圧力
を加えて圧縮成型し、負極22を作製した。負極22を
作製したのち、負極22の一端部に銅製の負極リードを
取り付けた。
2gと四酸化三コバルト(CO3 O4 )482gとを混
合し、空気中において800℃で15時間焼成して粉末
状の物質を得た。得られた粉末についてX線回折測定に
より構造解析を行ったところ、得られた回折ピークはJ
CPDSファイルに登録されているLiCoO2 の回折
ピークとよく一致しており、得られた粉末はLiCoO
2 であることが確認された。次いで、このLiCoO2
粉末をボールミルにより粉砕した。粉砕したLiCoO
2 粉末についてレーザ回折法により平均粒径を測定した
ところ、15μmであった。
活物質として91重量部、導電剤として鱗片状黒鉛を
5.5重量部、同じく導電剤としてカーボンブラックを
0.5重量部、結着剤としてポリフッ化ビニリデンを3
重量部の割合でそれぞれ混合して正極合剤を調製し、溶
剤であるN−メチル−2−ピロリドンに分散して正極合
剤スラリーとした。そののち、この正極合剤スラリーを
厚さ20μmの帯状のアルミニウム箔よりなる正極集電
体層の両面に塗布して乾燥させ、一定の圧力を加えて圧
縮成型し、正極21を作製した。正極21を作製したの
ち、正極21の一端部にアルミニウム製の正極リードを
取り付けた。
たのち、厚さ25μmの微多孔性ポリプロピレンフィル
ムよりなるセパレータ23を用意し、負極22、セパレ
ータ23、正極21、セパレータ23の順に積層して多
数巻回し、最外周部を接着テープ24で固定して巻回電
極体20とした。巻回電極体の外形は17mmとした。
体20を一対の絶縁板12,13で挟み、負極リード2
7を電池缶11に溶接すると共に、正極リード26を安
全弁機構15に溶接して、巻回電極体20をニッケルめ
っきした鉄製の電池缶11の内部に収納した。巻回電極
体20を電池缶11の内部に収納したのち、電池缶11
の内部に電解液を注入した。電解液には、エチレンカー
ボネートとジメチルカーボネートとを等容量混合した溶
媒に電解質塩としてLiPF6 を1.5モル/リットル
の割合で溶解させたものを用いた。そののち、表面にア
スファルトを塗布したガスケット17を介して電池蓋1
4を電池缶11にかしめることにより、直径18mm、
高さ65mmの図1に示した円筒型の二次電池を得た。
なお、実施例1〜8は、Mg2 Si粉末を作製する際の
粉砕時における酸素分圧が異なることを除き、他の条件
は同一である。
て、20℃において充放電試験を行った。その際、充電
は1Aの定電流で電池電圧が4.2Vに達するまで、放
電は1Aで電池電圧が2.5Vに達するまでそれぞれ行
い、1サイクル目の放電容量に対する100サイクル目
の放電容量の割合(すなわち、100サイクル目の容量
維持率)を求めた。得られた結果を表1に示す。なお、
実施例1〜8のいずれの二次電池についても初期の充放
電容量はほぼ等しかった。
て、Mg2 Si粉末を作製する際の粉砕時における酸素
分圧を2Paとしたことを除き、実施例1〜8と同様に
してMg2 Si粉末を作製し、二次電池を作製した。ま
た、比較例2として、Mg2Si粉末を作製する際の粉
砕を空気中において行ったことを除き、実施例1〜8と
同様にしてMg2 Si粉末を作製し、二次電池を作製し
た。比較例1および比較例2についても、実施例1〜8
と同様にして充放電試験を行い、100サイクル目の容
量維持率を求めた。得られた結果を表1に併せて示す。
なお、比較例1および比較例2に係る二次電池について
も、初期の充放電容量は実施例1〜8における初期の充
放電容量とほぼ等しかった。
二次電池は、比較例1,2の二次電池よりも100サイ
クル目の容量維持率が大きかった。すなわち、10Pa
以上かつ空気の酸素分圧よりも低い範囲内の酸素分圧雰
囲気中において粉砕したMg2 Si粉末を用いれば、充
放電サイクル特性を改善できることが分かった。また、
実施例1〜6については特に高い容量維持率が得られ、
粉砕の際の酸素分圧を10Pa以上10000Pa以下
とするようにすれば、より充放電サイクル特性を改善で
きることが分かった。更に、実施例2〜5についてはよ
り高い容量維持率が得られ、粉砕の際の酸素分圧を10
0Pa以上5000Pa以下とするようにすれば、更に
高い容量維持率を得ることができることが分かった。
学研究所製の平均粒径約10μmのケイ素粉末を、酸素
ガスとアルゴンガスとの混合雰囲気中においてボールミ
ルにより粉砕した。その際、実施例9〜13で酸素分圧
を表2に示したようにそれぞれ変化させた。得られた実
施例9〜13の粉末についてSEMにより平均粒径を観
察したところ、それぞれ約1μmであった。次いで、粉
砕したケイ素粉末をMg2 Si粉末に代えて用いたこと
を除き、実施例1〜8と同様にして二次電池を作製し
た。この二次電池についても、実施例1〜8と同様にし
て充放電試験を行い、100サイクル目の容量維持率を
求めた。得られた結果を表2に示す。なお、実施例9〜
13のいずれの二次電池についても初期の充放電容量は
ほぼ等しかった。
して、ケイ素粉末を粉砕する際の酸素分圧を2Paとし
たことを除き、実施例9〜13と同様にして二次電池を
作製した。また、比較例4として、ケイ素粉末を空気中
において粉砕したことを除き、実施例9〜13と同様に
して二次電池を作製した。比較例3および比較例4につ
いても、実施例9〜13と同様にして充放電試験を行
い、100サイクル目の容量維持率を求めた。得られた
結果を表2に併せて示す。なお、比較例3および比較例
4に係る二次電池についても、初期の充放電容量は実施
例9〜13における初期の充放電容量とそれぞれほぼ等
しかった。
の二次電池は、比較例3,4の二次電池よりも100サ
イクル目の容量維持率が大きかった。すなわち、実施例
1〜8と同様に、10Pa以上かつ空気の酸素分圧より
も低い範囲内の酸素分圧雰囲気中において粉砕したケイ
素粉末を用いれば、充放電サイクル特性を改善できるこ
とが分かった。また、実施例10〜12については特に
高い容量維持率が得られ、粉砕の際の酸素分圧を100
Pa以上10000Pa以下とするようにすれば、より
充放電サイクル特性を改善できることが分かった。
負極材料として他のケイ素化合物を用いる場合について
も、同様の結果が得られる。また、負極材料としてケイ
素とケイ素化合物とを混合して用いても、同様の結果が
得られる。
発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施
例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例
えば、上記実施例では、不活性ガスとしてアルゴンガス
を用いて、その雰囲気中においてケイ素化合物などを粉
砕した場合について説明したが、ヘリウムガス(He)
などの他の不活性ガス、または窒素ガスを用いるように
してもよい。
造方法としてケイ素化合物などを所定の酸素分圧雰囲気
中において粉砕する工程のみを説明したが、負極材料の
製造方法には、二次電池において説明した他の負極材料
と混合するなどの他の工程が含まれていてもよい。その
場合、例えば、ケイ素化合物などを所定の酸素分圧雰囲
気中において粉砕したのち、粉砕したケイ素化合物など
と他の負極材料とを混合するようにしてもよく、ケイ素
化合物などと他の負極材料とを混合したのち、所定の酸
素分圧雰囲気中において粉砕するようにしてもよい。
負極においてリチウムイオンを吸蔵・離脱する二次電池
を例に挙げて説明したが、負極においてナトリウム(N
a),カリウム(K),マグネシウム,カルシウム(C
a)あるいはアルミニウム(Al)などの他の軽金属イ
オンを吸蔵・離脱する二次電池についても本発明を適用
することができる。その場合、例えば、正極活物質には
目的に応じた金属酸化物または金属硫化物などを用い、
電解質塩にはそれに応じた金属塩などを用いる。
は、液状の電解質である電解液を用いた二次電池につい
て説明したが、電解液に代えて、高分子化合物に電解液
を保持させたゲル状の電解質、イオン伝導性を有する高
分子化合物に電解質塩を分散させた固体状の電解質ある
いは無機電解質などの他の電解質を用いるようにしても
よい。
は、巻回構造を有する円筒型の二次電池について一例を
具体的に挙げて説明したが、本発明は他の構成を有する
円筒型の二次電池についても適用することができる。更
に、円筒型以外のコイン型,ボタン型あるいは角型など
の他の形状を有する二次電池についても同様に適用する
ことができる。
材料の製造方法によれば、10Pa以上かつ空気の酸素
分圧よりも低い範囲内の酸素分圧雰囲気中においてケイ
素またはケイ素化合物を粉砕するようにしたので、負極
材料の粒子間における電子伝導性を改善することができ
るという効果を奏する。
10Pa以上かつ空気の酸素分圧よりも低い範囲内の酸
素分圧雰囲気中において粉砕したケイ素またはケイ素化
合物を含む負極材料により負極を形成するようにしたの
で、充放電サイクル特性を向上させることができ、長寿
命化を図ることができるという効果を奏する。
法により製造された負極材料を用いた二次電池の構成を
表す断面図である。
5…安全弁機構、16…PTC素子、17…ガスケッ
ト、20…巻回電極体、21…正極、21a…正極集電
体層、21b…正極合剤層、22…負極、22a…負極
集電体層、22b…負極合剤層、23…セパレータ、2
4…接着テープ、25…センターピン、26…正極リー
ド、27…負極リード
Claims (2)
- 【請求項1】 ケイ素またはケイ素化合物を含む負極材
料の製造方法であって、 ケイ素またはケイ素化合物を、10Pa以上かつ空気の
酸素分圧よりも低い範囲内の酸素分圧雰囲気中において
粉砕する工程を含むことを特徴とする負極材料の製造方
法。 - 【請求項2】 ケイ素またはケイ素化合物を含む負極を
備えた二次電池の製造方法であって、 10Pa以上かつ空気の酸素分圧よりも低い範囲内の酸
素分圧雰囲気中において粉砕したケイ素またはケイ素化
合物を含む負極材料により負極を形成する工程を含むこ
とを特徴とする二次電池の製造方法。
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