JP2001146294A - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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JP2001146294A
JP2001146294A JP33122799A JP33122799A JP2001146294A JP 2001146294 A JP2001146294 A JP 2001146294A JP 33122799 A JP33122799 A JP 33122799A JP 33122799 A JP33122799 A JP 33122799A JP 2001146294 A JP2001146294 A JP 2001146294A
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JP
Japan
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cushioning material
cut
raised portion
cardboard box
packing device
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Pending
Application number
JP33122799A
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English (en)
Inventor
Takashi Akikawa
孝 明河
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天面方向からの押圧力に対して強度が向上
し、輸送時に段ボール箱が座屈するのを防止する。 【解決手段】 段ボール箱11に添設した接合片12に
切り起こし部50を立接し、該立接部により天面側緩衝
材21を支承する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機などの電子機器を梱包する梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機などを輸送する場
合、まず段ダンボール箱底部に底面側緩衝材を配置した
後、テレビジョン受信機を装填し、さらに天面側緩衝材
をテレビジョン受信機に被せて梱包している。しかし、
テレビジョン受信機を構成する筐体の内、リアカバーが
略角錐台状をなす場合、リアカバーの後方には天面用緩
衝材が添接されず宙に浮いた状態となる。その結果、リ
アカバー後方では天面用緩衝材の曲げ強度や押圧強度が
弱く、輸送途中で天面側緩衝材が変形し、段ボール箱が
座屈するという課題があった。この課題を解決する為、
天面側緩衝材を大きくしたり、リアカバーの後方に別物
の緩衝材を配置したり、段ボール箱を折り曲げ補強する
等により対応していた。
【0003】さらに、もう一つの解決手段として特開平
6−54241号公報等が提案されている。この特開平
6−54241号公報は梱包物自体に緩衝効果をもた
せ、緩衝材を削減する構成を開示している。即ち、図1
0に示すように、カメラ本体2の底部に設けられたショ
ルダーパッド1の両端部にカメラ本体2より突出した緩
衝部1bを設けることにより、カメラ本体2の下部の緩
衝材を廃止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平6
−54241号公報は、ショルダーパッドに緩衝効果を
備えた部材を使用せねばならずコストが高くなる恐れが
ある。また、ショルダーパッドの形状が大きくなりがち
であった。
【0005】本発明は部品点数を増やすことなく天面側
緩衝材の変形を防ぎ、輸送途中の梱包装置の強度向上を
図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、段ボール箱の側壁内面側にシート状の接合
片を添接し、該接合片に立設した切り起こし部で天面側
緩衝材を支承する構成とした。上記構成により部品点数
を増やすことなく輸送途中での梱包装置の強度を向上さ
せられる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、少
なくとも一つの側面内側に接合片を添接した段ボール箱
と,梱包物に添接する緩衝材とからなり、前記接合片に
立設した切り起こし部を前記緩衝材に設けた溝部に挿嵌
し、前記緩衝材を保持(支承)可能としたことを特徴と
する梱包装置としたもので、輸送時の梱包装置の強度を
向上させる。
【0008】第2の発明は、段ボール箱と,梱包物に添
接する緩衝材とからなり、前記段ボール箱の少なくとも
一つの側面内側に切り起こし部を立設し、前記切り起こ
し部を前記緩衝材に設けた溝部に挿嵌し、前記緩衝材を
支承可能としたことを特徴とする梱包装置としたもの
で、部品点数を増やすことなく輸送時の梱包装置の強度
を向上させる。以下、本発明の実施の形態における梱包
装置ついて、図面と共に説明する。
【0009】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における梱包装置によりテレビジョン受信機を梱包
する過程の分解斜視図、図2は図1を構成する段ボール
箱の要部拡大斜視図、図3は図1を構成する天面側緩衝
材の要部拡大斜視図、図4は図2を切断線A−Aで切断
した天面側緩衝材と段ボール箱部分の底面側から見た断
面図、図5は図4を切断線B−Bで切断した断面図を示
す。
【0010】図1〜図5において、符号11は段ボール
箱、12はシート状の接合片、13はコの字形の切り込
み、14、15、16、17はそれぞれ段ボール箱を構
成する第1、第2、第3、第4の天フラップ、18は底
フラップ、19は底面側緩衝材、20はテレビジョン受
信機、21は天面側緩衝材、22は溝、50は切り起こ
し部、100は梱包装置を示す。
【0011】実施の形態1における梱包装置100は、
少なくとも一つの側面内側に接合片12を添接した段ボ
ール箱11と,梱包物(テレビジョン受信機20)に添
接する底面側緩衝材19、天面側緩衝材21とからな
り、前記接合片12に立設した切り起こし部50を前記
天面側緩衝材21に設けた溝22に挿嵌し、前記天面側
緩衝材を保持(支承)可能としたことを特徴とする。そ
して、前記接合片12に形成する切り起こし部50の切
り込み形状の一例を略コの字形とした。
【0012】前記段ボール箱11は展開すると一枚のシ
ートになる一般的な構成とした。また、前記底面側緩衝
材19、天面側緩衝材21は例えば、発泡スチロール樹
脂や成形した故紙などからなる。さらに、前記接合片1
2はシート状の段ボール,圧縮した紙,樹脂などの部材
からなり、切り起こし部を立設可能に所定形状の切り込
みを配設してなる。
【0013】次に、テレビジョン受信機20の梱包手順
を説明する。まず、段ボール箱11の底部両側の2カ所
に底面側緩衝材19をそれぞれ配置する。次に、段ボー
ル箱11内にテレビジョン受信機20が前記底面側緩衝
材19上に嵌合するよう装填する。次に、図2の右側に
示すごとくコの字形の切り起こし部50を段ボール箱1
1の内面側に2カ所予め立設しておく。その後、天面側
緩衝材21をテレビジョン受信機20の天面両端の2カ
所に嵌着する。天面側緩衝材21には図3に示すごと
く、下面側に前記切り起こし部50に対応した溝22を
それぞれ設けているので、前記立設した2カ所の切り起
こし部50は溝22内に挿嵌され、図5に示すごとく天
面側緩衝材21を支承する。その後、第1〜第4の天フ
ラップを所定に閉じることで梱包作業が終了する。
【0014】上記構成により、本発明の梱包装置100
は天面方向からの押圧力に対して強度が向上し、輸送過
程で天面側緩衝材21が変形し,段ボール箱11が座屈
するのを防止する。また、別部材の緩衝部材を用いるこ
となく、シート状の接合片を一枚追加するだけでよい。
【0015】なお、上記実施の形態1では段ボール箱の
一つの側面内側に接合片を添接し、該接合片に切り起こ
し部を立設する例述べたが、接合片を使用せずに段ボー
ル箱の側面に直接、切り起こし部を立設するようにして
もよい。
【0016】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2における梱包装置を構成する段ボール箱11Aと接
合片12Aの要部斜視図を示す。図7は図6の梱包装置
を構成する天面側緩衝材の要部斜視図を示す。
【0017】この場合の梱包装置は天面側緩衝材21A
を支承する切り起こし部23の立設形状が異なるだけ
で、その他の構成は実施の形態1と同一である。また、
梱包手順も同様に実施すればよい。即ち、接合片12A
の2カ所に対称形に配設した略コの字形の切り起こし部
23を,該切り起こし部23に設けたスリット24を用
い、V字形に組み合わせて立設するようにしたことを特
徴とする。そして、この場合の天面側緩衝材21Aは図
7に示すごとく、下面側に前記V字形立設部に対応した
V字形溝25を所定に配設している。
【0018】上記構成により、実施の形態2における梱
包装置は、天面側緩衝材21AがV字形に組み合わせた
立設部に支承され、天面方向からの押圧力に対して強度
が向上し、輸送時に段ボール箱が座屈するのを防止す
る。
【0019】(実施の形態3)図8は本発明の実施の形
態3における梱包装置を構成する段ボール箱11Bと接
合片12Bの要部斜視図を示す。図9は図8の梱包装置
を構成する天面側緩衝材の要部斜視図を示す。
【0020】この場合の梱包装置は天面側緩衝材21B
を支承する切り起こし部26、28の立設形状が異なる
だけで、その他の構成は実施の形態1と同一である。ま
た、梱包手順も同様に実施すればよい。即ち、接合片1
2Bの3カ所に配設した略コの字形の切り起こし部2
6,26,28を,前記1カ所の切り起こし部28に設
けた矩形孔29を用いて前記残り2カ所の切り起こし部
26,26を組み合わせ、略コの字形の立設部を形成す
るようにしたことを特徴とする。そして、この場合の天
面側緩衝材21Bは図9に示すごとく、下面側に前記略
コの字形立設部に対応した略コの字形溝30を所定に配
設している。上記構成により、実施の形態3における梱
包装置は、天面側緩衝材21Bが略コの字形に組み合わ
せた立設部に支承され、天面方向からの押圧力に対して
強度が向上し、輸送時に段ボール箱が座屈するのを防止
する。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、段ボール箱に添
設した接合片に切り起こし部を立接し、該立接部により
天面側緩衝材を支承することにより、天面方向からの押
圧力に対して強度が向上し、輸送時に段ボール箱が座屈
するのを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における梱包装置の分解
斜視図
【図2】図1を構成する段ボール箱の要部拡大斜視図
【図3】図1を構成する天面側緩衝材の要部拡大斜視図
【図4】図4は図2を切断線A−Aで切断した天面側緩
衝材と段ボール箱部分の底面側から見た断面図
【図5】図4を切断線B−Bで切断した断面図
【図6】本発明の実施の形態2における梱包装置を構成
する段ボール箱と接合片の要部斜視図
【図7】図6の梱包装置を構成する天面側緩衝材の要部
斜視図
【図8】本発明の実施の形態3における梱包装置を構成
する段ボール箱と接合片の要部斜視図
【図9】図8の梱包装置を構成する天面側緩衝材の要部
斜視図
【図10】従来の梱包装置の要部断面図
【符号の説明】
11、11A、11B 段ボール箱 12、12A、12B 接合片 13 コの字形の切り込み 14 第1の天フラップ 15 第2の天フラップ 16 第3の天フラップ 17 第4の天フラップ 18 底フラップ 19 底面側緩衝材 20 テレビジョン受信機 21、21A、21B 天面側緩衝材 22、30 溝 24 スリット 25 V字形溝 27 鈎部 29 矩形孔 50、23、26、28 切り起こし部 100 緩衝装置
フロントページの続き Fターム(参考) 3E037 AA20 BA03 BB05 CA03 3E060 AA03 BC02 BC04 CC12 CC19 CC44 CC62 CD13 DA11 EA07 EA17 3E067 AA11 AB61 BA06A BB02A BB17A EA20 EC32 EE38 GD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの側面内側に接合片を添
    接した段ボール箱と,梱包物に添接する緩衝材とからな
    り、前記接合片に立設した切り起こし部を前記緩衝材に
    設けた溝部に挿嵌し、前記緩衝材を支承可能としたこと
    を特徴とする梱包装置。
  2. 【請求項2】 接合片に形成する切り起こし部の切り込
    み形状を略コの字形としたことを特徴とする請求項1記
    載の梱包装置。
  3. 【請求項3】 接合片の2カ所に配設した略コの字形の
    切り起こし部を,該切り起こし部に設けたスリットを用
    いてV字形に組み合わせ立設するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の梱包装置。
  4. 【請求項4】 接合片の3カ所に配設した略コの字形の
    切り起こし部を,前記1カ所の切り起こし部に設けた孔
    を用いて前記残り2カ所の切り起こし部を組み合わせ、
    略コの字形の立設部を形成するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の梱包装置。
  5. 【請求項5】 段ボール箱と,梱包物に添接する緩衝材
    とからなり、前記段ボール箱の少なくとも一つの側面内
    側に切り起こし部を立設し、前記切り起こし部を前記緩
    衝材に設けた溝部に挿嵌し、前記緩衝材を支承可能とし
    たことを特徴とする梱包装置。
JP33122799A 1999-11-22 1999-11-22 梱包装置 Pending JP2001146294A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009274749A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Rinnai Corp 梱包構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009274749A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Rinnai Corp 梱包構造

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