JP3198517B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP3198517B2
JP3198517B2 JP03004491A JP3004491A JP3198517B2 JP 3198517 B2 JP3198517 B2 JP 3198517B2 JP 03004491 A JP03004491 A JP 03004491A JP 3004491 A JP3004491 A JP 3004491A JP 3198517 B2 JP3198517 B2 JP 3198517B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の比較的重量
物品をフォークリフト等で運搬するに適した包装装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下図面を参照しながら従来の包装装置
の一例について説明する。図4,図5は従来の包装装置
の断面図を示すものである。
【0003】図4において、1はパレットで底板2と上
板3とで構成され、この上に段ボールで形成された底箱
4が固定されている。そしてこの底箱の中に包装物品5
を載置する発泡スチロールよりなる緩衝材6が配設され
ている。さらに包装物品5の上部に同様の緩衝材7が置
かれ、これらを内包するように外箱8をパレットの上板
3に衝止するよう覆い、テープ等でパレットと一体に固
定包装されている。
【0004】また、近年は上記したような木製パレット
に代って図5に示すように、パレットと包装物品を載置
する緩衝材とを一体にした発泡スチロール製のパレット
9が出現している。なお、10はパレット9を保護し、
積重ねに便利なように設けられた底ケースである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、前者においてはパレットの上に緩衝材の
位置決めをするためにも底箱を設け、かつ固定する必要
もあった。またこのようにして包装された物品を積重ね
たとき、物品の上部は段ボールの外箱なので横方向に滑
りやすく、荷崩れの原因となっていた。
【0006】後者においては、緩衝材とパレットが一体
兼用され、構成が簡易になったものの底ケースを必要と
し、前者と同様に積重ねたときは段ボール同志滑りやす
く荷崩れの原因となっていた。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、パレットの構成
と外箱との構成に工夫を加えたことによって構成簡易な
包装装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために請求項1に係る発明は、上板と底板とからな
るパレットと、前記上板と前記底板とを連結し且つ前記
底板の底面から突出した第1係合部を一体に形成した支
持材と、前記上板上の包装物品をその内部に形成された
空間内に覆い且つその上面に前記支持材の第1係合部と
係合する第2係合部を設けた外箱と、を備えたものであ
る。また、請求項2に係る発明は、上板と底板とからな
るパレットと、前記上板と前記底板とを連結し且つ上端
部の内部に窪みを有し下端部に前記底板の底面から突出
した第1係合部を一体に形成した支持材と、前記上板上
に載置されその上部で包装物品を保持しその下部に前記
支持材の窪みに嵌合する突起を設けた緩衝材と、この緩
衝材上の前記包装物品をその内部に形成された空間内に
覆い且つその上面に前記支持材の第1係合部と係合する
第2係合部を設けた底面のない外箱と、を備えたもので
ある。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、緩衝材の下面
突起をパレットの上板や支持材の係合凹部および穴に係
合するだけで極めて容易に位置決めができることにな
る。また、外箱の上面に係合部を形成しているため、積
重ねたときにこの係合部にパレットの支持材下端が係合
し、積重ね状態が保持されることになる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の包装装置について、
図面を参照しながら説明する。図1は本発明における包
装装置の断面図を示し、図2はその分解斜視図を示すも
のである。
【0011】これらの図において、11はパレットで段
ボール,硬質紙,プラスチック,板等よりなる底板12
と同様材料で構成された上板13と、同様材料で構成さ
れたパイプ、柱状の支持材14とで形成されており、底
板12と上板13とはフォークリフトのフォークが挿入
可能程度の空間を有して支持材14で固定されている。
【0012】支持材14は空中14aの筒状形状であ
り、上端がパレットの上板13と同一平面となるように
し、下端には外箱16の上面に設けられた凹部や係合孔
等の係合部と係合する係合部を底板12の底面から突出
して一体に形成している
【0013】15は上板13上に配置され、包装物品を
載置する発泡スチロールより形成された緩衝材であり、
下面に支持材14の中空状の穴14aと嵌合する突起1
5aが一体に形成されている。16は段ボール等より形
成された外箱である。17は外箱の上面に形成された凹
部,係合孔等の係合部を示す。
【0014】本発明では、パレット11の上板13上に
緩衝材15を配置して外箱を覆うと、緩衝材側面が内包
(内接)された状態で外箱端部が上板13に衝止し、こ
の状態でベルト18等で結束すると包装完了となる。
【0015】つまり、パレット11の上板13上に緩衝
材15を配置すれば支持材14の穴14aに緩衝材の突
起15aが嵌合することになり、緩衝材の上に包装物品
を載置して外箱を覆えばよいから、従来のようにパレッ
トの上に緩衝材を位置決めする底箱が不要となり、構成
が簡易となる。また、パレット11の支持材14を硬質
紙で形成しておけば包装物品の重量がこの支持材で受け
ることになるため、パレットを段ボール等の紙材で形成
することができ、製作も容易となるしコスト低下を図る
ことができる。
【0016】また、パレットの支持材14を底板12よ
り突出させ、かつ外箱の同位置上面に凹部や係合孔等の
係合部を形成しているため、これらを積重ねたときに支
持材14が外箱16の係合部17に係合するため、横方
向のズレを防止でき、荷崩れを防ぐことができる。さら
に、支持材14に底板12の底面から突出した係合部を
一体に形成することにより、前記係合部は支持材14と
一体となることで上板13と底板12とに保持された状
態となるので、底板12の底面から突出した領域に対し
て外部から強い力が加わっても底板12の底面から前記
係合部が外れることはなく、簡単な構成で係合部の強度
を安定して保つことができる。
【0017】つぎに本発明の他の実施例について図3と
共に説明する。なお同一構成要素には同一符号が付して
ある。本実施例においては、パレット11の上板13上
に下箱19が設けられている。そしてこの下箱19の支
持材14近傍に穴や凹部等の係合凹部20が形成されて
いる。発泡スチロール等よりなる緩衝材15にも、その
下面に突起15aが形成されており係合凹部20に嵌合
したり係合したりして位置決めされるようになってい
る。したがってこのような構成においても前実施例と同
様の作用効果が得られる。
【0018】なお、本実施例においては上板上に下箱を
設け、この下箱に穴や凹部を形成しているが、これに代
えてパレットの上板に直接穴や凹部を形成し、これに緩
衝材を係合するようにしても同一の作用効果が得られ、
さらには下箱が不要となる効果も得られる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したごとく請求項1に係る発明
によれば、パレットを上板と底板との間を支持材で連結
してパレットを構成することにより、前記上板と前記底
板との間にフォークリフトのフォークを挿入してパレッ
ト上の包装物品を運搬することができる。また、第1係
合部を前記底板の底面から突出させ且つ外箱の上面に前
記第1係合部と係合する第2係合部を設けることによ
り、これらを積重ねたときに支持材が外箱の上面に係合
するので、横方向のズレを防止でき、荷崩れを防ぐこと
ができるという効果を奏する。さらに、前記支持材と前
記底板の底面から突出した第1係合部とを一体に形成す
ることにより、前記第1係合部の前記底板の底面から突
出していない領域は前記支持材と一体となることで前記
上板と前記底板とに保持された状態となるので、前記底
板の底面から突出した領域に対して外部から強い力が加
わっても前記底板の底面から前記第1係合部が外れるこ
とはなく、簡単な構成で第1係合部の強度を安定して保
つことができるという効果を奏する。
【0020】また、請求項2に係る発明によれば、上板
と底板とからなるパレットと、前記上板と前記底板とを
連結し且つ上端部の内部に窪みを有し下端部に前記底板
の底面から突出した第1係合部を一体に形成した支持材
と、前記上板上に載置されその上部で包装物品を保持し
その下部に前記支持材の窪みに嵌合する突起を設けた緩
衝材と、この緩衝材上の前記包装物品をその内部に形成
された空間内に覆い且つその上面に前記支持材の第1係
合部と係合する第2係合部を設けた底面のない外箱と、
を備えたことにより、パレットの上板上に緩衝材を載置
すれば、支持材の窪みと緩衝材の突起とが嵌合するの
で、緩衝材の位置決めを容易にすることができる。さら
に、緩衝材上に包装物品を配置して、その上から外箱で
覆えば包装が完了するため、従来のような底箱が不要と
なり、構成を簡易にすることができる。また、支持材を
硬質材で形成すれば包装物品の重量は前記支持材で受け
られることになり、パレットをダンボール等の紙材で形
成することができるので、製作も容易になり、コストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における包装装置の断面図
【図2】本発明における包装装置の分解斜視図
【図3】本発明の他の実施例における包装装置の要部断
面図
【図4】従来の包装装置の断面図
【図5】従来の包装装置の断面図
【符号の説明】
11 パレット 12 底板 13 上板 14 支持材 14a 穴 15 緩衝材 15a 突起 16 外箱 17 係合部 20 係合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−186228(JP,U) 実開 平4−29928(JP,U) 実開 昭62−137219(JP,U) 実開 昭58−49719(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 19/06 B65D 81/113

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板と底板とからなるパレットと、前記
    上板と前記底板とを連結し且つ前記底板の底面から突出
    した第1係合部を一体に形成した支持材と、前記上板上
    の包装物品をその内部に形成された空間内に覆い且つそ
    の上面に前記支持材の第1係合部と係合する第2係合部
    を設けた外箱と、を具備した包装装置。
  2. 【請求項2】 上板と底板とからなるパレットと、前記
    上板と前記底板とを連結し且つ上端部の内部に窪みを有
    し下端部に前記底板の底面から突出した第1係合部を一
    体に形成した支持材と、前記上板上に載置されその上部
    で包装物品を保持しその下部に前記支持材の窪みに嵌合
    する突起を設けた緩衝材と、この緩衝材上の前記包装物
    品をその内部に形成された空間内に覆い且つその上面に
    前記支持材の第1係合部と係合する第2係合部を設けた
    底面のない外箱と、を具備した包装装置。
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