JP2597645Y2 - アンテナ梱包装置 - Google Patents
アンテナ梱包装置Info
- Publication number
- JP2597645Y2 JP2597645Y2 JP1992010145U JP1014592U JP2597645Y2 JP 2597645 Y2 JP2597645 Y2 JP 2597645Y2 JP 1992010145 U JP1992010145 U JP 1992010145U JP 1014592 U JP1014592 U JP 1014592U JP 2597645 Y2 JP2597645 Y2 JP 2597645Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- sides
- packing case
- packing
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、衛星からの信号を受信
するアンテナの梱包装置に関するものである。
するアンテナの梱包装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、世界的に環境問題についての関心
が高まり、梱包材料においても、省資源、再利用可能
で、また焼却可能で、焼却処分による廃煙で環境汚染、
環境破壊にならない梱包材料が求められている。
が高まり、梱包材料においても、省資源、再利用可能
で、また焼却可能で、焼却処分による廃煙で環境汚染、
環境破壊にならない梱包材料が求められている。
【０００３】図４は従来のアンテナ梱包装置の斜視図で
あり、２０は段ボール箱からなる外装パッキングケー
ス、２１は発泡スチロール、２２はリフレクターを示
す。アンテナ装置の梱包に関しての現状は、図４に示す
ように、外装として段ボール紙を使用しているが、緩衝
材としてはほとんど発泡スチロールを使用しているのが
実態である。
あり、２０は段ボール箱からなる外装パッキングケー
ス、２１は発泡スチロール、２２はリフレクターを示
す。アンテナ装置の梱包に関しての現状は、図４に示す
ように、外装として段ボール紙を使用しているが、緩衝
材としてはほとんど発泡スチロールを使用しているのが
実態である。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、発泡ス
チロールは、公害対策上焼却できないため処分に困難を
きたしている。
チロールは、公害対策上焼却できないため処分に困難を
きたしている。
【０００５】本考案は、このような問題点を解決するた
めに、焼却可能で、かつ再利用可能な梱包材料を使用し
たアンテナ梱包装置を提供することを目的とする。
めに、焼却可能で、かつ再利用可能な梱包材料を使用し
たアンテナ梱包装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、段ボール製の上部、下部とも開口、及び
折り曲げ可能な四辺を有し、六面からなる箱体の上部の
四辺における一方の互いに対向する二辺にそれぞれ折り
曲げ可能に形成され、前記箱体の上部を開閉する第１天
フラップと、他方の互いに対向する二辺にそれぞれ折り
曲げ可能に設けられた第２天フラップとを備えた外装パ
ッキングケースと、この外装パッキングケースの内部に
挿入された際に前記外装パッキングケースの底面よりも
高い位置に位置付けられる上面部とこの上面部の両側に
設けられかつ前記上面部から前記底面に向かって下り傾
斜する側面部とを備え、リフレクターの背面を支持する
段ボール製の中当て緩衝材と、リフレクターを覆う段ボ
ール製の天パッドとからなるアンテナ梱包装置であっ
て、リフレクターを梱包する際に、前記外装パッキング
ケースの内部に前記中当て緩衝材に挿着し、さらに前記
第２天フラップを折り曲げて前記中当て緩衝材に先端部
を当接させて斜面を形成させ、前記上面部に形成された
孔にリフレクターの背面突出部を挿入し、前記第２天フ
ラップに形成された位置決め孔にリフレクターの周縁部
を嵌め込み、前記天パッドによってリフレクターの上部
を覆った後に、前記第１天フラップを折り曲げて蓋をす
ることによって梱包するように構成したことを特徴とす
る。
に、本考案は、段ボール製の上部、下部とも開口、及び
折り曲げ可能な四辺を有し、六面からなる箱体の上部の
四辺における一方の互いに対向する二辺にそれぞれ折り
曲げ可能に形成され、前記箱体の上部を開閉する第１天
フラップと、他方の互いに対向する二辺にそれぞれ折り
曲げ可能に設けられた第２天フラップとを備えた外装パ
ッキングケースと、この外装パッキングケースの内部に
挿入された際に前記外装パッキングケースの底面よりも
高い位置に位置付けられる上面部とこの上面部の両側に
設けられかつ前記上面部から前記底面に向かって下り傾
斜する側面部とを備え、リフレクターの背面を支持する
段ボール製の中当て緩衝材と、リフレクターを覆う段ボ
ール製の天パッドとからなるアンテナ梱包装置であっ
て、リフレクターを梱包する際に、前記外装パッキング
ケースの内部に前記中当て緩衝材に挿着し、さらに前記
第２天フラップを折り曲げて前記中当て緩衝材に先端部
を当接させて斜面を形成させ、前記上面部に形成された
孔にリフレクターの背面突出部を挿入し、前記第２天フ
ラップに形成された位置決め孔にリフレクターの周縁部
を嵌め込み、前記天パッドによってリフレクターの上部
を覆った後に、前記第１天フラップを折り曲げて蓋をす
ることによって梱包するように構成したことを特徴とす
る。
【０００７】上記のように構成されたアンテナ梱包装置
は、梱包材料にすべて段ボール紙を使用しているため焼
却や再利用が可能である。また、略台形の中当て緩衝材
を使用するのでこの緩衝材の持つ上下方向の弾性が、例
えば輸送時に積み重ねた荷物に生じやすい上下方向の衝
撃を和らげる作用をする。
は、梱包材料にすべて段ボール紙を使用しているため焼
却や再利用が可能である。また、略台形の中当て緩衝材
を使用するのでこの緩衝材の持つ上下方向の弾性が、例
えば輸送時に積み重ねた荷物に生じやすい上下方向の衝
撃を和らげる作用をする。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図１、図２および図３は、本考案の一実施例のアン
テナ梱包装置を示したもので、１は外装パッキングケー
スであり、一面に開口部が設けられた段ボール製の直方
体の箱体と、この開口部の四辺にそれぞれ連続して形成
されている長方形の天フラップ２ａ，２ａ，２ｂ，２ｂ
により構成される。これら天フラップ２ａ，２ａ，２
ｂ，２ｂのうち一対の対向する天フラップ２ａ，２ａは
箱体内部に斜め下方に折り曲げられ、アンテナのリフレ
クター３の周縁部が嵌め込まれる位置決め孔４，４が形
成されている。５はリフレクター３の背面を支持する中
当て緩衝材であり、外装パッキングケース１の内部に挿
着される。この中当て緩衝材５は、段ボール紙を２箇所
平行に折り曲げることにより上面部５ａと、その両側
に、外装パッキングケース１の内部に挿着された際に上
面部５ａから外装パッキングケース１の底面にかけて下
り傾斜する側面部５ｂ，５ｃが形成されている。中当て
緩衝材５の上面部５ａには、リフレクター３の背面突出
部６を通す四角形の孔７が形成されている。また、中当
て緩衝材５の一方の側面部５ｂには、コンバータ付きア
ーム８を位置決め保持するコンバータ用孔９が形成され
ており、他方の側面部５ｃにはアーム用孔１０及び、Ｆ
接栓、工具、ビス、融着テープ等を袋詰めにした同梱物
１１を保持するＵ字形切欠き１２が形成されている。そ
して、図３に示したように、中当て緩衝材５、コンバー
タ付きアーム８、同梱物１１を上述したように外装パッ
キングケース１内の所定の位置に挿着する。次に天フラ
ップ２ａ，２ａを折り曲げて中当て緩衝材５に先端部を
当接させて斜面を形成させた後に、リフレクター３を挿
着する。更に天フラップ２ａ，２ａの位置決め孔４に周
縁部を嵌め込んだリフレクター３の前面は段ボール紙の
天パッド１３で覆われ、天フラップ２ｂ，２ｂで蓋をし
て梱包が完了する。
る。図１、図２および図３は、本考案の一実施例のアン
テナ梱包装置を示したもので、１は外装パッキングケー
スであり、一面に開口部が設けられた段ボール製の直方
体の箱体と、この開口部の四辺にそれぞれ連続して形成
されている長方形の天フラップ２ａ，２ａ，２ｂ，２ｂ
により構成される。これら天フラップ２ａ，２ａ，２
ｂ，２ｂのうち一対の対向する天フラップ２ａ，２ａは
箱体内部に斜め下方に折り曲げられ、アンテナのリフレ
クター３の周縁部が嵌め込まれる位置決め孔４，４が形
成されている。５はリフレクター３の背面を支持する中
当て緩衝材であり、外装パッキングケース１の内部に挿
着される。この中当て緩衝材５は、段ボール紙を２箇所
平行に折り曲げることにより上面部５ａと、その両側
に、外装パッキングケース１の内部に挿着された際に上
面部５ａから外装パッキングケース１の底面にかけて下
り傾斜する側面部５ｂ，５ｃが形成されている。中当て
緩衝材５の上面部５ａには、リフレクター３の背面突出
部６を通す四角形の孔７が形成されている。また、中当
て緩衝材５の一方の側面部５ｂには、コンバータ付きア
ーム８を位置決め保持するコンバータ用孔９が形成され
ており、他方の側面部５ｃにはアーム用孔１０及び、Ｆ
接栓、工具、ビス、融着テープ等を袋詰めにした同梱物
１１を保持するＵ字形切欠き１２が形成されている。そ
して、図３に示したように、中当て緩衝材５、コンバー
タ付きアーム８、同梱物１１を上述したように外装パッ
キングケース１内の所定の位置に挿着する。次に天フラ
ップ２ａ，２ａを折り曲げて中当て緩衝材５に先端部を
当接させて斜面を形成させた後に、リフレクター３を挿
着する。更に天フラップ２ａ，２ａの位置決め孔４に周
縁部を嵌め込んだリフレクター３の前面は段ボール紙の
天パッド１３で覆われ、天フラップ２ｂ，２ｂで蓋をし
て梱包が完了する。
【０００９】このように構成された本実施例では、リフ
レクター３の周縁部が位置決め孔４，４に嵌入されて保
持されているため、振動が加わっても位置決め孔４，４
から外れることはない。また、上下からの衝撃に対して
は、天フラップ２ｂ，２ｂと天パッド１３がリフレクタ
ー３の前面を保護すると共に、中当て緩衝材５の側面部
５ｂ，５ｂが斜面であることによる上下方向の弾力性及
び、段ボール自体の弾力性により、リフレクター３が受
ける衝撃を和らげる。更に、左右の衝撃に対しては、段
ボール自体の弾性と共に、天フラップ２ａ，２ａまたは
緩衝材５から外装パッキングケース１の各側面を補強す
る役割をも果しており、上下左右からの衝撃にも十分耐
えられる構造となっている。更にまた、本実施例では梱
包材料のすべてを段ボール紙で構成しているので、焼却
処分にあるいは再利用がしやすいという効果を奏する。
レクター３の周縁部が位置決め孔４，４に嵌入されて保
持されているため、振動が加わっても位置決め孔４，４
から外れることはない。また、上下からの衝撃に対して
は、天フラップ２ｂ，２ｂと天パッド１３がリフレクタ
ー３の前面を保護すると共に、中当て緩衝材５の側面部
５ｂ，５ｂが斜面であることによる上下方向の弾力性及
び、段ボール自体の弾力性により、リフレクター３が受
ける衝撃を和らげる。更に、左右の衝撃に対しては、段
ボール自体の弾性と共に、天フラップ２ａ，２ａまたは
緩衝材５から外装パッキングケース１の各側面を補強す
る役割をも果しており、上下左右からの衝撃にも十分耐
えられる構造となっている。更にまた、本実施例では梱
包材料のすべてを段ボール紙で構成しているので、焼却
処分にあるいは再利用がしやすいという効果を奏する。
【００１０】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ア
ンテナ梱包装置を構成する外装パッキングケース、中当
て緩衝材及び天パッドに段ボール紙を使用することで、
焼却処分や再利用が可能であり、また、段ボール自体の
弾性により緩衝効果を発揮することができる。更に、中
当て緩衝材の側面部が斜面であることにより、上下方向
の衝撃を側方に分散させ、その結果、リフレクターにか
かる衝撃を和らげ、荷物の積上げで生ずる上下方向の衝
撃からアンテナを保護することが可能である。
ンテナ梱包装置を構成する外装パッキングケース、中当
て緩衝材及び天パッドに段ボール紙を使用することで、
焼却処分や再利用が可能であり、また、段ボール自体の
弾性により緩衝効果を発揮することができる。更に、中
当て緩衝材の側面部が斜面であることにより、上下方向
の衝撃を側方に分散させ、その結果、リフレクターにか
かる衝撃を和らげ、荷物の積上げで生ずる上下方向の衝
撃からアンテナを保護することが可能である。
【図１】本考案の一実施例におけるアンテナの収納状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】同実施例における外装、及び中当て緩衝材を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】同実施例におけるアンテナ梱包装置を使用した
アンテナの梱包状態を示す断面図である。
アンテナの梱包状態を示す断面図である。
【図４】従来におけるアンテナ梱包装置の斜視図であ
る。
る。
１…外装パッキングケース、 ２a，２b…天フラップ、
３…リフレクター、４…位置決め孔、 ５…中当て緩
衝材、 ６…リフレクター背面突出部、 ７…孔、 13
…天パッド。
３…リフレクター、４…位置決め孔、 ５…中当て緩
衝材、 ６…リフレクター背面突出部、 ７…孔、 13
…天パッド。
フロントページの続き (72)考案者 荒巻 篤治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)考案者 奥村 善明 大阪府門真市三ツ島10番地 千代田紙工 業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−107327（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−106974（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 85/68 B65D 5/50 101 B65D 77/26
Claims (1)
- 【請求項１】 段ボール製の上部、下部とも開口、及び
折り曲げ可能な四辺を有し、六面からなる箱体の上部の
四辺における一方の互いに対向する二辺にそれぞれ折り
曲げ可能に形成され、前記箱体の上部を開閉する第１天
フラップと、他方の互いに対向する二辺にそれぞれ折り
曲げ可能に設けられた第２天フラップとを備えた外装パ
ッキングケースと、 この外装パッキングケースの内部に挿入された際に前記
外装パッキングケースの底面よりも高い位置に位置付け
られる上面部とこの上面部の両側に設けられかつ前記上
面部から前記底面に向かって下り傾斜する側面部とを備
え、リフレクターの背面を支持する段ボール製の中当て
緩衝材と、 リフレクターを覆う段ボール製の天パッドとからなるア
ンテナ梱包装置であって、 リフレクターを梱包する際に、前記外装パッキングケー
スの内部に前記中当て緩衝材に挿着し、さらに前記第２
天フラップを折り曲げて前記中当て緩衝材に先端部を当
接させて斜面を形成させ、前記上面部に形成された孔に
リフレクターの背面突出部を挿入し、前記第２天フラッ
プに形成された位置決め孔にリフレクターの周縁部を嵌
め込み、前記天パッドによってリフレクターの上部を覆
った後に、前記第１天フラップを折り曲げて蓋をするこ
とによって梱包するように構成したこと を特徴とするア
ンテナ梱包装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992010145U JP2597645Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | アンテナ梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992010145U JP2597645Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | アンテナ梱包装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066291U JPH066291U (ja) | 1994-01-25 |
| JP2597645Y2 true JP2597645Y2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=11742123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992010145U Expired - Lifetime JP2597645Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | アンテナ梱包装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597645Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58107327U (ja) * | 1982-01-12 | 1983-07-21 | 凸版印刷株式会社 | 紙函 |
| JPS60106974U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 包装構体 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP1992010145U patent/JP2597645Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH066291U (ja) | 1994-01-25 |
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