JP2001145727A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001145727A
JP2001145727A JP33193199A JP33193199A JP2001145727A JP 2001145727 A JP2001145727 A JP 2001145727A JP 33193199 A JP33193199 A JP 33193199A JP 33193199 A JP33193199 A JP 33193199A JP 2001145727 A JP2001145727 A JP 2001145727A
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一典 入江
Keiichi Hayakawa
圭一 早川
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渉 押見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の大幅なコストアップを回避しつつ、
遊技盤の遊技領域を光によって明るくしたり装飾したり
することができる遊技機を提供すること。 【解決手段】 ガラス枠2の前面を装飾したり、所定の
遊技状態を報知するランプ3cが発する光によって遊技
盤5の遊技領域10を照射する。よって、遊技盤5の遊
技領域10を照射するための遊技盤照射装置を別途設け
る必要がないので、パチンコ遊技機1の大幅なコストア
ップを回避しつつ、遊技盤5の遊技領域10を光によっ
て明るくしたり装飾したりすることができるのである。
また、かかる構成によれば、遊技盤5に特別な加工を施
す必要がないので、従来の遊技盤5をそのまま使用する
ことができる。さらに、遊技盤5の遊技領域10を照射
しているランプ3cが遊技者から直接見えないので、パ
チンコ遊技機1の美観を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、パチンコ機など
の遊技機に関し、特に、遊技機の大幅なコストアップを
回避しつつ、遊技盤の遊技領域を光によって明るくした
り装飾したりすることができる遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 近年、パチンコ機などに代表される弾
球遊技機は、装飾用ランプやスピーカーなどといった電
気部品の多様化や大型化により、それらの電気部品を搭
載すると共に、遊技盤の前側に配設されるガラス枠がそ
の前方側へ突出して形成される傾向にある。このよう
に、ガラス枠が前方側へ突出することにより、ガラス枠
の内側に配設された遊技盤の遊技領域はガラス枠の影に
よって暗くなる。そこで、ガラス枠の影によって暗くな
った遊技盤の遊技領域を発光装置(照明)で明るくする
ことが望まれている。また、遊技の演出効果的にも、遊
技盤の遊技領域は発光装置によって装飾されているのが
好ましい。
【0003】これに対し、特開平10−216305号
公報には、遊技盤の遊技領域を発光装置で照射した遊技
機が記載されている。特開平10−216305号公報
に記載の遊技機では、前面枠またはガラス枠の前面を装
飾し又は所定の遊技状態を報知する通常の装飾用ランプ
とは別に、遊技盤の遊技領域を照射するための専用の遊
技盤照射装置がガラス枠や遊技盤に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、かか
る遊技機では、遊技盤の遊技領域を光によって明るくし
たり装飾したりするために、別途遊技盤照射装置を必要
とするため、遊技機の大幅な設計変更が必要であると共
に遊技機の大幅なコストアップを招いてしまうという問
題点がある。さらに、発光装置や遊技盤照射装置といっ
た電気部品の数が増えるので、遊技機の消費電力を大き
くしてしまうという問題点がある。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、遊技機の大幅なコストアップを
回避しつつ、遊技盤の遊技領域を光によって明るくした
り装飾したりすることができる遊技機を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに、請求項1記載の遊技機は、前面枠またはガラス枠
に配設され、その前面枠またはガラス枠の前面を装飾し
又は所定の遊技状態を報知する発光装置を備えており、
前記発光装置は、前面枠の内側またはガラス枠の後方に
配設された遊技盤において遊技球が打ち込まれる遊技領
域を照射する遊技盤照射装置を兼用している。
【0007】この請求項1記載の遊技機によれば、前面
枠またはガラス枠の前面を装飾し又は所定の遊技状態を
報知する発光装置が発する光によって遊技盤の遊技領域
が照射される。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の一実施例であるパチンコ遊技機1の正面図である。
なお、図1においては、理解を容易にするために、遊技
盤5上の部材は省略して図示している。このパチンコ遊
技機1は、いわゆる第1種パチンコ遊技機であり、その
略上半分の前面(図1の紙面に対して手前側)には、ガ
ラス枠2が配設されている。
【0009】このガラス枠2は略額縁状に形成されてお
り、前面側(図1の紙面に対して手前側)に突出して形
成されている。このようなパチンコ遊技機1では、前面
側へ突出して形成されたガラス枠2の影によって後述す
る遊技盤5の遊技領域10を暗くすることができるの
で、発光装置の光によって遊技盤5を効果的に照らし出
すことができる。
【0010】ガラス枠2の随所には、ガラス枠2の前面
を光で装飾したり、所定の遊技状態を光で報知するガラ
ス枠装飾部材3が配設されている。それぞれのガラス枠
装飾部材3の表面には、赤や黄色の色付き透明樹脂で形
成された発光装置カバー3aが覆設されている。その発
光装置カバー3aの後方(図1の紙面に対して奥側)に
は、ランプ取り付け基板3bが配設されており、そのラ
ンプ取り付け基板3bの表面には、多数のランプ3cが
列設されている。このランプ3cとランプ取り付け基板
3bとで発光装置を構成している。
【0011】なお、ガラス枠2の上側中央に配設された
略台形状のガラス枠装飾部材3と、その両側に配設され
た円形状のガラス枠装飾部材3とは、1枚のランプ取り
付け基板3bを共用している。また、発光装置の光源の
種類は特に限定されるものではなく、ランプ3cの代わ
りに発光ダイオード(LED)で構成されていても良
い。
【0012】これらのランプ3cは、通常の遊技中に点
灯したり点滅したりするだけでなく、「大当たり」や
「確率変動」など遊技状態の変化に応じても点灯したり
点滅したりする。よって、遊技者に現在の遊技状態を報
知すると共に、特別な遊技状態を演出してゲームの興趣
を高める効果がある。なお、これらのランプ3cは、遊
技中には常時点灯し続けるように設定されていても良
い。
【0013】ガラス枠2の略中央部分には、略馬蹄形状
の開口2aが形成されており、その開口2aの後方(図
1の紙面に対して奥側)には、略矩形状の外ガラス板4
aと内ガラス板4bとがそれぞれ配設されている。外ガ
ラス板4aは、内ガラス板4bよりも前方(図1の紙面
に対して手前側)に配設されている。この2重に配設さ
れた外ガラス板4aおよび内ガラス板4bは、ガラス枠
2に対してそれぞれ着脱可能に装着されている。
【0014】内ガラス板4bの後方(図1の紙面に対し
て奥側)には、遊技球(打球)Pが打ち込まれる遊技盤
5が配設されている。また、ガラス枠2の正面に向かっ
て左側の上下両コーナー部分には、ヒンジ6が取り付け
られており、ガラス枠2はこのヒンジ6を回転軸として
後述する前面枠7に対して開閉動自在に構成されてい
る。このように、ガラス枠2を前面枠7に対して開閉動
自在に構成することにより、玉詰まりなど遊技盤5の不
調時に、ガラス枠2を開けて遊技盤5の調整作業を容易
に行うことができるのである。
【0015】図2を参照して、ガラス枠2を開いた状態
のパチンコ遊技機1について説明する。図2は、ガラス
枠2を開いた状態のパチンコ遊技機1の正面図である。
なお、理解を容易にするために、開いたガラス枠2は省
略して図示している。また、図1と同様に、遊技盤5上
の部材は省略して図示している。図2に示すように、パ
チンコ遊技機1の略中央には、ベニヤ板で形成された略
矩形状の遊技盤5が配設されており、その遊技盤5の周
囲には、略矩形額縁状に形成された前面枠7が周設され
ている。なお、遊技盤5は、前面枠7に対して着脱可能
に構成されている。
【0016】遊技盤5の前面には、金属で略円弧状に形
成された外レール8が植立され、その外レール8の内側
位置には、同じく金属で略円弧状に形成された内レール
9が植立されている。この内レール9および外レール8
により囲まれた遊技盤5の前面には、打球(遊技球)P
が打ち込まれる遊技領域10が形成されている。
【0017】図3を参照して、第1実施例のガラス枠装
飾部材3の周辺部の詳細について説明する。図3は、図
1中のA−A線における第1実施例のガラス枠装飾部材
3周辺部の側断面図である。なお、理解を容易にするた
めに、遊技盤5上の部材は省略して図示している。
【0018】図3に示すように、ガラス枠2の前面(図
3における左方)には発光装置カバー3aが配設される
と共に、その発光装置カバー3aの後方(図3における
右方)におけるガラス枠2の内部には、多数のランプ3
cが列設されたランプ取り付け基板3bが配設されてい
る。よって、ランプ3cが発光すると、そのランプ3c
が発した光は発光装置カバー3aを透過して、遊技者に
色付きの光として視認される。なお、ランプ3cは、パ
チンコ遊技機1に対して可動自在に構成されていても良
い。かかる構成によれば、ランプ3cが発する光に動き
が加わるので、装飾効果を高めることができる。
【0019】ガラス枠2には、略矩形状の外ガラス板4
aと内ガラス板4bとが所定の間隔をあけてそれぞれ配
設されており、内ガラス板4bは遊技盤5との間に所定
の間隔をあけつつ、外ガラス板4aと遊技盤5との間に
位置している。また、遊技盤5には外レール8が植立さ
れており、その外レール8の内側(図3における下方)
には遊技領域10が形成されている。
【0020】略矩形状の外ガラス板4aおよび内ガラス
板4bの外周には、外ガラス板4aおよび内ガラス板4
bをガラス枠2に固定する略矩形額縁状のガラス固定部
材11が周設されている。図3では、そのガラス固定部
材11の上辺11aが断面として図示されている。この
ガラス固定部材11の上辺11aは、透光性を有した透
光部材で形成されている。
【0021】このように、ガラス固定部材11の上辺1
1aを透光性を有した透光部材で形成することにより、
発光装置であるランプ3cが発する光を、ガラス固定部
材11の上辺11aを透過させて外ガラス板4aと内ガ
ラス板4bとの間を通過させ、遊技盤5の遊技領域10
へ照射することができる。
【0022】ここで、図3中では、ランプ3cが発する
光の道筋を矢印Rで示しているが、ランプ3cから発光
されて遊技盤5の遊技領域10へ到達するまでの光の通
路(道筋)を光路とする。このように、発光装置である
ランプ3cの周囲には、そのランプ3cが発する光を遊
技盤5の遊技領域10へ通過させるための光路を備えて
いるので、ガラス枠2の前面を装飾したり、所定の遊技
状態を報知するランプ3cを、遊技盤5の遊技領域10
を照射する遊技盤照射装置として兼用することができ
る。
【0023】このように、ガラス枠2の前面を装飾した
り、所定の遊技状態を報知するランプ3cを、遊技盤5
の遊技領域10を照射する遊技盤照射装置として兼用す
ることにより、その遊技盤照射装置をパチンコ遊技機1
に別途設ける必要がないので、パチンコ遊技機1の大幅
なコストアップを回避しつつ、遊技盤5の遊技領域10
を光によって明るくしたり装飾したりすることができる
のである。
【0024】また、遊技盤5の遊技領域10を光によっ
て明るくしたり装飾したりするために遊技盤5に特別な
加工を施す必要がないので、従来の遊技盤5をそのまま
使用することができる。さらに、かかる構成によれば、
遊技盤5の遊技領域10を照射しているランプ3cが遊
技者から直接見えないので、パチンコ遊技機1の美観を
維持することができる。
【0025】なお、本実施例では、ガラス固定部材11
の上辺11aを透光性を有した透光部材で形成したが、
光を通過させることが可能であればその他の構成であっ
ても良い。例えば、ガラス固定部材11の上辺11aに
孔または開口が形成されていても良い。かかる構成によ
れば、ランプ3cが発する光をガラス固定部材11の上
辺11aを通過させて、遊技盤5の遊技領域10へ照射
することができる。さらに、ガラス固定部材11の上辺
11aに孔または開口を形成する場合には、ガラス固定
部材11の上辺11aにわずかな加工を施すだけで良い
ので、パチンコ遊技機1の加工コストの増加を抑えるこ
とができる。
【0026】ここで、ガラス固定部材11の上辺11a
を形成する透光部材の色は、ガラス枠2の前面に配設さ
れた発光装置カバー3aの色と異なっていても良い。か
かる構成によれば、ランプ3cが発する単一色の光によ
って、発光装置カバー3aの発光色と遊技盤5の遊技領
域10へ照射される光の色とを異ならせることができる
ので、あたかも2種類のランプ3cが存在するかのよう
な効果を遊技者に与えることができる。
【0027】図3に示すように、ランプ3cは、2重に
配設された外ガラス板4aと内ガラス板4bとのそれぞ
れの延長線上の間に位置している。かかる構成によれ
ば、ランプ3cが発する光を後述する光伝達部材を用い
ることなく遊技盤5の遊技領域10に直接照射すること
ができるので、パチンコ遊技機1のコストアップを回避
することができる。
【0028】また、図3に示すように、遊技領域10の
外周を構成する外レール8の両縁端部近傍は透明な樹脂
である透光部材8aで形成されている。かかる構成によ
れば、ランプ3cが発する光を外レール8を透過させて
遊技盤5の遊技領域10へ照射することができる。な
お、本実施例では、外レール8の両縁端部近傍を透明な
樹脂である透光部材8aによって形成したが、光を通過
させることが可能であればその他の構成であっても良
い。例えば、外レール8の両縁端部近傍に孔または開口
が形成されていても良い。
【0029】ここで、透光部材8aや孔または開口は、
外レール8の両縁端部近傍に形成されているので、球体
である遊技球Pが両縁端部近傍の透光部材8aや孔また
は開口に直接接触することはない。よって、透光部材8
aに遊技球Pが接触して透光部材8aの透明度が落ち
て、透光率が低下するのを防止することができる。ま
た、外レール8に形成された孔または開口に遊技球Pが
接触して遊技球Pの進路が変更され、遊技者に不快感を
与えるのを防止することができる。
【0030】ガラス枠2の下方における発光装置カバー
3aとガラス固定部材11の上辺11aとの間には、ガ
ラス枠2の一部であると共に、ランプ3cが発する光の
透過を防止する遮光部材2bが配設されている。かかる
構成によれば、ランプ3cが発する光は、ガラス固定部
材11の上辺11aよりも前方側(図3における左方)
に配設された外ガラス板4aの外側(前方側)へは照射
されない。よって、外ガラス板4aの表面でランプ3c
が発する光が反射して外ガラス板4aが光り、遊技盤5
の視認性を損なうのを防止することができる。
【0031】また、ランプ3cの前面側(発光装置カバ
ー3a側)および遊技領域10側には、ランプ3cが発
する光の通過と非通過とを切り替えるシャッター状の光
遮断部材(図示せず)が配設されていても良い。かかる
構成によれば、ガラス枠2の前面における発光装置カバ
ー3aの発光、または遊技盤5の遊技領域10の照射を
個別に行うことができるので、パチンコ遊技機1全体と
しての発光および照射のパターンを多様化させることが
できる。例えば、ガラス枠2の前面における発光装置カ
バー3aは、「大当たり」など特別な遊技状態の時に発
光するのに対して、遊技盤5の遊技領域10は常時ラン
プ3cが発する光によって照射されるように構成されて
いても良い。
【0032】なお、第1実施例では、ガラス枠2の開口
2aの上部に配設されたガラス枠装飾部材3(トップラ
ンプ)の周辺部の構成について説明したが、ガラス枠2
の開口2aの両側部に配設されたガラス枠装飾部材3
(サイドランプ)の周辺部がトップランプの周辺部と同
様に構成されていても良い。かかる構成によれば、遊技
盤5の遊技領域10全体をランプ3cが発する光によっ
て明るくしたり、装飾したりすることができる。
【0033】ここで、第1実施例では、ガラス固定部材
11の上辺11aを透光性を有した透光部材で形成した
り、ガラス固定部材11の上辺11aに孔または開口を
形成することによって、ランプ3cが発する光を遊技盤
5の遊技領域10へ照射したが、ランプ3cが発する光
を遊技盤5の遊技領域10へ通過(透過)させることが
可能であればその他の構成であっても良い。
【0034】例えば、第1実施例では、外ガラス板4a
および内ガラス板4bの略全周にわたってガラス固定部
材11が周設されていたが、このガラス固定部材11を
部分的に配置して外ガラス板4aおよび内ガラス板4b
をガラス枠2に固定しても良い。つまり、ガラス固定部
材11を、ランプ3cと遊技領域10との間以外の部分
に配置すれぱ、ランプ3cが発する光がガラス固定部材
11によって遮られるのを防止することができる。従っ
て、ランプ3cが発する光を外ガラス板4aと内ガラス
板4bとの間を通過させて、確実に遊技盤5の遊技領域
10へ照射することができるのである。
【0035】さらに別の例として、図4、図5に第2実
施例を示す。第2実施例では、前記した第1実施例に対
して、次の点が変更されている。第1実施例では、外ガ
ラス板4aおよび内ガラス板4bの略全周にわたってガ
ラス固定部材11が周設されていた。それに対して、第
2実施例では、ガラス固定部材11の上辺11aが発光
装置であるランプ3cの反遊技領域10側に配設(周
設)されている。なお、他の部分は前記した第1実施例
と同様であるので、第1実施例と同一の部分には同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0036】図4(a)は、第2実施例のランプ取り付
け基板ユニット20の正面図であり、図4(b)は、ラ
ンプ取り付け基板ユニット20をガラス枠2に取り付け
た状態のガラス枠2の背面図である。図4(a)に示す
ように、ランプ取り付け基板ユニット20は、ランプ取
り付け基板20aやガラス固定部材21の上辺21aな
どから構成されている。ランプ取り付け基板20aの表
面には、多数のランプ3cが列設されており、このラン
プ3cとランプ取り付け基板20aとで発光装置を構成
している。
【0037】ランプ取り付け基板20aの上端部には、
後述するガラス固定部材21の側辺21cが外方に拡が
るのを防止するガラス固定部材21の上辺21aが、ラ
ンプ取り付け基板20aの前方側(図4(a)における
手前側)へ突出しつつ固着されている。そのガラス固定
部材21の上辺21aの両端には、ガラス固定部材21
の上辺21aをガラス固定部材21の側辺21cに着脱
可能に取着するための差込金具21bがそれぞれ固着さ
れている。差込金具21bは平板状の金属片が略L字形
に屈曲されており、更にその先端部近傍は「くの字形」
に屈曲されている。この「くの字形」に屈曲された部分
が板バネの役割を果たすのである。
【0038】図4(b)に、以上のように構成されたラ
ンプ取り付け基板ユニット20をガラス枠2の裏面に取
着した状態を示す。ガラス枠2の開口2aを取り囲む位
置には、外ガラス板4aおよび内ガラス板4bをガラス
枠2に取着するためのガラス固定部材21の側辺21c
とガラス固定部材21の底辺21dとが、上方が開放さ
れた「コの字形」に周設されている。ガラス固定部材2
1の側辺21cの断面は中空状に形成されており、その
中空部に前述したランプ取り付け基板ユニット20の差
込金具21bを挿入することにより、ランプ取り付け基
板ユニット20がガラス枠2に着脱可能に装着される。
【0039】図5を参照して、ランプ取り付け基板ユニ
ット20がガラス枠2に装着された状態の詳細を説明す
る。図5は、図1中のB−B線における第2実施例のガ
ラス枠2上部近傍の側断面図である。なお、理解を容易
にするために、遊技盤5上の部材は省略して図示してい
る。図5に示すように、ガラス固定部材21の上辺21
aは、ランプ3cの反遊技領域10側に配設されている
ので、ランプ3cが発する光をガラス固定部材21の上
辺21aを通過させる必要がない。
【0040】よって、ガラス固定部材21の上辺21a
の一部を透光性を有した部材で形成したり、孔または開
口を形成したりする必要がない。さらに、ランプ3cと
遊技盤5の遊技領域10との間には、ガラス固定部材2
1の上辺21aが存在しないので、外ガラス板4aと内
ガラス板4bとの間に発光装置であるランプ3cやラン
プ取り付け基板20aを配設することができる。よっ
て、ランプ3cが発する光を、遊技盤5の遊技領域10
に至近距離から照射することができるのである。
【0041】次に、図6を参照して、第3実施例につい
て説明する。図6は、図1中のA−A線における第3実
施例のガラス枠装飾部材3周辺部の側断面図である。な
お、理解を容易にするために、遊技盤5上の部材は省略
して図示している。第3実施例では、前記した第1実施
例に対して、次の点が変更されている。第1実施例で
は、ランプ3cは、2重に配設された外ガラス板4aと
内ガラス板4bとのそれぞれの延長線上の間に配置され
ていた。
【0042】通常のパチンコ遊技機1では、ガラス枠2
は樹脂により形成されているため、それ自体の剛性が極
めて低い。そこで、ガラス枠2の内部には、補強用の金
属部材などが配設されている場合が多く、ランプ3cを
2重に配設された外ガラス板4aと内ガラス板4bとの
それぞれの延長線上の間に配置させることが難しい場合
がある。
【0043】そこで、第3実施例では、かかる場合にお
いても、ランプ3cによって遊技盤5の遊技領域10を
照射することができるように、ランプ3cと遊技領域1
0との間に光伝達部材が配設されている。なお、他の部
分は前記した第1実施例と同様であるので、第1実施例
と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0044】図6に示すように、前面枠7側におけるガ
ラス枠2の内部には、略コの字形断面の補強用金属部材
30が配設されている。ランプ3cが列設されたランプ
取り付け基板3bは、その補強用金属部材30の前方
(図6における左方)に配設されている。つまり、ラン
プ3cは、2重に配設された外ガラス板4aと内ガラス
板4bとのそれぞれの延長線上の間には配置されていな
い。
【0045】そこで、ガラス枠2におけるランプ3cと
遊技領域10との間には、光伝達部材としての第1反射
鏡31と第2反射鏡32とが配設されている。まず、ラ
ンプ3cの下方には、光を反射可能な第1反射鏡31が
水平に対して略45゜の角度で傾いて配設されている。
また、外ガラス板4aと内ガラス板4bとをガラス枠2
に固定するガラス固定部材11の上辺11aの上方に
は、第1反射鏡31と同様に光を反射可能な第2反射鏡
32が水平に対して略40゜の角度で傾いて配設されて
いる。よって、ランプ3cが発した光は、第1反射鏡3
1で反射され第2反射鏡32に届き、第2反射鏡32に
届いた光は第2反射鏡32で反射され、遊技盤5の遊技
領域10に照射される。
【0046】従って、ランプ3cによって遊技盤5の遊
技領域10を直接照射することができない場合において
も、光伝達部材としての第1反射鏡31および第2反射
鏡32によって、ランプ3cが発する光を反射させて伝
達することにより遊技盤5の遊技領域10を照射するこ
とができる。また、かかる光伝達部材を備えていれば、
ランプ3cと光路と遊技盤5の遊技領域10とを一直線
上に配置する必要がないので、パチンコ遊技機1の設計
の自由度を維持することができるのである。
【0047】ここで、図6に示す第3実施例の変形例を
図7に示す。図7は、図1中のA−A線における第3実
施例の変形例のガラス枠装飾部材周辺部の側断面図であ
る。なお、理解を容易にするために、遊技盤5上の部材
は省略して図示している。この変形例では、前記した第
3実施例に対して、第2反射鏡32が可動自在に構成さ
れている。図7中の点線は、第2反射鏡32が所定量揺
動した後の状態を示している。なお、他の部分は前記し
た第3実施例と同様であるので、第3実施例と同一の部
分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0048】図7に示すように、第2反射鏡32の下端
部分には揺動軸32aが固着されており、その揺動軸3
2aはソレノイド(図示せず)に接続されている。第2
反射鏡32は、その下端部分の揺動軸32aを回転中心
として揺動されるので、第2反射鏡32によって反射さ
れた光は、遊技盤5の遊技領域10を上下方向に移動し
ながら照射される。このように、ランプ3cが発する光
の照射位置を移動させることにより、遊技領域10の装
飾効果を高めることができる。なお、第1反射鏡31が
ガラス枠2に対して可動自在に構成されていても良い。
【0049】次に、図8を参照して、第4実施例につい
て説明する。図8は、図1中のA−A線における第4実
施例のガラス枠装飾部材3周辺部の側断面図である。な
お、理解を容易にするために、遊技盤5上の部材は省略
して図示している。第4実施例では、前記した第3実施
例に対して、次の点が変更されている。第3実施例で
は、光伝達部材として第1反射鏡31と第2反射鏡32
とを用いたが、第4実施例では光伝達部材として導光板
40を用いている。
【0050】図8に示すように、ランプ3cの下方とガ
ラス固定部材11の上辺11aの上方との間には、図8
の奥行き方向に板状に形成されつつ2箇所で略90゜に
屈曲された光伝達部材としての導光板40が配設されて
いる。この導光板40は、一端から入射した光を断面中
を屈折させて他端へと伝達することができるものであ
る。
【0051】かかる導光板40を用いれば、第3実施例
に示した反射鏡では光を伝達しにくい複雑な経路であっ
ても、ランプ3cが発する光を簡易な構成で確実に伝達
することができる。なお、導光板40の代わりに光ファ
イバーを用いても良い。光ファイバーを用いても、導光
板40を用いた場合と同様の効果を奏することができる
と共に、光ファイバーには柔軟性があるので、入り組ん
だ場所への配設が容易である。
【0052】以上説明したように、本実施例のパチンコ
遊技機1は、ガラス枠2の前面を装飾したり、所定の遊
技状態を報知するランプ3cが発する光によって遊技盤
5の遊技領域10を照射する。よって、遊技盤5の遊技
領域10を照射するための遊技盤照射装置をパチンコ遊
技機1に別途設ける必要がないので、パチンコ遊技機1
の大幅なコストアップを回避しつつ、遊技盤5の遊技領
域10を光によって明るくしたり装飾したりすることが
できるのである。また、遊技盤5の遊技領域10を光に
よって明るくしたり装飾したりするために遊技盤5に特
別な加工を施す必要がないので、従来の遊技盤5をその
まま使用することができる。さらに、かかる構成によれ
ば、遊技盤5の遊技領域10を照射しているランプ3c
が遊技者から直接見えないので、パチンコ遊技機1の美
観を維持することができる。
【0053】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0054】例えば、本実施例では、発光装置であるラ
ンプ3cとランプ取り付け基板3b,20aとがガラス
枠2に配設されている場合について説明したが、これら
発光装置が前面枠7に配設されていても良い。かかる構
成のパチンコ遊技機50の場合について、図9から図1
1を参照して説明する。
【0055】図9は、変形例としてのパチンコ遊技機5
1の正面図である。なお、図9においては、理解を容易
にするために、遊技盤55上の部材は省略して図示して
いる。このパチンコ遊技機51は、前述した実施例のパ
チンコ遊技機1と同様に第1種パチンコ遊技機であり、
その略上半分の前面(図9の紙面に対して手前側)に
は、ガラス枠52が配設されている。
【0056】このガラス枠52は略額縁状に形成されて
おり、その上縁部近傍には、ガラス枠52の前面を光で
装飾したり、所定の遊技状態を光で報知するガラス枠装
飾部材53の内、赤や黄色の色付き透明樹脂で形成され
た発光装置カバー53aのみが配設されている。ガラス
枠52の略中央部分には、略矩形状の開口52aが形成
されており、その開口52aの後方(図9の紙面に対し
て奥側)には、外ガラス板54aと内ガラス板54bと
がそれぞれ配設されている。外ガラス板54aは、内ガ
ラス板54bよりも前方(図9の紙面に対して手前側)
に配設されている。
【0057】内ガラス板54bの後方(図9の紙面に対
して奥側)には、遊技球(打球)Pが打ち込まれる遊技
盤55が配設されている。また、ガラス枠52の正面に
向かって左側の上下両コーナー部分には、ヒンジ56が
取り付けられており、ガラス枠52はこのヒンジ56を
回転軸として後述する前面枠57に対して開閉動自在に
構成されている。
【0058】図10を参照して、ガラス枠52を開いた
状態のパチンコ遊技機51について説明する。図10
は、ガラス枠52を開いた状態の変形例としてのパチン
コ遊技機51の正面図である。なお、理解を容易にする
ために、開いたガラス枠52は省略して図示している。
また、図9と同様に、遊技盤55上の部材は省略して図
示している。
【0059】図10に示すように、パチンコ遊技機51
の略中央には、ベニヤ板で形成された略矩形状の遊技盤
55が配設されており、その遊技盤55の周囲には、略
矩形額縁状に形成された前面枠57が周設されている。
遊技盤55の前面には略円弧状の外レール58が植立さ
れ、その外レール58の内側位置には円弧状の内レール
59が植立されている。この内レール59および外レー
ル58により囲まれた遊技盤55の前面には、打球(遊
技球)Pが打ち込まれる遊技領域60が形成されてい
る。また、遊技領域60の外方における遊技盤55の表
面には、遊技盤55の表面を装飾するコーナー飾り61
が配設されている。
【0060】遊技盤55の上方における前面枠57に
は、ガラス枠52の前面を光で装飾したり、所定の遊技
状態を光で報知するガラス枠装飾部材53の内、ランプ
取り付け基板53bが配設されており、そのランプ取り
付け基板53bの表面には、多数のランプ53cが列設
されている。このランプ53cとランプ取り付け基板5
3bとで発光装置を構成している。なお、ランプ53c
およびランプ取り付け基板53bは、ガラス枠52に配
設された発光装置カバー53aの後方(図9の紙面に対
して奥側)に位置している。
【0061】また、前面枠57におけるランプ取り付け
基板53bの下方には、仕切壁57aが前方(図10の
紙面に対して手前側)に突設されているが、この仕切壁
57aにおけるランプ53cの下方には、ランプ53c
が発する光を遊技盤55側へ通過させるための溝57b
が形成されている。ここで、仕切壁57aにおいてラン
プ53cが発する光を遊技盤55側へ通過させるための
構成は特に限定されるものではない。例えば、溝57b
の代わりに、ランプ53cの下方における仕切壁57a
に遊技盤55側への貫通孔を設けたり、透明な部材で仕
切壁57aを形成しても良い。
【0062】図11を参照して、ガラス枠装飾部材53
の周辺部の詳細について説明する。図11は、図9中の
C−C線におけるガラス枠装飾部材53周辺部の側断面
図である。なお、理解を容易にするために、遊技盤55
上の部材は省略して図示している。
【0063】図11に示すように、前面枠57の前面
(図11における左方)における外ガラス板54aと内
ガラス板54bとのそれぞれの延長線上の間には、ラン
プ取り付け基板53bに取着されたランプ53cが配設
されている。また、外ガラス板54aおよび内ガラス板
54bをガラス枠52に固定するガラス固定部材62の
上辺62aは、透光性を有した透光部材で形成されてい
る。そして、前述のように、ランプ53cとガラス固定
部材62の上辺62aとの間の仕切壁57aには、溝5
7bが形成されている。
【0064】よって、前述した実施例と同様に、ランプ
53cが発する光を遊技盤55の遊技領域60へ照射す
ることができる。また、前述した実施例と同様に、ガラ
ス枠52の下方における発光装置カバー53aとガラス
固定部材62の上辺62aとの間には、ガラス枠52の
一部であると共に、ランプ53cが発する光の透過を防
止する遮光部材52bが配設されている。
【0065】以下に本発明の変形例を示す。請求項1記
載の遊技機において、前記発光装置の周囲には、その発
光装置が発する光を前記遊技盤の遊技領域へ通過させる
ための光の通路である光路を備えていることを特徴とす
る遊技機1。かかる構成によれば、発光装置が発する光
は光路を経由して遊技盤の遊技領域へ達するので、前面
枠またはガラス枠の前面を装飾し又は所定の遊技状態を
報知する発光装置を、遊技盤の遊技領域を照射する遊技
盤照射装置として兼用することができる。
【0066】遊技機1において、前記光路は、前記発光
装置が発する光を反射させて前記遊技盤の遊技領域へ伝
達する光伝達部材を備えていることを特徴とする遊技機
2。かかる構成によれば、前面枠またはガラス枠に配設
された発光装置によって直接遊技盤の遊技領域を照射す
ることができない場合においても、光伝達部材によって
発光装置が発する光を反射させて伝達することにより遊
技盤の遊技領域を照射することができる。また、光伝達
部材を備えていれば、発光装置と光路と遊技盤の遊技領
域とを一直線上に配置する必要がないので、遊技機の設
計の自由度を維持することができる。
【0067】遊技機2において、前記光伝達部材は、反
射鏡によって構成されていることを特徴とする遊技機
3。
【0068】遊技機2において、前記光伝達部材は、一
端から入射した光を断面中を屈折させて他端へと伝達す
る光ファイバーまたは導光板によって構成されているこ
とを特徴とする遊技機4。かかる構成によれば、複雑な
経路であっても発光装置が発する光を簡易な構成で確実
に伝達することができる。
【0069】遊技機2から4のいずれかにおいて、前記
光伝達部材は、可動自在に構成されていることを特徴と
する遊技機5。かかる構成によれば、発光装置が発する
光の照射位置を移動させることができるので、遊技盤の
遊技領域における装飾効果を高めることができる。
【0070】遊技機2から5のいずれかにおいて、前記
ガラス枠には所定の間隔をあけて2重にガラス板が配設
されており、前記光伝達部材の一端は、その2重に配設
されたガラス板の延長線上の間に位置していることを特
徴とする遊技機6。
【0071】請求項1記載の遊技機において、前記ガラ
ス枠には所定の間隔をあけて2重にガラス板が配設され
ており、前記発光装置は、2重に配設された前記ガラス
板の延長線上の間に位置していることを特徴とする遊技
機7。かかる構成によれば、発光装置が発する光を光伝
達部材を用いることなく遊技盤の遊技領域に直接照射す
ることができる。よって、遊技機のコストアップを回避
することができる。
【0072】遊技機6または7において、前記ガラス枠
には、2重に配設された前記ガラス板を前記ガラス枠に
固定するガラス固定部材が設けられており、そのガラス
固定部材は、前記発光装置または前記光伝達部材の一端
と、前記遊技領域との間以外の部分に配設されているこ
とを特徴とする遊技機8。かかる構成によれば、発光装
置が発する光がガラス固定部材によって遮られるのを防
止することができる。つまり、発光装置が発する光を2
重に配設されたガラス板の間を通過させて、確実に遊技
盤の遊技領域へ照射することができる。
【0073】遊技機6または7において、前記ガラス枠
には、2重に配設された前記ガラス板を前記ガラス枠に
固定するガラス固定部材が設けられており、そのガラス
固定部材は、少なくとも前記発光装置または前記光伝達
部材の一端の近傍部分が透光性を有した透光部材で形成
されているか、或いは、少なくとも前記発光装置または
前記光伝達部材の一端の近傍部分に孔または開口が形成
されていることを特徴とする遊技機9。かかる構成によ
れば、発光装置が発する光を、ガラス固定部材の一部を
透過させて2重に配設されたガラス板の間を通過させ、
遊技盤の遊技領域へ照射することができる。特に、ガラ
ス固定部材に孔または開口を形成する場合には、ガラス
固定部材にわずかな加工を施すだけで良いので、遊技機
の加工コストを抑えることができる。
【0074】遊技機9において、前記前面枠またはガラ
ス枠には前記発光装置の前面を覆う発光装置カバーが配
設されており、その発光装置カバーの色は、前記ガラス
固定部材を形成する前記透光部材の色と異なっているこ
とを特徴とする遊技機10。かかる構成によれば、発光
装置が発する単一色の光によって、発光装置カバーの発
光色と遊技盤の遊技領域へ照射される光の色とを異なら
せることができるので、あたかも2種類の発光装置が存
在するかのような効果を遊技者に与えることができる。
【0075】遊技機6または7において、前記ガラス枠
には、2重に配設された前記ガラス板を前記ガラス枠に
固定するガラス固定部材が設けられており、そのガラス
固定部材は、前記発光装置または前記光伝達部材の一端
の反遊技領域側に配設されていることを特徴とする遊技
機11。かかる構成によれば、発光装置が発する光をガ
ラス固定部材を通過させる必要がないので、ガラス固定
部材の一部を透光性を有した部材で形成したり、孔また
は開口を形成したりする必要がない。さらに、発光装置
または前記光伝達部材の一端と、遊技盤の遊技領域との
間にはガラス固定部材が存在しないので、2重に配設さ
れたガラス板の間に発光装置または前記光伝達部材の一
端を配設することができる。よって、発光装置が発する
光を、遊技盤の遊技領域に至近距離から照射することが
できる。
【0076】請求項1記載の遊技機、又は、遊技機1か
ら11のいずれかにおいて、前記遊技領域の外周を構成
する外レールは、その一部が透光性を有した透光部材で
形成されているか、或いは、その一部に孔または開口が
形成されていることを特徴とする遊技機12。かかる構
成によれば、発光装置が発する光を外レールを透過させ
て遊技盤の遊技領域へ照射することができる。
【0077】遊技機12において、前記外レールの透光
部材、孔または開口は、遊技球が直接接触しない前記外
レールの縁部近傍に配設または形成されていることを特
徴とする遊技機13。かかる構成によれば、外レールの
一部を構成する透光部材に遊技球が接触して透光部材の
透明度が落ちて、透光率が低下するのを防止することが
できる。また、かかる構成によれば、外レールに形成さ
れた孔または開口に遊技球が接触して遊技球の進路が変
更され、遊技者に不快感を与えるのを防止することがで
きる。
【0078】請求項1記載の遊技機、又は、遊技機1か
ら13のいずれかにおいて、前記ガラス枠または前面枠
は、遊技盤の前方側へ突出して形成されていることを特
徴とする遊技機14。かかる構成によれば、遊技盤の前
方側へ突出して形成されたガラス枠または前面枠の影に
よって遊技盤の遊技領域を暗くすることができるので、
発光装置の光によって遊技盤を効果的に照らし出すこと
ができる。
【0079】請求項1記載の遊技機、又は、遊技機1か
ら14のいずれかにおいて、前記前面枠またはガラス枠
には、前記発光装置が発する光を前面枠またはガラス枠
の前面に透過させるための発光装置カバーが配設されて
おり、その発光装置カバーと前記ガラス固定部材との間
には、前記発光装置が発する光の透過を防止する遮光部
材が配設されていることを特徴とする遊技機15。かか
る構成によれば、発光装置が発する光は、ガラス固定部
材よりも遊技機前方側に配設されたガラス板の外側(遊
技機前方側)へは照射されないので、そのガラス板の表
面で発光装置が発する光が反射してガラス板が光り、遊
技盤の視認性を損なうのを防止することができる。
【0080】請求項1記載の遊技機、又は、遊技機1か
ら15のいずれかにおいて、前記発光装置の前面側また
は前記遊技領域側の内の少なくとも片方には、前記発光
装置が発する光の通過と非通過とを切り替える光遮断部
材が配設されていることを特徴とする遊技機16。かか
る構成によれば、前面枠またはガラス枠の前面、または
遊技盤の遊技領域を個別に発光または照射することがで
きるので、遊技機全体としての発光および照射のパター
ンを多様化させることができる。
【0081】
【発明の効果】 請求項1記載の遊技機によれば、前面
枠またはガラス枠の前面を装飾し又は所定の遊技状態を
報知する発光装置が発する光によって遊技盤の遊技領域
が照射される。よって、遊技盤の遊技領域を照射するた
めの遊技盤照射装置を別途設ける必要がないので、遊技
機の大幅なコストアップを回避しつつ、遊技盤の遊技領
域を光によって明るくしたり装飾したりすることができ
るという効果がある。また、遊技盤に特別な加工を施す
必要がないので、従来の遊技盤をそのまま使用すること
ができる。さらに、かかる構成によれば、遊技盤の遊技
領域を照射している発光装置(発光源)が遊技者から直
接見えないので、遊技機の美観を維持することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】 ガラス枠を開いた状態のパチンコ遊技機の正
面図である。
【図3】 図1中のA−A線における第1実施例のガラ
ス枠装飾部材周辺部の側断面図である。
【図4】 (a)は、第2実施例のランプ取り付け基板
ユニットの正面図であり、(b)は、ランプ取り付け基
板ユニットをガラス枠に取り付けた状態のガラス枠の背
面図である。
【図5】 図1中のB−B線における第2実施例のガラ
ス枠上部近傍の側断面図である。
【図6】 図1中のA−A線における第3実施例のガラ
ス枠装飾部材周辺部の側断面図である。
【図7】 図1中のA−A線における第3実施例の変形
例のガラス枠装飾部材周辺部の側断面図である。
【図8】 図1中のA−A線における第4実施例のガラ
ス枠装飾部材周辺部の側断面図である。
【図9】 変形例としてのパチンコ遊技機の正面図であ
る。
【図10】 ガラス枠を開いた状態の変形例としてのパ
チンコ遊技機の正面図である。
【図11】 図9中のC−C線におけるガラス枠装飾部
材周辺部の側断面図である。
【符号の説明】
1,51 パチンコ遊技機(遊技機) 2,52 ガラス枠(透明部材保持枠) 3b,53b ランプ取り付け基板(発光装置の
一部) 3c,53c ランプ(発光装置の一部) 4a,54a 外ガラス板(透明部材の一部) 4b,54b 内ガラス板(透明部材の一部) 5,55 遊技盤 7,57 前面枠 10,60 遊技領域 P 遊技球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 押見 渉 名古屋市千種区今池3丁目9番21号 株式 会社三洋物産内 Fターム(参考) 2C088 BC23 BC25 DA09 EA15 EA26 EB68

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤が取着される前面枠と、その前面
    枠に開閉自在に取着されると共に前記遊技盤の前面に透
    明部材を支持する透明部材保持枠とを備え、前記前面枠
    または透明部材保持枠の前面を装飾し又は所定の遊技状
    態を報知する発光装置を備えた遊技機において、 前記発光装置は、前記遊技盤において遊技球が打ち込ま
    れる遊技領域を照射する遊技盤照射装置を兼用している
    ことを特徴とする遊技機。
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