JP2001144723A - 直交周波数分割多重通信装置 - Google Patents

直交周波数分割多重通信装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OFDM変調及びOFDM復調を簡単な構成
で実現する。 【解決手段】 乗算/畳み込み/乗算(MCM)アルゴ
リズム又は畳み込み/乗算/畳み込み(CMC)アルゴ
リズムにおける少なくともアナログ乗算処理及びアナロ
グ畳み込み処理を実行し、これにより復調のためのフー
リエ変換及び/又は変調のための逆フーリエ変換をアナ
ログ処理段で実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重(orthogonal frequency division multiplex:以
下、OFDMという。)通信装置、詳しくは逆フーリエ
変換(inverse Fourier transformation:以下、IFT
という。)によりエンコードされ、時分割多重方式で送
信され、フーリエ変換(Fourier transformation:以
下、FTという。)によりデコードされるOFDM信号
を用いるOFDM通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のOFDM受信機の構成を図10に
示す。アンテナ100は、OFDM信号を受信し、受信
したOFDM信号を増幅/前置処理回路101に供給す
る。増幅/前置処理回路101は、このOFDM信号を
増幅及び前置処理し、これにより得られた高周波(radi
o frequency:以下、RFという。)信号又は中間周波
数(intermediate frequency:以下、IFという。)信
号を乗算器102に供給する。乗算器102は、増幅/
前置処理回路101からの信号を局部発振器103から
の復調信号を用いてダウンコンバートして、IF信号を
生成し、このIF信号をIQ復調器104に供給する。
IQ復調器104は、局部発振器105から復調信号を
用いて、このIF信号を復調し、復調されたOFDM信
号の複素スペクトラム、すなわち同相信号I及び直交信
号Qを生成する。IQ復調器104は、これら同相信号
I及び直交信号Qをアナログデジタル変換(analog-to-
digital:以下、A/D変換という。)器106に供給
する。A/D変換器106は、これらアナログ形式の同
相信号I及び直交信号Qをデジタル形式の信号に変換
し、高速フーリエ変換(fast Fourier transformatio
n:以下、FFTという。)装置107に供給する。F
FT装置107は、これらデジタル形式の同相信号I及
び直交信号Qに高速フーリエ変換処理を施し、デマッパ
(demapper)108に供給する。デマッパ108は、F
FT装置107から供給された信号に基づくベースバン
ド信号を生成し、このベースバンド信号をさらなる処理
段に出力する。この受信機では、フーリエ変換処理がデ
ジタル段で実行されており、したがって比較的大きな処
理電力が必要となる。
【0003】OFDM変調方式は、例えばデジタルオー
ディオ放送、デジタルビデオ放送テレビジョン等の様々
な公共放送及び私設の広域LAN等に広く採用されてい
る。使用可能な帯域幅の拡大が求められ、搬送波の数も
増加すると、1つのデジタル処理プロセッサによる処理
が困難になる。このような状況に対応するためには、将
来のOFDM通信装置には、異なる並行処理技術(para
lleling techniques)を用いる必要がある。このような
ブロック処理、すなわちシリアル変換に対して並行する
ブロック処理を行うと、電力消費量が大きくなるという
問題と、プリント回路基板におけるレイアウトの困難性
が増すという問題とが生じることが予想される。
【0004】また、フーリエ変換処理を実行するための
アナログ処理技術も知られている。例えば、米国特許第
5226038号には、周波数分割多重フォーマットの
信号を時分割多重フォーマットの信号に変換してアンテ
ナから送信される送信信号を生成し、帯域制限された連
続的信号の実質的に全ての位相及び振幅の情報を保持し
ながら、時分割多重フォーマットの信号を再び周波数分
割多重フォーマットの信号に変換する方法及び装置が開
示されている。この文献に開示される技術では、周知の
乗算(multiplication:以下、Mという。)、畳み込み
(convolution:以下、Cという。)、乗算(M)から
なるMCMアルゴリズム及びこの変換に必要なCMCア
ルゴリズムを用いている。さらに、この文献では、アナ
ログ信号シーケンスのフーリエ変換は、チャープ信号
(chirp signal)を用いたMCMアルゴリズムでも同様
の信号を用いたCMCアルゴリズムでも実現できること
が説明されている。さらに、ここでは、表面弾性波(su
rface acoustic wave:以下、SAWという。)フィル
タを使用したフーリエ変換プロセッサに関する技術も参
照される。
【0005】フォノン社(Phonon Corporation)には、
一組の分散性遅延線(dispersive delay line)からス
ペクトラムアナライザ及びフーリエ変換器を構成し、ど
の周波数信号が存在するかを判定するためのスキャニン
グを実行する方法を示す文献が提供されている。この文
献によれば、この方法は、比較的小型で軽量であり、少
ない消費電力で現在のデジタル技術を大きく上回る実時
間の処理速度を実現できるので、この方法を最新通信技
術に応用できる。
【0006】以下、MCM処理を数学的に説明する。帯
域幅Beに帯域制限され、最大期間Teの信号s(t)
に対するフーリエ変換S(f)について考察すると、フ
ーリエ変換積分は、チャープ変換アルゴリズム(chirp
transform algorithm): で表すことができる。
【0007】ここで、・は乗算を表し、*は畳み込みを
表し、a=Be/Teはスケール係数(scale factor)
を表し、Re(t)はチャープレート(chirp rate)−
a=−Be/Teを有するチャープ信号を表し、Rc
(t)は長さTc=2Te及びチャープレートa=Bc
/Tcを有するアナログ畳み込みを提供するエンティテ
ィのインパルス応答を表す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在、図10に示すよ
うなOFDM受信機等の通信装置で上述のようなアナロ
グフーリエ変換を変調及び/又は復調に用いるものは知
られていない。
【0009】そこで、本発明は周波数の高い帯域に対応
し、比較的簡単な構成で実現できる改良された直交周波
数分割多重通信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る直交周波数分割多重通信装置は、ア
ナログ高周波及び/又は中間周波数処理段及びベースバ
ンド信号を生成又は処理するデジタル処理段を有する直
交周波数分割多重通信装置であって、乗算/畳み込み/
乗算アルゴリズム又は畳み込み/乗算/畳み込みアルゴ
リズムにおける少なくともアナログ乗算処理及びアナロ
グ畳み込み処理を実行し、これにより復調のためのフー
リエ変換及び/又は変調のための逆フーリエ変換をアナ
ログ処理段で実行する変換回路を備える。
【0011】すなわち、本発明に係る直交周波数分割多
重通信装置は、従来のように、受信機又は送信機におけ
る高速フーリエ変換回路又は高速逆フーリエ変換回路に
MCMアルゴリズム又はCMCアルゴリズムの全体を組
み込むのではなく、フーリエ変換処理及び逆フーリエ変
換処理を分散された複数の素子により実現する。このよ
うな構成は、従来の通信装置において必要であったいく
つかの処理をMCMアルゴリズム又はCMCアルゴリズ
ムの一部の処理とともに実現できるという利点を有す
る。特に、MCMアルゴリズムにおける2つの乗算処理
は、中間周波数から高周波へのアップコンバート処理又
は高周波から中間周波数へのダウンコンバート処理、及
び変調又は復調、すなわちIQ変調又はIQ復調処理と
組み合わせて実行することができる。したがって、本発
明に基づく変換回路は、最下位の中間周波数処理段に設
けることが好ましい。
【0012】さらに、MCMアルゴリズムを用いる場
合、アナログ素子により実行しなくてはならない処理
は、高い帯域幅を必要とする処理、すなわち、アップコ
ンバート又はダウンコンバート乗算処理及び畳み込み処
理のみであり、IQ変調及びIQ復調処理は、望ましい
場合は、デジタル処理段で実行することができる。
【0013】さらに、直交周波数分割多重システムは、
時間多重半二重(time multiplex semi duplex)通信方
式であるため、MCMアルゴリズムを組み込んだ送受信
機の場合、チャープ信号の極性を変更するのみで、受信
処理及び送信処理に共通のアナログ畳み込み回路及びア
ナログ乗算器を用いることができる。
【0014】さらに、本発明によれば、高速フーリエ変
換を実行するための相関回路をOFDM時間同期の実行
にも利用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る直交周波数分
割多重(OFDM)通信装置について、図面を参照して
詳細に説明する。
【0016】以下の実施の形態ではMCMアルゴリズム
を組み込んだ通信装置について説明する。MCMアルゴ
リズムを用いた形態は、柔軟性が高い。しかしながら、
本発明は、以下の実施の形態に限定されることなく、C
MCアルゴリズムを用いても実現できることは、当該技
術分野の専門家にとって明らかである。
【0017】図1は、OFDM方式の通信装置1の構成
を示す図である。通信装置1は、データバス4を介して
データプロセッサ5に接続されている。通信装置1は、
アンテナ3と、本発明に基づく変換回路2を備える。変
換回路2は、少なくともアナログフーリエ変換(FT)
/逆フーリエ変換(IFT)機能を有している。
【0018】通信装置1は、アンテナ3を介してOFD
M信号を受信し、変換回路2により、受信したOFDM
信号を少なくとも部分的にフーリエ変換して、変換した
信号をデータバス4を介してデータプロセッサ5に供給
する受信機として機能し、データプロセッサ5からデー
タバス4を介してデータ信号が供給され、供給されたデ
ータ信号を変換回路2により少なくとも逆フーリエ変換
してOFDM信号を生成し、このOFDM信号をアンテ
ナ3から送信する送信機として機能する。
【0019】ここで、アナログFT/IFT機能とは、
通信装置1が送信機として機能する場合、MCMアルゴ
リズムにおける少なくとも畳み込み及びそれに続く乗算
がアナログ的に演算されることである。すなわち変換回
路2には、例えば特別に設計されたSAW又は電荷結合
素子(charge coupled device:以下、CCDとい
う。)等の異なる遅延特性を有するアナログ遅延回路を
有する入力段と、アナログ乗算器の後段に設けられ、対
応するチャープ信号が供給されてアナログ遅延回路から
出力された信号にチャープ信号を乗算する出力段とを備
える。変換処理回路2内又は変換処理回路2の前段に設
けられたIQ処理段において、上述の乗算処理の前に必
要な乗算処理を行ってもよい。また、通信装置1が受信
機として機能する場合、少なくとも畳み込み及びこれに
先行する乗算処理がアナログ的に行われ、すなわち、変
換処理回路2は、入力信号にチャープ信号を乗算するア
ナログ乗算器と、その後段に設けられたCCDフィルタ
又はSAW等の対応する異なる遅延特性を有するアナロ
グ遅延素子を備える入力段を備える。後続する乗算処理
は、変換処理回路2内又は変換処理回路の後段に設けら
れたIQ処理段により行う。
【0020】MCMアルゴリズムを実行するために必要
な他の乗算処理、すなわち通信装置1が送信機として機
能する場合は変換処理回路2における変換処理に先行
し、通信装置1が受信機として機能する場合は変換処理
回路2における変換処理に後続する乗算処理は、アナロ
グ的に行ってもデジタル的に行ってもよい。
【0021】図2は、MCMアルゴリズムを使用したア
ナログフーリエ変換の信号フローを説明する図である。
すなわち、図2は、本発明に基づくOFDM受信機内で
実行される乗算処理及びそれに続く畳み込み処理におけ
る信号フローを示す図である。
【0022】縦軸は周波数、横軸は時間であり、グラフ
a,bは、最低周波数f1及び最高周波数f2を有し、
Beを帯域幅すなわちf2−f1とし、TeをOFDM
シンボルのシンボル長として、チャープレート(chirp
rate)−a=−Be/Teを有するチャープ信号Re
(t)とともに圧縮器に供給される伸長された信号(ex
panded signal)を示す。この具体例では、f1とチャ
ープ信号の乗算及びf2とチャープ信号の乗算の2つの
場合を示している。これにより生成されるチャープ信号
は、中央周波数f_eを有する。すなわち、このグラフ
a,bは、上位の入力周波数f2と下位の入力周波数f
1とによる中央周波数f_eの偏移(shift)を示して
いる。
【0023】好ましくは、この処理中に高周波から最低
の中間周波数へのダウンコンバートを行う。この場合、
復調器は不要である。これに代えて、本発明に基づくO
FDM受信機は、図3に示すように、第1のチャープ信
号生成器109から第1のチャープ信号が供給される乗
算器110を備える。この乗算器110は、MCMアル
ゴリズムにおける第1の乗算を行い、好ましくは、同時
にRF信号からIF信号へのダウンコンバートを行う。
ダウンコンバートを同時に行うためには、チャープ信号
の中央周波数は、RF又はIFのそれぞれの入力周波数
の範囲に対応する必要がある。
【0024】チャープ信号は、SAWチャープフィルタ
等の異なる伝播遅延特性を有する素子のインパルス応答
であってもよく、図3に示すようなチャープ信号生成器
109により生成された信号であってもよい。チャープ
信号生成器109は、アナログ形式でチャープ信号を生
成するものであっても、デジタル形式でチャープ信号を
生成するものであってもよい。
【0025】縦軸を周波数、横軸を時間とする図2のグ
ラフcは、圧縮処理、すなわち異なる遅延特性を有する
アナログ遅延素子のインパルス応答Rc(t)が乗算さ
れたRF信号の畳み込みを示す。このような遅延素子
は、異なる周波数に対し異なる伝播遅延特性を有し、例
えばSAWチャープフィルタや特別なCCD等を用いる
ことができる。インパルス応答の長さはTc=2Teと
し、チャープレートはa=Bc/Tcとする。
【0026】この処理は、好ましくは、中央周波数を1
00MHz〜1GHzの間とし、帯域幅を20MHz〜
1MHzとする中間周波数段において実行される。
【0027】図2のグラフa,bに対し、グラフcは、
時間領域における各信号の出現時刻を示す傾斜した直線
である。この具体例においては、周波数f1+f_eが
時刻T1を決定し、周波数f2+f_eが時刻T2を決
定する。図2の右下に示すように、この時刻T1及びT
2の両方において、相関ピークd,eが出力される。時
刻T1,T2における相関ピーク間の破線で示すピーク
d’,e’は、周波数f1とf2の間の入力周波数によ
り生じる。この具体例における周波数分解能=1/Te
は、相関回路(correlator)により決定される。
【0028】図3に示す本発明の具体例においては、こ
のMCMアルゴリズムの畳み込み処理は、乗算器110
の出力信号が供給されるSAW畳み込み回路(convolve
r)により実行される。この具体例においては、乗算器
110及びSAW畳み込み回路111からなる変換回路
2aが図1に示す変換回路2に相当する。これ以外の信
号処理はデジタル的に行ってもよい。すなわち、SAW
フィルタ111の出力信号はアナログ−デジタル変換器
106に供給されてデジタル信号に変換された後、デジ
タルプロセッサ及びIQ復調器112に供給され、さら
にデジタルプロセッサ及びIQ復調器112は、デジタ
ル同相及び直交信号をデマッパ108に供給し、デマッ
パ108は、ベースバンド信号を出力する。
【0029】もちろん、これらのさらなる信号処理は、
少なくとも一部をアナログ的に行ってもよい。例えば、
後述するように、MCMアルゴリズムにおける最後の乗
算処理とIQ生成処理とを結合することもできる。アナ
ログ的な方法は、デジタル的な方法に比べて、60MH
z以上と推定されるより広い帯域幅を取り扱うことがで
きるという利点を有する。60MHz以下程度の帯域幅
では、デジタル的方法の方が柔軟性が高い。
【0030】図3に示す本発明の具体例では、デジタル
プロセッサ及びIQ復調器112は、デジタルアナログ
(digital-to-analog:以下、D/Aという。)変換器
113を介して第1のチャープ信号生成器109に制御
信号を供給する。この制御信号は、第1のチャープ信号
をいつ開始し、第1のチャープ信号がどのようなチャー
プ信号であるべきかを指示する。
【0031】図3に示す具体例では、SAW畳み込み回
路111の出力信号は、A/D変換器106を介してデ
ジタルプロセッサ及びIQ復調器112に供給される。
A/D変換器106は、アンダーサンプリング(unders
amping)により、中間周波数からベースバンド周波数へ
の変換も行う。デジタルプロセッサ及びIQ復調器11
2は、処理後の信号に対し、チャープレート−a=−B
e/Teの第2のチャープ信号Re(t)を乗算する。
第2のチャープ信号は、デジタルプロセッサ及びIQ復
調器112の内部で生成される。さらに、共通のIQ変
調器と同様のRe(t)用の90度位相スプリッタを用
いて、振幅情報と位相情報の分離を行う。
【0032】もちろん、個々の具体例に応じて、MCM
アルゴリズムにおける最後の乗算及びIQ復調処理をア
ナログ段で実行してもよく、これにより得られた同相信
号及び直交信号をA/D変換してデマッパ108に供給
するような構成としてもよい。
【0033】上述のとおり、本発明においては、IQ復
調処理及びMCMアルゴリズムの最後の乗算処理を効果
的に組み合わせて実行する。これは、遅延素子の出力信
号に第2のチャープ信号Re(t)の同相成分を乗算し
てOFDM信号の複素スペクトラムの同相成分を求める
とともに、遅延素子の出力信号に第2のチャープ信号R
e(t)の直交成分を乗算しOFDM信号の複素スペク
トラムの直交成分を求めることにより実現される。この
ような乗算処理は、アナログ信号又はデジタル信号とし
て生成されたチャープ信号を用いて、アナログ的方法又
はデジタル的方法のいずれかにより実行される。もちろ
ん、IQ復調は、一般的に知られているアルゴリズム又
は方法のいずれにより行ってもよい。
【0034】上述したフーリエ変換アルゴリズムを用い
て、連続するOFDMシンボルに対する高速フーリエ変
換を実現できる。
【0035】本発明に基づく、連続するOFDMシンボ
ルに対する処理を図4を用いて説明する。連続する2つ
のシンボルは、ガード期間(guard interval)により分
離されている。第1のシンボルのフーリエ変換は、図4
に示すFT窓(window)内において、後続するシンボル
から影響を受けることなく実行される。
【0036】図4のAは、伸長器(expander)の出力信
号が圧縮器(compressor)に供給されることを示す。こ
の部分は、図2のグラフと類似している。伸長器からの
出力信号は、最低のチャープ信号と最高のチャープ信号
とにより示されている。もちろん、ここに示す2つのチ
ャープ信号間に多数の異なるチャープ信号が存在してい
てもよい。
【0037】図4のBは、伸長器から出力された、圧縮
器に供給された最低のチャープ信号、すなわち最も周波
数の低いチャープ信号が時刻T1における出力信号の第
1のピークを発生することを示す。最高のチャープ信号
及び最低のチャープ信号と最高のチャープ信号との間の
チャープ信号は、時刻T1における出力信号に関与しな
い。
【0038】図4のCは、圧縮器に供給された最高のチ
ャープ信号が時刻T2における出力信号を発生すること
を示す。時刻T1と時刻T2の間の期間がFT窓に対応
する。最低のチャープ信号と最高のチャープ信号との間
に存在する全てのチャープ信号が時刻T1と時刻T2と
の間に出力信号を発生する。最低のチャープ信号及び中
間のチャープ信号は、時刻T2における出力信号には関
与しない。また、後続する最低のチャープ信号は、時刻
T1における出力信号に関与しない。
【0039】以下、図3に示す具体例に加えて、本発明
を適用した通信装置の4つの変形例について説明する。
以下のこれら4つの変形例に関する説明において、同
一、類似、又は対応する要素については、同様の参照符
号を付す。
【0040】図5のAは、本発明の第1の変形例を示す
図である。OFDM受信機内のフロントエンドモジュー
ル(図示せず)からの中間周波数(IF)信号は、乗算
器6に供給され、乗算器6は、第1のチャープ信号生成
器10bにより生成された第1のチャープ信号Re
(t)をこのIF信号に乗算する。また、フロントエン
ドモジュールからの信号が高周波信号である場合、乗算
器6は、上述の具体例と同様、高周波から中間周波への
ダウンコンバート処理を同時に行う。
【0041】第1のチャープ信号Re(t)は、アナロ
グ信号であってもデジタル信号であってもよく、また、
例えばSAWチャープフィルタ又はCCD等のチャープ
フィルタのインパルス応答を用いて生成してもよい。第
1のチャープ信号生成器10bには、時間同期信号及び
周波数同期信号が入力され、この時間及び周波数同期信
号に基づいて、第1のチャープ信号Re(t)が生成さ
れる。これにより、第1のチャープ信号Re(t)の開
始時刻及び中央周波数が制御される。
【0042】乗算器6からの出力信号は、畳み込み回路
7に供給される。畳み込み回路7は、SAWフィルタ又
はCCDによるアナログ畳み込み処理を行う。この畳み
込み回路7及び乗算器6は、受信機の変換回路2aを構
成する。変換回路2aは、OFDM受信機のアナログ段
に組み込まれており、MCMアルゴリズムにおける第1
の乗算処理及び畳み込み処理を実行する。
【0043】この変換回路2aからの出力信号は、第2
の乗算器8及び第3の乗算器9に供給される。第2の乗
算器8は、変換回路2aから供給された信号に第2のチ
ャープ信号Re(t)を乗算する。第3の乗算器9は、
変換回路2aから供給された信号に90°位相偏移され
た第2のチャープ信号Re(t)を乗算する。すなわ
ち、第2及び第3の乗算器8,9は、MCMアルゴリズ
ムにおける最後の乗算処理を行い、これによりフーリエ
変換処理が完了する。第2のチャープ信号に対する90
°位相スプリッタを用いることにより、復調OFDM信
号の複素スペクトラムの振幅情報及び位相情報が分離さ
れるので、IQ復調処理が同時に実行される。さらに、
この乗算処理により上側波帯及び下側波帯がベースバン
ド信号に変換されるため、中間周波数からベースバンド
へのダウンコンバート処理も同時に行うことができる。
【0044】第1のチャープ信号生成器10bにより信
号拡張のために生成され、乗算器6に供給される第1の
チャープ信号の中央周波数と、第2のチャープ信号生成
器10aにより生成され、IQ復調処理にも使用される
第2のチャープ信号の中央周波数とは、異なるものであ
る。なお、この2つのチャープ信号における中央周波数
以外のパラメータは、全て同一のものであり、したがっ
て、2つのチャープ信号を同様にRe(t)として示
す。時間同期信号及び周波数同期信号が供給される第1
のチャープ信号生成器10bと違い、第2のチャープ信
号生成器10aには、時間同期信号のみが供給される。
これは、この処理段において制御する必要があるのは、
チャープ信号の開始時刻のみであるためである。第2の
チャープ信号の中央周波数は、固定してもよい。すなわ
ち、周波数同期は、第1のチャープ信号の中央周波数を
制御する場合にのみ必要である。
【0045】第2の乗算器8の出力信号は、実信号(re
al signal)として、低域通過フィルタ(low-pass filt
er:以下、LPFという。)13を介してA/D変換器
15に供給され、第3の乗算器9の出力信号は、虚信号
(imaginary signal)として、LPF14を介してA/
D変換器16に供給される。中間周波数からベースバン
ドへのダウンコンバート処理を第2のチャープ信号によ
る乗算処理と同時には行わない場合、このダウンコンバ
ートをA/D変換処理において実行することができる。
【0046】図5のBは、第1の変形例として図5のA
に示したOFDM受信機に対応するOFDM送信機、す
なわち、MCMアルゴリズムを完全にアナログ段のみで
実現するOFDM送信機の構成を示す図である。このO
FDM送信機は、MCMアルゴリズムの最初の乗算処理
にIQ変調及びベースバンドから中間周波数へのアップ
コンバート処理を組み込み、また、MCMアルゴリズム
の最後の乗算処理に中間周波数から高周波へのアップコ
ンバートを組み込んでいる。
【0047】このOFDM送信機のデジタル段(図示せ
ず)からは、実入力信号(real input signal)及び虚
入力信号(imaginary input signal)が入力される。実
入力信号は、D/A変換器28及びLPF26を介し
て、第5の乗算器23に供給される。第5の乗算器23
は、この信号と制御信号に基づいて第2のチャープ信号
を生成する第2のチャープ信号生成器10aにより生成
された第2のチャープ信号Re(t)とを乗算する。こ
の制御信号は、受信機内の時間同期信号と直接比較可能
であり、これによりチャープ信号とOFDM信号の同期
(乗算)処理が達成される。虚入力信号は、D/A変換
器29及びLPF27を介して、第6の乗算器24に供
給される。第6の乗算器24は、この信号に90°位相
偏移された第2のチャープ信号Re(t)を乗算する。
第5及び第6の乗算器23,24の出力信号は、加算器
25に供給され、加算器25は、この2つの信号を加算
し、これにより得られた信号を変換回路2bに供給す
る。変換回路2bは、MCMアルゴリズムにおける畳み
込み処理及び第2の乗算処理をアナログ的に実行する。
【0048】変換回路2bは、図1の変換回路2に相当
し、入力段にアナログ遅延素子7を備え、出力段にアナ
ログ乗算器22を備える。アナログ遅延素子7からの出
力信号は、アナログ乗算器22に入力され、アナログ乗
算器22は、このアナログ遅延素子7から供給された信
号に、第2のチャープ信号生成器10aに供給されてい
る制御信号と同じ制御信号が供給されている第1のチャ
ープ信号生成器10bにより生成された第1のチャープ
信号Re(t)を乗算する。
【0049】上述のように、第2及び第1のチャープ信
号生成器10a、10bによりそれぞれ生成される第2
及び第1のチャープ信号Re(t)は、その中央周波数
を除いて、同一のものである。第2及び第1のチャープ
信号Re(t)について、中央周波数は、異なる場合が
ある。また、これら第2及び第1のチャープ信号Re
(t)は、対応する受信機におけるチャープ信号と同一
のものであり、同一の時間的関係を有している。
【0050】アナログ乗算器22は、MCMアルゴリズ
ムにおける最後の乗算を行うのみではなく、同時に、中
間周波数信号から高周波信号へのアップコンバート処理
を行うこともできる。この高周波信号は、図示しないフ
ロントエンドモジュールを介して送信され、受信機側の
変換回路2aにおいて同様にダウンコンバートされる。
【0051】送信機内で逆フーリエ変換(IFT)を行
うために、受信機内と同じMCMアルゴリズムを使用す
るが、チャープ信号は異なる傾斜を有するものを使用す
る。受信機と送信機では、信号のフローが逆である、す
なわち受信機において入力端子として機能する端子が送
信機においては出力端子として機能し、受信機において
出力端子として機能する端子が送信機においては入力端
子として機能するため、チャープ信号は異なる極性のも
のを用いるが、受動相関回路としては同一の素子を用い
てもよい。
【0052】OFDM受信機の好ましい第2の変形例を
図6のAに示す。第1の変形例に示すOFDM受信機
は、MCMアルゴリズムの全体をアナログ段で実行して
いたが、この第2の変形例に示すOFDM受信機では、
MCMアルゴリズムの一部、すなわち第1の乗算処理及
び畳み込み処理のみをアナログ段で実行する。
【0053】したがって、このOFDM受信機の変換回
路2aは、第1の変形例における変換回路2aと同一の
構成及び機能を有している。アナログ畳み込み回路7の
出力信号は、A/D変換器17を介して、デジタル処理
回路19に供給される。デジタル処理回路19には、時
間同期信号も供給されており、デジタル処理回路19
は、これら変換回路2aからの信号及び時間同期信号に
基づいて、実出力信号及び虚出力信号を生成する。すな
わち、デジタル処理回路19は、MCMアルゴリズムの
第2の乗算処理、すなわちアナログ畳み込み回路7の出
力信号と、デジタル処理回路19内で生成された第2の
チャープ信号との乗算処理及びIQ生成処理を行う。さ
らに、デジタル処理回路19は、中間周波数からベース
バンドへのダウンコンバートも行う。
【0054】この第2の変形例においては、第1のアナ
ログ乗算器6に供給される第1のチャープ信号Re
(t)は、第1のデジタルチャープ信号生成器10cに
より生成される。第1のデジタルチャープ信号生成器1
0cには時間同期信号及び周波数同期信号が供給されて
いる。第1のデジタルチャープ信号生成器10cは、D
/A変換器18を介して、第1のチャープ信号を第1の
乗算器6に供給する。
【0055】このOFDM受信機に対応するOFDM送
信機を図6のBに示す。
【0056】デジタル処理回路34には、実入力信号及
び虚入力信号が供給される。デジタル処理回路34は、
供給される制御信号に基づき、デジタル処理回路34内
部で生成された第2のチャープ信号Re(t)を用い
て、MCMアルゴリズムにおける第1の乗算処理を実行
する。さらに、デジタル処理回路34は、第1の中間周
波数信号へのアップコンバート処理を行う。デジタル処
理回路34から出力される中間周波数信号は、D/A変
換器30を介して変換回路2bに供給される。この変換
回路2bは、第1の変形例に示す変換回路2bと同一の
ものである。
【0057】図6のAに示すOFDM受信機と同様、図
6のBに示すOFDM送信機は、第1のデジタルチャー
プ信号生成器10cを備え、第1のデジタルチャープ信
号生成器10cは、デジタル的に生成した第1のチャー
プ信号Re(t)をD/A変換器31を介して、変換回
路2b内の第4の乗算器22に供給する。第1のデジタ
ルチャープ信号生成器10cは、制御信号に基づいて、
第1のチャープ信号を生成する。
【0058】OFDM受信機の第3の変形例を図7のA
に示す。この第3の変形例におけるOFDM受信機は、
基本的には、第2の変形例に示すOFDM受信機と同様
に機能するが、第2の変形例において、MCMアルゴリ
ズムの第2の乗算処理及びIQ変換処理を行うデジタル
処理回路19は、この第3の変形例においては、IQ生
成器21に置き換えられている。IQ生成器21は、A
/D変換器17の後段に接続され、デジタル的に同相信
号及び直交信号を生成し、生成した同相信号及び直交信
号をCORDIC(coordinate rotation digital comp
uter)演算回路20に供給する。CORDIC演算回路
20は、CORDICアルゴリズムに基づいて、MCM
アルゴリズムの第2の乗算処理を実行し、これにより復
調OFDM信号の複素スペクトラムの実信号及び虚信号
を算出して出力する。この処理のために、CORDIC
演算回路20には、第2の変形例におけるデジタル処理
回路19に供給される時間同期信号と同様の時間同期信
号が供給される。
【0059】CORDICアルゴリズムにより、中間周
波数段における複素乗算処理は、同一の効果を有するベ
ースバンドにおける位相回転に容易に置き換えることが
できる。中間周波数段においてフィルタリングしなくて
はならないベースバンド内のエイリアシング信号は、C
ORDICアルゴリズムにより容易に除去することがで
きるため、CORDICアルゴリズムは、第1の変形例
における各乗算器及びLPFに置き換えて用いることが
できる。
【0060】このOFDM受信機に対応するOFDM送
信機を図7のBに示す。このOFDM送信機の動作は、
図7のAに示すOFDM受信機の動作を単純に逆にした
ものである。すなわち、第2の変形例における図6のB
に示すOFDM送信機が備えるデジタル処理回路34
は、CORDICアルゴリズム演算回路20に置き換え
られており、CORDICアルゴリズム演算回路20
は、第2のチャープ信号を用いて、MCMアルゴリズム
における第1の乗算処理を実行する。
【0061】OFDM受信機の第4の変形例を図8のA
に示す。この第4の変形例においては、第1の変形例と
して図5のAに示すOFDM受信機における乗算器8,
9によるMCMアルゴリズムの第2の乗算処理及びLP
F13,14によるフィルタリング処理がデジタル段に
移行している。すなわち、このOFDM受信機の変換回
路2aの出力信号は、A/D変換器17によりデジタル
信号に変換された後に、乗算器8,9に供給されてい
る。すなわち、この第4の変形例においては、第2及び
第3の乗算器8,9は、デジタル乗算器として実現され
ており、これら乗算器8,9の出力信号はそれぞれデジ
タルLPF13,14に供給される。さらに、第2のチ
ャープ信号は、第3のデジタルチャープ信号生成器10
cによりデジタル信号として生成され、90°位相スプ
リッタ11に供給される。90°位相スプリッタ11
は、第2のデジタルチャープ信号Re(t)を第2の乗
算器8に供給するとともに、90°位相偏移させた第2
のデジタルチャープ信号Re(t)を第3の乗算器9に
供給する。さらに第2のデジタルチャープ信号は、デジ
タル遅延素子36にも供給され、デジタル遅延素子36
は、この第2のデジタルチャープ信号を第1のデジタル
チャープ信号に変換し、D/A変換器18に供給する。
D/A変換器18は、第1のデジタルチャープ信号を第
1のアナログチャープ信号に変換して、変換回路2aの
アナログ乗算器6に供給する。この変換回路2aは、図
5のAを用いて説明した本発明の第1の変形例における
変換回路2aと同一の構成及び機能を有している。ま
た、第3のデジタルチャープ信号生成器10cは、時間
同期信号及び周波数同期信号に基づいて、第2のデジタ
ル信号を生成する。
【0062】このOFDM受信機に対応するOFDM送
信機の構成を図8のBに示す。図7bに示すOFDM送
信機は、基本的に、図8のAに示すOFDM受信機と逆
の処理を行う。
【0063】すなわち、第4及び第5の乗算器23,2
4には、それぞれLPF32,33を介して、実入力信
号及び虚入力信号が供給される。第4及び第5の乗算器
23,24及びLPF32,33は、デジタル素子であ
る。第1の変形例と同様、第4及び第5の乗算器23、
24は、MCMアルゴリズムにおける乗算処理、すなわ
ち、第2のチャープ信号Re(t)による乗算処理を実
行する。この第4の変形例においては、第2のチャープ
信号Re(t)は、第3のデジタルチャープ信号生成器
10cにより生成され、同相信号用に第4の乗算器23
に供給されるとともに、直交信号用にデジタル90°位
相スプリッタにより90°位相偏移されて第5の乗算器
24に供給される。これら第4及び第5の乗算器23,
24の出力信号は、デジタル加算器25に供給され、デ
ジタル加算器25は、これら信号を加算し、これにより
得られた信号をD/A変換器30を介して、変換回路2
bに供給する。この変換回路2bは、図5のBを用いて
説明した第1の変形例における変換回路2bと同様の構
成及び機能を有している。また、この第1の変形例と異
なり、この第4の変形例においては、アナログ乗算器2
2により実行される、MCMアルゴリズムの第2の乗算
処理に必要なチャープ信号は、制御信号に基づいて第3
のデジタルチャープ信号生成器10cにより生成される
第2のチャープ信号と同一の信号であり、デジタル遅延
素子36及びD/A変換器31を介して乗算器22に供
給される。
【0064】本発明の実施の形態に関する上述の説明か
らも明らかなように、フーリエ変換処理及び逆フーリエ
変換処理に必要な主な計算を実行するOFDM通信装置
のアナログ処理段内にアナログ変換回路を設ける本発明
の趣旨を逸脱することなく、本発明の実施の形態は様々
に変形可能である。
【0065】また、以下のシミュレーション結果からも
明らかなように、本発明は、特に欧州電気通信標準化協
会(European Telecommunications Standards Instisut
e:ETSI)の広帯域無線アクセスネットワーク(bro
adband radio access networks:BRAN)システムに
用いて好適である。
【0066】スペクトラム分解能Δfは、伸長器のチャ
ープ信号の期間(Te)に対し、Δf=1/Teとして
決定される。Teの長さを3.2μ秒とすると、FTは
のスペクトラム分解能は、312kHzとなる。さら
に、解析的に求められる帯域幅(analytic bandwidth)
B=a(Bc−Be)(|a|=Bc/Tc=Be/T
e)である。伸長器の帯域幅を20MHzとすると、解
析的に求められる帯域幅は20MHzである。
【0067】本発明に基づく受信機にMCM FTアル
ゴリズムを適用した。図9は、本発明の基づく受信機に
より復調されたOFDM信号のスペクトル分布を示す図
である。
【0068】このシミュレーションにおいて分析された
帯域幅は20MHz帯であり、Te=3.2μ秒、Tc
=6.4μ秒、Be=20MHz、Bc=40MHz、
Δf=312kHz、64ポイントアナログフーリエ変
換、48搬送波を用いたシュミレーションを行った。こ
れら条件は、現在標準的に用いられている高データレー
ト無線LANであるBRANプロジェクトのハイパーラ
ン2(HIPERLAN/2)の条件に近似するもので
ある。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る直交周波数
分割多重通信装置は、乗算/畳み込み/乗算(MCM)
アルゴリズム又は畳み込み/乗算/畳み込み(CMC)
アルゴリズムにおける少なくともアナログ乗算処理及び
アナログ畳み込み処理を実行し、これにより復調のため
のフーリエ変換及び/又は変調のための逆フーリエ変換
をアナログ処理段で実行する変換回路を備える。これに
より、単純な構成で効率的な直交周波数分割多重変調及
び復調を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したOFDM通信装置の概略的な
構成を示す図である。
【図2】図1に示すOFDM通信装置によるアナログフ
ーリエ変換処理を説明する図である。
【図3】本発明を適用したOFDM受信装置の構成を示
す図である。
【図4】図1に示すOFDM通信装置による、連続する
OFDMシンボルに対するフーリエ変換を説明する図で
ある。
【図5】本発明を適用したOFDM受信機及びOFDM
送信機の第1の変形例を示す図である。
【図6】本発明を適用したOFDM受信機及びOFDM
送信機の第2の変形例を示す図である。
【図7】本発明を適用したOFDM受信機及びOFDM
送信機の第3の変形例を示す図である。
【図8】本発明を適用したOFDM受信機及びOFDM
送信機の第4の変形例を示す図である。
【図9】本発明に基づいて復調されたOFDM信号のス
ペクトラムを示す図である。
【図10】従来のOFDM受信機と本発明を適用したO
FDM受信機とを比較して示す図である。
【符号の説明】
1 通信装置、2 変換回路、3 アンテナ、4 デー
タバス、5 データプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エンデルレイン、イアノス ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハ シュトゥットゥガルター シュ トラーセ 106、シュタットガルト テク ノロジー センター ソニー インターナ ショナル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内 (72)発明者 ビルトゥハーゲン、イエンス ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハ シュトゥットゥガルター シュ トラーセ 106、シュタットガルト テク ノロジー センター ソニー インターナ ショナル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内 (72)発明者 ブランコビッチ、ベズリン ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハ シュトゥットゥガルター シュ トラーセ 106、シュタットガルト テク ノロジー センター ソニー インターナ ショナル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内 (72)発明者 クライエム、ベスマ ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハ シュトゥットゥガルター シュ トラーセ 106、シュタットガルト テク ノロジー センター ソニー インターナ ショナル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ高周波及び/又は中間周波数処
    理段及びベースバンド信号を生成又は処理するデジタル
    処理段を有する直交周波数分割多重通信装置において、 乗算/畳み込み/乗算アルゴリズム又は畳み込み/乗算
    /畳み込みアルゴリズムにおける少なくともアナログ乗
    算処理及びアナログ畳み込み処理を実行し、これにより
    復調のためのフーリエ変換及び/又は変調のための逆フ
    ーリエ変換をアナログ処理段で実行する変換回路を備え
    る直交周波数分割多重通信装置。
  2. 【請求項2】 上記乗算/畳み込み/乗算アルゴリズム
    における乗算処理にIQ処理が組み込まれていることを
    特徴とする請求項1記載の直交周波数分割多重通信装
    置。
  3. 【請求項3】 上記変換回路は、入力信号に対してチャ
    ープ信号を乗算することにより該入力信号の周波数変換
    を行うアナログ乗算手段と、上記畳み込み処理を実行す
    るための異なる遅延特性を有するアナログ遅延手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載の直交周波数分割
    多重通信装置。
  4. 【請求項4】 上記変換回路は、上記畳み込み処理を実
    行するための表面弾性波素子又は電荷結合素子を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の直交周波数分割多重通
    信装置。
  5. 【請求項5】 高データレートシステムの一部であるこ
    とを特徴とする請求項1項記載の直交周波数分割多重通
    信装置。
  6. 【請求項6】 上記変換回路は、最下位の中間周波数処
    理段に配設されていることを特徴とする請求項1項記載
    の直交周波数分割多重通信装置。
  7. 【請求項7】 上記変換回路は、高周波から中間周波数
    へのダウンコンバート処理及び中間周波数から高周波へ
    のアップコンバート処理を行うことを特徴とする請求項
    1記載の直交周波数分割多重通信装置。
  8. 【請求項8】 当該直交周波数分割多重通信装置は、直
    交周波数分割多重受信機であり、上記変換回路は、供給
    される直交周波数分割多重高周波信号にチャープ信号を
    乗算する第1のアナログ乗算器と、上記第1のアナログ
    乗算器の中間周波数出力信号に対する畳み込み処理を行
    う、異なる遅延特性を有するアナログ遅延手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の直交周波数分割多重
    通信装置。
  9. 【請求項9】 上記畳み込み処理が施された中間周波数
    信号に位相偏移されていない上記チャープ信号を乗算
    し、実ベースバンド信号を出力する第2の乗算器と、上
    記畳み込み処理が施された中間周波数信号に90°位相
    偏移された上記チャープ信号を乗算し、虚ベースバンド
    信号を出力する第3の乗算器とを備える請求項8記載の
    直交周波数分割多重通信装置。
  10. 【請求項10】 上記畳み込み処理が施された中間周波
    数信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換
    器と、 上記アナログデジタル変換器から供給されたデジタル信
    号に変換された中間周波数信号に基づいて、実ベースバ
    ンド信号と虚ベースバンド信号とを生成及び出力するデ
    ジタル処理回路を備えることを特徴とする請求項8記載
    の直交周波数分割多重処理回路。
  11. 【請求項11】 上記畳み込み処理が施された中間周波
    数信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換
    器と、 上記アナログデジタル変換器から供給されたデジタル信
    号に変換された中間周波数信号に対し、CORDIC演
    算処理を施すCORDIC演算回路と、 実ベースバンド信号及び虚ベースバンド信号を出力する
    IQ復調器とを備える請求項8記載の直交周波数分割多
    重通信装置。
  12. 【請求項12】 上記変換回路は、少なくとも1つの制
    御信号が供給され、該制御信号に基づいて上記第1のア
    ナログ乗算器用のチャープ信号を生成し、当該直交周波
    数分割多重通信装置の時間同期及び周波数同期を実行す
    ることを特徴とする請求項8記載の直交周波数分割多重
    通信装置。
  13. 【請求項13】 当該直交周波数分割多重通信装置は、
    直交周波数分割多重送信機であり、上記変換回路は、送
    信すべきベースバンド信号に基づく中間周波数信号に対
    する畳み込み処理を行う、異なる遅延特性を有するアナ
    ログ遅延手段と、上記アナログ遅延手段から出力される
    上記畳み込み処理が施された中間周波数信号にチャープ
    信号を乗算して直交周波数分割多重信号を出力する第4
    のアナログ乗算器とを備えることを特徴とする請求項1
    記載の直交周波数分割多重通信装置。
  14. 【請求項14】 上記ベースバンド信号の実成分に位相
    偏移されていない上記チャープ信号を乗算する第5の乗
    算器と、 上記ベースバンド信号の虚成分に90°位相偏移された
    上記チャープ信号を乗算する第6の乗算器と、 上記第5の乗算器の出力信号及び上記第6の乗算器の出
    力信号を加算して、これにより得られた中間周波数信号
    を上記変換回路に供給する加算器とを備えることを特徴
    とする請求項13記載の直交周波数分割多重通信装置。
  15. 【請求項15】 上記ベースバンド信号の実成分及び虚
    成分が供給され、これに基づくデジタル中間周波数信号
    を出力するデジタル処理回路と、 上記デジタル処理回路から供給されたデジタル中間周波
    数信号をアナログ信号に変換して上記変換回路に供給す
    るデジタルアナログ変換器とを備える請求項13記載の
    直交周波数分割多重通信装置。
  16. 【請求項16】 上記ベースバンド信号の実成分及び虚
    成分が供給され、上記中間周波数信号をIQ変調器及び
    アナログデジタル変換器を介して上記変換回路に供給す
    るCORDIC演算回路を備える請求項13記載の直交
    周波数分割多重通信装置。
  17. 【請求項17】 上記アナログ遅延手段は、アナログチ
    ャープフィルタを備えることを特徴とする請求項8記載
    の直交周波数分割多重通信装置。
  18. 【請求項18】 当該直交周波数分割多重通信装置は、
    直交周波数分割多重変調された信号を送受信する送受信
    機であり、上記アナログ変換回路は、高周波から中間周
    波数へのダウンコンバート処理及び中間周波数から高周
    波へのアップコンバート処理を行う受信機能と、少なく
    とも1つの制御信号が供給され、該制御信号に基づいて
    上記第1のアナログ乗算器用のチャープ信号を生成し、
    当該直交周波数分割多重通信装置の時間同期及び周波数
    同期を実行する送信機能とを有することを特徴とする請
    求項1記載の直交周波数分割多重通信装置。
  19. 【請求項19】 上記チャープ信号は、アナログチャー
    プ信号生成器に含まれるチャープフィルタのインパルス
    応答としてアナログ的に生成されることを特徴とする請
    求項8記載の直交周波数分割多重通信装置。
  20. 【請求項20】 上記チャープ信号は、デジタルチャー
    プ生成器によりデジタル的に生成されることを特徴とす
    る請求項8記載の直交周波数分割多重通信装置。
  21. 【請求項21】 BRANシステムにおいて使用される
    ことを特徴とする請求項1記載の直交周波数分割多重通
    信装置。
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