JPH0974366A - ダイレクトコンバージョン受信機 - Google Patents

ダイレクトコンバージョン受信機

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JPH0974366A
JPH0974366A JP7226639A JP22663995A JPH0974366A JP H0974366 A JPH0974366 A JP H0974366A JP 7226639 A JP7226639 A JP 7226639A JP 22663995 A JP22663995 A JP 22663995A JP H0974366 A JPH0974366 A JP H0974366A
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JP
Japan
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signal
broadcast
broadcast signal
signals
modulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP7226639A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Sasaki
満 佐々木
Kazuo Takayama
一男 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる変調方式の放送を単一の受信復調手段
で受信し復調する。 【解決手段】 アンテナ14で受信された受信信号は、
乗算器17,18で局部発振器19からの出力およびそ
の90度位相変換された出力と混合されて、90度位相
の異なるI信号およびQ信号に直交変換される。両信号
は、OFDM変調放送方式の専有周波数帯域の信号を濾
波することが可能な通過帯域を有するフィルタ21,2
2でそれぞれ濾波されたのち、演算処理手段30に与え
られる。演算処理手段30では、両信号を演算処理して
AM放送、FM放送およびOFDM放送のうち所望とす
る変調方式の放送の専有周波数帯域の帯域幅に帯域制限
したのちに、当該変調方式に対応した演算処理を施して
復調する。さらに復調出力が符号化されている場合は復
号する。復調および復号された受信信号は、スピーカ3
3または文字出力手段32から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイレクトコンバ
ージョン方式の受信機に関し、更に詳しくは、振幅変調
放送、周波数変調放送、およびマルチキャリア変調放送
の受信に共用することができるダイレクトコンバージョ
ン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】音声放送や映像放送などにおいて、マル
チキャリア変調方式を用いたデジタル放送が近年注目さ
れている。マルチキャリア変調方式は、周波数分割多重
変調方式と称される場合もある。
【0003】マルチキャリア変調方式を用いたデジタル
放送は、送信すべきデータを多数の搬送波に分割して割
当て、割当てられたデータによって各搬送波をそれぞれ
変調して多重して送信する放送である。したがって、各
搬送波に割当てられ、その搬送波を変調するデータであ
るシンボル信号は、分割する前の元のデータのシンボル
信号よりも低速になり、隣接するシンボル信号間の間隔
が長くなる。これによって、マルチキャリア変調方式で
変調された放送波は、反射波による遅延時間の影響を受
けにくくなる。また、多数の搬送波のうち隣接する搬送
波間の間隔はたとえば1KHzに設定される。すなわ
ち、搬送波1波当たりの帯域幅は従来の放送と比較して
狭い。この帯域内では、受信電力の時間的変動などフェ
ージングがほぼ平坦であると見做すことができる。
【0004】このような理由によって、マルチキャリア
変調方式のマルチパス干渉の影響を受けにくい。本変調
方式では、搬送波の数を増すほど、マルチパスによる干
渉妨害を抑えることができる。さらに、このデジタル放
送では、マルチキャリア変調方式に周波数インタリーブ
および時間的インタリーブを組合わせて、さらにマルチ
キャリア変調方式を用いた伝送システムの性能を向上さ
せることが考えられている。
【0005】マルチキャリア変調方式を用いたデジタル
放送のうち、オーディオ放送に関しては、国際電気通信
連合の下部組織である無線通信セクタにおいて世界統一
勧告が作成され、国際標準が作成されつつある。ヨーロ
ッパでは、EUREKA−147プロジェクトなどの移
動体向けデジタルオーディオ放送が実用化されつつあ
る。日本においても、76〜90MHzのFM放送帯を
用いたDSBと称されるデジタル放送の実用化が考えら
れている。
【0006】オーディオ放送を受信する受信機は、振幅
変調(以後、「AM」と略称する)放送や周波数変調
(以後、「FM」と略称する)放送など、異なる変調方
式の放送をどちらも受信することができる一体型の受信
機として構成されていることが多い。前述したデジタル
放送を受信する受信機においても、デジタル放送の他
に、AM放送やFM放送を受信することができる一体型
の受信機として構成されることが考えられる。
【0007】図4は、デジタル放送、AM放送、および
FM放送を受信し復調することができる受信機1の電気
的構成を示すブロック図である。アンテナ2で受信され
た放送波は、放送の変調方式に応じて、FMフロントエ
ンド3、AMフロントエンド4およびDSBフロントエ
ンド5にそれぞれ与えられる。このように一体型の受信
機には、フロントエンドと称される受信復調器が復調可
能な変調方式の数だけ備えられる。フロントエンドと
は、アンテナで受信した放送波を、各変調方式に対応し
た手法で変換し復調するものである。単一のフロントエ
ンドでは、単一の変調方式の放送波を復調することがで
きる。
【0008】各フロントエンド3〜5で復調された放送
信号は、オーディオ出力として出力され、共通の増幅回
路で増幅されたのちに、スピーカから音響として出力さ
れる。また、DSBフロントエンドにおいて復調された
デジタル放送の放送信号は、データ出力として、デジタ
ル信号のまま出力することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
の変調方式の放送を受信し復調することができる一体型
の受信機には、復調可能な変調方式の数だけフロントエ
ンドが必要とされる。各フロントエンドはそれぞれ固有
の構成を有するので、フロントエンド毎に独立して、高
周波を周波数変換する回路や復調回路を備える必要があ
り、部品点数が増加する。これによって、受信機が大型
化する。
【0010】また、各フロントエンド毎に、周波数変換
のための局部発振器などを備える場合、別のフロントエ
ンドの局部発振器の出力がアンテナ出力に混入し、イメ
ージ混信などが生じることがある。
【0011】本発明の目的は、AM放送、FM放送およ
びデジタル放送を受信し復調することができる受信機で
あって、装置を小型化することができるダイレクトコン
バージョン受信機を提供することがである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、振幅変調方式
放送の放送信号、周波数変調方式放送の放送信号、およ
びマルチキャリア変調方式放送の放送信号を受信する受
信手段と、相互に位相が異なる第1および第2基準信号
を発生する基準信号発生手段と、受信手段で受信した放
送信号と前記第1および第2基準信号とを、それぞれ混
合する第1および第2混合手段と、前記第1および第2
混合手段の出力から、予め定める周波数帯域の出力だけ
をそれぞれ通過させる第1および第2フィルタ手段と、
前記第1および第2フィルタ手段からの出力を、相互に
演算処理して放送信号を復調する演算手段とを含むこと
を特徴とするダイレクトコンバージョン受信機である。 本発明に従えば、ダイレクトコンバージョン受信機は、
異なる複数の変調方式によって変調され送信された放送
信号を、単一系統の受信復調手段によって受信し復調す
る。当該受信機は、AM放送、FM放送、およびマルチ
キャリア変調方式放送を、受信し復調する。 受信手段によって受信された放送信号は、その変調方式
に拘わらず、第1および第2混合手段において、第1お
よび第2基準信号と混合される。第1および第2基準信
号は、相互に位相が90度異なり、同一の振幅および周
波数を有する信号である。第1および第2基準信号と混
合された放送信号は、位相だけが相互に90度異なる2
種類の信号に変換される。変換後の信号は、それぞれ第
1および第2フィルタ手段によって、予め定める周波数
帯域の出力だけを濾波され、濾波された出力を相互に関
連付けて演算処理して、所望とする放送信号を復調す
る。 このように、放送信号の変調方式に拘わらず、受信した
放送信号から位相だけが異なる2種類の信号を生成し、
両信号を用いて前記放送信号を復調する。これによっ
て、2種類の信号を用いた演算処理を復調しようとする
放送信号の変調方式に対応させるだけで、AM,FM,
OFDMの各変調方式の放送信号を復調することができ
る。 ゆえに、受信機において、周波数変換や直交変換を行う
混合手段や基準信号発生手段を1系統だけ備えることに
よって、3種類の変調方式の放送信号を復調することが
できる。したがって、従来技術で示した各変調方式毎に
混合手段や基準信号発生手段を備える受信機と比較し
て、部品点数を減少させることができる。
【0013】また本発明は、前記第1および第2フィル
タ手段は、低域通過フィルタであり、前記予め定める周
波数帯域は、振幅変調方式放送の放送信号、周波数変調
方式放送の放送信号、およびマルチキャリア変調方式放
送の放送信号のうち、最も専有周波数帯域の帯域幅の広
い放送信号と第1および第2基準信号とを混合した出力
を通過させることができる帯域幅を有することを特徴と
する。 本発明に従えば、第1および第2フィルタ手段の通過帯
域は、AM放送、FM放送およびOFDM放送のうち、
最も広い専有周波数帯域を有する放送の帯域幅以上の帯
域幅を有する。これによって、たとえば少なくとも最も
専有周波数帯域の広いOFDM放送の帯域幅に第1およ
び第2フィルタ手段の通過帯域を合わせておけば、当該
フィルタ手段を用いてAM放送、およびFM放送の放送
信号を濾波することができる。ゆえにフィルタ手段を共
用することができる。
【0014】また本発明は、前記演算手段は、第1およ
び第2混合手段からの出力に、復調するべき放送信号の
変調方式に対応し変調方式毎に異なる演算処理を行っ
て、放送信号を復調することを特徴とする。 本発明に従えば、放送信号の復調は、変換され位相の異
なる2種類の信号を、演算処理して行われる。当該演算
処理は、復調しようとする放送信号の変調方式によって
異なる。たとえば、演算手段としてDSP(Digital Si
gnalProsessor)と称される演算素子を用い、放送信号
の変調方式に応じて、DSPで行われる演算処理のプロ
グラムを変更する。これによって、演算手段として1系
統の演算素子と、各変調方式に応じたプログラムを準備
するだけで、多数の変調方式の放送信号を復調すること
ができる。
【0015】また本発明は、前記演算手段は、第1およ
び第2混合手段からの出力から、予め定める周波数帯域
の出力だけを通過させるように演算処理する第3および
第4フィルタ手段を含み、前記第3および第4フィルタ
手段の周波数帯域は、復調するべき放送信号の変調方式
に対応して変更されることを特徴とする。 本発明に従えば、第1および第2フィルタ手段で帯域制
限された放送信号は、さらに第3および第4フィルタ手
段で、当該放送信号の変調方式の帯域幅に応じて帯域制
限される。第3および第4フィルタ手段は、演算処理に
よって帯域制限するいわゆるデジタルフィルタで実現さ
れる。デジタルフィルタは、設定される係数を変更する
だけで、帯域制限する帯域幅を変更することが容易であ
る。 またデジタルフィルタでは、デジタル信号を入力する
と、当該デジタル信号をそのサンプリング周波数よりも
高いサンプリング周波数でサンプリングを行った場合と
ほぼ等しい出力が得られる。ゆえに、第1および第2フ
ィルタ手段のフィルタ特性を緩やかなものとしておい
て、第3および第4フィルタ手段をデジタルフィルタと
してサンプリング周波数を高くする構成とすると、第3
および第4フィルタ手段を通過した出力は、受信した放
送信号を急峻なフィルタ特性を有するフィルタで濾波し
た場合の出力と等価となる。 第3および第4フィルタ手段は、演算処理で実現するこ
とができる。ゆえに、この演算処理を復調処理で用いら
れるDSPで実施させるようにすると、サンプリング変
更回路や、ベースバンドフィルタなどの付加回路を省略
することができる。
【0016】また本発明は、前記放送信号は、送信すべ
き基本信号が符号化された信号であり、前記演算手段
は、復調された放送信号を演算処理して復号して、基本
信号を再生する復号手段をさらに含むことを特徴とす
る。 本発明に従えば、たとえばOFDM放送などでは、アナ
ログ信号の音声信号などの基本信号を符号化して、デジ
タル信号に変換している。またその際に、信号には送信
すべきデータ量を減少させるため音声圧縮処理と呼ばれ
るデータ変換などが施される。また、マルチパス妨害を
軽減させるために、インタリーブと称されるデジタル信
号の送信順の入換え処理が施されている場合もある。放
送信号を演算手段で演算処理して得た復調出力は、符号
化されたままであり、送信された基本信号を得るには、
復調出力をさらに復号化する必要がある。当該受信機で
は、復調出力の復号化を演算手段において演算処理して
行う。これによって、復号化のための復号回路をDSP
で実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるダイレクトコンバージョン受信機11の電気的構成
を示すブロック図である。受信機11は、AM放送、F
M放送およびマルチキャリア変調方式のデジタル放送を
受信し復調することができる受信機である。
【0018】マルチキャリア変調方式は、所定のデータ
長を有するL個のデータからなるデータ列に基づいて、
L本の搬送波をそれぞれ変調し、変調された搬送波であ
る変調波を多重して多重信号を作成する変調方法であ
る。本実施形態では、マルチキャリア変調方式として直
交周波数分割変調方式(Orthogonal FrequencyDivision
Multiplexing;以後、「OFDM方式」と略称する)
を用いる。OFDM方式は、周波数利用効率が最大にな
るマルチキャリア変調方式である。OFDM方式で用い
られる搬送波は所定の時間Tsで互いに直交する。時間
Tsで直交するとは、L本の搬送波のうちの任意の2本
の搬送波を掛合わせて所定の時間Tsにわたって積分す
ると値が0になることを示す。
【0019】すべての搬送波が直交するように並べられ
ているならば、各搬送波の変調方式は、アナログ変調方
式とデジタル変調方式とのどちらを使うこともできる。
本実施形態では、直交位相変調(Quadrature Phase Shi
ft Keying;以後「QPSK」と略称する)変調方式を
用いる。また、実用化されるデジタルオーディオ放送に
おいては、直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modul
ation;以後「QAM」と略称する)を用いることが考
えられている。
【0020】QPSK変調方式は、同一周波数で位相差
が90度である2つの搬送波、すなわち互いに直交する
2つの搬送波を用い、各搬送波をそれぞれ変調すべきデ
ータであるベースバンド信号によって搬送波の位相を1
80度切換えて変調し、変調された2本の搬送波を多重
して送信すべき変調波を生成する変調方式である。QA
M変調方式は、互いに直交した2つの搬送波を用い、各
搬送波に対してベースバンド信号によって振幅を変化さ
れる振幅変調と位相を変化させる位相変調とを同時に行
い、変調された2本の搬送波を多重して送信すべき変調
波を生成する変調方式である。
【0021】各搬送波の変調にQPSK変調方式やQA
M変調方式が用いられる場合には、各送信信号は同一周
波数で位相が90度異なる2本の搬送波をそれぞれ変調
して多重された信号である。すなわち、前記デジタル放
送の多重信号は、同一位相のL個の変調された搬送波を
多重して第1多重信号を構成し、さらに位相の異なる2
種類の第1多重信号を多重した構成を有する。
【0022】受信機11が受信するデジタル放送信号で
ある多重信号の信号構成を以下に説明する。多重信号は
L本の搬送波がL個の変調データによって、それぞれ変
調されて生成された変調信号を多重して構成される。
【0023】搬送波はL本、たとえば1536本用いら
れる。各搬送波の中心周波数と隣接する搬送波の中心周
波数との間隔は1KHzに設定される。多重信号の専有
周波数帯域は、FM放送やAM放送の専有周波数帯域と
比較して広帯域幅を有する。1本の搬送波を変調する多
数の変調データからなるベースバンド信号は、76シン
ボルを1フレームとして構成される。1シンボルには、
データを送信する為に用いられる有効シンボルとガード
インターバルとが含まれる。
【0024】ガードインターバルは、マルチパス妨害な
どにおいて、反射波が遅延して送信波と干渉し、シンボ
ル間の直交性が乱されることを防止するために設けられ
る。受信機では、送信された多重信号を復調するとき
に、送信シンボルのうち有効シンボルに含まれるデータ
だけを復調する。このように、信号内にガードインター
バルを設けることによって、たとえばマルチキャリア変
調方式の送信機から直接送信された直接波以外に、直接
波とは別の経路であり直接波が伝送された経路よりも長
い経路をたどって搬送波のアンテナに入力された場合に
おいて、搬送波の遅延時間がガードインターバルの長さ
以下であるならば、マルチパス妨害の影響を排除するこ
とができる。したがって、マルチパス妨害の影響を軽減
することができる。
【0025】搬送波を変調するL個の変調データは、た
とえば放送番組の放送信号を所定のデータ長で分割した
データから作成される。放送番組はオーディオ放送であ
っても良く、文字放送などであっても良い。また放送信
号は、アナログ信号であっても良く、デジタル信号であ
ってもよい。さらに、複数の放送番組のデータである放
送信号を同時に送信するようにしてもよい。複数の放送
信号を一括して送信する場合には、予め送信するべき複
数の放送信号を、たとえば時分割多重方式などの方法を
用いて多重しておいてもよい。
【0026】また、L個の変調データは、放送信号を分
割したデータを送信する順番を任意に入換えるインタリ
ーブを施して、時間軸上および周波数軸上において、変
調データによって変調された送信信号が、元の放送信号
に対し規則的に並ばないように割当てるようにしてもよ
い。
【0027】再び図1を参照して、受信機11の構成を
以下に説明する。
【0028】アンテナ14で受信された受信信号は、増
幅回路15で増幅される。増幅回路15は、たとえばO
FDM変調方式放送の専有周波数帯域程度の広帯域の信
号を、均一に増幅することができる。
【0029】受信信号は、増幅回路15で増幅され帯域
通過フィルタで濾波された後に、乗算器17,18にそ
れぞれ与えられる。乗算器17,18では、高周波であ
る受信信号を、受信信号よりも低周波の信号に変換す
る。同時に、位相の異なる2種類の信号であるI信号と
Q信号とを生成する直交変換を行う。
【0030】乗算器17では、帯域通過フィルタからの
出力と局部発振器19から出力される予め定める高周波
の周波数の出力とが混合されて、受信信号よりも低周波
の信号であるI信号が出力される。乗算器18では、帯
域通過フィルタからの出力と、局部発振器19からの出
力を位相変換器20において90度位相が遅らされたま
たは進められた出力とが混合され、I信号とは位相が9
0度異なる低周波のQ信号が出力される。局部発振器1
9は、従来技術のAM放送受信機やFM放送受信機と比
較して、広帯域にわたる周波数を発振することができ
る。たとえば、OFDM変調方式放送の放送信号の周波
数帯域と同程度の広帯域の周波数帯域にわたって、出力
を発振することが可能である。
【0031】I信号およびQ信号は、それぞれフィルタ
21,22によって濾波され、増幅回路24,25で増
幅される。その後に、アナログ/デジタル変換回路2
7,28でデジタル信号に変換されて、演算処理手段3
0に与えられる。
【0032】フィルタ21,22はたとえば低域通過フ
ィルタで実現される。その通過帯域幅は、受信機11で
復調可能な変調方式において用いられる専有周波数帯域
の帯域幅のうち、最も広い帯域幅を有する専有周波数帯
域に併せて設定される。たとえば本実施形態では、受信
機11は、AM放送、FM放送、およびOFDM変調方
式のデジタル放送を受信することができる。AM放送の
専有周波数帯域は10kHzの帯域幅を有する。FM放
送の専有周波数帯域は300kHzの帯域幅を有する。
デジタル放送の専有周波数帯域は1MHzの帯域幅を有
する。このような場合には、フィルタ21,22のカッ
トオフ周波数fcは、最も帯域幅の広いデジタル放送の
受信信号を濾波することができる周波数に設定される。
たとえばカットオフ周波数fcは1.5MHzに設定さ
れる。
【0033】演算処理手段30では、復調すべき放送信
号の変調方式に応じた演算手法で、I信号およびQ信号
を演算処理して所望の帯域の信号を濾波して復調し、伝
送されたデータ信号を得る。
【0034】デジタル放送の多重信号の復調は、たとえ
ば高速フーリエ変換などの数学的手段を用いて演算処理
によって行われる。また、AM放送およびFM放送の変
調信号の復調は、ダイレクトコンバージョンと称される
演算処理によって行われる。このような演算処理は、た
とえばDSP(Digital Signal Prosessor)などの演算
回路において行われる。DSPは、高速フーリエ変換
(Fast FourierTransform;FFTと略称する)の演算
処理に用いられることが知られている。またDSPは、
演算処理のプログラムを変更することによって、FFT
以外にも様々な演算処理において用いることができる。
【0035】演算処理手段30は、振幅変調、周波数変
調、およびOFDM変調のそれぞれに対して、I信号お
よびQ信号を用いて、受信信号によって伝送されたデー
タ信号を復調するためのプログラムを有する。当該手段
30では、聴取者が選択するなどして決定された変調方
式のプログラムを選択し、そのプログラムに基づいて、
I信号およびQ信号を演算処理して復調し、データ信号
を得る。得られたデータ信号は、データ処理手段32に
与えられる。
【0036】データ処理手段32では、データ信号を聴
取者に提示できる態様に変換して出力する。たとえばデ
ータ信号がFMオーディオ放送やAMオーディオ放送な
どの放送信号である場合は、デジタル信号をデジタル/
アナログ変換回路を用いてアナログ信号に変換し、音響
化してスピーカ33から出力する。またデータ信号がデ
ジタル音声放送の放送信号である場合もまた、同様に音
響化してスピーカ33から音響として出力する。さらに
また、データ信号がデジタル文字放送のデータであれ
ば、文字出力手段34において、文字を目視表示させ
る。
【0037】演算処理手段30において行われる演算処
理を以下に説明する。演算処理手段は、フィルタ41,
42、復調手段43、データ変換手段44、および復号
手段45を含んで構成される。これらの手段41〜45
は、DSPにおいてプログラムで実現される機能的手段
であっても良い。
【0038】アナログ/デジタル変換回路27,28か
らそれぞれ出力されるI信号およびQ信号は、フィルタ
41,42に与えられる。フィルタ41,42では、各
信号のうち所望とする放送信号の専有周波数帯域の帯域
幅の出力だけが濾波されて、復調手段43に与えられ
る。
【0039】フィルタ41,42はたとえばデジタルフ
ィルタで実現される。デジタルフィルタは、遅延手段や
演算手段などから構成され、信号を演算処理する。デジ
タルフィルタにデジタル信号を入力すると、当該デジタ
ル信号を信号のサンプリング周波数よりも高いサンプリ
ング周波数でサンプリングを行った場合とほぼ等しい出
力が得られる。このようなデジタルフィルタを使用する
と、直交変換後のフィルタ21,22のフィルタの特性
を緩やかな特性とすることができ、簡単な回路で実現す
ることができる。したがって、受信機11の回路構成を
さらに簡略化することができる。
【0040】またデジタルフィルタは、出力のサンプリ
ング周波数を定める係数を変更するだけで、容易に通過
帯域幅やカットオフ周波数を変更することができる。ゆ
えにこの係数を、所望とされる放送の変調方式によって
定めることによって、単一のフィルタで様々な帯域幅を
有する信号を濾波することができる。
【0041】フィルタ41,42で濾波されたI信号お
よびQ信号は、復調手段に与えられる。復調手段では、
振幅変調、周波数変調、およびOFDM変調の各変調方
式に応じて、I信号とQ信号とを演算処理する。
【0042】たとえば所望とする放送が振幅変調である
場合は、まずI信号とQ信号とをそれぞれ自乗に乗算し
た後に加算する。次いで、加算された信号の平方根を演
算して、この演算結果を復調出力として出力する。すな
わち図2で示すように、I信号とQ信号で規定されるベ
クトル51〜53の大きさを検出し、その大きさの変化
を送信されたデータ信号として得る。
【0043】所望とする放送が周波数変調である場合
は、まずI信号とI信号を予め定める遅延時間だけ遅延
させた遅延I信号とを乗算する。同様に、Q信号とQ信
号を予め定める遅延時間だけ遅延させた遅延Q信号とを
乗算する。さらに同様に、I信号と遅延Q信号とを乗算
し、遅延I信号とQ信号とを乗算する。次いで、I信号
と遅延I信号との乗算結果と、Q信号と遅延Q信号との
乗算結果とを加算する。並行して、遅延I信号とQ信号
との乗算結果から、I信号と遅延Q信号の乗算結果を減
算する。次いで前記信号の加算結果と減算結果との除算
を行う。最後に、前記信号の除算結果から、信号の加算
結果と減算結果との位相のずれを検出し、その検出結果
を復調出力として出力する。すなわち図3に示すよう
に、I信号とQ信号とで規定されたベクトル61が、原
点を中心に矢符62方向に回転する速度を示す位相変化
分Δt1〜Δt3を検出し、その位相変化を送信された
データ信号として得る。
【0044】所望とする放送がOFDM変調である場合
は、まず、I信号およびQ信号を予め定めるサンプリン
グ周波数でサンプリングする。サンプリング周波数は、
たとえば1kHzに設定される。これによって、I信号
およびQ信号に含まれる2L個のサンプリング出力を得
る。次いで、2L個のサンプリング出力に、各搬送波と
同一の周波数の信号をそれぞれ乗算し、2L個の復調出
力を得る。各サンプリング出力と同一周波数信号との乗
算処理は、それぞれ並列的に乗算を行っても良く、FF
Tなどの数学的手段を用いて一括して行うようにしても
よい。
【0045】振幅変調および周波数変調の復調結果は、
そのままデータ処理手段32に出力するようにしてもよ
い。また、OFDM変調を用いるデジタル放送等では、
搬送波を変調したデータ、すなわち復調処理によって得
られたデータが、送信すべき元のデータと異なることが
ある。たとえば、送信すべきデータ量を減少させるため
に、元のデータに音声圧縮処理を施した後に搬送波を変
調することが考えられる。また、デジタル放送では、マ
ルチパス妨害などを減少させるために、インタリーブな
どの処理が施されていることが多い。したがって、デジ
タル放送を復調処理したときには、復調出力をさらにデ
ータ変換し、復号する処理を施す。データ変換処理や復
号処理もまた、演算処理手段30における演算処理によ
って行うことができる。
【0046】復調手段43から出力される復調出力は、
デジタル信号のままデータ変換手段44に与えられる。
データ変換手段44では、2L個の復調出力から、送信
された放送信号を再生する。データ変換手段44では、
2L個の復調データに直並列変換を施す。さらに、変換
されている放送信号にインタリーブが施されている場合
には、インタリーブを解除して、データの並び方を元の
状態に戻す。
【0047】これによって、各搬送波を予め定める変調
方式で変調することができる信号に変換されているデー
タ信号を再生する。たとえば搬送波をQPSK変調方式
で変調する場合、1つの搬送波を変調することができる
信号とは、[1」と「−1」の2値で構成されるデジタ
ル信号である。当該デジタル信号は、「1」と「0」と
の2値で構成されるデジタル信号のうち、たとえば
「1」は「1」に対応し、「−1」は「0」に対応す
る。再生された変換されているデータ信号は、復号手段
45に与えられる。
【0048】復号手段45では、データ変換手段44で
再生された変換されているデータ信号を、「1」および
「0」の2値からなるデジタル信号に変換して、データ
信号を再生する。また、音声圧縮などが施されている場
合は、圧縮を解いて、元の状態に復元する。音声圧縮な
どの処理が施されている場合、施された処理を解除する
手法は、送信されたデータの中に、予めデータとして含
まれていることが多い。復号手段45は、施された処理
を解除するためのデータを読込み、当該データに基づい
て、データ信号に対して施された処理を解除する。この
ようにして再生されたデータ信号は、データ処理手段3
2に与えられ、聴取者に提示される。
【0049】このように本実施形態のダイレクトコンバ
ージョン受信機11では、1系統の受信手段および復調
手段からなるフロントエンドを用いて、複数の変調方式
の放送を受信し復調することができる。したがって、受
信手段を複数用いる場合において、受信手段が互いに干
渉しノイズを生じることを防止することができる。さら
に、受信機の部品点数を減少させることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ダイレクトコンバージ
ョン受信機は、AM,FM,OFDM方式の放送信号
を、単一系統の受信復調手段によって受信し復調する。
当該受信機では、受信した放送信号を、その変調方式に
拘わらず直交変換し、90度位相の異なるI信号および
Q信号に変換したのちに、両信号を用いて復調処理を行
う。
【0051】当該受信機には、基準信号を発生する基準
信号発生手段が1系統だけ備えられ、3種類の変調手段
に対応した受信復調手段において兼用される。ゆえに、
従来技術の受信機のように各受信手段ごとに基準信号発
生手段を備える場合と比較して、受信手段間での干渉な
どが生じることを防止することができる。また、部品点
数が削減されるので、受信機を小型化することができる
と共に、受信機の製造コストを減少させることができ
る。
【0052】また本発明によれば、前記受信機において
受信した放送信号を濾波する第1および第2フィルタ手
段は、広帯域幅を有する。この帯域幅は、AM,FMの
専有周波数帯域の帯域幅よりも広く、OFDM放送の放
送信号をすべて通過させることができる程度に広い。こ
のように、当該受信機において扱う放送信号のうち、最
も専有周波数帯域が広い信号に併せて帯域制限をするこ
とによって、複数の放送信号それぞれの帯域に併せて帯
域制限する必要がなくなる。ゆえに、フィルタ手段を3
種類の受信復調手段において兼用することができる。ま
た、フィルタ手段のフィルタ特性が緩やかになるので、
フィルタの構造を簡略化することができる。したがっ
て、部品点数をさらに削減することができる。これによ
って、受信機の小型化と製造コストの削減を図ることが
できる。
【0053】また本発明によれば、各変調方式の放送信
号は、同一の演算手段において、それぞれ異なる演算処
理を施されて復調される。演算手段は、たとえばDSP
などの演算素子を用いて実現される。DSPは マルチ
キャリア変調受信機において、一般的に復調回路として
用いられるものである。またDSPは、OFDM変調の
復調処理だけでなく、DSPにおいて実施されるプログ
ラムを変更するだけで、そのほかの様々な演算処理を実
施することができる。ゆえに、AMおよびFM放送の復
調をダイレクトコンバージョンと称される演算処理によ
って実施し、DSPに当該演算処理のプログラムを備え
ておくことによって、単一のDSPを用いてAM,F
M,OFDMの各放送信号を復調することができる。し
たがって、復調手段の部品点数をさらに減少させ、受信
機の小型化と製造コストの削減を図ることができる。
【0054】また本発明によれば、直交変換され、第1
および第2フィルタ手段で帯域制限された放送信号は、
さらに第3および第4フィルタ手段で演算処理されて、
所望とする変調方式の専有周波数帯域の帯域幅に帯域制
限される。第3および第4フィルタ手段は、いわゆるデ
ジタルフィルタであり、復調に用いるDSPにおける演
算処理で実現される。これによって、第1および第2フ
ィルタ手段のフィルタ特性は、ゆるやかなものとするこ
とができる。また、DSPの演算処理を増やすだけで、
回路素子を付加しないで実現することができる。ゆえ
に、さらに部品点数を削減することができるとともに、
受信機の小型化および製造コストの削減を図ることがで
きる。
【0055】また本発明によれば、たとえばOFDM放
送などのデジタル放送の放送信号を復調した場合、復調
出力は音声信号などが符号化された信号であることがあ
る。前記受信機は、当該信号を復号してもとの音声信号
を得る復号処理を、復調に用いられるDSPにおける演
算処理として実施する。ゆえに受信し復調した放送信号
がデジタル放送の放送信号であった場合も、放送信号を
復調し復号して、所望とする放送信号を再生することが
できる。また、復号処理は、DSPにおける演算処理で
実施されるので、新たに部品を付加する必要がなくな
る。したがって、部品点数が削減されると共に、受信機
の小型化および製造コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるダイレクトコンバ
ージョン受信機11の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の受信機11の復調手段43でAM変調さ
れた放送波を復調する際において、復調結果として得ら
れるベクトル51〜53の変化を示す図である。
【図3】図1の受信機11の復調手段43でFM変調さ
れた放送波を復調する際において、復調結果として得ら
れるベクトル61の位相変化分Δt1〜Δt3の変化を
示す図である。
【図4】従来技術の受信機1の電気的構成を簡略化して
示す図である。
【符号の説明】
11 ダイレクトコンバージョン受信機 15,24,25 増幅回路 17,18 乗算器 19 局部発振器 20 位相変換器 21,22,41,42 フィルタ 30 演算処理手段 43 復調手段 45 復号手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振幅変調方式放送の放送信号、周波数変
    調方式放送の放送信号、およびマルチキャリア変調方式
    放送の放送信号を受信する受信手段と、 相互に位相が異なる第1および第2基準信号を発生する
    基準信号発生手段と、受信手段で受信した放送信号と前
    記第1および第2基準信号とを、それぞれ混合する第1
    および第2混合手段と、 前記第1および第2混合手段の出力から、予め定める周
    波数帯域の出力だけをそれぞれ通過させる第1および第
    2フィルタ手段と、 前記第1および第2フィルタ手段からの出力を、相互に
    演算処理して放送信号を復調する演算手段とを含むこと
    を特徴とするダイレクトコンバージョン受信機。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2フィルタ手段は、低
    域通過フィルタであり、 前記予め定める周波数帯域は、振幅変調方式放送の放送
    信号、周波数変調方式放送の放送信号、およびマルチキ
    ャリア変調方式放送の放送信号のうち、最も専有周波数
    帯域の帯域幅の広い放送信号と第1および第2基準信号
    とを混合した出力を通過させることができる帯域幅を有
    することを特徴とする請求項1記載のダイレクトコンバ
    ージョン受信機。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、第1および第2混合手
    段からの出力に、復調するべき放送信号の変調方式に対
    応し変調方式毎に異なる演算処理を行って、放送信号を
    復調することを特徴とする請求項1記載のダイレクトコ
    ンバージョン受信機。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、第1および第2混合手
    段からの出力から、予め定める周波数帯域の出力だけを
    通過させるように演算処理する第3および第4フィルタ
    手段を含み、 前記第3および第4フィルタ手段の周波数帯域は、復調
    するべき放送信号の変調方式に対応して、前記放送信号
    だけを通過させることができる帯域幅に変更されること
    を特徴とする請求項1記載のダイレクトコンバージョン
    受信機。
  5. 【請求項5】 前記放送信号は、送信すべき基本信号が
    符号化された信号であり、 前記演算手段は、復調された放送信号を演算処理して復
    号して、基本信号を再生する復号手段をさらに含むこと
    を特徴とする請求項1記載のダイレクトコンバージョン
    受信機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003090368A1 (fr) * 2002-04-22 2003-10-30 Nagoya Industrial Science Research Institute Procede de reception heterodyne de type annulation de signaux d'image et procede de reception par multiplexage en frequence orthogonale de conversion directe
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JP2012533227A (ja) * 2009-07-09 2012-12-20 クゥアルコム・インコーポレイテッド ローカル送受信機のfmラジオとの干渉を防止するためのloシフトの使用

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