JP2001144697A - 送信信号生成回路 - Google Patents

送信信号生成回路

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JP2001144697A
JP2001144697A JP32791999A JP32791999A JP2001144697A JP 2001144697 A JP2001144697 A JP 2001144697A JP 32791999 A JP32791999 A JP 32791999A JP 32791999 A JP32791999 A JP 32791999A JP 2001144697 A JP2001144697 A JP 2001144697A
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Yutaka Tanaka
裕 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送受信装置以外に特別な試験装置を用意するこ
となく、受信回路の詳細な機能ブロック毎の試験を可能
にする送信信号生成回路を提供する。 【解決手段】個別ユーザーデータ挿入回路1は、テスト
モード設定/テストデータ生成回路19からのテストモ
ード選択信号とテストデータ入力信号を受け取り、テス
トモード設定が有効か否かを判断する。テストモード設
定が有効の場合、設定されたテストデータを個別ユーザ
ーデータとして出力する。以下、各種回路2、3、4、
5、6、7、17および18についてもテストモード選
択信号とテストデータ入力信号により、それぞれに設定
されたテストモード設定が有効の場合、設定されたテス
トデータに出力信号を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送信信号生成回路、
特にデジタル伝送装置の受信回路のテスト用に好適な送
信信号生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル伝送装置の受信回路をテ
スト(又は試験)するために用いられる送信信号生成回
路は、例えば特開平6−197060号公報に開示され
ている。例えば、コードレス電話機試験装置において、
親機および子機別々に無線モジュールを含んだ試験を行
えるようにすることにより、親機本体、子機本体又は親
機、子機合わせたコードレス電話機としての評価を行う
ために用いられている。
【0003】図9は、従来の受信回路のテストに用いら
れる送信信号生成回路の1例を示すブロック図である。
この図9に示す送信信号生成回路は、コードレス電話機
試験用送信機101、コードレス電話機試験用受信機1
06およびアンテナ112を含んでいる。このコードレ
ス電話機試験用送信機101は、送信試験モード設定手
段102、送信データ設定手段103、送信回数設定手
段104および送信手段105を有する。
【0004】ここで、送信試験モード設定手段102
は、親機又は子機のいずれについて試験を行うのかを設
定する。送信データ設定手段103は、送信データを設
定する。また、送信回数設定手段104は、送信回数を
設定する。送信手段105は、送信試験モード設定手段
102で設定された送信試験モードに応じて、親機又は
子機用の送信周波数を設定し、送信データ設定手段で設
定された送信データを送信回数設定手段104で設定さ
れた送信回数だけ送信する。尚、送信データ設定手段1
03には、送信データにパリティ演算を施して、この演
算結果を送信データに付与する手段が付加される。
【0005】一方、コードレス電話機試験用受信機10
6は、以下に述べる受信試験モード設定手段107、受
信キャリアスキャニング手段109を含む受信手段10
8、受信データ記憶手段110および表示手段111を
有する。ここで、受信試験モード設定手段107は、親
機又は子機のいずれについての受信試験を行うのかを設
定する。受信手段108は、親機又は子機から送られる
データを受信し、親機の受信周波数帯域と子機の受信周
波数帯域を任意の受信チャネルに受信キャリアスキャニ
ング(走査)する受信キャリアスキャンニング手段10
9を含んでいる。受信データ記憶手段110は、受信キ
ャリアスキャニング手段109で特定された受信チャネ
ルで受信された受信データを記憶するものである。表示
手段111は、受信キャリアスキャニング手段109で
特定された受信チャネルおよび受信データ記憶手段11
0で記憶された受信データを表示する。尚、アンテナ1
12は、コードレス電話機試験用送信機101およびコ
ードレス電話機試験用受信機106に接続されている。
【0006】次に、図9の送信信号生成回路の動作を説
明する。コードレス電話機試験装置では、コードレス電
話機試験用送信機101において、送信手段105が、
送信試験モード設定手段102で設定された送信試験モ
ードに応じて、親機又は子機用の送信周波数を設定す
る。そして、送信データ設定手段103で設定された送
信データを、送信回数設定手段104で設定された送信
回数だけ送信する。尚、送信データ設定手段103に、
送信データにパリティ演算を施してこの演算結果を送信
データに付与する手段が付加されている場合には、送信
データ設定手段103は、送信データを設定すると共
に、送信データにパリティ演算を施して、この演算結果
を送信データに付与する。
【0007】また、コードレス電話機試験用受信機10
6は、受信試験モード設定手段107で設定された受信
試験モードに応じて、受信キャリアスキャニング手段1
09が親機の受信周波数帯域又は子機受信周波数帯域に
おいて任意に受信チャネルの受信キャリアをスキャニン
グする。そして、受信データ記憶手段110は、受信キ
ャリアスキャニング手段109で特定された受信チャネ
ルで受信された受信データを記憶し、表示手段111は
受信キャリアスキャニング手段109で特定された受信
チャネルおよび受信データ記憶手段110で記憶された
受信データを表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術には
幾つかの課題を有する。第1に、コードレス電話の親機
および子機の試験を行うために、コードレス電話試験装
置を用意しなければならないことである。その理由は、
コードレス電話の親機および子機の送受信機を評価する
ために専用の送受信装置を搭載したコードレス電話試験
装置を用意することが前提となっているからである。
【0009】第2に、受信回路を構成している詳細な機
能ブロック単位での試験ができないということである。
その理由は、コードレス電話試験装置単体で親機および
子機それぞれの送受信試験を行うため、無線送受信部分
とデータの変復調の試験を目的とした試験モードの設定
以外に、詳細な機能ブロック単位毎の試験モードの設定
がないためである。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、デジタル伝送装置の開
発に必要な送受信試験モードの設定および試験そのもの
を容易に行えるようにする送信信号生成回路を提供する
ことである。また本発明の他の目的は、デジタル伝送装
置の受信回路を構成している詳細なブロック単位での試
験が可能な受信回路テストに用いる送信信号生成回路を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル伝送
装置の受信回路等のテストに使用される送信信号生成回
路であって、個別ユーザーデータが入力される個別ユー
ザーデータ挿入回路と、この個別ユーザーデータ挿入回
路に接続されるテストモード設定/テストデータ生成回
路とを備えている。このテストモード設定/テストデー
タ生成回路は、テストモード設定信号とテストデータと
をシリアルデータとして、前記個別ユーザーデータ挿入
回路へ出力する。
【0012】この個別ユーザーデータ挿入回路は、選択
回路で構成され、テストモード設定信号に応じて、個別
ユーザーデータ入力信号又はテストデータを選択して出
力する。また、個別ユーザーデータ挿入回路の出力側に
OAM付加回路を設け、警報、エラーおよび設定情報等
の各種OAM情報を付加する。更に、個別ユーザーデー
タ挿入回路の出力側に、CRC符号を生成付加するCR
C付加回路を設ける。更にまた、個別ユーザーデータ挿
入回路の出力側に配置され、データのスクランブルを行
うスクランブル回路を設ける。
【0013】上述したOAM付加回路、CRC付加回路
およびスクランブル回路として、夫々個別および共通デ
ータ用の個別および共通回路を並列に設け、これら両並
列回路のデータを多重回路で多重化して出力する。ま
た、個別ユーザーデータ入力と多重回路の出力側に夫々
折り返し回路を設け、出力データを入力側へ折り返す。
更に、これら折返し回路のループ内にデータのスクラン
ブルを解除する出スクランブル回路、各種データを抽出
するデータ抽出回路および受信データのエラーを確認す
るエラー検出回路を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による送信信号生成
回路の好適実施形態例の構成および動作を、添付図を参
照して詳細に説明する。
【0015】先ず、図1は、本発明による送信信号生成
回路の好適実施形態例のブロック図を示す。これは、本
発明の送信信号生成回路を光加入者側端末に適用した例
を示す。図1は、個別ユーザーデータ挿入回路1、個別
OAM(Operation、Adminis―tration and Managemen
t)付加回路2、個別CRC(Cyclic Redundancy Check)
付加回路3、個別SCR(スクランブル)回路4、共通O
AM付加回路5、共通CRC付加回路6、共通SCR回
路7、多重回路8、DSCR回路9、共通OAM抽出回
路10、個別OAM抽出回路11、個別ユーザーデータ
抽出回路12、共通CRCエラー検出回路13、個別C
RCエラー検出回路14、折り返し回路(A)17、折り
返し回路(B)18およびテストモード設定回路/テスト
データ生成回路19より構成される。
【0016】この実施形態例では、個別ユーザーデータ
入力(図1中右上参照)により入力されたユーザーデータ
を、送信データフォーマットに従い個別ユーザーデータ
挿入回路1で変換し、個別OAM付加回路2で個別ユー
ザーデータに対応した様々な警報、エラーおよび設定情
報等がOAMとして付加される。個別CRC付加回路3
は、この個別ユーザーデータおよびOAMを併せたデー
タにCRC演算を施してCRC符号を生成し付加する。
この個別CRC付加回路3で付加されたCRC符号と、
個別ユーザーデータ、個別OAMをまとめたものがユー
ザーに割り当てられた個別情報となる。個別SCR回路
4は、この個別情報を外部から参照されることの排除
と、デジタル信号の0又は1の偏りをなくすために、送
信データのスクランブル(SCR)を行なう。
【0017】一方、共通OAM付加回路5は、個別ユー
ザーデータとは別に各ユーザー共通の警報、エラーおよ
び設定情報等をOAMとして付加する。共通CRC付加
回路6は、共通OAM付加回路5で付加されたOAMデ
ータを用いてCRC演算を行い、CRCエラー符号を生
成し付加する。共通SCR回路7は、共通OAM付加回
路5で作成された共通OAMデータと、共通CRC付加
回路6で作成されたCRCエラー符号とをまとめてスク
ランブルする。個別SCR回路4および、共通SCR回
路7でスクランブルされたデータは、多重回路8で一つ
にまとめられ送信データとして出力される。
【0018】また、入力された受信データは、スクラン
ブルされた受信データをデスクランブル(DSCR)す
るために、DSCR回路9でスクランブルの解除を行
う。DSCR回路9でデスクランブルされた受信データ
中から共通OAMデータを抽出するため、共通OAM抽
出回路10により共通OAMの抽出が行われる。共通O
AM抽出回路10により抽出されたOAMデータが正し
く受信できているか否かの確認のため、共通CRCエラ
ー検出回路13によりCRCエラー符号の検査を行う。
CRCエラーが存在する場合は、そのエラー情報を送信
側に通知する必要があるため、CRCエラー情報を共通
OAM付加回路5に登録する。
【0019】次に、個別OAM抽出回路11は、共通O
AM抽出回路10で抽出されたOAMデータとは別に、
個別ユーザー用に設定されたOAMデータの抽出を行
う。個別OAM抽出回路11で抽出されたOAMデータ
が正しく受信できていることを確認するため、個別CR
Cエラー検出回路14によりCRC符号のエラー検出を
行う。このとき、CRCエラーが存在する場合は、CR
Cエラー情報を送信側に通知する必要があるため、この
CRCエラー情報を個別OAM付加回路2に登録する。
個別ユーザーデータ抽出回路12は、個別OAM抽出回
路11により抽出されたOAM情報に基づき、受信デー
タの中から個別ユーザーデータを抽出して出力する。
【0020】上述した回路以外の機能として、折り返し
機能がある。そのための回路として、受信データをその
ままの状態で送信データに置き換える折り返し回路
(A)17と、個別ユーザーデータ抽出回路12により
抽出された個別ユーザーデータ出力を個別ユーザーデー
タ入力の代わりに個別ユーザーデータ挿入回路1に入力
する折り返し回路(B)18がある。これら折り返し回
路(B)18および(A)17は、夫々ユーザーデータ
入出力側および送受信データ側に配置されている。
【0021】次に、図2乃至図7を参照して、図1中の
主要回路の詳細又は具体的構成を説明する。図2は、個
別SCR回路4(又は共通SCR回路7)の詳細構成を示
すブロック図である。図2に示す個別SCR回路4は、
SCRパタン生成回路21、選択回路23および排他的
論理和(EXOR)回路24より構成される。SCRパ
タン生成回路21は、個別CRC付加回路3(又は共通
CRC付加回路6)で作成された入力データ信号のスク
ランブルを行うために必要なスクランブルパタンの生成
を行う。選択回路23は、テストモード設定/テストデ
ータ生成回路19からのテストモード選択信号により、
SCRパタン生成回路21から出力されるスクランブル
パタン又は“0”固定信号22の一方を選択する。排他
的論理和回路24は、個別CRC付加回路3からの入力
データ信号と選択回路23の出力との排他的論理和を行
い、SCR出力信号を多重回路8に出力する。
【0022】図3は、個別CRC付加回路3(又は共通
CRC付加回路6)の構成を示すブロック図である。図
3のCRC付加回路3は、CRCパタン生成回路31、
1対の排他的論理和回路32、33および多重回路35
より構成される。CRCパタン生成回路31は、CRC
符号生成多項式により決められたパタンを生成し出力す
る回路である。CRCパタン生成回路31から出力され
たCRCパタンと入力データ信号とを用いて排他的論理
和回路32により、CRC符号34が生成され他の排他
的論理和回路33に入力される。排他的論理和回路32
からのCRC符号34とテストモード選択信号との排他
的論理和回路33による排他的論理和出力を入力データ
信号と共に多重回路35で多重化することでCRC符号
付加信号が得られる。
【0023】図4は、個別OAM付加回路2(又は共通
OAM付加回路5)の構成を示すブロック図である。図
4の個別OAM付加回路2は、選択回路41と多重回路
42とにより構成される。デジタル伝送システムに必要
な運用および管理情報であるOAMデータは、図1中の
共通/個別CRCエラー検出回路13、14からのCR
Cエラー信号15、16のように、各種OAMデータ入
力信号として個別OAM付加回路2および共通OAM付
加回路5に入力される。この各種OAMデータ入力信号
とテスト設定/テストデータ生成回路19により設定さ
れたテストデータ入力信号とは、テストモード選択信号
に応じて選択回路41で選択され、OAMデータ43と
して多重回路42に出力される。ユーザーデータ入力信
号と選択回路41で選択されたOAMデータ43とは、
多重回路42により多重化され、OAM付加信号として
出力される。
【0024】図5は、個別ユーザーデータ挿入回路1の
構成を示すブロック図であり、選択回路51により構成
される。この選択回路51は、テストモード設定/テス
トデータ生成回路19により設定されたテストモード選
択信号に応じて、同じくテストモード設定/テストデー
タ生成回路19により設定されたテストデータ入力信号
と個別ユーザーデータ入力信号との選択を行い、個別ユ
ーザーデータ出力信号を出力する。
【0025】図6は、折り返し回路(A)17(又は折
り返し回路(B)18)の構成を示すブロック図であ
り、選択回路61で構成される。この選択回路61は、
折り返しデータ入力信号と通常データ入力信号とをテス
ト設定/テスト信データ生成回路19で設定されたテス
トモード選択信号によって選択する回路である。選択回
路61で選択されたデータは、出力信号として出力され
る。
【0026】図7は、テストモーで設定/テストデータ
生成回路19の構成を示すブロック図であり、テストデ
ータ生成回路71より構成される。このテストデータ生
成回路71は、テスト回路用クロック入力信号と、その
クロックに同期してシリアル入力されるテスト設定デー
タ入力信号およびテスト設定データ入力信号をセットす
るタイミング信号であるテストデータセット信号により
テストモード選択信号およびテストデータ信号が形成さ
れる。
【0027】次に、図1の送信信号生成回路の動作を、
図1乃至図8を参照して説明する。テストモードの設定
およびテストデータの設定は、テスト設定/テストデー
タ生成回路19により行われる。図8は、テストモード
設定/テストデータ生成回路19を構成するテストデー
タ生成回路71の入出力信号の動作を示したものであ
る。図8において、テスト回路用クロック入力信号は、
任意の周波数に設定可能なクロック入力信号であり、テ
スト設定データ入力信号およびテストデータセット信号
は、クロック入力信号に同期して入力される。テスト設
定データ入力信号は、nクロック分のシリアルデータで
あり、テストモード設定/テストデータ生成回路19で
nビット分のパラレルデータに変換される。テストデー
タセット信号の入力タイミングにより、テストモード選
択信号およびテストデータ信号出力は切り替えられる。
nビット分のパラレルデータのうち、先頭から8ビット
分がテストモード選択信号となり、残りの9ビット目か
らnビット目までがテストデータ信号出力となる。
【0028】通常、全くテストモードの選択がなされな
い場合は、テスト設定データ入力信号は“0”に固定さ
れ、テストモード選択信号およびテストデータ信号出力
は常に“0”が出力されることになる。
【0029】図2において、テストモードが設定された
場合には、テストモード選択信号が有効となり、選択回
路23の出力からは“0”固定信号22が出力される。
よって、排他的論理和回路24の出力であるSCR出力
信号は、入力データ信号と同じとなり、受信側でDSC
R回路を使用しなくても、受信入力データの解析が可能
となる。
【0030】図3において、テストモードが設定された
場合には、テストモード選択信号は“1”となり、排他
的論理和回路33の出力は、CRC符号34の反転した
信号となる。多重回路35で付加されるCRC符号を反
転することで、受信側のCRCエラー検出回路でCRC
エラーを任意に発生させることが可能となる。
【0031】図4において、テストモードが設定された
場合には、テストモード選択信号が有効になり、任意の
データに設定されたテストデータ入力信号が選択回路4
1の出力であるOAMデータ43として選択される。こ
のため、伝送システムの運用や保守管理に必要なOAM
データを強制的に設定でき、受信側のOAMデータ検出
回路の動作確認を容易に行うことができる。
【0032】図5において、テストモードが設定された
場合には、テストモード選択信号が有効になるため、テ
ストデータ入力信号が選択回路51の出力個別ユーザー
データ出力信号として選択される。よって、任意の出力
データを設定することが可能となり、相手受信側のデー
タ抽出回路の動作確認が容易となる。
【0033】図6において、テストモードが設定された
場合には、テストモード選択信号が有効になるため、受
信データや個別ユーザーデータ抽出回路12の出力であ
る個別ユーザーデータ出力の折り返しデータ入力信号
が、選択回路61の出力信号として選択される。このた
め、相手伝送回路での送受信データの比較を行うことが
できるようになり、伝送路を含めた伝送システムの品質
確認を行うことが可能である。
【0034】以上、本発明による送信信号生成回路の好
適実施形態例の構成および動作を、添付図を参照して詳
述した。しかし、斯かる実施形態例は、本発明の単なる
例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないこと
勿論である。本発明の要旨を逸脱することなく、種々の
変形変更が可能であること、当業者には容易に理解でき
よう。
【0035】
【発明の効果】上述の説明から明らかな如く、本発明の
送信信号生成回路によると、次の如き種々の顕著な効果
が得られる。第1に、動作試験を行うときに特別な別体
の送受信試験装置が不要であるある。その理由は、送信
回路内部にテストモード設定およびテストデータ信号の
生成を行う回路が存在するからである。
【0036】第2に、受信回路内の故障個所の選定が容
易に行える。その理由は、各機能ブロック毎にテストモ
ードの設定およびテストデータの設定を行っているた
め、必要な機能に限定した動作試験を可能としているか
らである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送信信号生成回路の好適実施形態
例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の個別SCR回路の詳細ブロック図であ
る。
【図3】図1中の個別CRC付加回路の詳細ブロック図
である。
【図4】図1中の個別OAM付加回路の詳細ブロック図
である。
【図5】図1中の個別ユーザーデータ挿入回路の詳細ブ
ロック図である。
【図6】図1中の折り返し回路の詳細ブロック図であ
る。
【図7】図1中のテストモード設定/テストデータ生成
回路の詳細ブロック図である。
【図8】図1の送信信号生成回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図9】従来の送信信号生成回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 個別ユーザーデータ挿入回路 2 個別OAM付加回路 3 個別CRC付加回路 4 個別SCR回路 5 共通OAM付加回路 6 共通CRC付加回路 7 共通SCR回路 8、35、42 多重回路 9 DSCR回路 10 共通OAM抽出回路 11 個別OAM抽出回路 12 個別ユーザーデータ抽出回路 13 個別CRCエラー検出回路 14 共通CRCエラー検出回路 15、16 CRCエラー信号 17 折り返し回路(A) 18 折り返し回路(B) 19 テストモード設定/テストデータ生成回
路 21 SCRパタン生成回路 23、41、51、61 選択回路 24、32、33 排他的論理和回路 31 CRCパタン生成回路 34 CRC符号 43 OAMデータ 71 テストデータ生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/14 H04L 13/00 315A Fターム(参考) 5K014 AA01 AA05 BA02 BA06 EA00 GA05 GA06 HA00 5K028 AA06 BB04 DD01 DD02 EE07 KK01 MM09 MM10 PP12 PP26 SS07 SS17 5K035 AA03 BB01 CC05 CC08 DD02 GG06 GG15 JJ04 5K042 AA06 BA10 CA13 DA11 DA32 EA08 EA13 FA01 GA11 HA11 JA02 JA05 JA08 LA09 MA02 5K067 AA42 AA44 BB08 HH26 HH36 LL08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル伝送装置の受信回路等のテストに
    使用される送信信号生成回路において、 個別ユーザーデータが入力される個別ユーザーデータ挿
    入回路と、該個別ユーザーデータ挿入回路に接続される
    テストモード設定/テストデータ生成回路とを備え、該
    テストモード設定/テストデータ生成回路は、テストモ
    ード設定信号およびテストデータとをシリアルデータと
    して前記個別ユーザーデータ挿入回路へ出力することを
    特徴とする送信信号生成回路。
  2. 【請求項2】前記個別ユーザーデータ挿入回路は、選択
    回路で構成され、前記テストモード設定信号に応じて、
    前記個別ユーザーデータ入力信号又は前記テストデータ
    を選択して出力することを特徴とする請求項1に記載の
    送信信号生成回路。
  3. 【請求項3】前記個別ユーザーデータ挿入回路の出力側
    にOAM付加回路を設け、警報、エラーおよび設定情報
    等の各種OAM情報を付加することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の送信信号生成回路。
  4. 【請求項4】前記個別ユーザーデータ挿入回路の出力側
    に、CRC符号を生成付加するCRC付加回路を設ける
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の送信信号
    生成回路。
  5. 【請求項5】前記個別ユーザーデータ挿入回路の出力側
    に配置され、データのスクランブルを行うスクランブル
    回路を設けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の送信信号生成回路。
  6. 【請求項6】前記OAM付加回路、CRC付加回路およ
    びスクランブル回路として夫々個別および共通データ用
    の個別および共通回路を並列に設け、多重回路で多重化
    して出力することを特徴とする請求項3、4又は5に記
    載の送信信号生成回路。
  7. 【請求項7】前記個別ユーザーデータ入力と前記多重回
    路の出力側に夫々折り返し回路を設け、出力データを入
    力側に折り返し可能にすることを特徴とする請求項6に
    記載の送信信号生成回路。
  8. 【請求項8】前記折り返し回路によるループ内にデータ
    のスクランブルを解除するデスクランブル回路、各種デ
    ータを抽出するデータ抽出回路および受信データのエラ
    ーを確認するエラー検出回路を有することを特徴とする
    請求項7に記載の送信信号生成回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2026093A3 (en) * 2007-07-30 2010-08-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Transmit/receive module

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US7889121B2 (en) 2007-07-30 2011-02-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Transmit/receive module

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