JP2001142221A - 反射防止コーティング用組成物 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】レジストとのインターミックスなどにより引き
起こされる、化学増幅型ポジ型レジストのT−トップや
同ネガ型レジストのラウンドトップなどのパターン形状
の劣化のない反射防止コーティング用組成物およびそれ
を用いたレジストパターンの形成方法を提供する。 【構成】フォトレジスト膜上に、少なくとも(a)ポリ
アクリル酸、(b)ポリビニルピロリドン、(c)Cn
F2n+1COOH(nは3〜11の整数)および(d)水
酸化テトラメチルアンモニウムを含有する反射防止コー
ティング用組成物を塗布して反射防止膜を形成した後、
露光、現像してレジストパターンを得る。
起こされる、化学増幅型ポジ型レジストのT−トップや
同ネガ型レジストのラウンドトップなどのパターン形状
の劣化のない反射防止コーティング用組成物およびそれ
を用いたレジストパターンの形成方法を提供する。 【構成】フォトレジスト膜上に、少なくとも(a)ポリ
アクリル酸、(b)ポリビニルピロリドン、(c)Cn
F2n+1COOH(nは3〜11の整数)および(d)水
酸化テトラメチルアンモニウムを含有する反射防止コー
ティング用組成物を塗布して反射防止膜を形成した後、
露光、現像してレジストパターンを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射防止コーティ
ング組成物、詳しくは、フォトレジスト膜上に設けら
れ、フォトリソグラフィー技術によりパターン形成を行
う際に、入射光および基板からの反射光のレジスト表面
での反射を防止する反射防止コーティング組成物および
この反射防止コーティング組成物を用いたパターン形成
方法に関する。
ング組成物、詳しくは、フォトレジスト膜上に設けら
れ、フォトリソグラフィー技術によりパターン形成を行
う際に、入射光および基板からの反射光のレジスト表面
での反射を防止する反射防止コーティング組成物および
この反射防止コーティング組成物を用いたパターン形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の製造においては、シリコン
ウェハーなどの基板上にフォトレジスト膜を形成し、こ
れに活性光線を選択的に照射した後、現像処理を行い、
基板上にレジストパターンを形成するリソグラフィー技
術が応用されている。
ウェハーなどの基板上にフォトレジスト膜を形成し、こ
れに活性光線を選択的に照射した後、現像処理を行い、
基板上にレジストパターンを形成するリソグラフィー技
術が応用されている。
【0003】近年、LSIにおいてより高い集積度を得
るために、リソグラフィープロセスにおける加工線幅の
微細化が急速に進められている。加工線幅の微細化を進
めるに際し、露光装置、フォトレジスト、反射防止膜等
あらゆるプロセスにおいて様々な提案がなされている。
るために、リソグラフィープロセスにおける加工線幅の
微細化が急速に進められている。加工線幅の微細化を進
めるに際し、露光装置、フォトレジスト、反射防止膜等
あらゆるプロセスにおいて様々な提案がなされている。
【0004】現在幅広く用いられているi線露光プロセ
ス等、露光の際に短波長かつ単一波長の光源を用いる
と、入射光、フォトレジスト/基板界面からの反射光、
この基板界面からの反射光のフォトレジスト/空気界面
での再反射光がフォトレジスト膜内で互いに干渉するこ
とにより、結果として膜内における実質的な露光量が変
化し、形成されるレジストパターンの形状などに影響が
及ぶという問題(定在波、多重反射の現象)が発生す
る。その結果、ラインパターン形成プロセスでは、レジ
ストパターンの線幅均一性が不十分であったり、さらに
段差基板上でのコンタクトホール形成プロセスでは、レ
ジスト膜厚にばらつきが出るため、実質的な最適感度の
違いにより、開口不良を起こす場合がある。
ス等、露光の際に短波長かつ単一波長の光源を用いる
と、入射光、フォトレジスト/基板界面からの反射光、
この基板界面からの反射光のフォトレジスト/空気界面
での再反射光がフォトレジスト膜内で互いに干渉するこ
とにより、結果として膜内における実質的な露光量が変
化し、形成されるレジストパターンの形状などに影響が
及ぶという問題(定在波、多重反射の現象)が発生す
る。その結果、ラインパターン形成プロセスでは、レジ
ストパターンの線幅均一性が不十分であったり、さらに
段差基板上でのコンタクトホール形成プロセスでは、レ
ジスト膜厚にばらつきが出るため、実質的な最適感度の
違いにより、開口不良を起こす場合がある。
【0005】上記のような問題を解決するために、従来
よりフォトレジスト膜上に反射防止膜を形成するプロセ
スが提案され、この反射防止膜を形成するために用いら
れる反射防止コーティング組成物も種々提案されてい
る。例えば、特開平5−188598号公報では、水溶
性ポリマーバインダーと官能性フルオロカーボン化合物
を含有する、フォトレジスト膜上に塗布される反射防止
コーティング組成物が開示されている。これらi線フォ
トレジストと反射防止膜を使用するプロセスにおいて
は、フォトレジストの組成、加熱処理の温度等によっ
て、レジストパターンが若干T−トップを起こす場合が
あり、問題視されている。
よりフォトレジスト膜上に反射防止膜を形成するプロセ
スが提案され、この反射防止膜を形成するために用いら
れる反射防止コーティング組成物も種々提案されてい
る。例えば、特開平5−188598号公報では、水溶
性ポリマーバインダーと官能性フルオロカーボン化合物
を含有する、フォトレジスト膜上に塗布される反射防止
コーティング組成物が開示されている。これらi線フォ
トレジストと反射防止膜を使用するプロセスにおいて
は、フォトレジストの組成、加熱処理の温度等によっ
て、レジストパターンが若干T−トップを起こす場合が
あり、問題視されている。
【0006】一方、高微細化に有効な短波長光源を用い
るプロセス、すなわちKrFエキシマレーザー(248
nm)、ArFエキシマレーザー(193nm)等の遠
紫外線やさらにはX線、電子線を露光光源として用いる
方法が提案され、一部実用化されつつあり、これら短波
長光源を用いるプロセスでは、フォトレジストとして化
学増幅型レジストが好ましいものとして提案されてい
る。
るプロセス、すなわちKrFエキシマレーザー(248
nm)、ArFエキシマレーザー(193nm)等の遠
紫外線やさらにはX線、電子線を露光光源として用いる
方法が提案され、一部実用化されつつあり、これら短波
長光源を用いるプロセスでは、フォトレジストとして化
学増幅型レジストが好ましいものとして提案されてい
る。
【0007】フォトレジストとしてこのような化学増幅
型レジストを用いる場合、反射防止コーティング組成物
として、例えば、上記特開平5−188598号公報で
提案されている反射防止コーティング組成物を用いる
と、反射防止コーティング組成物中の成分がフォトレジ
ストとインターミックスし、ポジ型レジストではT−ト
ップ、ネガ型レジストではラウンドトップになる傾向が
ある。また、特開平6−69120号公報では、ノボラ
ック樹脂とナフトキノンジアジドを含むレジスト上に、
アルカリ性に調整された反射防止膜コーティング組成物
を塗布することにより、反射防止膜コーティング組成物
中に含まれるアルカリを触媒としてフォトレジスト膜に
架橋反応をおこさせ、フォトレジスト表面を難溶化さ
せ、膜減りの少ない良好なパターンを得ることが開示さ
れているが、ノボラック樹脂とナフトキノンジアジドを
含有するポジ型レジストにしか適用できないという問題
がある。
型レジストを用いる場合、反射防止コーティング組成物
として、例えば、上記特開平5−188598号公報で
提案されている反射防止コーティング組成物を用いる
と、反射防止コーティング組成物中の成分がフォトレジ
ストとインターミックスし、ポジ型レジストではT−ト
ップ、ネガ型レジストではラウンドトップになる傾向が
ある。また、特開平6−69120号公報では、ノボラ
ック樹脂とナフトキノンジアジドを含むレジスト上に、
アルカリ性に調整された反射防止膜コーティング組成物
を塗布することにより、反射防止膜コーティング組成物
中に含まれるアルカリを触媒としてフォトレジスト膜に
架橋反応をおこさせ、フォトレジスト表面を難溶化さ
せ、膜減りの少ない良好なパターンを得ることが開示さ
れているが、ノボラック樹脂とナフトキノンジアジドを
含有するポジ型レジストにしか適用できないという問題
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況に鑑み、上記の如き従来の反射防止コーティング組
成物が有する問題点のない、すなわち、フォトレジスト
とのインターミックスなどにより引き起こされる、特に
化学増幅型ポジ型レジストでのT−トップやネガ型レジ
ストのラウンドトップなどのパターン形状の劣化のない
反射防止コーティング用組成物を提供することを目的と
する。また、本発明は、フォトレジスト膜上に反射防止
膜を塗布形成した場合にも、形状の優れたレジストパタ
ーンを形成することができるレジストパターン形成方法
を提供することを目的とする。
状況に鑑み、上記の如き従来の反射防止コーティング組
成物が有する問題点のない、すなわち、フォトレジスト
とのインターミックスなどにより引き起こされる、特に
化学増幅型ポジ型レジストでのT−トップやネガ型レジ
ストのラウンドトップなどのパターン形状の劣化のない
反射防止コーティング用組成物を提供することを目的と
する。また、本発明は、フォトレジスト膜上に反射防止
膜を塗布形成した場合にも、形状の優れたレジストパタ
ーンを形成することができるレジストパターン形成方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研
究、検討を行った結果、フォトレジスト膜上に塗布され
る反射防止コーティング用組成物として、少なくとも下
記(a)、(b)、(c)および(d)を含有するもの
を用いることにより、上記目的を達成することができる
ことを見出し、本発明に至ったものである。
究、検討を行った結果、フォトレジスト膜上に塗布され
る反射防止コーティング用組成物として、少なくとも下
記(a)、(b)、(c)および(d)を含有するもの
を用いることにより、上記目的を達成することができる
ことを見出し、本発明に至ったものである。
【0010】すなわち、本発明は、少なくとも下記
(a)、(b)、(c)および(d)を含有することを
特徴とする反射防止コーティング用組成物に関する。 (a)ポリアクリル酸 (b)ポリビニルピロリドン (c)Cn F2n+1COOH(nは3〜11の整数) (d)水酸化テトラメチルアンモニウム また、本発明は、上記反射防止コーティング組成物をフ
ォトレジスト膜上に塗布することを特徴とするレジスト
パターン形成方法に関する。
(a)、(b)、(c)および(d)を含有することを
特徴とする反射防止コーティング用組成物に関する。 (a)ポリアクリル酸 (b)ポリビニルピロリドン (c)Cn F2n+1COOH(nは3〜11の整数) (d)水酸化テトラメチルアンモニウム また、本発明は、上記反射防止コーティング組成物をフ
ォトレジスト膜上に塗布することを特徴とするレジスト
パターン形成方法に関する。
【0011】以下、本発明を更に詳細に説明する。ま
ず、本発明で用いられる、水溶性樹脂であるポリアクリ
ル酸およびポリビニルピロリドンは、分子量範囲がポリ
スチレン換算で、ポリアクリル酸は1,000〜4,0
00,000、ポリビニルピロリドンは1,000〜3
60,000であるものが好ましい。また、ポリアクリ
ル酸とポリビニルピロリドンの割合は、好ましくは9
9.5:0.5〜50:50(重量比、なお以下特に断
りのない限り、比率は重量比である。)、より好ましく
は95:5〜88:12である。ポリアクリル酸とポリ
ビニルピロリドンは、必要に応じ、予め混合して、混合
物として用いることができる。
ず、本発明で用いられる、水溶性樹脂であるポリアクリ
ル酸およびポリビニルピロリドンは、分子量範囲がポリ
スチレン換算で、ポリアクリル酸は1,000〜4,0
00,000、ポリビニルピロリドンは1,000〜3
60,000であるものが好ましい。また、ポリアクリ
ル酸とポリビニルピロリドンの割合は、好ましくは9
9.5:0.5〜50:50(重量比、なお以下特に断
りのない限り、比率は重量比である。)、より好ましく
は95:5〜88:12である。ポリアクリル酸とポリ
ビニルピロリドンは、必要に応じ、予め混合して、混合
物として用いることができる。
【0012】また、本発明で用いられる(c)成分のパ
ーフルオロアルキルカルボン酸は、パーフルオロアルキ
ル基の炭素数が3〜11の範囲のものであれば、いずれ
のものでもよい。また、これらは、単独で用いてもよい
し、2種以上を組合せて用いてもよい。本発明で用いら
れるパーフルオロアルキルカルボン酸の中でもパーフル
オロオクタン酸が好ましいものとして挙げられる。
ーフルオロアルキルカルボン酸は、パーフルオロアルキ
ル基の炭素数が3〜11の範囲のものであれば、いずれ
のものでもよい。また、これらは、単独で用いてもよい
し、2種以上を組合せて用いてもよい。本発明で用いら
れるパーフルオロアルキルカルボン酸の中でもパーフル
オロオクタン酸が好ましいものとして挙げられる。
【0013】さらに、本発明の反射防止コーティング組
成物においては、水溶性樹脂であるポリアクリル酸
(a)およびポリビニルピロリドン(b)、パーフルオ
ロアルキルカルボン酸(c)および水酸化テトラメチル
アンモニウム(d)の割合は、〔(a)+(b)〕:
(c):(d)=1.0:1.0〜7.0:0.1〜
1.0であるものが好ましい。
成物においては、水溶性樹脂であるポリアクリル酸
(a)およびポリビニルピロリドン(b)、パーフルオ
ロアルキルカルボン酸(c)および水酸化テトラメチル
アンモニウム(d)の割合は、〔(a)+(b)〕:
(c):(d)=1.0:1.0〜7.0:0.1〜
1.0であるものが好ましい。
【0014】本発明の反射防止コーティング用組成物に
は、必要に応じ性能を損なわない範囲で各種添加剤を配
合することができる。例えばそのような添加剤の一つと
して、塗付特性の向上等を目的として添加される、界面
活性剤がある。界面活性剤の具体例としては、非イオン
系界面活性剤では、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンセチル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル、ポリ
オキシ脂肪酸モノエステル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンブロックポリマー、アセチレングリコー
ル誘導体などが、またアニオン系界面活性剤では、アル
キルジフェニルエーテルジスルホン酸およびそのアンモ
ニウム塩あるいは有機アミン塩、アルキルジフェニルエ
ーテルスルホン酸およびそのアンモニウム塩あるいは有
機アミン塩、アルキルベンゼンスルホン酸およびそのア
ンモニウム塩あるいは有機アミン塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸およびそのアンモニウム塩ある
いは有機アミン塩、アルキル硫酸およびそのアンモニウ
ム塩あるいは有機アミン塩などが、両性界面活性剤で
は、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリル酸アミ
ドプロピルヒドロキシスルホンベタインなどが挙げられ
る。
は、必要に応じ性能を損なわない範囲で各種添加剤を配
合することができる。例えばそのような添加剤の一つと
して、塗付特性の向上等を目的として添加される、界面
活性剤がある。界面活性剤の具体例としては、非イオン
系界面活性剤では、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンセチル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル、ポリ
オキシ脂肪酸モノエステル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンブロックポリマー、アセチレングリコー
ル誘導体などが、またアニオン系界面活性剤では、アル
キルジフェニルエーテルジスルホン酸およびそのアンモ
ニウム塩あるいは有機アミン塩、アルキルジフェニルエ
ーテルスルホン酸およびそのアンモニウム塩あるいは有
機アミン塩、アルキルベンゼンスルホン酸およびそのア
ンモニウム塩あるいは有機アミン塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸およびそのアンモニウム塩ある
いは有機アミン塩、アルキル硫酸およびそのアンモニウ
ム塩あるいは有機アミン塩などが、両性界面活性剤で
は、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリル酸アミ
ドプロピルヒドロキシスルホンベタインなどが挙げられ
る。
【0015】本発明の反射防止コーティング組成物の各
成分は、水に溶解されて反射防止コーティング組成物と
される。本発明の反射防止コーティング組成物で用いら
れる水は、水であれば特に制限はないが、蒸留、イオン
交換処理、フィルター処理、各種吸着処理等により有機
不純物、金属イオン等を除去したものが好ましい。
成分は、水に溶解されて反射防止コーティング組成物と
される。本発明の反射防止コーティング組成物で用いら
れる水は、水であれば特に制限はないが、蒸留、イオン
交換処理、フィルター処理、各種吸着処理等により有機
不純物、金属イオン等を除去したものが好ましい。
【0016】なお、塗布性の向上を目的として、水に可
溶な有機溶媒を水とともに用いることも可能である。水
に可溶な有機溶媒としては、水に対して溶解する溶媒で
あれば特に制限はなく、例えば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢
酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、メチルセロソルブ、セ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート、
ブチルカルビトール、カルビトールアセテート等の極性
溶媒が挙げられる。これら具体例は、単に有機溶媒の例
として挙げたにすぎないもので、本発明で使用される有
機溶媒が、これらの溶媒に限られるものではない。
溶な有機溶媒を水とともに用いることも可能である。水
に可溶な有機溶媒としては、水に対して溶解する溶媒で
あれば特に制限はなく、例えば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢
酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、メチルセロソルブ、セ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート、
ブチルカルビトール、カルビトールアセテート等の極性
溶媒が挙げられる。これら具体例は、単に有機溶媒の例
として挙げたにすぎないもので、本発明で使用される有
機溶媒が、これらの溶媒に限られるものではない。
【0017】本発明の反射防止コーティング組成物は、
スピンコートなど従来公知の方法によりフォトレジスト
膜上に塗布される。塗布形成された反射防止膜の屈折率
(na )は、レジスト膜の屈折率(nr )の平方根の値
が好ましく、またその膜厚は、露光波長をλe とすると
き、λe /4na の奇数倍であることが好ましい。本発
明においては、上記反射防止コーティング組成物により
レジスト膜上に反射防止膜が形成された後、従来公知の
方法により露光、現像が行われ、レジストパターンが形
成される。本発明の反射防止コーティング組成物が適用
されるフォトレジストは、従来知られたフォトレジスト
であれば何れのものでもよいが、化学増幅型レジストが
好ましいものである。
スピンコートなど従来公知の方法によりフォトレジスト
膜上に塗布される。塗布形成された反射防止膜の屈折率
(na )は、レジスト膜の屈折率(nr )の平方根の値
が好ましく、またその膜厚は、露光波長をλe とすると
き、λe /4na の奇数倍であることが好ましい。本発
明においては、上記反射防止コーティング組成物により
レジスト膜上に反射防止膜が形成された後、従来公知の
方法により露光、現像が行われ、レジストパターンが形
成される。本発明の反射防止コーティング組成物が適用
されるフォトレジストは、従来知られたフォトレジスト
であれば何れのものでもよいが、化学増幅型レジストが
好ましいものである。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明するが、これらの説明によって本発明が何等限定され
るものではないことは勿論である。
明するが、これらの説明によって本発明が何等限定され
るものではないことは勿論である。
【0019】実施例1 重量平均分子量がポリスチレン換算で3,000のポリ
アクリル酸と同45,000のポリビニルピロリドンの
混合物 1.4重量部(混合比90:10)、C7 F15
COOH 2.6重量部および水酸化テトラメチルアン
モニウム(TMAH) 0.6重量部を、純水 95.
4重量部に室温で均一溶解させた後、0.05μmのフ
ィルターを通して濾過して反射防止コーティング用組成
物を得た。一方、下記の組成からなるネガ型フォトレジ
ストを、リソテックジャパン社製スピンコーター(LA
RC ULTIMA−1000)にてHMDS処理した
4インチシリコンウェハーに塗布し、100℃、60秒
間ホットプレートにてプリベークを行い、HMDS処理
したシリコンウェハー上に1μmのレジスト膜を形成し
た。膜厚は、大日本スクリーン社製膜厚測定装置(ラム
ダエース)を用いて測定した。次いで上記反射防止コー
ティング組成物を上記と同じスピンコーターを用いてフ
ォトレジスト膜上に塗布し、90℃、60秒間ホットプ
レートにてプリベークを行い、フォトレジスト膜上に6
40Åの反射防止膜を形成した。次いで、i線(365
nm)の露光波長を有するステッパー(日立製作所社
製、LD−5015iCW、NA=0.50)を用い
て、各種サイズのラインアンドスペースのレチクルを介
して露光量を段階的に変化させて露光し、ホットプレー
トにて100℃、90秒間の加熱処理を行った。これを
クラリアントジャパン社製アルカリ現像液(AZ 30
0MIFデベロッパー(「AZ」は登録商標)、2.3
8重量%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液)で2
3℃の条件下に1分間パドル現像して、ネガ型パターン
を得た。得られたネガ型パターンの断面形状を走査型電
子顕微鏡S−4000(日立製作所社製)で観察し、表
1の結果を得た。
アクリル酸と同45,000のポリビニルピロリドンの
混合物 1.4重量部(混合比90:10)、C7 F15
COOH 2.6重量部および水酸化テトラメチルアン
モニウム(TMAH) 0.6重量部を、純水 95.
4重量部に室温で均一溶解させた後、0.05μmのフ
ィルターを通して濾過して反射防止コーティング用組成
物を得た。一方、下記の組成からなるネガ型フォトレジ
ストを、リソテックジャパン社製スピンコーター(LA
RC ULTIMA−1000)にてHMDS処理した
4インチシリコンウェハーに塗布し、100℃、60秒
間ホットプレートにてプリベークを行い、HMDS処理
したシリコンウェハー上に1μmのレジスト膜を形成し
た。膜厚は、大日本スクリーン社製膜厚測定装置(ラム
ダエース)を用いて測定した。次いで上記反射防止コー
ティング組成物を上記と同じスピンコーターを用いてフ
ォトレジスト膜上に塗布し、90℃、60秒間ホットプ
レートにてプリベークを行い、フォトレジスト膜上に6
40Åの反射防止膜を形成した。次いで、i線(365
nm)の露光波長を有するステッパー(日立製作所社
製、LD−5015iCW、NA=0.50)を用い
て、各種サイズのラインアンドスペースのレチクルを介
して露光量を段階的に変化させて露光し、ホットプレー
トにて100℃、90秒間の加熱処理を行った。これを
クラリアントジャパン社製アルカリ現像液(AZ 30
0MIFデベロッパー(「AZ」は登録商標)、2.3
8重量%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液)で2
3℃の条件下に1分間パドル現像して、ネガ型パターン
を得た。得られたネガ型パターンの断面形状を走査型電
子顕微鏡S−4000(日立製作所社製)で観察し、表
1の結果を得た。
【0020】ネガ型フォトレジスト ポリヒドロキシスチレン 27重量部 メトキシメチル化尿素樹脂 4.5重量部 2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリ クロロメチル)−1,3,5−トリアジン 9重量部 プロピレングリコールモノメテルエーテルアセテート 59.5重量部
【0021】実施例2〜4 ポリアクリル酸とポリビニルピロリドンとの混合比を表
1のようにすること以外は、実施例1と同様にし、表1
の結果を得た。
1のようにすること以外は、実施例1と同様にし、表1
の結果を得た。
【0022】比較例1〜3 ポリアクリル酸とポリビニルピロリドンの混合比を表1
のようにすること以外は、実施例1と同様にし、表1の
結果を得た。
のようにすること以外は、実施例1と同様にし、表1の
結果を得た。
【0023】
【表1】
【0024】実施例5 下記の組成からなるポジ型フォトレジストをリソテック
ジャパン社製スピンコーター(LARC ULTIMA
−1000)にて、HMDS処理した4インチシリコン
ウェハーに塗布し、90℃、60秒間ホットプレートに
てプリベークを行い、0.7μmのレジスト膜を形成し
た。膜厚は大日本スクリーン社製膜厚測定装置(ラムダ
エース)にて測定した。次いで、実施例1で用いた反射
防止コーティング組成物を、上記と同じスピンコーター
を用いてフォトレジスト膜上に塗布し、90℃、60秒
間ホットプレートにてプリベークを行い、レジスト膜上
に430Åの反射防止膜を形成した。次いで、波長24
8nmの露光波長を有するステッパー(キャノン社製、
NA=0.63)を用いて、各種サイズのラインアンド
スペースのパターンを有するレチクルを介して露光量を
段階的に変化させて露光し、ホットプレートにて110
℃、90秒間の加熱処理を行った。これをクラリアント
ジャパン社製アルカリ現像液(AZ 300MIFデベ
ロッパー、2.38重量%水酸化テトラメチルアンモニ
ウム水溶液)で23℃の条件下に1分間パドル現像して
ポジ型パターンを得た。得られたポジ型パターンの断面
形状を走査型電子顕微鏡S−4000(日立製作所社
製)で観察し、表2の結果を得た。
ジャパン社製スピンコーター(LARC ULTIMA
−1000)にて、HMDS処理した4インチシリコン
ウェハーに塗布し、90℃、60秒間ホットプレートに
てプリベークを行い、0.7μmのレジスト膜を形成し
た。膜厚は大日本スクリーン社製膜厚測定装置(ラムダ
エース)にて測定した。次いで、実施例1で用いた反射
防止コーティング組成物を、上記と同じスピンコーター
を用いてフォトレジスト膜上に塗布し、90℃、60秒
間ホットプレートにてプリベークを行い、レジスト膜上
に430Åの反射防止膜を形成した。次いで、波長24
8nmの露光波長を有するステッパー(キャノン社製、
NA=0.63)を用いて、各種サイズのラインアンド
スペースのパターンを有するレチクルを介して露光量を
段階的に変化させて露光し、ホットプレートにて110
℃、90秒間の加熱処理を行った。これをクラリアント
ジャパン社製アルカリ現像液(AZ 300MIFデベ
ロッパー、2.38重量%水酸化テトラメチルアンモニ
ウム水溶液)で23℃の条件下に1分間パドル現像して
ポジ型パターンを得た。得られたポジ型パターンの断面
形状を走査型電子顕微鏡S−4000(日立製作所社
製)で観察し、表2の結果を得た。
【0025】ポジ型フォトレジスト 4−ヒドロキシスチレンと4−t−ブチルオキシカル ボニルスチレンのコポリマー 12.57重量部 トリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルフ ォネート 0.4重量部 水酸化テトラメチルアンモニウム 0.03重量部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 87重量部
【0026】実施例6〜8 ポリアクリル酸とポリビニルピロリドンとの混合比を表
2のようにすること以外は、実施例5と同様にし、表2
の結果を得た。
2のようにすること以外は、実施例5と同様にし、表2
の結果を得た。
【0027】比較例4〜6 ポリアクリル酸とポリビニルピロリドンとの混合比を表
2のようにすること以外は、実施例5と同様にし、表2
の結果を得た。
2のようにすること以外は、実施例5と同様にし、表2
の結果を得た。
【0028】
【表2】
【0029】上記表1および表2から明らかなように、
水溶性樹脂であるポリアクリル酸とポリビニルピロリド
ンとを併用することにより、適用されるフォトレジスト
がポジ型であろうとネガ型であろうと、いずれの場合に
おいても形成されるレジストパターンの形状が改善さ
れ、さらにこれらの併用割合を特定の範囲とすれば形成
されるレジストパターンの形状を大きく改善することが
できることが分かる。
水溶性樹脂であるポリアクリル酸とポリビニルピロリド
ンとを併用することにより、適用されるフォトレジスト
がポジ型であろうとネガ型であろうと、いずれの場合に
おいても形成されるレジストパターンの形状が改善さ
れ、さらにこれらの併用割合を特定の範囲とすれば形成
されるレジストパターンの形状を大きく改善することが
できることが分かる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の反射防止
コーティング用組成物を用いることにより、レジストと
のインターミックスなどにより引き起こされる、例えば
化学増幅型ポジ型レジストにおけるT−トップ、同ネガ
型レジストにおけるラウンドトップなどのパターン形状
の劣化のない、優れた形状の高解像度レジストパターン
を形成することができる。
コーティング用組成物を用いることにより、レジストと
のインターミックスなどにより引き起こされる、例えば
化学増幅型ポジ型レジストにおけるT−トップ、同ネガ
型レジストにおけるラウンドトップなどのパターン形状
の劣化のない、優れた形状の高解像度レジストパターン
を形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー・ドンハン 大韓民国京畿道安城市薇陽面保體里325− 25、クラリアント インダストリーズ コ リア内 Fターム(参考) 2H025 AA03 AA04 AB16 AC04 AC08 AD01 AD03 BE07 BE10 BG00 BJ01 CB06 CB13 CB51 CC03 CC20 DA02 DA03 DA40 FA17 5F046 AA02 AA07 AA13 BA04 CA02 CA03 CB24 DA07 DA30
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも下記(a)、(b)、(c)お
よび(d)を含有することを特徴とする反射防止コーテ
ィング用組成物。 (a)ポリアクリル酸 (b)ポリビニルピロリドン (c)Cn F2n+1COOH(nは3〜11の整数) (d)水酸化テトラメチルアンモニウム - 【請求項2】上記ポリアクリル酸とポリビニルピロリド
ンの割合が99.5:0.5〜50:50(重量比)で
あることを特徴とする請求項1記載の反射防止コーティ
ング用組成物。 - 【請求項3】反射防止コーティング用組成物の溶剤が水
であることを特徴とする請求項1または2記載の反射防
止コーティング用組成物。 - 【請求項4】上記成分(a)、(b)、(c)、(d)
の割合が、〔(a)+(b)〕:(c):(d)=1.
0:1.0〜7.0:0.1〜1.0(重量比)である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の反
射防止コーティング用組成物。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか一項記載の反射防
止コーティング用組成物をフォトレジスト膜上に塗布す
ることを特徴とするレジストパターン形成方法。
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TW89119213A TW573231B (en) | 1999-11-10 | 2000-09-19 | An anti-reflection coating composition and process for forming a resist pattern using the same |
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PCT/JP2000/007851 WO2001035167A1 (fr) | 1999-11-10 | 2000-11-08 | Composition pour revetement antireflet |
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---|---|
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US8568955B2 (en) | 2007-12-14 | 2013-10-29 | Electronic Materials USA Corp. | Composition for formation of top antireflective film, and pattern formation method using the composition |
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JP2985688B2 (ja) | 1994-09-21 | 1999-12-06 | 信越化学工業株式会社 | 水溶性膜材料及びパターン形成方法 |
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- 1999-11-10 JP JP31988899A patent/JP2001142221A/ja active Pending
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- 2000-11-08 KR KR1020017008667A patent/KR20010101434A/ko not_active Application Discontinuation
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