JP2001141127A - 消防用ホース - Google Patents

消防用ホース

Info

Publication number
JP2001141127A
JP2001141127A JP32126599A JP32126599A JP2001141127A JP 2001141127 A JP2001141127 A JP 2001141127A JP 32126599 A JP32126599 A JP 32126599A JP 32126599 A JP32126599 A JP 32126599A JP 2001141127 A JP2001141127 A JP 2001141127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
fire
fire hose
jacket
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32126599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4531172B2 (ja
Inventor
Katsuyoshi Fujio
克好 藤生
Kenzo Toshiro
賢三 戸城
Sachiko Sugano
幸子 菅野
Masanori Sugiura
正法 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakura Rubber Co Ltd
Original Assignee
Sakura Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakura Rubber Co Ltd filed Critical Sakura Rubber Co Ltd
Priority to JP32126599A priority Critical patent/JP4531172B2/ja
Publication of JP2001141127A publication Critical patent/JP2001141127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4531172B2 publication Critical patent/JP4531172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、保管中の状態からホースを伸ばした
ときの伸ばし易さおよび伸ばしたホースが真っ直ぐに伸
びる、いわゆる展張性の向上化が得られ、かつ展張した
ホース内に水を通したとき、ホース内に水が通じる速
さ、いわゆる通水性の向上化を得られる消防用ホースを
提供する。 【解決手段】展張性の向上を得る構成として、たて糸1
aとよこ糸1bを筒状に織成したジャケット1の内面
に、ゴム材または合成樹脂材からなるライニング層2を
嵌合してなり、該ホースを偏平状に折り畳んだ状態での
両側端部である耳部3の相互間である柄部4aもしくは
その裏部4bに、該ホースを展張させたときに展張方向
に向かって重量をかける展張促進部5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消防用ホースに係
わり、特に、保管状態からホースを伸ばしたときの伸ば
し易さおよび伸ばしたホースが真っ直ぐに伸びる、いわ
ゆる展張性の改良と、展張したホース内に水が通じる速
さ、いわゆる通水性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用される消防用ホースは、繊維
よりなるたて糸と、よこ糸とを筒状に織成したジャケッ
トと、このジャケットの内周面に接着固定されるゴム材
あるいは合成樹脂材からなるライニング層との、二重構
造となっている。
【0003】この種のホースは、通常は偏平状に折り畳
んだ状態にしてリールなどに巻回し、そのまま保管およ
び運搬がなされる。実際の使用にあたって、リールから
ホースを順次繰り出し、しかるのち内部に高圧水を導く
ことによりホースは円形に膨出変形する。
【0004】ホースとして、偏平状に折り畳んだ状態で
の両側端部に沿う部分が耳部と呼ばれ、これら耳部の相
互間でほぼ中間部に沿って、たとえばホースメーカーの
識別をなすための色糸が縫い込まれていて、これを柄部
と呼んでいる。
【0005】すなわち、上記柄部は偏平状に折り畳んだ
ホースの片面側に設けられる模様であり、しかもホース
の表面に設けられる。そして、ホース柄部の裏側の部分
を裏部と呼んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにして構成さ
れる消防用ホースを用いて消火活動をなすときは、一刻
を争って保管状態にあるホースを展張し、かつ内部に高
圧水を通してホース先端から噴射させなければならな
い。
【0007】したがって、消防用ホースに求められる条
件として、保管状態からホースを伸ばしたときの伸ばし
易さおよび伸ばしたホースが真っ直ぐに伸びる、いわゆ
る展張性と、この展張したホース内に水が通じる速さ、
いわゆる通水性がある。ところが、従来の消防用ホース
として、展張性と通水性のいずれの条件も完全に満足す
るまでには至っていない。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その第1の目的とするところは、保管中の状態
からホースを伸ばしたときの伸ばし易さおよび伸ばした
ホースが真っ直ぐに伸びる、いわゆる展張性の向上化を
得る消防用ホースを提供しようとするものである。
【0009】その第2の目的とするところは、展張した
ホース内に水を通したとき、ホース内に水が通じる速
さ、いわゆる通水性の向上化を得る消防用ホースを提供
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を満足す
るため、本発明の消防用ホースは、請求項1として、た
て糸とよこ糸を筒状に織成したジャケットの内面に、ゴ
ム材または合成樹脂材からなるライニング層を嵌合して
なり、該ホースを偏平状に折り畳んだ状態での両側端部
である耳部の相互間に、該ホースを展張させたときに展
張方向に向かって重量をかける展張促進部を設けたこと
を特徴とする。
【0011】請求項2として、請求項1記載の消防用ホ
ースにおいて上記展張促進部は、該ホースを偏平状に折
り畳み、かつリールなどに巻回したときの外周側に相当
する部位のみに設けられることを特徴とする。
【0012】請求項3として、請求項1および請求項2
のいずれかに記載の消防用ホースにおいて上記展張促進
部は、耳部相互間の柄部もしくはその裏部に相当する部
位の縦糸を、他の部位の縦糸よりも太い糸を選択して撚
り合わせ、所定幅のベルト状に織成したことを特徴とす
る。
【0013】請求項4として、請求項1および請求項2
のいずれかに記載の消防用ホースにおいて上記展張促進
部は、所定幅の補強布を耳部相互間の柄部もしくはその
裏部に接着してなることを特徴とする。
【0014】請求項5として、請求項1および請求項2
のいずれかに記載の消防用ホースにおいて上記展張促進
部は、耳部相互間の柄部もしくはその裏部のジャケット
にゴムラテックスをベルト状に含浸させてなることを特
徴とする。
【0015】請求項6として、請求項1記載の消防用ホ
ースにおいて上記展張促進部は、該ホースの長手方向に
亘って設けられる複数条のベルトからなることを特徴と
する。
【0016】上記第2の目的を満足するため、本発明の
消防用ホースは、請求項7として、偏平に折り畳み、か
つリールなどに巻回した該ホースを展張した状態で、そ
の両面が密着せずに膨出変形する非偏平状構造をなすこ
とを特徴とする。
【0017】請求項8として、請求項7記載の消防用ホ
ースにおいて上記非偏平状構造として、ジャケットを構
成するよこ糸を、たて糸よりも弾力性に富む弾性繊維も
しくは弾性糸が用いられることを特徴とする。
【0018】上記第2の目的を満足するため、本発明の
消防用ホースは、請求項9として、偏平状に折り畳んだ
状態の該ホースは、その両側端部である耳部のみ略半円
形状を保持する剛性を有することを特徴とする。
【0019】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、請求項1ないし請求項6によれば、リール
などにホースを巻回する保管状態からホースを伸ばした
ときに、展張促進部がホースに対して展張方向に重量を
かけるので、安定して伸びることとなり、かつ伸ばした
ホースが真っ直ぐになって展張性がよい。
【0020】請求項7ないし請求項9によれば、少なく
ともホースを展張した状態で両面が密着せず隙間がある
から、ホース内に水を通せば、水は極めて迅速に通って
ホースを円形に膨出させ通水性がよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1の実施の形態を、図1
および図2に示す。図1は、消防用ホースHの斜視図で
あり、偏平状にして折り畳み、かつ図示しないリールな
どに巻回したホースHを図の矢印方向に向かって展張す
る状態を示している。図2は、消防用ホースの断面を概
略的に示している。
【0022】この消防用ホースHは、ジャケット(筒状
布とも呼ばれる)1と、このジャケット1の内面に接着
固定されジャケットと一体化したライニング層2との、
二重構造となっている。
【0023】上記ジャケット1は、たて糸1aと、よこ
糸1bを筒状に織成してなるものであり、ここでは、た
て糸1aおよびよこ糸1bを後述するようにして撚りあ
わせて糸条となし、かつ所定本数の割合で打ち込んで、
織り込んだものである。
【0024】上記ライニング層2は、柔軟なゴム材また
は合成樹脂材からなり、ジャケット1に内張りされる。
たとえば、ジャケット1の内面に熱可塑性エラストマー
のライニングが施されてなる。
【0025】この消防用ホースHは、偏平状に折り畳ん
だうえにリールなどに巻回した状態で保管され、かつ使
用地までそのまま運搬される。実際の使用時には、リー
ルを移動もしくは回転させてホースHを順次繰り出し、
展張させてから高圧水を導通させると円形に膨出変形す
るようになっている。
【0026】このような消防用ホースHで、偏平状に折
り畳まれた状態での両側端部に沿う部分が耳部3,3と
呼ばれている。これら耳部3,3の相互間でほぼ中間部
に沿い、たとえばホースメーカーの識別をなすための色
糸が縫い込まれていて、これは柄部4aと呼ばれてい
る。
【0027】すなわち、上記柄部4aはホースHを偏平
状に折り畳んだ状態で、この片面側にあって、しかもホ
ースの表面に設けられる。そして、柄部4aの裏側が裏
部4bと呼ばれている。
【0028】ここでは、ジャケット1の柄部4aもしく
は裏部4bで、かつリールなどに巻回して保管状態とし
たとき、該ホースHの外周側に相当する部位のみに沿っ
て展張促進部5が設けられていることが特徴である。
【0029】なお説明すれば、展張促進部5は所定幅を
有するベルト状に形成されていて、保管状態にある消防
用ホースHを展張させたとき、この展張方向に沿って重
量をかける。このことにより、消防用ホースHは直ちに
安定して伸びるので、伸ばし易く、かつ伸ばしたホース
Hが真っ直ぐになって、いわゆる展張性がよい。
【0030】実際の展張促進部5の構成は、たとえば該
当する部位のたて糸1aとして10番手のポリエステ
ルスパン糸(φ2.3mm)を選択し、10本撚り合せ
た糸条を引き揃えたものを30本使用している。
【0031】これに対して、展張促進部5以外の部位に
おけるたて糸1aは、20番手のポリエステルスパン
糸(φ0.96mm)を選択して、6本撚り合せた糸条
を引き揃えたものを542本使用している。
【0032】したがって、展張促進部5を構成するたて
糸1aを、他の部位のたて糸1a よりも太い糸を用
いてベルト状に形成することにより、展張時にはその展
張方向に重量がかかることになり、展張性がよい。
【0033】なお、消防用ホースHの使用にあたって巻
回状態にあるホースHを展張すると、ホースHの外面が
路面と摺接して摩耗し易いが、この消防用ホースHでは
外面に展張促進部5を設けているから、この展張促進部
5が路面と摺接することになり耐摩耗性の向上も得られ
る。
【0034】たとえ、路面に鋭利なガラス片や金属片が
あって、この消防用ホースH外面と接触するようなこと
があっても、実際には展張促進部5がこれらに接触する
ので、ライニング層2までに至る外傷は容易には受けな
くなる。
【0035】一旦使用した後は、完全に乾燥させ再びリ
ールに巻き取るのであるが、このとき展張促進部5は偏
平状になったホースHの一部のみしか構成しておらず、
特に作業の支障にならずに円滑な巻き取りが可能であ
る。
【0036】なお、展張促進部5として、所定幅の補強
布を耳部3,3相互間の柄部4aに接着したものであっ
てもよく、あるいは耳部3,3相互間の所定部位にゴム
ラテックスをベルト状に含浸させたものであってもよ
く、要は展張時に展張方向に重量をかけることができれ
ばよい。
【0037】さらに、図3に示すように、互いに並行す
る2条の展開促進部5,5を耳部3,3相互間で、かつ
該ホースHaを巻回した状態で外周側に相当する部位に
のみ設けるようにしてもよい。
【0038】あるいは、図4に示すように、耳部3,3
相互間で、かつこの両面側に2条づつの展開促進部5を
互いに並行に設けるようにしてもよい。すなわち、展開
促進部5は該ホースHbの長手方向に亘って複数条設け
られる。
【0039】いずれの展開促進部5であってもベルト状
をなし、先に説明したような他の部位よりも太いたて糸
や、補強布もしくはゴムラテックスを含浸させたもの
の、いずれから選択されることになる。
【0040】図5は、第2の実施の形態の消防用ホース
Hcを示す。詳細には図示しないが、基本的には先に説
明したように、ジャケット1とライニング層2との二重
構造となっていることと、ジャケット1はたて糸1aと
よこ糸1bを筒状に織成してなり、かつライニング層2
の素材とジャケット1に対する構成も変わりがない。
【0041】そして、この消防用ホースHcは通常、偏
平状に折り畳んだ状態でリールなどに巻回され、保管・
運搬される。実際の使用時に高圧水を導通させると、円
形に膨出変形することも同様である。
【0042】ここでの特徴として、折り畳んだ状態で偏
平状であってもよいが、少なくとも実際の使用にあたっ
てホースHcを展張した状態で、耳部3,3相互間の両
面が密着せずに膨出する、非偏平状構造をなすことにあ
る。
【0043】これに対して従来の、両面が密着する偏平
状態のままで展張される消防用ホースでは、高圧水がホ
ースを内側から押し広げながら通じなければならず、完
全に円形になるまでに時間がかかる。
【0044】しかるに、上記非偏平状構造を採用した消
防用ホースHcでは、展張した状態で両面が膨出し、そ
のまま高圧水を通す。したがって、高圧水のホースHc
に対する抵抗が少なく、極めて迅速に通ってホースを直
ちに円形に膨出変形させる。よって、この消防用ホース
Hcでは、内部に水が通じる速さである、いわゆる通水
性に優れている。
【0045】具体的には、ジャケット1を構成するよこ
糸1bとして、たて糸1aよりも弾力性に富む弾性繊維
もしくは弾性糸が用いられる。たとえば、モノフィラメ
ントとフィラメントを合撚した糸を使用すれば、無加圧
時または低加圧時によこ糸1bの弾性復元力によって径
方向に弾性をかけ、両面が膨出する非偏平構造の状態と
なる。
【0046】図6は、第3の実施の形態の消防用ホース
Hdを示す。基本的な構成は先に説明したものと同様で
あって、新たな説明を省略する。ここでの特徴として、
該ホースHdを偏平に折り畳み、かつリールなどに巻回
した状態で、この両側端部に沿う耳部3a,3aは略半
円形状を保持し、他の部位のように完全に密着しない剛
性を有している。
【0047】したがって、ホースHdを展張しても、耳
部3a,3aは略半円形状を保持して内部に隙間が形成
されるから、高圧水はこの隙間を通って直ちにホースH
dを完全円形に膨出変形させる。このようなホースHd
においても、内部に水が通じる速さである、いわゆる通
水性に優れている。
【0048】なお、上記実施の形態においては、展張促
進部5を備えて展張性を高めた消防用ホースH〜Hb
と、非偏平状構造として通水性を高めた消防用ホースH
c、Hdを別個にして説明したが、これに限定されるも
のではなく、この両方を兼ね備えた消防用ホースであっ
てもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、展
張時にホースに展張方向に荷重をかける展張促進部を備
えたから、ホースを伸ばしたときの伸ばし易さおよび伸
ばしたホースが真っ直ぐに伸びる、いわゆる展張性の向
上化を得られるという効果を奏する。
【0050】また、本発明によれば、ホースを非偏平状
構造としたから、展張したホース内に水を通したとき、
ホース内に水が通じる速さ、いわゆる通水性の向上化を
得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる、消防用ホ
ースの斜視図。
【図2】同実施の形態に係わる、消防用ホースの概略の
断面図。
【図3】同実施の形態の変形例としての、消防用ホース
の斜視図。
【図4】同実施の形態のさらに異なる変形例としての、
消防用ホースの斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係わる、消防用ホ
ースの斜視図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係わる、消防用ホ
ースの斜視図。
【符号の説明】
1…ジャケット、 1a…たて糸、 1b…よこ糸、 2…ライニング層、 3…耳部、 4a…柄部、 4b…裏部、 5…展張促進部。
フロントページの続き (72)発明者 菅野 幸子 東京都渋谷区笹塚1丁目21番17号 櫻護謨 株式会社内 (72)発明者 杉浦 正法 東京都渋谷区笹塚1丁目21番17号 櫻護謨 株式会社内 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA11 BA15 BA18 CB03 CB21 CB23 CC13 DA26 DB04 EA15 EA16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】たて糸とよこ糸を筒状に織成したジャケッ
    トの内面に、ゴム材または合成樹脂材からなるライニン
    グ層を嵌合してなる消防用ホースにおいて、 該ホースを偏平状に折り畳んだ状態での両側端部である
    耳部の相互間に、該ホースを展張させたときに展張方向
    に向かって重量をかける展張促進部を設けたことを特徴
    とする消防用ホース。
  2. 【請求項2】上記展張促進部は、該ホースを偏平状に折
    り畳み、かつリールなどに巻回したときの外周側に相当
    する部位のみに設けられることを特徴とする請求項1記
    載の消防用ホース。
  3. 【請求項3】上記展張促進部は、耳部相互間の柄部もし
    くはその裏部に相当する部位の縦糸を、他の部位の縦糸
    よりも太い糸を選択して撚り合わせ、所定幅のベルト状
    に織成したことを特徴とする請求項1および請求項2の
    いずれかに記載の消防用ホース。
  4. 【請求項4】上記展張促進部は、所定幅の補強布を耳部
    相互間の柄部もしくは裏部に接着してなることを特徴と
    する請求項1および請求項2のいずれかに記載の消防用
    ホース。
  5. 【請求項5】上記展張促進部は、耳部相互間の柄部もし
    くは裏部におけるジャケットに、ゴムラテックスをベル
    ト状に含浸させてなることを特徴とする請求項1および
    請求項2のいずれかに記載の消防用ホース。
  6. 【請求項6】上記展張促進部は、該ホースの長手方向に
    亘って設けられる複数条のベルトからなることを特徴と
    する請求項1記載の消防用ホース。
  7. 【請求項7】たて糸とよこ糸を筒状に織成したジャケッ
    トの内面に、ゴム材または合成樹脂材からなるライニン
    グ層を嵌合してなる消防用ホースにおいて、 偏平状に折り畳み、かつリールなどに巻回した該ホース
    を展張した状態で、その両面が密着せずに膨出変形する
    非偏平状構造をなすことを特徴とする消防用ホース。
  8. 【請求項8】上記非偏平状構造として、ジャケットを構
    成するよこ糸を、たて糸よりも弾力性に富む弾性繊維も
    しくは弾性糸が用いられることを特徴とする請求項7記
    載の消防用ホース。
  9. 【請求項9】たて糸とよこ糸を筒状に織成したジャケッ
    トの内面に、ゴム材または合成樹脂材からなるライニン
    グ層を嵌合してなる消防用ホースにおいて、 偏平状に折り畳んだ状態の該ホースは、その両側端部で
    ある耳部のみ略半円形状を保持する剛性を有することを
    特徴とする消防用ホース。
JP32126599A 1999-11-11 1999-11-11 消防用ホース Expired - Fee Related JP4531172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32126599A JP4531172B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 消防用ホース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32126599A JP4531172B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 消防用ホース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001141127A true JP2001141127A (ja) 2001-05-25
JP4531172B2 JP4531172B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=18130650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32126599A Expired - Fee Related JP4531172B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 消防用ホース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4531172B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061172A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Teikoku Sen I Co Ltd 消防ホースの連結部構造
JP2009005965A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Teikoku Sen I Co Ltd 消防用ホース
JP2014200548A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 櫻護謨株式会社 消防用ホース
JP2015134043A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 芦森工業株式会社 消防用ホース
JP2019193685A (ja) * 2018-04-30 2019-11-07 芦森工業株式会社 消防用ホース
JP2021058534A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 芦森工業株式会社 消防用ホース及びその製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344313U (ja) * 1976-09-21 1978-04-15
JPS5555684U (ja) * 1978-10-06 1980-04-15
JPS56158269U (ja) * 1980-04-25 1981-11-26
JPH0470057U (ja) * 1990-10-29 1992-06-22
JPH11210944A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Sakura Rubber Co Ltd ホースとホースの製造方法
JP2000140145A (ja) * 1998-11-11 2000-05-23 Teikoku Sen I Co Ltd 消防用ホース

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344313U (ja) * 1976-09-21 1978-04-15
JPS5555684U (ja) * 1978-10-06 1980-04-15
JPS56158269U (ja) * 1980-04-25 1981-11-26
JPH0470057U (ja) * 1990-10-29 1992-06-22
JPH11210944A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Sakura Rubber Co Ltd ホースとホースの製造方法
JP2000140145A (ja) * 1998-11-11 2000-05-23 Teikoku Sen I Co Ltd 消防用ホース

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061172A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Teikoku Sen I Co Ltd 消防ホースの連結部構造
JP4597817B2 (ja) * 2005-08-29 2010-12-15 帝国繊維株式会社 消防ホースの連結部構造
JP2009005965A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Teikoku Sen I Co Ltd 消防用ホース
JP2014200548A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 櫻護謨株式会社 消防用ホース
JP2015134043A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 芦森工業株式会社 消防用ホース
JP2019193685A (ja) * 2018-04-30 2019-11-07 芦森工業株式会社 消防用ホース
JP7046438B2 (ja) 2018-04-30 2022-04-04 芦森工業株式会社 消防用ホース
JP2021058534A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 芦森工業株式会社 消防用ホース及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4531172B2 (ja) 2010-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI491781B (zh) The tubular body includes a rope rope
JP5308146B2 (ja) 消防ホース
JP2001141127A (ja) 消防用ホース
CN114729476A (zh) 抗冲击可缠绕多层编织套筒及其构造方法
WO2007116638A1 (ja) 編物製タイヤチェーン
JP3025050U (ja) ジャケットホース
JP4530519B2 (ja) 螺旋状ホース及びその製造方法
JP4052354B2 (ja) 編物製タイヤチェーン
JP4771759B2 (ja) ゴム紐及びこれを用いた衣料品
JPH02204151A (ja) エアーバッグ用袋織地
JP4632906B2 (ja) 消防用ホース及びその製造方法
KR20110010136U (ko) 수지호스
KR101350009B1 (ko) 내압용 호스
JPH0454389Y2 (ja)
KR20130078225A (ko) 내압용 호스
JP4553445B2 (ja) ホース
JP4307057B2 (ja) ダブルジャケットホース
JP4948723B2 (ja) 消防ホース
JP3743966B2 (ja) 手切れ性を有する伸縮包帯
JP2000146032A (ja) 消防用ホース
KR101462336B1 (ko) 토오치 절단용 호스
JPH0482938A (ja) シート状資材製品
JP3101543U (ja) 再織り並びにかばんの再織り物品
JP2009191972A (ja) 消防用ホース
JPS609001Y2 (ja) 特殊積層シ−ト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4531172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees