JP2015134043A - 消防用ホース - Google Patents

消防用ホース Download PDF

Info

Publication number
JP2015134043A
JP2015134043A JP2014006312A JP2014006312A JP2015134043A JP 2015134043 A JP2015134043 A JP 2015134043A JP 2014006312 A JP2014006312 A JP 2014006312A JP 2014006312 A JP2014006312 A JP 2014006312A JP 2015134043 A JP2015134043 A JP 2015134043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
fire hose
wound
jacket
hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014006312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6292608B2 (ja
Inventor
健一 柴田
Kenichi Shibata
健一 柴田
本間 毅
Takeshi Honma
毅 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ashimori Industry Co Ltd
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ashimori Industry Co Ltd filed Critical Ashimori Industry Co Ltd
Priority to JP2014006312A priority Critical patent/JP6292608B2/ja
Publication of JP2015134043A publication Critical patent/JP2015134043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6292608B2 publication Critical patent/JP6292608B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

【解決手段】 たて糸4とよこ糸5とを、2/1綾織り組織にて筒状に織成してなるジャケット3の内面に、柔軟なゴム又はプラスチックのライニング6を形成してなる消防用ホース1において、当該消防用ホース1を扁平に折り畳んだ状態における腹部8の厚さが、耳部7及びその近傍の厚さより2〜10%厚い。【効果】 消防用ホース1を図7に示すように巻回したとき、耳部7の膨らみ9を無理に解消することなく、腹部8同士が当接することにより巻回することができ、側方にずれることなく巻回することができ、美しい巻き姿を形成することができると共に、巻き崩れが生じることもない。【選択図】 図1

Description

本発明はたて糸とよこ糸とを筒状に織成してなるジャケットの内面にゴム又はプラスチックのライニングを施してなる消防用ホースに関するものであって、特に前記ジャケットが2/1綾織りにより織成された消防用ホースにおいて、コイル状に巻回したときに美しい巻き姿を形成することができ、巻き崩れが生じにくい消防用ホースを提供することを目的とするものである。
一般に消防用ホース1は両端に接続金具2が取り付けられており、不使用時には図7に示すようにコイル状に巻回した状態で収納され、且つ消防自動車に搭載される。そしてそのコイル状の消防用ホースを火災現場において転がすことにより展張して伸ばし、接続金具2を結合して通水するのである。
このとき消防用ホース1が美しい巻き姿で巻かれていないと、コイルの中心が側方に抜けて巻き崩れが生じたり、またこの消防用ホースを展張する際にスムーズに転がらず、曲がってしまうことがある。
特に消防用ホース1において、ジャケットが綾織り組織で織成されている場合には、前述のように美しい巻き姿を形成することが難しく、巻き崩れが生じることが多かったのである。
従来は一般的に消防用ホース1のジャケット3は、図6に示されるように、たて糸4とよこ糸5とを平織り組織で織成されることが多く、ジャケット3の内外面共にたて糸4で覆われており、そのジャケット3の内面にゴム又はプラスチックのライニング6が施されている。
かかる構造においては、ライニング6はたて糸4のみに接着しており、よこ糸5には接着されることはない。そのため図6に示すように消防用ホース1を扁平に折り畳んだときに、消防用ホース1の耳部7において強く折り畳まれても、ジャケット3を構成するたて糸4とよこ糸5とが互いに融通し合い、腹部8の厚さのままで耳部7まできちんと折り畳まれるのである。
しかしながら近年、特に柔軟なホースが求められ、さらに特に外傷や摩耗に対する耐久性を向上させるため、外面に内面よりもたて糸4が多く配置された、2/1綾織り組織のジャケット3が使用されるようになってきた。
ところが2/1綾織り組織は、外面においてたて糸4がよこ糸5の表面に二本浮き、一本沈むことを繰り返す組織であるため、図4に示すようにジャケット3の内面においてよこ糸5が露出し、ライニング6がたて糸4のみならずよこ糸5にも接着することとなるのである。
かかる状態で消防用ホース1を扁平に折り畳もうとすると、よこ糸5に接着していたライニング6がその両側からたて糸4で挟圧されることになるため、平織り組織のジャケット3の場合において述べたように、たて糸4とよこ糸5とが融通し合うことができず、耳部において扁平に折り畳むことが困難となるのである。
そのためこの消防用ホース1を無理に扁平に折り畳もうとすると、耳部7において急角度で折り畳まれることができず、図4に示すように耳部が膨らんで、その膨らみ9を解消することができない。
それ故その消防用ホース1を図7のように巻回すると、前述のように耳部7が膨らんでいるため、その膨らみ9同士が互いにぶつかり合い、その状態で隣接する消防用ホース1同士が押し合うことになる。
そのためその膨らみ9が側方にずれ合うことにより落ち着き、図5に示すように耳部が激しい凹凸を形成し、消防用ホース1の巻き上がりが極めて見苦しいものとなると共に、隣接する消防用ホース1同士の接触面が少ないため、側方にずれて巻き崩れを生じ易くなるのである。
なお、本発明と類似の構造を有する消防用ホースとして、特開2001‐141127号公報に示されたものがあるが、このものは公報中に明記はされていないが、ジャケットは従来の平織り組織で織成されたものであると思われ、効果として展張性の向上が歌われているだけであって、前述のような巻き上がりの美しさや巻き崩れを防止する効果については全く記載されておらず、平織り組織のジャケットでは、このような問題は生じないものと考えられる。
特開2001‐141127号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、たて糸とよこ糸とを2/1綾織り組織にて織成したジャケットの内面に、柔軟なゴム又はプラスチックのライニングを形成してなる柔軟な消防用ホースにおいて、これをコイル状に巻回したときに耳部がきちんと揃って巻かれ、且つ巻き崩れが生じることのない消防用ホースを提供することを目的とするものである。
而して本発明は、たて糸とよこ糸とを、2/1綾織り組織にて筒状に織成してなるジャケットの内面に、柔軟なゴム又はプラスチックのライニングを形成してなる消防用ホースにおいて、当該消防用ホースを扁平に折り畳んだ状態における腹部の厚さが、耳部及びその近傍の厚さより2〜10%厚いことを特徴とするものである。
本発明においては、前記腹部のジャケットを構成するたて糸が、前記耳部及びその近傍のジャケットを構成するたて糸よりも、見かけの太さが5〜20%太いものとすることが好ましい。
本発明によれば、消防用ホース1の腹部8が耳部7及びその近傍よりも厚さが大きいので、その消防用ホース1を図7に示すように巻回したとき、耳部7の膨らみ9を無理に解消することなく、腹部8同士が当接することにより巻回することができ、側方にずれることなく巻回することができ、美しい巻き姿を形成することができると共に、巻き崩れが生じることもない。
本発明の消防用ホースの横断面図 本発明の消防用ホースを扁平に折り畳んだ状態の横断面図 本発明の消防用ホースを巻回した状態の、図7におけるIII−III断面図 従来の綾織り組織の消防用ホースを扁平に折り畳んだ状態の横断面図 従来の綾織り組織の消防用ホースを巻回した状態の、図7におけるIII−III断面図 従来の平織り組織の消防用ホースを扁平に折り畳んだ状態の横断面図 消防用ホースを巻回した状態の側面図
以下本発明を図面に従って説明する。図1は本発明の消防用ホース1の横断面図であって、たて糸4とよこ糸5とを筒状に織成したジャケット3の内面に、ライニング6を形成したものである。
そしてこの消防用ホース1のジャケット3は、2/1綾織り組織により織成されている。すなわちたて糸4が表面によこ糸5二本分浮いたのち、よこ糸5一本分沈むことを繰り返している。逆によこ糸5の浮沈で言えば、よこ糸5がたて糸4一本分表面に浮いたのち、たて糸4二本分沈むことを繰り返している。
そして本発明においては、前記たて糸4として、消防用ホース1の腹部8を形成するたて糸4bが、耳部7を形成するたて糸4aよりも見かけの太さが太い糸を使用することにより、消防用ホース1の腹部8の厚みが耳部7及びその近傍よりも厚くなるように構成されている。
腹部8を形成するたて糸4bは、耳部7を形成するたて糸4aよりも、見かけの太さが5〜20%太いものとすることが好ましい。このようにすることにより、消防用ホース1の腹部8の厚みが、耳部7及びその近傍に比べて、2〜10%厚くなるように構成するのが適当である。
腹部8のたて糸4bの見かけ太さを太くする手段としては、耳部7のたて糸4aよりも繊維量を増すこともできるが、例えばたて糸4aをフィラメント糸で形成し、たて糸4bをスパン糸又は嵩高加工糸で形成することにより、繊維量をほとんど変えることなく、見かけ太さを太くすることも可能である。
以上のようにすることにより、消防用ホース1の腹部8が耳部7及びその近傍に比べて厚くなる。そのため図2に示すように、消防用ホース1を扁平に折り畳んだときその耳部7に多少の膨らみ9があったとしても、それを無理に解消することなく、腹部8の厚みtの範囲内に納まるのである。
それ故この消防用ホース1をコイル状に巻回したときも、図3に示すように厚い腹部8において隣接する消防用ホース1が互いに当接し合い、且つ膨らみ9が互いに当接し合ってもそれが邪魔になることがなく、前記図5に見られるような巻き姿の乱れがなく、きちんとした巻き姿が得られる。
また腹部8において隣接する消防用ホース1が互いに当接し合っており、それが巻回力によって互いに押し合っているので、隣接する消防用ホース1が互いにずれることがなく、巻き崩れが生じることがない。
以上の説明においては高性能の消防用ホース1として説明しているが、2/1綾織り組織で織成されたジャケット3の内面にライニング6を施したものである限り、消防用に限らず排水用ホースなどにおいても、本願発明を利用することが可能であり、これらも消防用ホース1に含むものである。
1 消防用ホース
3 ジャケット
4 たて糸
5 よこ糸
6 ライニング
7 耳部
8 腹部
9 膨らみ

Claims (2)

  1. たて糸(4)とよこ糸(5)とを、2/1綾織り組織にて筒状に織成してなるジャケット(3)の内面に、柔軟なゴム又はプラスチックのライニング(6)を形成してなる消防用ホース(1)において、当該消防用ホース(1)を扁平に折り畳んだ状態における腹部(8)の厚さが、耳部(7)及びその近傍の厚さより2〜10%厚いことを特徴とする、消防用ホース
  2. 前記腹部(8)のジャケット(3)を構成するたて糸(4b)が、前記耳部(7)及びその近傍のジャケット(3)を構成するたて糸(4a)よりも、見かけの太さが5〜20%太いことを特徴とする、請求項1に記載の消防用ホース
JP2014006312A 2014-01-17 2014-01-17 消防用ホース Active JP6292608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006312A JP6292608B2 (ja) 2014-01-17 2014-01-17 消防用ホース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006312A JP6292608B2 (ja) 2014-01-17 2014-01-17 消防用ホース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015134043A true JP2015134043A (ja) 2015-07-27
JP6292608B2 JP6292608B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=53766404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014006312A Active JP6292608B2 (ja) 2014-01-17 2014-01-17 消防用ホース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6292608B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534405U (ja) * 1976-06-30 1978-01-17
JP2000140145A (ja) * 1998-11-11 2000-05-23 Teikoku Sen I Co Ltd 消防用ホース
JP2001141127A (ja) * 1999-11-11 2001-05-25 Sakura Gomme Kk 消防用ホース
JP2003074756A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Teikoku Sen I Co Ltd 消防ホース

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534405U (ja) * 1976-06-30 1978-01-17
JP2000140145A (ja) * 1998-11-11 2000-05-23 Teikoku Sen I Co Ltd 消防用ホース
JP2001141127A (ja) * 1999-11-11 2001-05-25 Sakura Gomme Kk 消防用ホース
JP2003074756A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Teikoku Sen I Co Ltd 消防ホース

Also Published As

Publication number Publication date
JP6292608B2 (ja) 2018-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0438984Y2 (ja)
KR101758089B1 (ko) 튜브형 끈 본체를 구비한 끈
JP6473089B2 (ja) 補強弁
BRPI0720558B1 (pt) tubo flexível
EP3617576B1 (en) Four-layer-structured water passing device
EP2851597A1 (en) Pressure-resistant hose
JP6292608B2 (ja) 消防用ホース
JP4889680B2 (ja) 二重筒状織物
JP2006336813A (ja) ホース及びその製造方法
JP4619329B2 (ja) ホースと継手金具との接続部の構造
JP5277276B2 (ja) 円筒ジャケット及びジャケットホース
JP5977624B2 (ja) 消防用ホース
US299017A (en) schenck
JP6508057B2 (ja) 多重筒状織物構造体
JPH0648222Y2 (ja) ホース
CN104264313B (zh) 一种双层接结增强层
JP5105439B2 (ja) 筒状織物及びその製造方法
TWM456372U (zh) 巾類之結構
CN103542202B (zh) 一种快速应急消防管带
JP2008036027A (ja) 消防用ホース。
JP4647833B2 (ja) 消防ホース
JP2003004175A (ja) キンク防止耐圧フレキシブルホース
JP2009191972A (ja) 消防用ホース
TWM562358U (zh) 包覆管材織帶結構
JP5128220B2 (ja) 継手金具付きホース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6292608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250