JP2001140277A - ローダ作業機 - Google Patents
ローダ作業機Info
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- JP2001140277A JP2001140277A JP32462799A JP32462799A JP2001140277A JP 2001140277 A JP2001140277 A JP 2001140277A JP 32462799 A JP32462799 A JP 32462799A JP 32462799 A JP32462799 A JP 32462799A JP 2001140277 A JP2001140277 A JP 2001140277A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/627—Devices to connect beams or arms to tractors or similar self-propelled machines, e.g. drives therefor
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- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shovels (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
メンテナンスの容易化、コスト低減を図ったローダ作業
機を提供するにあたって、フレームの強度確保を図るこ
とを考慮する。 【解決手段】 車体4から突出する支持台15に設けた
メインフレーム19の左右側壁間にサイドフレーム20
を挿入状とし、このサイドフレーム20の下端側に設け
た嵌合部をメインフレーム19の被嵌合部に上方側から
左右軸廻りに回動自在に嵌合させると共に、この嵌合部
分の上方側でメインフレーム19とサイドフレーム20
との両者に亘って連結ピンを挿通し、サイドフレーム2
0の上部には先端側に作業具14を備えたブーム13の
基端側を枢着し、ブーム13とサイドフレーム20との
間にブームシリンダ43を設け、メインフレーム19の
左右側壁間に設けられた補強部材を、支持台から上方側
に延設された前部補強部と、サイドフレーム下部の後方
側に配置されていて被嵌合部よりも上方に延設状とされ
た後部補強部と、これら前部補強部の上端側と後部補強
部の下端側とを連結する中間補強部とから構成する。
Description
ントローダ等の作業装置を装着してなるローダ作業機に
関するものである。
前部にフロントローダを装着してなるものがあり、この
フロントローダとして、トラクタの車体前部に、該車体
から左右方向外方突出状に支持台を設け、この支持台
に、該支持台から上方突出状にメインフレームを設け、
このメインフレームは左右側壁と背面壁とから前方及び
上方に開放状とされたコ字形に形成されていてその左右
側壁間にサイドフレームが挿入状とされ、このサイドフ
レームの下端側に設けた嵌合部をメインフレームに設け
た被嵌合部に上方側から左右軸廻りに回動自在に嵌合さ
せると共に、この嵌合部分の上方側でメインフレームと
サイドフレームとの両者に亘って連結ピンを挿脱自在に
挿通させ、サイドフレームの上部には先端側にバケット
を備えたブームの基端側が枢着され、ブームとサイドフ
レームとの間にはブームを揺動させるブームシリンダが
設けられてなるものがある。
インフレーム(またはサイドフレーム)から前下方に突
出すると共に前端側がトラクタの車体に連結されたブレ
ースをトラクタの前部側方に設け、ブーム側からサイド
フレーム及びメインフレームに作用する荷重を分散させ
ている。
ては、ブレイスがトラクタのボンネットの側方に位置す
るので、該ブレイスが邪魔物となってボンネット内等の
メンテナンスがやりずらい、トラクタ運転者の前方視界
の妨げとなる等の問題がある。また、ブレイスがあると
外観上好ましくない。しかしながら、ブレイスが無い
と、ブームからサイドフレーム及びメインフレームに荷
重が作用すると、メインフレーム下部やメインフレーム
下端の支持台への固定部分に応力が集中し、強度上の問
題を生じる。
レイスを設けない場合の、強度上の問題を解消すること
を考慮したローダ作業機を提供することを目的とする。
するために講じた技術的手段は、走行車両の車体から左
右方向外方に突出する支持台に、該支持台から上方突出
状にメインフレームが設けられ、このメインフレームは
左右側壁と背面壁とから前方及び上方に開放状に形成さ
れていてその左右側壁間にサイドフレームが挿入状とさ
れ、このサイドフレームの下端側に設けた嵌合部をメイ
ンフレームに設けた被嵌合部に上方側から左右軸廻りに
回動自在に嵌合させると共に、この嵌合部分の上方側で
メインフレームとサイドフレームとの両者に亘って連結
部材を挿脱自在に挿通させ、サイドフレームの上部には
先端側に作業具を備えたブームの基端側が枢着され、ブ
ームとサイドフレームとの間にはブームを揺動させるブ
ームシリンダが設けられ、メインフレームの左右側壁間
に補強部材が設けられたローダ作業機において、補強部
材は、支持台から上方側に延設された前部補強部と、サ
イドフレーム下部の後方側に配置されていて被嵌合部よ
りも上方に延設状とされた後部補強部と、これら前部補
強部の上端側と後部補強部の下端側とを連結する中間補
強部とから構成されていることを特徴とする。
の背面壁下部及び内側側壁下部の外面に補強部材を重合
固定するのがよい。また、他の技術的手段は、走行車両
の車体から左右方向外方に突出する支持台に、該支持台
から上方突出状にメインフレームが設けられ、このメイ
ンフレームにサイドフレームが取り付けられ、このサイ
ドフレームの上部には先端側に作業具を備えたブームの
基端側が枢着され、ブームとサイドフレームとの間には
ブームを揺動させるブームシリンダが設けられ、車体の
側方に、前部側が支持台のメインフレームと車体との間
に固定されると共に後部側が車体に固定されたサブフレ
ームを設けたローダ作業機において、メインフレームと
サブフレームとの間に、支持台とで箱形構造を構成する
補強部材を設けたことを特徴とする。
方に配置されていて、油圧機器制御するコントロールバ
ルブを取り付けるためのバルブステーとすることができ
る。また、前記バルブステーの前部は、被嵌合部の前部
から上方に延設されており、後部は支持台の後方に延設
されてサイドフレーム側面に固定されているのがよい。
また、支持台後部の、サブフレームと車体との間に、前
方に向けて開放状の側面視コ字形の補強部材を固定する
のがよい。
に基づいて説明する。図1において、1は、トラクタ
(走行車両)2の前部にフロントローダ3を装着してな
るローダ作業機である。前記トラクタ2の車体4は、エ
ンジンの後方にクラッチハウジングを連結すると共に該
クラッチハウジングの後方にミッションケースを連結し
て主構成されてなり、操向輪となる左右一対の前輪7
と、駆動輪となる左右一対の後輪8とで走行可能に支持
されている。
れ、エンジンの下部左右側面には、該エンジンから前方
に突出する前車軸フレーム6がボルト等によって取付固
定されており、この前車軸フレーム6に前車軸、前車軸
ケース等を介して前輪7が支持されている。また、車体
4の後部(ミッションケースの後部)左右両側には、後
車軸等を介して後輪8を支持する後車軸ケース9が左右
方向外方突出状に固定されている。なお、車体4の後部
上方には運転席10が設けられ、運転席10の前方に
は、操縦ハンドル11が設けられている。
ーム13と、バケット(作業具)14とを備えて主構成
されている。フレーム12は、図1〜図10に示すよう
に、車体4の前部側方に、該車体4から左右方向外方突
出状に配置された支持台15と、この支持台15を車体
4に取付固定する取付ブラケット16と、前記支持台1
5に、該支持台15から上方突出状に設けられたブーム
支持体17と、車体4の側方に前後方向に配置されてい
て前端側が支持台15に固定され後端側が車体4後部に
固定されたサブフレーム18とを左右一対備えて主構成
されている。
向の軸心を有する円筒状のパイプ材からなり、この支持
台15の左右方向内端側が前記取付ブラケット16に溶
接等によって固定されており、この取付ブラケット16
は板材等から構成されていて車体4に取付固定されてい
る。なお、具体的には、取付ブラケット16は、前部が
前車軸フレーム6の側面にボルト等によって固定され、
後部の上部及び中途部が車体4に直接ボルト等によって
取付固定されており、左右の取付ブラケット16の後部
下部側は図示省略の連結フレームによって連結され、該
連結フレームは車体4の下面側に取付固定される。
右方向外端側に固定されたメインフレーム19と、この
メインフレーム19に着脱自在に取り付けられるサイド
フレーム20とから主構成されている。メインフレーム
19は、左右の側壁19aと、背面壁19bとから前方
及び上方に開放状の平面視コ字形に形成されており、上
下方向中途部の前部側には、左右の側壁19aを貫通す
る左右方向の支軸21(被嵌合部)が固定され、上部に
は左右の側壁19aを貫通する挿通孔22が形成されて
いる。
前記支持台15の左右方向外端側が左右の側壁19aを
貫通して溶接等により固定されており、支持台15に、
該支持台15から上方突出状にメインフレーム19が設
けられている。サイドフレーム20は、左右の側壁20
aと、背面壁20bとから前方及び上方に開放状の平面
視コ字形に形成されており、サイドフレーム20の下端
前部側には板材等からなる嵌合部材28が左右の側壁2
0a間に亘って設けられ、この嵌合部材28には、下方
に向けて開放状の円弧状の凹部29(嵌合部)が左右方
向に亘って設けられており、該凹部29がメインフレー
ム9の支軸21に上方から左右軸廻りに回動可能に嵌合
されている。
を連結するように、板材等からなる補強部材26,27
が設けられている。補強部材26は、嵌合部材28の前
部から上方に延出されると共に、上部で後方側に向けて
折曲されて背面壁20bまで延出されている。また、補
強部材27は、嵌合部材28の後端から後方に延出され
ると共に、後部側が上方に向かうにしたがって後方に移
行する傾斜状となるように折曲され、背面壁20b下端
まで延出されている。なお、左右のサイドフレーム20
は、その上部間に亘って配置された図1に示すコネクタ
41によって連結されている。
の、上部及び上下方向中途部の前後には、それぞれ左右
の側壁20aを貫通する挿通孔31,32,33が形成
されている。そして、図2,図11,図13に示すよう
に、サイドフレーム20の凹部29がメインフレーム1
9の支軸21に上方から嵌合した状態で、サイドフレー
ム20の上下方向中途部後部側の挿通孔33がメインフ
レーム19の挿通孔22に一致するようになっており、
これら挿通孔22,33に亘って連結ピン34(連結部
材)を挿通することにより、サイドフレーム20がメイ
ンフレーム19に対して固定されるようになっている。
9aの内面側上部には、サイドフレーム20の外面側
の、挿通孔33の縁に設けたボス35が嵌合するボスガ
イド36が設けられている。前記連結ピン34の左右方
向外端側には、L字形の係合部材37が固定されてい
る。この係合部材37は、左右方向内方に向けて折曲さ
れてL字形とされており、一方、メインフレーム19の
左右方向外方側の側壁19aには、係合部材37の折曲
部分が挿通される挿通孔39が形成されており、メイン
フレーム19の左右方向外方側の側壁19aの内側で、
係合部材37にβピン等の抜け止め部材38を係合させ
ることで、連結ピン34が抜け止めされるように構成さ
れている。
ム19から離反させる場合には、前記連結ピン34を挿
通孔22,33から抜脱させるが、サイドフレーム20
には、その左右方向外方側の側壁20a外面の上部後部
側に、円筒体で構成されたピンホルダ40が設けられて
おり、連結ピン34を挿通孔22,33から抜いたあと
は、このピンホルダ40に係合部材37の折曲部分を挿
通させると共に、係合部材37に抜け止め部材38を係
合させて係合部材37をピンホルダ40から抜け止めす
ることで、連結ピン34をピンホルダ40に保持させて
おく。
ンホルダ40に保持させておくことにより、連結ピン3
4の紛失防止が図られている。また、ピンホルダ40等
はトラクタ2に乗ったままで手が届く所に設けられてお
り、連結ピン34を、挿通孔22,33に対して抜き差
ししたり、ピンホルダ40に保持させたりするのは、ト
ラクタ2に乗ったまま行うことができるようになってい
る。前記ブーム13は左右一対設けられ、基端側(後端
側)がサイドフレーム20の挿通孔31に挿通されるピ
ンによって、サイドフレーム20に左右方向の軸心回り
に回動自在に枢着されており、ブーム13の先端側に
は、バケット14が左右方向の軸心回りに回動自在に枢
着されている。
イプ42によって相互に連結されている。サイドフレー
ム20の挿通孔32形成部分は油圧シリンダ(ブームシ
リンダ)の連結部とされており、この連結部とブーム1
3の中途部とに亘ってブームシリンダ43が介装されて
いて、該ブームシリンダ43の伸縮によってブーム13
が上下揺動されるように構成されている。各ブーム13
の前部上方側には、油圧シリンダからなるバケットシリ
ンダ44が配置され、このバケットシリンダ44の基端
側はブーム13の中途部に枢着され、バケットシリンダ
44の先端側には一対のリンク45が枢着され、一方の
リンク45はバケット14に枢着され、他方のリンク4
5はブーム13に枢着されていて、バケットシリンダ4
4の伸縮によりバケット14がスクイ・ダンプ動作され
るように構成されている。
って形成された主板材18Aと、支持台15に連結され
たブラケット18Bとから構成されている。ブラケット
18Bは、メインフレーム19と取付ブラケット16と
の間に配置され且つ支持台15に外嵌されて溶接等によ
って固定されている。主板材18Aは、車体4の下部側
方に前部から後部に亘るように前後方向に配置されてお
り、主板材18Aの前部は、ブラケット18Bの支持台
15から後方に突出する部分に溶接等によって固定さ
れ、主板材18Aの後端側は、後車軸ケース9等に固定
されたブラケット47にボルト等によって固定されるこ
とで、車体4に連結固定されている。
は一体形成されていてもよい。また、サブフレーム18
の後端側は、直接車体4に固定してもよく、また、車体
4側に取付固定される他の部材に固定してもよい。ま
た、トラクタ2の後部にバックホーを装着できるタイプ
のものでは、後車軸ケース9に取付固定されるバックホ
ー取付枠に、サブフレーム18の後端側を連結固定する
ようにしてもよい。メインフレーム19の左右側壁19
a間の下部には、左右の側壁19aを連結する板材等か
らなる補強部材23が設けられている。この補強部材2
3は、下端側が支持台15の前面側の上下方向中途部
(中央部)に溶接等によって固定されていて支持台15
上方に向けて延設された前部補強部23aと、サイドフ
レーム20の下部後方に配置されていて支軸21よりも
上方に延設状とされた後部補強部23bと、サイドフレ
ーム20の前部下方側に配置されていて前部補強部23
aと後部補強部23bとを連結する中間補強部23cと
から構成されている。
の下部後面側形状(補強部材27の後部側形状)に沿う
ように、後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜
状に配置され、その上端部は、支軸21と挿通孔22と
の間の上下方向中途部で且つメインフレーム19の背面
壁19bにまで至っていて、該背面壁19bに溶接等に
よって固定されている。前記補強部材23の後部補強部
23bが中間補強部23cと同じ傾斜角度で設けられて
いると、ブレイスがない(ブレイスレスの)場合、ブー
ム13側から作用する荷重により、図5のY−Y線でメ
インフレーム19に変形が生じることがあるが、後部補
強部23bが図のように設けられていることで、ブレイ
スレスのフロントローダ3においてメインフレーム19
のY−Y線での変形を防止することができる。
ンフレーム19のY−Y線での変形が防止できるよう
に、メインフレーム19の背面壁19bの下部外面及び
内側の側壁19aの下部外面に、板材等からなる補強部
材58,59が重合されて溶接等によって固定されてお
り、この補強部材58,59によっても、メインフレー
ム19の下部の補強がなされており、ブレイスレスでも
メインフレーム19の強度が十分確保できるように構成
されている。補強部材58は、補強部材23の上端部近
傍(又は上端)からメインフレームの下端近傍(又は下
端)に亘って設けられ、上部側は、下方に向かうにした
がって漸次幅広となるように形成されている。
右方向内端縁の上下方向中途部から前方に一体的に延設
されている。メインフレーム19と取付ブラケット16
との間の前部及び下部には、板材等からなる補強部材2
4,25が設けられている。補強部材24は、支持台1
5の前面側上部から前方に向かうにしたがって上方に移
行する傾斜状に配置され、メインフレーム19から取付
ブラケット16に向かうにしたがって幅広となるように
形成されており、支持台15,取付ブラケット16,メ
インフレーム19等に溶接等によって固定されている。
側前後中央部から下方突出に配置され、メインフレーム
19から取付ブラケット16に向かうにしたがって幅広
となるように形成されており、支持台15,取付ブラケ
ット16,メインフレーム19等に溶接等によって固定
されている。また、メインフレーム19とサブフレーム
18との間には、図6に示すように、支持台15等とで
箱形構造を構成する板材等からなる補強部材48,6
0,61が設けられている。
の支軸21から支持台15の後方のブラケット18B後
部に亘って設けられており、この補強部材48の中間部
48aは支軸21の略真下からメインフレーム19の後
端に向けて、後方に向かうにしたがって下方に移行する
傾斜状に配置され、メインフレーム19の左右方向内方
側の側壁19a外面及びサブフレーム18(ブラケット
18B)外面に溶接等によって固定されている。なお、
前記補強部材59の下縁が中間部48aに溶接等によっ
て固定され、中間部48aの前部下面側に、補強部材6
2が配置され、該補強部材62は、メインフレーム19
の左右方向内方側の側壁19a外面及び中間部48a下
面に溶接等によって固定されている。
aよりも幅狭に形成され、中間部48a前端左右方向外
方側から上方に向けて且つ支軸21の前側を通って支軸
21よりも上方突出状に延設されており、メインフレー
ム19の左右方向内方側の側壁19a外面及び支軸21
に溶接等によって固定されている。補強部材48の後部
48cは、中間部48a及び補強部材58から後下方に
突出状に設けられ、後方に向かうにしたがって幅狭とな
るように形成されていると共に、中途部で傾斜が緩やか
となるように屈曲され、補強部材58及びサブフレーム
18(主板材18A)に溶接等によって固定されてい
る。
8aと補強部材24との間(支持台15の上方側)に、
前方に向かうにしたがって下方に移行する傾斜状に配置
され、メインフレーム19,補強部材48の中間部48
a,補強部材24及びサブフレーム18(ブラケット1
8B)に溶接等によって固定されており、補強部材48
の中間部48aと補強部材24とを連結している。補強
部材61は、支持台15の後方に位置する縦壁61a
と、この縦壁61aの下端から前方に突出する下壁61
bとから構成されている。縦壁61aは、補強部材58
の下部から左右方向内方に一体的に延設されており、補
強部材48下面及びサブフレーム18(ブラケット18
B)に溶接等によって固定されている。
の下面側前後中央部に溶接等によって固定されていると
共に、メインフレーム19及びサブフレーム18(ブラ
ケット18B)に溶接等によって固定されている。した
がって、前記構成のものでは、補強部材48の中間部4
8a、補強部材60,61、補強部材24のメインフレ
ーム19とサブフレーム18(ブラケット18B)との
間の部分、支持台21の補強部材24と補強部材61
(下壁61b前端部)との間の部分で箱形構造を構成し
ている。
ていても、ブレイスレスのフロントローダ3では、十分
なねじり強度を確保できないが、前記のように、箱形構
造とすることで、支持台21の径を大きくすることな
く、メインフレーム19とサブフレーム18との間のね
じり強度を十分に確保でき、ブレイスレスのフロントロ
ーダ3におけるフレーム12の強度確保が図られてい
る。また、サブフレーム18のブラケット18Bと取付
ブラケット16との間の支持台21後方側には、板材等
からなる補強部材63が配置されており、この補強部材
63は、ブラケット18Bから取付ブラケット16に亘
って設けられていて、これらブラケット18Bと取付ブ
ラケット16とに溶接等によって固定されている。
と、この後壁部63aの上端から前方に延びる上壁部6
3bと、後壁部63aの下端から前方に延びる下壁部6
3cとから側面視前方開放状のコ字形に形成されてい
る。上壁部63b及び下壁部63cの前端部(突出端
部)は支持台21後部に溶接等によって固定されてい
る。前記構成ものでは、支持台21の前部側壁部、上部
側壁部、下部側壁部及び補強部材63で箱形構造を構成
しており、サブフレーム18のブラケット18Bと取付
ブラケット16との間の、ねじり強度の確保が図られて
いる。
の前部48によって、支軸21固定部分の強度アップが
図られている(強度確保が図られている)と共に、補強
部材48の後部48cがサブフレーム18の主板材18
Aの前部に固定されているので(支軸21とサブフレー
ム18とを補強部材48で連結したので)、作業時等に
おいて、ブーム13側からメインフレーム19へと作用
する荷重(負荷)をサブフレーム18へと分散させるこ
とができる。以上のように、前記構成のフロントローダ
3にあっては、ブレイスがなくても支障のないようにな
っており、ブレイスを設けないことで、トラクタ2のボ
ンネット5内等のメンテナンスが容易となり、視界の向
上が図れ、外観も良好となるのである。
施の形態では右側)の補強部材48の中間部48aの前
部側は左右方向に幅広に形成されており、該補強部材4
8が、車体4にキャビン(図示省略)を搭載する場合に
おいて、ブームシリンダ43及びバケットシリンダ44
を制御するコントロールバルブBを取付固定するための
バルブステーとされている。したがって、フレーム12
の右側では、バルブステーが補強部材48を兼ねてい
る。
キャビン室内の運転席近傍に、コントロールバルブBを
操作する操作手段が設けられ、該操作手段とコントロー
ルバルブBとは、ワイヤ等によって連動連結される。図
1及び図14等に示すように、車体4にキャビンを搭載
しないときには、右側(左右一方)のメインフレーム1
9の上端側の左右方向内方側に固定されたバルブステー
49に、前記コントロールバルブBが取り付けられると
共に、このバルブステー49に、操作レバーを有する操
作手段50が取り付けられ、この操作手段50によって
コントロールバルブBを操作することで、ブームシリン
ダ43及びバケットシリンダ44が制御されるようにな
っている。
左右方向内方側の面及び連結パイプ42の上面側には、
圧油の供給・戻し用の油圧パイプ51,52が配管され
ている。一方の油圧パイプ51は左右のバケットシリン
ダ44用であり、他方の油圧パイプ52は左右のブーム
シリンダ43用であり、これら油圧パイプ51,52の
後端側はそれぞれ油圧ホース53,54を介してコント
ロールバルブBに接続され、他端側はそれぞれ油圧ホー
スを介してバケットシリンダ44、ブームシリンダ43
に接続される。
向かうにしたがって下方に移行する傾斜状となるように
折曲されており、油圧カプラ55等を介して前記油圧ホ
ース53,54の前端側が接続されている。また、コン
トロールバルブBは後方に向かうにしたがって上方に移
行する傾斜状に配置されており、その上面側に圧油の出
入りポートが形成され、該ポートには45°アダプタ5
6が接続されていて、圧油の経路が前方に向かうように
向きが変えられ、このアダプタ56に前記油圧ホース5
3,54の後端側が油圧カプラ57等を介して接続され
ている。
1,52の後端側が下向きに湾曲状に折曲されると共に
コントロールバルブB側のポートに45°のアダプタ5
6を接続することにより、油圧ホース53,54が下向
きに湾曲するように該油圧ホース53,54をたるませ
ており、油圧ホース53,54がブーム13から上方に
突出しないように考慮されている。したがって、ブーム
13を上下揺動させても、油圧ホース53,54はブー
ム13の上端縁よりも下方に納められ、上方に突出しな
いので、前方視界及びローダ作業機1を側方からみた場
合の見栄えが非常によい。
るのは、前記サイドフレーム20をメインフレーム19
から離脱させる場合、ブームシリンダ43等を操作する
ことによりサイドフレーム20をメインフレーム19か
ら上方へと離脱させて行くことにより行われることか
ら、前記油圧ホース53,54は、サイドフレーム20
をメインフレーム19に取り付けた状態では、ある程度
の余裕のある長さに形成されているからである。また、
油圧パイプの後端側をストレートに形成すると共に、コ
ントロールバルブのポートに45°アダプタを設けない
と、油圧ホースがブームから上方に突出するように上方
に向かって湾曲し、オペレータの前方視界が悪くなると
共に、ローダ作業機1を側面からみた場合の見栄えが悪
く見苦しい。
右方向外方に突出する支持台に、該支持台から上方突出
状にメインフレームが設けられ、このメインフレームは
左右側壁と背面壁とから前方及び上方に開放状に形成さ
れていてその左右側壁間にサイドフレームが挿入状とさ
れ、このサイドフレームの下端側に設けた嵌合部をメイ
ンフレームに設けた被嵌合部に上方側から左右軸廻りに
回動自在に嵌合させると共に、この嵌合部分の上方側で
メインフレームとサイドフレームとの両者に亘って連結
部材を挿脱自在に挿通させ、サイドフレームの上部には
先端側に作業具を備えたブームの基端側が枢着され、ブ
ームとサイドフレームとの間にはブームを揺動させるブ
ームシリンダが設けられ、メインフレームの左右側壁間
に補強部材が設けられたローダ作業機において、補強部
材は、支持台から上方側に延設された前部補強部と、サ
イドフレーム下部の後方側に配置されていて被嵌合部よ
りも上方に延設状とされた後部補強部と、これら前部補
強部の上端側と後部補強部の下端側とを連結する中間補
強部とから構成されていることを特徴とするので、ブレ
イスレスのローダ作業機であっても、メインフレームの
強度確保を図ることができる。
の背面壁下部及び内側側壁下部の外面に補強部材を重合
固定することにより、メインフレームのさらなる強度確
保が図れる。また、他の発明によれば、走行車両の車体
から左右方向外方に突出する支持台に、該支持台から上
方突出状にメインフレームが設けられ、このメインフレ
ームにサイドフレームが取り付けられ、このサイドフレ
ームの上部には先端側に作業具を備えたブームの基端側
が枢着され、ブームとサイドフレームとの間にはブーム
を揺動させるブームシリンダが設けられ、車体の側方
に、前部側が支持台のメインフレームと車体との間に固
定されると共に後部側が車体に固定されたサブフレーム
を設けたローダ作業機において、メインフレームとサブ
フレームとの間に、支持台とで箱形構造を構成する補強
部材を設けたことを特徴とするので、ブレイスレスのロ
ーダ作業機であっても、メインフレームとサブフレーム
との間のねじり強度の確保が図れる。
方に配置されていて、油圧機器制御するコントロールバ
ルブを取り付けるためのバルブステーとされていること
により、補強部材とバルブステーとの兼用化(部材の兼
用化)が図れる。また、前記バルブステーの前部は、被
嵌合部の前部から上方に延設されており、後部は支持台
の後方に延設されてサイドフレーム側面に固定されてい
ることにより、被嵌合部固定部分の強度確保が図れると
共に、ブーム側からメインフレームへと作用する荷重を
サブフレームへと分散させることができる。
との間に、前方に向けて開放状の側面視コ字形の補強部
材を固定したことにより、フレームの、サブフレームと
車体との間のねじり強度が確保できる。
る。
ある。
離脱させる際の側面図である。
図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 走行車両の車体から左右方向外方に突出
する支持台に、該支持台から上方突出状にメインフレー
ムが設けられ、このメインフレームは左右側壁と背面壁
とから前方及び上方に開放状に形成されていてその左右
側壁間にサイドフレームが挿入状とされ、このサイドフ
レームの下端側に設けた嵌合部をメインに設けた被嵌合
部に上方側から左右軸廻りに回動自在に嵌合させると共
に、この嵌合部分の上方側でメインフレームとサイドフ
レームとの両者に亘って連結部材を挿通させ、サイドフ
レームの上部には先端側に作業具を備えたブームの基端
側が枢着され、ブームとサイドフレームとの間にはブー
ムを揺動させるブームシリンダが設けられ、メインフレ
ームの左右側壁間に補強部材が設けられたローダ作業機
において、 補強部材は、支持台から上方側に延設された前部補強部
と、サイドフレーム下部の後方側に配置されていて被嵌
合部よりも上方に延設状とされた後部補強部と、これら
前部補強部の上端側と後部補強部の下端側とを連結する
中間補強部とから構成されていることを特徴とするロー
ダ作業機。 - 【請求項2】 メインフレームの背面壁下部外面及び内
側の側壁下部外面に補強部材を重合固定したことを特徴
とする請求項1記載のローダ作業機。 - 【請求項3】 走行車両の車体から左右方向外方に突出
する支持台に、該支持台から上方突出状にメインフレー
ムが設けられ、このメインフレームにサイドフレームが
取り付けられ、このサイドフレームの上部には先端側に
作業具を備えたブームの基端側が枢着され、ブームとサ
イドフレームとの間にはブームを揺動させるブームシリ
ンダが設けられ、車体の側方に、前部側が支持台のメイ
ンフレームと車体との間に固定されると共に後部側が車
体に固定されたサブフレームを設けたローダ作業機にお
いて、 メインフレームとサブフレームとの間に、支持台とで箱
形構造を構成する補強部材を設けたことを特徴とするロ
ーダ作業機。 - 【請求項4】 前記補強部材の一部は、支持台の上方側
に配置されていて、油圧機器制御するコントロールバル
ブを取り付けるためのバルブステーとされていることを
特徴とする請求項3記載のローダ作業機。 - 【請求項5】 前記バルブステーの前部は、被嵌合部の
前部から上方に延設されており、後部は支持台の後方に
延設されてサイドフレーム側面に固定されていることを
特徴とする請求項4記載のローダ作業機。 - 【請求項6】 支持台後部の、サブフレームと車体との
間に、前方に向けて開放状の側面視コ字形の補強部材を
固定したことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記
載のローダ作業機。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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-
1999
- 1999-11-15 JP JP32462799A patent/JP3639162B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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