JP4606359B2 - フロントローダ - Google Patents

フロントローダ Download PDF

Info

Publication number
JP4606359B2
JP4606359B2 JP2006077641A JP2006077641A JP4606359B2 JP 4606359 B2 JP4606359 B2 JP 4606359B2 JP 2006077641 A JP2006077641 A JP 2006077641A JP 2006077641 A JP2006077641 A JP 2006077641A JP 4606359 B2 JP4606359 B2 JP 4606359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
vehicle body
pipe material
connecting member
traveling vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006077641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007254972A (ja
Inventor
寛樹 福留
修一 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2006077641A priority Critical patent/JP4606359B2/ja
Publication of JP2007254972A publication Critical patent/JP2007254972A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4606359B2 publication Critical patent/JP4606359B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、フロントローダに関するものである。
従来より、フロントローダを具備した作業機として、TLB(トラクタ・ローダ・バックホー)と呼称されるものがある(例えば、特許文献1)。この作業機は走行車体であるトラクタの前部にフロントローダを、後部にバックホーを装着して構成されている。
フロントローダは、走行車体に固定の左右支持部材に一対のブームシリンダを介して昇降するブームを有しており、このブームは左右一方(左側)の支持部材に枢支された左ブーム部材と、左右他方(右側)の支持部材に枢支された右ブーム部材とを有している。そして、各ブーム部材と左右各支持部材との間に前記ブームシリンダが設けられ、ブームを昇降自在としている。左ブーム部材と右ブーム部材とは連結部材により連結されている。
特開2006−28934号公報
従来の技術では、ブームを昇降させる左右一対のブームシリンダに作動油を供給するため、左右各ブームシリンダに作動油を供給する管材を、走行車体側から右ブーム部材に向けて配設すると共に、右ブーム部材に配設した管材を前記連結部材を経由して左ブーム部材へ配設することによって、管材を左右各ブームシリンダに接続している。
しかしながら、左右各ブーム部材と連結部材とに亘って管材を通した状態では、その管材が左右各ブーム部材の下縁から出ていることから、その管材がトラック等のあおりに当たってしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、ブーム部材に切り欠き部を形成することで、管材がトラック等のあおりに当たらないようにしたフロントローダを提供する。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、走行車体に固定の左右支持部材に一対のブームシリンダを介して昇降可能なブームを枢支しており、前記ブームは、縦壁と、上壁と、底壁とで筒状に形成された左右一対のブーム部材の前後中途部を連結部材で連結しており、左右各ブーム部材の底壁の下面から縦壁の下縁との間に、前記ブームシリンダに作動油を供給する管材を通すための配管スペースを形成し、前記管材を、走行車体側から前記配管スペースを通して一方のブーム部材から連結部材を経由して他方のブーム部材へ配設し、前記ブーム部材の縦壁の連結部材に近接する部位に、ブーム部材と連結部材との間で管材を通すための切り欠き部を形成している点にある。
これによれば、切り欠き部に管材を通していることからブーム部材と連結部材との間に亘る部位が、左右各ブーム部材から下側に出ないようになり、作業中にブーム部材と連結部材との間に亘る管材の部位がトラック等のあおりに当たってしまうことを防ぐことができる。
前記切り欠き部を、前記ブームの枢支点から走行車体の前側に設けたフロントガードまでの距離よりも枢支点から当該切り欠き部までの距離が長くなる位置に設定し、前記底壁は、切り欠き部よりも前側の部位を縦壁の下縁に近接させ、前記切り欠き部から後側の部位を前記上壁側に屈曲して底上げすることで前記配管スペースを形成している点にある。
これによれば、切り欠き部よりも前側の部位を縦壁の下縁に近接させ、切り欠き部から後側の部位を前記上壁側に屈曲して底上げすることで、管材を通すための配管スペースを簡単に構成できる。
前記一方のブーム部材の配管スペースに配置された管材から他方のブームシリンダへと分岐する分岐部を、前記ブームの枢支点から走行車体の前側に設けたフロントガードまでの距離よりも枢支点からの距離が短くなる位置に設定している点にある。
これによれば、分岐部をフロントガードよりも後側に位置させることができ、分岐部が
トラック等のあおりに当たってしまうことを回避することができる。
本発明によれば、左右各ブーム部材に配設した管材がトラック等のあおりに当たらない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図8に示すように、1はTLBと呼称される作業機であり、該作業機1はトラクタ2の前部にフロントローダ3を、後部にバックホー4を装着可能として構成されている。
トラクタ2の車体2A(走行車体)は、エンジン5と、このエンジン5の後部に直結されたクラッチハウジング9と、このクラッチハウジング9の後部側で連結されたミッションケース10とを備えている。トラクタ2の車体2Aは、左右一対の前後輪7,8によって走行可能に支持されている。
エンジン5の左右側面下部には、該エンジン5から前方に延びる前車軸フレーム11がボルトによって取付固定されており、この前車軸フレーム11にバッテリー,ラジエータ,燃料タンク等が支持され、これらエンジン5,バッテリー,ラジエータ,燃料タンク等はボンネット12によって覆われている。また、前車軸フレーム11の前側には、ボンネット12の前部をガードするフロントガード18が設けられている。
車体2Aの後部左右両側には、後輪8を覆うフェンダ13が設けられ、左右フェンダ13間には運転席14が設けられ、該運転席14は、トラクタ2やフロントローダ3を操作する前向き姿勢と、バックホー4を操作する後向き姿勢とに姿勢変更自在に車体2A上に支持されている。運転席14の前方にはステアリングハンドル15が設けられている。
前記車体2Aは、トラクタ2にフロントローダ3とバックホー4を装着する作業機装着フレーム16を有しており、この作業機装着フレーム16はエンジン5の後側、言い換えれば、前車軸フレーム11の後側に配置されている。作業機装着フレーム16の前側にフロントローダ3が設けられ、作業機装着フレーム16の後側にバックホー4が設けられている。
バックホー4は、左右の作業機装着フレーム16の後部に着脱自在に取り付けられる基台24と、この基台24の後部に上下軸回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット25と、このスイングブラケット25の下部側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されたブーム26と、このブーム26の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されたアーム27と、このアーム27の先端側に回動自在に枢支連結されたバケット28とを有する。
スイングブラケット25は、基台24とスイングブラケット25との間に介装されたスイングシリンダ31の伸縮によって左右揺動され、ブーム26は、スイングブラケット25とブーム26との間に介装されたブームシリンダ30の伸縮によって上下揺動され、アーム27は、ブーム26とアーム27との間に介装されたアームシリンダ32の伸縮によって上下揺動され、バケット28は、バケット28とアーム27との間に介装されたバケットシリンダ33の伸縮によってスクイ・ダンプ動作されている。
なお、車体2Aの後部には、左右方向中央部に配置された上側の1本のトップリンク34と下側の左右一対のロワーリンク35とからなる三点リンク36が装着可能とされていて、バックホー4を取り外した状態で、車体2Aの後部に該三点リンク36を介してボックススクレーパ(整地作業機),ロータリ耕耘機等の後部作業機が昇降自在に装着可能とされている。
図1、2に示すように、前記フロントガード18は前車軸フレーム11の左右両側に配置された一対の側部19L,19Rと、ボンネット12の前側で前記側部19L,19Rを連結する連結部20とを有している。左右各側部19L,19Rは板状に形成されたもので、前車軸フレーム11の前端から前方へ突出する突出部21と、この突出部21からボンネット12の前側で上方に立ち上がる起立部22とから主構成されている。
連結部20は、左右に間隔をおいて配置された起立部22の中途部を互いに連結する第1連結部20aと、起立部22の上端部側を互いに連結する第2連結部20bとで主構成
されている。
図1〜3、図7に示すように、フロントローダ3は、作業機装着フレーム16に固定された左右一対の支持部材40L,40Rに着脱自在なブーム41と、ブーム41の先端側に設けられたバケット42とを有している。
ブーム41は、左右一対のブーム部材42L,42Rと、この左右各ブーム部材42L,42Rを連結する連結部材43とで主構成されている。なお、図3は、右側ブーム部材42Rを左側から見た側面図である。
左右各ブーム部材42L,42Rは左右各支持部材40L,40Rから前方へ突出したものとされ、前後中途部で下方側に屈曲していて略への字となっている。左右各ブーム部材42L,42Rの基部側は、左右各支持部材40L,40Rの上部に横軸43を介して枢支され、左右各ブーム部材42L,42Rの先端側にはリンク部材44を介してバケット42が枢支されている。
左右各ブーム部材42L,42Rと左右各支持部材40L,40Rとの間にはブーム41を昇降させる一対のブームシリンダ45L,45Rが設けられ、左右各ブーム部材42L,42Rとバケット42との間にはバケット42を昇降させる一対のバケットシリンダ46L,46Rが設けられている。ブームシリンダ45L,45R、バケットシリンダ46L,46Rは、車体2Aに設けられた制御弁47の制御により伸縮自在となっている。
図3〜7に示すように、左右各ブーム部材42L,42Rは、筒状に形成されたもので、一対の縦壁48と、それぞれの縦壁48の上側を連結する上壁49と、左右各縦壁48の下側を連結する底壁50とを備えたものとなっている。詳しくは、一対の縦壁48は板状のもので左右に離間して配置されており、縦壁48の上縁同士が板状に形成された上壁49によって連結されている。
左右各ブーム部材42L,42Rにおいて、互いに対向する縦壁48同士(対向壁51とする)は、筒状に形成された連結部材43により連結されている。詳しくは、ブーム41を最下降させた状態でフロントガード18よりも前側に位置する対向壁51の部位が連結部材43によって連結されている。対向壁51の連結部材43に近接する部位は、上壁49側に切り切り欠かれて切り欠き部52(凹部)が形成されている。
前記底壁50は板状のもので左右各支持部材40L,40Rの近傍からバケット42の近傍まで延びていて、縦壁48の下側を連結している。この底壁50の下面から縦壁48の下縁との間に、ブームシリンダ45L,45Rに作動油を供給する管材55を通すための配管スペースSが形成されている。
以下、底壁50、縦壁48、対向壁51、切り欠き部52、配管スペースS、管材55について詳しく説明する。
図1、4に示すように、切り欠き部52よりも前側に位置する底壁50の前側部位50aは、縦壁48の下縁48aに近接していて、前側部位50aにおける底壁50の下面と縦壁48の下面とは略同一平面(面一)となっている。切り欠き部52よりも後側に位置する底壁50の後側部位50bは、前側部位50aよりも上壁49側に近づいていて底上げ状態となっている。
詳しくは、図4に示すように、底壁50は、その先端側から連結部材43に至る前側部位50aを縦壁48の下縁48aに近接させていて、連結部材43の近傍から上壁49側へ屈曲し、屈曲させた屈曲部53から基端側までの後側部位50bを底上げ、底上げした後側部位50bと縦壁48との空間部に管材55を通すべく配管スペースSを形成している。この実施の形態では、配管スペースS内で上下二段の管材55を配置したとき、下側に位置する管材55が縦壁48の下縁よりも下側に突出しない程度に底壁50の底上げをしている。
図1〜7に示すように、右ブーム部材42Rの配管スペースSには、車体2A側からブームシリンダ45L,45Rに作動油を供給するブーム用管材55aが2本配設されている。詳しくは、右ブーム部材42R側に配設された2本のブーム用管材55aは、右ブーム部材42Rの前後中途部で配管スペースSから出て右ブームシリンダ45Rに接続されている。2本のブーム用管材55aは分岐していて、分岐した右ブーム部材42Rの先端
側へと向けて延びている。分岐した2本のブーム用管材55aは右ブーム部材42Rの切り欠き部52を通り、連結部材43に沿って当該連結部材43の左端部側から右端部側へ延びている。そして、2本のブーム用管材55aは、左ブーム部材42Lの切り欠き部52を通って左ブーム部材42Lの配管スペースS内に配設される。左ブーム部材42Lの配管スペースSに入ったブーム用管材55aは車体側へと折り返し、左ブームシリンダ45Lに接続される。
2本のブーム用管材55aが分岐した分岐部56は、右ブーム部材42Rの前後中途部に位置している。詳しくは、2本のブーム用管材55aは、中途部に設けられたT型の継ぎ手により分岐されており、分岐部56となる継ぎ手の端部が配管スペースSから出て右ブーム部材42Rの下縁から突出している。分岐した2本のブーム用管材55aのうち、一方が右ブームシリンダ45Rのチューブ側に接続され、他方が右ブームシリンダ45Rのロッド側に接続されている。
分岐する分岐部56(継ぎ手)は、ブーム41の枢支点Pからフロントガード18までの距離L1よりも枢支点Pから分岐部56までの距離L2が短くなる位置に設定されている。
上述したブーム41の枢支点Pからフロントガード18までの距離L1とは、フロントローダ3を側面視した際に、手前に見える支持部材40L,40Rの枢支点Pからフロントガード18(起立部22)で最も前方に突出している前縁までの直線距離のことであり、枢支点Pから分岐部56までの距離L2とは、上述したように、フロントローダ3を側面視した際に、枢支点Pから分岐部56の前縁(フロントガード18に最も近い部分)までの直線距離のことである。
したがって、分岐部56を上述したように配置することにより、分岐部56は側面視でフロントガード18よりも後側に位置することとなり、右ブーム部材42Rから下方に突出した分岐部56が作業中にトラック等のあおり当たることを回避している。
また、右ブーム部材42Rの配管スペースSには、車体側からバケットシリンダ46L,46Rに作動油を供給するバケット用管材55bが2本配設されている。詳しくは、バケット用管材55bは、右ブーム部材42Rの基部側から先端側に向けて延びており、右ブーム部材42Rの切り欠き部52を通って連結部材43に至っている。
バケット用管材55bは、連結部材43の右端部側で立ち上がり右バケットシリンダ46Rに接続されている。また、バケット用管材55bは、連結部材43の右端部側で分岐していて、分岐した2本のバケット用管材55bは、連結部材43の左端部側へと延設され、連結部材43の左端部側で立ち上がり左バケットシリンダ46Lに接続されている。
右ブーム部材42Rの配管スペースSに配置されたブーム用管材55a及びバケット用管材55bは上下二段に配設されている。即ち、右ブーム部材42Rの配管スペースSで2本のブーム用管材55aが下側に配置され、2本のバケット用管材55bが上側に配置されている。
これらブーム用管材55a及びバケット用管材55bはクランプ部材57により、右ブーム部材42Rの底壁50に固定されている。連結部材43に沿う管材55(2本のブーム用管材55a、2本のバケット用管材55b)は上下に並列され、これらを上下1列に並べてクランプするクランプ部材58によって連結部材43に固定されている。連結部材43に沿う管材55は、左右に延びるカバー59により覆われていて、管材55の大部分が保護されている。
右ブーム部材42Rの基部側から右ブーム部材42Rの切り欠き部52を通過して連結部材43に亘る管材55は、非可撓性の鋼管等で構成され、連結部材43の左端部側から左ブーム部材42Lの切り欠き部52を通過して配管スペースSに亘る管材55も非可撓性の鋼管等で構成されている。言い換えれば、右ブーム部材42R側で分岐し、分岐部56から右ブームシリンダ45Rに至るブーム用管材55aは可撓性を有するゴム管等で構成され、連結部材43の右側端部や左側端部で立ち上がり、その立ち上げ部から左右各バケットシリンダ46L,46Rに至るまでのバケット用管材55bは可撓性を有するゴム管等で構成されており、他の管材55の部位が非可撓性の鋼管等で構成されている。
切り欠き部52は、左右各ブーム部材42L,42Rと連結部材43との間を通過する管材55が、左右各ブーム部材42L,42Rの対向壁51(縦壁48)を横切る際に、左右各ブーム部材42L,42Rの下側から突出しないようにするもので、管材55の外径よりも大きく上方に切り欠かれている。切り欠き部52の切り欠き幅(上下幅)を、管材55の外径と、縦壁48を横切らせるために必要なクリアランス(管材55曲げ代等)とを加算したものにするのが良い。
切り欠き部52は、ブーム41を最下降させた状態でフロントガード18よりも前側に位置している。詳しくは、切り欠き部52は、ブーム41の枢支点Pからフロントガード18までの距離L1よりも枢支点Pから切り欠き部52までの距離L3が長くなる位置に設定されている。枢支点Pから分岐部56までの距離L3とは、フロントローダ3を側面視した際に、枢支点Pから切り欠き部52の前縁(フロントガード18に最も遠い部分)までの直線距離のことである。
したがって、切り欠き部52がフロントガード18よりも前側になるが、左右各ブーム部材42L,42Rから連結部材43に亘る管材55の部位55cを切り欠き部52内に通しているため、左右各ブーム部材42L,42Rから下側に出ることはなく、左右各ブーム部材42L,42Rから連結部材43に亘る管材55の部位55cが作業中にトラック等のあおりに当たってしまうことを防ぐことができる。
上記の実施の形態では、TLBに具備させたフロントローダについて説明したが、本発明のフロントローダはバックホーを有するTLBのものに限らず、バックホーを有さないトラクタ単体に装着するものであっても、トラクタ以外の走行車体に装着するものであってもよい。また、フロントローダは、ブーム44を走行車体に対して着脱するものであってもよい。即ち、ブーム44を支持する支持部材44L,44Rを走行車体側に固定する固定部材と固定部材に着脱自在な着脱部材とに分割したものであってもよい。
右側ブーム部材の側面図である。 フロントローダの斜視図である。 配管ルートを示すルート図である。 右側ブーム部材の切り欠き部の拡大側面図である。 ブーム部材の概略断面図である。 左側ブーム部材の切り欠き部の拡大側面図である。 切り欠き部の斜視図である。 作業機の全体側面図である。
符号の説明
42L 左ブーム部材
42R 右ブーム部材
43 連結部材
45L 左ブームシリンダ
45R 右ブームシリンダ
48L,48R 縦壁
50 底壁
52 切り欠き部
55 管材

Claims (4)

  1. 走行車体に固定の左右支持部材に一対のブームシリンダを介して昇降可能なブームを枢支しており、前記ブームは、一対の縦壁と、上壁と、底壁とで筒状に形成された左右一対のブーム部材の前後中途部を連結部材で連結しており、
    左右各ブーム部材の底壁の下面から縦壁の下縁までの間に、前記ブームシリンダに作動油を供給する管材を通すための配管スペースを形成し、前記管材を、走行車体側から前記配管スペースを通して一方のブーム部材から連結部材を経由して他方のブーム部材へ配設し、前記ブーム部材の縦壁の連結部材に近接する部位に、ブーム部材と連結部材との間で管材を通すための切り欠き部を形成し、前記切り欠き部を、前記ブームの枢支点から走行車体の前端までの距離よりも枢支点から当該切り欠き部までの距離が長くなる位置に設定し、前記底壁は、切り欠き部よりも前側の部位を縦壁の下縁に近接させ、前記切り欠き部から後側の部位を前記上壁側に屈曲して底上げすることで前記配管スペースを形成していることを特徴とするフロントローダ。
  2. 走行車体に固定の左右支持部材に一対のブームシリンダを介して昇降可能なブームを枢支しており、前記ブームは、一対の縦壁と、上壁と、底壁とで筒状に形成された左右一対のブーム部材の前後中途部を連結部材で連結しており、
    左右各ブーム部材の底壁の下面から縦壁の下縁までの間に、前記ブームシリンダに作動油を供給する管材を通すための配管スペースを形成し、前記管材を、走行車体側から前記配管スペースを通して一方のブーム部材から連結部材を経由して他方のブーム部材へ配設し、前記ブーム部材の縦壁の連結部材に近接する部位に、ブーム部材と連結部材との間で管材を通すための切り欠き部を形成し、前記一方のブーム部材の配管スペースに配置された管材から他方のブームシリンダへと分岐する分岐部を、前記ブームの枢支点から走行車体の前端までの距離よりも枢支点からの距離が短くなる位置に設定していることを特徴とするフロントローダ。
  3. 前記一方のブーム部材の配管スペースに配置された管材から他方のブームシリンダへと分岐する分岐部を、前記ブームの枢支点から走行車体の前端までの距離よりも枢支点からの距離が短くなる位置に設定していることを特徴とする請求項に記載のフロントローダ。
  4. 前記走行車体の前端にフロントガードが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフロントローダ。
JP2006077641A 2006-03-20 2006-03-20 フロントローダ Active JP4606359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006077641A JP4606359B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 フロントローダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006077641A JP4606359B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 フロントローダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007254972A JP2007254972A (ja) 2007-10-04
JP4606359B2 true JP4606359B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=38629485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006077641A Active JP4606359B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 フロントローダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4606359B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6293597B2 (ja) * 2014-07-09 2018-03-14 三陽機器株式会社 フロントローダ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10280464A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Kubota Corp ブーム形作業機
JP2006028934A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Kubota Corp トラクタ装着型フロントローダ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10280464A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Kubota Corp ブーム形作業機
JP2006028934A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Kubota Corp トラクタ装着型フロントローダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007254972A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8545163B2 (en) Loader work machine
JP4688569B2 (ja) トラクタ装着型バックホー
US6772544B2 (en) Wheeled work vehicle
KR20130124168A (ko) 건설기계
US8974172B2 (en) Boom assembly
JP2009215698A (ja) 作業車の排土装置
JP4606359B2 (ja) フロントローダ
JP4671723B2 (ja) ローダ作業機
US8756838B2 (en) Valve mounting structure for a loader work vehicle, and a loader work vehicle
JP4663599B2 (ja) ローダ作業装置
JP4703528B2 (ja) 掘削作業機のシリンダ取付構造
JP3639161B2 (ja) ローダ作業機
JP4679404B2 (ja) 作業車
JP4425169B2 (ja) 旋回作業機
JP3639143B2 (ja) ローダ作業機
JP7160590B2 (ja) 作業車両
JP4688536B2 (ja) ドーザ装置
JP4146295B2 (ja) 作業車
JP4459027B2 (ja) 旋回作業機
JP4381287B2 (ja) 旋回作業機
JP2006144390A (ja) 旋回作業機
JP4663594B2 (ja) ローダ作業装置
JP5202581B2 (ja) 旋回作業機
JP4850089B2 (ja) ブーム
CN114250813A (zh) 滑移装载机的工作装置和滑移装载机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4606359

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3