JP2001139113A - ピッキングカート - Google Patents
ピッキングカートInfo
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Abstract
たピッキングカートに搭載されたデータ機器を、少なく
ともそのカートの走行方向の両方向から操作したり、表
示内容を見ることができるようにしたピッキングカート
を提供すること。 【解決手段】 フレームFcの下部に走行用キャスタ9,
10を具備すると共に該フレームFcの上部にピッキングデ
ータの読取り手段Scや表示手段Dpなどのデータ機器を配
置するためのデータ機器配置部11を設けたピッキングカ
ートにおいて、前記データ機器配置部11をカートフレー
ムの上で概ね180度回転可能、又は、その回転と共に傾
斜可能に設けたこと。
Description
どにおける所要の物品(又は商品、以下これらを単に物
品という)のピッキング作業や仕分け作業(以下、これ
らの作業を単にピッキングという)に用いられるカート
であって、そのカートに搭載されたデータ機器、例えば
テンキーボードやスキャナ等を操作したり表示を観ると
きに、これらのデータ機器の向きを操作したり観察した
りし易い向きに、自由に向きを変更できるようにしたピ
ッキングカートに関するものである。
では、保管物品のピッキングや物品補充等の作業効率を
高めるため、物品保管棚を規則的に配置し、各棚の間
に、作業要員が歩行しつつ台車を走行させるための通路
を設け、作業員がピッキングした物品を収納するコンテ
ナを載せた台車を、前記通路を走行させながら移動する
ようにしている。
向上のため、物品や棚に付けられた識別記号としての、
例えばバーコードを読取るためのリーダや、ピッキング
作業メニューなどの情報を表示する液晶ディスプレイな
どのピッキングデータ機器を構成する小形コンピュータ
を主体にした電子機器等が搭載された型式のものがあ
る。
オペレーションカートとも称され、データ機器が搭載さ
れない積載専用の台車(積載専用カート)よりも高価で
ある。このため、積載専用カートを前記オペレーション
カートに連結したり、抱き込ませて一体化した態様で使
用することも提案されているが、従来のオペレーション
カートは、データ機器の搭載形態が固定的であったた
め、次のような問題のあることが判った。
旋回させることができない狭い通路でピッキングデータ
機器を操作,観察しつつピッキングをしているとき、そ
のカートの反対側に着いてその通路を逆走しつつピッキ
ングを行う必要が生じると、前記データ機器の向きが固
定されているため、例えば、液晶ディスプレイを観察す
るには、カートの反対側に回り込んでその表示を見なけ
ればならない点である。しかし、このような回り込み歩
行を要することはピッキング効率の妨げになることは勿
論、結果的に作業員に余計な歩行を強いることとなり、
合理的とはいえない。
キングカートに搭載されたデータ機器を、少なくともカ
ートの走行方向の両方向から操作したり、表示内容を見
ることができるようにしたピッキングカートを提供する
ことを第一の課題とするものである。
に収容した、いわゆる商品センターや倉庫では、その収
容効率を上げるため、各棚間に形成する通路幅を出来る
だけ狭く形成する傾向が高まっているが、このような狭
目の通路では、従来サイズのピッキングカートでの走行
が円滑になし難いという別の問題点も挙っており、本発
明はこの点を解決できるピッキングカートを提供するす
ることを第二の課題とするものである。
ることを目的としてなされた本発明ピッキングカートの
構成は、フレームの下部に走行用キャスタを具備すると
共に該フレームの上部にピッキングデータの読取り手段
や表示手段などのデータ機器を配置するためのデータ機
器配置部を設けたピッキングカートにおいて、前記デー
タ機器配置部をカートフレームの上で概ね180度回転可
能、又は、その回転と共に傾斜可能に設けたことを主な
特徴とするものである。
きる本発明ピッキングカートの構成は、フレームの下面
に走行用キャスタを具備すると共に上面にピッキングす
る物品を収容するためのコンテナを積載するように形成
されたピッキングカートにおいて、前記コンテナの積載
部を形成するフレームを、このカートの走行方向に平行
な縦フレーム部材とこの縦フレーム部材に直行又は交叉
する横フレーム部材とにより形成すると共に、前記フレ
ーム部材の上面に、積載するコンテナの底部外周を囲む
小立壁を設けたことを特徴とするものである。
て、図を参照しつつ説明する。図1は本発明ピッキング
カートの一例の側面図、図2は図1のカートの平面図、
図3は図1のカートの正面図、図4は本発明ピッキング
カートの別例の側面図、図5は図4のカートの平面図、
図6は図4のカートの正面図である。
トのフレームで、ここでは次の構造に形成されている。
即ち、1,2は、図2における上,下方向で平行に配置
された2本の下部縦フレーム、3,4,5は、該縦フレ
ームの前,後端と中間に架設した横フレーム、6,7
は、前記縦フレーム1,2において、夫々のフレーム
1,2の前,後の間(図1,2において左,右)に亘っ
て立設した側面から見て略門型をなす上部フレームで、
このフレーム6,7の上部における水平部の中央部分
が、結合基材8により結合される本発明ピッキングカー
トのフレームFcを形成する。9,10は、上記上部フレー
ム6,7において、その4本の垂直部材6v,7vの下端に
位置した下部フレーム1,2に設けた4個のキャスタ
(図1では2個しか現れていない)である。
て、フレーム上部の水平部材6h,7hと垂直部材6v,7vと
の交叉する角部は、前後のハンドルH,H′として機能
するが、本発明カートのフレームFcにおいては、ハンド
ルを別部材により形成して取付ける形態のものもある。
また、このフレームFcにおいてコンテナCoは、図1,図
3に示すように、下部縦フレーム1,2と横フレーム3
〜5で形成されるフレーム枠上に載置される。このた
め、フレーム枠上に載置されるコンテナCoがフレーム枠
上から滑り落ちることがないように、縦フレーム1,2
の外周側に滑落防止用の立上り縁1a,2aを設けると共
に、横フレーム3〜5には、ガイド立壁3a,4a,5aが立
設されている。
部材8の上に、回転軸12を介して回転自在に載架したデ
ータ機器配置部としてのテーブルで、このテーブル11の
上面には、ピッキングデータ機器としてデータ読取手段
のバーコード等のスキャナSc、データ等の表示手段とな
る液晶ディスプレイDp、図に現われないが、ラベルプリ
ンタ,テンキーボードなどが搭載され、このテーブル11
が軸12を中心にここでは少なくとも180度回転可能な状
態で設けられている。本発明では、テーブル11を固定式
に設け、データ機器の中の必要な機器、例えば、テンキ
ーボードとディスプレイDpをテーブル11上で、例えば概
ね180度程度回転自在に搭載する構成とすることができ
る。
度、又は、固定されたテーブル11上でのデータ機器の回
転角度は、180度以上、例えば、360度未満とすることも
できる。また、前記回転角度は、スリップリングを利用
すれば、同一方向に360度以上の回転も可能になる。更
に、本発明では、上記テーブル11又はデータ機器の回転
に加え、それらの平面内での角度を、表示面を見易くし
たり、操作部を操作し易くするために所要の角度傾斜可
能にする構造を持たせることもある。なお、上記フレー
ム1,2の下面側には、前記データ機器用のバッテリー
13が搭載されているが、バッテリー13の搭載位置は、テ
ーブル11又は結合部材8の下面側、或は、他の任意の場
所を選択できる。
の基本的構造の一例を形成するが、本発明が適用できる
ピッキングカートの形態は、図示した例のものに限られ
るものではない。図示した本発明ピッキングカートの例
では、そのフレーム1〜7によって形成されているカー
トフレームFcが、側面(図1参照)が略門型に開口して
いるので、上部フレーム6,7の側面からコンテナCoを
出入れするが、コンテナCoに対するピッキング物品の出
入れは、このカートフレームFcの上面側から行う。以
下、コンテナCoの積卸しと、物品の出入れについて述べ
る。
Coの積み卸しは、原則として、上部フレーム6,7の側
面開口部、及び/又は、前,後のハンドルH,H、同
H′,H′の間から行う。図示した例では、折畳み式コン
テナCoを組立て状態で二段重ねて積み込んでいるが、下
段のコンテナCoは、その底部外周が下部縦フレーム1,
2の立上り縁1a,2aと横フレーム3,4、同4,5のガ
イド立壁3a,4a,5aに囲まれた状態になるので、多少の
外力が作用しても、当該コンテナCoがフレーム1〜5の
上から滑落するおそれは、基本的にない。
て、本発明ピッキングカートを物品棚間の通路内に移動
して、ピッキングデータ機器の表示を視たり、操作をし
つつ物品棚とコンテナCoの間において、物品の取出し,
積込みを行う。ここで、本発明ピッキングカートでは、
各ピッキングデータ機器が回転テーブル11の上に搭載さ
れているので、このテーブル11を回転させて前記データ
機器を見易い向き、操作し易い向きにワンタッチで変更
でき、従って、従来のこれらのデータ機器の向きが固定
されていたため、表示を見たり操作をするため、カート
の反対側へ回り込んだり、不自然な姿勢で表示を見たり
キーボード等を操作していたことが、解消される。
ートの上面側は中央にデータ機器用のテーブルがある丈
で、前後のハンドルの上方は開放されていて、コンテナ
Coへの物品の投入を容易に行うことができるので、上記
のデータ機器の見易さ,良好な操作性と相俟ってピッキ
ング効率を高めることができるのみならず、作業要員の
疲労も軽減できる。
図4〜図6に例示する形態のものにおいても、同様に得
られる。図4〜図6において、図1〜図3の符号と同一
符号は同一部材,同一部分を示すものとする。
ートの別の例では、上部フレーム6,7を、その垂直部
材6v,7vを下部縦フレーム1,2の中央部近くに挟幅な
スタンスで配置し、この上部フレーム6,7の水平部材
6h,7hの前後方向に別製の前,後のハンドルSH,SH′を
設けている。そして、このピッキングカートでも、テー
ブル11が軸12を中心に回転自在であるから、この上に置
かれたデータ機器は、自由に向きを変えて使用すること
ができる。また、物品のコンテナCoへの投入も、カート
のハンドルSH又はSH′の側に人が着いたまま、上方から
直接行うことができるので、ピッキング物品の投入やデ
ータ機器の操作において人がカートの前,後に歩行する
必要は全くない。
グカートに搭載されたデータ機器を、そのデータ機器配
置部をカートフレームの上で少なくとも180度回転可
能、又は、回転及び傾斜可能に設けることにより、使用
する者の側に向けることができるようにしたから、ピッ
キング中に、データ機器を見たり操作したりするために
カートの反対側へ歩行したり、不自然な姿勢により作業
を強いられることがなくなり、よってピッキング効率の
向上と作業員の疲労度の軽減を図ることができるので、
ピッキング作業上きわめて有用である。
て、コンテナの積置部を、カートの走行方向に平行な縦
フレーム部材とこの縦フレーム部材に直行又は交叉する
横フレーム部材とにより形成すると共に、前記フレーム
部材の上面に、積載するコンテナの底部外周を囲む小立
壁を設けた構造としたから、簡易な構成のコンテナ載置
部であっても、積載したコンテナが滑落することはな
く、また、コンテナの出し入れを容易にできるのみなら
ず、ピッキングカートの平面投影形状を小形化できるの
で、狭い通路でも楽に走行することができると共に、カ
ート自体の重量を軽減できるから、作業要員のピッキン
グ作業時のカート搬送に伴う疲労の軽減にも寄与する。
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームの下部に走行用キャスタを具備
すると共に該フレームの上部にピッキングデータの読取
り手段や表示手段などのデータ機器を配置するためのデ
ータ機器配置部を設けたピッキングカートにおいて、前
記データ機器配置部をカートフレームの上で概ね180度
回転可能、又は、その回転と共に傾斜可能に設けたこと
を特徴とするピッキングカート。 - 【請求項2】 フレームの下部に走行用キャスタを具備
すると共に該フレームの上部にピッキングデータの読取
り手段や表示手段などのデータ機器を配置するためのデ
ータ機器配置部を設けたピッキングカートにおいて、前
記データ機器をデータ機器配置部の上で概ね180度回転
可能、又は、その回転と共に傾斜可能に設けたことを特
徴とするピッキングカート。 - 【請求項3】 フレームの下面に走行用キャスタを具備
すると共に上面にピッキングする物品を収容するための
コンテナを積載するように形成されたピッキングカート
において、前記コンテナの積載部を形成するフレーム
を、このカートの走行方向に平行な縦フレーム部材とこ
の縦フレーム部材に直行又は交叉する横フレーム部材と
により形成すると共に、前記フレーム部材の上面に、積
載するコンテナの底部外周を囲む小立壁を設けたことを
特徴とするピッキングカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32369699A JP2001139113A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | ピッキングカート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32369699A JP2001139113A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | ピッキングカート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001139113A true JP2001139113A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18157589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32369699A Pending JP2001139113A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | ピッキングカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001139113A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006298565A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Murata Mach Ltd | 天井走行車システム |
JP2009227010A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Daifuku Co Ltd | 作業用台車 |
JP2020131715A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | 東芝テック株式会社 | 読取装置 |
Citations (2)
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JPH09301184A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-25 | Sorubetsukusu:Kk | ピッキング又は仕分け用のカート、装置及び台車 |
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-
1999
- 1999-11-15 JP JP32369699A patent/JP2001139113A/ja active Pending
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JP7214494B2 (ja) | 2019-02-12 | 2023-01-30 | 東芝テック株式会社 | 読取装置 |
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