JP2001138788A - 子供用補助シート - Google Patents

子供用補助シート

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JP2001138788A
JP2001138788A JP32785699A JP32785699A JP2001138788A JP 2001138788 A JP2001138788 A JP 2001138788A JP 32785699 A JP32785699 A JP 32785699A JP 32785699 A JP32785699 A JP 32785699A JP 2001138788 A JP2001138788 A JP 2001138788A
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JP
Japan
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pedestal
seat
rib
ribs
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JP32785699A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Tanaka
和靖 田中
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Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化を図りつつ剛性を高めることができる
子供用補助シートを提供する。 【解決手段】 シート本体11を下方に開口した中空状
に形成し、内部に横方向に延在する本体側リブ21を突
設する。本体側リブ21に前後方向に延在する延在リブ
22を設け、十字状の補強部23を形成する。延在リブ
22に前後方向へ延在する本体側補助リブ31を形成
し、本体側補助リブ31高さを、各リブ21,22,2
5より低くする。台座13を上方に開口した中空状に形
成し、内部に横方向に延在する台座側リブ42と、台座
側リブ42に直交した台座側補助リブ43を突設する。
台座13に上方へ膨出した膨出部41を設け、台座13
底面51に凹部52を形成する。凹部52を、シート本
体11の各リブ21,22,25が挿入可能な形状に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、子供が車両シート
に着座する際に用いられる子供用補助シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、子供が車両シートに着座する際に
は、図9に示すような子供用補助シートが用いられてい
た(実開昭64−22643号公報参照)。
【0003】この子供用補助シート101は、乗員着座
用のシート本体111と、該シート本体111の下部に
設けられた台座112とにより構成されており、該台座
112を前記シート本体111の底部に係合して車両シ
ート上に配置することにより、着座位置を高められるよ
うに構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな子供用補助シート101にあっては、シート本体1
11と台座112との両者が中実に形成されており、軽
量化の阻害要因となっていた。
【0005】これを解決するために、前記シート本体1
11を中空状に形成することも考えられるが、剛性が低
下するという問題が生じてしまう。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、軽量化を図りつつ剛性を高めるこ
とができる子供用補助シートを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1の子供用補助シートにあっては、シ
ート本体と該シート本体下部に設けられる台座とからな
る子供用補助シートにおいて、前記シート本体に高さの
異なるリブを形成するとともに、前記台座の底面に、長
身に設定された前記リブの部位が挿入される凹部を形成
した。
【0008】すなわち、シート本体を中空状に形成した
場合であってもリブにより補強される。そして、このシ
ート本体には、高さの異なるリブが形成されており、台
座の上面を上にして取り付けた際には、長身に設定され
たリブの部位が台座上面に当接することによって着座位
置の高い子供用補助シートが形成される。一方、前記台
座の底面を上方へ向けた状態で取り付けた際には、長身
に設定されたリブの部位が台座底面の凹部に挿入される
ことにより、着座位置の低い子供用補助シートが形成さ
れる。
【0009】また、請求項2の子供用補助シートにおい
ては、シート本体と該シート本体下部に設けられる台座
とからなる子供用補助シートにおいて、前記シート本体
に本体側リブを延設するとともに、前記台座に、前記シ
ート本体に取り付けられた状態で前記本体側リブに交差
する台座側リブを形成した。
【0010】すなわち、シート本体及び台座を中空状に
形成した場合であっても本体側リブ及び台座側リブによ
り補強される。そして、このシート本体に台座を取り付
けた際には、前記シート本体の本体側リブと前記台座の
台座側リブとが交差するため、両リブによる補強強度が
高められる。
【0011】さらに、請求項3の子供用補助シートで
は、前記シート本体に、前記本体側リブより低い本体側
補助リブを前記本体側リブに交差して形成するととも
に、前記台座の底面に、前記本体側リブが挿入される凹
部を形成した。
【0012】これにより、台座の上面を上にしてシート
本体に取り付けた際には、長身に設定された本体側リブ
が台座上面に当接することにより着座位置の高い子供用
補助シートが形成される。一方、前記台座の底面を上方
へ向けた状態で取り付けた際には、長身に設定された本
体側リブが台座底面の凹部に挿入されことにより、着座
位置の低い子供用補助シートが形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1は、本実施の形態にかかる
子供用補助シートとしてのジュニアシート1を示す図で
あり、該ジュニアシート1がシートベルト2により車両
シート3上に固定された状態が示されている。
【0014】このジュニアシート1は、図2にも示すよ
うに、子供用の座席を形成するシート本体11と、該シ
ート本体11の下部にねじ12,・・・によって固定さ
れる台座13とからなり、前記シート本体11の中央部
には、四角形状に窪んだ座面14が形成されている。該
座面14の左右側部には、図1に示したように、前方に
延出した逆L字状の肘掛け15,15が形成されてお
り、前記台座13を車両シート3のシートクッション1
6に載置した状態で、前記肘掛け15,15の下部空間
にシートベルト2を通すとともに該シートベルト2のタ
ング17をバックル18に係止することにより、前記シ
ートベルト2のラップベルト部19によって固定できる
ように構成されている。
【0015】前記シート本体11は、図3(シート本体
11の底面図)にも示すように、合成樹脂により形成さ
れており、その底面形が正方形状に形成されている。こ
のシート本体11は、下方に開口した中空状に形成され
ており、その内部には、横方向に延在する本体側リブ2
1,21が突設されている(図6参照)。該本体側リブ
21には、前後方向に延在した延在リブ22,・・・が
一体形成されており、十字状の補強部23,・・・が複
数形成されているとともに、各補強部23,・・・の中
央部には、低段部24,・・・が形成されている。ま
た、前記本体側リブ21には、前記各補強部23,・・
・間に交差リブ25,・・・が一体形成されている。
【0016】前記各補強部23,・・・を構成する前記
延在リブ22,・・・には、シート本体11の前後方向
へ延在する本体側補助リブ31,・・・が一体形成され
ており、該本体側補助リブ31,・・・の高さ寸法は、
前記本体側リブ21,21及び前記延在リブ22,・・
・からなる前記各補強部23,・・・と前記各交差リブ
25,・・・より低くなるように設定されている(図6
参照)。これにより、前記シート本体11には、高さの
異なるリブが形成されている。そして、前記シート本体
11の四隅には、前記ねじ12,・・・が螺入される螺
入部32,・・・が形成されている。
【0017】前記台座13は、図2及び図4に示すよう
に、合成樹脂によって正方形状に形成されており、前記
シート本体11の下部へ挿入可能な外形寸法に形成され
ている。また、前記台座13は、上方へ開口する中空状
に形成されており、その内部には、上方へ膨出した長方
形状の膨出部41,41が前後に並設されている。さら
に、前記台座13には、横方向に延在する複数の台座側
リブ42,・・・が形成されており、当該台座13を平
面方向に90度回転させてシート本体11に取り付けた
状態で(図8参照)、前記台座側リブ42,・・・が前
記本体側リブ21に直交するように構成されている。こ
こで、本実施の形態にあっては、前記台座側リブ42と
前記本体側リブ21とが直交するように形成した場合を
例に挙げて説明したが、両リブ21,42が交差するよ
うに形成すれば良く、本実施の形態のように両リブ2
1,42が直交するように形成することが望ましい。そ
して、前記各台座側リブ42,・・・には、台座側補助
リブ43,・・・が直交して形成されており、前記各台
座側リブ42,・・・は、各台座側補助リブ43,・・
・を介して、台座13の周壁44又は前記膨出部41の
側壁45,・・・に連設され支持されている。
【0018】また、前記台座13には、図5に示すよう
に、その底面51に前記膨出部41によって凹部52,
52が形成されており、該凹部52は、台座13の底面
51を上方へ向けて前記シート本体11に固定した状態
で(図7参照)、該シート本体11に形成された前記本
体側リブ21,21、該本体側リブ21に形成された延
在リブ22,・・・及び交差リブ25が挿入される形状
に形成されている。そして、前記各凹部52,52内に
は、前後に延在する縦リブ53,・・・と横方向に延在
する横リブ54,54とからなる小リブ55,55が形
成されており、この台座13の四隅には、前記ねじ1
2,・・・が挿通される挿通穴56,・・・が形成され
ている。
【0019】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、シート本体11は、中空状に形成されることによっ
て軽量化されるとともに、その内部に突設された各リブ
21,22,25,31,・・・により補強される。ま
た、前記シート本体11に内嵌される台座11も中空状
に形成されることによって軽量化されるとともに、その
内部に突設された各リブ42,43,・・・と、上方へ
膨出形成された膨出部41,41とにより補強される。
したがって、前記シート本体11と前記台座13からな
るジュニアシート1の軽量化を図りつつ剛性を高めるこ
とができる。
【0020】そして、このジュニアシート1を使用する
際には、図6に示したように、台座13の上面を上にし
て配置し、この台座13上端部にシート本体11の下端
を外嵌させる。このとき、前記シート本体11には、本
体側補助リブ31,・・・と、該本体側補助リブ31よ
り長身の本体側リブ21,21、延在リブ22,・・・
及び交差リブ25,・・・が設けられており、長身に設
定された前記各リブ21,22,25,・・・が、前記
台座11の上面を形成する膨出部41に当接することに
よって挿入代が規制される。これにより、着座位置の高
いジュニアシート1が形成される。
【0021】一方、前記台座13を裏返しにして底面5
1を上方へ向けるとともに、図7に示したように、この
台座13にシート本体11を外嵌させる。このとき、前
記シート本体11に形成された長身の本体側リブ21,
21、延在リブ22,・・・、及び交差リブ25,・・
・は、台座13の底面51に形成された凹部52,52
に挿入されるとともに、背丈の低い本体側補助リブ3
1,・・・が台座13の底面51に当接した状態で挿入
代が規制される。このため、着座位置の低いジュニアシ
ート1が形成される。
【0022】このように、シート本体11への台座13
の取付方向により、着座位置の高いジュニアシート1
と、着座位置の低いジュニアシート1とを形成すること
ができる。したがって、子供の成長に合わせた利用形態
を得ることができ、長期使用が可能となる。
【0023】そして、前記シート本体11の底面形状及
び前記台座13は正方形状に形成されているため、台座
13の上面を上にしてシート本体11に内嵌する際に、
前記台座13を、図8に示したように、平面方向に90
度回転させて取り付けることができる。このとき、台座
13に当接するシート本体11の本体側リブ21,21
と、前記台座13の台座側リブ42,・・・とが直交す
るため、両リブ21,42による補強強度が高められ
る。これにより、両リブ21,42による補強効果をさ
らに高めることができ、剛性の高いジュニアシート1を
得ることができる。
【0024】なお、本実施の形態にあっては、本体側リ
ブ21をシート本体11対して横方向に延設した場合を
例に挙げて説明したが、これに限定されるものではな
く、前後方向や斜めに延設しても良い。また、直線状に
延在する本体側リブ21を例に挙げて説明したが、例え
ば、湾曲形状や波形状に形成しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の子供用補助シートにあっては、シート本体を中空状に
形成した場合であってもリブにより補強することができ
るので、軽量化を図りつつ剛性を高めることができる。
そして、シート本体への台座の取付方向により、着座位
置の高い子供用補助シートと、着座位置の低い子供用補
助シートとを形成することができる。これにより、子供
の成長に合わせた利用形態を得ることができ、長期使用
が可能となる。
【0026】また、請求項2の子供用補助シートにおい
ては、シート本体及び台座を中空状に形成した場合であ
っても本体側リブ及び台座側リブにより補強することが
できるので、軽量化を図りつつ剛性を高めることができ
る。そして、シート本体に台座を取り付けた際には、前
記シート本体の本体側リブと前記台座の台座側リブとが
交差するため、両リブによる補強効果をさらに高めるこ
とができ、剛性の高い子供用補助シートを得ることがで
きる。
【0027】さらに、請求項3の子供用補助シートで
は、シート本体への台座の取付方向により、着座位置の
高い子供用補助シートと、着座位置の低い子供用補助シ
ートとを形成することができる。これにより、請求項2
の効果に加えて、子供の成長に合わせた利用形態を得る
ことができ、長期使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の分解斜視図である。
【図3】同実施の形態にかかるシート本体を示す底面図
である。
【図4】同実施の形態にかかる台座を示す平面図であ
る。
【図5】同実施の形態にかかる台座を示す底面図であ
る。
【図6】同実施の形態にかかるシート本体に台座を取り
付けた状態を示す要部の断面図である。
【図7】同実施の形態にかかるシート本体に裏返しにし
た台座を取り付けた状態を示す要部の断面図である。
【図8】図6における台座を平面方向に90度回転させ
た状態を示す要部の断面図である。
【図9】従来の子供用補助シートを示す要部の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ジュニアシート(子供用補助シート) 11 シート本体 13 台座 21 本体側リブ 31 本体側補助リブ 42 台座側リブ 51 底面 52 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体と該シート本体下部に設けら
    れる台座とからなる子供用補助シートにおいて、 前記シート本体に高さの異なるリブを形成するととも
    に、前記台座の底面に、長身に設定された前記リブの部
    位が挿入される凹部を形成したことを特徴とする子供用
    補助シート。
  2. 【請求項2】 シート本体と該シート本体下部に設けら
    れる台座とからなる子供用補助シートにおいて、 前記シート本体に本体側リブを延設するとともに、前記
    台座に、前記シート本体に取り付けられた状態で前記本
    体側リブに交差する台座側リブを形成したことを特徴と
    する子供用補助シート。
  3. 【請求項3】 前記シート本体に、前記本体側リブより
    低い本体側補助リブを前記本体側リブに交差して形成す
    るとともに、前記台座の底面に、前記本体側リブが挿入
    される凹部を形成したことを特徴とする請求項2記載の
    子供用補助シート。
JP32785699A 1999-11-18 1999-11-18 子供用補助シート Pending JP2001138788A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2016101119B4 (en) * 2011-09-06 2017-02-02 Hbg Ip Holding Pty Limited A Child Restraint for a Vehicle

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