JP2567138Y2 - 椅子のクッション取付構造 - Google Patents

椅子のクッション取付構造

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JP2567138Y2
JP2567138Y2 JP1993054157U JP5415793U JP2567138Y2 JP 2567138 Y2 JP2567138 Y2 JP 2567138Y2 JP 1993054157 U JP1993054157 U JP 1993054157U JP 5415793 U JP5415793 U JP 5415793U JP 2567138 Y2 JP2567138 Y2 JP 2567138Y2
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JP
Japan
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engaging
cushion
core material
shaft
integrally formed
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JP1993054157U
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English (en)
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JPH0717150U (ja
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久光 神谷
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Uchida Yoko Co Ltd
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Uchida Yoko Co Ltd
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、事務用椅子等のクッシ
ョンの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】椅子のクッション取付構造には、従来か
ら例えば特開平4−246309号公報に示されたよう
にウレタン等のクッション材中に金属製の取付線材を埋
設し、該取付線材の一部を該クッション材の下面の凹部
中に露出させ、該取付線材を椅子本体上に突設された取
付片に支持させて取付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしこのように取付
線材をクッション材中に埋設する構造は取付線材の折曲
成形やその埋設工程等に手数を要し製造コストが高くな
るという問題があると共に、クッション材が充分な厚さ
を有していないと、取付線材の存在が使用者の尻にゴツ
ゴツした感じを与え使用感がよくないという問題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の椅子のクッショ
ン取付構造は上記課題を解決しようとするもので、硬質
弾性プラスチックにより成形された支持盤の上面に鉤孔
状の係合孔が先端部に切欠形成された複数の山形板状の
起立片を一体に突設すると共に、上面にクッション材を
止着してなる板状の芯材に前記各起立片の先端部が遊嵌
する開孔および該開孔を横切る係合軸を一体に形成し、
該係合軸はその横断面形状が上下に長い楕円形で、その
長径を該芯材の厚さより大きくし、しかも該係合軸の両
端縁には該芯材の両面に連なる補強リブを一体に形成し
してなり、前記係合孔に該係合軸を前記起立片の部材の
弾性を利用して押し拡げ係合することを特徴とする。
【0006】
【作用】横断面楕円形の係合軸がその長径が芯材の厚さ
より大きく形成されているこによりクッションを支持盤
に対して強固に取付でき、しかも製造が容易となりコス
トを軽減できる。
【0007】
【実施例】次に図と共に本考案の一実施例を説明する。
図1において、1は硬質弾性プラスチックにより一体に
成形された角丸正方形浅皿状の支持盤で、該支持盤1は
支脚(図示せず)により略々水平に支持される。該支持
盤1には支脚の上端にネジ止めするための取付孔2,2
…,およびアームレスト(図示せず)を取付けるための
取付孔3,3…が開設されている。また上面に補強のた
めの多数のリブ4,4…が格子状に一体に形成されてい
る。
【0008】5は支持盤1の上面に所定間隔を離して平
行に突設された山形板状の一対の起立片5a,5bから
なる係合部で、該各起立片5a,5bの先端部には鉤孔
状の係合孔6が切欠形成されていると共に、該係合孔6
の上部には外方へ拡がる傾斜ガイド縁7,7が形成され
ている。なおこのように一対の起立片5a,5bからな
る係合部5は支持盤1上面の四隅寄り、および両側縁寄
りに合計6個所形成されている。
【0009】一方、8は板状の芯材9上面にウレタン等
のクッション材10を配置し該クッション材10を布帛
等の表皮材11で覆い該表皮材11の周縁部を該芯材9
の下側に綴針12により止着してなるクッションであ
る。該芯材9はポリプロピレン等の弾性プラスチックに
て中央に抜孔13を有する環状板形に成形され、前記係
合部5に合致する部位には起立片5a,5bの先端部が
遊嵌し得る方形状の開孔14が形成され該開孔14を横
切るように一体に係合軸15が形成されている。なお該
係合軸15は図2に示されたようにその横断面形状が上
下に長い楕円形を呈しており、その長径は芯材9の厚さ
より大きい。そして、該係合軸15の両端縁には該芯材
9の両面に連なる補強リブ16が一体に形成され、芯材
9と強固に一体化されている。
【0010】このため係合部5の傾斜ガイド縁7,7上
に係合軸15を乗せ該クッション8に荷重を掛けて該係
合軸15を押し下げれば係合孔6は起立片5a,5bの
部材の弾性により押し拡げられ図2,図3に示したよう
に該係合孔6中に係合軸15を係合でき、支持盤1上に
クッション8を取付できる。
【0011】なお、係合軸15は横断面楕円形に形成し
たことにより円形よりも上下方向の断面係数が増して強
度が向上すると共に、係合孔6を押し拡げ易くしてスム
ースに係合できるようになる。また、該係合軸15は補
強リブ16を介して芯材9に一体的に形成したことによ
り芯材9の厚さに拘わりなく充分な強度を備え得る。こ
のためクッション8は人為的に引張り上げることにより
係合軸15は係合孔6から離脱し、容易に交換すること
ができるので、座カラーを需要者の好みに応じた色調の
ものに付け替えることもできる。
【0012】
【考案の効果】このように本考案によれば、板状の芯材
の上面に表皮材等でクッション材を止着するだけでクッ
ションを構成できるので製作が容易である。また、該芯
材に補強リブを介して形成された楕円形の係合軸は、支
持盤に突設された起立片の係合孔に係合させるに際し特
に上下方向の折曲力に対して充分な強度が得られる。こ
のため支持盤に対し簡単にして強固に取付でき、しかも
必要に応じて着脱も自在であるので取扱いが容易となる
など有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る椅子のクッション取付構造を示し
た斜視図。
【図2】取付時の要部の断面図。
【図3】図2のX−X線断面図。
【図4】起立片の斜視図。
【図5】係合軸の斜視図。
【符号の説明】
1 支持盤 5 係合部 5a,5b 起立片 6 係合孔 7 傾斜ガイド縁 8 クッション 9 芯材 10 クッション材 11 表皮材 14 開孔 15 係合軸 16 補強リブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質弾性プラスチックにより成形された
    支持盤の上面に鉤孔状の係合孔が先端部に切欠形成され
    た複数の山形板状の起立片を一体に突設すると共に、上
    面にクッション材を止着してなる板状の芯材に前記各起
    立片の先端部が遊嵌する開孔および該開孔を横切る係合
    軸を一体に形成し、該係合軸はその横断面形状が上下に
    長い楕円形で、その長径を該芯材の厚さより大きくし、
    しかも該係合軸の両端縁には該芯材の両面に連なる補強
    リブを一体に形成してなり、前記係合孔に該係合軸を前
    記起立片の部材の弾性を利用して押し拡げ係合すること
    を特徴とした椅子のクッション取付構造。
JP1993054157U 1993-09-10 1993-09-10 椅子のクッション取付構造 Expired - Lifetime JP2567138Y2 (ja)

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JPH0717150U JPH0717150U (ja) 1995-03-28
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JP2698711B2 (ja) * 1991-01-31 1998-01-19 コクヨ株式会社 椅子のクッション取付構造

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