JP2774938B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2774938B2
JP2774938B2 JP6216210A JP21621094A JP2774938B2 JP 2774938 B2 JP2774938 B2 JP 2774938B2 JP 6216210 A JP6216210 A JP 6216210A JP 21621094 A JP21621094 A JP 21621094A JP 2774938 B2 JP2774938 B2 JP 2774938B2
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菅野隆夫
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Yamada Industry Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
Yamada Industry Co Ltd
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣接配置した椅子同士
を相互に連結できるようにした椅子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ホール等では、大勢の人を着座させるた
めに多数の座席を連続して形成する場合が少なくない。
このような場合に、座席の整然たる配列を容易にし、か
つ、収納性や個別使用の便宜をも確保するためには、個
々の椅子を多数配列して各椅子同士を相互に連結できる
ようにしておくことが有効となる。そこで、従来の椅子
には、一側縁および他側縁にそれぞれ互いに係合し合う
係合要素を備え、椅子同士を隣接配置した状態で一方の
椅子の係合要素と他方の椅子の係合要素を係合させて相
互に連結するようにしたものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の椅子
には、連結もしくはその解除に係る作業の便を図り、同
時に適正な使用状態を確保したものは存在しない。つま
り、従来におけるこの種の椅子の一例としては、椅子の
一側縁に平面視T字形の突部を突設するとともに、他側
縁にその突部が比較的密接に係合し得る形状で且つ外方
端に開口を有した孔を突設し、突部を上下方向から孔に
挿通することで、椅子同士を連結するようにしたものが
存在する。ところが、このような椅子では、床に載置さ
れた一方の椅子の側方で他方の椅子を担持し、一方の椅
子の孔の真上に他方の椅子の突部が正確に位置するまで
椅子を誘導した後、その椅子を垂直に降下させて突部を
孔に係合させる必要がある。そのため、連結作業の方向
が限られる上に位置決めが容易ではなく、多数の椅子を
扱うほど作業効率が低下して労力が倍加するという不都
合がある。これに対して、突部よりも孔を十分大きく設
定することも考えられるが、このようにすると挿入が容
易になる反面、連結時のガタが大きくなって使用に耐え
ないものとなる。また、似たような例として、椅子の一
側縁から側方にループ状に突出しそのループ内に水平面
方向の孔を形成してなる第1のスチールワイヤと、椅子
の他側縁から折れ曲がって突出しその折れ曲げ端が鉛直
に垂下しているループ状の第2のスチールワイヤとを互
いに係脱させるようにしたものも知られているが、この
ものも上述したと同様の不具合がある上に、連結使用時
にスチールワイヤ同士が小刻みにこぜりあって金属音を
発生し、使用感が劣悪になるという欠点がある。
【0004】さらに、他の例として、椅子の一側縁に側
方に向けて上向きに傾斜する斜面を形成するとともに、
他側縁に側方に向けて下向きに傾斜する斜面を形成し、
椅子同士を隣接配置した状態で斜面同士を係合させるよ
うにしたものも開発されている。ところが、このような
椅子では、隣接する椅子の一方に人が着座し他方が空席
であるような場合に、椅子同士の連結が解除されたり逆
に椅子同士がこじ寄せられる不都合が生じ易い。すなわ
ち、椅子には背や座が傾動して安楽姿勢をとらしめるよ
うにしたものがあり、そのような構造でなくても椅子な
るものは概して樹脂シェル等の存在により全体にある程
度の可撓性を有しているのが一般的である。そのため、
椅子に着座した場合に座が沈み込むなどしてその高さ位
置を変えることが多く、空席の椅子との間に座の高低差
が生じ易い。そして、このような特性に起因して、上向
斜面側の椅子に着座しているときは下向斜面側の椅子と
の連結が解除され易く、下向斜面側の椅子に着座してい
るときは上向斜面側の椅子がこじ寄せられて無理な状態
を強いられ易いという不都合がある。また、このような
連結構造は、一方の椅子の振動が他方の椅子に伝わり易
いため、隣人に迷惑が及び易いという不具合もある。
【0005】本発明は、これらの課題を一挙に解決した
椅子を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0007】すなわち、本発明に係る椅子は、一側縁お
よび他側縁にそれぞれ係合片及び係合孔を備え、隣接配
置した椅子同士を係合片及び係合孔を凹凸係合させるこ
とにより相互に連結し得るようにしたものにおいて、前
記係合片を略鉛直方向に配向するとともに、前記係合孔
をその孔に垂直な方向が鉛直方向に対して傾斜している
ように配向する
【0008】そして、係合孔に垂直な方向の鉛直方向に
対する傾斜が、前方および側方に同時に存在するように
構成したものである
【0009】また、係合片及び係合孔は合成樹脂素材に
より形成されていることが望ましい。
【0010】
【作用】このような構成のものであると、連結もしくは
その解除に係る作業の便が向上し、同時に適正な使用状
態が確保されるものとなる。すなわち、この椅子は係合
片が略鉛直に配向されているのに対して、係合孔がその
孔に垂直な方向を鉛直方向に対し傾斜させて配向されて
いるため、係合孔を水平面に投影した開口形状が係合片
を比較的密接に挿通し得るようなものに設定されていた
としても、係合孔に垂直な方向には平面投影面積よりも
大きな開口が存在することになる。そのため、かかる方
向に沿って係合片と係合孔とを接近させ係合させるよう
にすれば、係合孔の最大開口を利用でき、椅子を誘導す
る際に多少の位置ずれがあっても両者を確実に係合させ
ることができる。勿論、それ以外の方向から椅子を誘導
しても、係合孔が大きく且つ傾いて開口することによっ
て、係合片と係合孔開口縁との当たりが増える確率が増
し、当たりがあれば手探りで簡単に係合状態に持ち込む
ことができるので、作業の便は更に向上したものにな
る。特に、係合孔に垂直な方向の鉛直方向に対する傾斜
が、前方および側方に同時に存在するようにしているた
、載置されている椅子に対して、連結しようとする椅
子をいかなる方向から近付けても係合片と係合孔との当
たりをつけることができる。このため、連結作業の方向
に高い自由度が得られることになる。そして、係合片は
連結後に実質的に係合孔の平面投影形状に対して係合す
るため、係合時に緩い係合状態にあっても係合後には比
較的緊密な連結状態が得られるものとなる。なお、連結
を解除する際には、上記と逆方向に椅子を移動させるだ
けで簡単に椅子同士が離反する。
【0011】また、このような椅子においては、隣接す
る椅子同士の間で座に高低差が生じたとしても、係合片
が略鉛直に配向されており、係合孔に対して相対的な係
合深さを変更するだけであるから、連結状態が座の高低
差により悪影響を受けることがない。
【0012】さらに、一方の椅子で振動が生じても、係
合片が係合孔内で遊動することによって、その振動が他
方の椅子に伝播する事態が有効に防止される。
【0013】さらにまた、係合片及び係合孔を合成樹脂
製のものにしておけば、連結使用時に係合片と係合孔が
小刻みにこぜりあっても金属音を発生することがなくな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0015】この椅子Aは、図1〜図3に示すように、
脚1と、座2と、背もたれ3とを具備してなる。
【0016】脚1は、左右一対の脚要素1aの間を連結
部材1bで連結した構造からなる。脚要素1aは、横断
面が略長円形状をなすスチール素材を後向きコ字形に折
り曲げて連続させたもので、下方にベース部11、前方
に支柱部12、上方に座受部13、後上方に背受部14
がそれぞれ形成されており、座受部13に対して図3に
矢印で示すような下向きの荷重が作用した場合に同図に
想像線で示すように全体がしなってロッキング動作を行
うようになっている。なお、この椅子Aは後述するスタ
ッキング時のために、左右のベース部11間を前方に向
かって平面視ハ字形に開脚させると同時に、座受部13
を後上方に向かって傾斜させている。連結部材1bは、
左右の座受部13の前端間を橋絡する前スチールパイプ
15と、左右のベース部11の後端間を橋絡する下スチ
ールパイプ16とを具備してなる。
【0017】座2は、左右の脚要素1aの間にライジン
グ動作可能に支持されている。具体的には、左右の脚要
素1aの後端側の内面にはそれぞれブラケット17が固
設してあり、両ブラケット17の間に支軸21を介して
座2の後端側縁を枢支させている。また、この座2の前
端側下面には、使用位置において前記前スチールパイプ
15に係合する座受部材22が取着してある。
【0018】背もたれ3は、左右の脚要素1aの背受部
14の内面間に配設され、側縁が背受部14およびブラ
ケット17にピン31、32を介して二点止めされてい
る。
【0019】このような構造の椅子Aにおいて、本実施
例は、その一側縁に第1の連結部材4を取着するととも
に、他側縁に第2の連結部材5を取着している。
【0020】第1の連結部材4は、樹脂製(例えばエラ
ストマー系樹脂)のもので、図4〜図7に示すように、
係合片41および取付部42を一体成形してなる。係合
片41は、鉛直方向に配向される板状のもので、略平行
四辺形状をなしている。取付部42は、図12に示すよ
うに、脚要素1aの座受部13に沿って配向されるもの
で、上面に座受部13の横断面形状に沿う凹部42aが
形成されるとともに、下端側に大径部を有し前記凹部4
2a上に小径部を有するボルト孔42bが貫通してい
る。そして、この凹部42aを一方の脚要素1aの座受
部13の下面側に添設し、下方から前記ボルト孔42b
に図示しないボルトを挿通して、座受部13の下面に形
成した図示しないナット部に締着している。
【0021】第2の連結部材5は、樹脂製(例えばエラ
ストマー系樹脂)のもので、図4並びに図8〜図10に
示すように、取付部52及びコ字形のフレーム53を一
体成形し、両者間に係合孔51を開口させている。係合
孔51は、その孔に垂直な方向(図4における矢印X方
向)が鉛直方向に対して前方及び側方に傾斜しているよ
うに配向され、且つ、孔に垂直方向から見た係合孔51
の開口形状が略平行四辺形状をなすように形成してあ
る。つまり、この係合孔51の開口は、それを水平面に
投影した形状aが図4に示すように前記係合片41を比
較的密接に挿通させる矩形状をなし、前面に投影した形
状bが図2に示すようにある程度の開口面積を有するよ
うに設定してある。取付部52は、前記第1の連結部材
4の取付部42と同様に、脚要素1aの座受部13に沿
って配向されるもので、上面に座受部13の横断面形状
に沿う凹部52a(図12参照)が形成されるととも
に、下端側に大径部を有し前記凹部52a上に小径部を
有するボルト孔52bが貫通している。そして、この凹
部52aを他方の脚要素1aの座受部13の下面側に添
設し、下方から前記ボルト孔52bに図示しないボルト
を挿通して、座受部13の下面に形成した図示しないナ
ット部に締着している。
【0022】このような構成により、椅子A1 、A2
士を図11及び図12に示すように隣接配置した状態
で、一方の椅子A1 の係合孔51に他方の椅子A2 の係
合片41を挿入して凹凸係合させることによって、椅子
1 、A2 同士を連結し得るようにしている。
【0023】また、この椅子Aは、前後方向にスタッキ
ングできるようにも構成されている。そのための構成は
既述したとおり、ベース部11の前方に向かう開脚状態
と座受部13の後上方に向かう傾斜状態に依存するもの
である。そして、図13に示すように、椅子A3 の前面
に椅子A4 を押し込むと、椅子A4 のベース部11が接
地したままで椅子A3 のベース部11間に入り込むと同
時に、椅子A4 の座受部13が椅子A3 の座受部13の
上方に重合して、椅子A3 、A4 同士が密接にスタック
されるようになっている。なお、この位置において、椅
子A4 の係合片41およびフレーム53が椅子A3 の座
受部13の外側に左右から抱え込むような状態で添設す
るように設定してある。
【0024】以上のような構成のものであると、椅子A
の連結もしくはその解除に係る作業の便を向上させ、同
時に適正な使用状態も確保できるものとなる。すなわ
ち、図4に示すように、この椅子Aは係合片41を略鉛
直に配向しているのに対して、係合孔51をその孔51
に垂直な方向Xが鉛直方向に対して傾斜しているように
配向しているため、係合孔51を水平面に投影した開口
形状が係合片41を比較的密接に挿通し得るようなもの
に設定しているにも拘らず、係合孔51に垂直な方向X
には平面投影面積よりも遥かに大きな開口が存在する。
そのため、例えば図14に示すように、先に配置した椅
子A1 に対して次の椅子A2 を図に示すように傾斜さ
せ、しかる後、前述した方向Xから係合片41を近付け
ていって係合孔51に係合させるようにすれば、係合孔
51の最大開口を利用することができ、誘導時に多少の
位置ずれがあっても椅子A2 を確実に椅子A1 に連結す
ることができる。勿論、それ以外の方向から椅子A2
誘導しても、係合孔51が大きく且つ傾いて開口してい
ることによって、係合孔51の開口縁に対する係合片4
1の当たりが増える確率が増し、当たりがあれば手探り
で簡単に係合状態に持ち込むことができるので、作業の
便は更に向上したものになる。特に、本実施例では、係
合孔51に垂直な方向Xの鉛直方向に対する傾斜を、前
方および側方に対して同時につけているため、載置され
ている椅子A1 に対して、連結しようとする椅子A2
いかなる方向から近付けても係合片41と係合孔51と
の当たりをつけることができることになり、連結作業の
方向に高い自由度が得られることになる。このため、連
結作業時における一層の作業効率の向上と労力の削減を
図ることができる。そして、係合片41は連結後に実質
的に係合孔51の平面投影形状に対して係合するため、
係合作業時に緩嵌状態にあっても係合後には比較的緊密
な連結状態が得られるものとなる。そのため、作業が容
易であるにも拘らず、連結状態を確実なものにすること
ができる。なお、連結を解除する際には、上記と逆方向
に椅子A2 を移動させるだけで簡単に椅子A1 から離反
する。
【0025】また、この椅子Aにおいては、隣接する椅
子A1 、A2 同士の間で座に高低差が生じたとしても、
係合片41が略鉛直に配向されており、係合孔51に対
して図12に矢印で示すような相対的な上下移動を許容
されているため、椅子A1 、A2 の何れか一方の座2に
着座した際のロッキング動作で隣接する他方の座2との
間に高低差が生じても、これにより連結状態が悪影響を
受けることがない。そのため、常に適正な連結状態を確
保しておくことができる。
【0026】さらに、このような構成のものにおいて
は、椅子A1 、A2 の一方で振動が生じても、係合片4
1が係合孔51内で遊動し得るため、その振動が他方の
椅子A2 、A1 に伝播する事態が有効に防止される。そ
のため、一方の椅子Aの振動が他方の椅子Aに伝播して
椅子Aの連結状態が悪化したり隣人に迷惑が掛かるとい
った不具合を効果的に防止することができる。
【0027】さらにまた、本実施例では、係合片41及
び係合孔51をエラストマー系樹脂により形成している
ため、連結使用時に係合片41と係合孔51が小刻みに
こぜりあっても金属音が発生せず、かつ簡単に破損する
ことがなくなって、良好な使用感を長期に亘って持続的
に発揮し得るものとなる。
【0028】以上のような効果に加えて、本実施例のも
のは、前記係合片41及びフレーム53にスタッキング
時の位置決め部材としての機能を兼任させているため、
格別な位置決め部材や機構を用いることなく、スタッキ
ング状態を良好なものにし、かつ収納時の安定性および
作業性を向上させることが可能になる。
【0029】なお、各部の具体的な断面形状などは、図
示実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、係合片
を上向きL字形のものにし、上方から係合孔を係合させ
るように構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の椅子は、以上詳述したように、
係合片と係合孔によって椅子同士を連結する構造におい
て、係合片を略鉛直方向に配向するのに対して、係合孔
をその孔に垂直な方向が鉛直方向に対して傾斜している
ように配向したものである。そのため、係合孔に垂直な
方向から係合片を係脱するとき、係合孔の開口面積を十
分大きく確保することができ、作業効率の向上を図るこ
とができる。また、このように係合孔が大きく且つ傾い
て開口する事で、上記以外の方向から椅子を近付けても
係合片と係合孔とを係合させることが容易となり、作業
方向に高い自由度が得られて作業の便は更に向上したも
のになる。しかも、係合後には係合片が係合孔の水平投
影面積に対して係合するため、係脱作業が容易であるに
も拘らず、係合時の連結状態を緊密に設定することが可
能となる。このような作業性は、係合孔に垂直な方向を
鉛直方向に対して前方かつ側方に傾斜させていることに
よって一層向上されたものとなる。また、このような係
合構造は、係合片が係合孔に対して相対的に鉛直方向に
遊動し得るような自由度が与えられるため、椅子同士の
座の高低差を吸収して常に適正な連結状態を確保できる
ものとなり、同時に、振動が一方の椅子から他方の椅子
に伝播する不都合も解消できるものとなる。さらに、係
合片及び係合孔を樹脂製のものにしておくことによっ
て、連結使用時における係合部分のこぜり合いに起因す
る騒音を抑止して、良好な使用状態を確保することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の正面図。
【図3】同側面図。
【図4】同実施例における椅子同士の連結部分を拡大し
て示す斜視図。
【図5】同実施例の係合片を示す正面図。
【図6】図5の平面図。
【図7】図5におけるVII-VII 線断面図。
【図8】同実施例の係合孔を示す正面図。
【図9】図8の平面図。
【図10】図8におけるX-X 線断面図。
【図11】同実施例の連結状態を示す部分拡大正面図。
【図12】同実施例の連結部分の正断面図。
【図13】同実施例のスタック状態を示す模式的な斜視
図。
【図14】同実施例の連結時の手順を説明する模式的な
斜視図。
【符号の説明】
A、A1 、A2 、A3 、A4 …椅子 X…孔に垂直な方向 41…係合片 51…係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−44114(JP,U) 実公 昭44−16969(JP,Y1) 実公 昭47−5894(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 1/124

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側縁および他側縁にそれぞれ係合片及び
    係合孔を備え、隣接配置した椅子同士を係合片及び係合
    孔を凹凸係合させることによって相互に連結し得るよう
    にした椅子であって、 前記係合片を略鉛直方向に配向するとともに、前記係合
    孔をその孔に垂直な方向が鉛直方向に対して傾斜してい
    るように配向してなり、係合孔に垂直な方向の鉛直方向
    に対する傾斜が、前方及び側方に同時に存在することを
    特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】係合片及び係合孔が合成樹脂素材により形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子。
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JPS475894U (ja) * 1971-02-12 1972-09-19
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