JP2001138581A - 伝票発行装置、伝票発行方法、伝票及び伝票の使用方法 - Google Patents

伝票発行装置、伝票発行方法、伝票及び伝票の使用方法

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JP2001138581A
JP2001138581A JP32320799A JP32320799A JP2001138581A JP 2001138581 A JP2001138581 A JP 2001138581A JP 32320799 A JP32320799 A JP 32320799A JP 32320799 A JP32320799 A JP 32320799A JP 2001138581 A JP2001138581 A JP 2001138581A
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Motohito Tsuchiya
元人 土屋
Michio Suzuki
道雄 鈴木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親伝票が貼付された荷物の見分けを容易にす
る。 【解決手段】 1グループを構成する1枚の親伝票29
と必要枚数分の子伝票37とを印字発行するに際して、
親伝票29と子伝票37とを区別するための識別標識2
7を印字し、識別標識27によって親伝票29が貼付さ
れた荷物41の見分けを容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送用伝票発行装
置、配送用伝票発行方法、配送用伝票及び配送用伝票の
使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】宅配便等の物流業務においては、荷物に
配送用伝票を貼り付ける必要がある。このような配送用
伝票は、荷札としての機能を果たす部分と伝票としての
機能を果たす部分とに大別される。荷札は、荷物に貼ら
れてその荷物の同一性情報を表示するものであり、荷受
人に荷物が渡された後も荷物に貼り付けられたままの状
態に維持される。伝票は、宅配便を例に挙げるとする
と、一般的には、お客様控えと業者管理票とから構成さ
れている。お客様控えは、荷受人が留守であるために近
隣者に荷物を預けたような場合、その旨を荷受人に知ら
せるための伝票である。業者管理票は、荷受人に荷物を
届けた後、宅配便業者が管理上の目的で持ち去る伝票で
ある。
【0003】ここで、配送用伝票を用いた荷物の宅配業
務の実際の運用について説明する。まず、荷送人や荷受
人等のような所定の必要事項が印字された配送用伝票を
用意し、これを宅配便で配達しようとする荷物に貼付す
る。配送用伝票が貼付された荷物は、集荷場に一旦集め
られ、ここで仕分け作業された後、荷受人の元に届けら
れる。この際、配送者は伝票を荷札から分離し、荷受人
から業者管理票にサインを貰う。もしも荷受人が不在の
場合には、近隣の代理人に荷物が渡され、業者管理票か
ら分離されたお客様控えが荷受人のポスト等に入れられ
ることになる。
【0004】次いで、宅配便の中には、複数個で1グル
ープをなすような荷物群が存在する。例えば、パーソナ
ルコンピュータのセットを購入した場合、荷物は、本体
を収納する荷物と、ディスプレイを収納する荷物と、プ
リンタ等の周辺機器を収納する荷物とに分離されるが、
これらの荷物は1つのパーソナルコンピュータセットと
いう1グループを構成する。このようなグループを構成
する荷物には、通常、一つの荷物に親伝票が貼付され、
その他の荷物のそれぞれに子伝票が貼付されるのが一般
的である。ここで、親伝票というのは、荷札と伝票(お
客様控え及び業者管理票)とからなる配送用伝票であ
り、子伝票というのは、荷札を有し、さらに、親伝票と
の関連性を表示する関連番号等が記入された配送用伝票
である。一般的には、親伝票と子伝票とは、その印字内
容や体裁が近似していることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】集荷場においては、親
伝票が貼付された荷物を探し出し、この荷物とその荷物
に対応する子伝票が貼付された荷物とを1グループとし
てまとめなければならない。ところが、従来、そのよう
な作業に際し、親伝票が貼付された荷物を捜す作業に手
間がかかっている。これは、実際の運用において、単品
の荷物もあれば、前述したような複数個で1グループを
なすような荷物群もあるため、これらの荷物がまとめて
混在する集荷場では、どれが親伝票であるのかの判別を
一見して行うことが困難だからである。そして、このよ
うな困難性は、子伝票が貼付された荷物の数が多いほど
増長されてしまう。
【0006】しかも、ある親伝票が貼付された荷物に対
応する荷物を探し出すには、子伝票に記入された親伝票
との関連性を表示する関連番号が重要な意味を持つ。と
ころが、このような関連番号だけを頼りに親伝票が貼付
された荷物に対応する荷物を探し出すのは困難である。
【0007】このようなことから、集荷場における荷物
の仕分け業務においては配送用伝票の印字内容を注視す
る必要があり、仕分け作業そのものがきわめて非効率的
であるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、親伝票が貼付された荷物
の見分けを容易にすることである。
【0009】本発明の目的は、親伝票が貼付された荷物
に対応する荷物の見分けを容易にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の伝票発行
装置の発明は、伝票用紙を案内搬送するための用紙経路
と、前記用紙経路中に設けられて前記用紙経路を案内搬
送される前記伝票用紙に対し、印字ヘッドによって所定
事項を印字する印字機構と、所定の印字データに基づい
て前記印字ヘッドを駆動制御することで前記伝票用紙に
所定事項を印字させる駆動制御回路と、1グループを構
成する親伝票用の印字データと子伝票用の印字データと
を生成し、1枚の前記親伝票と必要枚数分の前記子伝票
とを印字作成するための制御信号を前記駆動制御回路に
出力するグループ伝票作成手段と、前記親伝票と前記子
伝票とのそれぞれの印字作成に際し、前記親伝票と前記
子伝票とを区別するための識別標識に関する識別データ
を印字データに伴わせる識別手段と、を具備する。
【0011】したがって、親伝票と子伝票とのそれぞれ
の印字作成に際し、親伝票と子伝票とを区別するための
識別標識が親伝票又は子伝票に印字される。このため、
識別標識により、親伝票が貼付された荷物の見分けが容
易になる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の伝
票発行装置において、前記識別手段は、前記親伝票の印
字データに識別データを伴わせる。
【0013】したがって、親伝票と子伝票とを区別する
ための識別標識が親伝票に印字されることになり、識別
標識が印字された伝票を探すことで、親伝票が貼付され
た荷物の見分けが容易になる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の伝
票発行装置において、前記識別手段は、前記子伝票の印
字データに識別データを伴わせる。
【0015】したがって、親伝票と子伝票とを区別する
ための識別標識が子伝票に印字されることになり、識別
標識が印字されていない伝票を探すことで、親伝票が貼
付された荷物の見分けが容易になる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の伝票発行装置において、1グループ
を構成する前記親伝票と前記子伝票とを他のグループを
構成する前記親伝票と前記子伝票から識別するためのグ
ループ識別標識に関するグループ識別データを印字デー
タに伴わせるグループ識別手段を具備する。
【0017】したがって、1グループを構成する親伝票
と子伝票とにはグループ識別標識が印字され、親伝票が
貼付された荷物とその親伝票に対応する子伝票が貼付さ
れた荷物との対応関係がグループ識別標識によって明確
になり、1つのグループと他のグループとの見分け作業
が容易になる。
【0018】請求項5記載の伝票発行方法の発明は、1
グループを構成する1枚の親伝票と必要枚数分の子伝票
とを印字発行する伝票発行方法において、前記親伝票と
前記子伝票とを区別するための識別標識を印字するよう
にしたことを特徴とする。
【0019】したがって、親伝票と子伝票とのそれぞれ
の印字作成に際し、親伝票と子伝票とを区別するための
識別標識が親伝票又は子伝票に印字される。このため、
識別標識により、親伝票が貼付された荷物の見分けが容
易になる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項5記載の伝
票発行方法において、前記親伝票にのみ識別標識を印字
することを特徴とする。
【0021】したがって、親伝票と子伝票とを区別する
ための識別標識が親伝票に印字されることになり、識別
標識が印字された伝票を探すことで、親伝票が貼付され
た荷物の見分けが容易になる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項5記載の伝
票発行方法前記子伝票にのみ識別標識を印字することを
特徴とする。
【0023】したがって、親伝票と子伝票とを区別する
ための識別標識が子伝票に印字されることになり、識別
標識が印字されていない伝票を探すことで、親伝票が貼
付された荷物の見分けが容易になる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項5ないし7
のいずれか一記載の伝票発行方法において、1グループ
を構成する前記親伝票と前記子伝票とを他のグループを
構成する前記親伝票と前記子伝票から識別するためのグ
ループ識別標識を印字するようにしたことを特徴とす
る。
【0025】したがって、1グループを構成する親伝票
と子伝票とにはグループ識別標識が印字され、親伝票が
貼付された荷物とその親伝票に対応する子伝票が貼付さ
れた荷物との対応関係がグループ識別標識によって明確
になり、1つのグループと他のグループとの見分け作業
が容易になる。
【0026】請求項9記載の伝票の発明は、1グループ
を構成する1枚の親伝票と必要枚数分の子伝票とからな
るグループ伝票において、前記親伝票と前記子伝票とを
区別するための識別標識が印字されていることを特徴と
する。
【0027】したがって、親伝票又は子伝票に印字され
た、親伝票と子伝票とを区別するための識別標識によ
り、親伝票が貼付された荷物の見分けが容易になる。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
伝票において、前記親伝票にのみ識別標識が印字されて
いることを特徴とする。
【0029】したがって、親伝票と子伝票とを区別する
ための識別標識が印字された伝票を探すことで、親伝票
が貼付された荷物の見分けが容易になる。
【0030】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
伝票において、前記子伝票にのみ識別標識が印字されて
いることを特徴とする。
【0031】したがって、親伝票と子伝票とを区別する
ための識別標識が印字されない伝票を探すことで、親伝
票が貼付された荷物の見分けが容易になる。
【0032】請求項12記載の発明は、請求項9ないし
11記載の伝票において、1グループを構成する前記親
伝票と前記子伝票とを他のグループを構成する前記親伝
票と前記子伝票から識別するためのグループ識別標識が
印字されていることを特徴とする。
【0033】したがって、親伝票が貼付された荷物とそ
の親伝票に対応する子伝票が貼付された荷物との対応関
係がグループ識別標識によって明確になり、1つのグル
ープと他のグループとの見分け作業が容易になる。
【0034】請求項13記載の伝票の使用方法の発明
は、1グループを構成するx個の荷物に対し、親伝票と
子伝票とを区別するための識別標識が印字されている1
グループを構成する1枚の前記親伝票と(x−1)枚分
の前記子伝票とを1枚ずつ前記荷物に対応付けることな
く貼付し、前記親伝票と前記子伝票とが1枚ずつ貼付さ
れた荷物の中から、前記識別標識によって前記親伝票が
貼付された前記荷物を識別することを特徴とする。
【0035】したがって、親伝票と子伝票とを1枚ずつ
荷物に対応付けることなく貼付したとしても、親伝票又
は子伝票に印字された、親伝票と子伝票とを区別するた
めの識別標識により、親伝票が貼付された荷物の見分け
が容易になる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態は、配送
用伝票発行装置としてラインサーマルプリンタへ適用し
た一例であり、このラインサーマルプリンタによって配
送用伝票発行方法が実行され、その結果、配送用伝票が
印字発行される。本実施の形態では、印字発行された配
送用伝票を用いた配送用伝票の使用方法についても述べ
る。
【0037】図1は、ラインサーマルプリンタの印字機
構の側面図である。つまり、本実施の形態の印字機構で
は、ロール状に巻回保持された長尺状の台紙1に一定間
隔で貼付された伝票用紙2(図3参照)を台紙1と共に
所定の用紙経路3に案内し、その過程でプラテン4とこ
のプラテン4に用紙経路3を介して当接する印字ヘッド
としてのサーマルヘッド5とによって構成された印字部
6によって所定事項を印字する構造である。伝票用紙2
に対する搬送力は、プラテン4の回転駆動によって与え
られる。
【0038】用紙経路3には、印字部6の上流側に位置
させて透過型の光センサ7が配設されている。この光セ
ンサ7は、伝票用紙2の検出中は出力がLとなり、伝票
用紙2と伝票用紙2との間の隙間における台紙1の部分
を検出することで出力がHとなる。また、印字部6の下
流側にはカッター8が配設され、印字後の伝票用紙2は
カッター8によってカットされて発行される。
【0039】図2は、各部の電気的接続のブロック図で
ある。本実施の形態のラインサーマルプリンタでは、プ
ラテン4を回転駆動させるためのモータ9やサーマルヘ
ッド5をマイクロコンピュータ10(以下、マイコンと
略称する)によって駆動制御し、伝票用紙2に配送用伝
票としての必要事項を印字する構成となっている。つま
り、マイコン10は、各種演算処理を実行して各部を集
中的に制御するCPU11と、各種固定データ、例え
ば、ファームウエア形態での動作プログラム12等を格
納するROM13と、各種可変データを格納して例えば
ワークエリアとして使用されるRAM14とによって構
築されている。これらのCPU11、ROM13及びR
AM14は、データバスやアドレスバス等からなるシス
テムバス15を介して接続されていても良く、あるい
は、1チップ化されていても良い。そして、サーマルヘ
ッド5は、システムバス15を介してマイコン10にバ
ス接続された画像メモリ16に蓄えられた所定の印字デ
ータに基づいてサーマルヘッド5を駆動制御することで
伝票用紙2に所定事項を印字させる駆動制御回路として
のヘッドドライバ17を介してシステムバス15経由で
マイコン10に接続されている。また、マイコン10に
対しては、モータドライバ18を介してモータ9が、I
/O19を介して光センサ7が、それぞれシステムバス
15経由でバス接続されている。
【0040】このような各部の電気的接続を備えたサー
マルプリンタは、システムバス15を経由してマイコン
10に接続されたI/F20を介して外部から取り込ま
れた印字データをRAM14に一時記憶し、一時記憶し
た印字データを画像メモリ16に展開し、画像メモリ1
6に展開された所定の印字データに基づいてヘッドドラ
イバ17がサーマルヘッド5を駆動制御する。この際、
本実施の形態のラインサーマルプリンタによって伝票用
紙2に印字されるべき配送用伝票のための印字フォーマ
ットデータはROM13に格納されていることから、こ
の印字フォーマットデータに従いRAM14に一時記憶
した印字データが画像メモリ16に展開される。画像メ
モリ16に展開された印字データは、1ライン毎にヘッ
ドドライバ17に送られてラッチされ、所定のストロー
ブパルスに従い出力される。すると、この出力に応じて
サーマルヘッド5の図示しない各発熱素子に選択的に通
電されて各発熱素子が選択的に発熱する。この際、モー
タ9を駆動源としてプラテン4が回転駆動され、これに
応じて伝票用紙2が用紙経路3を案内搬送されている。
そこで、マイコン10は、光センサ7の出力に基づく頭
だし検出等を行いながら、プラテン4の回転駆動に基づ
く伝票用紙2の主走査方向の移動とサーマルヘッド5の
各発熱素子の選択的な発熱駆動とを制御し、画像メモリ
16に展開した印字データに基づく印字をヘッドドライ
バ17に実行させる。
【0041】図3は、伝票用紙2を例示する分解斜視図
である。この伝票用紙2は、台紙1の上に貼付されたベ
ース21の上に再剥離貼付部22を介して第1の伝票用
紙23が貼付され、この第1の伝票用紙23の上に再剥
離貼付部24を介して第2の伝票用紙25が貼付されて
構成されている。そして、第1の伝票用紙23及び第2
の伝票用紙25は共に感熱発色紙であり、第2の伝票用
紙25及び第1の伝票用紙23の裏面には熱伝導性に優
れた図示しない熱伝導層が形成されている。これによ
り、サーマルヘッド5の各発熱素子の加熱によって第2
の伝票用紙25に所定事項が印字されると、この際に生
じた熱が第1の伝票用紙23及びベース21にも良好に
伝導し、第2の伝票用紙25に対する印字内容が第1の
伝票用紙23及びベース21に複写される。
【0042】図4は、伝票発行処理の流れを示すフロー
チャートである。まず、CPU11は、I/F20を介
して外部から受信データが取り込まれたか否かを判定す
る(ステップS1)。外部から受信データが取り込まれ
た場合には、そのコマンドが解析され(ステップS
2)、1グループを構成する複数の荷物に貼付すべき複
数の伝票を発行するという印字命令が含まれている場合
には、受信データ中の印字データに基づいて画像メモリ
16に対する親描画処理がなされる(ステップS3)。
この際、1グループを構成する複数の荷物に貼付すべき
複数の伝票を発行するという印字命令が含まれていない
場合等には別処理となる。このような描画処理における
画像メモリ16に対する印字データの展開処理について
は、前述した通りである。これに対し、親描画処理で
は、ROM13に格納された印字フォーマットデータ
中、親伝票29のための印字フォーマットデータが呼び
出され、この印字フォーマットデータに従いRAM14
に一時記憶した印字データが画像メモリ16に展開され
る。この際、親伝票29のための印字フォーマットデー
タには、外部から取り込まれた印字データ中の着店コー
ド26(図5参照)を二重線で取り囲むような識別標識
27のための識別データが含まれている。そこで、ステ
ップS3の親描画処理によって画像メモリ16に展開さ
れた印字データに基づいて、伝票用紙2に対する印字動
作が実行される(ステップS4)。この印字動作の処理
については、前述した通りである。印字後の伝票用紙2
は、CPU11の制御の下でのカッター8による台紙1
のカット動作により、ラベル発行口28(図7参照)よ
り発行される(ステップS4)。こうして、親伝票29
が発行される。
【0043】図5は、発行された親伝票29の一例を示
す模式図である。親伝票29には、送り主(荷送人)3
0、送り先(荷受人)31、1グループを構成する荷物
に貼付すべき伝票の数に対するシリアル番号32及び着
店コード26等が印字されている。そして、着店コード
26の周囲には、着店コード26を二重線で取り囲むよ
うな識別標識27が印字されている。ここで、親伝票2
9というのは、1グループを構成する荷物が複数個ある
場合に、そのうちの任意の1個に貼付すべき配送用伝票
33という意味合いを持つ。
【0044】そして、図5(a)に示すように、親伝票
29は、ベース21上に形成された荷札34と、第2の
伝票用紙25により形成されたお客様控え35と、第1
の伝票用紙23により形成された業者管理票36とから
構成されている。
【0045】次いで、図4の伝票発行処理の流れを示す
フローチャートに戻り、受信データ中の印字データに基
づいて画像メモリ16に対する子描画処理がなされる
(ステップS5)。このような描画処理における画像メ
モリ16に対する印字データの展開処理については、前
述した通りである。これに対し、子描画処理では、RO
M13に格納された印字フォーマットデータ中、子伝票
37のための印字フォーマットデータが呼び出され、こ
の印字フォーマットデータに従いRAM14に一時記憶
した印字データが画像メモリ16に展開される。そこ
で、ステップS5の子描画処理によって画像メモリ16
に展開された印字データに基づいて、伝票用紙2に対す
る印字動作が実行される(ステップS6)。この印字動
作の処理については、前述した通りである。印字後の伝
票用紙2は、CPU11の制御の下でのカッター8によ
る台紙1のカット動作により、ラベル発行口28(図7
参照)より発行される(ステップS6)。こうして、子
伝票37が発行される。
【0046】図6は、発行された子伝票37の一例を示
す模式図である。子伝票37には、送り主(荷送人)3
8、送り先(荷受人)39、1グループを構成する荷物
に貼付すべき伝票の数に対するシリアル番号40及び着
店コード26等が印字されている。ここで、子伝票37
というのは、1グループを構成する荷物が複数個ある場
合に、親伝票29が貼付された荷物以外の荷物に貼付す
べき配送用伝票33という意味合いを持つ。
【0047】そして、図6(a)に示すように、子伝票
37は、ベース21と、第1の伝票用紙23と、第2の
伝票用紙25により形成された荷札34とから構成され
ている。つまり、第2の伝票用紙25の印字内容だけが
子伝票37としての意味合いを持つ。
【0048】そして、図4の伝票発行処理の流れを示す
フローチャートに戻り、発行すべき子伝票37の有無が
判定され(ステップS7)、発行すべき子伝票37がな
ければ処理を終了する。
【0049】このような一連の処理において、ステップ
S3〜S7の処理は、1枚の親伝票29と必要枚数分の
子伝票37とを印字作成するための制御信号をヘッドド
ライバ17に出力するグループ伝票作成手段としての機
能をマイコン10に実行させる。また、ステップS4の
処理は、親伝票29と子伝票37とを区別するための識
別標識27に関する識別データを印字データに伴わせる
識別手段としての機能をマイコン10に実行させる。
【0050】図7は、発行された親伝票29及び子伝票
37からなる配送用伝票33の使用方法の一例を示す模
式図である。まず、ここでは、宅配便によって配達すべ
き荷物41が3個であると想定する。この場合、配送業
者の事業所において、図4のフローチャートに示す処理
により、1枚の親伝票29と2枚の子伝票37とが印字
発行される。そこで、送り主(荷送人)30、送り先
(荷受人)31等のような所定の必要事項が印字された
親伝票29を任意の1つの荷物41に貼付する。そし
て、送り主(荷送人)38、送り先(荷受人)39等の
ような所定の必要事項が印字された子伝票37を残りの
2つ荷物41にそれぞれ貼付する。こうして、親伝票2
9及び子伝票37からなる配送用伝票33が貼付された
荷物41は、トラック等を使用した配送によって集荷場
に一旦集められ、ここで仕分け作業される。この際、親
伝票29に印字された、親伝票29と子伝票37とを区
別するための識別標識27により、親伝票29が貼付さ
れた荷物の見分けが容易になる。
【0051】そして、仕分け作業後は、荷物41が送り
先(荷受人)の元に届けられる。この際、配送者は、親
伝票29についてのみ、お客様控え35と業者管理票3
6とを剥離し、ベース21に印字された荷札34のみを
荷物に残す。そして、送り先(荷受人)から業者管理票
36にサインを貰う。もしも送り先(荷受人)が不在の
場合には、近隣の代理人に荷物が渡され、業者管理票3
6から分離されたお客様控え35が送り先(荷受人)の
ポスト等に入れられることになる。そして、送り先(荷
受人)からサインを貰った業者管理票36は、再度配送
業者の元に届けられる。
【0052】なお、実施に当っては、親伝票29には識
別標識27を印字せず、全ての子伝票37に識別標識2
7を印字するようにしても良い。この場合には、子伝票
37のための印字フォーマットデータの方に、外部から
取り込まれた印字データ中の着店コード26(図5参
照)を二重線で取り囲むような識別標識27のための識
別データを含ませておけば良い。
【0053】本発明の第2の実施の形態を図8ないし図
12に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分
は同一符号で示し説明も省略する。
【0054】図8は、伝票発行処理の流れを示すフロー
チャートである。本実施の形態では、ステップS1〜S
7までの処理に関しては、第1の実施の形態と略共通す
る。異なる点は、ステップS3及びS5の描画処理にお
いて、1グループを構成する親伝票29と子伝票37と
を他のグループを構成する親伝票29と子伝票37から
識別するためのグループ識別標識51(図9参照)に関
するグループ識別データを印字データに伴わせる点であ
る。つまり、ステップS3の親描画処理では、ROM1
3に格納された印字フォーマットデータ中、親伝票のた
めの印字フォーマットデータが呼び出され、この印字フ
ォーマットデータに従いRAM14に一時記憶した印字
データが画像メモリ16に展開される。この際、親伝票
29のための印字フォーマットデータには、外部から取
り込まれた印字データ中の着店コード26を1重線で取
り囲むような識別標識27のための識別データが含まれ
ている。また、CPU11は、ステップS3〜S7まで
の処理の間、同一のグループ識別標識51に関するグル
ープ識別データを画像メモリ16に展開する画像データ
に含ませる。ここでのグループ識別標識51は、例えば
丸で囲んだAの文字である。このようなグループ識別デ
ータは、例えば、ROM13に格納しておく。また、ス
テップS5の子描画処理では、ROM13に格納された
印字フォーマットデータ中、子伝票のための印字フォー
マットデータが呼び出され、この印字フォーマットデー
タに従いRAM14に一時記憶した印字データが画像メ
モリ16に展開される。この際、子伝票37のための印
字フォーマットデータには、外部から取り込まれた印字
データ中の着店コード26を1重線で取り囲むような識
別標識27のための識別データが含まれていない。ま
た、CPU11は、同一のグループ識別標識51に関す
るグループ識別データを画像メモリ16に展開する画像
データに含ませる。ここでのグループ識別標識51は、
例えば丸で囲んだAの文字である。
【0055】本実施の形態において第1の実施の形態と
異なるもう一つの点は、発行すべき子伝票37の有無が
判定され(ステップS7)、発行すべき子伝票37がな
い場合に、グループデータの有無が判定される点である
(ステップS8)。つまり、ステップS1で受信した受
信データ中にグループデータが含まれているか否かがス
テップS8で判定される。ここで、グループデータとい
うのは、ステップS3〜S7で配送用伝票33の印字発
行処理を行った1グループを構成する複数の荷物41と
は別のグループを構成する複数個の荷物41に貼付すべ
き配送用伝票33の印字データに関する印字発行命令の
データを意味する。
【0056】ステップS8での判定の結果、グループデ
ータがあれば、ステップS2の処理に戻り、コマンド解
析をした後、別のグループを構成する複数個の荷物41
に貼付すべき配送用伝票33の印字データに基づいて、
ステップS3〜S7での配送用伝票33の印字発行処理
を繰り返す。この際、ステップS3の親描画処理では、
ROM13に格納された印字フォーマットデータ中、親
伝票のための印字フォーマットデータが呼び出され、こ
の印字フォーマットデータに従いRAM14に一時記憶
した印字データが画像メモリ16に展開される。この
際、親伝票29のための印字フォーマットデータには、
外部から取り込まれた印字データ中の着店コード26を
1重線で取り囲むような識別標識27のための識別デー
タが含まれている。また、CPU11は、ステップS3
〜S7までの処理の間、同一のグループ識別標識51に
関するグループ識別データを画像メモリ16に展開する
画像データに含ませる。ここでのグループ識別標識51
は、例えば丸で囲んだBの文字である(図10参照)。
このようなグループ識別データは、例えば、ROM13
に格納しておく。また、ステップS5の子描画処理で
は、ROM13に格納された印字フォーマットデータ
中、子伝票のための印字フォーマットデータが呼び出さ
れ、この印字フォーマットデータに従いRAM14に一
時記憶した印字データが画像メモリ16に展開される。
この際、子伝票37のための印字フォーマットデータに
は、外部から取り込まれた印字データ中の着店コード2
6を1重線で取り囲むような識別標識27のための識別
データが含まれている。また、CPU11は、同一のグ
ループ識別標識51に関するグループ識別データを画像
メモリ16に展開する画像データに含ませる。ここでの
グループ識別標識51は、例えば丸で囲んだBの文字で
ある。
【0057】このように、本実施の形態では、1グルー
プを構成する親伝票29と子伝票37とを他のグループ
を構成する親伝票29と子伝票37から識別するための
グループ識別標識51を親伝票29と子伝票37とから
なる配送用伝票33に印字することが可能となる。ここ
に、ステップS2〜S8までの処理により、グループ識
別標識51に関するグループ識別データを印字データに
伴わせるグループ識別手段としての機能が実行される。
【0058】図9は、発行された1グループを構成する
親伝票29及び子伝票37からなる配送用伝票33を示
す正面図である。図9(a)〜(c)より明らかなよう
に、同一のグループである荷物41(図11参照)に貼
付すべき親伝票29及び子伝票37には、丸で囲んだA
の文字からなるグループ識別標識51が印字されてい
る。
【0059】図10は、発行された別のグループを構成
する親伝票29及び子伝票37からなる配送用伝票33
を示す正面図である。図10(a)〜(c)より明らか
なように、同一のグループである荷物41(図11参
照)に貼付すべき親伝票29及び子伝票37には、丸で
囲んだBの文字からなるグループ識別標識51が印字さ
れている。
【0060】図11は、図9及び図10に例示する配送
用伝票33の荷物に対する貼付例を示す模式図である。
図1中、3個の荷物41aが1グループを構成し、3個
の荷物41bが別の1グループを構成すると想定する
と、丸で囲んだAの文字からなるグループ識別標識51
が印字されている配送用伝票33を3個の荷物41aに
貼付する。そして、丸で囲んだBの文字からなるグルー
プ識別標識51が印字されている配送用伝票33を3個
の荷物41aに貼付する。
【0061】図12は、発行された親伝票29及び子伝
票37からなる配送用伝票33の使用方法の一例を示す
模式図である。まず、ここでは、宅配便によって配達す
べき荷物41a,41bが第1のグループと別の第2の
グループとでそれぞれ3個ずつであると想定する。この
場合、配送業者の事業所において、図8のフローチャー
トに示す処理により、第1のグループと別の第2のグル
ープとのそれぞれについて、1枚の親伝票29と2枚の
子伝票37とが印字発行される。そこで、第1のグルー
プを構成する荷物41aについて、送り主(荷送人)3
0、送り先(荷受人)31等のような所定の必要事項が
印字された親伝票29を任意の1つの荷物41aに貼付
する。そして、送り主(荷送人)38、送り先(荷受
人)39等のような所定の必要事項が印字された子伝票
37を残りの2つ荷物41aにそれぞれ貼付する。ま
た、第2のグループを構成する荷物41bについて、送
り主(荷送人)30、送り先(荷受人)31等のような
所定の必要事項が印字された親伝票29を任意の1つの
荷物41bに貼付する。そして、送り主(荷送人)3
8、送り先(荷受人)39等のような所定の必要事項が
印字された子伝票37を残りの2つ荷物41bにそれぞ
れ貼付する。こうして、親伝票29及び子伝票37から
なる配送用伝票33が貼付された2つのグループの荷物
41a,41bは、トラック等を使用した配送によって
集荷場に一旦集められ、ここで仕分け作業される。この
際、親伝票29に印字された、親伝票29と子伝票37
とを区別するための識別標識27により、親伝票29が
貼付された荷物の見分けが容易になる。また、1グルー
プを構成する親伝票29と子伝票37とにはグループ識
別標識51が印字され、親伝票29が貼付された荷物4
1a,41bとその親伝票29に対応する子伝票37が
貼付された荷物41a,41bとの対応関係がグループ
識別標識51によって明確になり、1つのグループと他
のグループとの見分け作業が容易になる。
【0062】そして、仕分け作業後は、荷物41aがそ
の送り先(荷受人)の元に届けられ、荷物41bがその
送り先(荷受人)の元に届けられる。この際、配送者
は、親伝票29についてのみ、お客様控え35と業者管
理票36とを剥離し、ベース21に印字された荷札34
のみを荷物に残す。そして、送り先(荷受人)から業者
管理票36にサインを貰う。もしも送り先(荷受人)が
不在の場合には、近隣の代理人に荷物が渡され、業者管
理票36から分離されたお客様控え35が送り先(荷受
人)のポスト等に入れられることになる。そして、送り
先(荷受人)からサインを貰った業者管理票36は、再
度配送業者の元に届けられる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の伝票発行装置の発明は、
伝票用紙を案内搬送するための用紙経路と、前記用紙経
路中に設けられて前記用紙経路を案内搬送される前記伝
票用紙に対し、印字ヘッドによって所定事項を印字する
印字機構と、所定の印字データに基づいて前記印字ヘッ
ドを駆動制御することで前記伝票用紙に所定事項を印字
させる駆動制御回路と、1グループを構成する親伝票用
の印字データと子伝票用の印字データとを生成し、1枚
の前記親伝票と必要枚数分の前記子伝票とを印字作成す
るための制御信号を前記駆動制御回路に出力するグルー
プ伝票作成手段と、前記親伝票と前記子伝票とのそれぞ
れの印字作成に際し、前記親伝票と前記子伝票とを区別
するための識別標識に関する識別データを印字データに
伴わせる識別手段と、を具備するので、親伝票と子伝票
とのそれぞれの印字作成に際し、親伝票と子伝票とを区
別するための識別標識を親伝票又は子伝票に印字するこ
とができ、印字された識別標識によって親伝票が貼付さ
れた荷物を容易に見分けさせることができる。
【0064】請求項2記載の発明は、請求項1記載の伝
票発行装置において、前記識別手段は、前記親伝票の印
字データに識別データを伴わせるので、親伝票と子伝票
とを区別するための識別標識を親伝票に印字することが
でき、これにより、識別標識が印字された伝票を探すこ
とで、親伝票が貼付された荷物を容易に見分けさせるこ
とができる。
【0065】請求項3記載の発明は、請求項1記載の伝
票発行装置において、前記識別手段は、前記子伝票の印
字データに識別データを伴わせるので、親伝票と子伝票
とを区別するための識別標識を子伝票に印字することが
でき、これにより、識別標識が印字されていない伝票を
探すことで、親伝票が貼付された荷物を容易に見分けさ
せることができる。
【0066】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の伝票発行装置において、1グループ
を構成する前記親伝票と前記子伝票とを他のグループを
構成する前記親伝票と前記子伝票から識別するためのグ
ループ識別標識に関するグループ識別データを印字デー
タに伴わせるグループ識別手段を具備するので、1グル
ープを構成する親伝票と子伝票とにグループ識別標識を
印字することができ、これにより、親伝票が貼付された
荷物とその親伝票に対応する子伝票が貼付された荷物と
の対応関係をグループ識別標識によって明確化し、1つ
のグループと他のグループを容易に見分けさせることが
できる。
【0067】請求項5記載の伝票発行方法の発明は、1
グループを構成する1枚の親伝票と必要枚数分の子伝票
とを印字発行する伝票発行方法において、前記親伝票と
前記子伝票とを区別するための識別標識を印字するよう
にしたので、親伝票と子伝票とのそれぞれの印字作成に
際し、親伝票と子伝票とを区別するための識別標識を親
伝票又は子伝票に印字することができ、印字された識別
標識によって親伝票が貼付された荷物を容易に見分けさ
せることができる。
【0068】請求項6記載の発明は、請求項5記載の伝
票発行方法において、前記親伝票にのみ識別標識を印字
するので、親伝票と子伝票とを区別するための識別標識
を親伝票に印字することができ、これにより、識別標識
が印字された伝票を探すことで、親伝票が貼付された荷
物を容易に見分けさせることができる。
【0069】請求項7記載の発明は、請求項5記載の伝
票発行方法前記子伝票にのみ識別標識を印字するので、
親伝票と子伝票とを区別するための識別標識を子伝票に
印字することができ、これにより、識別標識が印字され
ていない伝票を探すことで、親伝票が貼付された荷物を
容易に見分けさせることができる。
【0070】請求項8記載の発明は、請求項5ないし7
のいずれか一記載の伝票発行方法において、1グループ
を構成する前記親伝票と前記子伝票とを他のグループを
構成する前記親伝票と前記子伝票から識別するためのグ
ループ識別標識を印字するようにしたので、1グループ
を構成する親伝票と子伝票とにグループ識別標識を印字
することができ、これにより、親伝票が貼付された荷物
とその親伝票に対応する子伝票が貼付された荷物との対
応関係をグループ識別標識によって明確化し、1つのグ
ループと他のグループを容易に見分けさせることができ
る。
【0071】請求項9記載の伝票の発明は、1グループ
を構成する1枚の親伝票と必要枚数分の子伝票とからな
るグループ伝票において、前記親伝票と前記子伝票とを
区別するための識別標識が印字されているので、親伝票
又は子伝票に印字された、親伝票と子伝票とを区別する
ための識別標識により、親伝票が貼付された荷物を容易
に見分けさせることができる。
【0072】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
伝票において、前記親伝票にのみ識別標識が印字されて
いるので、親伝票と子伝票とを区別するための識別標識
が印字された伝票を探すことで、親伝票が貼付された荷
物を容易に見分けさせることができる。
【0073】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
伝票において、前記子伝票にのみ識別標識が印字されて
いるので、親伝票と子伝票とを区別するための識別標識
が印字されない伝票を探すことで、親伝票が貼付された
荷物を容易に見分けさせることができる。
【0074】請求項12記載の発明は、請求項9ないし
11記載の伝票において、1グループを構成する前記親
伝票と前記子伝票とを他のグループを構成する前記親伝
票と前記子伝票から識別するためのグループ識別標識が
印字されているので、親伝票が貼付された荷物とその親
伝票に対応する子伝票が貼付された荷物との対応関係を
グループ識別標識によって明確にすることができ、1つ
のグループと他のグループとを容易に見分けさせること
ができる。
【0075】請求項13記載の伝票の使用方法の発明
は、1グループを構成するx個の荷物に対し、親伝票と
子伝票とを区別するための識別標識が印字されている1
グループを構成する1枚の前記親伝票と(x−1)枚分
の前記子伝票とを1枚ずつ前記荷物に対応付けることな
く貼付し、前記親伝票と前記子伝票とが1枚ずつ貼付さ
れた荷物の中から、前記識別標識によって前記親伝票が
貼付された前記荷物を識別するので、親伝票と子伝票と
を1枚ずつ荷物に対応付けることなく貼付したとして
も、親伝票又は子伝票に印字された、親伝票と子伝票と
を区別するための識別標識により、親伝票が貼付された
荷物を容易に見分けさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す印字機構の側
面図である。
【図2】各部の電気的接続のブロック図である。
【図3】伝票用紙(配送用伝票用紙)を例示する分解斜
視図である。
【図4】伝票(配送用伝票)発行処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図5】発行された親伝票の一例を示す模式図である。
【図6】発行された子伝票の一例を示す模式図である。
【図7】発行された親伝票及び子伝票からなる伝票(配
送用伝票)の使用方法の一例を示す模式図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態として、伝票(配送
用伝票)発行処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】発行された1グループを構成する親伝票及び子
伝票からなる伝票(配送用伝票)を示す正面図である。
【図10】発行された別のグループを構成する親伝票及
び子伝票からなる(配送用伝票)伝票を示す正面図であ
る。
【図11】図9及び図10に例示する伝票(配送用伝
票)の荷物に対する貼付例を示す模式図である。
【図12】発行された2つのグループの親伝票及び子伝
票からなる伝票(配送用伝票)の使用方法の一例を示す
模式図である。
【符号の説明】
2 伝票用紙 3 用紙経路 5 印字ヘッド(サーマルヘッド) 17 駆動制御回路(ヘッドドライバ) 27 識別標識 29 親伝票 37 子伝票 51 グループ識別標識

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝票用紙を案内搬送するための用紙経路
    と、 前記用紙経路中に設けられて前記用紙経路を案内搬送さ
    れる前記伝票用紙に対し、印字ヘッドによって所定事項
    を印字する印字機構と、 印字データに基づいて前記印字ヘッドを駆動制御するこ
    とで前記伝票用紙に所定事項を印字させる駆動制御回路
    と、 1グループを構成する親伝票用の印字データと子伝票用
    の印字データとを生成し、1枚の前記親伝票と必要枚数
    分の前記子伝票とを印字作成するための制御信号を前記
    駆動制御回路に出力するグループ伝票作成手段と、 前記親伝票と前記子伝票とのそれぞれの印字作成に際
    し、前記親伝票と前記子伝票とを区別するための識別標
    識に関する識別データを印字データに伴わせる識別手段
    と、を具備する伝票発行装置。
  2. 【請求項2】 前記識別手段は、前記親伝票の印字デー
    タに識別データを伴わせる請求項1記載の伝票発行装
    置。
  3. 【請求項3】 前記識別手段は、前記子伝票の印字デー
    タに識別データを伴わせる請求項1記載の伝票発行装
    置。
  4. 【請求項4】 1グループを構成する前記親伝票と前記
    子伝票とを他のグループを構成する前記親伝票と前記子
    伝票から識別するためのグループ識別標識に関するグル
    ープ識別データを印字データに伴わせるグループ識別手
    段を具備する請求項1ないし3のいずれか一記載の伝票
    発行装置。
  5. 【請求項5】 1グループを構成する1枚の親伝票と必
    要枚数分の子伝票とを印字発行する伝票発行方法におい
    て、 前記親伝票と前記子伝票とを区別するための識別標識を
    印字するようにしたことを特徴とする伝票発行方法。
  6. 【請求項6】 前記親伝票にのみ識別標識を印字するこ
    とを特徴とする請求項5記載の伝票発行方法。
  7. 【請求項7】 前記子伝票にのみ識別標識を印字するこ
    とを特徴とする請求項5記載の伝票発行方法。
  8. 【請求項8】 1グループを構成する前記親伝票と前記
    子伝票とを他のグループを構成する前記親伝票と前記子
    伝票から識別するためのグループ識別標識を印字するよ
    うにしたことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか
    一記載の伝票発行方法。
  9. 【請求項9】 1グループを構成する1枚の親伝票と必
    要枚数分の子伝票とからなるグループ伝票において、 前記親伝票と前記子伝票とを区別するための識別標識が
    印字されていることを特徴とする伝票。
  10. 【請求項10】 前記親伝票にのみ識別標識が印字され
    ていることを特徴とする請求項9記載の伝票。
  11. 【請求項11】 前記子伝票にのみ識別標識が印字され
    ていることを特徴とする請求項9記載の伝票。
  12. 【請求項12】 1グループを構成する前記親伝票と前
    記子伝票とを他のグループを構成する前記親伝票と前記
    子伝票から識別するためのグループ識別標識が印字され
    ていることを特徴とする請求項9ないし11記載の伝
    票。
  13. 【請求項13】 1グループを構成するx個の荷物に対
    し、親伝票と子伝票とを区別するための識別標識が印字
    されている1グループを構成する1枚の前記親伝票と
    (x−1)枚分の前記子伝票とを1枚ずつ前記荷物に対
    応付けることなく貼付し、 前記親伝票と前記子伝票とが1枚ずつ貼付された荷物の
    中から、前記識別標識によって前記親伝票が貼付された
    前記荷物を識別する、ことを特徴とする伝票の使用方
    法。
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