JPH10138571A - 宛名書きプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータやその他の装置との
接続が不要で、簡単な操作で宛名ラベルを作成すること
ができ、しかも小型軽量かつ低価格な宛名書きプリンタ
を提供することを目的とする。 【解決手段】 装置内に電源を供給する電源部９と、名
刺から名刺情報を読み取る読取部２と、読み取られた名
刺情報をラベル紙に印字可能な印字部７と、ラベル紙に
宛名を印字させることにより作成された宛名ラベル１５
を排出する排出部８とを備えている宛名書きプリンタ１
において、読み取られた名刺情報を記憶する記憶部４
と、記憶されている名刺情報から宛名書きに必要な宛名
情報を抽出すると共に抽出した宛名情報に基づく文字列
を宛名ラベルとしての所定の書式で配列し、かつ配列し
た文字列を印字部７に対してラベル紙に印字される制御
部３と、所定の書式で配列された文字列を表示する表示
部５とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、顧客等の名刺から
その名刺に印刷された名刺情報を読み取り、その名刺情
報から宛名書きに必要な宛名情報を抽出し、宛名ラベル
としての書式に文字列を配列してラベル紙に印字する宛
名書きプリンタに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来は、宛名ラベルを作成する場合、主
にパーソナルコンピュータや周辺装置等をプリンタに接
続し、宛名を管理するアプリケーションソフトに顧客等
の住所、氏名、その他の宛名情報を登録した後、宛名一
件分の区切り毎にスリットの入ったタックシート等に、
一般の紙と同様に宛名を印字してそれを剥して貼った
り、封筒に直接印字を行ったりしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプリンタには、大量に宛名書き印字が必要な場合は
それほど問題とならないが、小量の取扱い時には、パー
ソナルコンピュータやその他の装置との接続が必要とな
る、操作が煩雑になる、場所を取る、価格が高い等の課
題があった。

【０００４】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたものであり、パーソナルコンピュータやその他
の装置との接続が不要で、簡単な操作で宛名ラベルを作
成することができ、しかも小型軽量かつ低価格な宛名書
きプリンタを提供することを主目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項１記載の宛名書きプリンタは、装置内の各部に電
源を供給する電源部と、名刺に印刷された名刺情報を読
み取る読取部と、読取部によって読み取られた名刺情報
をラベル紙に印字可能な印字部と、印字部によってラベ
ル紙に宛名を印字されることにより作成された宛名ラベ
ルを排出する排出部とを備えている宛名書きプリンタに
おいて、読取部によって読み取られた名刺情報を記憶す
る記憶部と、記憶部に記憶されている名刺情報から宛名
書きに必要な宛名情報を抽出すると共に抽出した宛名情
報に基づく文字列を宛名ラベルとしての所定の書式で配
列し、かつ配列した文字列を印字部に対してラベル紙に
印字させる制御部と、所定の書式で配列された文字列を
表示する表示部とを備えていることを特徴とする。

【０００６】この宛名書きプリンタでは、電源部が、装
置の印字処理動作に必要とする電源を装置内の各部に供
給し、名刺に印刷された名刺情報を読取部が読み取り、
読み取られた名刺情報を記憶部が記憶する。そして、制
御部が、記憶部に記憶されている名刺情報から宛名書き
に必要な宛名情報を抽出し、宛名ラベルとしての書式に
文字列を配列して、その配列した文字列を表示部に表示
させると共に、ラベル紙に印字して排出する。このた
め、名刺情報を読み取るためのイメージスキャナーや制
御するためのパーソナルコンピュータ等を特別に接続す
ることなく、名刺の読み取りから印字後の宛名ラベルの
排出までを極めて簡単な操作で行うことが可能となる。

【０００７】請求項２記載の宛名書きプリンタは、請求
項１記載の宛名書きプリンタにおいて、宛名情報は、郵
便番号または住所が含まれ、郵便番号または住所に対応
するバーコード情報を記憶するバーコード記憶部と、バ
ーコード記憶部からバーコード情報を読み出すバーコー
ド読出部とをさらに備え、制御部は、印字部に対して、
読み出したバーコード情報をラベル紙に印字させること
を特徴とする。

【０００８】この宛名書きプリンタでは、バーコード読
出部が、バーコード記憶部から宛名情報における郵便番
号または住所に対応したバーコード情報を読み出し、制
御部が、宛名ラベルにバーコード情報を宛名情報と併せ
て印刷する。このため、バーコード読取装置を郵便局に
設置すれば、郵便物の仕分け作業が軽減される。

【０００９】請求項３記載の宛名書きプリンタは、請求
項１または２記載の宛名書きプリンタにおいて、記憶部
は、読取部によって読み取られた複数の名刺に印刷され
た名刺情報を記憶し、制御部は、記憶部に記憶されてい
る名刺情報から宛名情報を順次読み出すと共に、印字部
に対して、読み出した宛名情報毎にラベル紙に連続的に
印字させることを特徴とする。

【００１０】この宛名書きプリンタでは、読取部が、複
数の名刺から名刺情報を読み取り後、それらの名刺情報
を記憶部が記憶しておき、制御部が、記憶部に記憶され
ている名刺情報から宛名情報を順次読み出すと共に、印
字部において、読み出した宛名情報毎に宛名情報をラベ
ル紙に連続的に印字させる。このため、ラベル紙への一
件の宛名印字処理毎に、顧客等の名刺から名刺に印刷さ
れた名刺情報の読み取り操作を行うことなく、制御部
は、記憶部に記憶してある複数の名刺の名刺情報から得
た宛名情報をラベル紙に印字させることが可能となる。

【００１１】請求項４記載の宛名書きプリンタは、請求
項１から３のいずれかに記載の宛名書きプリンタにおい
て、操作部によって設定された郵便物の形式に基づいて
葉書、小封筒、中封筒または大封筒に対応するサイズに
ラベル紙をカットするカット機構を備えていることを特
徴とする。

【００１２】この宛名書きプリンタでは、対応する郵便
物の形式を操作部で設定すれば、カット機構が、葉書、
小封筒、中封筒または大封筒に対応するサイズにラベル
紙をカットする。このため、例えば、文字サイズを、必
要とする宛名ラベルのサイズに対応して拡大した場合で
も、大小各サイズの郵便物に適したサイズの宛名ラベル
を得ることが可能となる。

【００１３】請求項５記載の宛名書きプリンタは、請求
項１から４のいずれかに記載の宛名書きプリンタにおい
て、名刺の装置内への挿入を検出する挿入センサと、排
出部からの宛名ラベルの排出を検出する排出センサとを
さらに備え、電源部は、挿入センサによって名刺の挿入
が検出されたときに作動モードに設定され、かつ、排出
センサによって宛名ラベルの排出が検出されたときに待
機モードに設定されることを特徴とする。

【００１４】この宛名書きプリンタでは、読取部に備え
た挿入センサが、装置内へ挿入された名刺を検出するこ
とで、電源部が作動モードとなって、プリンタが一連の
印字処理を行い、排出部に備えた排出センサが、宛名ラ
ベルの排出を検出することで、電源部が、待機モードと
なって、制御部、操作部および挿入センサ回路以外の各
部への電源供給をカットして不要な電力消費を抑える。
このため、待機モード時には、電源部は、必要最低限の
回路のみに電力を供給すればよいので、常時作動状態で
ある場合と比較し、消費電力を著しく低減することが可
能となる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る宛名書きプリンタ（以下「プリンタ」という）
の好適な実施の形態について説明する。

【００１６】まず、プリンタ１の概要構成を図１のブロ
ック図を用いて説明する。

【００１７】プリンタ１は、同図に示すように、名刺が
挿入されたことを検出する挿入センサ１３と、挿入セン
サ１３の検出信号によって作動モードに設定され、プリ
ンタ１の装置内部で一連の印字動作において必要とする
電源を各部に供給する電源部９と、顧客等の名刺に印刷
された名刺情報を読み取るための読取部２と、読取部２
によって読み取られた名刺情報を記憶する記憶部４とを
備えている。

【００１８】また、記憶部４に記憶されている名刺情報
から宛名書きに必要な宛名情報を抽出すると共に、抽出
した宛名情報に基づく文字列を宛名ラベル１５としての
所定の書式で配列し、かつ配列した文字列を印字部７に
対してラベル紙に印字させる制御部３と、宛名情報にお
ける郵便番号または住所に対応するバーコード情報を記
憶するバーコード記憶部１１と、バーコード記憶部１１
から郵便番号または住所に対応したバーコード情報を読
み出すバーコード読出部１０と、所定の書式で配列され
た文字列を表示する表示部５とを、プリンタ１は備えて
いる。

【００１９】さらに、プリンタ１は、対応する郵便物の
形式や各種印字様式等の設定を行う操作部６と、所定の
書式で配列された文字列をラベル紙に印字する印字部７
と、印字済ラベル紙を操作部６で予め設定した郵便物の
形式に対応したサイズにカットするカット機構部１２
と、カット済みの宛名ラベル１５を排出する排出部８
と、宛名ラベル１５が排出部８から排出されたことを検
出する排出センサ１４とを備えている。

【００２０】次に、図１〜図３を参照して、プリンタ１
の動作概要について説明する。

【００２１】顧客等に対し郵便物を送る場合に、封筒に
送付先を表示することになるが、名刺に印刷された名刺
情報から宛名情報を抽出して、その宛名を印字した宛名
ラベルを封筒に貼る方法をとれば、非常に便利である。
以下に、印字制御処理について、図２のフローチャート
を参照して説明する。

【００２２】まず初めに、オペレータが、顧客等の名刺
をプリンタ１の読取部２に挿入する（ステップ２１）
と、読取部２の挿入センサ１３が名刺の挿入を検出し
（ステップ２２）、検出信号を制御部３へ送出する。こ
のとき、制御部３及び挿入センサ回路は、随時、検出信
号を待ち受け可能とするため、待機モード時においても
電源部９から電源が供給されており、動作状態になって
いる。次いで、検出信号を受けた制御部３は、電源作動
モード信号を電源部９へ送出する。それを受けた電源部
９は、待機モードから印字可能な作動モードに切り換わ
ることによって（ステップ２３）、印字処理動作に必要
な電力を各部へ供給する。

【００２３】次に、挿入された名刺が、不図示の名刺送
り機構によって、所定の読み取り位置まで送り込まれた
（ステップ２４）後、読取部２が、制御部３からの指令
信号に基づいて、名刺に印刷された名刺情報を読み取り
（ステップ２５）、記憶部４がそれらの名刺情報を記憶
する（ステップ２６）。次いで、制御部３が、記憶部４
に記憶されている名刺情報から宛名書きに必要な宛名情
報を抽出すると共に、宛名ラベル１５としての所定の書
式に文字列を配列する（ステップ２７）。さらに、バー
コード記憶部１１には、各地の郵便番号や住所に対応し
たバーコード情報が記憶されており、バーコード読出部
１０が、、名刺に印刷された名刺情報から制御部３によ
って抽出された宛名情報の郵便番号や住所に対応したバ
ーコード情報を、バーコード記憶部１１から読み出す
（ステップ２８）。図３は、宛名ラベル１５の書式の一
例を示す図である。制御部３が、郵便番号、住所等の区
分毎に、文字認識を行って、名刺に印刷された名刺情報
から図３に示すような宛名情報の抽出および配列を行
う。

【００２４】さらに、制御部３によって配列された宛名
情報が、表示部５によって表示される（ステップ２
９）。次いで、オペレータは、表示部５によって表示さ
れた宛名情報に誤字、脱字等がないか判定し（ステップ
３０）、もし、誤りが発生した場合には、操作部６にお
いて再読取りを設定する（ステップ３１）ことにより、
再度、名刺情報の読み取り（ステップ２５）からやり直
す。

【００２５】一方、表示部５によって表示された表示内
容が正しい場合には、オペレータが、操作部６において
郵便物の形式や印字処理の開始を設定する（ステップ３
２）と、名刺が、名刺送り機構によって、外部へ排出さ
れる（ステップ３３）。さらに、印字部７が、制御部３
によって抽出された宛名情報をラベル紙に印字すると共
に、バーコード読出部１０によって抽出されたバーコー
ド情報をラベル紙に印刷する（ステップ３４）。なお、
宛名情報は、オペレータが郵便物の形式を操作部６にお
いて設定することにより、葉書、小封筒、中封筒、また
は大封筒に対応した文字サイズでラベル紙に印字され
る。

【００２６】次に、不図示のラベル送り機構によって、
印字済ラベル紙が、排出部８まで送り込まれ（ステップ
３５）、排出部８のカット機構１２によって操作部６に
おいて設定された郵便物の形式に対応したサイズにカッ
トされる（ステップ３６）。次いで、宛名ラベル１５
が、排出部８から排出される（ステップ３７）。このよ
うにして、宛名情報に基づいた図３のような宛名ラベル
１５が作成される。

【００２７】また、排出部８の排出センサ１４が、カッ
ト済みの宛名ラベル１５の排出を検出する（ステップ３
８）ことによって、電源部９は作動モードから待機モー
ドに換わる（ステップ３９）。さらに、オペレータが、
新たに名刺を読取部２に挿入するか、記憶部４に既に記
憶済みの名刺情報から選択的に指定した宛名情報を印字
する等の設定を操作部６において行うまでは、プリンタ
１は、低消費電力状態（待機モード）を保つ。なお、複
数の同一宛名ラベル１５が必要な場合、または、指定さ
れた一連の宛名ラベル１５が必要な場合には、オペレー
タが、操作部６において、同一宛名ラベル作成、また
は、一連宛名ラベル作成を設定することで、制御部３
は、ラベル紙に連続して印字処理を行い、最終の宛名ラ
ベル１５の排出を検出した後、電源を待機モードに設定
する。

【００２８】

【発明の効果】以上のように、請求項１記載の宛名書き
プリンタによれば、電源部が、装置の印字処理動作に必
要とする電源を装置内の各部に供給し、名刺に印刷され
た名刺情報を読取部が読み取り、読み取られた名刺情報
を記憶部が記憶する。次いで、制御部が、記憶部に記憶
されている名刺情報から宛名書きに必要な宛名情報を抽
出し、宛名ラベルとしての書式に文字列を配列して、そ
の配列した文字列を表示部に表示させると共に、ラベル
紙に印字して排出する。このため、名刺情報を読み取る
ためのイメージスキャナーや制御するためのパーソナル
コンピュータ等を特別に接続することなく、名刺の読み
取りから印字後の宛名ラベルの排出までを極めて簡単な
操作で行うことができる。

【００２９】また、請求項２記載の宛名書きプリンタに
よれば、バーコード読出部が、バーコード記憶部から宛
名情報における郵便番号または住所に対応したバーコー
ド情報を読み出し、制御部が、宛名ラベルにバーコード
情報を宛名情報と併せて印刷することができ、これによ
り、バーコード読取装置を郵便局に設置すれば、郵便物
の仕分け作業を軽減することができる。

【００３０】また、請求項３記載の宛名書きプリンタに
よれば、読取部が、複数の名刺から名刺情報を読み取り
後、それらの名刺情報を記憶部が記憶しておき、制御部
が、記憶部に記憶されている名刺情報から宛名情報を順
次読み出すと共に、印字部において、読み出した宛名情
報毎に宛名情報をラベル紙に連続的に印字させることが
でき、これにより、ラベル紙への一件の宛名印字処理毎
に、顧客等の名刺から名刺に印刷された名刺情報の読み
取り操作を行うことなく、制御部は、記憶部に記憶して
ある複数の名刺の名刺情報から得た宛名情報をラベル紙
に印字させることができる。

【００３１】また、請求項４記載の宛名書きプリンタに
よれば、対応する郵便物の形式を操作部において設定す
れば、カット機構が、葉書、小封筒、中封筒または大封
筒に対応するサイズにラベル紙をカットするため、例え
ば、文字サイズを、必要とする宛名ラベルのサイズに対
応して拡大した場合でも、大小各サイズの郵便物に適し
たサイズの宛名ラベルを得ることができる。

【００３２】また、請求項５記載の宛名書きプリンタに
よれば、読取部に備えた挿入センサが、装置内へ挿入さ
れた名刺を検出することで、電源部が作動モードとなっ
て、プリンタが一連の印字処理を行い、排出部に備えた
排出センサが、宛名ラベルの排出を検出することで、電
源部が、待機モードとなって、制御部、操作部および挿
入センサ回路以外の各部への電源供給をカットして不要
な電力消費を抑えるため、待機モード時には、電源部
は、必要最低限の回路のみに電力を供給すればよいの
で、常時作動モードである場合と比較し、消費電力を著
しく低減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施形態に係る宛名書きプリンタのブロック
図である。

【図２】印字制御処理のフローチャートである。

【図３】宛名ラベルの書式を説明するための宛名ラベル
の上面図である。

【符号の説明】

１ 宛名書きプリンタ ２ 読取部 ３ 制御部 ４ 記憶部 ５ 表示部 ６ 操作部 ７ 印字部 ８ 排出部 ９ 電源部 １０ バーコード読出部 １１ バーコード記憶部 １２ カット機構部 １３ 挿入センサ １４ 排出センサ １５ 宛名ラベル

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 装置内の各部に電源を供給する電源部
   と、名刺に印刷された名刺情報を読み取る読取部と、当
   該読取部によって読み取られた前記名刺情報をラベル紙
   に印字可能な印字部と、当該印字部によって前記ラベル
   紙に宛名を印字されることにより作成された宛名ラベル
   を排出する排出部とを備えている宛名書きプリンタにお
   いて、 前記読取部によって読み取られた前記名刺情報を記憶す
   る記憶部と、当該記憶部に記憶されている前記名刺情報
   から宛名書きに必要な宛名情報を抽出すると共に当該抽
   出した宛名情報に基づく文字列を前記宛名ラベルとして
   の所定の書式で配列し、かつ当該配列した文字列を前記
   印字部に対して前記ラベル紙に印字させる制御部と、前
   記所定の書式で配列された文字列を表示する表示部とを
   備えていることを特徴とする宛名書きプリンタ。
2. 【請求項２】 前記宛名情報は、郵便番号または住所が
   含まれ、当該郵便番号または住所に対応するバーコード
   情報を記憶するバーコード記憶部と、当該バーコード記
   憶部から前記バーコード情報を読み出すバーコード読出
   部とをさらに備え、前記制御部は、前記印字部に対し
   て、前記読み出したバーコード情報を前記ラベル紙に印
   字させることを特徴とする請求項１記載の宛名書きプリ
   ンタ。
3. 【請求項３】 前記記憶部は、前記読取部によって読み
   取られた複数の名刺の前記名刺情報を記憶し、前記制御
   部は、前記記憶部に記憶されている前記名刺情報から前
   記宛名情報を順次読み出すと共に、前記印字部に対し
   て、前記読み出した宛名情報毎に前記ラベル紙に連続的
   に印字させることを特徴とする請求項１または２記載の
   宛名書きプリンタ。
4. 【請求項４】 操作部によって設定された郵便物の形式
   に基づいて葉書、小封筒、中封筒または大封筒に対応す
   るサイズに前記ラベル紙をカットするカット機構を備え
   ていることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記
   載の宛名書きプリンタ。
5. 【請求項５】 前記名刺の装置内への挿入を検出する挿
   入センサと、前記排出部からの前記宛名ラベルの排出を
   検出する排出センサとをさらに備え、前記電源部は、前
   記挿入センサによって前記名刺の挿入が検出されたとき
   に作動モードに設定され、かつ、前記排出センサによっ
   て前記宛名ラベルの排出が検出されたときに待機モード
   に設定されることを特徴とする請求項１から４のいずれ
   かに記載の宛名書きプリンタ。