JP2001137190A - 緑内障診断装置 - Google Patents

緑内障診断装置

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JP2001137190A JP32780599A JP32780599A JP2001137190A JP 2001137190 A JP2001137190 A JP 2001137190A JP 32780599 A JP32780599 A JP 32780599A JP 32780599 A JP32780599 A JP 32780599A JP 2001137190 A JP2001137190 A JP 2001137190A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の眼底カメラの光学系を簡単に改良して
視神経繊維束の厚みを測定することのできる緑内障診断
装置を提供する。 【解決手段】 本発明の緑内障診断装置は、被検眼31
の眼底41を円偏光の照明光によって照明する照明光学
系20と、眼底41からの照明反射光に基づき眼底像を
撮像するCCDカメラ5が設けられた撮像光学系21と
を備え、CCDカメラ5の撮像面5aに、互いに隣接し
て照明反射光のうち互いに交差する直線偏光成分を透過
させる偏光微小板部と照明反射光の両直線偏光成分に対
して交差する方向の直線偏光成分を透過させる偏光微小
板部とをひとかたまりの単位小板部としてこの単位小板
部の繰り返しからなる偏光フィルター42が一体に設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緑内障の診断に用
いるのに好適の緑内障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医用眼科の分野において、緑内障とは高
眼圧等の原因によって視神経繊維束に抜けあるいは欠損
が生じる病気として知られている。その緑内障はこれが
進行すると不可逆の視力障害を起こして失明に至ること
から、早期発見が急務であるとされているが、眼底の各
部位によって視神経繊維束の厚さが異なっており、ま
た、病状が重度になるまで視神経繊維の欠損が徐々に進
行していくのが普通であるため、早期症状の患者の眼底
を撮影して、眼底像を見たとしても、視神経繊維束の欠
損領域が存在するか否かを一見して判断することは医師
にとっても困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、視神経繊維
束には偏光特性(複屈折性)が存在し、偏光レーザビー
ムが視神経繊維束を通過する際に生じる複屈折により、
二つの通過速度の異なる反射光が生じ、この反射光の成
分に生じる通過速度の相違が視神経繊維束の厚みと正相
関することが知られている。
【0004】そこで、レーザダイオードを直線偏光特性
を有する偏光フィルタにより直線偏光させ、この直線偏
光特性を有するレーザ光を偏光変調器を用いて変調させ
ると共に、そのレーザ光をスキャニングユニットにより
偏向して眼底を走査し、眼底からの反射光の位相差を検
出することにより、視神経繊維束の厚みを測定する緑内
障診断装置が開発されている。
【0005】しかしながら、この従来の緑内障診断装置
は、眼底のある狭い領域について走査を行うのみで、一
度に広範囲を検査することができず、また、画像情報と
して得ることができないという問題点がある。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは、既存の眼底カメラの光
学系を改良して視神経繊維束の厚みを測定することので
きる緑内障診断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の緑内障
診断装置は、被検眼の眼底を円偏光の照明光によって照
明する照明光学系と、前記眼底からの照明反射光に基づ
き眼底像を撮像するCCDカメラが設けられた撮像光学
系とを備え、前記CCDカメラの撮像面に、互いに隣接
して前記照明反射光のうち互いに交差する直線偏光成分
を透過させる偏光微小板部と前記照明反射光の両直線偏
光成分に対して交差する方向の直線偏光成分を透過させ
る偏光微小板部とをひとかたまりの単位小板部として該
単位小板部の繰り返しからなる偏光フィルタが一体に設
けられていることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の緑内障診断装置は、前記
両直線偏光成分に対して交差する方向の直線偏光成分が
前記両直線偏光成分に対して45度方向であり、前記偏
光微小板部が前記CCDカメラの一画素に対応している
ことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の緑内障診断装置は、被検
眼の眼底を円偏光の照明光によって照明する照明光学系
と、前記眼底からの照明反射光に基づき眼底像を撮像す
るCCDカメラが設けられた撮像光学系とを備え、該撮
像光学系には前記CCDカメラの撮像面と共役な位置
に、前記照明反射光のうち互いに交差する直線偏光成分
を透過させる偏光微小板部と前記照明反射光を両直線偏
光成分に対して交差する方向の直線偏光成分に分解する
偏光微小板部とをひとかたまりの単位小板部として該単
位小板部の繰り返しからなる偏光フィルタが設けられて
いることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の緑内障診断装置は、前記
両直線偏光成分に対して交差する方向の直線偏光成分が
前記両直線偏光成分に対して45度方向であり、前記各
偏光微小板部が前記CCDカメラの一画素に対応してい
ることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の緑内障診断装置は、前記
単位小板部を構成する各偏光微小板部に対応する各画素
の出力の大きさに基づき楕円偏光の形状を演算し、該楕
円偏光の形状に基づき前記眼底の視神経繊維束の膜厚を
求めることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の緑内障診断装置は、前記
偏光フィルタは前記撮像光学系の光路に出入可能とされ
ていることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の緑内障診断装置は、被検
眼の眼底を円偏光の照明光によって照明する照明光学系
と、前記眼底からの照明反射光に基づき眼底像を撮像す
る撮像光学系とを備え、該撮像光学系は前記照明反射光
を互いに交差する直線偏光成分に分解する分解光学系
と、前記照明反射光を両直線偏光成分に対して交差する
方向の直線偏光成分に分解する分解光学系とを備え、各
分解光学系には各直線偏光成分に分解された照明反射光
に基づき眼底像を撮像するCCDカメラが設けられてい
ることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の緑内障診断装置は、前記
両直線偏光成分に対して交差する方向の直線偏光成分が
45度方向であることを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の緑内障診断装置は、被検
眼の眼底を円偏光の照明光によって照明する照明光学系
と、前記眼底からの照明反射光に基づき眼底像を撮像す
るCCDカメラが設けられた撮像光学系とを備え、該撮
像光学系には前記照明反射光の直線偏光成分を透過させ
る偏光フィルタが回転可能に設けられていることを特徴
とする。
【0016】請求項10に記載の緑内障診断装置は、前
記照明光学系に緑色光を透過させるグリーンフィルター
が設けられていることを特徴とする。
【0017】請求項1〜請求項10に記載の緑内障診断
装置によれば、既存の眼底カメラの光学系に改良を加え
ることによって視神経繊維束の膜厚を測定できる。
【0018】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]図1は本発
明の緑内障診断装置に用いる眼底カメラQの一例を示
し、この図1において、1はベース、2は架台、3は装
置本体、4はジョイスティック、5はCCDカメラ、6
は顎受け、7は額当てであり、これらの構成は公知であ
る。
【0019】この眼底カメラQでは、患者の顎を顎受け
6に乗せ、額当て7に額を当てて、例えば、内部固視灯
により所定方向を固視させて、撮影スイッチ8を操作す
ると、後述する照明光学系により被検眼の眼底が照明さ
れて、後述する撮像光学系のCCDカメラ5によって眼
底像が撮像される。
【0020】そのCCDカメラ5は例えば緑内障診断装
置の一部を構成するパーソナルコンピュータ9に接続さ
れ、眼底像はこのパーソナルコンピュータ9のフレーム
メモリに記憶される。このパーソナルコンピュータ9の
フレームメモリに眼底像を記憶する代わりに、ハードデ
ィスク、磁気ディスク、フロッピーディスク、光磁気デ
ィスクに記録保存しても良い。
【0021】そのパーソナルコンピュータ9には画像表
示モニター10が接続され、マウス、キーボード等の操
作手段により、記憶保存されている眼底像FBが画面1
1に表示される。ここで、FCは乳頭、FDは黄斑部、
FEは血管である。
【0022】図2はその眼底カメラQの光学系を示し、
この図2において、20は照明光学系、21は撮像光学
系である。照明光学系20はキセノンランプ22とハロ
ゲンランプ23とを有し、キセノンランプ22とハロゲ
ンランプ23とはハーフミラー24に関して共役位置に
配置され、キセノンランプ22とハロゲンランプ23と
はコンデンサレンズ25、26によってリング状絞りX
の近傍にリレーされる。このリング状絞りXは、リレー
レンズ27、全反射ミラー28A、リレーレンズ28、
穴空きミラー29、対物レンズ30を経て一般の眼底カ
メラと同様に被検眼31の瞳孔近傍にリレーされる。
【0023】撮像光学系21は、被検眼31に臨む対物
レンズ30、穴空きミラー29、合焦レンズ32、リレ
ーレンズ33、クイックリターンミラー34、CCDカ
メラ5、写真フィルム36を有する。符号5aはCCD
カメラ5の撮像面である。写真フィルム36と撮像面5
aとはクイックリターンミラー34に関して共役であ
る。クイックリターンミラー34は、写真フィルム撮影
のとき、リレーレンズ33とCCDカメラ5との間の光
路に破線で示すように挿入され、CCDカメラ5で観察
又は撮影する際には光路から退避される。
【0024】リレーレンズ28と穴空きミラー29との
間には、偏光ユニット37が照明光学系20の光路に挿
脱可能に設けられている。この偏光ユニット37はグリ
ーンフィルター38と直線偏光特性を有する偏光フィル
ター39と1/4波長板40とから構成されている。そ
の偏光ユニット37は被検眼31の眼底41を観察する
ときは照明光学系20の光路から退避されている。
【0025】CCDカメラ5の撮像面5aは、図3に示
すように、多数の画素Gij(i=1、2、…、m;j
=1、2、…、n)から構成されている。その撮像面5
aの前面には偏光フィルター42が一体に設けられてい
る。この偏光フィルター42は図4に示すように単位小
板部Hkl(k=1、2、…、m/2;l=1、2、
…、n/2)を縦方向と横方向とに配列することにより
構成されている。この単位小板部Hklは図5に拡大し
て示すように互いに隣接して照明反射光を互いに直交す
る直線偏光成分に分解する(照明反射光のうち互いに交
差する直線偏光を透過させる)偏光微小板部Hkl1、
Hkl2と、この両直線偏光成分に対して照明反射光を
交差する方向の直線偏光成分に分解する(この両直線偏
光成分に対して交差する方向の直線偏光成分を透過させ
る)偏光微小板部Hkl3、Hkl4とからなってい
る。ここでは、偏光微小板部Hkl3、Hkl4の直線
偏光成分の方向は偏光微小板部Hkl1、Hkl2の直
線偏光成分の方向に対して45度方向である。その各偏
光微小板部Hkl1〜Hkl4は各画素Gijに対応し
ている。
【0026】眼底像を観察するときには、ハロゲンラン
プ23が点灯され、偏光ユニット37が照明光学系20
の光路から退避され、リング状の照明光により眼底41
が照明される。眼底41からの照明反射光は対物レンズ
30を経て穴空きミラー29の穴部43、撮影絞りYを
通って合焦レンズ32に導かれ、リレーレンズ33、偏
光フィルター42を介して撮像面5aに結像され、画面
11に眼底像FBが表示される。
【0027】緑内障診断のために、眼底像を撮影すると
きには、偏光ユニット37が照明光学系20の光路に挿
入される。そして、キセノンランプ22を発光させる
と、その照明光がコンデンサレンズ25、ハーフミラー
24、リング状絞りX、リレーレンズ27、全反射ミラ
ー28A、リレーレンズ28を経由して偏光ユニット3
7に導かれる。グリーンフィルター38は緑色波長の光
を透過させ、残余の波長の光をカットする。その緑色波
長の光は偏光フィルター39によって直線偏光となる。
その直線偏光された緑色波長の光は1/4波長板40に
よって円偏光に変換される。この円偏光の緑色波長の光
は穴空きミラー29によって反射されて対物レンズ30
を介してリング状の照明光となり、被検眼31の瞳孔を
通って眼底41を照明する。
【0028】その眼底41には、図6に模式的に示すよ
うに、乳頭FCから放射状に視神経繊維FFが出てい
る。その視神経繊維FFは、正常眼の場合、乳頭FCに
近いほどその膜厚が厚く、乳頭FCから遠ざかるに伴っ
て膜厚が薄くなっている。
【0029】円偏光の緑色波長の光は、視神経繊維FF
の複屈折特性の影響を受けて、その視神経繊維FFを通
過中に円偏光から楕円偏光となる。その楕円偏光の扁平
度合いは視神経繊維FFは一般にその膜厚が厚ければ厚
いほど大きい。視神経繊維束FFがない眼底部位では、
円偏光の状態がそのまま保存される。
【0030】その眼底41からの照明反射光は、対物レ
ンズ30、穴空きミラー29の穴部43、撮影絞りY、
合焦レンズ32、リレーレンズ33を経由して偏光フィ
ルター42に導かれる。この偏光フィルター42の単位
小板部Hklが図6に示す眼底部位Hkl’に対応して
いるものとすると、その眼底部位HKl’からの反射光
はその単位小板部Hklを通ってこの単位小板部Hkl
に対応する画素Gijに結像される。
【0031】その眼底部位Hkl’に視神経繊維FFが
ないものとすると、図7(a)に示すように、その眼底
部位Hkl’からの照明反射光は円偏光Cが保存され、
偏光微小板部Hkl1〜Hkl4の存在の有無にかかわ
らず、各偏光微小板部Hkl1〜Hkl4を通過する照
明反射光は同じ強度となり、それぞれ対応する画素Gi
jに受光され、その4個の画素Gijの受光出力は理論
上同じとなる。
【0032】その眼底部位Hkl’に視神経繊維FFが
存在すると、図7(b)に示すように、その眼底部位H
kl’からの照明反射光は視神経繊維FFの複屈折性の
影響を受けて楕円偏光C1となる。その楕円偏光C1の
扁平度合いは直線偏光状態になるまで視神経繊維FFの
膜厚に比例する。
【0033】また、偏光フィルター42の単位小板部H
klが図6に示す眼底部位Hkl’’に対応しているも
のとすると、その眼底部位HKl’’からの反射光はそ
の単位小板部Hklを通ってこの単位小板部Hklに対
応する画素Gijに結像される。眼底部位Hkl’’で
も、視神経繊維FFが存在すると、図7(c)に示すよ
うに、その眼底部位Hkl’’からの照明反射光は視神
経繊維FFの複屈折性の影響を受けて楕円偏光C2とな
る。
【0034】単位小板部Hklの偏光微小板部Hkl1
は楕円偏光C1、C2の照明反射光がこれを通過すると
き、その水平方向の偏光成分以外の照明反射光の通過を
阻止し、偏光微小板部Hkl2は楕円偏光C1、C2の
照明反射光がこれを通過するとき、その垂直方向の偏光
成分以外の照明反射光の通過を阻止し、偏光微小板部H
kl3、Hkl4は楕円偏光C1、C2の照明反射光が
これを通過するとき、照明反射光のうち水平方向、垂直
方向に対して45度方向の成分以外の通過を阻止する。
【0035】従って、眼底部位Hkl’からの照明反射
光についてのみ着目すると、偏光微小板部Hkl1に対
応する画素からの受光出力が最大となり、偏光微小板部
Hkl2に対応する画素からの受光出力が最小となり、
偏光微小板部Hkl3、Hkl4に対応する画素からの
受光出力はその最大出力と最小出力とのほぼ中間の受光
出力となる。
【0036】ここでは、偏光微小板部の個数を4個とし
て説明しているが、楕円の形状は少なくとも3つの受光
出力で決定することができ、これにより楕円の短軸と長
軸との比を求めることができるので、偏光微小板部の個
数は3個以上であれば良い。
【0037】その楕円の短軸と長軸との比は楕円の扁平
度に対応し、この楕円の扁平度と視神経繊維束の膜厚と
の間には正の相関関係があるので、各微小板部Hklに
対応する各眼底部位について楕円の短軸と長軸との比で
表される扁平度を求めれば、その眼底部位についての視
神経繊維束FFの膜厚を求めることができる。その膜厚
を求める演算はパーソナルコンピュータを用いて行う。
【0038】図8はこのようにして求めた乳頭FCを中
心とした眼底部位FXの周回り方向の膜厚データG1を
示している。符号G2は正常な人の膜厚データを示し、
膜厚データG1を膜厚データG2と比較することによっ
て、視神経繊維FFの欠損状態の把握の容易化を図るこ
とができる。
【0039】図9は発明の実施の形態1の変形例を示す
図であって、偏光フィルター42を眼底41と共役位置
に設け、偏光フィルター42と撮像面5aとが共役とな
るように偏光フィルター42とCCDカメラ5との間に
リレーレンズ44を設け、そのリレーレンズ44により
眼底像と偏光フィルター42の像とを撮像面5aにリレ
ー結像させる構成としたものである。その偏光フィルタ
ー42はその撮影光学系21の光路に挿脱可能に設けら
れている。この偏光フィルター42は観察の際にはその
撮影光学系21の光路から退避され、撮影の際には、そ
の撮影光学系21の光路に挿入される。
【0040】このように偏光フィルター42を撮影光学
系21の光路に挿脱可能とすれば、偏光ユニット37を
照明光学系20の光路に挿脱可能としなくとも、眼底像
FBを観察することが可能となる。
【0041】なお、この発明の実施の形態1では、偏光
ユニット37にグリーンフィルター38を設けることに
したが、これは、視神経繊維FFの反射率が緑色波長の
ときに大きいという理由によるもので、このグリーンフ
ィルター38を設けた方が望ましいが、設けなくとも本
発明は実施可能である。
【0042】
【発明の実施の形態2】図10は直線偏光方向が異なる
偏光微小板からなる偏光フィルター42を撮影光学系2
1の光路に設ける代わりに、直線偏光特性を有する偏光
フィルター44を撮影絞りYと合焦レンズ32との間に
設け、その偏光フィルター44を45度づつ回転させる
ことにより眼底41を4回撮影し、4枚の眼底像に基づ
いて視神経繊維FFの膜厚を解析することにしたもので
ある。
【0043】ある画素に対応する眼底部位に着目する
と、円偏光の照明光はその視神経繊維FFの複屈折性の
影響を受けて、楕円偏光となる。偏光フィルタ44の直
線偏光の方向と一致する楕円偏光のうちこれに一致する
方向の成分(所定方向成分)のみが偏光フィルター44
を透過し、それ以外の照明反射光の成分の通過が阻止さ
れ、この偏光フィルター44を90度回転させたとき、
この偏光フィルター44は所定方向の偏光成分と直交す
る方向の偏光成分を有する照明反射光(短軸方向の偏光
成分の照明反射光)を透過させ、それ以外の偏光成分の
光は偏光フィルター44によって通過が阻止され、この
偏光フィルター44が0度方向と90度方向との中間の
45度位置に回転させたとき、偏光フィルター44は4
5度方向の偏光成分を有する照明反射光を透過させ、そ
れ以外の偏光成分を有する照明反射光の通過が阻止され
る。
【0044】視神経繊維FFが水平方向に走っていると
き、水平方向に扁平な楕円偏光となる傾向があるので、
その画素の受光出力は水平方向(0度方向)で最大とな
り易く、かつ、垂直方向(90度方向)で最小となり易
く、45度方向はで最大と最小との中間となる傾向があ
る。従って、前述の通り、ある画素の少なくとも3つの
受光出力があれば楕円の形状を求めることができ、楕円
の短軸と長軸との比として表される扁平の度合いを演算
できるので、これに正比例する視神経繊維の膜厚をその
眼底部位において求めることができる。これを各画素に
ついて行えば、全眼底の視神経繊維の膜厚を求めること
が可能となる。
【0045】図11は発明の実施の形態2の変形例を示
し、偏光フィルター44を撮影光学系21に設けて、こ
の偏光フィルター44を回転させる代わりに、45度ず
つ直線偏光方向の異なる偏光ビームスプリッタ45〜4
7を撮影光学系21の光路に設け、かつ、眼底41と共
役な位置に4つのCCDカメラ48〜51を設けて、同
時に眼底41を撮像する構成としたものであり、視神経
繊維FFの膜厚の演算方法については同じであるので、
その詳細な説明は省略する。
【0046】この図11に示す構成によれば、一度に眼
底を撮影できるので、患者にかける負担を軽減できる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係わる緑内障診断装置によれ
ば、既存の眼底カメラの光学系を簡単に改良して視神経
繊維束の厚みを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 眼底像の撮影に用いる眼底カメラの一例を示
す外観図である。
【図2】 図1に示す眼底カメラの光学系を示す図であ
る。
【図3】 図2に示すCCDカメラの撮像面の説明図で
ある。
【図4】 図2に示す偏光フィルタの説明図である。
【図5】 図4に示す単位小板の拡大図である。
【図6】 被検眼の眼底を模式的に示す説明図である。
【図7】 被検眼の眼底からの照明反射光の偏光状態の
説明図であり、(a)は円偏光の照明反射光を示し、
(b)は水平方向に扁平な楕円偏光を示し、(c)は垂
直方向に扁平な楕円偏光を示している。
【図8】 膜厚データの一例を示す図である。
【図9】 発明の実施の形態1の光学系の変形例を示す
図である。
【図10】 発明の実施の形態2の光学系を示す図であ
る。
【図11】 発明の実施の形態2の光学系の変形例を示
す部分図である。
【符号の説明】
5 CCDカメラ 5a 撮像面 20 照明光学系 21 撮像光学系 42 偏光フィルタ FB 眼底像

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の眼底を円偏光の照明光によって
    照明する照明光学系と、前記眼底からの照明反射光に基
    づき眼底像を撮像するCCDカメラが設けられた撮像光
    学系とを備え、前記CCDカメラの撮像面に、互いに隣
    接して前記照明反射光を互いに直交する直線偏光成分に
    分解する偏光微小板部と前記照明反射光を両直線偏光成
    分に対して交差する方向の直線偏光成分に分解する偏光
    微小板部とをひとかたまりの単位小板部として該単位小
    板部の繰り返しからなる偏光フィルタが一体に設けられ
    ていることを特徴とする緑内障診断装置。
  2. 【請求項2】 前記両直線偏光成分に対して交差する方
    向の直線偏光成分が前記両直線偏光成分に対して45度
    方向であり、前記偏光微小板部が前記CCDカメラの一
    画素に対応していることを特徴とする請求項1に記載の
    緑内障診断装置。
  3. 【請求項3】 被検眼の眼底を円偏光の照明光によって
    照明する照明光学系と、前記眼底からの照明反射光に基
    づき眼底像を撮像するCCDカメラが設けられた撮像光
    学系とを備え、該撮像光学系には前記CCDカメラの撮
    像面と共役な位置に、前記照明反射光を互いに直交する
    直線偏光成分に分解する偏光微小板部と前記照明反射光
    を両直線偏光成分に対して交差する方向の直線偏光成分
    に分解する偏光微小板部とをひとかたまりの単位小板部
    として該単位小板部の繰り返しからなる偏光フィルタが
    設けられていることを特徴とする緑内障診断装置。
  4. 【請求項4】 前記両直線偏光成分に対して交差する方
    向の直線偏光成分が前記両直線偏光成分に対して45度
    方向であり、前記各偏光微小板部が前記CCDカメラの
    一画素に対応していることを特徴とする請求項3に記載
    の緑内障診断装置。
  5. 【請求項5】 前記単位小板部を構成する各偏光微小板
    部に対応する各画素の出力の大きさに基づき楕円偏光の
    形状を演算し、該楕円偏光の形状に基づき前記眼底の視
    神経繊維束の膜厚を求めることを特徴とする請求項2又
    は請求項4に記載の緑内障診断装置。
  6. 【請求項6】 前記偏光フィルタは前記撮像光学系の光
    路に出入可能とされている請求項3又は請求項4に記載
    の緑内障診断装置。
  7. 【請求項7】 被検眼の眼底を円偏光の照明光によって
    照明する照明光学系と、前記眼底からの照明反射光に基
    づき眼底像を撮像する撮像光学系とを備え、該撮像光学
    系は前記照明反射光を互いに直交する直線偏光成分に分
    解する分解光学系と、前記照明反射光を両直線偏光成分
    に対して交差する方向の直線偏光成分に分解する分解光
    学系とを備え、各分解光学系には各直線偏光成分に分解
    された照明反射光に基づき眼底像を撮像するCCDカメ
    ラが設けられていることを特徴とする緑内障診断装置。
  8. 【請求項8】 前記両直線偏光成分に対して交差する方
    向の直線偏光成分が45度方向であることを特徴とする
    請求項7に記載の緑内障診断装置。
  9. 【請求項9】 被検眼の眼底を円偏光の照明光によって
    照明する照明光学系と、前記眼底からの照明反射光に基
    づき眼底像を撮像するCCDカメラが設けられた撮像光
    学系とを備え、該撮像光学系には前記照明反射光の直線
    偏光成分を透過させる偏光フィルタが回転可能に設けら
    れていることを特徴とする緑内障診断装置。
  10. 【請求項10】 前記照明光学系に緑色光を透過させる
    グリーンフィルターが設けられていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の緑内障
    診断装置。
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