JP5285994B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

本発明は、眼科装置、更に詳細には眼底検査、隅角検査などの眼科検査機能を有する眼科装置に関する。
従来から眼科装置によって眼底検査を行うことで緑内障の診断を行ったり、被検眼の角膜と虹彩の部位のなす角度(隅角)を検査することで原発閉塞隅角緑内障の診断を行ったりすることが実施されている。原発閉塞隅角緑内障とは、虹彩周辺部によって隅角が閉塞され、前房隅角から房水流出が障害された結果、眼圧上昇を来たす疾患である。
隅角検査のために、例えば特許文献1に記載の眼科用検査装置がある。この装置は、被検眼の前眼部に向け、被検眼の視軸に対し投射角度が固定された左又は右の斜め方向から可視スリット光を走査して隅角を演算している。
また、特許文献2には、隅角を測定するために、赤外光で前眼部を観察し可視スリット光を照射して可視撮影する前眼部断面撮影装置が開示されている。特許文献3には、赤外光のスリットを照射して観察でき、散瞳剤などで瞳孔を強制的に開くことなく無散瞳で眼底を撮影できる手持ち式の眼底カメラが開示されている。特許文献4には、水平方向のスリット光を被検眼下部から照射するスリット投影装置が開示されている。
特許3878164号公報 特開平1−285241号公報 特開2003−47595号公報 特開昭62−34529号公報
隅角検査を行う場合、スリット光が被検眼前眼部に照射されるが、特許文献1で記載された方法では、スリット光を被検眼の左右に振り分けて被検眼に照射しているのでスリット光照射機構が複雑になるという問題がある。
また、原発閉塞隅角緑内障も早期発見が大切であり、眼底検査による緑内障の診断時に隅角検査も行えることが望ましい。しかしながら、上記の特許文献1〜4では、眼底検査及び隅角検査の何れか一方の検査を実施することはできるが、双方の検査を実施することはできない。このため、眼底検査の一つである眼底撮影の一連の作業中に隅角検査を実施することができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成でスリット光を被検眼に照射して眼科検査を行うことができる眼科装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明による眼科装置は、
長手方向が被検眼に対して略水平方向となった赤外のスリット光を、被検眼の下方から所定の仰角で被検眼前眼部に照射し、前眼部の角膜と虹彩にそれぞれスリット像を形成するためのスリット光照明機構と、
スリット光で照射された被検眼前眼部を静止画として撮影する撮影機構と、
前記撮像された画像から前眼部の角膜からの反射スリット像と虹彩からの反射スリット像を抽出して両スリット像のなす角度を算出する画像処理部と
を有することを特徴とする。
また、本発明による眼科装置は、
前眼部撮像と眼底撮像を切り換えることが可能な眼科装置であって、
長手方向が被検眼に対して略水平方向となった赤外のスリット光を、被検眼の下方から所定の仰角で被検眼前眼部に照射するためのスリット光照明機構と、
被検眼の前眼部を撮像する第1撮像手段と、
被検眼の眼底を撮像する第2撮像手段と、を備え、
前記第1撮像手段は動画撮像機能と静止画撮像機能を有し、
前眼部が前記スリット光照明機構による前眼部スリット像とともに動画撮像されている間に前眼部撮像から眼底撮像に切り換えられたとき、該前眼部が前眼部スリット像とともに静止画撮像されることを特徴とする。
本発明によれば、長手方向が被検眼に対して略水平方向となった赤外のスリット光を、被検眼の下方から所定の仰角で被検眼前眼部に照射するようにしているので、開瞼が悪い患者でも簡単な構成でスリット光を被検眼に照射することが可能となり、隅角検査を効率的に行うことができる。
また、本発明によれば、前眼部を前眼部スリット像とともに動画撮像し、前眼部撮像から眼底撮像に切り換えられたときには、前眼部を前眼部スリット像とともに静止画撮像するようにしているので、隅角検査を、通常行われる眼底検査の一連の動作中に行うことができ、効率的な眼科検査を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る眼科装置の構成を示す光学図である。図1に示す眼科装置10は、被検眼1の眼底1aを照明する照明光学系と、照明された眼底を撮影する撮影光学系が設けられている。
照明光学系では、複数の赤外LEDからなる赤外光光源11から発せられた光がストロボ14を通過して拡散板15に入射されて拡散され、被検眼1の前眼部1bと共役な位置に配置されたリングスリット16を照明する。このリングスリット16からの照明光は、レンズ17、対物レンズ22の反射を除去するための黒点板18、ハーフミラー19、リレーレンズ20を通過し、中心に穴の開いた穴あき全反射ミラー21で反射されてから対物レンズ22を経て、被検眼1の前眼部1bより眼底1aに入射し、眼底1aを赤外光で照明する。
眼底1aからの反射光は、対物レンズ22を介して受光され、穴あき全反射ミラー21の穴を通過して撮影絞り31、フォーカスレンズ32、結像レンズ33を通過して、ハーフミラー34で反射され、眼底1aと共役な位置に配置された視野絞り35を介して赤外透過可視反射ミラー36に入射する。赤外透過可視反射ミラー36を透過した赤外光は、ミラー38で反射され、結像レンズ37を通過して赤外光に感度を有する赤外CCDなどで構成された眼底と共役な位置にある撮像装置(第1撮像手段)40に入射される。
撮像装置40で撮像された画像は切換器63に導かれ、切換器63のスイッチ63aが図示した位置にあると、モニタ41に導かれ、そこに表示される。また、スイッチ63aが点線で示した位置に切り換えられると、撮像装置40で撮影された画像は、後述する画像処理部62の画像メモリ(記録手段)62bに入力される。
また、ミラー36で反射された可視光は、少なくとも2種類の変倍レンズ47a、47bのいずれかを介して、可視光に感度を有する可視CCDなどで構成された眼底と共役な位置にある撮像装置(第2撮像手段)53で受光される。
撮像装置40は動画を撮像する動画撮像機能を有し、また後述するように制御部60からの静止画取込信号により、例えば、1フレーム分を静止画とし、それを画像処理部62の画像メモリ62bに記録させる静止画撮像機能も有する。
眼科装置10には、更に、被検眼1の前眼部1bに赤外のスリット光を照射するためのスリット光照明機構が設けられる。スリット光照明機構は、赤外LEDなどの赤外光光源71、レンズ72、シャフト76を中心に回転可能な円盤74、75からなるスリット形成機構73、レンズ77、78から構成される。
スリット形成機構73の円盤74には、図2に示したように、径の異なる複数の円孔74a〜74dが形成され、各円孔の中心はシャフト76から等距離にあり、円盤74をシャフト76を中心に回転させることによりいずれかの円孔を、スリット光照明機構の光軸2と一致させる位置に移動させることができる。また、スリット形成機構73の円盤75には、スリット幅が異なり、長手方向の長さが同じの複数のスリット75a〜75cと、スルーとなった孔75dが形成されており、円盤75をシャフト76を中心に回転させることによりスリット75a〜75cのいずれかあるいは円孔75dを、その中心がスリット光照明機構の光軸2と一致させる位置に移動させることができる。各スリット75a〜75cは、その中心が、光軸2と一致する位置に移動したとき、その長手方向が光軸2に対して垂直で被検眼に対して水平方向ないし略水平方向となるように形成される。
例えば、図2に示したように、円盤75を回転させることによりスリット75aの中心が光軸2の位置に移動すると、所定幅のスリットが形成され、続いて円盤74を回転させることにより該スリットの長さを変えることができるので、円盤74、75を回転させることにより所定幅と所定長さのスリットを形成することができる。
このスリット形成機構73は、その光軸2が照明光学系の光軸3と所定の角度θ、例えば45度の角度となるように被検眼1の下方に配置される。それにより、長手方向が被検眼1に対して略水平方向となった赤外のスリット光を、被検眼の下方から所定の仰角θで被検眼前眼部に照射することができる。
また、照明光学系には、フォーカスドット光源30が設けられ、この光源30からの光束がハーフミラー19を介して眼底1aに入射され、フォーカスレンズ32の移動に応じてフォーカスドット位置が変化するので、検者はフォーカスドットを観察することにより被検眼にピントを合わせることができる。
被検眼の視線を光軸に合わせるアライメントの初期段階では、前眼部レンズ42が撮影光路に挿入され、それに同期して赤外LEDから構成される赤外光光源80が点灯して前眼部1bが赤外光で照明される。前眼部1bの像は撮像装置40で撮像され、検者は前眼部1bの画像をモニタ41で観察することができる。
また、アライメントや合焦操作のときは、内部固視灯43が点灯され、検者は被検者にこの固視灯を注視させることによりアライメントや合焦操作を確実にする。
画像処理部62は、CPU62a、画像メモリ62b、RAM62c、ROM62dなどで構成される。CPU62aは、画像メモリ62bに格納されている画像を処理し、種々のデータを演算する。RAM62cは画像処理、演算時の作業用メモリとして、ROM62dは画像処理プログラム、固定データなどの格納に用いられる。画像メモリ62bに記録されている画像並びに種々のデータはモニタ64に表示させることができる。
CPUから構成される制御部60は、操作パネル61の操作キーからの信号に応じて赤外光光源11、71、フォーカスドット光源30、固視灯43の点灯を制御し、また、シャッタスイッチ46が操作されると、静止画取込信号を撮像装置53と画像処理部62に送出し、ストロボ14を発光させる。また、操作パネル61に設けられた前眼部撮像と眼底撮像を切り換える切換キー61aが操作されると、制御部60は切換器63のスイッチ63aを、図1において点線で示した位置に所定時間切り換え、静止画取込信号を撮像装置40と画像処理部62に送出する。そのほか、制御部60は前眼部レンズ42、変倍レンズ47a、47bの光路への挿脱、スリット形成機構73の円盤74、75の回転制御を行い、また画像処理部62と種々のデータを交換する。図1において、制御部60から出力される矢印の括弧内の符号は、その符号が示す部材ないし素子に制御部60から上述した信号が送出されることを示している。
操作パネル61の切換キー61a、切換器63等は前眼部撮像と眼底撮像を切り換える切換手段を構成している。
なお、図1において、記号Rは被検眼1の眼底1aと共役な位置を、Pは前眼部(特に瞳)1bと共役な位置を示す。
このように構成された眼科装置において、眼底検査並びに隅角検査を行う動作の流れを以下に説明する。
赤外光光源11が点灯されて被検眼眼底1aが赤外光で照明される。初期段階では、前眼部の像によりアライメントが行われるので、前眼部レンズ42が光路に挿入され、それに同期して赤外光光源80が点灯して前眼部1bが赤外光で照明される。赤外光で照明された前眼部1bは撮像装置40により動画撮像され、前眼部1bの像は切換器63を介してモニタ41に表示されるので、検者は被検眼1の前眼部1bの画像をモニタ41で観察して、アライメントを行い、また前眼部1bに焦点を合わせることができる。
アライメントと合焦操作が終了したら、赤外光光源71を点灯し、スリット形成機構73の円盤74、75を回転させることより所定幅と所定長さのスリットを形成する。このスリットを通過した赤外のスリット光は、長手方向が被検眼1に対して略水平方向となっており、被検眼の下方から所定の仰角θで被検眼前眼部に照射される。この状態が図3に図示されている。
この被検眼前眼部1bに照射された赤外のスリット光は、光軸2に沿って進み、図3に示すように前眼部1bの角膜101でスリット像を形成し、虹彩102でスリット像を形成し、これらスリット像が角膜反射スリット像103、虹彩反射スリット像104として撮像装置40により動画像として撮影され、モニタ41に表示される。図4は、モニタ41における被検眼の前眼部1bの像1b’、並びに角膜反射スリット像103、虹彩反射スリット像104を示す。
このように、前眼部1bがスリット像103、104とともに動画撮像されている間に、操作パネル61の切換キー61aが操作されると、制御部60は切換器63のスイッチ63aを、図1において点線で示した位置に所定時間切り換え、静止画取込信号を撮像装置40と画像処理部62に送出する。これにより、撮像装置40で撮像された被検眼前眼部1bの像1b’は角膜反射スリット像103、虹彩反射スリット像104とともに静止画として画像処理部62に取り込まれ、その画像が画像メモリ62に記録される。
制御部60は、この静止画の記録に必要な所定時間が経過後、切換器63のスイッチ63aを図1に示した位置に戻し、それと同期して前眼部レンズ42を光路から離脱させ、赤外光光源80を消灯する。これにより、赤外光光源11で照明された眼底が撮像装置40で動画像として撮像されるので、モニタ41には被検眼眼底1aの動画像が表示される。
検者はモニタ41上に眼底像が表示されるので、その像を観察してアライメントを行うことができ、また、フォーカスドット光源30を点灯して被検眼眼底にピントを合わせることができる。このとき、被検者に固視灯43を注視させることによりアライメントや合焦操作を確実にすることができる。
アライメントと合焦操作が完了すると、シャッタスイッチ46が操作され、この操作に応じて制御部60から出力される静止画取込信号が撮像装置53と画像処理部62に入力され、この入力に応じて撮像装置53が起動されて眼底1aの静止画の取り込み動作に入るとともに、静止画取込信号に同期して撮像装置53からストロボ14に発光を指示する信号が画像処理部62のCPU62a、制御部60を介して伝えられるので、ストロボ14が発光する。ストロボ14の発光により照明された眼底像は、撮像装置53により静止画として撮像される。
この撮像装置53で撮像された眼底の静止画は画像処理部62の画像メモリ62bに記録される。画像メモリ62bには、被検眼前眼部1bの像がスリット像とともに保存されているので、眼底画像は前眼部の画像を格納した領域とは別のメモリ領域に記録する。
なお、画像メモリ62bに保存された画像は、モニタ64に表示したり、外部記憶装置(不図示)に格納したり、あるいはプリンタ(不図示)に出力させることができる。
本発明の眼科装置では、上述したように、スリット光を被検眼前眼部に投影したことにより形成される角膜反射スリット像、虹彩反射スリット像が被検眼前眼部の像とともに静止画として撮像されるので、各スリット像のなす角度、つまり隅角を求めることができる。以下に、この隅角を求める方法を説明する。
画像メモリ62bに格納されている角膜反射スリット像103と虹彩反射スリット像104を前眼部の画像とともに読み出しモニタ64に表示すると、図4に示したような画像が表示されるので、マウス(不図示)で、角膜反射スリット像103と虹彩反射スリット像104を、直線103a、104aとして指定する。この直線103a、104aを画像処理部62のCPU62aに取り込み各直線のなす角度αを演算してそれを隅角とする。
図5に示す方法は、画像メモリ62bに格納されている画像から角膜反射スリット像103と虹彩反射スリット像104を抽出して隅角を求めるものである。角膜反射スリット像103と虹彩反射スリット像104は輝度が高く一定の値を有し、周囲の前眼部像とは輝度が異なるので、画像メモリ62bに格納されている画像を画素ごとに読み出して、各画素の輝度値を所定のしきい値と比較する。そして、該しきい値を超えている画素を抽出してスリット像を切り出す。このとき、角膜反射スリット像103と虹彩反射スリット像104の交わる部分で抽出された画素P1(x2、y2)と、画素P1より左方で所定画素数離れた画素で、虹彩反射スリット像104であるとして抽出された画素P2(x1、y2)並びに画素P2の下方にある画素で、角膜反射スリット像103であるとして抽出された画素P3(x1、y1)を選択し、画素P1とP2を結ぶ線104bと、画素P1とP3を結ぶ線103bのなす角度αを演算してそれを隅角とする。
上述した方法では、前眼部の像をスリット像と誤認識する可能性があるので、前眼部像を撮像装置40で撮像するとき、2枚連写して1枚目の撮影のときは、上述したようにスリット像103、104とともに、前眼部像を撮像し、それを画像メモリ62bに格納する。続いて赤外光光源71を消灯して前眼部像だけを撮像し、それを画像メモリ62bの別領域に格納する。12枚目と2枚目の画像を引き算すると、図5に示したようなスリット像103、104を信頼性よく抽出することができ、精度の高い隅角を演算することができる。
以上説明したように、本発明では、隅角検査(測定)を、通常行われる眼底検査の一連の動作の過程で行うことができるので、言い換えれば、無散瞳眼底撮影の一連の作業中に隅角検査(又は隅角観察、測定)を行うことができるので、被検眼の検査効率を向上させることができる。
また、本発明では、長手方向が被検眼に対して略水平方向となった赤外のスリット光を、被検眼の下方から所定の仰角で被検眼前眼部に照射するようにしているので、開瞼が悪い患者でも簡単な構成でスリット光を被検眼に照射することが可能となり、隅角検査を効率的に行うことができる。
本発明の実施形態に係る眼科装置の構成を示す光学図である。 上記の眼科装置のスリット形成機構の構成を機能的に示した構成図である。 スリット光を前眼部に投影する状態を示した被検眼の断面図である。 前眼部へスリット光を照射して得られる前眼部の像を示す説明図である。 角膜反射スリット像と虹彩反射スリット像から隅角を求める方法を示した説明図である。
符号の説明
1 被検眼
1a 眼底
1b 前眼部
11,71,80 赤外光光源
14 ストロボ
21 穴あき全反射ミラー
22 対物レンズ
31 撮影絞り
32 フォーカスレンズ
33 結像レンズ
40,53 撮像装置
42 前眼部レンズ
46 シャッタスイッチ
60 制御部
61 操作パネル
62 画像処理部
63 切換器
103 角膜反射スリット像
104 虹彩反射スリット像

Claims (6)

  1. 長手方向が被検眼に対して略水平方向となった赤外のスリット光を、被検眼の下方から所定の仰角で被検眼前眼部に照射し、前眼部の角膜と虹彩にそれぞれスリット像を形成するためのスリット光照明機構と、
    スリット光で照射された被検眼前眼部を静止画として撮影する撮影機構と、
    前記撮像された画像から前眼部の角膜からの反射スリット像と虹彩からの反射スリット像を抽出して両スリット像のなす角度を算出する画像処理部と
    を有することを特徴とする眼科装置。
  2. 前記静止画として撮影された被検眼前眼部を記録する記録手段が設けられることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前眼部撮像と眼底撮像を切り換えることが可能な眼科装置であって、
    長手方向が被検眼に対して略水平方向となった赤外のスリット光を、被検眼の下方から所定の仰角で被検眼前眼部に照射するためのスリット光照明機構と、
    被検眼の前眼部を撮像する第1撮像手段と、
    被検眼の眼底を撮像する第2撮像手段と、を備え、
    前記第1撮像手段は動画撮像機能と静止画撮像機能を有し、
    前眼部が前記スリット光照明機構による前眼部スリット像とともに動画撮像されている間に前眼部撮像から眼底撮像に切り換えられたとき、該前眼部が前眼部スリット像とともに静止画撮像されることを特徴とする眼科装置。
  4. 前記第1撮像手段は、前眼部が静止画撮像された後は、被検眼の眼底を動画撮像することを特徴とする請求項に記載の眼科装置。
  5. 静止画として撮像された画像を記録する記録手段が設けられることを特徴とする請求項3又は4に記載の眼科装置。
  6. 前記静止画として撮像された画像から前眼部の角膜反射スリット像と虹彩反射スリット像を抽出して両スリット像のなす角度を算出する画像処理部が設けられることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の眼科装置。
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