JP2001137173A - 蛍光画像測定方法および装置 - Google Patents

蛍光画像測定方法および装置

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JP2001137173A
JP2001137173A JP32139499A JP32139499A JP2001137173A JP 2001137173 A JP2001137173 A JP 2001137173A JP 32139499 A JP32139499 A JP 32139499A JP 32139499 A JP32139499 A JP 32139499A JP 2001137173 A JP2001137173 A JP 2001137173A
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fluorescence
excitation light
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Kazuhiro Tsujita
和宏 辻田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光画像測定方法および装置において、蛍光
収率の測定精度を高め、より正確な蛍光収率画像を取得
する。 【解決手段】 光標準励起光画像メモリ41に記憶され
た励起光Reの照射強度分布と、標準参照光画像メモリ
42に記憶された参照光Saの照射強度分布とに基づい
て、参照光画像データDsを得たときの参照光Saの照
射強度分布が励起光Reの照射強度分布であった場合に
得られたであろう励起光対応参照光画像データDrsを
求める補正演算を、参照光補正演算器46によって参照
光画像データDsに施し、この補正演算が施された励起
光対応参照光画像データDrsと蛍光画像データDjと
に基づき蛍光収率画像演算器53によって蛍光収率画像
を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は励起光を照射するこ
とにより生体組織から発生する蛍光を画像として測定す
る蛍光画像測定方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、励起光の照射により生体組織
内の内在色素から発せられる蛍光を画像として検出し、
この検出された蛍光による画像を分析することにより各
種疾患に伴う組織性状の変化を識別する測定装置が研究
されている。
【0003】当初、生体組織から発生する蛍光の強度変
化に注目して組織性状の測定を行う研究が行われたが、
生体組織に照射される励起光の照射角度および距離の違
い等により生体組織が受光する励起光の強度が変化し、
それによって発生する蛍光の強度が変化し、強度情報だ
けでは十分な識別能が得られないことがわかり、生体組
織の部位が受光した励起光の強度と、この励起光の受光
により上記部位から発生した蛍光の強度との比率、すな
わち励起光を照射する距離や角度により影響を受けない
値となる蛍光収率を求め、測定部位の組織性状を識別す
る方式等が提案されている。
【0004】しかし、生体組織の各部位が受光した励起
光の強度を直接検出することは難しく、また励起光の照
射を受けた生体組織によって反射された励起光の強度分
布が生体組織が受光した励起光の強度分布を正しく反映
すれば、この反射された励起光の強度分布を測定するこ
とにより生体組織が受光した励起光の強度分布を求める
ことができるが、蛍光を発生させるために照射する励起
光のうち可視波長領域の短波長側の波長領域の励起光は
生体組織に吸収されてしまうので、反射された励起光の
強度分布を測定しても生体組織が受光した励起光の強度
分布を正しく求めることはできない。そこで、蛍光収率
を求める1つの方策として、生体組織に吸収されない近
赤外光を参照光として生体組織に照射し、この参照光の
照射を受けた生体組織によって反射された近赤外光の強
度分布を検出して生体組織が受光した励起光の強度分布
の代わりとして用いる手法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生体組
織に照射される励起光と参照光とでは異なる光源を使用
するので、それぞれの光源から発せられる光の指向性が
異なり、また励起光と参照光とでは波長が異なることか
ら同じ光学系を通して射出しても照射される光の配光特
性が異なるので、参照光が生体組織を照射するときの照
射強度分布を励起光が生体組織を照射するときの照射強
度分布に一致させることは難しい。さらに、励起光と参
照光の配光特性を一致させるように光学系を設計したと
しても、光源ごとの特性の違いおよび光源の経時変化の
影響等により励起光および参照光の配光特性が変化する
ので、参照光の配光特性を常に励起光の配光特性常に一
致させて測定を行うことは困難である。従って、生体組
織が受光した励起光の強度分布を生体組織に照射した参
照光の反射光の強度分布で代用して蛍光収率を求める方
法では必ずしも正確な蛍光収率を求めることはできな
い。
【0006】なお、この種の課題は生体組織に励起光を
照射した際に発生する蛍光(自家蛍光)、および予め蛍
光診断薬を吸収させた生体組織に励起光を照射した際に
発生する蛍光(薬剤蛍光)に共通する課題である。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、蛍光収率の測定精度を高め、より正確な蛍光
収率画像を取得することができる蛍光画像測定方法およ
び装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光画像測定方
法は、励起光の照射を受けた生体組織から発生した蛍光
と、参照光の照射を受けた前記生体組織によって反射さ
れた反射光とをそれぞれ蛍光画像および参照光画像とし
て検出し、前記蛍光画像と前記参照光画像とに基づいて
蛍光収率画像を求める蛍光画像測定方法であって、前記
励起光の照射強度分布と前記参照光の照射強度分布とに
基づいて、前記参照光画像を得たときの前記参照光の照
射強度分布が前記励起光の照射強度分布であった場合に
得られたであろう励起光対応参照光画像を求める補正演
算を前記参照光画像に施し、この励起光対応参照光画像
と前記蛍光画像とに基づいて前記蛍光収率画像を求める
ことを特徴とする。
【0009】本発明の蛍光画像測定装置は、生体組織に
励起光および参照光を照射する照射手段と、前記励起光
の照射を受けた前記生体組織から発生した蛍光と前記参
照光の照射を受けた前記生体組織によって反射された反
射光とをそれぞれ蛍光画像および参照光画像として検出
する検出手段と、前記蛍光画像と前記参照光画像とに基
づいて蛍光収率画像を求める演算手段とを備えた蛍光画
像測定装置であって、前記演算手段が、前記励起光の照
射強度分布と前記参照光の照射強度分布とに基づいて、
前記参照光画像を得たときの前記参照光の照射強度分布
が前記励起光の照射強度分布であった場合に得られたで
あろう励起光対応参照光画像を求める補正演算を前記参
照光画像に施し、この励起光対応参照光画像と前記蛍光
画像とに基づいて前記蛍光収率画像を求めるものである
ことを特徴とする。
【0010】前記補正演算は、予め前記励起光の照射強
度分布を前記参照光の照射強度分布で除算して補正係数
を求めておき、この補正係数を前記参照光画像に乗算し
て前記励起光対応参照光画像を求めるものとすることが
できる。
【0011】なお、前記蛍光は自家蛍光であっても良い
し、薬剤蛍光であっても良い。また、前記参照光として
は、生体組織に吸収される割合の少ない波長領域の光を
用いることが好ましく、例えば、緑色の波長領域より長
波長側の波長を持つ光を用いることが好ましい。
【0012】また、前記「蛍光収率」とは、生体組織の
部位が受光した励起光の強度と、この励起光の受光によ
り前記部位から発生した蛍光の強度との比率を意味す
る。
【0013】また、前記励起光対応参照光画像を求める
補正演算は、励起光の照射強度分布と参照光の照射強度
分布とを利用して、参照光画像を得たときの参照光の照
射強度分布が励起光の照射強度分布であった場合に得ら
れたであろう励起光対応参照光画像を求めるものであれ
ばどのような方式を用いても良い。
【0014】また、前記補正係数は、励起光の照射強度
分布を参照光の照射強度分布で除算した結果に基づいて
求められるものであれば良く、除算結果そのものであっ
ても良いし、除算結果に係数を乗ずる等の種々の演算を
行って求めたものであっても良い。
【0015】また、前記照射強度分布は、照射される光
自身が備える強度分布であり、照射される光の配光特性
によって決まる分布である。
【0016】
【発明の効果】本発明の蛍光画像測定方法および装置に
よれば、蛍光画像と参照光画像とに基づいて蛍光収率画
像を求めるにあたり、励起光の照射強度分布と参照光の
照射強度分布とに基づいて、前記参照光画像を得たとき
の前記参照光の照射強度分布が前記励起光の照射強度分
布であった場合に得られたであろう励起光対応参照光画
像を求める補正演算を前記参照光画像に施し、この励起
光対応参照光画像と前記蛍光画像とに基づいて蛍光収率
画像を求めるので、生体組織が受光した正しい励起光の
強度に基づいた蛍光収率画像を求めることができ、蛍光
収率の測定精度が向上し、より正確な蛍光収率画像を取
得することができる。
【0017】また、前記補正演算を、予め前記励起光の
照射強度分布を前記参照光の照射強度分布で除算して補
正係数を求めておき、この補正係数を前記参照光画像に
乗算して励起光対応参照光画像を求めるものとすれば、
数値に基づいた正確な補正を行うことができより正確な
蛍光収率画像を取得することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を用いて説明する。図1は、本発明を内
視鏡に適用した蛍光内視鏡装置の概略構成を示す図であ
る。本実施の形態による蛍光内視鏡装置800は、3種
類の互いに異なる波長領域の光を射出する光源ユニット
100、光源ユニット100から射出された3種類の光
を後述する照射光ファイバ21を介して生体組織1に照
射し、これらの光の照射を受けた生体組織1によって反
射された反射光による像(以後反射像Zhと呼ぶ)およ
び生体組織1から発生した蛍光による像(以後蛍光像Z
jと呼ぶ)等を後述するイメージファイバ27を介して
伝搬する内視鏡ユニット200、内視鏡ユニット200
のイメージファイバ27によって伝搬された蛍光像Zj
等を撮像し、デジタル値によって構成される2次元画像
データに変換して出力する撮像ユニット300、および
撮像ユニット300から出力された2次元画像データを
演算することにより生体組織の組織性状を表す2次元画
像データを得、この2次元画像データをビデオ信号に変
換して出力する演算ユニット500を備えてなる。
【0019】光源ユニット100には、410nmの波
長の励起光Reを射出する励起レーザ光源11、780
nmの波長の参照光Saを射出する近赤外レーザ光源1
3および白色光Whを射出するクセノンランプ等からな
るクセノン光源15が配設されている。励起レーザ光源
11から射出された励起光Reは、集光レンズ12によ
って集光され、410nmの波長の光を透過し780n
mの波長の光を反射する光源ダイクロイックミラ−17
を透過し、さらに410nm以下および780nmの光
を透過し410nmと780nmとの間の波長の光を反
射するダイクロイックビームスプリッタ18を透過して
内視鏡ユニット200の照射光ファイバ21の端面21
aに入射する。近赤外レーザ光源13から射出された参
照光Saは、集光レンズ14によって集光され光源ダイ
クロイックミラ−17により反射されてダイクロイック
ビームスプリッタ18を透過し照射光ファイバ21の端
面21aに入射する。クセノン光源から射出された白色
光Whは集光レンズ16によって集光されダイクロイッ
クビームスプリッタ18によって反射され照射光ファイ
バ21の端面21aに入射する。
【0020】内視鏡ユニット200は、屈曲自在な先端
部201と、光源ユニット100および撮像ユニット3
00が接続された操作部202とから構成され、励起光
Re、参照光Saおよび白色光Whを伝搬する照射光フ
ァイバ21と、蛍光像Zjおよび反射像Zh等を伝搬す
るイメージファイバ27とが先端部201から操作部2
02に亘ってその内部に敷設されている。
【0021】光源ユニット100から射出され照射光フ
ァイバ21の端面21aに入射した励起光Re、参照光
Saおよび白色光Whは、照射光ファイバ21の内部を
伝搬して端面21bから射出され生体組織1に照射され
る。
【0022】励起光Reが照射された生体組織1から発
生した410nmを超え700nm近傍に亘る波長領域
の光によって形成される蛍光像Zjは、対物レンズ26
によってイメージファイバ27の端面27cに結像さ
れ、イメージファイバ27内を通して他端の端面27d
に伝搬される。同様に参照光Saの照射を受けた生体組
織1によって反射されることにより生じた参照光の像
(以後、参照光像Zsと呼ぶ)も対物レンズ26によっ
てイメージファイバ27の端面27cに結像されイメー
ジファイバ27を介して端面27dに伝搬される。
【0023】また、白色光Whの照射を受けた生体組織
1によって反射されることにより生じた白色光の像(以
後、白色光像Zwと呼ぶ)は、対物レンズ22を通して
プリズム23に入射し、プリズム23によってその光路
は直角に向きを変え通常像撮像素子24上に結像され撮
像されて電気的な画像信号に変換され、さらにこの画像
信号はケーブル25によって操作部202を経由して撮
像ユニット300に電送される。
【0024】撮像ユニット300には、イメージファイ
バ27の端面27dに伝搬された参照光像Zsを撮像す
る光学系と蛍光像Zjを撮像する光学系とが光学系の一
部分を共有してそれぞれ配設されている。
【0025】参照光像Zsを撮像する光学系には、イメ
ージファイバ27の端面27dに伝搬された参照光像Z
sを撮像器34上に結像する結像レンズ31、結像レン
ズ31と撮像器34との間に配設され410nmおよび
780nmの波長の光を透過させ410nmと780n
mとの間の波長の光を反射する撮像ダイクロイックミラ
−32および撮像ダイクロイックミラ−32と撮像器3
4との間の光路への出し入れが可能な励起光カットフィ
ルタ33が配設されている。そして、イメージファイバ
27の端面27dに伝搬された参照光像Zsは、結像レ
ンズ31によって撮像器34上に結像され撮像される。
【0026】蛍光像Zjを撮像する光学系は、結像レン
ズ31と撮像ダイクロイックミラ−32とが上記参照光
像Zsを撮像する光学系と共通に使用され、イメージフ
ァイバ27の端面27dに伝搬された蛍光像Zjは結像
レンズ31を通して撮像ダイクロイックミラ−32に入
射し、撮像ダイクロイックミラ−32によってほぼ直角
に反射され高感度撮像器37上に結像され撮像される構
成となっている。
【0027】撮像器34によって撮像された参照光像Z
sは、電気的な画像信号に変換され、さらにA/D変換
器35によってデジタル信号に変換されて参照光画像デ
ータDsとして演算ユニット500に出力される。
【0028】高感度撮像器37によって撮像された蛍光
像Zjは、電気的な画像信号に変換され、さらにA/D
変換器38によってデジタル信号に変換されて蛍光画像
データDjとして演算ユニット500に出力される。
【0029】通常像撮像素子24によって撮像され撮像
ユニット300に電送された白色光像Zwの画像信号
は、A/D変換器39によってデジタル信号に変換され
通常光画像データDtとして演算ユニット500に出力
される。
【0030】演算ユニット500には、撮像ユニット3
00から入力された参照光画像データDsと蛍光画像デ
ータDjと通常光画像データDtとをそれぞれ記憶する
参照光画像メモリ43と蛍光画像メモリ51と通常光画
像メモリ52、蛍光画像データDjと後述する励起光対
応参照光画像データDrsとを演算することにより蛍光
収率画像データDksを求める蛍光収率演算器53、蛍
光収率演算器53によって求められた蛍光収率画像デー
タDksを記憶する蛍光収率画像メモリ54および通常
光画像メモリ52に記憶された通常光画像データDtと
蛍光収率画像メモリ54に記憶された蛍光収率画像デー
タDksとを入力しビデオ信号に変換して出力するビデ
オ信号処理回路55が配設されている。
【0031】ビデオ信号処理回路55から出力されたビ
デオ信号は表示器600に入力され表示される。
【0032】上記演算ユニット500には、励起光の照
射強度分布と参照光の照射強度分布とに基づいて、参照
光画像を得たときのこの参照光の照射強度分布が前記励
起光の照射強度分布であった場合に得られたであろう励
起光対応参照光画像を求める補正演算を前記参照光画像
に施す補正演算部400が配設されている。この補正演
算部400には、励起光の照射強度分布データとしての
標準反射励起光画像データDhrおよび参照光の照射強
度分布データとしての標準反射参照光画像データDhs
をそれぞれ記憶する標準励起光画像メモリ41および標
準参照光画像メモリ42、標準励起光画像メモリ41に
記憶された標準反射励起光画像データDhrと標準参照
光画像メモリ42に記憶された標準反射参照光画像デー
タDhsとを入力し演算することにより参照光画像デー
タDsの値を補正する補正係数を補正係数ルックアップ
テーブルLUTの値として求める除算器44、除算器4
4によって求められた補正係数ルックアップテーブルL
UTの値を記憶する補正係数メモリ45、参照光画像メ
モリ43に記憶された参照光画像データDsと補正係数
ルックアップテーブルLUTの値とを入力し演算するこ
とにより参照光画像データDsの値を補正し励起光対応
参照光画像データDrsを求める参照光補正演算器46
および参照光補正演算器46によって求められた励起光
対応参照光画像データDrsを記憶する励起光対応参照
光画像メモリ47が備えられている。
【0033】前記標準反射励起光画像データDhrおよ
び標準反射参照光画像データDhsは、本実施の形態に
おいては、上記励起光Reの波長領域の光および参照光
Saの波長領域の光をほとんど吸収しない白色標準反射
板を用意し、これに前記光源ユニット100から参照光
Saおよび励起光Reを照射し、それらの反射光を前記
内視鏡ユニット200を通して前記撮像器34によって
受光することにより求めるようにしている。
【0034】次に、上記実施の形態における作用につい
て説明する。始めに補正係数ルックアップテーブルLU
Tの値を求める場合について説明する。まず、内視鏡ユ
ニット200の対物レンズ26の合焦範囲に白色標準反
射板2を図2に示すように設置する。
【0035】そして、励起光カットフィルタ33をイメ
ージファイバ27の端面27dと撮像器34とを結ぶ光
路から取り除き、励起レーザ光源11から励起光Reを
射出する。励起レーザ光源11から射出された励起光R
eは、光源ユニット100内の光学系を通して照射光フ
ァイバ21の端面21aに入射し他方の端面21bから
射出され白色標準反射板2を照射する。白色標準反射板
2は励起光Reの受光強度に応じた強度で励起光Reを
反射し、白色標準反射板2によって反射された励起光の
反射強度分布は標準反射励起光像Zhrとして対物レン
ズ26によってイメージファイバ27の端面27cに結
像され他端の端面27dに伝搬されて撮像ユニット30
0の撮像器34上に結像され撮像される。撮像器34に
よって撮像された標準反射励起光像ZhrはA/D変換
器35によってデジタル信号に変換され、標準反射励起
光画像データDhrとして標準励起光画像メモリ41に
記憶される。
【0036】次に、近赤外レーザ光13から参照光Sa
を射出する。近赤外レーザ光13から射出された参照光
Saは光源ユニット100内の光学系を通して照射光フ
ァイバ21の端面21aに入射し他方の端面21aから
射出され白色標準反射板2を照射する。参照光Saが照
射された白色標準反射板2は参照光Saの受光強度に応
じた強度で参照光Saを反射し、白色標準反射板2によ
って反射された参照光の反射強度分布は標準反射参照光
像Zhsとして対物レンズ26によってイメージファイ
バ27の端面27cに結像され端面27dに伝搬されて
撮像ユニット300の撮像器34上に結像され撮像され
る。撮像器34によって撮像された標準反射参照光像Z
hsはA/D変換器35によってデジタル信号に変換さ
れ、標準反射参照光画像データDhsとして標準参照光
画像メモリ42に記憶される。
【0037】標準励起光画像メモリ41に記憶された標
準反射励起光画像データDhrおよび標準参照光画像メ
モリ42に記憶された標準反射参照光画像データDhs
は除算器44に入力され、それぞれ対応する画素毎に除
算が施され補正係数ルックアップテーブルLUTの値が
求められる。すなわち、位置(x,y)の画素に関し
て、 LUT(x,y)=Dhr(x,y)/Dhs(x,
y) の演算が行われる。この演算が全ての画素に対して施さ
れ、それぞれの画素位置(x,y)に対応する値が求め
られた補正係数ルックアップテーブルLUTは補正係数
メモリ45に記憶される。そして、白色標準反射板2を
用いて補正係数の値を求める操作は完了する。
【0038】次に、生体組織1の蛍光収率画像を測定す
る。生体組織1の蛍光収率画像を求めるには、まず励起
光カットフィルタ33をイメージファイバ27の端面2
7dと撮像器34とを結ぶ光路内に挿入し、対物レンズ
26の合焦範囲に生体組織1が配置されるように内視鏡
先端部201の位置を調節する。
【0039】そして、光源ユニット100から参照光S
aおよび励起光Reを同時に射出し、照射光ファイバ2
1を通して生体組織1に参照光Saおよび励起光Reを
照射する。参照光Saの照射を受けた生体組織1によっ
て反射されることにより生じた参照光像Zs、および励
起光Reの照射により生体組織1から発生した蛍光によ
る蛍光像Zjは、対物レンズ26によってイメージファ
イバ27の端面27c結像され他端の端面27dに伝搬
される。
【0040】端面27dに伝搬された参照光像Zsは撮
像器34によって撮像され、A/D変換器35によって
デジタル信号に変換され参照光画像データDsとして参
照光画像メモリ43に記憶される。端面27dに伝搬さ
れた蛍光像Zjは高感度撮像器37によって撮像され、
A/D変換器38によってデジタル信号に変換され蛍光
画像データDjとして蛍光画像メモリ51に記憶され
る。
【0041】参照光画像メモリ43に記憶された参照光
画像データDsおよび補正係数メモリ45に記憶された
補正係数ルックアップテーブルLUTは補正演算部40
0の参照光補正演算器46に入力され、それぞれ対応す
る画素毎に乗算が施され励起光対応参照画像データDr
sの値が求められる。すなわち、位置(x,y)の画素
に関して、 Drs(x,y)=Ds(x,y)×LUT(x,y) の演算が行われる。この演算が全ての画素に対して施さ
れ、それぞれの画素位置(x,y)に対応する値が求め
られた励起光対応参照画像データDrsは励起光対応参
照画像メモリ47に記憶される。
【0042】次に、蛍光画像メモリ51に記憶された蛍
光画像データDjおよび 励起光対応参照画像メモリ4
7に記憶された励起光対応参照画像データDrsは蛍光
収率画像演算器53に入力され、それぞれ対応する画素
毎に除算が施され蛍光収率画像データDksの値が求め
られるすなわち、位置(x,y)の画素に関して、 Dks(x,y)=Dj(x,y)/Drs(x,y) の演算が行われる。この演算が全ての画素に対して施さ
れ、それぞれの画素位置(x,y)に対応する蛍光収率
の値が求められ蛍光収率画像データDksとして蛍光収
率画像メモリ54に記憶される。
【0043】ここで、上記蛍光収率画像データDksを
求める作用の詳細について説明する。蛍光収率画像デー
タDksを求めるためには図3(a1)から(a4)に
示すように参照光Saを白色標準反射板2に照射したと
きのデータ、励起光Reを白色標準反射板2に照射した
ときのデータ、参照光Saを蛍光収率画像の測定対象と
なる生体組織の部位Boに照射したときのデータおよび
励起光Reを生体組織の部位Boに照射したときのデー
タを用いる。
【0044】白色標準反射板2および部位Boが受光し
た、参照光Saあるいは励起光Reの強度分布は図3
(b1)から(b4)に示すような分布となる。
【0045】ここで、蛍光収率は、生体組織の部位が受
光した励起光の強度と、この励起光の受光により前記部
位から発生した蛍光の強度との比率により求められる値
なので、図3(b4)に示す、部位Boが受光した励起
光Reの強度分布(以後励起光受光強度分布Prと呼
ぶ)を画像として検出することができれば蛍光収率を直
ちに求めることができるが、励起光受光強度分布Prは
直接検出することはできないので、他の検出値で代替す
ることになる。
【0046】また、照射光ファイバ21の端面21bか
ら射出される参照光Saと励起光Reとは配光特性が異
なるので、白色標準反射板2あるいは部位Boが受光す
る参照光Saの強度分布と励起光Reの強度分布とは異
なり、本実施の形態においては図3(b1)および(b
2)に示すように参照光Saを受光したときの強度分布
の方が励起光Reを受光したときの強度分布より滑らか
な分布を示す。
【0047】この励起光受光強度分布Prを代替する2
次元画像データを求めるためには、図3(c1)から
(c3)に示されるように参照光Saの照射を受けた白
色標準反射板2に生じた標準反射参照光像Zhsの強度
分布(図3(d1)参照)、励起光Reの照射を受けた
白色標準反射板2に生じた標準反射励起光像Zhrの強
度分布(図3(d2)参照)および参照光Saの照射を
受けた生体組織の部位Boに生じた参照光像Zsの強度
分布(図3(d3)参照)が用いられる。なお、白色標
準反射板2は参照光Saおよび励起光Reをほとんど吸
収せず、生体組織の部位Boは参照光Saを吸収しない
ので、図3(d1)から(d3)に示した標準反射参照
光像Zhsの強度分布、標準反射励起光像Zhrの強度
分布および参照光像Zsの強度分布は、前記図3(b
1)から(b3)に示した白色標準反射板2が受光した
参照光Saの強度分布、白色標準反射板2が受光した励
起光Reの強度分布、部位Boが受光した参照光Saの
強度分布をそれぞれ反映した強度分布となっており、そ
れぞれ対応する強度分布は一定の定数(例えば反射率
等)を乗ずることにより等しい強度分布とすることがで
きる。
【0048】また、図3(c4)に示される励起光Re
の照射を受けた部位Boに生じた励起光像Zrの強度分
布(図3(d5)参照)は、生体組織による励起光Re
の吸収等の影響を受けるので励起光受光強度分布Prを
正確に反映した強度分布とはならず、この強度分布によ
って励起光受光強度分布Prを代替することはできな
い。また、励起光Reの照射を受けた部位Boからは、
部位Boが受光した励起光の強度分布と生体の組織性状
とに応じた強度分布を持つ蛍光が発生し、この蛍光によ
り蛍光像Zj(図3(d4)参照)が形成される。
【0049】標準反射参照光像Zhsの強度分布(図3
(d1)参照)は、撮像器34によって撮像されデジタ
ル値に変換され標準反射参照光画像データDhs(図4
(e1)参照)として標準参照光画像メモリ42に記憶
され、標準反射励起光像Zhrの強度分布(図3(d
2)参照)は、撮像器34によって撮像されデジタル値
に変換され標準反射励起光画像データDhr(図4(e
2)参照)として標準励起光画像メモリ41に記憶され
る。そして、各画素毎に標準反射励起光画像データDh
rの値を標準反射参照光画像データDhsの値で除算す
ることにより補正係数ルックアップテーブルLUTの値
が求められる(図4(f)参照)。このルックアップテ
ーブルLUTは、画像を構成する各画素の位置(x,
y)における参照光Saの受光強度と励起光Reの受光
強度との比率を表している。
【0050】一方、参照光像Zsの強度分布(図3(d
3)参照)は、撮像器34によって撮像されA/D変換
器35によってデジタル値に変換され参照光画像データ
Ds(図4(e3)参照)として参照光画像メモリ43
に記憶される。
【0051】参照光画像メモリ43に記憶された参照光
画像データDsは、画像を構成する各画素の位置(x,
y)毎にルックアップテーブルLUT(x,y)の値が
乗算され励起光対応参照画像データDrsが求められる
(図4(g)参照)。この励起光対応参照画像データD
rsは、生体組織の部位Boに照射された参照光の配光
特性が励起光の配光特性と同一だった場合に得られたで
あろう強度分布を表す2次元画像データである。すなわ
ち励起光対応参照画像データDrsの強度分布は、励起
光受光強度分布Prを反映した強度分布となっており、
一定の定数を乗ずることにより両者を等しい強度分布と
することができる。
【0052】従って、励起光Reの照射により生体組織
の部位Boから発生した蛍光像Zj(図3(d4)参
照)を高感度撮像器37により撮像しA/D変換器38
によってデジタル値に変換された値である蛍光画像デー
タDj(図3(e4)参照)を、上記のようにして求め
られた励起光受光強度分布Prを代替する励起光対応参
照画像データDrsで除算することにより蛍光収率画像
データDksを求めることができる(図4(h)参
照)。
【0053】そして、蛍光収率画像メモリ54に記憶さ
れた蛍光収率画像データDksは、通常光画像メモリ5
2に記憶された通常光画像データと共にビデオ信号処理
回路に入力されビデオ信号に変換されて上記2つの2次
元画像データは同時に表示される。
【0054】なお、生体の組織性状を表す蛍光収率画像
は、蛍光収率の値が大きい方が正常組織で、その値が小
さい方が病変組織として表示されるので、励起光受光強
度分布Prを代替する2次元画像データは、励起光受光
強度分布Prに比例する強度分布を表す2次元画像デー
タであればよく、それぞれの値の絶対値は必ずしも一致
する必要はない。
【0055】また、補正係数ルックアップテーブルLU
Tの値は、光源および光学系等の経時変化等に合わせて
その都度測定および演算を行いその値を更新すればよ
い。
【0056】また、生体組織を測定する場合に照射され
る励起光および参照光と、白色光とは異なるタイミング
で射出されるので、蛍光像および参照光像と、白色光像
とが同時に撮像素子に受光されることはない。
【0057】また、上記実施の形態では補正係数を
(x,y)座標上の2次元画像データとして求めたが、
参照光および励起光の照射強度が画像の中心に対して回
転対象となっている場合には、図5(a1)に示すよう
に(r,θ)座標、あるいは図5(b1)に示すように
(r(ω),θ)座標によって補正係数を求めることに
より参照光補正演算を容易に実施することができる。
【0058】また、本発明の蛍光画像測定方法および装
置は、蛍光内視鏡に限らずコルポスコープ、手術用顕微
鏡等にも適用することができる。
【0059】上記のように本発明によれば、蛍光収率の
測定精度を高めることにより、より正確な蛍光収率画像
を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による蛍光内視鏡装置の概
略構成図
【図2】白色標準反射板を用いたの測定を行うときの設
定を示す図
【図3】蛍光収率画像を求める過程を示す図
【図4】蛍光収率画像を求める過程を示す図
【図5】(r,θ)および(r(ω),θ)座標によっ
て補正係数を求める場合の図
【符号の説明】
1 生体組織 2 白色標準反射板 11 励起レーザ光源 12 集光レンズ 13 近赤外レーザ光源 14 集光レンズ 15 クセノン光源 16 集光レンズ 17 光源ダイクロイックミラ− 18 ダイクロイックビームスプリッタ 21 照射光ファイバ 21 端面 22 対物レンズ 23 プリズム 24 通常像撮像素子 25 ケーブル 26 対物レンズ 27 イメージファイバ 27 端面 27 端面 31 結像レンズ 32 撮像ダイクロイックミラ− 33 励起光カットフィルタ 34 撮像器 35 A/D変換器 37 高感度撮像器 38 A/D変換器 39 A/D変換器 41 標準励起光画像メモリ 42 標準参照光画像メモリ 43 参照光画像メモリ 44 除算器 45 補正係数メモリ 46 参照光補正演算器 47 励起光対応参照光画像メモリ 51 蛍光画像メモリ 52 通常光画像メモリ 53 蛍光収率演算器 54 蛍光収率画像メモリ 55 ビデオ信号処理回路 100 光源ユニット 200 内視鏡ユニット 201 先端部 202 操作部 300 撮像ユニット 400 補正演算部 500 演算ユニット 600 表示器 800 蛍光内視鏡装置 Wh 白色光 Re 励起光 Sa 参照光 Zj 蛍光像 Zh 反射像 Zs 参照光像 Zw 白色光像 Dt 通常光画像データ Ds 参照光画像データ Dj 蛍光画像データ Dks 蛍光収率画像データ LUT 補正係数ルックアップテーブル Drs 励起光対応参照光画像データ Dhr 標準反射励起光画像データ Dhs 標準反射参照光画像データ Zhr 標準反射励起光像 Zhs 標準反射参照光像
フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 CA03 EA01 FA01 GA02 GA08 GB21 HA01 HA05 HA09 JA03 KA02 LA03 MA11 NA01 NA06 4C061 AA00 BB02 BB08 CC06 DD00 LL02 NN01 NN05 PP07 QQ02 QQ04 QQ07 SS22 WW17 5B047 AA17 BA02 BC05 BC08 BC09 EA07 5B057 AA07 BA02 BA15 CC01 CE11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起光の照射を受けた生体組織から発生
    した蛍光と、参照光の照射を受けた前記生体組織によっ
    て反射された反射光とをそれぞれ蛍光画像および参照光
    画像として検出し、前記蛍光画像と前記参照光画像とに
    基づいて蛍光収率画像を求める蛍光画像測定方法であっ
    て、 前記励起光の照射強度分布と前記参照光の照射強度分布
    とに基づいて、前記参照光画像を得たときの前記参照光
    の照射強度分布が前記励起光の照射強度分布であった場
    合に得られたであろう励起光対応参照光画像を求める補
    正演算を前記参照光画像に施し、この励起光対応参照光
    画像と前記蛍光画像とに基づいて前記蛍光収率画像を求
    めることを特徴とする蛍光画像測定方法。
  2. 【請求項2】 生体組織に励起光および参照光を照射す
    る照射手段と、前記励起光の照射を受けた前記生体組織
    から発生した蛍光と前記参照光の照射を受けた前記生体
    組織によって反射された反射光とをそれぞれ蛍光画像お
    よび参照光画像として検出する検出手段と、前記蛍光画
    像と前記参照光画像とに基づいて蛍光収率画像を求める
    演算手段とを備えた蛍光画像測定装置であって、 前記演算手段が、前記励起光の照射強度分布と前記参照
    光の照射強度分布とに基づいて、前記参照光画像を得た
    ときの前記参照光の照射強度分布が前記励起光の照射強
    度分布であった場合に得られたであろう励起光対応参照
    光画像を求める補正演算を前記参照光画像に施し、この
    励起光対応参照光画像と前記蛍光画像とに基づいて前記
    蛍光収率画像を求めるものであることを特徴とする蛍光
    画像測定装置。
  3. 【請求項3】 前記補正演算が、予め前記励起光の照射
    強度分布を前記参照光の照射強度分布で除算して補正係
    数を求めておき、この補正係数を前記参照光画像に乗算
    して前記励起光対応参照光画像を求めるものであること
    を特徴とする請求項2記載の蛍光画像測定装置。
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