JP2001135110A - 車両用後退灯具 - Google Patents

車両用後退灯具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、後退時におけるバックミラー,サ
イドミラーまたは直視等の必要範囲の視野を明るくする
ようにした、車両用後退灯具を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 自動車の車体の後部に取り付けられるハ
ウジング11と、ハウジングの開放した外面を覆うよう
に上記ハウジングに密着されたレンズ12と、ハウジン
グの内側に配設されたソケット13を介して装着された
バルブ14と、バルブからの光ビームを後方に向かって
反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面2
0と、を含んでいる、車両用後退灯具において、レンズ
を介して後方に出射する光が、自動車の車体後方にて、
必要範囲A,B,Eに向かって指向性を有するように、
反射面20が複数の反射領域21,22,23,24を
備えるように、車両用後退灯具10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の後
退時に点灯して、自動車の後方に光ビームを照射するよ
うにした車両用後退灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような車両用後退灯具は、例
えば図11乃至図13に示すように構成されている。
【0003】図11において、車両用後退灯具1は、自
動車の車体(図示せず)の後部に対して取り付けられる
ハウジング2と、ハウジング2の開放した後面を覆うレ
ンズ3と、ハウジング2内にて、ハウジング2の後端に
ソケット4を介して装着されるバルブ5と、ハウジング
2の内面に備えられた反射面(リフレクタ)6と、から
構成されている。
【0004】上記レンズ3は、溶着等によってハウジン
グ2に対して取り付けられており、ハウジング2の内部
空間が形成されている。上記反射面6は、バルブ5から
の光ビームを反射して自動車の後方、例えば水平軸に関
しては図12に示すように、真っ直後方(所謂番線方
向)に、また例えば垂直軸に関しては図13に示すよう
に、やや下向きに導くように構成されている。
【0005】このような構成の車両用後退灯具1によれ
ば、バルブ5が点灯することにより、バルブ5から出射
した光ビームが、直接にレンズ3を介して、あるいはハ
ウジング2内面の反射面6により反射した後、レンズ3
を介して、外部に進むことにより、自動車の車体後方に
向かって光ビームを照射し、図14に示すような配光特
性をもって、一方向の光軸を有する拡散光として、後方
視界を確保するようになっている。
【0006】ここで、図14は、車両用後退灯具1によ
る自動車の後方にて所定距離(15m)に配設されたス
クリーンへの投影像の照度分布を示し、横軸が垂直軸V
を中心とした水平角度(deg)、縦軸が水平軸Hを中
心とした垂直角度(deg)を表している。そして、こ
のような配光特性によって、自動車7の後方の路面上で
は、図15に示すような路面照度分布が得られることに
なり、これによって、車両用後退灯具1は、各国の法規
による車両用後退灯具の規格範囲を満たすように、構成
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の車両用後退灯具1においては、各国の法規を満た
しているものの、運転者にとっては、後退時にバックミ
ラーやサイドミラーあるいは直視による視認の際に、暗
さを感じることが多い。即ち、図16に示すように、運
転者は、右ハンドル車においては、自動車の運転中、自
動車7の右側のサイドミラー7aによって右側後方の点
Aから点Cの範囲を、左側のサイドミラー7bによって
左側後方の点Bから点Dの範囲を、右側ドアガラスを通
して直視により右側後方の点Eを、ルームミラー7c及
び直視によって後部ガラスを通して点Fから点G,点H
の範囲を、それぞれ視認することにより、左右の並列車
や溝,縁石あるいは後部壁等の後方視界を確認するよう
にしている。このうち、右ハンドル車においては特に点
A及び点Eが最重要ポイントであり、続いて点B,さら
には点Hが重要なポイントになっている。なお、左ハン
ドル車については、それぞれ線対称の位置が重要ポイン
トとなる。
【0008】しかしながら、前述した車両用後退灯具1
においては、図15のグラフに示すように、点A,Bに
おける照度は、あまり高いとはいえず、従って安全確認
に時間がかかってしまうことがある。特に、近年の前照
灯の高性能化によって前方視野の照度が高くなってきて
おり、それに伴って人間工学的見地から、車両用後退灯
具による後方視野の暗さが目立つようになってきてい
る。
【0009】本発明は、以上の点から、後退時における
バックミラー,サイドミラーまたは直視等の必要範囲の
視野を明るくするようにした、車両用後退灯具を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の第
一の態様によれば、自動車の車体の後部に取り付けられ
るハウジングと、ハウジングの開放した外面を覆うよう
に上記ハウジングに密着されたレンズと、ハウジングの
内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブ
と、バルブからの光ビームを後方に向かって反射させる
ようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んで
いる、車両用後退灯具において、レンズを介して後方に
出射する光が、自動車の車体後方にて、必要範囲に向か
って指向性を有していることを特徴とする、車両用後退
灯具により、達成される。
【0011】この第一の態様では、バルブから出射した
光ビームが、自動車の車体後方にて、必要範囲に向かっ
て指向性を有しているので、当該必要範囲における照度
が高くなる。これにより、当該必要範囲における視認性
が高められることになり、より容易に安全確認が行なわ
れ得ることになる。
【0012】本発明の第二の態様による車両用後退灯具
は、前記第一の態様による車両用後退灯具において、上
記指向性が、反射面により付与される。この第二の態様
では、バルブから出射した光ビームが、反射面により反
射されるが、その際反射面により指向性が付与されるこ
とによって、自動車の後方の必要範囲に向かって照射さ
れることになる。
【0013】本発明の第三の態様による車両用後退灯具
は、前記第二の態様による車両用後退灯具において、上
記反射面が、複数の反射領域に分割されており、各反射
領域が、それぞれ対応する必要範囲に向かって光を反射
させる。この第三の態様では、バルブから出射した光ビ
ームが、反射面により反射されるが、その際反射面の各
反射領域によりそれぞれ互いに異なる指向性が付与され
ることによって、自動車の後方の複数の必要範囲に向か
って照射されることになる。
【0014】本発明の第四の態様による車両用後退灯具
は、前記第三の態様による車両用後退灯具において、上
記複数の反射領域のうち、少なくとも一つが、各国の法
規による規格範囲に向かって光を反射させる。この第四
の態様では、バルブから出射した光ビームが、反射面に
より反射されるが、その際反射面のうち、上記少なくと
も一つの反射領域により各国の法規による規格範囲への
指向性が付与されるので、自動車の後方の複数の必要範
囲と共に、各国の法規による規格範囲が必要な照度とな
るように、光ビームが後方に向かって照射されることに
なる。
【0015】本発明の第五の態様による車両用後退灯具
は、前記第一の態様による車両用後退灯具において、上
記指向性が、レンズにより付与される。この第五の態様
では、バルブから出射した光ビームが、レンズを通過す
る際に、レンズにより指向性が付与されることによっ
て、自動車の後方の必要範囲に向かって照射されること
になる。
【0016】本発明の第六の態様による車両用後退灯具
は、前記第五の態様による車両用後退灯具において、上
記レンズが、複数の屈折領域に分割されており、各屈折
領域が、それぞれ対応する必要範囲に向かって光を反射
させる。この第六の態様では、バルブから出射した光ビ
ームが、レンズを通過する際に、レンズの各屈折領域に
よりそれぞれ互いに異なる指向性が付与されることによ
って、自動車の後方の複数の必要範囲に向かって照射さ
れることになる。
【0017】本発明の第七の態様による車両用後退灯具
は、前記第六の態様による車両用後退灯具において、上
記複数の屈折領域のうち、少なくとも一つが、各国の法
規による規格範囲に向かって光を反射させる。この第七
の態様では、バルブから出射した光ビームが、レンズを
通過する際に、レンズの上記少なくとも一つの屈折領域
により各国の法規による規格範囲への指向性が付与され
るので、自動車の後方の複数の必要範囲と共に、各国の
法規による規格範囲が必要な照度となるように、光ビー
ムが後方に向かって照射されることになる。
【0018】本発明の第八の態様による車両用後退灯具
は、前記第一の態様による車両用後退灯具において、上
記指向性が、反射面及びレンズにより付与される。この
第八の態様では、バルブから出射した光ビームが、反射
面で反射されて、あるいは直接にレンズを通過する際
に、反射面及びレンズにより指向性が付与されることに
よって、自動車の後方の必要範囲に向かって照射される
ことになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図10を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0020】図1は、本発明による車両用後退灯具の一
実施形態の構成を示している。図1において、車両用後
退灯具10は、自動車の車体(図示せず)の後部に対し
て取り付けられるハウジング11と、ハウジング11の
開放した後面を覆うレンズ12と、ハウジング11内に
てハウジング11の後端にソケット13を介して装着さ
れるバルブ14と、ハウジング11の内面に形成された
反射面(リフレクタ)20と、から構成されている。
【0021】上記ハウジング11は、例えばPP(ポリ
プロピレン)等の樹脂から形成されている。上記レンズ
12は、例えばポリカーボネイト等の透明樹脂から構成
されており、その周縁が、溶着等によってハウジング1
1に対して取り付けられており、ハウジング11の内部
空間が形成されている。
【0022】上記ソケット13は、ハウジング11に対
して取り付けられており、外部から適宜の公知の手段
(図示せず)により給電されることにより、バルブ14
を点灯させるように構成されている。
【0023】上記反射面20は、例えばPET(ポリエ
チレンテフタレート)、ABS、PP等の樹脂から構成
されており、バルブ14からの光を反射して自動車の後
方に導くように構成されている。
【0024】以上の構成は、図11に示した従来の車両
用後退灯具1とほぼ同様の構成であるが、本発明実施形
態による車両用後退灯具10においては、以下の点で異
なる構成になっている。即ち、上記反射面20は、図2
及び図3に示すように、上下方向に関して、四段の反射
領域21,22,23,24に分割された構成になって
おり、各反射領域は、例えばそれぞれ下から順に、水平
方向,約5度下向き,約10度下向き,約15度下向き
の指向性を、それぞれバルブ14からの光ビームに対し
て付与するようになっている。
【0025】ここで、下側の二段の反射領域21,22
は、各国の法規による規格範囲に光を照射するための法
規満足エリア(図6における領域X)として作用する。
また、上側の二段の反射領域23,24は、必要範囲に
光を照射するための重要照射ポイントエリア(図6にお
ける領域Y)として作用する。尚、図示の場合、反射面
20の下側の二段の反射領域21,22の一側(図6に
て左側)の部分も、重要照射ポイントエリアYとして作
用するようになっている。
【0026】法規満足エリアにおける反射領域21,2
2は、図4に示すように、θa度、例えば左右15度の
範囲に光を照射するように、拡散面として形成されてい
る。また、重要照射ポイントエリアにおける反射領域2
3,24は、図5に示すように、各必要範囲に対してそ
れぞれ光を照射するように、例えば左右に10乃至50
度方向の光軸に沿ってほぼ平行光を照射するように、形
成されている。尚、各反射領域21,22,23,24
は、一つの区画では、レンズ12と干渉してしまう場合
には、複数の区画に分割されて、多重反射面として構成
されてもよい。
【0027】本発明実施形態による車両用後退灯具10
は、以上のように構成されており、バルブ14が点灯す
ることにより、バルブ14から出射した光ビームのう
ち、反射面20の法規満足エリアXで反射された光ビー
ムは、レンズ12を介して後方に照射される。その際、
光ビームは、真っ直後方に向かう番線方向の光軸に関し
て、例えば左右15度の拡散光として後方に向かって照
射されることにより、各国の法規による規格範囲を照射
する。また、反射面の重要照射ポイントエリアYで反射
された光ビームは、レンズ12を介して後方に照射され
る。その際、光ビームは、左右10乃至50度の方向に
延びる光軸に沿って特定の照射ポイントを重点的に照射
するように、例えば平行光線として照射されることにな
る。
【0028】このようにして、車両用後退灯具10は、
その配光特性が、図7に示すように、特定方向(点A,
点B及び点Eの方向)に関して高い照度を有するよう
に、指向性を有している。ここで、点A,点B及び点E
は、図14に示した点A,点B及び点Eと同じである。
ここで、図7は、車両用後退灯具10による自動車の後
方にて所定距離(15m)に配設されたスクリーンへの
投影像の照度分布を示している。そして、このような配
光特性によって、自動車7の後方の路面上では、図8に
示すような路面照度分布が得られることになり、これに
よって、車両用後退灯具10は、反射面20の法規満足
エリアXによる反射光によって、各国の法規による車両
用後退灯具の規格範囲を満たすと共に、反射面20の重
要照射ポイントエリアYによる反射光によって、重要照
射ポイント即ち点A,点B及び点Eにて高い照度が得ら
れるように、指向性をもって後方に向かって照射され
る。これにより、運転者は、自動車の後退時に、車両用
後退灯具10のバルブ14が点灯することによって、例
えばサイドミラー,ルームミラーや直視による後方視野
が明るくなるので、後方の必要範囲をより確実に視認す
ることができるので、安心感が得られることになる。
【0029】上述した実施形態においては、バルブ14
からの光を、反射面20の各反射領域23,24により
指向性を付与して、必要範囲即ち重要照射ポイントに対
して高い照度で光を照射するようになっているが、これ
に限らず、後方に向かって照射される光ビームが光学的
に必要範囲に向かって指向性を有していればよい。
【0030】従って、例えば、図9に示した反射面30
のように、下側二段の反射領域31,32を主として法
規満足エリアXとし、上側の反射領域33にて主として
ポイントBを、反射領域34にて主としてポイントDを
それぞれ重点的に照射する重要照射ポイントエリアY1
とし、反射領域35にて主としてポイントAを重点的に
照射する重要照射ポイントエリアY2とし、反射領域3
6にて他のポイントを重点的に指向性をもって照射する
重要照射ポイントエリアY3とした複合反射面とした反
射鏡とする等の異なる反射面分割形態とすることにより
特定の必要範囲を明るくするものとしても良い。
【0031】更に、図10に示した車両用後退灯具の縦
方向断面図のように、例えばレンズ40が複数の屈折領
域に分割され、各屈折領域により、対応する重要照射ポ
イントに向かって指向性を付与するようになっていても
よく、また反射面20の各反射領域とレンズ40の各屈
折領域の組合せによって、光ビームに対して複数の必要
範囲に向かう指向性を付与するようにしてもよい。
【0032】なお、上記した実施形態においては、右ハ
ンドル車における例にて説明をしたが、左ハンドル車の
場合には、左右を反転、即ち鏡面対象として、必要範囲
即ち重要照射ポイント等を設定すれば良いことは明らか
である。
【0033】また、上記実施形態においては、必要範囲
即ち重要照射ポイントとして、点A,点B及び点Eにつ
いて、バルブ14からの光ビームに対して指向性を付与
するようになっているが、これに限らず、必要に応じて
他の必要範囲に向かう指向性を付与するようにしてもよ
いことは明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、バ
ルブから出射した光ビームが、自動車の車体後方にて、
必要範囲に向かって指向性を有しているので、当該必要
範囲における照度が高くなる。これにより、当該必要範
囲における視認性が高められることになり、より容易に
安全確認が行なわれ得ることになる。このようにして、
本発明によれば、後退時におけるバックミラー,サイド
ミラーまたは直視等の必要範囲の視野を明るくするよう
にした、車両用後退灯具が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用後退灯具の一実施形態を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の車両用後退灯具の反射面を示す正面図で
ある。
【図3】図2の車両用後退灯具におけるA−A線縦断面
図である。
【図4】図2の車両用後退灯具におけるB−B線横断面
図である。
【図5】図2の車両用後退灯具におけるC−C線横断面
図である。
【図6】図2の反射面の法規満足エリア及び重要照射ポ
イントエリアを示す正面図である。
【図7】図1の車両用後退灯具による配光特性を示すグ
ラフである。
【図8】図1の車両用後退灯具による路面照度分布を示
すグラフである。
【図9】反射面の他の実施形態を説明する正面図であ
る。
【図10】レンズによる制御を行った車両用後退灯具の
実施形態を示す縦断面図である。
【図11】従来の車両用後退灯具の一例の構成を示す分
解斜視図である。
【図12】図11の車両用後退灯具の横断面図である。
【図13】図11の車両用後退灯具の縦断面図である。
【図14】図11の車両用後退灯具による配光特性を示
すグラフである。
【図15】図11の車両用後退灯具による路面照度分布
を示すグラフである。
【図16】自動車の後退時における照明の必要範囲(重
要照射ポイント)を示す(A)側面図及び(B)平面図
である。
【符号の説明】
10 車両用後退灯具 11 ハウジング 12 レンズ 13 ソケット 14 バルブ 20 反射面 21,22,23,24 反射領域 X 法規満足エリア Y 重要照射ポイント(必要範囲)エリア
フロントページの続き (72)発明者 林 健太郎 東京都目黒区中目黒2−9−13 スタンレ ー電気株式会社内 (72)発明者 中島 一穂 東京都目黒区中目黒2−9−13 スタンレ ー電気株式会社内 Fターム(参考) 3K039 AA01 CC09 3K042 AA12 AC07 BA01 BB06 BC03 BE03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体の後部に取り付けられるハ
    ウジングと、 ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジング
    に密着されたレンズと、 ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着さ
    れたバルブと、 バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるよう
    にハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでい
    る、車両用後退灯具において、 レンズを介して後方に出射する光が、自動車の車体後方
    にて、必要範囲に向かって指向性を有していることを特
    徴とする、車両用後退灯具。
  2. 【請求項2】 上記指向性が、反射面により付与される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の車両用後退灯具。
  3. 【請求項3】 上記反射面が、複数の反射領域に分割さ
    れており、 各反射領域が、それぞれ対応する必要範囲に向かって光
    を反射させることを特徴とする、請求項2に記載の車両
    用後退灯具。
  4. 【請求項4】 上記複数の反射領域のうち、少なくとも
    一つが、各国の法規による規格範囲に向かって光を反射
    させることを特徴とする、請求項3に記載の車両用後退
    灯具。
  5. 【請求項5】 上記反射領域が少なくとも上側の反射領
    域と下側の反射領域の2段を有し、 上側の反射領域が主として上記必要範囲に向かって光を
    反射させるものとし、下側の反射領域が主として各国の
    法規による規格範囲に向かって光を反射させるものとし
    ていることを特徴とする、請求項1に記載の車両用後退
    灯具。
  6. 【請求項6】 上記指向性が、レンズにより付与される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の車両用後退灯具。
  7. 【請求項7】 上記レンズが、複数の屈折領域に分割さ
    れており、 各屈折領域が、それぞれ対応する必要範囲に向かって光
    を反射させることを特徴とする、請求項6に記載の車両
    用後退灯具。
  8. 【請求項8】 上記複数の屈折領域のうち、少なくとも
    一つが、各国の法規による規格範囲に向かって光を反射
    させることを特徴とする、請求項7に記載の車両用後退
    灯具。
  9. 【請求項9】 上記指向性が、反射面及びレンズにより
    付与されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用
    後退灯具。
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