JP3973067B2 - 車両用後退灯具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車の後退時に点灯して、自動車の後方に光ビームを照射するようにした車両用後退灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような車両用後退灯具は、例えば図11乃至図13に示すように構成されている。
【0003】
図11において、車両用後退灯具1は、自動車の車体(図示せず)の後部に対して取り付けられるハウジング2と、ハウジング2の開放した後面を覆うレンズ3と、ハウジング2内にて、ハウジング2の後端にソケット4を介して装着されるバルブ5と、ハウジング2の内面に備えられた反射面(リフレクタ)6と、から構成されている。
【0004】
上記レンズ3は、溶着等によってハウジング2に対して取り付けられており、ハウジング2の内部空間が形成されている。
上記反射面6は、バルブ5からの光ビームを反射して自動車の後方、例えば水平軸に関しては図12に示すように、真っ直後方(所謂番線方向)に、また例えば垂直軸に関しては図13に示すように、やや下向きに導くように構成されている。
【0005】
このような構成の車両用後退灯具1によれば、バルブ5が点灯することにより、バルブ5から出射した光ビームが、直接にレンズ3を介して、あるいはハウジング2内面の反射面6により反射した後、レンズ3を介して、外部に進むことにより、自動車の車体後方に向かって光ビームを照射し、図14に示すような配光特性をもって、一方向の光軸を有する拡散光として、後方視界を確保するようになっている。
【0006】
ここで、図14は、車両用後退灯具1による自動車の後方にて所定距離(15m)に配設されたスクリーンへの投影像の照度分布を示し、横軸が垂直軸Vを中心とした水平角度(deg)、縦軸が水平軸Hを中心とした垂直角度(deg)を表している。
そして、このような配光特性によって、自動車7の後方の路面上では、図15に示すような路面照度分布が得られることになり、これによって、車両用後退灯具1は、各国の法規による車両用後退灯具の規格範囲を満たすように、構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような構成の車両用後退灯具1においては、各国の法規を満たしているものの、運転者にとっては、後退時にバックミラーやサイドミラーあるいは直視による視認の際に、暗さを感じることが多い。
即ち、図16に示すように、運転者は、右ハンドル車においては、自動車の運転中、自動車7の右側のサイドミラー7aによって右側後方の点Aから点Cの範囲を、左側のサイドミラー7bによって左側後方の点Bから点Dの範囲を、右側ドアガラスを通して直視により右側後方の点Eを、ルームミラー7c及び直視によって後部ガラスを通して点Fから点G,点Hの範囲を、それぞれ視認することにより、左右の並列車や溝,縁石あるいは後部壁等の後方視界を確認するようにしている。
このうち、右ハンドル車においては特に点A及び点Eが最重要ポイントであり、続いて点B,さらには点Hが重要なポイントになっている。
なお、左ハンドル車については、それぞれ線対称の位置が重要ポイントとなる。
【0008】
しかしながら、前述した車両用後退灯具1においては、図15のグラフに示すように、点A,Bにおける照度は、あまり高いとはいえず、従って安全確認に時間がかかってしまうことがある。
特に、近年の前照灯の高性能化によって前方視野の照度が高くなってきており、それに伴って人間工学的見地から、車両用後退灯具による後方視野の暗さが目立つようになってきている。
【0009】
本発明は、以上の点から、後退時におけるバックミラー,サイドミラーまたは直視等の必要範囲の視野を明るくするようにした、車両用後退灯具を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明の第一の態様によれば、自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、レンズを介して後方に出射する光が、自動車の車体後方にて、必要範囲に向かって指向性を有していることを特徴とする、車両用後退灯具により、達成される。
【0011】
この第一の態様では、バルブから出射した光ビームが、自動車の車体後方にて、必要範囲に向かって指向性を有しているので、当該必要範囲における照度が高くなる。これにより、当該必要範囲における視認性が高められることになり、より容易に安全確認が行なわれ得ることになる。
【0012】
本発明の第二の態様による車両用後退灯具は、前記第一の態様による車両用後退灯具において、上記指向性が、反射面により付与される。
この第二の態様では、バルブから出射した光ビームが、反射面により反射されるが、その際反射面により指向性が付与されることによって、自動車の後方の必要範囲に向かって照射されることになる。
【0013】
本発明の第三の態様による車両用後退灯具は、前記第二の態様による車両用後退灯具において、上記反射面が、複数の反射領域に分割されており、各反射領域が、それぞれ対応する必要範囲に向かって光を反射させる。
この第三の態様では、バルブから出射した光ビームが、反射面により反射されるが、その際反射面の各反射領域によりそれぞれ互いに異なる指向性が付与されることによって、自動車の後方の複数の必要範囲に向かって照射されることになる。
【0014】
本発明の第四の態様による車両用後退灯具は、前記第三の態様による車両用後退灯具において、上記複数の反射領域のうち、少なくとも一つが、各国の法規による規格範囲に向かって光を反射させる。
この第四の態様では、バルブから出射した光ビームが、反射面により反射されるが、その際反射面のうち、上記少なくとも一つの反射領域により各国の法規による規格範囲への指向性が付与されるので、自動車の後方の複数の必要範囲と共に、各国の法規による規格範囲が必要な照度となるように、光ビームが後方に向かって照射されることになる。
【0015】
本発明の第五の態様による車両用後退灯具は、前記第一の態様による車両用後退灯具において、上記指向性が、レンズにより付与される。
この第五の態様では、バルブから出射した光ビームが、レンズを通過する際に、レンズにより指向性が付与されることによって、自動車の後方の必要範囲に向かって照射されることになる。
【0016】
本発明の第六の態様による車両用後退灯具は、前記第五の態様による車両用後退灯具において、上記レンズが、複数の屈折領域に分割されており、各屈折領域が、それぞれ対応する必要範囲に向かって光を反射させる。
この第六の態様では、バルブから出射した光ビームが、レンズを通過する際に、レンズの各屈折領域によりそれぞれ互いに異なる指向性が付与されることによって、自動車の後方の複数の必要範囲に向かって照射されることになる。
【0017】
本発明の第七の態様による車両用後退灯具は、前記第六の態様による車両用後退灯具において、上記複数の屈折領域のうち、少なくとも一つが、各国の法規による規格範囲に向かって光を反射させる。
この第七の態様では、バルブから出射した光ビームが、レンズを通過する際に、レンズの上記少なくとも一つの屈折領域により各国の法規による規格範囲への指向性が付与されるので、自動車の後方の複数の必要範囲と共に、各国の法規による規格範囲が必要な照度となるように、光ビームが後方に向かって照射されることになる。
【0018】
本発明の第八の態様による車両用後退灯具は、前記第一の態様による車両用後退灯具において、上記指向性が、反射面及びレンズにより付与される。
この第八の態様では、バルブから出射した光ビームが、反射面で反射されて、あるいは直接にレンズを通過する際に、反射面及びレンズにより指向性が付与されることによって、自動車の後方の必要範囲に向かって照射されることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1乃至図10を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0020】
図1は、本発明による車両用後退灯具の一実施形態の構成を示している。
図1において、車両用後退灯具10は、自動車の車体(図示せず)の後部に対して取り付けられるハウジング11と、ハウジング11の開放した後面を覆うレンズ12と、ハウジング11内にてハウジング11の後端にソケット13を介して装着されるバルブ14と、ハウジング11の内面に形成された反射面(リフレクタ)20と、から構成されている。
【0021】
上記ハウジング11は、例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂から形成されている。
上記レンズ12は、例えばポリカーボネイト等の透明樹脂から構成されており、その周縁が、溶着等によってハウジング11に対して取り付けられており、ハウジング11の内部空間が形成されている。
【0022】
上記ソケット13は、ハウジング11に対して取り付けられており、外部から適宜の公知の手段(図示せず)により給電されることにより、バルブ14を点灯させるように構成されている。
【0023】
上記反射面20は、例えばPET(ポリエチレンテフタレート)、ABS、PP等の樹脂から構成されており、バルブ14からの光を反射して自動車の後方に導くように構成されている。
【0024】
以上の構成は、図11に示した従来の車両用後退灯具1とほぼ同様の構成であるが、本発明実施形態による車両用後退灯具10においては、以下の点で異なる構成になっている。
即ち、上記反射面20は、図2及び図3に示すように、上下方向に関して、四段の反射領域21,22,23,24に分割された構成になっており、各反射領域は、例えばそれぞれ下から順に、水平方向,約5度下向き,約10度下向き,約15度下向きの指向性を、それぞれバルブ14からの光ビームに対して付与するようになっている。
【0025】
ここで、下側の二段の反射領域21,22は、各国の法規による規格範囲に光を照射するための法規満足エリア(図6における領域X)として作用する。
また、上側の二段の反射領域23,24は、必要範囲に光を照射するための重要照射ポイントエリア(図6における領域Y)として作用する。
尚、図示の場合、反射面20の下側の二段の反射領域21,22の一側(図6にて左側)の部分も、重要照射ポイントエリアYとして作用するようになっている。
【0026】
法規満足エリアにおける反射領域21,22は、図4に示すように、θa度、例えば左右15度の範囲に光を照射するように、拡散面として形成されている。
また、重要照射ポイントエリアにおける反射領域23,24は、図5に示すように、各必要範囲に対してそれぞれ光を照射するように、例えば左右に10乃至50度方向の光軸に沿ってほぼ平行光を照射するように、形成されている。
尚、各反射領域21,22,23,24は、一つの区画では、レンズ12と干渉してしまう場合には、複数の区画に分割されて、多重反射面として構成されてもよい。
【0027】
本発明実施形態による車両用後退灯具10は、以上のように構成されており、バルブ14が点灯することにより、バルブ14から出射した光ビームのうち、反射面20の法規満足エリアXで反射された光ビームは、レンズ12を介して後方に照射される。その際、光ビームは、真っ直後方に向かう番線方向の光軸に関して、例えば左右15度の拡散光として後方に向かって照射されることにより、各国の法規による規格範囲を照射する。
また、反射面の重要照射ポイントエリアYで反射された光ビームは、レンズ12を介して後方に照射される。その際、光ビームは、左右10乃至50度の方向に延びる光軸に沿って特定の照射ポイントを重点的に照射するように、例えば平行光線として照射されることになる。
【0028】
このようにして、車両用後退灯具10は、その配光特性が、図7に示すように、特定方向(点A,点B及び点Eの方向)に関して高い照度を有するように、指向性を有している。ここで、点A,点B及び点Eは、図14に示した点A,点B及び点Eと同じである。
ここで、図7は、車両用後退灯具10による自動車の後方にて所定距離(15m)に配設されたスクリーンへの投影像の照度分布を示している。
そして、このような配光特性によって、自動車7の後方の路面上では、図8に示すような路面照度分布が得られることになり、これによって、車両用後退灯具10は、反射面20の法規満足エリアXによる反射光によって、各国の法規による車両用後退灯具の規格範囲を満たすと共に、反射面20の重要照射ポイントエリアYによる反射光によって、重要照射ポイント即ち点A,点B及び点Eにて高い照度が得られるように、指向性をもって後方に向かって照射される。
これにより、運転者は、自動車の後退時に、車両用後退灯具10のバルブ14が点灯することによって、例えばサイドミラー,ルームミラーや直視による後方視野が明るくなるので、後方の必要範囲をより確実に視認することができるので、安心感が得られることになる。
【0029】
上述した実施形態においては、バルブ14からの光を、反射面20の各反射領域23,24により指向性を付与して、必要範囲即ち重要照射ポイントに対して高い照度で光を照射するようになっているが、これに限らず、後方に向かって照射される光ビームが光学的に必要範囲に向かって指向性を有していればよい。
【0030】
従って、例えば、図9に示した反射面30のように、下側二段の反射領域31,32を主として法規満足エリアXとし、上側の反射領域33にて主としてポイントBを、反射領域34にて主としてポイントDをそれぞれ重点的に照射する重要照射ポイントエリアY1とし、反射領域35にて主としてポイントAを重点的に照射する重要照射ポイントエリアY2とし、反射領域36にて他のポイントを重点的に指向性をもって照射する重要照射ポイントエリアY3とした複合反射面とした反射鏡とする等の異なる反射面分割形態とすることにより特定の必要範囲を明るくするものとしても良い。
【0031】
更に、図10に示した車両用後退灯具の縦方向断面図のように、例えばレンズ40が複数の屈折領域に分割され、各屈折領域により、対応する重要照射ポイントに向かって指向性を付与するようになっていてもよく、また反射面20の各反射領域とレンズ40の各屈折領域の組合せによって、光ビームに対して複数の必要範囲に向かう指向性を付与するようにしてもよい。
【0032】
なお、上記した実施形態においては、右ハンドル車における例にて説明をしたが、左ハンドル車の場合には、左右を反転、即ち鏡面対象として、必要範囲即ち重要照射ポイント等を設定すれば良いことは明らかである。
【0033】
また、上記実施形態においては、必要範囲即ち重要照射ポイントとして、点A,点B及び点Eについて、バルブ14からの光ビームに対して指向性を付与するようになっているが、これに限らず、必要に応じて他の必要範囲に向かう指向性を付与するようにしてもよいことは明らかである。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、バルブから出射した光ビームが、自動車の車体後方にて、必要範囲に向かって指向性を有しているので、当該必要範囲における照度が高くなる。これにより、当該必要範囲における視認性が高められることになり、より容易に安全確認が行なわれ得ることになる。
このようにして、本発明によれば、後退時におけるバックミラー,サイドミラーまたは直視等の必要範囲の視野を明るくするようにした、車両用後退灯具が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用後退灯具の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の車両用後退灯具の反射面を示す正面図である。
【図3】図2の車両用後退灯具におけるA−A線縦断面図である。
【図4】図2の車両用後退灯具におけるB−B線横断面図である。
【図5】図2の車両用後退灯具におけるC−C線横断面図である。
【図6】図2の反射面の法規満足エリア及び重要照射ポイントエリアを示す正面図である。
【図7】図1の車両用後退灯具による配光特性を示すグラフである。
【図8】図1の車両用後退灯具による路面照度分布を示すグラフである。
【図9】反射面の他の実施形態を説明する正面図である。
【図10】レンズによる制御を行った車両用後退灯具の実施形態を示す縦断面図である。
【図11】従来の車両用後退灯具の一例の構成を示す分解斜視図である。
【図12】図11の車両用後退灯具の横断面図である。
【図13】図11の車両用後退灯具の縦断面図である。
【図14】図11の車両用後退灯具による配光特性を示すグラフである。
【図15】図11の車両用後退灯具による路面照度分布を示すグラフである。
【図16】自動車の後退時における照明の必要範囲(重要照射ポイント)を示す(A)側面図及び(B)平面図である。
【符号の説明】
10 車両用後退灯具
11 ハウジング
12 レンズ
13 ソケット
14 バルブ
20 反射面
21,22,23,24 反射領域
X 法規満足エリア
Y 重要照射ポイント(必要範囲)エリア

Claims (9)

  1. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記反射面の反射領域が、複数の反射領域に分割されており、
    第一の反射領域が、所定の範囲に対して拡散光を照射するように設定され、
    第二の反射領域が車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心とする自動車の車体後方範囲に向かって指向性を有して照射するように設定されることを特徴とする、車両用後退灯具。
  2. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記反射面の反射領域が、複数の反射領域に分割されており、
    第一の反射領域が、主として各国の法規によって定められた規格範囲に向かって拡散光を照射するようにされ、
    第二の反射領域が、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心として自動車の車体後方の必要範囲に向かって指向性を有し高い照度を得られるような、上記点への光軸に対してほぼ平行光を照射するように設定されることを特徴とする、車両用後退灯具。
  3. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記反射面の反射領域が、複数の反射領域に分割されており、
    第一の反射領域が、主として各国の法規によって定められた規格範囲に向かって左右方向において所定の角度を有する拡散光を照射するようにされ、
    第二の反射領域が、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心として自動車の車体後方の必要範囲に向かって指向性を有し高い照度を得られるような、上記点への光軸に対して左右方向においてほぼ平行光を照射するように設定され、
    上記反射領域のそれぞれが、個々に対応して上下方向の指向性を与えられていることを特徴とする、車両用後退灯具。
  4. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記レンズの屈折領域が、複数の屈折領域に分割されており、
    第一の屈折領域が、所定の範囲に対して拡散光を照射するように設定され、
    第二の屈折領域が、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心とする自動車の車体後方の範囲に向かって指向性を有して照射するように設定されることを特徴とする、車両用後退灯具。
  5. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記レンズの屈折領域が、複数の屈折領域に分割されており、
    第一の屈折領域が、主として各国の法規によって定められた規格範囲に向かって拡散光を照射するようにされ、
    第二の屈折領域が、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心として自動車の車体後方の必要範囲に向かって指向性を有し高い照度を得られるような、上記点への光軸に対してほぼ平行光を照射するように設定されることを特徴とする、車両用後退灯具。
  6. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記レンズの屈折領域が、複数の屈折領域に分割されており、
    第一の屈折領域が、主として各国の法規によって定められた規格範囲に向かって左右方向において所定の角度を有する拡散光を照射するようにされ、
    第二の屈折領域が、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心として自動車の車体後方の必要範囲に向かって指向性を有し高い照度を得られるような、上記点への光軸に対して左右方向においてほぼ平行光を照射するように設定され、
    上記屈折領域のそれぞれが、個々に対応して上下方向の指向性を与えられていることを特徴とする、車両用後退灯具。
  7. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記反射面の反射領域が、複数の反射領域に分割されており、
    上記レンズの屈折領域が、複数の屈折領域に分割されており、
    第一の反射領域と屈折領域との組合せが、所定の範囲に対して拡散光を照射するように設定され、
    第二の反射領域と屈折領域との組合せが、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心とする自動車の車体後方の範囲に向かって指向性を有して照射するように設定されることを特徴とする、車両用後退灯具。
  8. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記反射面の反射領域が、複数の反射領域に分割されており、
    上記レンズの屈折領域が、複数の屈折領域に分割されており、
    第一の反射領域と屈折領域との組合せが、主として各国の法規によって定められた規格範囲に向かって拡散光を照射するようにされ、
    第二の反射領域と屈折領域との組合せが、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心として自動車の車体後方の必要範囲に向かって指向性を有し高い照度を得られるような、上記点への光軸に対してほぼ平行光を照射するように設定されることを特徴とする、車両用後退灯具。
  9. 自動車の車体の後部に取り付けられるハウジングと、
    ハウジングの開放した外面を覆うように上記ハウジングに密着されたレンズと、
    ハウジングの内側に配設されたソケットを介して装着されたバルブと、
    バルブからの光ビームを後方に向かって反射させるようにハウジング内面に備えられた反射面と、を含んでいる、車両用後退灯具において、
    上記反射面の反射領域が、複数の反射領域に分割されており、
    上記レンズの屈折領域が、複数の屈折領域に分割されており、
    第一の反射領域と屈折領域の組合せが、主として各国の法規によって定められた規格範囲に向かって左右方向において所定の角度を有する拡散光を照射するようにされ、
    第二の反射領域と屈折領域の組合せが、車両後退時における視認位置となる予め定められた点を中心として自動車の車体後方の必要範囲に向かって指向性を有し高い照度を得られるような、上記点への光軸に対して左右方向においてほぼ平行光を照射するように設定され、
    上記反射領域と屈折領域の組合せのそれぞれが、個々に対応して上下方向の指向性を与えられていることを特徴とする、車両用後退灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017062910A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 本田技研工業株式会社 車両用後退灯具

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