JP2001135016A - ラジオ付き記録再生装置及びラジオ放送記録再生方法 - Google Patents

ラジオ付き記録再生装置及びラジオ放送記録再生方法

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JP2001135016A
JP2001135016A JP31511699A JP31511699A JP2001135016A JP 2001135016 A JP2001135016 A JP 2001135016A JP 31511699 A JP31511699 A JP 31511699A JP 31511699 A JP31511699 A JP 31511699A JP 2001135016 A JP2001135016 A JP 2001135016A
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recording
amplitude
signal
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recording medium
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JP31511699A
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Toshiichi Takahashi
敏一 高橋
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Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電界強度が弱い場所でラジオを受信しノイズが
多い音響信号を記録することによて生じる、記録媒体の
記録容量の減少を防止する。 【解決手段】IF増幅回路15から電界強度に応じた振
幅のIF信号がRF振幅測定手段25に供給され、RF
振幅測定手段25ではIF信号の振幅が所定時間観測さ
れる。そしてIF信号の平均振幅が所定値より小さい場
合には、それ以前に記録手段19で記録媒体に記録され
た音響信号が、前記記録媒体に記録された記録内容管理
表を書き換えることにより、実質的に消去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ放送を受信
して得られた音響信号を記録するラジオ付き記録再生装
置及びその記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】可搬型のラジオと記録再生装置を用い
て、あるいは、車載用のラジオと記録再生装置を用い
て、中波放送(AM放送)やFM放送を受信して記録す
る場合に、到来する電波の電界強度が記録中に弱くな
り、検波して得られた音響信号のS/Nが悪化している
ことがある。このような状態の下に録音された音響情報
は、意味がない、または不要な情報であって記録媒体の
記録領域を実質的に減少させてしまう場合が多い。タイ
マーを用いて記録の予約をしておいた場合においては、
予約をした時点の受信状態に比べて、実際に録音がなさ
れる時点での受信状態が悪化している場合があり、この
場合にも同様な現象が起こる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来は録音
がすべて終了したあとに、記録済みの記録媒体を再生し
てみて、S/Nが悪い状態または無音の状態で記録され
た部分の記録を消去していた。この作業は大変時間がか
かり、また、記録媒体の記録容量を実質的に減少させ、
記録可能時間が短縮されると言う問題があった。本発明
は前記した課題を解決するためになされたもので、ノイ
ズが多い無効な音響信号を実質的に記録しないようにし
たラジオ付き記録再生装置及びその記録再生方法を提供
することを主たる目的とする。
【0004】
【説題を解決するための手段】本発明の記録再生装置及
びその記録再生方法は前記課題に鑑みてなされたもので
あり、第1の発明は、アンテナから入来した高周波信号
を高周波増幅回路で増幅してラジオ放送を受信する受信
手段と、該受信手段で受信した音響信号を記録媒体に記
録する記録手段とを有するラジオ付き記録再生装置にお
いて、前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定してR
F振幅情報を検出するRF振幅測定手段を備え、前記R
F振幅情報の検出以前に前記記録媒体に記録した前記音
響信号を、前記RF振幅情報の検出後に実質的に消去す
るか、消去しないかを、前記RF振幅情報に基づいて制
御するようにしたラジオ付き記録再生装置である。
【0005】前記RF振幅測定手段は、アンテナから入
来した電波の電界強度を知るためのものであり、AMラ
ジオであれば、高周波増幅回路内の高周波信号またはそ
の振幅に応じた信号を用いて信号の振幅を測定し、FM
ラジオであれば、中間周波増幅回路内中間周波信号又は
その振幅に応じた信号を用いて前記電界強度を測定又は
推定する。記録媒体に既に記録された音響信号を消去す
る場合は、実際に記録媒体に記録された音響信号を消去
してもよいが、実際に消去するのではなく、記録媒体に
記録された記録内容管理情報を書き換えることにより実
質的に消去するようにしてもよい。
【0006】本明細書において、記録内容管理表とは、
情報が分割されて一つの記録媒体に記録される場合に、
分割された夫々の情報に対して付加される索引データな
どが記載された表を指し、例えば情報の名称又は番号、
記録場所、記録区域、データ構成などを明示するもので
ある。一例を挙げれば、レコーダブルMD(ミニディス
ク)におけるUTOC(ユーザーズ・テーブル・オブ・
コンテンツ)などである。また、必要があれば前記記録
内容管理表には、分割して記録された複数の情報を結合
するためのリンク情報が記載される。前記記録内容管理
表は、一つのテーブルで構成されても良いし、あるいは
複数のテーブルで構成されてもよい。
【0007】本発明の記録再生装置によれば、アンテナ
から入来する電波の電界強度が弱いと判断された場合に
は、前記RF振幅情報を用いて記録済みの音響信号を実
質的に消去することにより、ノイズの多い無駄な記録を
実質的に消去でき、記録媒体の記録容量の減少を防止で
きる。また、全ての記録が終了した後に前記無駄な記録
を消去する編集方法に比べて、編集に要する時間が短く
て済むという効果を奏する。
【0008】第2の発明は、アンテナから入来した高周
波信号を高周波増幅回路で増幅してラジオ放送を受信す
る受信手段と、該受信手段で受信した音響信号を記録媒
体に記録する記録手段とを有するラジオ付き記録再生装
置において、前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定
してRF振幅情報を検出するRF振幅測定手段を備え、
前記記録手段で前記音響信号を記録するか、記録しない
かを、前記RF振幅情報に基づいて制御するようにした
ラジオ付き記録再生装置である。
【0009】本発明の記録再生装置によれば、前記記録
媒体に記録するかどうかを前記RF振幅情報に応じて制
御するようにしたから、アンテナから入来する電波の電
界強度が弱いと判断された場合には前記記録媒体への記
録は行われず、したがって全体の記録が終了した後に、
記録された音響信号を再生して無駄な記録を抽出し、そ
れを消去する、という手間が不要であり、また無駄な記
録によって記録媒体の記録容量を減少させるという問題
も解消される。
【0010】第3の発明は、前記第1の発明又は第2の
発明において、前記RF振幅測定手段で前記高周波信号
の振幅に応じた信号を測定中に、所定の時間以上に渉っ
て前記高周波信号の振幅が所定の振幅以下になったとき
に、該時刻以前に前記記録媒体に記録した前記音響信号
を実質的に消去するか、あるいは前記時刻以降には前記
記録媒体に前記音響信号を記録しないようにしたラジオ
付き記録再生装置である。
【0011】前記第3の発明では、所定の時間以上に渉
って連続して前記高周波信号の振幅が所定の振幅以下に
なったときに、電界強度が弱いと判断され、記録済みの
前記音響情報が消去されるか、あるいは新たな記録がさ
れないようになる。所定の時間以上に渉って連続して前
記高周波信号の振幅が所定の振幅以下になったかどうか
によって電界強度を判断することにより、障害物などに
よって短時間の間急激に電界強度が弱まったような場合
にも、誤動作によって録音をしなくなってしまったり、
あるいは記録済みの音響信号を消去してしまうという問
題を解決できる効果がある。
【0012】第4の発明は、ラジオ放送を受信する受信
手段と、該受信手段で受信した音響信号を記録媒体に記
録する記録手段とを有するラジオ付き記録再生装置にお
いて、前記記録装置で記録中に前記音響信号の振幅を測
定して、所定時間内の前記音響信号の平均振幅と最大振
幅からなるAF振幅情報を検出するAF振幅測定手段を
備え、前記AF振幅情報の検出以前に前記記録媒体に記
録した前記音響信号を、前記AF振幅情報の検出後に実
質的に消去するか、消去しないかを、前記AF振幅情報
に基づいて制御するようにしたラジオ付き記録再生装置
である。
【0013】第4の発明の記録再生装置によれば、AF
振幅情報を検出する際に、音響信号の所定時間内の平均
振幅と最大振幅とを検出し、例えば、前記平均振幅が第
1の所定値以上で、かつ前記最大振幅が第2の所定値以
上のときに、記録済み音響信号を消去しないようにする
ことができる。これにより、記録済みの音響信号を消去
するかどうかの判断を、受信手段側の信号を用いず、検
波して得られた音響信号だけを用いて比較的正確に行う
ことができる。
【0014】第5の発明は、アンテナから入来した高周
波信号を高周波増幅回路で増幅してラジオ放送を受信す
る受信手段と、該受信手段で受信した音響信号を記録媒
体に記録する記録手段とを有するラジオ付き記録再生装
置において、前記音響信号の振幅を測定してAF振幅情
報を検出するAF振幅測定手段と、前記高周波信号の振
幅に応じた信号を測定してRF振幅情報を検出するRF
振幅測定手段とを備え、前記AF振幅情報の検出と前記
RF振幅情報の検出以前に前記記録媒体に記録した前記
音響信号を、前記AF振幅情報の検出と前記RF振幅情
報の検出後に実質的に消去するか、消去しないかを、前
記AF振幅情報と前記RF振幅情報とに基づいて制御す
るようにしたラジオ付き記録再生装置である。
【0015】第5の発明の記録再生装置によれば、記録
媒体に音響信号を記録するかどうかを、前記RF振幅情
報と前記AF振幅情報との両方に基づいて判断すること
により、該判断がより適切に行われる。例えば、前記A
F振幅情報は無音又はそれに近い状態を示す場合でも、
前記RF振幅情報が大きな電界強度を示していれば、記
録媒体には通常の記録をすることにより、録音のし損な
いを防ぐことができる。また、電波雑音の少ない地域に
おいて、前記RF振幅情報は弱い電界強度を示す場合で
も、検波回路から通常の振幅の音響信号が出力されてい
ると前記AF振幅情報から判断されれば、記録媒体には
通常の記録をすることにより、録音のし損ないを防ぐこ
とができる。
【0016】第6の発明は、アンテナから入来した高周
波信号を高周波増幅回路で増幅してラジオ放送を受信す
る受信手段と、該受信手段で受信した音響信号を遅延さ
せる遅延手段と、該遅延手段の出力を記録媒体に記録す
る記録手段とを有するラジオ付き記録再生装置におい
て、前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定してRF
振幅情報を検出するRF振幅測定手段及び/又は前記受
信した音響信号の振幅を測定してAF振幅情報を検出す
るAF振幅測定手段とを備え、前記遅延した音響信号を
前記記録手段で記録するか、記録しないかを、前記RF
振幅情報及び/又は前記AF振幅情報に基づいて制御す
るようにしたラジオ付き記録再生装置である。
【0017】本発明のラジオ付き記録再生装置によれ
ば、記録再生装置が記録動作を開始すると、まず前記R
F振幅情報及び/又は前記AF振幅情報の検出が行われ
るが、この間、検波回路から出力された音響信号は一旦
半導体メモリなどで構成される遅延手段に記憶され、前
記検出が終了した後に前記半導体メモリなどから読み出
されて前記記録媒体に記録される。したがって、前記測
定中に受信した音響信号をも確実に記録することができ
る。
【0018】第7の発明は、前記第1〜第6の発明にお
いて、前記AF振幅測定手段及び/又は前記RF振幅測
定手段はノイズを減衰させるためのノイズ減衰手段を備
え、該ノイズ減衰手段の出力を用いて前記振幅の測定を
行うようにしたラジオ付き記録再生装置である。
【0019】本発明のラジオ付き記録再生装置によれ
ば、必要な帯域以外の信号を減衰させることにより、よ
り正確なRF振幅情報及び/又はAF振幅情報を検出す
ることとができる。
【0020】第8の発明は、ラジオ放送を受信する受信
手段と、該受信手段で受信した音響信号を記録媒体に記
録する記録手段とを有するラジオ付き記録再生装置にお
いて、前記記録装置で記録中に前記音響信号に含まれる
ノイズを測定するノイズ測定手段を備え、前記音響信号
の所定時間内の平均ノイズレベルが所定値以上であると
きは、既に前記記録媒体に記録した前記音響信号を実質
的に消去するか、或いは前記記録媒体に前記音響信号を
記録しないようにしたラジオ付き記録再生装置である。
【0021】第8の発明によれば、検波によって得られ
た音響信号中に、所定値以上の平均ノイズレベルが検出
されると、該検出以前に記録された音響信号が記録内容
管理表を編集することなどにより実質的に消去され、無
駄な記録によって記録媒体の記録容量が実質的に縮小さ
れるのを防止することが出来る。本発明は、前記した第
1の発明又は第4の発明の記録再生装置に組み合わせて
適用することにより、記録済み音響データを実質的に消
去するかどうかの制御がいっそう確実に出来る。すなわ
ち、アンテナに入来する電波の電界強度と、検波後の音
響信号のノイズレベルに応じて、記録済み音響データを
実質的に消去するかしないか、或いは前記記録媒体に前
記音響信号を記録するかしないかの制御をすれば、電界
強度が強い場合でも、オートバイの発するノイズや、テ
レビジョンが放射するノイズが大きいときに、記録済み
音響データを実質的に消去するか、或いは前記記録媒体
に前記音響信号を記録しないようにすることが出来ると
いう効果を奏する。
【0022】第9の発明は、アンテナから入来した高周
波信号を高周波増幅回路で増幅してラジオ放送を受信
し、該受信した音響信号を記録媒体に記録するラジオ放
送記録再生方法において、前記高周波信号の振幅に応じ
た信号を測定してRF振幅情報を検出し、前記RF振幅
情報の検出以前に前記記録媒体に記録した前記音響信号
を、前記RF振幅情報の検出後に実質的に消去するか、
消去しないかを、前記検出したRF振幅情報に基づいて
制御するようにしたラジオ放送記録再生方法である。
【0023】第10の発明は、アンテナから入来した高
周波信号を高周波増幅回路で増幅してラジオ放送を受信
し、該受信した音響信号を記録媒体に記録する放送記録
再生方法において、前記高周波信号の振幅に応じた信号
を測定してRF振幅情報を検出し、前記記録手段で前記
音響信号を記録するか、記録しないかを、前記検出した
RF振幅情報に基づいて制御するようにしたラジオ放送
記録再生方法である。
【0024】第11の発明は、ラジオ放送を受信する受
信手段で受信した音響信号を記録媒体に記録するラジオ
放送記録再生方法において、前記記録媒体に記録中に前
記音響信号の振幅を測定して、所定時間内の前記音響信
号の平均振幅と最大振幅を示すAF振幅情報を検出し、
前記AF振幅情報の検出以前に前記記録媒体に記録した
前記音響信号を、前記AF振幅情報の検出後に実質的に
消去するか、消去しないかを、前記AF振幅情報に基づ
いて制御するようにしたラジオ放送記録再生方法であ
る。
【0025】第12の発明は、ラジオ放送を受信する受
信手段で受信した音響信号を記録媒体に記録するラジオ
放送記録再生方法において、前記記録媒体に記録中に前
記音響信号に含まれるノイズを測定して、前記音響信号
の所定時間内の平均ノイズレベルが所定値以上であると
きは、既に前記記録媒体に記録した前記音響信号を実質
的に消去するか、或いは前記記録媒体に前記音響信号を
記録しないようにしたラジオ放送記録再生方法である。
【0026】本発明によれば、検波によって得られた音
響信号で、所定値以上の平均ノイズレベルが検出される
と、該検出以前に記録された音響信号が記録内容管理表
を編集することなどにより実質的に消去され、無駄な記
録によって記録媒体の記録容量が実質的に縮小されるの
を防止することが出来る。本発明は、前記した第9の発
明又は第11の発明の記録再生方法に組み合わせて適用
することにより、記録済み音響データを実質的に消去す
るかしないか、或いは前記記録媒体に前記音響信号を記
録するかしないかの制御がいっそう確実に出来る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。本発明のラジオ付き記録再生
装置は、可搬型又は車載用のラジオ付き記録再生装置で
ラジオ放送を受信し、記録媒体に記録する場合に、受信
する電波の電界強度が弱い場合や、何らかの原因でラジ
オ受信部から出力された音響信号のS/N比が悪化して
いて有効な信号の振幅が低い場合に、記録媒体への記録
を取りやめたり、記録済みの音響信号を実質的に消去し
たりするものである。これにより、ノイズが多い音響信
号を記録して記録媒体の記録容量を実質的に減少させた
り、全ての記録が終了した後に改めてノイズの多い部分
を消去するという作業を必要とする不具合を改善するも
のである。本発明のラジオ放送記録再生方法は、ラジオ
受信手段で受信したラジオ放送を記録手段によって記録
媒体に記録する場合に、受信する電波の電界強度が弱い
場合や、何らかの原因でラジオ受信部から出力された音
響信号のS/N比が悪化していて有効な信号の振幅が低
い場合に、記録媒体への記録を取りやめたり、記録済み
音響信号を実質的に消去したりするものである。
【0028】本発明では、受信した音響情報を前記記録
媒体に記録する/記録しない、の制御を受信する電波の
電界強度又は検波出力された音響信号の振幅に関する情
報を基にして行おうとするものである。あるいは、前記
記録媒体にすでに記録した音響信号を、消去する/消去
しない、の制御を、受信する電波の電界強度又は検波出
力された音響信号の振幅に関する情報を基にして行おう
とするものである。受信する電波の電界強度は、電界強
度計で直接測定しても良いが、受信部の高周波増幅回路
(RF増幅回路)内の信号又は中間周波増幅回路(IF
増幅回路)内の信号で電界強度に振幅が比例している信
号を用いて推定して検出される。
【0029】また、前記記録媒体にすでに書き込まれた
音響信号を消去する方法としては、大別して2通りあ
る。第1の方法は、記録済みの音響信号を実際に削除す
る方法であり、磁気テープなどに記録された音響情報を
消去する場合などがこれに該当する。第2の方法は、記
録媒体に記録された音響情報を実際に消去するのではな
く、前記記録媒体に記録されている記録内容管理表を書
き換えて、実質的に消去する方法である。たとえばMD
(ミニディスク)におけるUTOCの情報は前記記録内
容管理表に該当する。
【0030】以下、図1及び図2を参照して本発明記録
再生装置の第1実施例について説明する。図1は本発明
記録再生装置の第1実施例を示すブロック図である。図
1に示す本発明のラジオ付き記録再生装置10では、ア
ンテナ11から入来したFM放送の電波が、受信部50
に与えられて検波される。受信部50は必要な周波数の
高周波信号を抽出して増幅するRF(高周波)増幅回路
13、前記RF信号を中間周波数に変換して増幅するI
F(中間周波)増幅回路15、前記IF増幅回路15の
出力をFM検波する検波回路(DET)17で構成され
る。本発明記録再生装置10は、前記受信部50、前記
検波された音響信号を記録媒体に記録する記録手段1
9、ラジオ受信部50で検波された音響信号又は前記記
録手段19で再生された音響信号を増幅するAF(音響
信号)増幅器21、スピーカ23、前記IF増幅回路1
5のIF信号の振幅を計測するRF振幅測定手段25、
該RF振幅測定手段25の出力に基づいて記録手段19
を制御する制御手段27とで構成される。
【0031】図1において、DET17からは、FM検
波された音響信号が出力され、該音響信号は記録手段1
9で記録される。前記記録手段19において記録媒体に
前記音響信号を記録するか、記録しないかの制御、ある
いは、前記記録手段19においてすでに記録された音響
信号を消去するか、消去しないかの制御が、制御手段2
7から供給される制御信号に基づいて行われる。
【0032】IF増幅回路15では、アンテナ11から
入来する電波の電界強度に応じた振幅のRF信号が増幅
され、中間周波数(IF)の信号に変換される。該中間
周波数(IF)信号もアンテナ11から入来する電波の
電界強度に応じた振幅を有する信号であり、RF振幅測
定手段25に与えられる。RF振幅測定手段25は、ア
ンテナ11から入来する電波がFM放送の電波であると
きには、前記中間周波数信号の振幅を計測する。FM放
送を例にとれば、RF振幅測定手段25では所定時間、
前記中間周波信号の振幅が計測され、その計測時間内の
平均振幅値がRF振幅情報として制御手段27に与えら
れる。
【0033】マニュアル又はタイマーを用いた録音予約
などで、記録手段19がこれから記録媒体に音響信号を
記録しようとしている場合には、前記IF信号の平均振
幅値が所定値より小さいときには、記録手段19での記
録は行われない。また、前記IF信号の平均振幅値が所
定値よりの大きいときには、記録手段19での記録が開
始される。
【0034】記録手段19ですでに音響信号の記録が行
われている場合において前記RF振幅情報が検出された
ときには、次のような動作が行われる。すなわち、前記
IF信号の平均振幅値が所定値より大きい場合には、そ
の時点までに記録された音響信号は消去されず、そのま
ま記録が継続される。また、前記IF信号の平均振幅値
が所定値より小さい場合には、前記RF振幅情報が検出
される以前に記録された音響信号は実質的に消去され
る。該消去の後に、記録を続けるかモードにするか、あ
るいは記録を中止するモードにするかは、ユーザが選択
できるようにされる。
【0035】車載用の記録再生装置において、タイマー
を用いて録音の予約がなされていた場合について本発明
を適用すると、タイマーをセットした時点では電界強度
が強かったが、実際に録音を開始する時点では電界強度
が弱いというような場合に、記録の開始を中止すること
ができる。この場合、所定の時間後に再度録音の開始
(予約された録音の実行)を試みて、その時点での平均
電界強度又はRF信号の平均振幅がそれぞれの所定値以
上であれば記録を開始するようにするか、あるいはタイ
マーによる録音の予約を解除してしまうかは、ユーザが
選択できるようにされる。
【0036】なお、記録再生装置10において、受信部
50がAM放送を受信するものである場合は、RF増幅
回路13ではアンテナから入来した電波のうち、必要な
周波数が選択されて、この高周波信号が増幅される。該
高周波信号はAGC(Automatic Gain Control)回路に
よって平均振幅がほぼ一定の振幅を有する高周波信号と
されてIF増幅回路15に供給され、DET17でAM
検波される。RF増幅回路13からRF振幅測定手段2
5に供給される信号は、AGCが施される前の、振幅が
電界強度に比例した高周波信号とされる。
【0037】次に、本発明記録再生装置の第2実施例に
ついて図2を基に説明する。図2は本発明記録再生装置
の第2実施例を示すブロック図である。図2において、
図1と同一機能、同一作用の要素には同一の符号を付し
その説明を省略する。図2に示す記録再生装置20と図
1に示す記録再生装置10との主な相違点は、図2では
図1におけるRF振幅測定手段25が削除され、代わり
にAF振幅測定手段29が設けられている点である。前
記AF振幅測定手段29には前記検波回路(DET)1
7の出力が供給される。AF振幅測定手段29では、所
定の時間内での検波された音響信号の平均振幅、最大振
幅、所定値以上の振幅が表れた回数などが測定され、A
M振幅情報として制御手段31に供給される。前記回数
の測定は必ずしも行われなくてよい。
【0038】制御手段31では、前記AF振幅情報を基
に、受信した音響信号が有効な音響信号であるかどうか
の判定が行われる。例えば、前記音響信号の所定の時間
内の平均振幅が所定値以上で、かつその時間内に最大振
幅が1回以上所定値以上になった場合に有効な音響信号
であると判断され、それ以外では無効な音響信号である
と判断される。制御手段31は前記受信状態に応じて次
のように記録手段19を制御する。すなわち、記録手段
19がこれから記録媒体に音響信号を記録しようとして
いる場合においては、前記音響信号が無効な音響信号で
あると判断されると、記録手段19での記録は行われ
ず、また、有効な音響信号であると判断されると、記録
手段19での記録が開始される。
【0039】記録手段19ですでに音響信号の記録が行
われている場合においては、AF振幅情報に応じて次の
ような動作が行われる。すなわち、有効な音響信号であ
ると判断された場合には、その時点までに記録された音
響信号は消去されず、そのまま記録が継続される。ま
た、無効な音響信号であると判断された場合には、前記
AF振幅情報が検出される以前に記録された音響信号は
実質的に消去される。該実質的に消去する方法について
は、前記第1実施例について説明したとおりである。
【0040】次に、本発明記録再生装置の第3実施例に
ついて図3を基に説明する。図3は本発明記録再生装置
の第2実施例を示すブロック図である。図3において、
図1と同一機能、同一作用の要素には同一の符号を付し
その説明を省略する。図3に示す記録再生装置30と図
1に示す記録再生装置10との主な相違点は、図3では
AF振幅測定手段29が設けられている点と、制御手段
33にRF振幅測定手段27の出力とAF振幅測定手段
29の出力とが供給されている点である。RF振幅測定
手段27とAF振幅測定手段29については、第1の実
施例と第2の実施例で述べたとおりである。
【0041】制御手段33は、前記RF振幅測定手段2
7の出力及びAF振幅測定手段29の出力に応じて、記
録手段19を制御するための制御信号を記録手段19に
供給する。そして制御手段33では、前記RF振幅情報
から前記電界強度が所定値以上であると判断され、且つ
AF振幅情報から、受信された音響信号が有効な音響信
号であると判断されると、総合的に良好な受信状態であ
ると判断され、それ以外は総合的に不良の受信状態であ
ると判断される。該判断に基づいて記録手段19での記
録態様が次のように制御される。
【0042】記録手段19がこれから記録媒体に音響信
号を記録しようとしている場合には、前記総合的に不良
の受信状態である場合には、記録手段19での記録は行
われない。また、前記総合的に良好な受信状態である場
合には、記録手段19での記録が開始される。
【0043】記録手段19ですでに音響信号の記録が行
われている場合において、次のように制御される。すな
わち、前記総合的に良好な受信状態であると判断された
場合には、その時点までに記録された音響信号は消去さ
れず、そのまま記録が継続される。また、前記総合的に
不良な受信状態であると判断された場合には、それ以前
に以前に記録された音響信号は実質的に消去される。該
実質的に消去する方法については、前記第1実施例につ
いて説明したとおりである。
【0044】前記第3実施例では、RF振幅情報とAF
振幅情報とを用いて、記録媒体への記録態様を制御して
いるために、受信中の音響情報を記録すべきかどうか、
あるいは記録済みの音響信号を消去すべきかどうかの判
断がより的確に行われれる。
【0045】次に、本発明記録再生装置の第4実施例に
ついて図4を基に説明する。図4は本発明記録再生装置
の第4実施例を示すブロック図である。図4において、
図3と同一機能の要素には同一の符号を付しその説明を
省略する。図4に示す記録再生装置40と図3に示す記
録再生装置30との主な相違点は、図4ではIF増幅回
路15とRF振幅測定手段27との間にノイズ減衰手段
27Aが設けられている点と、DET17とAF振幅測
定手段29との間にノイズ減衰手段29Aが設けられて
いる点である。ノイズ減衰手段27Aは、RF信号又は
IF信号に含まれるノイズを除去してRF振幅測定手段
27でのRF振幅情報の検出が高精度に行われるように
するためのものであり、例えば必要な帯域のみを通過さ
せる帯域フィルタで構成される。
【0046】ノイズ減衰手段29Aは、DET17から
出力される音響信号に含まれるノイズを除去してAF振
幅測定手段29でのAF振幅情報の検出が高精度に行わ
れるようにするためのものであり、例えば100Hzか
ら3kHzの帯域のみを通過させる帯域フィルタで構成
される。これにより、例えば、オートバイなどが発生す
るパルス性のノイズによってRF振幅測定手段25やA
F振幅測定手段29で生じる計測誤差が縮小される。
【0047】次に、本発明記録再生装置の第5実施例に
ついて図5を基に説明する。図5は本発明記録再生装置
の第5実施例を示すブロック図である。図5において、
図2と同一機能の要素には同一の符号を付しその説明を
省略する。図5に示す記録再生装置60と図2に示す記
録再生装置20との主な相違点は、図5では、AF振幅
測定手段29の代えてノイズ測定手段37が設けられて
いる点である。ノイズ測定手段37では、検波して得ら
れた音響信号に含まれるノイズが測定される。そして、
所定時間の平均レベルが所定値以上であると判定された
ときに、制御手段27の指示により既に記録された音響
データが、前記記録内容管理表を書き換えるなどによっ
て実質的に消去されるか、或いは前記記録媒体に前記音
響信号を記録しないようにされる。また、所定時間の平
均レベルが所定値より小さいと判定されたときには、既
に記録された音響データが消去されないか、或いは前記
記録媒体に前記音響信号が記録されるようになる。アン
テナに入来する電波の電界強度が大きいにもかかわら
ず、前記音響信号に多くのノイズが含まれるケースとし
ては、オートバイが発するパルス性ノイズに起因するも
の、テレビジョンの水平走査回路が発する電磁界に起因
するものなどがある。前記ノイズの測定は、前記音響信
号を直接測定するのではなく、100kHz程度の遮断
周波数を有する図示しない高域通過フィルタを介して測
定される。
【0048】前記第5実施例は、前記した電界強度の測
定と併せて用いるとより効果的的である。すなわち、電
界強度が所定値以下であると判断されても、音響信号の
ノイズレベルが所定値以下であれば、記録済みの音響信
号を実質的に消去しないか、或いは前記記録媒体に前記
音響信号を記録するようにすることが可能である。電界
強度が所定値以上であると判断されても、音響信号のノ
イズレベルが所定値以上であれば、記録済みの音響信号
を実質的に消去するか、或いは前記記録媒体に前記音響
信号を記録しないようにすることも可能である。さら
に、電界強度が所定値以上であると判断され、且つ音響
信号のノイズレベルが所定値より小さいときに、記録済
みの音響信号を実質的に消去しないか、或いは前記記録
媒体に前記音響信号を記録するようにすることも可能で
ある。なお、本発明のラジオ放送記録再生方法は、前記
した本発明記録再生装置と同一趣旨の発明であるが、前
記受信部と前記記録部とが、独立した別々の装置である
場合にも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明記録再生装置の第1実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明記録再生装置の第2実施例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明記録再生装置の第3実施例を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明記録再生装置の第4実施例を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明記録再生装置の第5実施例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
13 RF(高周波)増幅回路 15 IF(中間周波)増幅回路 17 検波回路(DET) 19 記録手段 25 RF(高周波)振幅測定手段 27、31、33、35 制御手段 27A、29A ノイズ減衰手段 29 AF(オーディオ信号)振幅測定手段 37 ノイズ測定手段 50 受信手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナから入来した高周波信号を高周波
    増幅回路で増幅してラジオ放送を受信する受信手段と、
    該受信手段で受信した音響信号を記録媒体に記録する記
    録手段とを有するラジオ付き記録再生装置において、 前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定してRF振幅
    情報を検出するRF振幅測定手段を備え、前記RF振幅
    情報の検出以前に前記記録媒体に記録した前記音響信号
    を、前記RF振幅情報の検出後に実質的に消去するか、
    消去しないかを、前記RF振幅情報に基づいて制御する
    ことを特徴とするラジオ付き記録再生装置。
  2. 【請求項2】アンテナから入来した高周波信号を高周波
    増幅回路で増幅してラジオ放送を受信する受信手段と、
    該受信手段で受信した音響信号を記録媒体に記録する記
    録手段とを有するラジオ付き記録再生装置において、 前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定してRF振幅
    情報を検出するRF振幅測定手段を備え、前記記録手段
    で前記音響信号を記録するか、記録しないかを、前記R
    F振幅情報に基づいて制御することを特徴とするラジオ
    付き記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記RF振幅測定手段で前記高周波信号の
    振幅に応じた信号を測定中に、所定の時間以上に渉って
    前記高周波信号の振幅が所定の振幅以下になったとき
    に、該時刻以前に前記記録媒体に記録した前記音響信号
    を実質的に消去するか、あるいは前記時刻以降には前記
    記録媒体に前記音響信号を記録しないことを特徴とする
    請求項1又は2記載のラジオ付き記録再生装置。
  4. 【請求項4】ラジオ放送を受信する受信手段と、該受信
    手段で受信した音響信号を記録媒体に記録する記録手段
    とを有するラジオ付き記録再生装置において、 前記記録装置で記録中に前記音響信号の振幅を測定し
    て、所定時間内の前記音響信号の平均振幅と最大振幅か
    らなるAF振幅情報を検出するAF振幅測定手段を備
    え、前記AF振幅情報の検出以前に前記記録媒体に記録
    した前記音響信号を、前記AF振幅情報の検出後に実質
    的に消去するか、消去しないかを、前記AF振幅情報に
    基づいて制御することを特徴とするラジオ付き記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】アンテナから入来した高周波信号を高周波
    増幅回路で増幅してラジオ放送を受信する受信手段と、
    該受信手段で受信した音響信号を記録媒体に記録する記
    録手段とを有するラジオ付き記録再生装置において、 前記音響信号の振幅を測定してAF振幅情報を検出する
    AF振幅測定手段と、前記高周波信号の振幅に応じた信
    号を測定してRF振幅情報を検出するRF振幅測定手段
    とを備え、前記AF振幅情報の検出と前記RF振幅情報
    の検出以前に前記記録媒体に記録した前記音響信号を、
    前記AF振幅情報の検出と前記RF振幅情報の検出後に
    実質的に消去するか、消去しないかを、前記AF振幅情
    報と前記RF振幅情報とに基づいて制御することを特徴
    とするラジオ付き記録再生装置。
  6. 【請求項6】アンテナから入来した高周波信号を高周波
    増幅回路で増幅してラジオ放送を受信する受信手段と、
    該受信手段で受信した音響信号を遅延させる遅延手段
    と、該遅延手段の出力を記録媒体に記録する記録手段と
    を有するラジオ付き記録再生装置において、 前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定してRF振幅
    情報を検出するRF振幅測定手段及び/又は前記受信し
    た音響信号の振幅を測定してAF振幅情報を検出するA
    F振幅測定手段とを備え、前記遅延した音響信号を前記
    記録手段で記録するか、記録しないかを、前記RF振幅
    情報及び/又は前記AF振幅情報に基づいて制御するこ
    とを特徴とするラジオ付き記録再生装置。
  7. 【請求項7】前記AF振幅測定手段及び/又は前記RF
    振幅測定手段はノイズを減衰させるためのノイズ減衰手
    段を備え、該ノイズ減衰手段の出力を用いて前記振幅の
    測定を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載のラジオ付き記録再生装置。
  8. 【請求項8】ラジオ放送を受信する受信手段と、該受信
    手段で受信した音響信号を記録媒体に記録する記録手段
    とを有するラジオ付き記録再生装置において、 前記記録装置で記録中に前記音響信号に含まれるノイズ
    を測定するノイズ測定手段を備え、前記音響信号の所定
    時間内の平均ノイズレベルが所定値以上であるときは、
    既に前記記録媒体に記録した前記音響信号を実質的に消
    去するか、或いは前記記録媒体に前記音響信号を記録し
    ないことを特徴とするラジオ付き記録再生装置。
  9. 【請求項9】アンテナから入来した高周波信号を高周波
    増幅回路で増幅してラジオ放送を受信し、該受信した音
    響信号を記録媒体に記録するラジオ放送記録再生方法に
    おいて、 前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定してRF振幅
    情報を検出し、前記RF振幅情報の検出以前に前記記録
    媒体に記録した前記音響信号を、前記RF振幅情報の検
    出後に実質的に消去するか、消去しないかを、前記検出
    したRF振幅情報に基づいて制御することを特徴とする
    ラジオ放送記録再生方法。
  10. 【請求項10】アンテナから入来した高周波信号を高周
    波増幅回路で増幅してラジオ放送を受信し、該受信した
    音響信号を記録媒体に記録するラジオ放送記録再生方法
    において、 前記高周波信号の振幅に応じた信号を測定してRF振幅
    情報を検出し、前記記録手段で前記音響信号を記録する
    か、記録しないかを、前記検出したRF振幅情報に基づ
    いて制御することを特徴とするラジオ放送記録再生方
    法。
  11. 【請求項11】ラジオ放送を受信する受信手段で受信し
    た音響信号を記録媒体に記録するラジオ放送記録再生方
    法において、 前記記録媒体に記録中に前記音響信号の振幅を測定し
    て、所定時間内の前記音響信号の平均振幅と最大振幅を
    示すAF振幅情報を検出し、前記AF振幅情報の検出以
    前に前記記録媒体に記録した前記音響信号を、前記AF
    振幅情報の検出後に実質的に消去するか、消去しないか
    を、前記AF振幅情報に基づいて制御することを特徴と
    するラジオ放送記録再生方法。
  12. 【請求項12】ラジオ放送を受信する受信手段で受信し
    た音響信号を記録媒体に記録するラジオ放送記録再生方
    法において、 前記記録媒体に記録中に前記音響信号に含まれるノイズ
    を測定して、前記音響信号の所定時間内の平均ノイズレ
    ベルが所定値以上であるときは、既に前記記録媒体に記
    録した前記音響信号を実質的に消去するか、或いは前記
    記録媒体に前記音響信号を記録しないことを特徴とする
    ラジオ放送記録再生方法。
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