JPH05101530A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録再生装置

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JPH05101530A
JPH05101530A JP25620691A JP25620691A JPH05101530A JP H05101530 A JPH05101530 A JP H05101530A JP 25620691 A JP25620691 A JP 25620691A JP 25620691 A JP25620691 A JP 25620691A JP H05101530 A JPH05101530 A JP H05101530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
digital
circuit
analog
magnetic tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP25620691A
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English (en)
Inventor
Koichi Iida
孝一 飯田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログ,ディジタル兼用記録再生装置にお
いて、ディジタル信号再生音を消去できる磁気テープ記
録再生装置の提供を目的とする。 【構成】 ディジタル信号の再生であることを検出する
検出回路11と、その検出出力によって再生音増幅回路
をミュートするミュート回路12を備えた構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ信号とディジタ
ル信号の両方を記録・再生可能な磁気テープ記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープレコーダ装置はアナロ
グ信号の記録を主目的に作られており、これにディジタ
ルデータ記録の機能を追加したものも考案されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述したよう
な従来のテープレコーダ装置について説明する。
【0004】図3は従来のテープレコーダ装置にディジ
タルの変復調装置を付加した場合の構成を示すものであ
る。図3において、30は従来のテープレコーダ本体、
31はディジタルの変復調装置であり、38のディジタ
ル変調回路の出力はテープレコーダ装置のアナログ入力
に、39のディジタル復調回路は、テープレコーダ装置
のテープ再生出力に接続されている。32はテープレコ
ーダの機構部および機構制御部、37はスピーカ駆動用
のアナログ再生回路である。
【0005】まず、記録するディジタル信号は、ディジ
タル変復調回路31にて変調され、テープレコーダ装置
30で記録可能なアナログ信号となる。このアナログ信
号はアナログ記録回路35を経て、機構部33で磁気テ
ープに記録される。次にディジタル信号の再生時は、磁
気テープの出力はアナログ再生回路36で増幅され、デ
ィジタル復調回路39にてアナログからディジタルの信
号列に戻される。また、再生時には、これと平行してア
ナログ再生回路37にてスピーカが駆動され、音として
聞くことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のような構成において、音声などのアナログ信号のみが
記録されている場合は特に問題はないが、アナログ信号
とディジタル信号が混在して記録されている場合、高い
レベルでしかも広い周波数帯域を使用したディジタル変
調信号が音として再生されることがあるため、スピーカ
からの再生音が著しく不快であるという問題点を有して
いた。
【0007】本発明は上記問題点を解決するもので、デ
ィジタル・アナログ共用でありながら再生時に不快なデ
ィジタルの変調音を消去できる磁気テープ記録再生装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、アナログ信号とディジタル信号の双方を記
録・再生する回路と、再生時にディジタル信号まはアナ
ログ信号であることを検出する検出手段を備え、その検
出出力でアナログ信号の再生出力を禁止または有効とす
るミュート回路を備えた構成を有する。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によって、アナログとディジ
タルの両信号が混在して記録された磁気テープの再生時
にアナログ信号の記録部分ではスピーカからそのまま音
として再生し、ディジタルの変調信号の記録部分では音
を消去する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例における磁気テー
プ記録装置のブロック図である。図1において、1は機
構部、2は記録回路部、3は再生回路部である。機構部
1はテープレコーダ機構部4と、機構制御回路5を含
む。記録回路部2は、アナログ記録回路6とディジタル
記録回路7、およびその切り替え回路を含む。再生回路
部3は、音量調整用ボリウムコントローラ8,ミュート
機能付き増幅器9,スピーカ10,ディジタルまたはア
ナログの信号検出回路11,ミュート制御回路12,デ
ィジタルデータ復調回路13を含む。
【0012】まず、磁気テープへの記録時、アナログ記
録回路6または、ディジタル記録回路7で生成された記
録用アナログ信号は、切り替え回路で選択され機構部1
のアナログ入力として入力される。機構部1では機構制
御回路5によって、機構部4に内蔵されているモータを
回転させ、磁気テープを一定速度で走行させ、入力され
たアナログ信号を記録する。
【0013】次に、磁気テープからの信号再生時、磁気
ヘッドそのものの出力は微小なので、いったん増幅さ
れ、機構部1からのアナログ出力として出力される。こ
のアナログ出力は、ボリウムコントローラ8,増幅器
9,スピーカ10で構成される通常のアナログ信号再生
回路で再生される。また、復調回路13で、ディジタル
データの再生が可能である。さらに、11,12は本発
明の特徴であるディジタル信号、またはアナログ信号で
あることを検出する検出回路と、アナログ信号をミュー
トするミュート回路である。
【0014】磁気テープから再生された信号は、ボリウ
ムコントローラ8,増幅器9,スピーカ10の再生回路
にて再生されるとともにディジタル信号の復調回路13
にてディジタルの復調が行なわれる。さらに、本装置で
は検出回路11にて再生信号を判定しディジタル信号で
あれば検出出力を12のミュート回路に出力する。ミュ
ート回路12では、通常は入力信号をそのまま出力に伝
達するが、ディジタル信号であると判定された信号が制
御入力として入力されると、その出力をカットする。こ
の動作によって、ディジタルの信号の再生中はスピーカ
から音として放射されないので、耳障りなディジタルの
変調信号は聞こえない。図5は本検出回路11と、ミュ
ート回路12の一例である。まず、ハイパスフィルタで
再生ディジタル変調信号の特徴である高い周波数のみを
通過させ、その信号出力を出力レベルに応じた直流電圧
に変換する。さらにコンパレータで基準レベルと比較
し、より確かな判定信号とする。判定信号はミュート回
路12の、MOSトランジスタのゲートをコントロール
する。ミュート回路12では、判定信号がハイレベルで
MOSトランジスタをオンさせたとき増幅器9へのアナ
ログ出力をトランジスタでバイパスし、信号をミュート
する。また、ローレベルでMOSトランジスタをオフさ
せたとき、増幅器9への信号を有効とする。
【0015】図4に通常の音声の周波数分布とディジタ
ルの変調信号の周波数分布の例を示す。ディジタル信号
は変調方式や、記録密度によってはさらに高い周波数を
含むので、容易にアナログ信号か、ディジタル信号かを
判別できる。
【0016】以上のように本発明の実施例の磁気テープ
記録再生装置によれば、アナログ信号か、ディジタル信
号の変調信号かを判定する判断回路を設けてあるので、
アナログ・ディジタル混在記録における、ディジタル信
号のスピーカ出力を防止することができ、不用で耳障り
な再生音を消去できる。
【0017】なお、本実施例では検出回路をフィルタと
直流電圧への変換、およびコンパレータ回路としたが、
変調信号や音声であるこが判別できる手段であれば種々
の変形ができるのはいうまでもない。例えば、再生信号
をコンパレータに入力することによってゼロクロス信号
を作り、ディジタル変調信号の周波数成分があるかどう
かの判定であってもよい。また、図6のようにヒステリ
シス特性をもつコンパレータを使用すると音声などに含
まれる無音部分のノイズによる誤動作が防げるのでさら
によい。また、再生信号の振幅の変化が大きいものが音
声、小さいものがディジタルの変調信号と判断してもよ
い。
【0018】その他、図2のようにミュート信号の取り
出し部も特別に検出回路を設けなくとも復調回路の同期
信号検出信号や、PLL回路のロック信号、復調信号キ
ャリヤ検出の信号を使用してもよい。この場合、復調信
号の内容をソフトウェアで判断してミュートするもので
あってもよいし、変調データの中に特殊なビットパター
ンを入れておき自動的にミュート制御を行なうものであ
ってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、再生時にディジタル信号または、アナログ信
号であることを検出する検出手段を備え、その検出出力
で、アナログ信号の再生出力を禁止するように配してあ
るので、テープ再生時の不要な音を消去できる磁気テー
プ記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気テープ記録装置
のブロック図
【図2】同装置における同一の効果を呈する再生回路図
【図3】従来の磁気テープ記録装置のブロック図
【図4】音声信号とディジタル信号のスペクトラムを示
す特性図
【図5】本発明の一実施例のミュート回路,検出回路の
回路図
【図6】本発明の一実施例の今一つの検出回路の回路図
【符号の説明】
2 記録回路部 3 再生回路部 6 アナログ記録回路 7 ディジタル記録回路 11 検出回路 12 ミュート回路 20 再生回路部 21 復調回路 22 判定手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号とディジタル信号の双方を
    記録・再生する回路と、再生時にディジタル信号である
    ことを検出する検出手段を備え、前記検出手段の出力で
    アナログ信号の再生出力を禁止するようにした磁気テー
    プ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 アナログ信号とディジタル信号の双方を
    記録・再生する回路と、再生時にアナログ信号であるこ
    とを検出する検出手段を備え、前記検出手段の出力でア
    ナログ信号の再生出力を有効とする磁気テープ記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル信号の検出手段は再生出力の
    周波数スペクトルの違いを判定する手段である請求項1
    または2記載の磁気テープ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル信号の検出手段は特定パター
    ンのディジタルデータが再生されたことを判定する手段
    である請求項1または2記載の磁気テープ記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 ディジタル信号の検出手段はディジタル
    データが正しく再生されたことを判定する手段である請
    求項1または2記載の磁気テープ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 アナログまたはディジタル信号の検出手
    段は再生出力の振幅変化の違いを判定する手段である請
    求項1または2記載の磁気テープ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 アナログまたはディジタル信号の検出手
    段は再生出力ゼロクロス回数の違いを判定する手段であ
    る請求項1または2記載の磁気テープ記録再生装置。
JP25620691A 1991-10-03 1991-10-03 磁気テープ記録再生装置 Pending JPH05101530A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271217A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Mitsumi Electric Co Ltd ミュート回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271217A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Mitsumi Electric Co Ltd ミュート回路
JP4497265B2 (ja) * 2001-03-08 2010-07-07 ミツミ電機株式会社 ミュート回路

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