JP4546375B2 - 放送受信機 - Google Patents

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Description

本発明は放送受信機に関し、特に、受信した放送内容(コンテンツ)をDVDやHDD等の各種メディアに記録する機能を備えた放送受信機に関する。
近年、音声や映像等のデジタル信号処理技術の進歩に伴い、ラジオやテレビで放送される受信品質(音質/画質)の良いコンテンツを手軽にDVDやHDD等の各種メディアに記録し、再生することが容易に行えるようになってきた。しかし、放送コンテンツを簡単に録音/録画することができるようになった反面、メディアに記録されるコンテンツの量は増え、その保存や破棄等の管理に手間がかかるようになってきた。
すなわち、録音/録画したコンテンツの量が増えてくるとメディアの空き容量が少なくなってくるため、記録可能な空き容量が無くなってしまう前に、録音/録画したコンテンツの整理が必要になってくる。また、メディアに記録したコンテンツの受信品質が良ければそのまま保存し、受信品質が悪ければ保存せずに破棄したい場合もある。
このような場合、従来の技術では、メディアに記録されている放送内容(コンテンツ)をユーザ指示に基づいて再生し、ユーザがスピーカやディスプレイを通して当該コンテンツの記録時の受信品質(音切れの具合や雑音の量、画面のちらつきなど)を判断することで、当該コンテンツをそのまま保存するか又は破棄するかの作業を行っていた。
かかる従来技術に関連する技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、番組データを含む放送信号を受信して記録媒体に記録する放送信号受信記録システムにおいて、最初の録画の画質が悪かった場合に、適当なタイミングでユーザに再録画を示唆するとともに、ユーザの選択に従って自動的に再録画を行うようにしたものがある。
特開2001−245264号公報
上述したように受信した放送コンテンツを記録保存する機能を備えた従来の放送受信機では、その保存したコンテンツの記録時の受信品質(音切れの具合や雑音の量など)は、当該コンテンツを再生してみなければ分からなかった。このため、記録したコンテンツの整理(受信品質の悪いコンテンツを破棄し、受信品質の良いコンテンツを残す等の作業)に手間がかかり、このような作業はユーザにとっては非常に煩わしいといった課題があった。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、記録した放送コンテンツを再生しなくてもその記録時の受信品質が分かるようにし、ひいては当該コンテンツの管理上の便宜に寄与することができる放送受信機を提供することを目的とする。
上記の従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、受信した放送波に含まれるコンテンツを格納するメモリ手段と、前記コンテンツの受信品質を取得する受信品質取得手段と、画面を備えた表示手段と、ユーザが指示もしくは設定する情報を入力する情報入力手段と、前記メモリ手段、受信品質取得手段、表示手段及び情報入力手段に動作可能に接続された制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記コンテンツを前記メモリ手段に記録する際に、当該コンテンツについて取得された受信品質の情報をそのコンテンツの識別情報とリンクさせて記録し、前記情報入力手段を介してユーザ指示があったときに、前記メモリ手段の記録内容を参照して前記受信品質の情報及びその対応するコンテンツの識別情報を前記表示手段の画面に表示させ、前記コンテンツを前記メモリ手段に記録している最中に当該コンテンツの受信品質とそのジャンルを判定し、所望の受信品質に満たない場合で、かつ、該ジャンルが品質を重視すべき内容のものであると判定した場合に、当該コンテンツの記録を中止し、前記メモリ手段から当該コンテンツを削除すると共に、当該コンテンツの受信品質の情報及びその識別情報を削除することを特徴とする放送受信機が提供される。
本発明に係る放送受信機によれば、受信した放送コンテンツをメモリ手段に記録する際に、当該コンテンツについて取得した受信品質の情報をそのコンテンツの識別情報(例えば、アーティスト名、曲名など)とリンクさせて記録しておき、必要に応じて当該コンテンツに関する情報(受信品質の情報、識別情報)を表示手段の画面に表示するようにしている。従って、この画面に表示された情報をユーザが参照することで、受信した放送コンテンツが受信品質の良い状態で保存されたのか又は悪い状態で保存されたのかを確認することができる。つまり、メモリ手段に記録した放送コンテンツを再生しなくても、その記録時の受信品質を知ることができる。
これは、当該コンテンツの管理上の便宜に寄与する。つまり、従来技術に見られたような不都合(いったん記録したコンテンツを再生してユーザ自らがその受信品質の良し悪しを判断し、その結果に基づいて当該コンテンツの整理を行うといった作業の煩わしさ)を解消することができる。
また、受信した放送コンテンツを記録している最中に、所望の受信品質に満たない場合で、かつ、該ジャンルが品質を重視すべき内容のものであると判定した場合に当該コンテンツを自動的に削除するようにしているので、ユーザのコンテンツ削除に係る手間を省くことができる。さらに、放送コンテンツを記録している最中であっても受信品質が所望の値に達していない「品質」重視のコンテンツであれば、その時点で当該コンテンツの記録を中止するようにしているので、他の放送チャンネルに切り換えることができる。
本発明に係る放送受信機の他の形態及びその動作については、後述する発明の実施の形態を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車載放送受信機の構成を概略的に示したものである。本実施形態では、本発明に係る放送受信機を車載用オーディオ/ビデオ(A/V)システムに組み込んで使用した場合の構成例を示している。
本実施形態に係る車載放送受信機10は、各放送局から伝送されてくるラジオ電波(例えば、AM/FM放送波、衛星デジタル放送波、地上デジタル放送波など)を受信するためのアンテナ11と、このアンテナ11に接続されたフロントエンド12と、このフロントエンド12の後段に接続されたバックエンド13と、フロントエンド12及びバックエンド13に動作可能に接続された受信機制御部14と、バックエンド13の後段に接続されたハードディスクドライブ(HDD)15と、このHDD15と受信機制御部14に動作可能に接続されたHDD制御部16と、HDD15の後段にそれぞれ接続されたオーディオ処理部17及びビデオ処理部18と、各処理部17,18の出力端にそれぞれ接続されたスピーカ19及びLCDモニタ等のディスプレイ20とを備えている。
さらに、HDD制御部16にはユーザインタフェースとしてのホストコントローラ21が接続され、このホストコントローラ21には操作部22が設けられている。このホストコントローラ21は、例えば、ヘッドユニット(表示機能付操作ユニット)の形態で構築され、車室内のフロント席の乗員が確認し操作できるようにセンターコンソールのほぼ中間位置に設置されている。この形態では、ディスプレイ20と操作部22は、ヘッドユニット(ホストコントローラ21)のフロントパネル上に一体化されている。
フロントエンド12は、基本的にはホストコントローラ21と協働する受信機制御部14からの制御に基づいて放送波の受信及びその選択を行うための前段ブロックであり、受信する放送波の種類に応じて各種機能ブロックを備えている。例えば、地上波デジタルTV放送を受信する場合には、アンテナ11を通して受信された放送波に対して周波数同調を行うためのチューナ部、このチューナ部から選択出力された放送波をMPEG2−TS (Transport Stream) 形式のデジタルデータに変換するためのOFDM(直交周波数分割多重)復調部、所定の誤り検出及びその訂正処理を行うための誤り訂正部などの機能ブロックを備えている。
バックエンド13は、基本的にはホストコントローラ21と協働する受信機制御部14からの制御に基づいてフロントエンド12から出力された放送波信号の復調(デコード)を行うための後段ブロックであり、フロントエンド12の構成に対応して各種機能ブロックを備えている。例えば、上記と同様に地上波デジタルTV放送を受信する場合には、フロントエンド12から出力されたMPEG2−TS形式のデジタルデータをオーディオ信号とビデオ信号に分離するためのMPEG2−TS復調部、分離されたオーディオ信号及びビデオ信号をデコードするためのオーディオデコーダ及びビデオデコーダなどの機能ブロックを備えている。この場合、分離されたビデオ信号は、メインピクチャ(映像情報)ビットストリームとサブピクチャ(文字情報)ビットストリームからなり、メインピクチャビットストリームはMPEG2のフォーマットに従って圧縮された信号であり、サブピクチャビットストリームはランレングス圧縮方式に従って圧縮された信号である。
さらに、このバックエンド13は、後述するようにホストコントローラ21と協働する受信機制御部14からの制御に基づいて放送コンテンツの受信品質を数値化したものを取得する機能を有している。この「受信品質を数値化したもの」とは、定期的に取得した受信品質を統計的に総合した数値であり、以下の記述では便宜上、「記録(録音/録画)状態値」ともいう。受信品質は以下のようにして求められる。
例えば、アナログ放送を受信する場合には、その受信信号の電界強度を検出することにより当該放送波の受信品質を決定することができ、デジタル放送を受信する場合には、その受信信号からビットエラーレート(BER)やパケットエラーレート(PER)、誤り訂正数などを検出することにより当該放送波の受信品質を決定することができる。また、IBOC(In Band On Channel)方式を採用したデジタル音声放送を受信する場合には、現状の技術ではハイブリッド方式(アナログ放送搬送波の両側波帯にデジタル変調波を付加した方式)で運用されているので、このデジタル変調波(音声放送信号)の有無に応じて出力放送波のアナログからデジタル、又はデジタルからアナログへの自動切替を行う処理(ブレンド機能)の回数を検出することにより、当該放送波の受信品質を決定することができる。
このようにして取得された「受信品質」を指示する情報(受信品質情報RQ)は、上記のデコードされた放送コンテンツ(デジタルのオーディオ信号AS及びビデオ信号VS)と共に、ホストコントローラ21と協働するHDD制御部16からの制御に基づいてHDD15に転送される。つまり、受信した放送コンテンツ及びその受信品質に関するデータがHDD15に記録され、保存される。この際、受信品質情報RQは、その対応する放送コンテンツを識別できる情報(例えば、アーティスト名、曲名、番組名など)とリンクさせて、「コンテンツリスト」の態様で記録される。
オーディオ処理部17は、ホストコントローラ21と協働するHDD制御部16からの制御に基づいてHDD15から読み出されたデジタルオーディオ信号ASをアナログオーディオ信号に変換し、電力増幅してスピーカ19に出力する機能ブロックである。一方、ビデオ処理部18は、同様にHDD制御部16からの制御に基づいてHDD15から読み出されたデジタルビデオ信号VS(コンテンツリスト情報CLも含む)に対し、メインピクチャ(映像情報)とサブピクチャ(文字情報)とをデジタル合成し、その合成されたデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換してディスプレイ20に出力する機能ブロックである。
ホストコントローラ21はマイクロコンピュータ(マイコン)等により構成され、基本的には、本受信機10が組み込まれたA/Vシステム全体を制御すると共に、車両に搭載されたナビゲーションシステムを制御するためのものである。従って、HDD15には、上記の受信した放送コンテンツ(AS,VS)及びその受信品質(RQ)に関するデータの他に、ナビゲーションに必要な地図データも格納されている。さらに、このホストコントローラ21は、後述するように受信機制御部14及びHDD制御部16と協働して、放送コンテンツ及びその受信品質の記録に係る処理、コンテンツリスト(CL)の表示及びそれに基づくコンテンツ削除に係る処理、放送コンテンツ及びその受信品質の記録と受信品質の判定に基づくコンテンツ自動削除に係る処理、放送コンテンツ及びその受信品質の記録と受信品質及びジャンル(放送内容)の判定に基づくコンテンツ自動削除に係る処理を制御する機能を有している。
操作部22には、 ユーザが指示もしくは設定する情報を入力するための各種操作キーが設けられている。特に本発明に関連するキーとしては、HDD15に記録されたコンテンツの受信品質情報RQを全てリスト表示させるか又は特定の一部のみリスト表示させるかを設定するためのキー、HDD15へのコンテンツの記録(録音/録画)の終了時に所望の受信品質に達していないコンテンツの自動削除を行わせるかどうかを設定するためのキー、記録している最中に所望の受信品質に達していない場合にその記録の自動削除を行わせるかどうかを設定するためのキー等が設けられている。操作部22の形態としては、ディスプレイ20の画面上に設けられたタッチパネルでもよいし、あるいはリモートコントローラ(リモコン)でもよい。
以上のように構成された車載放送受信機10において、バックエンド13は「受信品質取得手段」に、HDD15は「メモリ手段」に、ディスプレイ20は「表示手段」に、操作部22は「情報入力手段」に、受信機制御部14及びHDD制御部16と協働するホストコントローラ21は「制御手段」にそれぞれ対応している。
以下、本実施形態に係る車載放送受信機10において行う放送コンテンツ及びその受信品質の記録(コンテンツリストの作成)に係る処理について、その一例を示す図2を参照しながら説明する。
先ず最初のステップS1では、ホストコントローラ21において、操作部22を介してユーザ指示に基づいた各種の初期設定が行われたことを検出する。ここでいう初期設定には、例えば、録音/録画の対象とする放送局(チャンネル)や番組名などの設定が含まれる。
次のステップS2では、ホストコントローラ21(受信機制御部14)において、フロントエンド12を通して放送(コンテンツ)を受信した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS3に進み、判定結果がNOの場合には本処理フローは「終了」となる。
次のステップS3では、ホストコントローラ21(HDD制御部16)からの制御に基づいて当該コンテンツのHDD15への記録(録音/録画)を開始する。すなわち、フロントエンド12を通して選択出力された放送波信号はバックエンド13を通して所定の復調(デコード)処理がなされた後、HDD15に転送され、当該放送コンテンツ(オーディオ信号AS/ビデオ信号VS)の録音/録画が開始される。
また、この録音/録画の開始と同時に、ホストコントローラ21(HDD制御部16)からの制御に基づいて当該放送コンテンツをHDD15から読み出し、オーディオ処理部17/ビデオ処理部18を介してスピーカ19/ディスプレイ20に出力することで、再生動作を開始する。
次のステップS4では、ホストコントローラ21(受信機制御部14)からの制御に基づきバックエンド13において、上述したように当該コンテンツの受信品質を数値化したもの(記録(録音/録画)状態値)を取得する。例えば、アナログ放送であれば「受信電界強度」、デジタル放送であれば「ビットエラーレート」、「パケットエラーレート」など、IBOCデジタル音声放送であれば「ブレンド機能の回数」を検出することで、当該放送波の受信品質を決定することができる。
次のステップS5では、ホストコントローラ21(HDD制御部16)からの制御に基づいてその取得された受信品質情報RQがHDD15に転送され、その対応する放送コンテンツ(オーディオ信号AS/ビデオ信号VS)と共に記録される。このとき、受信品質情報RQは、当該コンテンツの識別情報(アーティスト名、曲名など)と対応付けられて記録される(コンテンツリストの作成)。
次のステップS6では、ホストコントローラ21が受信機制御部14及びHDD制御部16と協働して、当該コンテンツのHDD15への記録(録音/録画)が終了した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS2に戻って上記の処理を繰り返し、判定結果がNOの場合には当該コンテンツの記録が終了するまで処理を繰り返す。なお、当該コンテンツの記録が終了した場合には、当該コンテンツの再生動作も終了する。
次に、本実施形態に係る車載放送受信機10において行うコンテンツリストの表示及びそれに基づくコンテンツ削除に係る処理について、その一例を示す図3を参照しながら説明する。
先ず最初のステップS11では、ホストコントローラ21において、操作部22を介してユーザ指示に基づいた各種の初期設定が行われたことを検出する。ここでいう初期設定には、HDD15に録音/録画されたコンテンツの受信品質情報RQを全てリスト表示させるか又は特定の一部のみリスト表示させるかの設定が含まれる。
次のステップS12では、ホストコントローラ21において、操作部22を介してユーザによるリスト表示の指示(操作)があった(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS13に進み、判定結果がNOの場合には本処理フローは「終了」となる。
次のステップS13では、ホストコントローラ21(HDD制御部16)からの制御に基づいてHDD15からコンテンツリスト情報CLを読み出し、ビデオ処理部18を介してディスプレイ20の画面にそのコンテンツリストを表示する。このコンテンツリストには、特に図示はしないが、HDD15に記録された各コンテンツ毎に記録状態値(受信品質情報RQ)と当該コンテンツの識別情報(アーティスト名、曲名、番組名など)とを対応付けた情報が含まれている。
次のステップS14では、ホストコントローラ21において、操作部22を介してユーザによる削除の指示(操作)があった(YES)か否(NO)か、すなわち、画面に表示されているコンテンツリストの中からユーザが削除したいと考えているコンテンツが選択されたか否かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS15に進み、判定結果がNOの場合には本処理フローは「終了」となる。
次のステップS15では、ホストコントローラ21(HDD制御部16)からの制御に基づいてHDD15から当該コンテンツ(削除の指示があったコンテンツ)を削除すると共に、コンテンツリストから当該コンテンツに関する情報(受信品質を指示する記録状態値と、アーティスト名、曲名などの識別情報とを対応付けた情報)を削除する。そして、本処理フローは「終了」となる。
以上説明したように、本実施形態に係る車載放送受信機10によれば、受信した放送コンテンツの受信品質の良し悪しにかかわらず録音/録画操作が行われたコンテンツ及びそのコンテンツに関する情報(受信品質を指示する記録状態値と、アーティスト名、曲名などの識別情報とを対応付けた情報)を全てHDD15に記録しておき(図2)、後の段階で必要に応じて当該コンテンツに関する情報(コンテンツリスト)をディスプレイ20の画面に表示するようにしている(図3)。
従って、このコンテンツリストをユーザが参照することで、受信した放送コンテンツが受信品質の良い状態で保存されたのか又は悪い状態で保存されたのかを確認することができる。つまり、HDD15に記録した放送コンテンツを再生しなくても、その記録時の受信品質を知ることができる。
これによって、従来技術に見られたような不都合(いったん記録したコンテンツを再生してユーザ自らがその受信品質の良し悪しを判断し、その結果に基づいて当該コンテンツの保存又は破棄を行うといった作業の煩わしさ)を解消することができる。これは、HDD15に記録したコンテンツの管理上の便宜に寄与する。
また、受信品質の良し悪しにかかわらず録音/録画操作が行われたコンテンツ及びその関連する情報(記録状態値と識別情報とを対応付けた情報)は全て記録するようにしているので、後の段階で整理するときに、記録状態値が所望の品質(所定値)に達しないコンテンツのみを選択的に画面にリストアップさせることも可能である。例えば、ステップS11(図3)において初期設定を行う際にその旨の設定(受信品質情報RQの一部リスト表示)を行うことで、所定値に満たない記録状態値が付与されたコンテンツのみをリスト表示させることができる。これによって、必要であればそのリスト表示の中から所望するコンテンツをインターネット等からダウンロード(購入)することができる。
上述した実施形態(図2、図3)では、受信した放送コンテンツの受信品質の良し悪しにかかわらず当該コンテンツ及びその関連する情報を全て記録し、後の段階でコンテンツリストを画面上で確認して適宜コンテンツの削除を行うようにしたが、コンテンツ削除の形態はこれに限定されないことはもちろんである。例えば、放送コンテンツの記録が終了した時点で当該コンテンツの受信品質を判定し、所望の受信品質(記録状態値)に満たないコンテンツであればその時点で削除するようにしてもよい。その場合の実施形態を以下に説明する。
図4は、本実施形態に係る車載放送受信機10において行う放送コンテンツ及びその受信品質の記録(コンテンツリストの作成)と受信品質の判定に基づくコンテンツ自動削除に係る処理の一例を示したものである。
図4に示す処理フローは、図2に示した処理フローと比べて、ステップS6(コンテンツのHDD15への記録終了を判定する処理)の後に、さらにステップS7及びS8を追加した点で相違する。また、本処理フローにおける初期設定(ステップS1)では、さらに、録音/録画の終了時に所望の受信品質に達していないコンテンツの自動削除を行わせるかどうかの設定が含まれる。
ステップS7では(コンテンツの記録(録音/録画)の終了時)、ホストコントローラ21が受信機制御部14及びHDD制御部16と協働して、HDD15に記録された当該コンテンツの受信品質(記録状態値)が所定値以上である(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS2に戻って上記の処理を繰り返し、判定結果がNOの場合には次のステップS8に進む。
ステップS8では、ホストコントローラ21(HDD制御部16)からの制御に基づいてHDD15から当該コンテンツ(所定値未満の記録状態値が付与されたコンテンツ)を削除すると共に、コンテンツリストから当該コンテンツに関する情報(記録状態値と識別情報とを対応付けた情報)を削除する。この後、ステップS2に戻って上記の処理を繰り返す。
図4に示す処理フローによれば、受信した放送コンテンツの記録が終了した時点で当該コンテンツの受信品質を判定し、所望の受信品質に満たないコンテンツであればその時点で自動的に削除するようにしているので、ユーザのコンテンツ削除に係る手間を省くことができる。つまり、図3に例示したように画面に表示したコンテンツリストの中から所定値未満の記録状態値が付与されたコンテンツを確認し、そのコンテンツに対する削除の指示(操作)を行う必要が無くなる。
なお、図4に示す処理フローを実行した場合には、HDD15には受信品質の良いコンテンツのみが記録され、図3の処理フローにおいてステップS13で画面に表示されるコンテンツリストには、その受信品質の良いコンテンツの記録状態値と当該コンテンツの識別情報とを対応付けた情報のみが含まれる。この場合でも、そのコンテンツリストの中からユーザが削除したいと考えているコンテンツがあれば、削除の指示(操作)を行って当該コンテンツをHDD15から削除できることはもちろんである。
図4に示した処理フローでは、放送コンテンツの記録が終了した時点で当該コンテンツの記録状態値(受信品質)が所定値未満の場合に自動削除を行うようにしたが、コンテンツ削除を行うタイミングは必ずしもこれに限定されないことはもちろんである。例えば、放送コンテンツを記録している最中であっても、所望の受信品質に達しない場合にはその時点で自動削除を行うようにしてもよい。その場合の実施形態を以下に説明する。
図5は、本実施形態に係る車載放送受信機10において行う放送コンテンツ及びその受信品質の記録(コンテンツリストの作成)と受信品質及びジャンル(放送内容)の判定に基づくコンテンツ自動削除に係る処理の一例を示したものである。
図5に示す処理フローは、図4に示した処理フローと比べて、ステップS21〜S25までの処理については基本的にステップS1〜S5までの処理と同じであり、ステップS6〜S8の代わりにステップS26〜S29を備えた点で相違する。また、本処理フローにおける初期設定(ステップS21)では、録音/録画の最中に所望の受信品質に達していない場合にその録音等の自動中止(記録の自動削除)を行わせるかどうかの設定が含まれる。
ステップS26では(コンテンツリストを作成した後)、ホストコントローラ21が受信機制御部14及びHDD制御部16と協働して、HDD15に記録された当該コンテンツの受信品質(記録状態値)が所定値以上である(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS27に進み、判定結果がNOの場合にはステップS28に進む。
ステップS27では、ホストコントローラ21が受信機制御部14及びHDD制御部16と協働して、当該コンテンツ(この場合、所定値以上の記録状態値が付与されたコンテンツ)のHDD15への記録(録音/録画)が終了した(YES)か否(NO)かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップS22に戻って上記の処理を繰り返し、判定結果がNOの場合には当該コンテンツの記録が終了するまで処理を繰り返す。当該コンテンツの記録が終了すると、その再生動作も終了する。
一方、ステップS28では、ホストコントローラ21が受信機制御部14及びHDD制御部16と協働して、当該コンテンツ(所望の受信品質に達していないコンテンツ)のジャンル(放送内容)を判定する。本実施形態では、その判定したジャンルに応じて受信品質の悪い放送コンテンツの取扱いを変えるようにしている。例えば、ステレオ音声チャンネル(音楽や映画など)とモノラル音声チャンネル(ニュースやドキュメントなど)が記録(録音/録画)の対象となっている場合、ステレオ音声チャンネルについては「品質」を重視して、現在行っている記録を中止してステップS29に進み、モノラル音声チャンネルについては「情報性」を重視して、受信品質が悪くてもそのまま記録を継続してステップS27に進む。
ステップS29では(当該コンテンツの「品質」を重視する場合)、ホストコントローラ21(HDD制御部16)からの制御に基づいてHDD15から当該コンテンツ(所定値未満の記録状態値が付与されたコンテンツ)を削除すると共に、コンテンツリストから当該コンテンツに関する情報(記録状態値と識別情報とを対応付けた情報)を削除する。この後、ステップS22に戻って上記の処理を繰り返す。
図5に示す処理フローによれば、受信した放送コンテンツを記録している最中に当該コンテンツの受信品質を判定し、所望の受信品質に満たない場合においてそのコンテンツが「品質」を重視するものであればその時点で自動的に削除するようにしているので、ユーザのコンテンツ削除に係る手間を省くことができる。つまり、図3に例示したように画面に表示したコンテンツリストの中から所定値未満の記録状態値が付与されたコンテンツを確認し、そのコンテンツに対する削除の指示(操作)を行う必要が無くなる。
なお、図5に示す処理フローを実行した場合には、HDD15には受信品質の良いコンテンツと受信品質は悪いが「情報性」を重視したコンテンツのみが記録される。また、図3の処理フローにおいてステップS13で画面に表示されるコンテンツリストには、その受信品質の良いコンテンツと受信品質は悪いが「情報性」を重視したコンテンツの各記録状態値と当該コンテンツの識別情報とを対応付けた情報のみが含まれる。この場合でも、そのコンテンツリストの中からユーザが削除したいと考えているコンテンツがあれば、削除の指示(操作)を行って当該コンテンツをHDD15から削除できることはもちろんである。
また、図5に示す処理フローでは、記録中のコンテンツの受信品質及びジャンルの判定に基づいて所望の受信品質に満たない「品質」重視のコンテンツのみを自動削除の対象としたが、ジャンルの判定は行わずに受信品質の判定のみに基づいてコンテンツの自動削除を行うようにしてもよい。
また、一般的な放送受信機では、記録(録音/録画)中にチャンネルを切り替えるとその記録が中断してしまうため、放送コンテンツを記録している最中はその記録が終了するまでチャンネルを切り替えることができないようになっている。これに対し、図5に示す処理フローによれば、放送コンテンツを記録している最中であっても受信品質が所望の値に達していない「品質」重視のコンテンツであれば、その時点で録音等の自動中止を行うようにしているので、他のチャンネルに切り換えることができる。ただし、この機能は操作部22からのユーザ指示に基づいてオン/オフするものとする。
上述した各実施形態では、本発明に係る放送受信機を車載用に適用した場合を例にとって説明したが、本発明の要旨からも明らかなように、車載用に限定されないことはもちろんである。要は、受信した放送コンテンツを記録保存するメディア(図1の例では、HDD15)を備え、その保存したコンテンツを再生出力できる状況下にあれば、本発明は、一般的な各種放送受信機にも広く適用することが可能である。
また、上述した実施形態では、受信した放送コンテンツを記録するメディアとしてHDD15を用いた場合を例にとって説明したが、メディアの形態はこれに限定されず、例えば、DVDや読み出し/書き込み可能なCD−R/W等を用いてもよい。さらに、ディスクメディアに限定されないことはもちろんであり、例えば、メモリスティックやSDメモリ等の半導体メモリを使用することも可能である。
本発明の一実施形態に係る車載放送受信機の構成を概略的に示すブロック図である。 図1の車載放送受信機において行う放送コンテンツ及びその受信品質の記録(コンテンツリストの作成)に係る処理の一例を示すフロー図である。 図1の車載放送受信機において行うコンテンツリストの表示及びそれに基づくコンテンツ削除に係る処理の一例を示すフロー図である。 図1の車載放送受信機において行う放送コンテンツ及びその受信品質の記録(コンテンツリストの作成)と受信品質の判定に基づくコンテンツ自動削除に係る処理の一例を示すフロー図である。 図1の車載放送受信機において行う放送コンテンツ及びその受信品質の記録(コンテンツリストの作成)と受信品質及びジャンル(放送内容)の判定に基づくコンテンツ自動削除に係る処理の一例を示すフロー図である。
符号の説明
10…車載放送受信機、
12…フロントエンド、
13…バックエンド(受信品質取得手段)、
14…受信機制御部(制御手段)、
15…HDD(メモリ手段)、
16…HDD制御部(制御手段)、
17…オーディオ処理部、
18…ビデオ処理部、
19…スピーカ、
20…ディスプレイ(表示手段)、
21…ホストコントローラ(制御手段)、
22…操作部(情報入力手段)、
AS…音声(オーディオ)信号、
VS…映像(ビデオ)信号、
RQ…受信品質情報、
CL…コンテンツリスト情報。

Claims (3)

  1. 受信した放送波に含まれるコンテンツを格納するメモリ手段と、
    前記コンテンツの受信品質を取得する受信品質取得手段と、
    画面を備えた表示手段と、
    ユーザが指示もしくは設定する情報を入力する情報入力手段と、
    前記メモリ手段、受信品質取得手段、表示手段及び情報入力手段に動作可能に接続された制御手段とを具備し、
    前記制御手段は、前記コンテンツを前記メモリ手段に記録する際に、当該コンテンツについて取得された受信品質の情報をそのコンテンツの識別情報とリンクさせて記録し、前記情報入力手段を介してユーザ指示があったときに、前記メモリ手段の記録内容を参照して前記受信品質の情報及びその対応するコンテンツの識別情報を前記表示手段の画面に表示させ
    前記コンテンツを前記メモリ手段に記録している最中に当該コンテンツの受信品質とそのジャンルを判定し、所望の受信品質に満たない場合で、かつ、該ジャンルが品質を重視すべき内容のものであると判定した場合に、当該コンテンツの記録を中止し、前記メモリ手段から当該コンテンツを削除すると共に、当該コンテンツの受信品質の情報及びその識別情報を削除することを特徴とする放送受信機。
  2. 前記制御手段は、前記コンテンツのジャンルが情報性を重視すべき内容のものであると判定した場合に、当該コンテンツの前記メモリ手段への記録を継続することを特徴とする請求項1に記載の放送受信機。
  3. 車両に搭載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信機。
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