JP2001134892A - 交差点右折車両監視制御システム - Google Patents

交差点右折車両監視制御システム

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JP2001134892A
JP2001134892A JP31587399A JP31587399A JP2001134892A JP 2001134892 A JP2001134892 A JP 2001134892A JP 31587399 A JP31587399 A JP 31587399A JP 31587399 A JP31587399 A JP 31587399A JP 2001134892 A JP2001134892 A JP 2001134892A
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Naomi Konno
直美 今野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交差点における車両の円滑な走行と横断歩行
者の安全を図る。 【解決手段】 各道路1a〜1dの交差点1に設けら
れ、進行方向に対する直進信号4a〜4d及び右折方向
に対する右折信号5a〜5dを有する複数の信号機3a
〜3dと、各道路の交差点に対する進入位置を撮影する
複数のカメラ6a〜6dと、各カメラで撮影された画像
から各進入位置における右折車両9及び横断歩道2a〜
2d近傍の歩行者を検出する画像処理手段10と、画像
処理手段で右折車両が検出されると該当右折車両の右折
方向の進入位置における歩行者の有無を判定する判定手
段14と、判定手段で歩行者の存在が判定されると、該
当右折車両に対する信号機における右折信号を強調点灯
する右折信号強調点灯手段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路が交差する交
差点における信号機の制御に係わり、特に右折信号を効
率的に制御する交差点右折車両監視制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】交通量が多い幹線道路どうしの交差点に
おいては、車両の流れを円滑にするために各信号機に直
進信号の他に右折信号が取付られている。
【0003】図5はこのような信号機が設置された交差
点の見取図である。交差点1に対して4本の道路1a、
1b、1c、1dが接続されている。各道路1a、1
b、1c、1dの交差点1に対する進入位置には横断歩
道2a、2b、2c、2dが設けられている。さらに各
進入位置にはそれぞれ信号機3a、3b、3c、3dが
設置されている。各信号機3a、3b、3c、3dは進
行方向に対する直進信号4a、4b、4c、4dと右折
方向に対する右折信号5a、5b、5c、5dとで構成
されている。
【0004】互いに対向する信号機3a、3c(信号機
3b、3d)は同一タイミングで各直進信号4a〜4d
及び右折信号5a〜5dが点灯制御される。図6は各信
号機3a、3c、3b、3dにおける直進信号4a、4
b、4c、4dの「赤」「青」「黄」の点灯タイミング
と右方向矢印で示される右折信号5a、5b、5c、5
dの点灯タイミングを示す図である。
【0005】直進信号4a、4b、4c、4dの青期間
2、黄期間T4、赤期間T3で一つの信号点灯周期T0
構成する。また、右折信号5a、5b、5c、5dの点
灯期間を示す右折期間T1は直進信号4a、4b、4
c、4dの黄期間T4の開始時刻から開始される。さら
に、図示するように、直進信号4a、4b、4c、4d
の青期間T2は隣接する信号機3b、3d、3a、3c
の右折信号5b、5d、5a、5cの右折期間T1の終
了時刻から開始される。
【0006】このような信号シーケンス制御において、
各道路1a〜1dから交差点1へ進入する車両において
は、自己の道路の進入位置に設置された信号機3a〜3
dが青期間T2において、直進、左折、右折が可能であ
るのみならず、右折期間T1において右折することが可
能である。
【0007】このように各信号機3a〜3dに右折信号
5a〜5dを設けることによって、交通量の多い交差点
1における車両の流れを円滑にすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように各信号機3a〜3dを点灯制御する信号シー
ケンス制御においてもまだ解消すべき次のような課題が
あった。
【0009】すなわち、右折車両は青期間T2において
も、対向車に注意を払いながら右折することが可能であ
る。したがって、右折車両が少ない場合や右折車両が全
く無い場合は、たとえ右折信号5a〜5dが点灯してい
る右折期間T1が到来しても、その右折期間T1に右折す
る車両が無い事態が発生する。
【0010】この右折期間T1においては全ての信号機
3a〜3dの直進信号4a〜4dは「赤」又は「黄」状
態である。したがって、この右折期間T1においては交
差点1内に車両は乗り入れることができない。
【0011】このことは、交通量が多い交差点1におい
ては、交差点1内にいずれの方向からも車両が乗り入れ
ることができない期間が増加することを示すので、交差
点1における車両の流れが円滑に進まない問題がある。
【0012】また、交差点1の各横断歩道2a〜2dを
渡る歩行者にとって、右折車両が死角になるので、安全
性が低下する。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各道路の交差点に対する進入位置における
右折車両及び横断しようとする歩行者を監視することに
よって、右折信号を効率的に点灯制御でき、交差点にお
ける車両の流れを円滑にすることができ、かつ横断歩行
者の安全性を向上できる交差点右折車両監視制御システ
ムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明の交差点右折車両監視制御システムにおいて
は、各道路の交差点に設けられ、進行方向に対する直進
信号及び右折方向に対する右折信号を有する複数の信号
機と、各道路の交差点に対する進入位置を撮影する複数
のカメラと、この各カメラで撮影された画像から各進入
位置における右折車両及び横断歩道近傍の歩行者を検出
する画像処理手段と、この画像処理手段で右折車両が検
出されると該当右折車両の右折方向の進入位置における
歩行者の有無を判定する判定手段と、この判定手段で歩
行者の存在が判定されると、該当右折車両に対する信号
機における右折信号を強調点灯する右折信号強調点灯手
段とを備えている。
【0015】このように構成された交差点右折車両監視
制御システムにおいては、各道路の交差点に対する進入
位置は各カメラで撮影されている。よって、各進入位置
に右折車両や横断歩道を渡ろうとする歩行者の存在が確
認される。そして、各道路から交差点に進入して、この
交差点で右折する車両の右折方向の進入位置の横断歩道
を渡ろうとする歩行者が存在すると、右折車両の正面の
信号機の右折信号が例えば点滅点灯される。
【0016】よって、右折車両の運転者は、たとえ死角
で歩行者が確認しずらかってとしても、右折方向の横断
歩道に歩行者がいることを右折方向を向く前に把握でき
るので、歩行者の安全性を向上できる。
【0017】別の発明は、上述した発明の交差点右折車
両監視制御システムに対して、さらに、上述した判定手
段で歩行者の存在が判定されると、該当歩行者に対して
横断歩道を横断する右折車両の存在を警告する警告手段
を備えている。
【0018】このように構成された交差点右折車両監視
制御システムにおいては、横断歩道を渡ろうとする歩行
者にとっても、右折車両が存在すれば、例えばスピーカ
等で警告されるので、歩行者の安全性をより一層向上で
きる。
【0019】さらに、別の発明においては、上述した発
明の交差点右折車両監視制御システムに対して、さら
に、前述した画像処理手段で互いに対向する各進入位置
に右折車両が検出されないと、この対向する各進入位置
の信号機における右折信号の点灯を中止して、隣接する
各進入位置の信号機の直進信号の青期間を増加する右折
信号スキップ手段を備えている。
【0020】このように構成された交差点右折車両監視
制御システムにおいては、右折車両が検出されないと右
折信号が点灯されずに、隣接する信号機の青期間が増加
する。すなわち、右折車両がいない道路における信号機
の直進信号の黄期間が終了すると、直ちに隣接信号機の
直進信号を青期間に変更できる。隣接信号機は、従来の
ように右折信号の消灯を待つ必要はない。
【0021】したがって、交差点に全く車両が進入でき
ない時間を少しでも短縮できるので交差点における車の
流れを円滑にできる。
【0022】さらに別の発明においては、上述した発明
の交差点右折車両監視制御システムに対して、さらに、
画像処理手段で検出された右折車両及び横断歩道近傍の
歩行者の量を算出する通行量算出手段と、この通行量算
出手段で算出された右折車両及び横断歩道近傍の歩行者
の量に応じて、互いに隣接する進入位置の信号機相互間
で信号の点灯時間を調整する点灯時間調整手段とを備え
ている。
【0023】このように構成された交差点右折車両監視
制御システムにおいては、右折車両及び歩行者の量に応
じて、信号機相互間で信号の点灯時間が調整されるの
で、交差点における車及び歩行者の流れをより一層円滑
にできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係る交差点右折車
両監視制御システムが適用される交差点1の見取図であ
る。図5に示す従来の交差点1と同一部分には同一符号
を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
【0025】この実施形態においいては、各道路1a、
1b、1c、1dの交差点1に進入位置に設けられた各
信号機3a、3b、3c、3dにそれぞれカメラ6a、
5b、6c、6dが取付られている。信号機3aに取付
られたカメラ6aはこの交差点1を介して対向する道路
1cの進入位置を撮影する。また、信号機3bに取付ら
れたカメラ6bはこの交差点1を介して対向する道路1
dの進入位置を撮影する。信号機3cに取付られたカメ
ラ6cはこの交差点1を介して対向する道路1aの進入
位置を撮影する。さらに、信号機3dに取付られたカメ
ラ6dはこの交差点1を介して対向する道路1bの進入
位置を撮影する。
【0026】さらに、交差点1に接する各道路1a〜1
dの進入位置に設けられた各横断歩道2a、2b、2
c、2cの両側には、歩行者に対して右折車ありの警告
を音声出力するためのスピーカ7a、7b、7c、7d
が配設されている。
【0027】さらに、この交差点1の近傍位置には、各
信号機3a〜3d、各カメラ6a〜6d、各スピーカ7
a〜7dを制御する制御装置8が設置されている。
【0028】図2は制御装置8の概略構成を示すブロッ
ク図である。この制御装置8は一種のコンピユータで構
成されており、各カメラ6a〜6cで撮影された各進入
位置の画像が入力される画像処理部10、信号機駆動部
12を介して各信号機3a〜3dをシーケンス制御する
シーケンス制御部11、各スピーカ7a〜7dを駆動す
るスピーカ駆動回路13が設けられている。
【0029】さらに、制御装置8内には、アプリケーシ
ョンプログラム上に形成された判定部14、右折信号強
調点灯部15、警告部16、右折信号スキップ部17、
通行量算出部18、点灯時間調節部19が設けられてい
る。
【0030】画像処理部10は、右折車検出部10a及
び歩行者検出部10bで構成されており、各カメラ6a
〜6dで撮影された各進入位置の画像をパターン認識し
て、各道路1a〜1dの進入位置における右折車両9及
び横断歩道2a〜2d近傍の歩行者を検出する。
【0031】具体的には、交差点1近傍の道路1a〜1
dには図1に示すように、右折ゾーンが設けられている
場合は、その右折ゾーンにいる車両を右折車両9と判定
する。右折ゾーンが設けられていない場合は、最内側の
車線にいる車両で右折ウインカーを点滅している車両を
右折車両9と判定する。さらに、横断歩道2a〜2d近
傍で所定面積以下の移動物体を横断歩道2a〜2dを渡
ろうとする歩行者と判定する。
【0032】この画像処理部10は、各道路1a〜1d
の進入位置における検出した右折車両9の車両及び横断
歩道2a〜2d近傍の歩行者を判定部14、右折信号ス
キップ部17、通行量算出部18へ送出する。
【0033】シーケンス制御部11は、信号機駆動部1
2を介して各信号機3a〜3dをシーケンス制御する。
具体的には、右折信号強調点灯部15、右折信号スキッ
プ部17、点灯時間調整部19から制御指令が入力され
ていない通常状態においては、前述した図6及び図4の
右側に示すように、各信号機3a〜3dの各直進信号4
a〜4d及び各右折信号5a〜5を点灯制御する。
【0034】すなわち、直進信号4a、4b、4c、4
dの青期間T2、黄期間T4、赤期間T3で一つの信号点
灯周期T0を構成する。また、右折信号5a、5b、5
c、5dの点灯期間を示す右折期間T1は直進信号4
a、4b、4c、4dの黄期間T4の開始時刻から開始
される。また、直進信号4a、4b、4c、4dの青期
間T 2は隣接する信吾機3b、3d、3a、3cの右折
信号5b、5d、5a、5cにおける右折期間T1の終
了時刻から開始される。
【0035】このような構成の制御装置8は図3に示す
流れ図に従って交差点1における右折車両の監視制御処
理を実施する。なお、図3は道路1a、1c側から見た
場合の監視制御処理である。道路1b、1d側から見た
場合の監視制御処理は、道路1a、1c側から見た場合
の監視制御処理に準ずるので、説明を省略する。
【0036】図4、図6で説明した一つの信号点灯周期
0が開始されると、すなわち、直進信号4a、4cが
赤期間から青期間に変化すると(S1)、画像処理部1
0が起動して、各カメラ6a〜6dの各画像を読取って
(S2)、カメラ6a、6cの画像から右折車両9を検
出する(S3)。さらに、カメラ6b、6dの画像がら
歩行者を検出する(S4)。
【0037】そして、判定部14が起動して、右折車両
9の有無を判定する。いずれか一方のカメラ6a、6c
において右折車両9が存在すると(S5)、この右折車
両9の右折方向に歩行者が存在するか否かをカメラ6
b、6dの画像がら判断する。歩行者がいると(S
6)、右折信号強調点灯部15が鼓動して、右折車両9
の正面(進行方向)の信号機(図1においては信号機3
c)における右折信号5cの点灯期間(右折期間T1
になると、シーケンス制御部11を介して、この右折信
号5cを点滅表示させる(S7)。
【0038】また、歩行者がいると判断されると、すぐ
に警告部16が起動して、スピーカ駆動部13を介し
て、右折車両9の右折方向の横断歩道2dのスピーカ7
dで「右折車両有り注意」の警告を音声出力する(S
8)。そして、S10へ進む。
【0039】なお、S6にて、歩行者がいないと、右折
車両9の正面(進行方向)の信号機(図1においては信
号機3c)における右折信号5cを通常点灯する(S
9)。そして、S10へ進む。
【0040】さらに、S5にて、両方のカメラ6a、6
cの画像から右折車両9が全く検出されなくて、かつ、
S12にて、右折車両9の右折方向に歩行者が存在する
場合、右折信号スキップ部17が起動して、図4におけ
る上段の左側に示すように、道路1c,1aの進行方向
の信号機3c,3aの右折信号5c、5aを不点灯にす
る。
【0041】そして、図4における下段の左側に示すよ
うに、隣接する信号機3b、3dの青期間T2の開始時
刻を進行方向の信号機3c,3aの黄時間T4の終了時
刻に変更する。すなわち、隣接する信号機3b、3dの
青期間T2を増加する(S13)。そして、S10へ進
む。
【0042】また、S5にて、両方のカメラ6a、6c
の画像がら右折車両9が全く検出されなくて、かつ、S
12にて、右折車両9の右折方向に歩行者が全く存在し
ない場合は、S14にて、上述した、右折信号5c、5
aを不点灯にし、隣接する信号機3b、3dの青期間T
2を増加する右折信号スキップ処理を実施したのち、S
10へは進まずに、S1へ戻り、次の一つの信号点灯周
期T0が開始されるのを待つ。
【0043】次に、S10、S11で行う隣接する信号
機相互間で信号の点灯時間を調整する処理を説明する。
【0044】先ず、通行量算出部18が起動して、画像
処理部10で得られた1画面に含まれる右折車両9の台
数(密度)及び右折方向の横断歩道近傍の1画面に含ま
れる歩行者の人数(密度)を算出する。そして、下記の
条件で隣接する信号機相互間における信号の点灯時間を
調整する。なお、全体の信号点灯周期T0は変更しな
い。
【0045】(a) 右折車両9の台数が基準値より多
く歩行者の人数も基準値より多い 右折信号5c、5aの右折期間T1を延長しかつ直進信
号4c、4aの青期間T2を延長し、隣接する信号機3
b、3dの直進信号4b、4dの赤期間T3を延長す
る。なお、全体の信号点灯周期T0は変更しないので、
直進信号4b、4dの青期間T2、直進信号4c、4a
の赤期間T3を増減調整する。
【0046】(b) 右折車両9の台数が基準値より多
く歩行者の人数は基準値より少ない 右折信号5c、5aの右折期間T1のみを延長し、隣接
する信号機3b、3dの直進信号4b、4dの赤期間T
3を延長する。
【0047】(c) 右折車両9の台数が基準値より少
なく歩行者の人数は基準値より多い 直進信号4c、4aの青期間T2を延長し、隣接する信
号機3b、3dの直進信号4b、4dの赤期間T3を延
長する。
【0048】(d) 右折車両9の台数が基準値より少
なくかつ歩行者の人数は基準値より少ない 信号時間の変更なし。
【0049】(e) 右折車両9の台数が基準値より少
なく歩行者はなし、信号時間の変更なし。
【0050】(f) 右折車両9がなく歩行者の人数は
基準値より多い、直進信号4c、4aの青期間T2を延
長し、隣接する信号機3b、3dの直進信号4b、4d
の赤期間T3を延長する。なお、この場合、既にS13
にて、右折信号5c、5aは点灯されていない。
【0051】このように構成された交差点右折車両監視
制御システムにおいては、各道路1a〜1dから交交差
点1に進入して、この交差点1で右折する車両(右折車
両9)の右折方向の横断歩道2a〜2dを渡ろうとする
歩行者が存在すると、右折車両9の正面の信号機3a〜
3dの右折信号5a〜5dが例えば点滅点灯等の強調表
示される。よって、右折車両9の運転者は右折方向の横
断歩道2a〜2dに歩行者がいることを右折方向を向く
前に把握できるので、歩行者の安全性を向上できる。
【0052】さらに、横断歩道2a〜2dを渡ろうとす
る歩行者に右折車両が存在することがスピーカ7a〜7
dで警告されるので、歩行者の安全性をより向上でき
る。
【0053】また、右折車両9が存在しないと右折信号
5a〜5dが点灯されずに、隣接する信号機3a〜3d
の直進信号4a〜4d青期間T2が増加する。したがっ
て、交差点1に全く車両が進入できない時間を少しでも
短縮できるので交差点1における車の流れを円滑にでき
る。
【0054】さらに、右折車両9の台数及び歩行者の人
数に応じて、互いに隣接する信号機3a〜3d相互間で
信号の点灯時間が調整されるので、交差点1における車
及び歩行者の流れをより一層円滑にできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の交差点右
折車両制御システムにおいては、各道路の交差点に対す
る進入位置における右折車両及び横断しようとする歩行
者を各カメラで監視して、右折車両や横断歩行者の有無
やその数量に応じて、右折信号を効率的に点灯制御で
き、また隣接する信号機相互間で信号の点灯時間が調整
でき、かつ右折車両の運転手や横断歩行者に警告を発す
ることができる。
【0056】したがって、交差点における車両の流れを
円滑にすることができ、かつ横断歩行者の安全性を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の交差点右折車両監視制御
システムが適用される交差点の見取り図
【図2】同交差点右折車両監視制御システムの概略構成
を示すブロック図
【図3】同交差点右折車両監視制御システムの信号制御
動作を示す流れ図
【図4】同交差点右折車両監視制御システムの信号制御
動作を示す各信号機のタイムチヤート
【図5】一般的な交差点の見取り図
【図6】交差点における各信号機の従来のタイムチヤー
【符号の説明】
1…交差点 1a,1b、1c、1d…道路 2a,2b、2c、2d…横断歩道 3a,3b、3c、3d…信号機 4a,4b、4c、4d…直進信号 5a,5b、5c、5d…右折信号 6a,6b、6c、6d…カメラ 7a,7b、7c、7d…スピーカ 8…制御装置 9…右折車両 10…画像処理部 11…シーケンス制御部 12…信号機駆動部 13…スピーカ駆動部 14…判定部 15…右折信号強調点灯部 16…警告部 17…右折信号スキップ部 18…通行量算出部 19…点灯時間調整部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各道路の交差点に設けられ、進行方向に
    対する直進信号及び右折方向に対する右折信号を有する
    複数の信号機と、 前記各道路の交差点に対する進入位置を撮影する複数の
    カメラと、 この各カメラで撮影された画像から各進入位置における
    右折車両及び横断歩道近傍の歩行者を検出する画像処理
    手段と、 この画像処理手段で右折車両が検出されると該当右折車
    両の右折方向の進入位置における歩行者の有無を判定す
    る判定手段と、 この判定手段で歩行者の存在が判定されると、該当右折
    車両に対する信号機における右折信号を強調点灯する右
    折信号強調点灯手段とを備えた交差点右折車両監視制御
    システム。
  2. 【請求項2】 前記判定手段で歩行者の存在が判定され
    ると、該当歩行者に対して横断歩道を横断する右折車両
    の存在を警告する警告手段を備えた請求項1記載の交差
    点右折車両監視制御システム。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段で互いに対向する各進
    入位置に右折車両が検出されないと、この対向する各進
    入位置の信号機の右折信号の点灯を中止して、隣接する
    各進入位置の信号機の各直進信号の青期間を増加する右
    折信号スキップ手段を備えた請求項1又は2記載の交差
    点右折車両監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段で検出された右折車両
    及び横断歩道近傍の歩行者の量を算出する通行量算出手
    段と、 この通行量算出手段で算出された右折車両及び横断歩道
    近傍の歩行者の量に応じて、互いに隣接する進入位置の
    信号機相互間で信号の点灯時間を調整する点灯時間調整
    手段とを備えた請求項1乃至3のいずれか1項記載の交
    差点右折車両監視制御システム。
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Cited By (12)

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