JP2000020897A - 通行区分逸脱警報装置、通行区分逸脱警報方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通行区分逸脱警報装置、通行区分逸脱警報方法及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2000020897A
JP2000020897A JP10184946A JP18494698A JP2000020897A JP 2000020897 A JP2000020897 A JP 2000020897A JP 10184946 A JP10184946 A JP 10184946A JP 18494698 A JP18494698 A JP 18494698A JP 2000020897 A JP2000020897 A JP 2000020897A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両が通行区分を逸脱する恐れがある場合にだ
け警報を出すことができるようにする。 【解決手段】車両の前方を撮像する撮像手段と、該撮像
手段によって得られた画像に基づいて車両の位置を認識
する自車位置認識手段66と、車両が通行区分を逸脱す
る恐れがあるかどうかを判断する通行区分逸脱判断手段
77と、車両が通行区分を逸脱する恐れがある場合に警
報を出す警報手段とを有する。前記通行区分逸脱判断手
段77は、単調な走行状態が続くことを表す条件が成立
し、運転者が意図的に通行区分を変更しようとすること
を表す条件が成立せず、かつ、車両が実線の区分線に接
近していると判断されたときに、通行区分を逸脱する恐
れがあると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通行区分逸脱警報
装置、通行区分逸脱警報方法及びそのプログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路上には、走行車線、追越車
線、登坂車線等の通行区分(車両が走行する通行帯)が
形成されていて、そのために、道路上に白線、黄線等の
区分線(線分自体)が塗布され、運転者は通行区分内の
走行領域において区分線に沿って車両を走行させるよう
になっている。
【0003】ところで、車両に搭載されたカメラによっ
て車両の前方を撮像し、該撮像によって得られた画像に
基づいて道路上の区分線を認識することにより、車両の
位置を認識するようにした自車位置認識装置が提供され
ている。そして、ウインカが点灯しているかどうかを判
断し、点灯していないにもかかわらず、車両が実線の区
分線を横切ることが予測されると警報を出す警報装置が
提供されている(特開平8−320997号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の警報装置においては、運転者が、ウインカを点灯さ
せることを忘れるか、又はウインカを点灯させることな
く意図的に、車両を路肩に移動させると、車両が通行区
分を逸脱する恐れがないにもかかわらず、警報が出され
てしまう。
【0005】本発明は、前記従来の警報装置の問題点を
解決して、車両が通行区分を逸脱する恐れがある場合に
だけ警報を出すことができる通行区分逸脱警報装置、通
行区分逸脱警報方法及びそのプログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の通
行区分逸脱警報装置においては、車両の前方を撮像する
撮像手段と、該撮像手段によって得られた画像に基づい
て車両の位置を認識する自車位置認識手段と、車両が通
行区分を逸脱する恐れがあるかどうかを判断する通行区
分逸脱判断手段と、車両が通行区分を逸脱する恐れがあ
る場合に警報を出す警報手段とを有する。
【0007】そして、前記通行区分逸脱判断手段は、単
調な走行状態が続くことを表す条件が成立し、運転者が
意図的に通行区分を変更しようとすることを表す条件が
成立せず、かつ、車両が実線の区分線に接近していると
判断されたときに、通行区分を逸脱する恐れがあると判
断する。本発明の他の通行区分逸脱警報装置において
は、さらに、前記単調な走行状態が続くことを表す条件
が成立するかどうかは、運転者による所定の運転操作が
行われたかどうかに基づいて判断される。
【0008】本発明の更に他の通行区分逸脱警報装置に
おいては、さらに、前記単調な走行状態が続くことを表
す条件が成立するかどうかは、ナビゲーション装置から
の情報に基づいて判断される。本発明の更に他の通行区
分逸脱警報装置においては、さらに、前記単調な走行状
態が続くことを表す条件が成立するかどうかは、オート
クルーズが設定されているかどうかに基づいて判断され
る。
【0009】本発明の更に他の通行区分逸脱警報装置に
おいては、さらに、前記運転者が意図的に通行区分を変
更しようとすることを表す条件が成立するかどうかは、
ウインカ及びハザードランプが点灯しているかどうかに
基づいて判断される。本発明の更に他の通行区分逸脱警
報装置においては、さらに、前記警報手段はハザードラ
ンプを点灯させる。
【0010】本発明の通行区分逸脱警報方法において
は、車両の前方を撮像し、得られた画像に基づいて車両
の位置を認識し、車両が通行区分を逸脱する恐れがある
かどうかを判断し、車両が通行区分を逸脱する恐れがあ
る場合に警報を出す。そして、単調な走行状態が続くこ
とを表す条件が成立し、運転者が意図的に通行区分を変
更しようとすることを表す条件が成立せず、かつ、車両
が実線の区分線に接近していると判断されたときに、通
行区分を逸脱する恐れがあると判断する。
【0011】本発明の記録媒体においては、車両の前方
を撮像し、得られた画像に基づいて車両の位置を認識
し、車両が通行区分を逸脱する恐れがあるかどうかを判
断し、車両が通行区分を逸脱する恐れがある場合に警報
を出す。そして、単調な走行状態が続くことを表す条件
が成立し、運転者が意図的に通行区分を変更しようとす
ることを表す条件が成立せず、かつ、車両が実線の区分
線に接近していると判断されたときに、通行区分を逸脱
する恐れがあると判断する通行区分逸脱警報方法のプロ
グラムを記録する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の
第1の実施の形態における通行区分逸脱警報装置の制御
回路図である。図において、11は車両の前方を撮像す
る撮像手段としてのCCD等のカメラ、12は該カメラ
11によって得られた画像に対してエッジ処理を行い、
画像の境界が強調されたエッジ画像を作成するととも
に、該エッジ画像に基づいて白線、黄線等の区分線、及
び車両の通行区分を認識する自車位置認識プロセッサ、
13はエッジ画像等を記録するための記憶手段としての
メモリ、14は前記自車位置認識プロセッサ12によっ
て認識された通行区分に基づいて、車両が通行区分を逸
脱する恐れがあるかどうかを判断する通行区分逸脱判断
プロセッサ、15は前記自車位置認識プロセッサ12及
び通行区分逸脱判断プロセッサ14を動作させるプログ
ラムを記録するプログラム用メモリ、Buはバスであ
る。なお、前記メモリ13及びプログラム用メモリ15
によって記録媒体が構成され、該記録媒体として、磁気
テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラ
ム、CD、MD、DVD、光ディスク、ICカード、光
カード等を使用することができる。
【0013】本実施の形態において、前記プログラム用
メモリ15には各種のプログラムが記録され、前記メモ
リ13にはエッジ画像が記録されるようになっている
が、各種のプログラム及びエッジ画像を外部の記録媒体
に記録することもできる。この場合、例えば、前記バス
Buに図示されないフラッシュメモリを接続し、外部の
記録媒体から前記各種のプログラム及びエッジ画像を読
み出してフラッシュメモリに書き込むこともできる。し
たがって、外部の記録媒体を交換することによって前記
各種のプログラム及びエッジ画像を更新することができ
る。
【0014】また、61は運転席に配設された図示され
ないスイッチパネルのスイッチ、ランプ等の制御を行う
スイッチパネル制御装置、62は図示されないエンジン
の制御を行うエンジン制御装置、63は図示されない自
動変速機の制御を行う自動変速機制御装置、64は図示
されないナビゲーション装置の制御を行うナビゲーショ
ン制御装置である。なお、前記自車位置認識プロセッサ
12、通行区分逸脱判断プロセッサ14、スイッチパネ
ル制御装置61、エンジン制御装置62、自動変速機制
御装置63及びナビゲーション制御装置64は互いに通
信が可能なように接続される。
【0015】図1は本発明の第1の実施の形態における
通行区分逸脱警報装置のブロック図である。図におい
て、11はカメラ、66は自車位置認識プロセッサ12
(図2)内に配設され、車両の位置を認識する自車位置
認識手段、67は自動変速機制御装置63に接続され、
車速を検出する車速検出手段としての車速センサ、68
はエンジン制御装置62に接続され、図示されないアク
セルペダルの踏込量、すなわち、アクセル開度を検出す
るアクセル開度検出手段としてのアクセル開度センサ、
69は前記スイッチパネル制御装置61内に配設され、
オートクルーズが設定されていることを検出するオート
クルーズ状態検出手段としてのオートクルーズスイッ
チ、71は前記スイッチパネル制御装置61に接続さ
れ、図示されないウインカが点灯させられたことを検出
するウインカ状態検出手段としてのウインカスイッチ、
72は前記スイッチパネル制御装置61に接続され、図
示されないハザードランプが点灯させられたことを検出
するハザードランプ状態検出手段としてのハザードラン
プスイッチ、73はナビゲーション制御装置64内に配
設され、現在の時刻を基準にして設定された過去の所定
の時間以内における車両の走行路又は車両の走行軌跡が
ほぼ直線路であること、又は車両の前方の走行路がほぼ
直線路であることを検出する走行路検出手段、74は図
示されないブレーキペダルが踏み込まれていることを検
出するブレーキ状態検出手段としてのブレーキセンサ、
75は現在の時刻を検出する現在時刻検出手段、77は
通行区分逸脱判断プロセッサ14内に配設され、単調な
走行状態が続き、運転者による脇(わき)見、居眠り等
によって車両が通行区分を逸脱する恐れがあるかどうか
を判断する通行区分逸脱判断手段、78は該通行区分逸
脱判断手段77に接続され、車両が通行区分を逸脱する
恐れがある場合に警報を出す警報手段としての警報ラン
プである。
【0016】前記自車位置認識手段66は、カメラ11
によって得られた画像に対してエッジ処理を行い、画像
の境界が強調されたエッジ画像を作成し、車両が走行し
ている通行区分を区画する両側の各区分線の左縁及び右
縁に対応させて、前記画像の下部の所定の範囲に少なく
とも4個の探索領域を設定し、該探索領域内の前記エッ
ジ画像に基づいてエッジ直線を抽出し、該エッジ直線間
の距離が所定の範囲内に収まる場合に区分線を検出し、
車両が走行している通行区分を区画する両側の区分線が
実線であるか破線であるかの判断に基づいて通行区分を
判定する。
【0017】すなわち、前記自車位置認識手段66は、
車両の右側の区分線が実線であり、かつ、左側の区分線
が破線である場合、車両は中央分離帯寄りの通行区分を
走行していると認識し、車両の右側の区分線が破線であ
り、かつ、車両の左側の区分線が実線である場合、車両
は路肩寄りの通行区分を走行していると認識し、また、
車両の左右の区分線が共に破線である場合、車両は三つ
以上の通行区分から成る道路において路肩寄り及び中央
分離帯寄り以外の通行区分を走行していると認識し、さ
らに、車両の左右の区分線が共に実線である場合、車両
は一つの通行区分から成る道路を走行していると認識す
る。
【0018】さらに、前記自車位置認識手段66内の図
示されない接近判断手段は、車両と区分線との間の距離
を算出し、算出された距離に基づいて、車両が、路肩又
は中央分離帯に接近しているかどうか、すなわち、前記
路肩又は中央分離帯を区画する実線の区分線に接近して
いるかどうかを判断する。また、前記通行区分逸脱判断
手段77は、車両が通行区分を逸脱する恐れがあるかど
うかを判断するために、各種の条件が成立するかどうか
を判断する。
【0019】すなわち、通行区分逸脱判断手段77内の
逸脱条件成立判断手段80は、車速センサ67によって
検出された車速が、例えば、50〔km/h〕以上で1
00〔km/h〕以下の設定範囲に収まっていて、単調
な走行状態が続く場合、運転者が脇見、居眠り等を起こ
しやすいと想定し、第1の条件が成立すると判断する。
これに対して、例えば、車速が50〔km/h〕未満の
低速である場合、運転者は周囲に気を遣いながら車両を
走行させていると想定し、車速が150〔km/h〕以
上の高速である場合、運転者は前方に注意を払って車両
を走行させていると想定し、いずれの場合も第1の条件
が成立しないと判断する。
【0020】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
アクセル開度センサ68によって検出されたアクセル開
度が長時間変化せず、単調な走行状態が続く場合、運転
者が脇見、居眠り等を起こしやすいと想定し、第2の条
件が成立すると判断する。これに対して、アクセル開度
が短時間で変化する場合、運転者は意図的に車速を調整
していると想定し、第2の条件が成立しないと判断す
る。
【0021】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
アクセル開度センサ68によって検出されたアクセル開
度が設定範囲に収まる場合、例えば、アクセル開度が0
でなく、かつ、現在の車速を維持するのに必要な設定値
以下であり、単調な走行状態が続く場合、運転者が脇
見、居眠り等を起こしやすいと想定し、第3の条件が成
立すると判断する。これに対して、アクセル開度が設定
値より大きい場合、運転者は意図的に車両を走行させて
いると想定し、第3の条件が成立しないと判断する。な
お、現在の車速を維持するのに必要な前記設定値は、エ
ンジン及び自動変速機の特性に基づいて算出される。
【0022】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
オートクルーズスイッチ69によってオートクルーズが
設定されていることが検出された場合、アクセルペダル
が踏み込まれず、単調な走行状態が続くことになるの
で、運転者が脇見、居眠り等を起こしやすいと想定し、
第4の条件が成立すると判断する。これに対して、オー
トクルーズが設定されていない場合、第4の条件が成立
しないと判断する。
【0023】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
ウインカスイッチ71によってウインカが点灯させられ
ていることが検出された場合、運転者は意図的に通行区
分を変更し、車両を路肩又は中央分離帯に寄せるか、周
囲に気を遣いながら車両を右左折させると想定し、第5
の条件が成立すると判断する。これに対して、ウインカ
が点灯させられていない場合、車両は直進させられるこ
とになるので、運転者が脇見、居眠り等を起こしやすい
と想定し、第5の条件が成立しないと判断する。
【0024】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
ハザードランプスイッチ72によってハザードランプが
点灯させられていることが検出された場合、運転者は意
図的に車両の危険状態を回避しようとして通行区分を変
更し、車両を路肩又は中央分離帯に寄せると想定し、第
6の条件が成立すると判断する。これに対して、ハザー
ドランプが点灯させられていない場合、車両の危険状態
を回避する必要がなく、運転者が脇見、居眠り等を起こ
しやすいと想定し、第6の条件が成立しないと判断す
る。
【0025】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
走行路検出手段73によって、ナビゲーション制御装置
64から送られた道路情報又は車両の走行軌跡の情報に
基づいて、過去の所定の時間以内における車両の走行路
がほぼ直線路であること、又は車両の前方の走行路がほ
ぼ直線路であることが検出された場合、ステアリングホ
イール等の操作がほとんど必要なく、単調な走行状態が
続くことになるので、運転者が脇見、居眠り等を起こし
やすいと想定し、第7の条件が成立すると判断する。こ
れに対して、過去の所定の時間以内における車両の走行
路がほぼ直線路でなく、又は車両の前方の走行路がほぼ
直線路でない場合、ステアリングホイール等の操作が必
要であると想定し、第7の条件が成立しないと判断す
る。なお、過去の所定の時間以内における車両の走行路
がほぼ直線路でない場合、車両はコーナを走行してきた
ことになるが、コーナを走行していた間、運転者は緊張
状態にあったと推測することができるので、運転者が脇
見、居眠り等を起こしにくいと想定することができる。
また、車両の前方の走行路がほぼ直線路でない場合、車
両がコーナを走行すると予測されるので、運転者は、コ
ーナを走行するのに備えて緊張状態にあると推測するこ
とができる。一般に、単調な走行状態が5〜10〔分〕
程度続くと、運転者が脇見、居眠り等を起こしやすいこ
とから、前記所定の時間は5〜10〔分〕程度とする。
本実施の形態においては、過去の所定の時間以内におけ
る車両の走行路がほぼ直線路であるか、又は車両の前方
の走行路がほぼ直線路である場合に第7の条件が成立す
ると判断されるが、過去の所定の時間以内における車両
の走行路に交差点又は分岐点が無いことを第7の条件に
加えることもできる。
【0026】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
過去の所定の時間以内において、ブレーキセンサ74に
よって、ブレーキペダルが踏み込まれていないことが検
出され、単調な走行状態が続く場合、運転者が脇見、居
眠り等を起こしやすいと想定し、第8の条件が成立する
と判断する。これに対して、過去の所定の時間以内にお
いて、ブレーキセンサ74によってブレーキペダルが踏
み込まれていることが検出された場合、運転者は周囲に
気を遣いながら車両を走行させていると想定し、第8の
条件が成立しないと判断する。
【0027】また、前記逸脱条件成立判断手段80は、
ナビゲーション制御装置64からの情報に基づいて、現
在、車両がコーナを走行していないか、又は車両の所定
距離前方にコーナが無いと判断された場合、単調な走行
状態が続くことになるので、運転者が脇見、居眠り等を
起こしやすいと想定し、第9の条件が成立すると判断す
る。これに対して、現在、車両がコーナを走行している
か、又は車両の所定距離前方にコーナが有ると判断され
た場合、運転者は前方に注意を払って車両を走行させて
いると想定し、第9の条件が成立しないと判断する。
【0028】なお、前記第1〜第4、第7〜第9の条件
は単調な走行状態が続くことを表し、第5、第6の条件
は運転者が意図的に通行区分を変更しようとすることを
表す。また、前記第1〜第3、第8の条件が成立するか
どうかは、運転者による運転操作に基づいて判断され
る。続いて、前記構成の通行区分逸脱警報装置の動作に
ついて説明する。
【0029】図3は本発明の第1の実施の形態における
通行区分逸脱警報装置の動作を示す第1のフローチャー
ト、図4は本発明の第1の実施の形態における通行区分
逸脱警報装置の動作を示す第2のフローチャートであ
る。この場合、通行区分逸脱判断手段77(図1)は、
第1〜第9の条件のうちの所定の条件を組み合わせて、
車両が通行区分を逸脱する恐れがあるかどうかを判断す
る。
【0030】例えば、本実施の形態においては、オート
クルーズが設定されているとき(第4の条件が成立して
いるとき)にだけ、現在、車両がコーナを走行していな
いか、又は車両の所定距離前方にコーナが無いかどうか
(第9の条件が成立しているかどうか)が判断されるよ
うになっている。この場合、エンジンが始動されると、
前記通行区分逸脱判断手段77は、通行区分逸脱判断処
理を開始し、まず、単調な走行状態がどの程度続くかを
計測するために、現在の時刻を初期値としてメモリ13
(図2)に記録する。続いて、通行区分逸脱判断手段7
7は、オートクルーズが設定されているかどうかを判断
し、オートクルーズが設定されている場合、前記車両が
コーナを走行していないか、又は車両の所定距離前方に
コーナが無いかどうかを判断する。
【0031】一方、前記通行区分逸脱判断手段77は、
オートクルーズが設定されていない場合、過去の所定の
時間以内において図示されないブレーキペダルが踏み込
まれていないかどうか(第8の条件が成立しているかど
うか)、車速が設定範囲に収まっているかどうか(第1
の条件が成立しているかどうか)、アクセル開度が設定
範囲に収まっているかどうか(第3の条件が成立してい
るかどうか)、過去の所定の時間以内における車両の走
行路がほぼ直線路であるか、又は車両の前方の走行路が
ほぼ直線路であるかどうか(第7の条件が成立している
かどうか)を判断する。
【0032】そして、過去の所定の時間以内においてブ
レーキペダルが踏み込まれておらず、車速が設定範囲に
収まっていて、アクセル開度が設定範囲に収まり、しか
も、過去の所定の時間以内における車両の走行路がほぼ
直線路であるか、又は車両の前方の走行路がほぼ直線路
である場合(第1、第3、第7、第8の条件がいずれも
成立している場合)、通行区分逸脱判断手段77は、現
在時刻検出手段75によって検出された現在の時刻に基
づいて、通行区分逸脱判断処理が開始されてから設定時
間が経過したと判断すると、車両が実線の区分線に接近
しているかどうかを判断する。なお、設定時間は5〜1
0〔分〕程度とする。
【0033】また、前記通行区分逸脱判断手段77は、
オートクルーズが設定されている場合、運転者が脇見、
居眠り等を極めて起こしやすいので、無条件で(第1、
第3、第7、第8の条件が成立しているかどうかを判断
することなく)、現在、車両がコーナを走行していない
か、又は車両の前方にコーナが無いかどうか(第9の条
件が成立しているかどうか)を判断する。
【0034】そして、通行区分逸脱判断手段77は、車
両が実線の区分線に接近していると判断した場合、ウイ
ンカが点灯させられていないかどうか(第5の条件が成
立していないかどうか)、及びハザードランプが点灯さ
せられていないかどうか(第6の条件が成立していない
かどうか)を判断し、ウインカ及びハザードランプのい
ずれも点灯させられていないと、第5、第6の条件が成
立していないと判断し、警報ランプ78に信号を送り、
警報ランプ78を点灯することによって、車両が通行区
分を逸脱する恐れがある旨の警報を運転者に対して出
す。
【0035】このように、単調な走行状態が続き、運転
者が脇見、居眠り等を起こしやすい状態において、運転
者が意図的に通行区分を変更しようとしていないにもか
かわらず車両が実線の区分線に接近すると、警報が出さ
れる。したがって、車両が通行区分を逸脱する恐れがあ
る場合にだけ警報を出すことができる。なお、該警報
は、光、光の連続、光の断続、音、音の連続、音の断
続、音声、ナビゲーション装置の画面における表示等に
よって行うことができる。
【0036】また、車速センサ67を自動変速機制御装
置63に接続し、アクセル開度センサ68及びブレーキ
センサ74をエンジン制御装置62に接続し、ウインカ
スイッチ71及びハザードランプスイッチ72をスイッ
チパネル制御装置61に接続することができるだけでな
く、走行路検出手段73をナビゲーション制御装置64
内に配設することができるので、スイッチパネル制御装
置61、エンジン制御装置62、自動変速機制御装置6
3及びナビゲーション制御装置64の既存のマイクロチ
ップをそのまま利用することができる。したがって、通
行区分逸脱警報装置のコストを低くすることができる。
【0037】なお、通行区分逸脱判断手段77をナビゲ
ーション制御装置64内に配設したり、自車位置認識手
段66及び通行区分逸脱判断手段77をナビゲーション
制御装置64内に配設することもできる。この場合、自
車位置認識手段66及び通行区分逸脱判断手段77のマ
イクロチップは不要になるので、通行区分逸脱警報装置
のコストを一層低くすることができる。
【0038】本実施の形態においては、警報ランプ78
が点灯させられることによって前記警報を出すようにし
ているが、ハザードランプが点灯させられることによっ
て前記警報を出すこともできる。この場合、自車の周囲
で車両を走行させている他の運転者に、前記車両が通行
区分を逸脱する恐れがあることを知らせることができ
る。
【0039】しかも、ハザードランプが点灯させられる
ことによって、運転者にハザードランプを消灯させる動
作を促すことができるので、眠気を解消させることもで
きる。また、警報ランプ78及びハザードランプ等に代
えて、例えば、ナビゲーション制御装置64によって、
ブザー音、音声等を発生させたり、図示されないモニタ
装置に表示を行ったりすることができる。さらに、コー
ナを走行する際に車両が傾斜しないようにするためのア
クティブサスペンションを適宜作動させることによって
運転者に対して警報を出すこともできる。
【0040】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 現在の時刻を初期値としてメモリ13に
記録する。 ステップS2 オートクルーズが設定されているかどう
かを判断する。オートクルーズが設定されている場合は
ステップS3に、設定されていない場合はステップS4
に進む。 ステップS3 車両がコーナを走行していないか、又は
車両の所定距離前方にコーナが無いかどうかを判断す
る。車両がコーナを走行していないか、又は車両の所定
距離前方にコーナが無い場合はステップS9に進み、車
両がコーナを走行しているか、又は車両の所定距離前方
にコーナが有る場合はステップS1に戻る。 ステップS4 ブレーキペダルが踏み込まれていないか
どうかを判断する。ブレーキペダルが踏み込まれていな
い場合はステップS5に進み、踏み込まれている場合は
ステップS1に戻る。 ステップS5 車速が設定範囲に収まっているかどうか
を判断する。車速が設定範囲に収まっている場合はステ
ップS6に進み、収まっていない場合はステップS1に
戻る。 ステップS6 アクセル開度が設定範囲に収まっている
かどうかを判断する。アクセル開度が設定範囲に収まっ
ている場合はステップS7に進み、収まっていない場合
はステップS1に戻る。 ステップS7 過去の所定の時間以内における車両の走
行路がほぼ直線路であるか、又は車両の前方の走行路が
ほぼ直線路であるかどうかを判断する。過去の所定の時
間以内における車両の走行路がほぼ直線路であるか、又
は車両の前方の走行路がほぼ直線路である場合はステッ
プS8に進み、過去の所定の時間以内における車両の走
行路がほぼ直線路でないか、又は車両の前方の走行路が
ほぼ直線路でない場合はステップS1に戻る。 ステップS8 通行区分逸脱判断処理が開始されてから
設定時間が経過したかどうかを判断する。設定時間が経
過した場合はステップS9に進み、経過していない場合
はステップS2に戻る。 ステップS9 車両が実線の区分線に接近しているかど
うかを判断する。実線の区分線に接近している場合はス
テップS10に進み、接近していない場合はステップS
2に戻る。 ステップS10 ウインカ及びハザードランプが点灯さ
せられていないかどうかを判断する。ウインカ及びハザ
ードランプが点灯させられていない場合はステップS1
1に進み、点灯させられている場合はステップS1に戻
る。 ステップS11 警報を出す。
【0041】次に、前記自車位置認識手段66の動作に
ついて説明する。図5は本発明の第1の実施の形態にお
ける自車位置認識手段のブロック図、図6は本発明の第
1の実施の形態における車両の前方を撮像することによ
って得られた画像の例を示す図である。図5に示される
ように、カメラ11によって車両の前方が撮像され、前
記カメラ11によって得られた画像は、自車位置認識プ
ロセッサ12(図2)に送られる。この場合、図6に示
されるように、画像の左上が原点とされ、原点から右に
向かってX軸が、下に向かってY軸が設定される。な
お、図6において、22は車両の左側の区分線、22L
は該区分線22の左縁、22Rは前記区分線22の右
縁、23は車両の右側の区分線、23Lは該区分線23
の左縁、23Rは前記区分線23の右縁である。
【0042】そして、自車位置認識手段66(図1)
は、探索領域設定手段21によって前記画像内に矩
(く)形の探索領域24〜27を設定し、エッジ強調手
段17によって探索領域24〜27内の画像に対してエ
ッジ強調を行い、前記画像をエッジ画像に変換すること
によってエッジ画像を作成する。なお、前記エッジ強調
は、ソベル変換、ラプラシアン変換等の手法を用いて行
われ、画像において輝度が変化する境界が強調される。
【0043】この場合、探索領域24は、区分線22の
左縁22Lに対応するエッジ点を検出するために、探索
領域25は、区分線22の右縁22Rに対応するエッジ
点を検出するために、探索領域26は、区分線23の左
縁23Lに対応するエッジ点を検出するために、探索領
域27は、区分線23の右縁23Rに対応するエッジ点
を検出するために設定される。なお、説明の便宜上、図
6においては、前記探索領域24と探索領域25とが、
また、探索領域26と探索領域27とが上下にずらして
示されているが、各探索領域24〜27のY座標は同じ
にされる。
【0044】次に、前記区分線22の左縁22L及び右
縁22R、並びに前記区分線23の左縁23L及び右縁
23Rに対応する各エッジ点を検出する方法について説
明する。まず、前記左縁22L、23Lに対応するエッ
ジ点を検出するための探索領域24、26においては、
該探索領域24、26内に複数の走査線が設定され、通
行区分逸脱判断プロセッサ14の直線抽出手段18は、
直線抽出処理において、各走査線に沿って、左端から順
に前記画像を構成する各画素についてエッジ強度を検査
し、該各エッジ強度が所定の閾(しきい)値以上である
かどうかを判断する。また、前記直線抽出手段18は、
エッジ強度が前記閾値以上である画素(以下「エッジ画
素」という。)を検出し、該エッジ画素のX座標及びY
座標をメモリ13に記録する。そして、検出されたエッ
ジ画素が3個になると、その走査線についてのエッジ強
度の検査を終了して次の走査線についてのエッジ強度の
検査を開始する。このようにして、各走査線ごとに画像
の左端から3個のエッジ画素が検出される。なお、1本
の走査線について3個のエッジ画素が検出されないま
ま、探索領域24、26の右端に達した場合は、次の走
査線についてのエッジ強度の検査を開始する。
【0045】ところで、前記ソベル変換、ラプラシアン
変換等の手法を用いてエッジ強調を行うと、1本の走査
線上における輝度の境界線付近において少なくとも2個
のエッジ画素のエッジ強度が大きくなる。そこで、各走
査線ごとにエッジ画素を3個だけ検出するようにしてい
る。また、前記右縁22R、23Rに対応するエッジ点
を検出するための探索領域25、27においては、該探
索領域25、27内に複数の走査線が設定され、前記通
行区分逸脱判断プロセッサ14の直線抽出手段18は、
直線抽出処理において、各走査線に沿って、右端から順
に前記各画素についてエッジ強度を検査し、該各エッジ
強度が所定の閾値以上であるかどうかを判断する。前記
直線抽出手段18は、エッジ画素を検出し、該エッジ画
素のX座標及びY座標をメモリ13に記録する。そし
て、検出されたエッジ画素が3個になると、その走査線
についてのエッジ強度の検査を終了して次の走査線につ
いてのエッジ強度の検査を開始する。このようにして、
各走査線ごとに画像の右端から3個のエッジ画素が検出
される。なお、1本の走査線について3個のエッジ画素
が検出されないまま、探索領域25、27の左端に達し
た場合は、次の走査線についてのエッジ強度の検査を開
始する。
【0046】次に、前記直線抽出手段18は、探索領域
24〜27内において検出されたエッジ点に基づいてエ
ッジ直線を抽出する。なお、該エッジ直線は、前記エッ
ジ点の列に基づいて抽出され、例えば、ハフ変換、最小
自乗法等によって算出され、近似させられた直線の方程
式によって表される。
【0047】この場合、区分線22の左縁22L及び右
縁22Rに対応するエッジ点を検出するために探索領域
24、25が、区分線23の左縁23L及び右縁23R
に対応するエッジ点を検出するために探索領域26、2
7がそれぞれ設定されるので、各エッジ直線を独立に抽
出することができる。前述されたように、本発明におい
ては、各走査線ごとにすべてのエッジ点を検出する必要
はなく、3個のエッジ点を検出するだけでよいので、エ
ッジ直線を抽出するための対象になるエッジ点の数を極
めて少なくすることができる。したがって、直線抽出処
理の速度を高くすることができる。
【0048】また、前記左縁22L、23Lに対応する
エッジ点を検出するために、探索領域24、26の左端
から3個のエッジ画素を検出し、右縁22R、23Rに
対応するエッジ点を検出するために、探索領域25、2
7の右端から3個のエッジ画素を検出するようになって
いる。このように、わずかなエッジ画素を検出するだけ
で、任意の区分線の左縁又は右縁の近傍のエッジ点を高
い確率で検出することができる。
【0049】次に、前記通行区分逸脱判断プロセッサ1
4の区分線検出手段19は、区分線検出処理において、
1本の区分線の右縁を表していると推定されるエッジ直
線(以下「右エッジ直線」という。)と左縁を表してい
ると推定されるエッジ直線(以下「左エッジ直線」とい
う。)との間のエッジ直線間の距離δを算出して、該距
離δが所定の範囲内に収まるかどうかを判断する。
【0050】そして、前記距離δが所定の範囲内に収ま
る場合、前記エッジ直線は区分線によるものであると判
定し、区分線を検出するとともに、車両と区分線との距
離を算出する。したがって、前記距離δを算出し、該距
離δが所定の範囲内に収まるかどうかを判断するだけで
よいので、区分線を検出するための処理に必要な時間を
短くすることができるだけでなく、高速処理を行うこと
が可能な演算回路を使用する必要がなくなる。この場
合、1本の区分線を2本のエッジ直線によって検出して
いるので、例えば、ガードレール、縁石等が路肩に存在
していても、それらを区分線と誤って検出してしまうこ
とがなくなる。
【0051】また、通行区分逸脱判断プロセッサ14の
通行区分判定手段20の図示されない実線・破線判定手
段は、実線・破線判定処理において、区分線検出手段1
9が継続して区分線を検出しているか、定期的に区分線
を検出しているかを判断し、継続して区分線を検出して
いる場合、該区分線は実線であると判定し、定期的に区
分線を検出している場合、該区分線は破線であると判定
する。
【0052】次に、前記通行区分判定手段20は通行区
分を判定する。すなわち、通行区分判定手段20は、車
両の右側の区分線が実線であり、かつ、左側の区分線が
破線である場合、車両は中央分離帯寄りの通行区分を走
行していると認識し、車両の右側の区分線が破線であ
り、かつ、車両の左側の区分線が実線である場合、車両
は路肩寄りの通行区分を走行していると認識し、また、
車両の左右の区分線が共に破線である場合、車両は三つ
以上の通行区分から成る道路において路肩寄り及び中央
分離帯寄り以外の通行区分を走行していると認識し、さ
らに、車両の左右の区分線が共に実線である場合、車両
は一つの通行区分から成る道路を走行していると認識す
る。
【0053】続いて、前記接近判断手段は、画像におけ
る探索領域24〜27の位置に基づいて、車両と区分線
との間の距離を算出し、算出結果によって車両が路肩又
は中央分離帯に接近しているかどうかを判断する。例え
ば、前記通行区分判定手段20によって、車両が路肩寄
りの通行区分を走行していると認識された場合、接近判
断手段は、探索領域24、25が画像内の中央付近に位
置していると、車両が路肩に接近していると判断し、探
索領域24、25が画像内の左端に位置していると、車
両が路肩から所定距離離れていると判断する。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図7は本発明の第2の実施の形態にお
ける通行区分逸脱警報装置のブロック図、図8は本発明
の第2の実施の形態における通行区分逸脱警報装置の動
作を示すフローチャートである。
【0055】この場合、通行区分逸脱判断手段177
は、時刻更新手段181及び逸脱条件成立判断手段18
0を備え、該逸脱条件成立判断手段180によって、過
去の所定の時間以内において図示されないブレーキペダ
ルが踏み込まれていないかどうか(第8の条件が成立し
ているかどうか)、車速が設定範囲に収まっているかど
うか(第1の条件が成立しているかどうか)、アクセル
開度が設定範囲に収まっているかどうか(第3の条件が
成立しているかどうか)、過去の所定の時間以内におけ
る車両の走行路がほぼ直線路であるか、又は車両の前方
の走行路がほぼ直線路であるかどうか(第7の条件が成
立しているかどうか)、ウインカが点灯させられていな
いかどうか(第5の条件が成立していないかどうか)、
及びハザードランプが点灯させられていないかどうか
(第6の条件が成立していないかどうか)を判断する。
【0056】そして、前記時刻更新手段181は、過去
の所定の時間以内においてブレーキペダルが踏み込まれ
ていない場合、車速が設定範囲に収まっている場合、ア
クセル開度が設定範囲に収まっている場合、過去の所定
の時間以内における車両の走行路がほぼ直線路である
か、又は車両の前方の走行路がほぼ直線路である場合、
ウインカが点灯させられていない場合、及びハザードラ
ンプが点灯させられていない場合は、車両が通行区分を
逸脱する恐れがあるので、更新処理を行う。該更新処理
において、メモリ13(図2)に記録された現在の時刻
は現在時刻検出手段75によって更新され、新たに検出
された現在の時刻がメモリ13に初期値として記録され
る。
【0057】一方、前記時刻更新手段181は、過去の
所定の時間以内においてブレーキペダルが踏み込まれて
いる場合、車速が設定範囲に収まっていない場合、アク
セル開度が設定範囲に収まっていない場合、過去の所定
の時間以内における車両の走行路がほぼ直線路でない
か、又は車両の前方の走行路がほぼ直線路でない場合、
ウインカが点灯させられている場合、及びハザードラン
プが点灯させられている場合は、車両が通行区分を逸脱
する恐れがないので、メモリ13に記録された現在の時
刻は、更新されず、そのまま保持される。
【0058】このように、運転者によって何らかの運転
操作が行われるか、過去にコーナを走行してきたか、車
両の前方の走行路にコーナが有る場合、現在の時刻が初
期値として更新されるので、現在時刻検出手段75によ
って検出された現在の時刻と、メモリ13に記録された
現在の時刻との差を監視するだけで、すなわち、現在の
時刻が更新されてから設定時間が経過したかどうかを判
断するだけで、車両が通行区分を逸脱する恐れがあるか
どうかを判断することができる。
【0059】したがって、通行区分逸脱判断手段177
による通行区分逸脱判断処理を簡素化することができ
る。次に、フローチャートについて説明する。 ステップS21 現在の時刻を初期値としてメモリ13
に記録する。 ステップS22 更新処理を行う。 ステップS23 現在の時刻が更新されてから設定時間
が経過したかどうかを判断する。現在の時刻が更新され
てから設定時間が経過した場合はステップS24に進
み、経過していない場合は待機する。 ステップS24 車両が実線の区分線に接近しているか
どうかを判断する。車両が実線の区分線に接近している
場合はステップS25に進み、接近していない場合はス
テップS23に戻る。 ステップS25 警報を出す。
【0060】ところで、最近の車両においては、オート
クルーズが設定されると車速を一定の値に維持すること
ができるだけでなく、図示されないレーザセンサ等によ
って先行する車両との間の車間距離を自動的に調節する
ことができるようにしたものが提供されている。したが
って、先行する車両の車速に対応させて車間距離が一定
に保たれるように車速が自動的に調整されるので、運転
者はアクセルペダルを操作をする必要がないだけでな
く、先行する車両の存在を常時気にする必要もなくなる
ので、極めて快適に運転することができるが、運転者は
その分気を緩めがちになる。その結果、運転者は、ナビ
ゲーション装置を操作したり、携帯電話を使用したり、
脇見、居眠り等を起こしたりする可能性が高くなる。
【0061】そこで、オートクルーズが設定されている
ときに、運転者が脇見、居眠り等を起こすことがないよ
うにした、本発明の第3の実施の形態について説明す
る。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものに
ついては、同じ符号を付与することによってその説明を
省略する。図9は本発明の第3の実施の形態における通
行区分逸脱警報装置のブロック図、図10は本発明の第
3の実施の形態における通行区分逸脱警報装置の動作を
示すフローチャートである。
【0062】この場合、通行区分逸脱判断手段277
は、逸脱条件成立判断手段280を備え、運転が開始さ
れると、前記逸脱条件成立判断手段280によって、オ
ートクルーズが設定されているかどうか(第4の条件が
成立しているかどうか)、現在、車両がコーナを走行し
ていないか、又は車両の前方にコーナが無いかどうか
(第9の条件が成立しているかどうか)、ウインカが点
灯させられていないかどうか(第5の条件が成立してい
ないかどうか)、及びハザードランプが点灯させられて
いないかどうか(第6の条件が成立していないかどう
か)を判断する。
【0063】そして、オートクルーズが設定されてい
て、現在、車両がコーナを走行していないか、又は車両
の前方にコーナが無く、ウインカ及びハザードランプが
点灯させられていない場合、前記通行区分逸脱判断手段
277は、車両が実線の区分線に接近しているかどうか
を判断し、車両が実線の区分線に接近していると、車両
が通行区分を逸脱する恐れがあると判断し、警報手段と
しての警報ランプ78に信号を送り、警報ランプ78を
点灯させることによって、車両が通行区分を逸脱する恐
れがある旨の警報を出す。
【0064】したがって、オートクルーズが設定されて
いるときに、運転者が脇見、居眠り等を起こすことがな
くなる。次に、フローチャートについて説明する。 ステップS31 オートクルーズが設定されているかど
うかを判断する。オートクルーズが設定されている場合
はステップS32に進み、設定されていない場合は待機
する。 ステップS32 車両がコーナを走行していないか、又
は車両の前方にコーナが無いかどうかを判断する。車両
がコーナを走行していないか、又は車両の前方にコーナ
が無い場合はステップS33に進み、車両がコーナを走
行しているか、又は車両の前方にコーナが有る場合はス
テップS31に戻る。 ステップS33 ウインカ及びハザードランプが点灯さ
せられていないかどうかを判断する。ウインカ及びハザ
ードランプが点灯させられていない場合はステップS3
4に進み、点灯させられている場合はステップS31に
戻る。 ステップS34 車両が実線の区分線に接近しているか
どうかを判断する。車両が実線の区分線に接近している
場合はステップS35に進み、接近していない場合はス
テップS31に戻る。 ステップS35 警報を出す。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、通行区分逸脱警報装置においては、車両の前方を
撮像する撮像手段と、該撮像手段によって得られた画像
に基づいて車両の位置を認識する自車位置認識手段と、
車両が通行区分を逸脱する恐れがあるかどうかを判断す
る通行区分逸脱判断手段と、車両が通行区分を逸脱する
恐れがある場合に警報を出す警報手段とを有する。
【0066】そして、前記通行区分逸脱判断手段は、単
調な走行状態が続くことを表す条件が成立し、運転者が
意図的に通行区分を変更しようとすることを表す条件が
成立せず、かつ、車両が実線の区分線に接近していると
判断されたときに、通行区分を逸脱する恐れがあると判
断する。この場合、単調な走行状態が続くことを表す条
件が成立し、運転者が意図的に通行区分を変更しようと
することを表す条件が成立せず、かつ、車両が実線の区
分線に接近していると判断されると、通行区分逸脱判断
手段は車両が通行区分を逸脱する恐れがあると判断す
る。そして、警報手段によって警報が出される。
【0067】したがって、単調な走行状態が続き、運転
者が脇見、居眠り等を起こしやすい状態において、運転
者が意図的に通行区分を変更しようとしていないにもか
かわらず車両が実線の区分線に接近すると警報が出され
るので、車両が通行区分を逸脱する恐れがある場合にだ
け警報を出すことができる。本発明の他の通行区分逸脱
警報装置においては、さらに、前記警報手段はハザード
ランプを点灯させる。
【0068】この場合、ハザードランプを点灯させるこ
とによって運転者にハザードランプを消灯させる動作を
促すことができるので、眠気を解消させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における通行区分逸
脱警報装置のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における通行区分逸
脱警報装置の制御回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における通行区分逸
脱警報装置の動作を示す第1のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態における通行区分逸
脱警報装置の動作を示す第2のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態における自車位置認
識手段のブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における車両の前方
を撮像することによって得られた画像の例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態における通行区分逸
脱警報装置のブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における通行区分逸
脱警報装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態における通行区分逸
脱警報装置のブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における通行区分
逸脱警報装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 カメラ 13 メモリ 15 プログラム用メモリ 22、23 区分線 66 自車位置認識手段 77、177、277 通行区分逸脱判断手段 78 警報ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 正夫 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3D041 AA41 AA80 AC15 AD00 AD10 AD41 AD47 AD50 AD51 AF01 3D044 AA35 AB01 AC00 AC16 AC24 AC26 AC39 AC51 AC56 AD01 AD16 AE01 AE07 AE15 AE21 5B057 AA16 CE03 DA07 DA15 DC16 5H180 AA01 BB12 BB13 BB15 CC04 CC24 FF03 FF21 LL02 LL04 LL07 LL08 LL15 LL20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前方を撮像する撮像手段と、該撮
    像手段によって得られた画像に基づいて車両の位置を認
    識する自車位置認識手段と、車両が通行区分を逸脱する
    恐れがあるかどうかを判断する通行区分逸脱判断手段
    と、車両が通行区分を逸脱する恐れがある場合に警報を
    出す警報手段とを有するとともに、前記通行区分逸脱判
    断手段は、単調な走行状態が続くことを表す条件が成立
    し、運転者が意図的に通行区分を変更しようとすること
    を表す条件が成立せず、かつ、車両が実線の区分線に接
    近していると判断されたときに、通行区分を逸脱する恐
    れがあると判断することを特徴とする通行区分逸脱警報
    装置。
  2. 【請求項2】 前記単調な走行状態が続くことを表す条
    件が成立するかどうかは、運転者による所定の運転操作
    が行われたかどうかに基づいて判断される請求項1に記
    載の通行区分逸脱警報装置。
  3. 【請求項3】 前記単調な走行状態が続くことを表す条
    件が成立するかどうかは、ナビゲーション装置からの情
    報に基づいて判断される請求項1に記載の通行区分逸脱
    警報装置。
  4. 【請求項4】 前記単調な走行状態が続くことを表す条
    件が成立するかどうかは、オートクルーズが設定されて
    いるかどうかに基づいて判断される請求項1に記載の通
    行区分逸脱警報装置。
  5. 【請求項5】 前記運転者が意図的に通行区分を変更し
    ようとすることを表す条件が成立するかどうかは、ウイ
    ンカ及びハザードランプが点灯しているかどうかに基づ
    いて判断される請求項1に記載の通行区分逸脱警報装
    置。
  6. 【請求項6】 前記警報手段はハザードランプを点灯さ
    せる請求項1に記載の通行区分逸脱警報装置。
  7. 【請求項7】 車両の前方を撮像し、得られた画像に基
    づいて車両の位置を認識し、車両が通行区分を逸脱する
    恐れがあるかどうかを判断し、車両が通行区分を逸脱す
    る恐れがある場合に警報を出すとともに、単調な走行状
    態が続くことを表す条件が成立し、運転者が意図的に通
    行区分を変更しようとすることを表す条件が成立せず、
    かつ、車両が実線の区分線に接近していると判断された
    ときに、通行区分を逸脱する恐れがあると判断すること
    を特徴とする通行区分逸脱警報方法。
  8. 【請求項8】 車両の前方を撮像し、得られた画像に基
    づいて車両の位置を認識し、車両が通行区分を逸脱する
    恐れがあるかどうかを判断し、車両が通行区分を逸脱す
    る恐れがある場合に警報を出すとともに、単調な走行状
    態が続くことを表す条件が成立し、運転者が意図的に通
    行区分を変更しようとすることを表す条件が成立せず、
    かつ、車両が実線の区分線に接近していると判断された
    ときに、通行区分を逸脱する恐れがあると判断すること
    を特徴とする通行区分逸脱警報方法のプログラムを記録
    した記録媒体。
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