JP4586443B2 - 情報提供装置 - Google Patents

情報提供装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4586443B2
JP4586443B2 JP2004210657A JP2004210657A JP4586443B2 JP 4586443 B2 JP4586443 B2 JP 4586443B2 JP 2004210657 A JP2004210657 A JP 2004210657A JP 2004210657 A JP2004210657 A JP 2004210657A JP 4586443 B2 JP4586443 B2 JP 4586443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
driver
state
person
presented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004210657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006031475A (ja
Inventor
竜士 船山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004210657A priority Critical patent/JP4586443B2/ja
Publication of JP2006031475A publication Critical patent/JP2006031475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4586443B2 publication Critical patent/JP4586443B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、情報提供装置に関する。
状況に応じてユーザの好みに合致する音楽の曲を自動的に選択して再生する音声再生装置が特許文献1に記載されている。
特許文献1記載の音声再生装置によれば、複数の曲に対して、曲が再生される時の周囲の環境、ユーザの状況、日時などに応じて、検索情報が自動的に付加される。そのため、付加された検索情報を使用して、周囲の環境、ユーザの状況、日時などに適した曲を再生することができる。また、例えば、深夜の高速道路での運転時に、運転者に眠気を誘うような、再生することが不適切な曲の再生を行わないようにすることができる。
特開2003−140664号公報
上記音声再生装置によれば、周囲環境やユーザの状況等に適した曲を再生すること、又は適さない曲の再生を行わないようにすることができる。しかしながら、ユーザの状態をより望ましい状態に誘導すること、例えば、運転者の状態を運転により適した状態に誘導することは考慮されていない。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、ユーザの状態がより望ましい状態になるように、ユーザの行動を誘導することができる情報提供装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報提供装置は、人の状態を推定する状態推定手段と、人に呈示するための複数の情報と、どのような情報をどのような順序で提示するかを記述しており人の状態に関連付けられた複数の誘導方向と、を記憶する記憶手段と、状態推定手段により推定された人の状態に基づいて、記憶手段に記憶されている複数の誘導方向から人の行動を誘導する一の誘導方向をランダムに選択し、選択された一の誘導方向に応じて、記憶手段に記憶されている複数の情報を用いて前記人に呈示する情報列を構成する情報構成手段と、情報構成手段により構成された情報列を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る情報提供装置によれば、推定された人の状態に基づいて、その人の状態をより望ましい状態にするための誘導方向が設定される。そして、設定された誘導方向に応じて、記憶手段に記憶されている複数の情報を用いて呈示情報が構成される。その結果、誘導方向に応じた意図を有する情報列を人に呈示することが可能となる。
本発明に係る情報提供装置では、人の生体情報や動作状態に関する人体情報を検出する人体情報検出センサを備え、状態推定手段が、人体情報検出センサにより検出された人体情報に基づいて人の生理状態又は心理状態のうち少なくとも1つの状態を推定することが好ましい。
このようにすれば、心拍数、脈拍数等の生体情報や顔の向き、瞳孔径等の動作状態に関する人体情報を検出することにより、人の生理状態や心理状態を推定することができる。
上記情報は、音声情報又は音声情報と画像情報との組み合わせにより構成されていることが好ましい。この場合、例えばニュース、音楽、対談、クイズ等の音声情報を組み合わせて構成することにより、誘導方向に応じた仮想的なラジオ番組を構成することができる。また、音声情報と画像情報とを組み合わせて構成することにより、誘導方向に応じた仮想的なテレビ番組を構成することができる。
また、上記情報は、商品情報又はサービス情報のうち少なくとも一方を含むことが好適である。このようにすれば、人の状態をより望ましい状態にする商品やサービスの情報を呈示することが可能となる。
本発明に係る情報提供装置は、情報構成手段により構成された情報中に商品情報又はサービス情報が含まれる場合に、商品情報又はサービス情報の提供者に対価を課金する課金手段を備えることが好ましい。
このようによれば、人の状態をより望ましい状態にする商品やサービスの情報を呈示した場合に、情報を提供する者に対して宣伝広告に対する対価を課金することが可能となる。
本発明に係る情報提供装置は、人の視線を検出する視線検出手段を備え、情報構成手段が、視線検出手段により検出された視線をさらに考慮して、人に呈示する情報を構成することが好ましい。
このようにすれば、検出された視線に基づいて、情報内容に対する興味の有無を判断することができるので、情報を呈示される人の興味に合わせて情報内容を構成することが可能となる。その結果、提供される情報の影響力を向上させることが可能となる。
本発明によれば、情報の提供を受ける人、すなわちユーザの状態に基づいて設定された誘導方向に応じて呈示情報を構成する構成としたので、ユーザの状態がより望ましい状態になるように、ユーザの行動を誘導することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図中、同一又は相当部分には同一符号を用いることとする。
まず、図1を用いて、本実施形態に係る情報提供装置1の全体構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る情報提供装置1の全体構成を示すブロック図である。以下、情報の提供を受ける人が、車両の運転者である場合を例にして説明する。
(第1実施形態)
情報提供装置1では、ディスプレイでの表示出力やスピーカからの音声出力等によって、車両の運転者に対して各種情報を提供する。情報提供装置1では、運転者から得られる各種人体情報に基づいて運転者の状態を推定する。そして、情報提供装置1では、推定された運転者の状態から運転者の行動を誘導する方向を設定すると共に、設定された誘導方向に応じて運転者に呈示する情報を構成して出力する。そのために、情報提供装置1は、心拍センサ10、画像センサ11、電子制御装置(以下「ECU」という)12を備えており、ECU12に状態推定部13、情報記憶部14、情報構成部15が構成されている。また、情報提供装置1は、情報の呈示手段としてナビゲーション等の様々な機能を有する情報出力装置16を備えている。
心拍センサ10は、生体情報である運転者の心拍数を検出するセンサである。心拍センサ10では、その検出した心拍数を心拍信号としてECU12に出力する。ちなみに、人は覚醒度が低下すると心拍数が低下する。なお、運転者の生体情報を検出するセンサとしては、運転者の心拍数を検出する心拍センサ10の他、運転者の精神電流皮膚抵抗を検出する皮膚抵抗反射センサ(GSR)、運転者の呼吸数を検出するセンサ、運転者の血圧を検出するセンサ等を用いることができる。
画像センサ11は、カメラと画像処理装置からなり、運転者の動作状態を検出するセンサである。例えば、画像センサ11では、カメラで運転者の顔を撮像し、画像処理装置によりその撮像画像から瞳を認識し、瞳孔径を計測する。そして、画像センサ11では、その検出した瞳孔径を画像信号としてECU12に出力する。ちなみに、瞳孔径からまばたきを検出することができる。ちなみに、覚醒度が低下すると、まばたきの回数が増加する。なお、運転者の動作状態を検出するセンサとしては、画像センサ11の他、ハンドルの操舵角を検出するセンサやアクセル踏込み量を検出するセンサ等を用いることができる。心拍センサ10及び画像センサ11は、人体情報検出センサとして機能する。
ECU12は、演算を行うマイクロプロセッサ、マイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラム等を記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM及び12Vバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM等により構成されている。
状態推定部13は、心拍センサ10からの心拍信号及び画像センサ11からの画像信号を一定時間毎に読み込み、心拍信号と画像信号に基づいて運転者の生理状態や心理状態等を推定する。すなわち、状態推定部13は状態推定手段として機能する。状態推定部13において推定された運転者の状態は、情報構成部15に出力される。
情報記憶部14は、運転者に呈示する情報を記憶しておくものである。情報記憶部14に記憶される情報としては、例えば、静止画や動画の画像情報や音声情報等が挙げられる。また、シートを振動させる強さやタイミング等の数値情報、エアコンディショナの風量、風向きや温度等の数値情報などを記憶しておくこともできる。すなわち、情報記憶部14は、記憶手段として機能する。情報記憶部14は、情報構成部15と接続されており、上記各種情報を情報構成部15に出力する。
情報構成部15は、状態推定部13により推定された運転者の状態に基づいて、運転者の状態を誘導する方向を設定する。そして、設定された誘導方向に応じて、情報記憶部14に記憶されている各種情報を組み合わせて構成し、運転者の状態がより望ましい状態となるように運転者の行動を誘導する情報列を生成する。すなわち、情報構成部15は、情報構成手段として機能する。情報構成部15において構成された情報列は、情報出力装置16に出力される。
情報出力装置16は、情報構成部15から入力された情報列を運転者に呈示するものである。情報出力装置16は、映像情報を表示するためのディスプレイ、音声情報を再生するためのスピーカ、ハンドルやシート等に振動を与えるアクチュエータ、車室内の空気環境を調節するエアコンディショナ等を含んで構成される。すなわち、情報出力装置16は、出力手段として機能する。
次に、図1,2を参照して、情報提供装置1の動作及び情報提供方法について説明する。図2は、情報提供装置1による情報呈示処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、状態推定部13において、読み込まれた心拍信号及び画像信号に基づいて運転者の生理状態や心理状態等が推定される。以下、状態推定部13において運転者が眠気を感じていると推定された場合を例にして説明する。
情報記憶部14には、運転者の状態と走行環境毎に誘導方向(シナリオ)及び呈示される情報内容が記憶されている。表1は、情報記憶部14に記憶されている情報の一例を示したものである。
Figure 0004586443
表1では、運転者の状態として、眠気、疲労、空腹の3つの状態が示されている。なお、運転者の状態がこれらに限られないことはいうまでもなく、さらに多くの状態を記憶しておくこともできる。運転者の状態毎に走行環境による分類が行われている。表1では、一般道又は高速道という分類が示されている。一般道又は高速道の判定は、カーナビゲーションに備えられた地図情報と車両の速度情報等から判定することができる。走行環境は、車両が備えるセンサに応じてさらに細かく、例えば一般道を市街地、郊外、山間路等に分類してもよい。また、時刻など別の要素を加えて走行環境をさらに細かく分類してもよい。
また、運転者の状態と走行環境とに応じて、運転者を誘導する方向(シナリオ)が複数記憶されている。このシナリオは、どのような情報をどのような順序で呈示するかを記述した、呈示情報列に対するラベルである。表1の例では、運転者が眠気を感じており、走行環境が一般道である場合に選択することができるシナリオとして、5つのシナリオが記憶されている。なお、同一の状態、同一の走行環境で、選択可能なシナリオが複数記憶されている場合には、ランダムに選択してもよいし、過去の選択履歴を参照して同一のシナリオが連続しないように選択してもよい。また、他の情報、例えばカーナビゲーションシステムで同定された自車両の位置と周囲に存在する施設(ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、公園など)に応じて選択してもよい。さらに、他の方法を採用することもできる。
情報構成部15では、状態推定部13から入力された運転者の状態、すなわち、運転者が眠気を感じている状態に対応して、情報記憶部14に記憶されているシナリオが選択される。そして、選択されたシナリオに応じて、運転者に呈示される情報列が構成され、出力される。ここでは、上記5つのシナリオのうちの一つである、ガソリンスタンドへの誘導が選択された場合について、図2に示されたフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS100では、情報出力装置16を構成するディスプレイに表示されている車両周辺の地図にガソリンスタンドの位置を強調表示する。これにより、運転者がガソリンスタンドの存在に気付き、ガソリンスタンドに立ち寄って車両から降りる可能性を高めることができる。
続くステップS102では、運転者が、ガソリンスタンドで車両を停止し、降車したか否かについての判断が行われる。ここで、運転者が車両を停止し降車した場合には、処理から抜ける。一方、運転者が降車していない場合には、ステップS104に処理が移行する。
ステップS104では、ガソリンスタンド位置の強調表示を開始した後、所定時間(例えば5分間)経過したか否かについての判断が行われる。ここで、所定時間経過していない場合には、ステップS100に処理が移行し、ステップS100〜S104の処理が繰り返し実行される。一方、所定時間経過した場合には、ステップS106に処理が移行する。
ステップS106では、ガソリンの残量が所定値以下であるか否かについての判断が行われる。ここで、ガソリン残量が所定値以下の場合には、ステップS108において、ガソリン残量がディスプレイに表示される。その後、処理がステップS124に移行する。一方、ガソリン残量が所定値よりも多い場合には、ステップS110に処理が移行する。
ガソリンの残量表示は、運転者が眠気を感じていないときにも行われるが、眠気を感じていると推定された場合は、そうでない場合と比較して、残量表示を行うか否かを判断するしきい値(所定値)が高め設定される。すなわち、眠気を感じていると推定された場合には、通常よりガソリン残量が多い状態で残量表示が行われる。これによって、運転者がガソリンスタンドに立ち寄る可能性を高めることができる。なお、このとき表示される情報は、ガソリン残量であってガソリンの給油を促す警告ではない。
ステップS110では、エンジンオイルの汚れ量が所定値以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、エンジンオイルの汚れ量が所定値以上の場合には、ステップS112において、エンジンオイルの汚れ量がディスプレイに表示される。その後、処理がステップS124に移行する。一方、エンジンオイルの汚れ量が所定値よりも小さい場合には、ステップS114に処理が移行する。
眠気を感じていると推定された場合は、そうでない場合と比較して、エンジンオイルの汚れ量表示を行うか否かを判断するしきい値(所定値)が低めに設定される。すなわち、眠気を感じていると推定された場合には、エンジンオイルの汚れが通常より少ない状態で汚れ量の表示が行われる。また、ガソリン残量表示と同様に、このとき表示される情報は、エンジンオイルの汚れ量であってエンジンオイルの交換を促す警告ではない。
ステップS114では、エアフィルタの汚れ量が所定値以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、エアフィルタの汚れ量が所定値以上の場合には、ステップS116において、エアフィルタの汚れ量がディスプレイに表示される。その後、処理がステップS124に移行する。一方、エアフィルタの汚れ量が所定値よりも小さい場合には、ステップS118に処理が移行する。
眠気を感じていると推定された場合は、そうでない場合と比較して、エアフィルタの汚れ量表示を行うか否かを判断するしきい値(所定値)が低めに設定される。すなわち、眠気を感じていると推定された場合には、エアフィルタの汚れが通常より少ない状態で汚れ量の表示が行われる。また、ガソリン残量表示と同様に、このとき表示される情報は、エアフィルタの汚れ量であってエアフィルタの交換を促す警告ではない。
ステップS118では、タイヤの空気圧が所定値以下であるか否かについての判断が行われる。ここで、タイヤ空気圧が所定値以下の場合には、ステップS120において、タイヤ空気圧がディスプレイに表示される。その後、処理がステップS124に移行する。一方、タイヤ空気圧が所定値よりも高い場合には、ステップS122に処理が移行する。
眠気を感じていると推定された場合は、そうでない場合と比較して、タイヤ空気圧の表示を行うか否かを判断するしきい値(所定値)が高めに設定される。すなわち、眠気を感じていると推定された場合には、タイヤ空気圧が通常より高い状態で空気圧の表示が行われる。また、ガソリン残量表示と同様に、このとき呈示される情報は、タイヤの空気圧である。エンジンオイルの汚れ量、エアフィルタの汚れ量、タイヤ空気圧を表示することにより、運転者がガソリンスタンドへ立ち寄ることを促すことが可能となる。
ガソリン残量、エンジンオイル汚れ量、エアフィルタ汚れ量及びタイヤ空気圧がすべて良好な状態にある場合、ステップS122では、車両の運転を開始してからの経過時間、すなわち連続運転時間をディスプレイに表示する。
続くステップS124では、運転者が、ガソリンスタンドで車両を停止し、降車したか否かについての判断が行われる。ここで、運転者が車両を停止し降車した場合には、処理から抜ける。一方、運転者が降車していない場合には、ステップS126に処理が移行する。
ステップS126では、ガソリン残量、エンジンオイル汚れ量、エアフィルタ汚れ量、タイヤ空気圧又は連続運転時間の表示を開始してから所定時間(例えば5分間)経過したか否かについての判断が行われる。ここで、所定時間経過していない場合には、ステップS106に処理が移行し、ステップS106〜S126の処理が繰り返し実行される。一方、所定時間経過した場合には、ステップS128に処理が移行する。
ステップS128では、エアコンディショナの設定温度が一定温度(例えば2度)下げられる。車室内の温度を低下することによって、運転者に尿意を催させ、ディスプレイ装置に強調表示されているガソリンスタンドに立ち寄る可能性を高めることができる。
続くステップS132では、設定温度を低下してから所定時間(例えば5分間)経過したか否かについての判断が行われる。ここで、所定時間経過していない場合には、ステップS130に処理が移行し、ステップS130,S132の処理が繰り返し実行される。一方、所定時間経過した場合には、処理を終了する。
本実施形態によれば、運転者の状態を推定し、運転者の状態に応じたシナリオを実現するための複数の情報を組み合わせて呈示することにより、運転者の状態を運転に望ましい状態に誘導することが可能となる。その結果、運転者はより快適に車両の運転を行うことができる。
従来、運転者が眠気を感じていると判定された場合、例えばスピーカから警告音を出力すること等で眠気を防止していた。しかしながら、このような警告方法では、運転者が自分の非を指摘されていると感じ、警告音を不快に感じて、システムを作動しない状態に切り替えてしまうおそれがあった。また、単調な警告方法では運転者に慣れが生じるので、警告の効果が低下するおそれがあった。
本実施形態によれば、複数の情報を運転者の状態に合わせて構成し呈示することにより、運転者に直接的に警告を発することなく、運転者の状態がより望ましい状態となるように、運転者の行動を間接的に誘導することができる。そのため、運転者はシステムに対して不快感を感じることなく、快適に車両の運転を行うことが可能となる。また、同一状態、同一走行環境で選択可能な複数のシナリオを用意することにより、運転者の慣れを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、図3を用いて、第2実施形態に係る情報提供装置2の全体構成について説明する。図3は、第2実施形態に係る情報提供装置2の全体構成を示すブロック図である。なお、図3において第1実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
本実施形態が第1実施形態と異なるのは、車両に搭載されたECU12に構成されていた情報記憶部14が、車両外部に設置されている基地局(サービスセンタ)20に設けられている点である。それに伴って、ECU12には、ECU12と基地局20との間で情報の交換を行う通信モジュール17が構成されている。一方、基地局20は、運転者に呈示する情報を記憶する情報記憶部23の他、ECU12との間で情報の交換を行う通信モジュール21及び運転者の状態に応じてECU12に送信する情報を選択する情報選択部22を備えている。その他の構成については、第1実施形態と同一又は同様であるので、ここでは説明を省略する。
通信モジュール17は、状態推定部13によって推定された運転者の状態情報等を基地局20に送信すると共に、基地局20から送信された様々な情報を受信して、情報構成部15に出力するものである。通信モジュール21は、ECU12から送信された運転者の状態情報等を受信して情報選択部22に出力すると共に、情報選択部22から出力された様々な情報をECU12に送信するものである。ECU12と基地局20とは、通信モジュール17及び通信モジュール21を介して相互に情報の交換を行うことができるように構成されている。すなわち、通信モジュール17及び通信モジュール21は、通信手段として機能する。
情報選択部22は、通信モジュール21により受信された運転者の状態情報に応じて、情報記憶部23に記憶されている様々な情報から、ECU12に送信する情報を選択して通信モジュール21に出力するものである。
情報記憶部23は、上記情報記憶部14と同様に、運転者に呈示する情報を記憶しておくものである。すなわち、情報記憶部23は、記憶手段として機能する。情報記憶部23に記憶される情報としては、例えば、静止画や動画の画像情報や音声情報等が挙げられる。また、シートを振動させる強さやタイミング等の数値情報、エアコンディショナの風量、風向きや温度等の数値情報などを記憶しておくこともできる。情報記憶部23は、情報選択部22と接続されており、上記各種情報を情報選択部22に出力する。情報記憶部23は、情報内容を更新、追加することが可能な構成とされている。なお、この情報の更新、追加は運転者ではなくサービスの提供者により行われる。
次に、情報提供装置2の動作及び情報提供方法について説明する。ここでは、状態推定部13において運転者が眠気を感じていると推定された場合を例にして説明する。また、運転者に呈示される情報内容が仮想的なラジオ番組を構成することが可能な音声情報である場合を例にして説明する。
状態推定部13において、運転者が眠気を感じていると推定された場合、その旨の情報が通信モジュール17から通信モジュール21へ送信される。通信モジュール21で受信された、運転者が眠気を感じている旨の情報は、情報選択部22に出力される。情報選択部22は、入力された運転者の状態情報、すなわち運転者が眠気を感じているという情報に基づいて、情報記憶部23に記憶されている音声情報を選択する。情報選択部22により選択された情報は、通信モジュール21,通信モジュール17を介して情報構成部15に出力される。
ここで、情報記憶部23には、例えば、表2に示される音声情報(コンテンツ)が記憶されている。
Figure 0004586443
表2に示されるように、音声情報が、ニュース、音楽、情報等の分野ごとにコンテンツ名、内容を表す種類、時間等の情報が付加された状態で記憶されている。なお、表2ではコンテンツ名が、ニュース1や曲1等と表記されているが、ニュースの内容を適切に表すコンテンツ名や曲のタイトルを用いてもよい。また、情報の分野、種類、数はもっと多く用意してもよい。
情報構成部15では、通信モジュール17により受信された音声情報を組み合わせて仮想のラジオ番組が構成される。そして、情報構成部15において構成された仮想のラジオ番組が、情報出力装置16を構成するスピーカから出力される。
ここで、通常時には、各コンテンツの出現順(シナリオ)を予め構成して決めておき、そのシナリオに従って呈示していく。例えば、1時間の間に、ニュース5回、曲2回、情報2回、曲3回、情報2回、曲2回、ニュース5回のようにシナリオを構成することで、仮想のラジオ番組を構成すことができる。コンテンツ分野の出現順序については、番組の形態に応じて複数のパターンを用意しておいてもよいし、出現順序や回数の一部をランダムに変更するようにしてもよい。また、時間帯ごとにパターンを用意しておいてもよいし、運転者の好みを学習して変更するようにしてもよい。
各分野で出現するコンテンツの種類は、予め設定された出現割合に応じてランダムに呈示するようにする。例えば、表2に示されるように、ニュース分野では、交通事故ニュースと交通渋滞ニュースがそれぞれ5%の出現割合、経済ニュース、政治ニュース及び社会ニュースがそれぞれ30%の出現割合となっている。
次に、運転者が眠気を感じている場合について説明する。運転者が眠気を感じていると推定された場合には、運転者の覚醒度を上げる方向に誘導するため、例えば、表3に示されるように、各情報の出現割合が変更される。
Figure 0004586443
表3に示されるように、ニュース分野では、交通事故ニュース及び交通渋滞ニュースの出現割合が上昇され、その他のニュースの出現割合が低下される。
音楽分野では、ポップス及びロックの出現割合が上昇され、その他の音楽の出現割合が低下される。ジャズやクラシックに比べ、相対的に眠気を催し難い音楽種別を優先して呈示することで、運転者の眠気が継続しないようにすることができる。
情報分野では、クルマや安全運転に関する出現割合が上昇され、その他の情報の出現割合が低下される。例えば、安全運転コンテンツでは、一定時間毎にクルマを停止させて軽い運動をするとよい等の情報を呈示するなどして、運転者に休憩をとらせるように誘導することができる。
各コンテンツの出現割合は、状態推定部13によって推定された眠気の度合に応じて変更してもよい。また、シナリオ自体も運転者の状態に応じて変更してもよい。例えば、眠気が検出された場合は、ニュース5回、曲1回、情報5回、曲1回、情報5回、曲1回、ニュース5回のように、曲を少なくし、情報コンテンツを多く呈示するようにしてもよい。音声出力(ボリューム)も眠気が検出された場合、安全運転に関するコンテンツだけ大きな音で再生するようにしてもよい。
なお、情報コンテンツとして、映像情報と音声情報とを組み合わせることにより仮想のテレビ番組を構成することもできる。また、映像情報、音声情報、文字情報、その他のコンピュータ読み取り可能な情報を組み合わせることにより、仮想のWebサイトを構成することもできる。
本実施形態によれば、運転者の状態に応じて、仮想のラジオ番組を構成するコンテンツの出現割合を変更することにより、運転者の状態がより望ましい状態となるように、運転者の行動を誘導することができる。このとき、運転者は仮想のラジオ番組を一般のラジオ番組として認識するため、運転者に不快感を生じさせることなく、快適な運転状態に誘導することが可能となる。
また、本実施形態によれば、情報記憶部23が、車両外部の基地局20に設置されているので、記憶容量に起因する制限、例えばコンテンツの種類や量等の制限が緩和されると共に、コンテンツの更新、追加を随時行うことができる。そのため、運転者に呈示されるコンテンツが多様化されるので、通常のラジオ番組と同様に、運転者がコンテンツに慣れてしまうことを防止することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、図4を用いて、第3実施形態に係る情報提供装置3の全体構成について説明する。図4は、第3実施形態に係る情報提供装置3の全体構成を示すブロック図である。なお、図4において第2実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
本実施形態が第2実施形態と異なるのは、第2実施形態の構成に加え、車両外部にある基地局20に、商品やサービスの購買を促進する情報を記憶する購買促進情報記憶部25と、それを運転者の状態に応じて選択し、一連の情報列に加える購買促進情報選択部24とを備えている点である。ここで、商品又はサービスの購買を促進する情報の例としては、ラジオやテレビの商品情報やサービス情報(コマーシャル)等が挙げられる。その他の構成については、第2実施形態と同一又は同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、情報提供装置3の動作について説明する。状態推定部13において、運転者が眠気を感じていると推定された場合、その旨の情報が通信モジュール17から通信モジュール21へ送信される。通信モジュール21で受信された、運転者が眠気を感じている旨の情報は、情報選択部22及び購買促進情報選択部24それぞれに出力される。情報選択部22は、入力された運転者の状態情報、すなわち運転者が眠気を感じているという情報に基づいて、情報記憶部23に記憶されている情報を選択する。また、購買促進情報選択部24は、運転者が眠気を感じているという情報に基づいて、購買促進情報記憶部25に記憶されている情報を選択する。情報選択部22により選択された情報及び購買促進情報選択部24により選択された情報それぞれは、通信モジュール21,通信モジュール17を介して情報構成部15に出力される。
情報構成部15では、通信モジュール17により受信された情報が組み合わされて、運転者に呈示する情報のシナリオが構成される。シナリオは、例えば、ニュース5回、コマーシャル3回、曲2回、情報2回、コマーシャル3回、曲3回、情報2回、コマーシャル3回、曲2回、コマーシャル3回、ニュース5回というように構成される。
ここで、運転者が平常状態にある場合、呈示されるコマーシャルは、通常のラジオ番組と同様に予め決められたものである。一方、運転者の状態が平常状態ではない場合には、状態推定部13により推定された運転者の状態に応じて、呈示されるコマーシャルの内容が変更される。
状態推定部13により運転者が眠気を感じていると推定された場合には、運転者の覚醒度を上げるための一つの方法として、ガムを噛むように誘導することが挙げられる。したがって、この場合、運転者に呈示されるコマーシャルの内容が、ガムの商品コマーシャルに変更される。この場合、ガムは、運転者の状態をより望ましい状態に誘導するために適切な商品である。ここで、覚醒度を向上させることができるガムの商品コマーシャルを運転者に呈示すれば、運転者がガムを購入するという行動を起す可能性が高まり、運転者の状態をより運転に適した状態に誘導することができる。
このとき、ガムを購入可能な販売店を、ディスプレイに表示された地図上に強調表示するなどしてもよい。また、ガムだけでなく、覚醒度を向上させるコーヒ等の他の商品やマッサージ等のサービスを同様に呈示してもよい。
本実施形態によれば、運転者の状態をより望ましい状態に誘導する商品情報やサービス情報を呈示することにより、運転者が眠気を覚醒させるための行動を起すように誘導することができるので、快適な運転を運転者に提供することが可能となる。なお、運転者の興味が高いコンテンツの直後にコマーシャルを挿入してもよい。この場合には、より効果的に運転者を誘導することができる。
また、呈示されるコマーシャルは、運転者の状態に応じて適切に選択されるので、普通にコマーシャルを呈示する場合よりも宣伝効果を向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、図5を用いて、第4実施形態に係る情報提供装置4の全体構成について説明する。図5は、第4実施形態に係る情報提供装置4の全体構成を示すブロック図である。なお、図5において第3実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
本実施形態が第3実施形態と異なるのは、第3実施形態の構成に加え、購買促進情報選択部24に接続された選択情報記憶部26及び選択情報記憶部26に接続された対価課金部27を備えている点である。その他の構成については、第3実施形態と同一又は同様であるので、ここでは説明を省略する。
選択情報記憶部26は、購買促進情報選択部24により選択されたコマーシャルの回数や時間帯、そのときの運転者の状態等を記憶する。また、対価課金部27は、選択情報記憶部26に記憶されている情報に基づいて、商品やサービスの提供者に対してコマーシャル呈示の対価を課金する。
本実施形態によれば、運転者の状態をより望ましい状態に誘導する商品やサービスの情報を呈示した場合に、商品又はサービスを提供する者から、商品やサービスの宣伝広告に対する対価を徴収することが可能になる。
(第5実施形態)
次に、図6を用いて、第5実施形態に係る情報提供装置5の全体構成について説明する。図6は、第5実施形態に係る情報提供装置5の全体構成を示すブロック図である。なお、図6において第1実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
本実施形態が第1実施形態と異なるのは、第1実施形態の構成に加え、視線検出部18及び興味分野判定部19を備えている点である。その他の構成については、第1実施形態と同一又は同様であるので、ここでは説明を省略する。
視線検出部18は、画像センサ11により撮像された運転者の顔の画像から、パターン認識やステレオ立体視の理論に基づく処理を行うことにより、運転者の視線方向及び視線の動き等を検出する。すなわち、視線検出部18は視線検出手段として機能する。検出された運転者の視線方向等の情報は、興味分野判定部19に出力される。
興味分野判定部19は、視線検出部18から入力された運転者の視線方向等の情報に基づいて、運転者が呈示中のコンテンツに興味を持っているか否かを判定する。判定結果は情報構成部15に出力される。
興味分野判定部19では、運転者の視線がコンテンツを呈示しているディスプレイ付近に所定時間以上停留している場合に、運転者が呈示中のコンテンツに対して興味を持っていると判断される。これは、カクテルパーティ効果として知られている人間の心理特性を利用したものである。カクテルパーティ効果とは、普通は雑音に埋もれて聞こえないような会話であっても、自分に関係することや興味のあることになると、途端に耳に入る、という人間の心理的な特性である。そのとき、音の方向に頭部や視線が向けられるということは経験的にも明らかである。
より具体的には、運転者がディスプレイを注視しているか否かは次のように判定される。まず、運転者から見たディスプレイを図7に実線で示されるように設定する。図7は、斜め横方向から見た矩形のディスプレイを示している。このディスプレイを示す矩形枠を、運転者の視線角度で所定の角度分、例えば1度分拡張した矩形枠(図7に点線で示される矩形枠)を、運転者がディスプレイを注視している範囲として設定する。
運転者がディスプレイを注視しているとみなされる範囲内に、運転者の視線が所定時間以上、例えば1秒以上停留している場合、運転者がディスプレイを注視していると判定する。この1秒という時間は例示であり、実験的に最適な時間を求めてもよい。また、同一コンテンツの呈示中に複数回の注視が観測された場合には、各注視時間の累計を、そのコンテンツ呈示における累積注視時間として記憶しておき、累積注視時間が所定時間以上である場合に、運転者がディスプレイを注視していると判定してもよい。
情報構成部15では、興味分野判定部19から入力された判定結果に基づいて、コンテンツの出現割合が修正される。運転者があるコンテンツに興味を示していると判断された場合、そのコンテンツの出現割合が増大される。ここで、コンテンツの出現割合の修正例を表4に示す。
Figure 0004586443
表4は、クルマに関するコンテンツを呈示しているときの累積注視時間がもっとも長かった場合における出現割合の変化を示している。通常のクルマコンテンツの出現割合は10%であるが、修正後の出現割合は20%に上昇している。それに対して、累積注視時間のもっとも短かった生活コンテンツの出現割合は40%から30%に減少している。なお、出現割合の増減幅は、例えば10%固定とすることができる。また、累積注視時間に応じて調節してもよい。
本実施形態によれば、運転者が興味を示したコンテンツの出現割合を増大することにより、運転者の興味が高いコンテンツを優先して呈示することができるので、運転者に対する情報の影響力を向上することができ、運転者の行動をより効果的に誘導することが可能となる。
また、随時、種類の異なるコンテンツを追加して累積注視時間を計測することにより、運転者の興味分野を網羅的に捉えると共に、興味分野の変化を追跡することができる。そため、娯楽装置としての作用をより強めることも可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、情報提供装置の搭載場所は車両に限られるものではない。また、情報の提供を受ける人は車両の運転者に限られない。
第1実施形態に係る情報提供装置の全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報提供装置による情報呈示処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報提供装置の全体構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る情報提供装置の全体構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係る情報提供装置の全体構成を示すブロック図である。 第5実施形態に係る情報提供装置の全体構成を示すブロック図である。 運転者の視線の移動軌跡の一例を示す図である。
符号の説明
1,2,3,4,5…情報提供装置、10…心拍センサ、11…画像センサ、12…ECU、13…状態推定部、14…情報記憶部、15…情報構成部、16…情報出力装置、17…通信モジュール、18…視線検出部、19…興味分野判定部、20…基地局、21…通信モジュール、22…情報選択部、23…情報記憶部、24…購買促進情報選択部、25…購買促進情報記憶部、26…選択情報記憶部、27…対価課金部。

Claims (7)

  1. 人の状態を推定する状態推定手段と、
    前記人に呈示するための複数の情報と、どのような情報をどのような順序で提示するかを記述しており前記人の状態に関連付けられた複数の誘導方向と、を記憶する記憶手段と、
    前記状態推定手段により推定された前記人の状態に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記複数の誘導方向から前記人の行動を誘導する一の誘導方向をランダムに選択し、選択された前記一の誘導方向に応じて、前記記憶手段に記憶されている前記複数の情報を用いて前記人に呈示する情報列を構成する情報構成手段と、
    前記情報構成手段により構成された情報列を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 人の生体情報や動作状態に関する人体情報を検出する人体情報検出センサを備え、
    前記状態推定手段は、前記人体情報検出センサにより検出された人体情報に基づいて前記人の生理状態又は心理状態のうち少なくとも1つの状態を推定することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記情報は、音声情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 前記情報は、音声情報と画像情報との組み合わせにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  5. 前記情報は、商品情報又はサービス情報のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  6. 前記情報構成手段により構成された前記情報列中に前記商品情報又はサービス情報が含まれる場合に、前記商品情報又はサービス情報の提供者に対価を課金する課金手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 前記人の視線を検出する視線検出手段を備え、
    前記情報構成手段は、前記視線検出手段により検出された前記視線をさらに考慮して、前記人に呈示する前記情報列を構成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報提供装置。
JP2004210657A 2004-07-16 2004-07-16 情報提供装置 Expired - Fee Related JP4586443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004210657A JP4586443B2 (ja) 2004-07-16 2004-07-16 情報提供装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004210657A JP4586443B2 (ja) 2004-07-16 2004-07-16 情報提供装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006031475A JP2006031475A (ja) 2006-02-02
JP4586443B2 true JP4586443B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=35897728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004210657A Expired - Fee Related JP4586443B2 (ja) 2004-07-16 2004-07-16 情報提供装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4586443B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2013359304B2 (en) * 2012-12-11 2018-09-13 Warren Jones Systems and methods for detecting blink inhibition as a marker of engagement and perceived stimulus salience
JP6357884B2 (ja) 2014-06-02 2018-07-18 ヤマハ株式会社 位置特定装置およびオーディオ装置
CN107833176A (zh) * 2017-10-30 2018-03-23 上海寒武纪信息科技有限公司 一种信息处理方法及相关产品
US11699522B2 (en) * 2018-04-27 2023-07-11 Tata Consultancy Services Limited Unified platform for domain adaptable human behaviour inference
JP7174435B2 (ja) * 2020-05-15 2022-11-17 株式会社ジャストサービス・ネット 広告配信システム、広告配信方法、及び広告配信プログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07232571A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 居眠り運転防止装置
JPH0883093A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Canon Inc 音声認識装置及び該装置を用いた情報処理装置
JPH08140949A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Pioneer Electron Corp 運転精神状態検出装置
JPH10203197A (ja) * 1997-01-17 1998-08-04 Honda Motor Co Ltd 車両用運転状況監視装置
JPH11342764A (ja) * 1998-06-01 1999-12-14 Toyota Motor Corp 運転状態検出装置
JP2000020897A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Aqueous Reserch:Kk 通行区分逸脱警報装置、通行区分逸脱警報方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2001147123A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Denso Corp 道路情報配信センタ及びナビゲーション装置
JP2003075184A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Denso Corp ナビゲーション装置
JP2004074948A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Yazaki Corp 運行記憶装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07232571A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 居眠り運転防止装置
JPH0883093A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Canon Inc 音声認識装置及び該装置を用いた情報処理装置
JPH08140949A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Pioneer Electron Corp 運転精神状態検出装置
JPH10203197A (ja) * 1997-01-17 1998-08-04 Honda Motor Co Ltd 車両用運転状況監視装置
JPH11342764A (ja) * 1998-06-01 1999-12-14 Toyota Motor Corp 運転状態検出装置
JP2000020897A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Aqueous Reserch:Kk 通行区分逸脱警報装置、通行区分逸脱警報方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2001147123A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Denso Corp 道路情報配信センタ及びナビゲーション装置
JP2003075184A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Denso Corp ナビゲーション装置
JP2004074948A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Yazaki Corp 運行記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006031475A (ja) 2006-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7288911B2 (ja) 情報処理装置、移動装置、および方法、並びにプログラム
US10875536B2 (en) Coordinated vehicle response system and method for driver behavior
US7020544B2 (en) Vehicle information processing device, vehicle, and vehicle information processing method
US7982620B2 (en) System and method for reducing boredom while driving
JP5842857B2 (ja) 覚醒度改善装置
JP4470189B2 (ja) 自動車用音楽再生システム
JP2009134496A (ja) 運転支援装置及び運転支援方法
JP6083441B2 (ja) 車両用乗員感情対応制御装置
JP2018180983A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP6115577B2 (ja) 車両用乗員感情対応制御装置
JP5712712B2 (ja) 車載機能制御装置
JP2009040368A (ja) 自動車用情報提供装置
JP2019131096A (ja) 車両制御支援システムおよび車両制御支援装置
JP6213489B2 (ja) 車両用乗員感情対応制御装置
JP2016137200A (ja) 車両用乗員感情対応制御装置
JP6722347B2 (ja) 行動支援システム、行動支援装置、行動支援方法およびプログラム
JP4586443B2 (ja) 情報提供装置
JP4253918B2 (ja) エージェント装置
JP3907509B2 (ja) 緊急通報装置
JP6776681B2 (ja) ドライバ状態判定装置、及びドライバ状態判定プログラム
JP6213488B2 (ja) 車両用乗員感情対応制御装置
JP6673070B2 (ja) ドライバ状態誘導装置、及びドライバ状態誘導プログラム
CN112035034B (zh) 一种车载机器人交互方法
JP2001304894A (ja) 車両用情報提示装置
US20240115176A1 (en) System and method to detect automotive stress and/or anxiety in vehicle operators and implement remediation measures via the cabin environment

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100526

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100823

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4586443

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees