JP2001133899A - 感光材料搬送装置 - Google Patents

感光材料搬送装置

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JP2001133899A
JP2001133899A JP31323899A JP31323899A JP2001133899A JP 2001133899 A JP2001133899 A JP 2001133899A JP 31323899 A JP31323899 A JP 31323899A JP 31323899 A JP31323899 A JP 31323899A JP 2001133899 A JP2001133899 A JP 2001133899A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペーパーを正しい姿勢で搬送させることがで
きる感光材料搬送装置を提供すること。 【解決手段】 所定サイズのペーパーPを所定の搬送経
路に沿って搬送させるため、搬送経路の搬送幅方向の両
側に設けられた第1挟持機構31及び第2挟持機構32
と、第1挟持機構31を搬送経路に沿って移動させる第
1駆動部21と、第2挟持機構32を搬送経路に沿って
移動させる第2駆動部22と、第1挟持機構31による
ペーパーPの第1移動量と第2挟持機構32によるペー
パーPの第2移動量との差を補正する移動量補正手段2
3aと、第1挟持機構31によるペーパーPの第1移動
速度と第2挟持機構32によるペーパーPの第2移動速
度との差を補正する移動速度補正手段23bとを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定サイズの感光
材料を所定の搬送経路に沿って搬送させるため、前記搬
送経路の搬送幅方向の両側に設けられた第1挟持機構及
び第2挟持機構と、前記第1挟持機構を前記搬送経路に
沿って移動させる第1駆動部と、前記第2挟持機構を前
記搬送経路に沿って移動させる第2駆動部とを備えた感
光材料搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかる感光材料搬送装置が用いられてい
る装置の1例として、デジタル画像を露光する露光エン
ジンを備えた写真処理装置があげられる。この写真処理
装置における動作の概略を説明すると、まず、長尺状の
感光材料が収容された感光材料収容マガジンから感光材
料が引き出されて、所定のプリントサイズにカットされ
た後に、感光材料搬送装置に送り込まれてから露光部に
おいてデジタル画像が露光形成される。画像が露光され
た感光材料は、現像処理部、乾燥処理部等において所定
の写真処理がなされて、装置の外部に写真プリントとし
て排出される。
【0003】ここで、感光材料搬送装置において所定サ
イズの感光材料が搬送される時の状態を図5により示
す。図5において、感光材料Pは、下から上方向に沿っ
た搬送経路に沿って搬送される。搬送経路の搬送幅方向
の両側に第1挟持機構11と第2挟持機構12とが設け
られている。感光材料Pは、その幅方向両側(左右方
向)を第1、第2挟持機構11,12に挟持された状態
で、これら第1、第2挟持機構11,12を上方向に移
動させることで感光材料Pは搬送される。また、第1挟
持機構11を駆動するための第1駆動部と、第2挟持機
構12を駆動するための第2駆動部とは別々に設けられ
ている。つまり、第1挟持機構11と第2挟持機構12
とは独立した動きをさせることができる。
【0004】感光材料Pが搬送される様子が、図5の
(a)〜(d)に示される。ここで、第1挟持機構11
による感光材料Pの第1移動量と、第2挟持機構12に
よる感光材料Pの第2移動量とは同じになるように第1
駆動部と第2駆動部が設定されている(例えば、パルス
モータに供給される駆動パルス数が同じになるように設
定される。)が、実際は各駆動部を構成する部材の製造
誤差等の原因により、感光材料Pの左右の移動量は必ず
しも同じにならない。
【0005】図5は、第1移動量と第2移動量とに差が
生じた場合に感光材料Pが搬送される様子を示すもので
あるが、左右の移動量の差により感光材料Pは、搬送経
路に対して傾斜した状態になる。そうすると、感光材料
Pは傾斜した状態で露光部に送り込まれることになるか
ら、感光材料Pには画像が傾斜した状態で露光されるこ
とになり品質の低下を招く。
【0006】そこで、左右の第1、第2挟持機構11,
12による第1、第2移動量が等しくなるように移動量
を補正している。補正した状態において、感光材料Pが
搬送される状態を図6に示す。この図6(d)に示すよ
うに移動量の補正を行なった結果、感光材料Pは正しい
姿勢で以下の処理工程へ搬送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
も示すように、感光材料Pの送り始め(a)と送り終わ
り(d)においては、感光材料Pは正しい姿勢に保持さ
れているが、移動途中においては、(b)(c)に示す
ように感光材料Pが傾斜した状態で搬送されることがあ
る。このような移動途中における感光材料Pの傾斜によ
り、感光材料Pと第1、第2挟持機構11,12とのこ
すれが発生し、感光材料Pに対してダメージを与えるお
それがあった。本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、感光材料を正しい姿勢で搬送させ
ることができる感光材料搬送装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る感光材料搬送装置は、所定サイズの感光材
料を所定の搬送経路に沿って搬送させるため、前記搬送
経路の搬送幅方向の両側に設けられた第1挟持機構及び
第2挟持機構と、前記第1挟持機構を前記搬送経路に沿
って移動させる第1駆動部と、前記第2挟持機構を前記
搬送経路に沿って移動させる第2駆動部と、前記第1挟
持機構による前記感光材料の第1移動量と前記第2挟持
機構による前記感光材料の第2移動量との差を補正する
移動量補正手段と、前記第1挟持機構による前記感光材
料の第1移動速度と前記第2挟持機構による前記感光材
料の第2移動速度との差を補正する移動速度補正手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0009】この構成による作用・効果は次の通りであ
る。 (1)搬送幅方向の両側に第1、第2挟持機構が設けら
れており、所定サイズの感光材料はこれら一対の第1、
第2挟持機構に挟持された状態で搬送される。 (2)搬送するにあたり、第1挟持機構は第1駆動部に
より移動され、第2挟持機構は第2駆動部により移動さ
せられる。 (3)移動量補正手段が設けられており、第1挟持機構
による第1移動量と、第2挟持機構による第2移動量と
の差を補正するようにしており、感光材料を下手側に正
しい姿勢で送り出すことができる。
【0010】(4)さらに、移動速度補正手段が設けら
れており、第1挟持機構による第1移動速度と、第2挟
持機構による第2移動速度との差を補正することができ
る。これにより、第1、第2挟持機構により感光材料を
搬送する途中においても、感光材料を正しい姿勢に保持
しながら搬送させることができる。
【0011】その結果、感光材料に対してダメージを与
えることがなく、感光材料を正しい姿勢で搬送させるこ
とができる感光材料搬送装置を提供することができた。
【0012】本発明の好適な実施形態として、前記移動
量補正手段による補正は、前記第1移動量と前記第2移
動量の差を求めることにより行われるものがあげられ
る。第1、第2移動量の差を求めることにより、第1挟
持機構に移動速度に第2挟持機構に移動速度をあわせる
ように補正(その逆の補正も可能)することができる。
【0013】本発明の別の好適な実施形態として、前記
移動速度補正手段による補正は、前記移動量補正手段に
より求められた移動量の差に基づいて行なわれるものが
あげられる。
【0014】第1移動量と第2移動量に差があるという
ことは、第1挟持機構と第2挟持機構の移動速度に差が
あるものと考えられる。そこで、移動量の差から両者の
移動速度の補正値を求めて移動速度を補正するようにす
ることで、移動量の補正値を求めるための機構と移動速
度の補正値を求めるための機構とを別々に設ける構成に
比べて、移動速度の補正を行うための機構を簡素化する
ことができる。
【0015】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記第1挟持機構および前記第2挟持機構は、それぞれ
搬送ローラ対により構成されるものがあげられる。この
構成によると、搬送ローラ対により感光材料を挟持した
状態で感光材料を搬送させることができる。感光材料を
搬送するときは搬送ローラ対は回転を停止した状態であ
るが、搬送ローラ対が下手側から感光材料を受け入れる
時と、上手側に感光材料を送り出すときは、搬送ローラ
対を回転駆動すれば良い。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明による感光材料搬送装
置が用いられている写真処理装置の構成を示す模式図で
ある。
【0017】<写真処理装置の構成>図1に示すよう
に、搬送経路に沿って、ペーパーマガジン1、アドバン
スローラ2、カッター3、感光材料搬送装置4、露光エ
ンジン5、ターンローラ6、現像処理部7、乾燥処理部
8とが備えられている。
【0018】ペーパーマガジン1には、長尺状のペーパ
ーP(感光材料に相当する。)がロールRの状態で収容
されており、送り出しローラ9を駆動することで順次搬
送経路に引き出されていく。アドバンスローラ2の下手
側にカッター3が設けられており、長尺状のペーパーP
をプリントサイズにカットする。感光材料搬送装置4に
関してはあとで詳しく説明するが、露光エンジン5に向
けてカットされたペーパーPを送り込む機能を有する。
【0019】露光エンジン5は、搬送経路の直交する方
向にライン状に伸びた画像出力面を備えており、ペーパ
ーPを露光用ローラ5aにより一定速度で搬送させなが
ら、ペーパーPの乳剤面に1ラインごとに画像情報を露
光することで、1コマ分のデジタル画像を露光形成する
ものである。露光エンジン5としては、例えば、CRT
によるもの、PLZTによるもの、DMD(デジタル・
ミラー・デバイス)によるものなど適宜の種類の露光エ
ンジンを採用することができる。
【0020】デジタル画像を露光されたペーパー3は、
引き続いて現像処理部7と乾燥処理部8において所定の
処理がなされた後、写真処理装置の外部に排出され、オ
ーダーごとの仕分けがなされる。
【0021】<感光材料搬送装置の構成>図2は、感光
材料搬送装置4の具体的な構成例の1つを示すものであ
る。この感光材料搬送装置4は、X方向(搬送経路と平
行な方向)とY方向(搬送経路に直交する方向)の双方
に移動可能な第1挟持機構31と、第2挟持機構32と
を備えている。第1挟持機構31は、第1駆動ローラ3
1aと第1圧着ローラ31bとから構成されている。第
1駆動ローラ31aと第1圧着ローラ31bは、回転自
在に第1ローラ支持ブロック28に支持されている。ま
た、第1ローラ支持ブロック28は、第1Xレール34
に沿ってX方向にスライド可能に支持されており、これ
により第1挟持機構31はX方向に移動することができ
る。また、第1Xレール34は、第1Yレール36に沿
ってY方向に移動することができる。第1Yレール36
は、写真処理装置本体のフレーム部材(不図示)に対し
て取りつけられている。
【0022】以上、第1挟持機構31に関して説明して
きたが、第2挟持機構32も第2駆動ローラ32aと第
2圧着ローラ32bとで構成されており、第2挟持機構
32を駆動するための第2ローラ支持ブロック29、第
2Xレール35、第2Yレール37に関しても同様の構
成である。
【0023】第1Xレール34(第1挟持機構31)を
Y方向に沿って駆動するための第1駆動部21が設けら
れており、駆動源としての第1パルスモータと駆動機構
(駆動力伝達機構)と駆動回路等を備えている。また、
第1駆動部21は、第1挟持機構31をX方向に沿って
駆動するための機構と、第1駆動ローラ31aを回転す
るための機構も備えている。第1駆動部21は、制御装
置23により制御される。
【0024】また、第2Xレール35(第2挟持機構3
2)をY方向に沿って駆動するための第2駆動部22が
設けられており、駆動源としての第2パルスモータ、そ
の他の機構に関しては第1駆動部21と同じであり、同
じく制御装置23により制御される。制御装置23に
は、移動量補正手段23aと移動速度補正手段23bと
が設けられており、補正値入力部24から入力される補
正値に基づいて、第1駆動部21と第2駆動部22に対
して移動量や移動速度の補正を行なうように指令を行な
う。
【0025】図4は、所定サイズのペーパーPが搬送さ
れていく様子を簡単に示す図である。まず、第1挟持機
構31と第2挟持機構32とは、搬送経路の一番上手側
において待機しており、ペーパーPが送り込まれてくる
と、各挟持機構31,32を構成するローラを回転させ
てペーパーPを受け入れる。そして、各挟持機構31,
32から、ペーパーPの先端がわずかに突出した状態
で、各ローラの回転を停止させる。この状態で、ペーパ
ーPの先端部の搬送幅方向(左右方向)の両端部が各挟
持機構31,32により挟持される。
【0026】つぎに、各駆動部21,22の第1、第2
パルスモータを駆動させて、ペーパーPの先端部を挟持
した状態のまま、第1、第2挟持機構31,32を搬送
経路に沿ってY方向に移動させる。これにより、ペーパ
ーPもY方向に搬送させられる。図4(c)の位置にペ
ーパーPが搬送されると、第1、第2パルスモータを停
止させて各挟持機構31,32の移動を停止させる。つ
いで、各挟持機構31,32の各ローラを回転駆動する
ことでペーパーPを更に下手側の処理工程に送り出すの
である。
【0027】<移動量と移動速度の補正>図6に示され
ているのは、理想的なペーパーPの搬送状態を示すもの
であり、このような搬送状態が得られるように補正を行
なっている。つまり、第1挟持機構31は、第1駆動部
21により駆動され、第2挟持機構32は、第2駆動部
22により駆動されており、それぞれが別の機構により
駆動されている。第1挟持機構31と第2挟持機構32
とをそれぞれ同じ移動量だけ移動させるためには、基本
的にはそれぞれのパルスモータに対して同じ駆動パルス
数を供給するようにするが、それぞれの駆動部21,2
2を構成する部材の精度(製造誤差)等により、必ずし
も同じにはならない。つまり、第1挟持機構31の第1
移動量と、第2挟持機構32の第2移動量とは、同じに
なるとは限らず、そうすると、従来技術の問題点のとき
に説明した図5に示されるようなペーパーPの傾斜が発
生する。
【0028】そこで、第1挟持機構31の第1移動量と
第2挟持機構32の第2移動量とが同じになるように補
正をしている。補正のやり方の1例は、第1移動量と第
2移動量との差を求めて、これを補正値入力部24から
入力して、移動量補正手段23aにより補正を行なう。
【0029】具体的な数値を上げて説明すると、第1、
第2パルスモータをそれぞれ1000ppsで駆動した
ときに1000パルスで各挟持機構31,32が100
mm搬送されるべきところが、実際には第1挟持機構3
1は100mm搬送されたが、第2挟持機構32が90
mmしか搬送されなかった場合には、第2パルスモータ
供給する駆動パルス数が 1000×100/90パルス となるように補正値を入力すれば良い。補正値は、移動
量の差に相当する10mm分のパルス数となる。制御装
置23は、移動量補正手段23aにより補正された駆動
パルス数に基づいて各挟持機構31,32の駆動制御を
行なう。
【0030】以上のようにして第1、第2移動量とが同
じになるように補正をすることができる。これにより感
光材料搬送装置4による搬送経路の最初と終端ではペー
パーPは正しい姿勢に保持されているが、搬送経路の途
中においては図6に示すようにペーパーPが傾斜してい
る可能性がある。そうすると、ペーパーPに対してダメ
ージを与えてしまいプリント品質を低下させる原因とな
るので、搬送経路の途中においてもペーパーPを正しい
姿勢に保持しながら搬送させる必要がある。そのため
に、第1挟持機構31のY方向の第1移動速度と、第2
挟持機構32のY方向の第2移動速度とが等しくなるよ
うに補正する必要がある。この移動速度の補正値は先ほ
どの移動量の差から求めることができる。
【0031】なお、移動量に差が生じているかどうか
は、実際にペーパーPを搬送させて所定の画像パターン
をペーパーPに露光させてみることで確認することがで
きる。つまり、ペーパーPが傾斜しておれば、画像パタ
ーンが傾斜して露光されるので、その傾斜の度合いを測
定することにより、移動量の差を求めることができる。
【0032】すなわち、先ほどの具体例で説明すると、
第1移動量が100mmで第2移動量が90mmである
とすれば、第2挟持機構32の第2移動速度の方が第1
移動速度よりも遅いということがわかる。したがって、
その移動量の差の分だけ移動速度を補正することができ
る。
【0033】ここで各パルスモータに駆動パルスが10
00ppsの割合で供給されるものとすれば、上記の移
動量の差を考慮して、第1挟持機構31を駆動する第1
パルスモータには1000ppsで駆動パルスを供給
し、第2挟持機構32を駆動する第2パルスモータに
は、1000×100/90ppsの割合で駆動パルス
を供給すれば良いことになる。かかる機能は、制御装置
23における移動速度補正手段23bが有している。移
動速度補正手段23bは、補正された移動速度により各
挟持機構31,32を駆動するように各駆動部21,2
2を制御する。このように移動速度を補正することによ
り、図4に示すように、ペーパーPの搬送途中において
も、正しい姿勢でペーパーPを挟持することができるの
である。
【0034】<サービスサイズのペーパーを搬送する場
合>次に、同じ感光材料搬送装置4を用いてサービスサ
イズのような小さなサイズのペーパーPを搬送する場合
の作動を図3により説明する。図2は、サービスサイズ
よりも大きさ所定サイズのペーパーPを搬送する場合の
形態である。
【0035】図3に示すように、第2挟持機構32がペ
ーパー受け取り位置に待機しているときに上手側からペ
ーパーPが送られてくると、第2挟持機構32によりペ
ーパーPを挟持して搬送する。第2挟持機構32は、Y
方向に移動すると共に+X方向にも移動する。第2挟持
機構32が移動すると、今度は第1挟持機構31の方が
ペーパー受け取り位置に移動してきて次のペーパーPを
受け取る。第1挟持機構31も、Y方向に移動すると共
に−X方向にも移動する。
【0036】このようにして、1列で搬送されてくるペ
ーパーPを2列に振り分けることができる。振り分けを
行なう理由は、露光エンジン5の画像出力面が搬送幅方
向に十分な長さを有しており、これを有効に活用するた
めに、サイズの小さなペーパーPは振り分けを行なうこ
とで写真処理の効率を高めようとするものである。
【0037】以上説明してきた移動量や移動速度の補正
は、写真処理装置を出荷する時点において行なわれる
が、経年変化によっても各挟持機構31,32の移動量
が変化するので、プリント品質の低下が確認された時点
や定期的にチェックを行なうようにして補正を行なうの
が好ましい。
【0038】<別実施形態> (1)移動量の差の求め方としては、センサーを設けて
各挟持機構31,32の実際の移動量を求めるようにし
ても良い。 (2)移動量の補正のやり方としては、あらかじめ基準
移動量を決めておき(記憶させておく)、この基準移動
量になるように、第1移動量と第2移動量のそれぞれを
補正するようにしても良い。
【0039】(3)移動速度の補正のやり方としては、
例えば、各挟持機構31,32にエンコーダ等の速度検
出機構を設けることで、それぞれの移動速度を測定し、
それらが基準移動速度になるように補正をしても良い。
【0040】(4)本実施形態による写真処理装置は、
デジタル画像を露光するための装置であるが、これに限
定されるものではなく、ネガフィルムの画像を投影露光
するタイプの写真処理装置であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる写真処理装置の構成を示す
模式図
【図2】感光材料搬送装置の構成を示す斜視図(1)
【図3】感光材料搬送装置の構成を示す斜視図(2)
【図4】ペーパーが搬送される様子を簡単に示す図(移
動量と移動速度の補正あり)
【図5】感光材料搬送装置において感光材料が搬送され
る時の状態を示す図(移動量と移動速度の補正なし)
【図6】感光材料搬送装置において感光材料が搬送され
る時の状態を示す図(移動量の補正あり、移動速度の補
正なし)
【符号の説明】
4 感光材料搬送装置 21 第1駆動部 22 第2駆動部 23 制御装置 23a 移動量補正手段 23b 移動速度補正手段 24 補正値入力部 31 第1挟持機構 32 第2挟持機構 P ペーパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズの感光材料を所定の搬送経路
    に沿って搬送させるため、前記搬送経路の搬送幅方向の
    両側に設けられた第1挟持機構及び第2挟持機構と、 前記第1挟持機構を前記搬送経路に沿って移動させる第
    1駆動部と、 前記第2挟持機構を前記搬送経路に沿って移動させる第
    2駆動部と、 前記第1挟持機構による前記感光材料の第1移動量と前
    記第2挟持機構による前記感光材料の第2移動量との差
    を補正する移動量補正手段と、 前記第1挟持機構による前記感光材料の第1移動速度と
    前記第2挟持機構による前記感光材料の第2移動速度と
    の差を補正する移動速度補正手段とを備えたことを特徴
    とする感光材料搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記移動量補正手段による補正は、前記
    第1移動量と前記第2移動量の差を求めることにより行
    われることを特徴とする請求項1に記載の感光材料搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記移動速度補正手段による補正は、前
    記移動量補正手段により求められた移動量の差に基づい
    て行なわれることを特徴とする請求項2に記載の感光材
    料搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1挟持機構および前記第2挟持機
    構は、それぞれ搬送ローラ対により構成されることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の感光材料
    搬送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002090904A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Noritsu Koki Co Ltd 画像露光装置
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